JP2009082198A - フライヤー - Google Patents

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Tsuneyasu Hayakawa
恒靖 早川
Hideki Kijimoto
秀樹 雉本
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武司 横山
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Abstract

【課題】コストアップの少ない簡単な構成で、調理中にのみ油煙中の油分を除去でき、省エネルギーにも繋がるフライヤーを提供する。
【解決手段】ハウジング2の上方に、排気管9を内部に収容し、排気管9の先端に当たる部位に絞り25を設けた外管21と、絞り25よりも下方位置で外管21と連通して設けられ、油槽3側に向けたグリスフィルタ24付の吸込口23を有する油煙吸込部22とからなる排気装置20を設けて、排気管9からの燃焼排気の排出に伴い、油槽3から発生する油煙を吸込口23から吸い込んで燃焼排気と共に外管21から排出可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、油槽に収容した油をパルス燃焼器等の燃焼加熱手段で加熱し、当該油槽に食材を投入して加熱調理するフライヤーに関する。
フライヤーは、ハウジング内の上方に、調理用の油が収容される油槽と、この油槽内の油を加熱するパルス燃焼器等の燃焼加熱手段とを備え、油槽内の油を燃焼加熱手段で所定温度に加熱して食材を投入することで、食材の加熱調理が可能となっている。この場合、フライヤーから発生する油煙を厨房内等に充満させないように、フライヤーの上方に排気装置が設置されることが多い。この排気装置は、特許文献1に示すように、ケーシングにおける油槽に最も近い最下位置に、油煙からの油分を除去するためのグリスフィルタを傾斜姿勢で設け、ケーシング内の上方にファンを、前方に排気口を設けた構成となっている。
よって、ファンの運転により、調理中に生じた油煙は、グリスフィルタを介してケーシング内に吸い込まれ、排気口から排出され、油煙中の油分は、グリスフィルタを通過する際にグリスフィルタに付着して除去されることになる。
特開2005−257123号公報
このようなフライヤーにおいては、燃焼加熱手段が動作しない非調理時には燃焼排気や油煙が発生しないため、ファンの運転は不要であるが、調理時と非調理時とにいちいちファンのON/OFFを切替操作するのは面倒で、常に運転中とする場合が多い。このため、電力の無駄になる上、非調理時に油からの放熱量が多くなることで、保温や調理再開に要する加熱量が多くなってガスの消費量も増えることになる。ファンモータをコントローラに接続してファンの運転を燃焼加熱手段の動作に連動させることも考えられるが、余計な回路構成が必要となり、コストアップに繋がる。
そこで、本発明は、コストアップの少ない簡単な構成で、調理中にのみ油煙中の油分を除去でき、省エネルギーにも繋がるフライヤーを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングの上方に、排気管を内部に収容し、排気管の先端に当たる部位に絞りを設けた外管と、絞りよりも下方位置で外管と連通して設けられ、油槽側に向けたフィルタ付の吸込口を有する油煙吸込部とからなる排気装置を設けて、排気管からの燃焼排気の排出に伴い、油槽から発生する油煙を吸込口から吸い込んで燃焼排気と共に外管から排出可能としたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、油煙の吸込を効果的に行うために、油煙吸込部を、油槽の上方側へ突出状態で設けたことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、排気管からの燃焼排気の排出を利用して油煙を吸い込むようにしているので、ファンを設けなくても加熱調理の際にのみ油煙中の油分を除去できる。よって、構成が簡単となってコストアップが少なくて済む。また、非調理時での油の放熱が抑えられるため、保温や調理再開に要する加熱量が少なくなって省エネルギーにも繋がる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、突出状態の油煙吸込部により、油煙の吸込を効果的に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、フライヤーの一例を示す説明図で、左が正面、右が側面を夫々示す。フライヤー1は、ハウジング2内に、油が満たされる油槽3と、この油槽3内の油を加熱する燃焼加熱手段としてのパルス燃焼器4と、油を濾過するオイルクリーナ5とを夫々備えている。パルス燃焼器4は、油槽3内に設けられてパルス燃焼が行われる燃焼室6と、その燃焼室6からの燃焼排気が通過するテールパイプ7と、テールパイプ7の下流側に接続されて油槽3の両サイドに設けられるデカプラ8,8と、両デカプラ8,8の下流側に接続され、ハウジング2の後方に立設された壁状の立ち上げ部2aの中央に設置される排気管9とからなる燃焼排気系を有している。10は排気管9の途中に設けられたマフラーである。
11は、各油槽3の正面側外部に設けられたエアチャンバで、燃焼室6と連通する図示しない混合室を内設し、ハウジング2の底面に設けられたファン12からマフラー13及び給気管14を介して燃焼用空気が供給可能となっている。また、エアチャンバ11内の混合室に接続されたガス導管15には、パルス燃焼器4への燃料ガスの供給路を開閉制御する2つの電磁弁と、ガス圧を調整するガスガバナとを備えた点滅器16が設けられている。
