JPH0870267A - 位相差抑圧方式 - Google Patents
位相差抑圧方式Info
- Publication number
- JPH0870267A JPH0870267A JP6204866A JP20486694A JPH0870267A JP H0870267 A JPH0870267 A JP H0870267A JP 6204866 A JP6204866 A JP 6204866A JP 20486694 A JP20486694 A JP 20486694A JP H0870267 A JPH0870267 A JP H0870267A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame pulse
- clock
- phase
- supply device
- standby system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
フレームパルスを生成するフレームパルス生成部を具備
し、一方を運用系、他方を待機系として運用する二重化
されたクロック供給装置に関し、運用系と待機系とを切
替えた場合にも、フレームパルスの位相変動を極力抑圧
し、被供給装置に安定したフレームパルスを供給するこ
とを目的とする。 【構成】 各クロック供給装置(100)に、他系のフ
レームパルス生成部(101)から出力されるフレーム
パルスに同期した基準位相信号と、基準クロックとを受
信し、自クロック供給装置が運用系として動作する場合
には基準クロックを選択してフレームパルス生成部(1
01)に入力し、自クロック供給装置(100)が待機
系として動作する場合には基準位相信号を選択してフレ
ームパルス生成部(101)に入力する位相同期切替手
段(102)を設ける様に構成する。
Description
準クロックに同期したフレームパルスを生成する二重化
されたクロック供給装置における位相差抑圧方式に関
し、特に同期引込み禁止領域を有するクロック供給装置
における位相差抑圧方式に関する。
系の一例を示す図であり、図8は図7における各種信号
の一例を示す図であり、図9は従来あるクロック供給装
置の一例を示す図であり、図10は図9における各系の
クロック供給装置の構成の一例を示す図であり、図11
は図10における位相生成部の一例を示す図であり、図
12は図11における信号波形の一例を示す図である。
複数の通信装置(2)に対して、図8(a) に示される如
き基準クロック信号(CS )が供給されている。基準ク
ロック信号(CS )は、図8(a) に示される如く、所定
速度〔例えば毎秒64キロビット〕を有するバイポーラ
形式のクロック信号に、一定フレーム周期(TF )〔例
えば8クロック周期〕毎に、バイポーラ形式に対するバ
イオレーションをフレームパルス周期(TCV)として設
ることにより、クロック信号とフレームパルスとを重畳
して各通信装置(2)に供給する。
ロック供給装置(3)と、複数の被供給装置(4)とが
設けられている。各クロック供給装置(3)は、基準ク
ロック源(1)から供給される基準クロック信号
(CS )から、図8(b) に示される如き、供給クロック
信号(C)と供給フレームパルス(F)とを生成し、同
一通信装置(2)内の各被供給装置(4)に供給する。
(3)から供給される供給クロック信号(C)および供
給フレームパルス(F)を用いて、ディジタル形式の音
声或いはデータ等を時分割多重伝送する。
れる如く、二重化構成を有しており、一方を0系、他方
の1系と称し、各系は、それぞれクロック受信部(5)
とクロック分配部(6)とを有し、更に各クロック受信
部(5)は、図10に示される如く、信号変換部(5
1)および信号分離部(52)を有し、またクロック分
配部(6)は、図10に示される如く、雑音吸収部(6
1)、PLO(62)、セレクタ(63)、(64)、
並びに位相生成部(7)を有している。
(1)から供給される基準クロック信号(CS )を、バ
イポーラ形式からユニポーラ形式に変換して信号分離部
(52)に伝達する。
1)から伝達されるユニポーラ形式の基準クロック信号
(CS )を、分離クロック信号(CA )と分離フレーム
パルス(FA )とに分離し、0系クロック分配部
(60 )および1系クロック分配部(61 )に伝達す
る。
(520 )および1系信号分離部(521 )から伝達さ
れる分離クロック信号(CA )の何れか一方を、セレク
タ(630 )で選択して受信し、分離クロック信号(C
A )に含まれる雑音を除去すると共に、系切替の際等に
発生する瞬断を吸収し、PLO(62)に伝達する。
ら伝達される分離クロック信号(C A )に同期した、所
定速度〔例えば毎秒32メガビット〕で供給クロック信
号(C)を生成し、各被供給装置(4)に供給すると共
に、位相生成部(7)にも伝達する。
く、計数部(71)、整形部(72)、マスクゲート
(73)、デコーダ(74)および(75)を具備して
いる。計数部(71)は、PLO(62)から伝達され
る供給クロック信号(C)を計数し、計数出力をデコー
ダ(74)および(75)に伝達する。
数出力から供給フレームパルス(F)を生成し、各被供
給装置(4)に供給する。またデコーダ(75)は、計
数部(71)の計数出力から同期引込禁止領域(FC )
〔例えば(FB )±16クロック幅〕を生成し、マスク
ゲート(73)に伝達する。
らセレクタ(64)を介して伝達される分離フレームパ
ルス(FA )を受信し、受信した分離フレームパルス
(FA)を微分し、供給クロック信号(C)の1クロッ
ク幅に相当する整形フレームパルス(FB )を分離フレ
ームパルス(FA )の先頭位置に生成し、マスクゲート
(73)に伝達する。
5)から同期引込禁止領域(FC )が伝達されていない
場合には、整形部(72)から伝達される整形フレーム
パルス(FB )を、初期化信号(FD )として計数部
(71)に入力するが、デコーダ(75)から同期引込
禁止領域(FC )が伝達されている場合には、整形部
(72)から伝達される整形フレームパルス(FB )
を、初期化信号(FD )として計数部(71)に入力し
ない。
から初期化信号(FD )が入力されると初期設定され
る。従って、基準クロック信号(CS )から分離された
分離フレームパルス(FA)が雑音その他の影響で変動
した場合にも、整形フレームパルス(FB )が、計数部
(71)の計数出力を基準に生成した同期引込禁止領域
(FC )の範囲内に収まっている限りは、整形フレーム
パルス(FB )に同期して初期設定されること無く、計
数部(71)の計数出力に基づき供給フレームパルス
(F)を生成し、安定した周期で供給フレームパルス
(F)を各被供給装置(4)に供給する。
0 )内の位相生成部(70 )、および1系のクロック供
給装置(31 )内の位相生成部(71 )で発生する各種
信号を示している。
レームパルス(FB )が同期引込禁止領域(FC )内に
収まっている間は、整形フレームパルス(FB )に同期
して初期設定されることは無い為、0系の位相生成部
(70 )から生成される供給フレームパルス(F0 )
と、1系の位相生成部(71 )から生成される供給フレ
ームパルス(F1 )との間には、図12に示される如く
位相差が生ずる可能性はある。
用系が切替えられたとすると、各被供給装置(4)に供
給される供給フレームパルス(F)の位相が、急激に変
動することとなり、各被供給装置(4)で供給フレーム
パルス(F)を使用して伝送中の音声に雑音を発生し、
或いはデータに誤りを発生するのみならず、場合によっ
ては通信が切断される可能性も有る。
な如く、従来ある二重化されたクロック供給装置におい
ては、運用系および待機系の位相生成部(7)が、それ
ぞれ同期引込禁止領域(FC )内に整形フレームパルス
(FB )が存在する間は、各フレーム周期(TF)毎に
整形フレームパルス(FB )に同期化されること無く、
安定した周期で供給フレームパルス(F)を生成してい
る為、両系の位相生成部(7)が生成する供給フレーム
パルス(F)に位相差が生ずる可能