また、ハウジング2の正面側下部には、バーナコントローラ17が設けられている。このバーナコントローラ17には、点滅器16の電磁弁と油槽3内に設けた図示しない温度センサとが接続されており、バーナコントローラ17は、温度センサからの温度検出信号に基づいて、油槽3内の油温を調理温度(例えば180℃〜182℃)に維持するように、点滅器16の電磁弁を開閉させて燃焼室6内での混合気の燃焼を断続的に行うON/OFF制御を実行可能となっている。18は、ハウジング2の正面側上部に設けられて操作ボタンや表示部等を備え、調理モードや保温モード、調理温度等を設定してバーナコントローラ17に入力指示するためのフライコントローラである。
そして、ハウジング2の立ち上げ部2aでは、排気管9が貫通して上方へ突出し、この立ち上げ部2aの上部に、排気装置20が設けられている。この排気装置20は、排気管9を同軸で内部に収容する外管21と、油槽3の上方で前方へ行くに従って高くなる傾斜状の吸込口23を有して外管21に連通し、吸込口23にグリスフィルタ24を備えた油煙吸込部22とからなり、外管21の上端が図示しない排気ダクトに接続されている。
また、外管21内の排気管9は、油煙吸込部22よりも上端が高くなるように上方へ突設されて、外管21における排気管9の上端に当たる部位には、全周に亘って形成されたくびれによって開口面積が狭くなる絞り25が設けられている。
以上の如く構成されたフライヤー1においては、油槽3に油を満たし、フライコントローラ18で所定の調理モードの調理指示を行うと、バーナコントローラ17は、燃焼室6内で混合気を燃焼させてパルス燃焼器4を動作させ、油を調理温度まで加熱して、パルス燃焼器4のON/OFF制御で調理温度を維持する。よって、食材をバスケットを介して油槽3内に投入すると、食材は高温の油によって加熱調理される。
そして、燃焼室6内で生じた燃焼排気は、テールパイプ7からデカプラ8に排出され、実線矢印で示すように排気管9から排気装置20の外管21内に排気され、外管21内を上昇して排気ダクトから外部へ排気されることになるが、この燃焼排気の上昇によるドラフト効果と、絞り25内に生じる負圧とによって、吸込口23から油煙吸込部22内に外気が吸い込まれ、外管21内で燃焼排気と合流して上昇する。よって、油槽3から発生した油煙も、点線矢印で示すように吸込口23から油煙吸込部22内に吸い込まれて外管21から燃焼排気と共に排出されるが、グリスフィルタ24を通過する際に油煙中の油分がグリスフィルタ24に付着して除去される。なお、加熱調理が終了したり中断したりすると、排気管9からの燃焼排気の排出が停止するため、吸込口23からの油煙の吸込も停止することになる。
このように、上記形態のフライヤー1によれば、ハウジング2の上方に、排気管9を内部に収容し、排気管9の先端に当たる部位に絞り25を設けた外管21と、絞り25よりも下方位置で外管21と連通して設けられ、油槽3側に向けたグリスフィルタ24付の吸込口23を有する油煙吸込部22とからなる排気装置20を設けて、排気管9からの燃焼排気の排出に伴い、油槽3から発生する油煙を吸込口23から吸い込んで燃焼排気と共に外管21から排出可能としたことで、ファンを設けなくても加熱調理の際にのみ油煙中の油分を除去できる。よって、構成が簡単となってコストアップが少なくて済む。また、非調理時での油の放熱が抑えられるため、保温や調理再開に要する加熱量が少なくなって省エネルギーにも繋がる。
特にここでは、油煙吸込部22を、油槽3の上方側へ突出状態で設けているので、油煙の吸込を効果的に行うことができる。
なお、上記形態では、排気管を一本のみ設けた構造となっているが、排気管が複数本ある場合は、夫々排気管ごとに同様に絞りを備えた外管内に収容して、油煙吸込部を全ての外管と連通させて設けたり、全ての排気管を断面長円状の外管内に収容して、各排気管の先端と対応する部位に絞りを設けたりすればよい。また、絞りは、全周に亘って形成したくびれによって設ける構造に限らず、周方向へ断続的に形成した複数の凹部で得たり等の設計変更が可能で、外管内に、流路を狭くする別体の筒体やリング状の板体等を収容して設けるようにしても差し支えない。
さらに、油煙吸込部は、上記形態では吸込口を傾斜状としているが、油槽の真上で水平に開口させてもよいし、外管からの突出量を減らすようにしてもよい。
その他、フライヤー側では、燃焼加熱手段はパルス燃焼器に限らず、ガスバーナを用いたものであってもよいし、単一の油槽を有するタイプに限らず、一対の油槽を有するフライヤー等であっても本発明は適用可能である。
フライヤーの説明図で、左が正面、右が側面を夫々示す。
符号の説明
1・・フライヤー、2・・ハウジング、2a・・立ち上げ部、3・・油槽、4・・パルス燃焼器、5・・オイルクリーナ、6・・燃焼室、9・・排気管、17・・バーナコントローラ、18・・フライコントローラ、20・・排気装置、21・・外管、22・・油煙吸込部、23・・吸込口、24・・グリスフィルタ、25・・絞り。

Claims (2)

  1. ハウジング内の上方に、油が満たされる油槽と、その油槽内の油を加熱する燃焼加熱手段とを備える一方、前記ハウジングにおける前記油槽の後方に、前記燃焼加熱手段の燃焼排気を排出する排気管を上方へ向けて突設したフライヤーであって、
    前記ハウジングの上方に、前記排気管を内部に収容し、前記排気管の先端に当たる部位に絞りを設けた外管と、前記絞りよりも下方位置で前記外管と連通して設けられ、前記油槽側に向けたフィルタ付の吸込口を有する油煙吸込部とからなる排気装置を設けて、前記排気管からの燃焼排気の排出に伴い、前記油槽から発生する油煙を前記吸込口から吸い込んで前記燃焼排気と共に前記外管から排出可能としたことを特徴とするフライヤー。
  2. 前記油煙吸込部を、前記油槽の上方側へ突出状態で設けたことを特徴とする請求項1に記載のフライヤー。
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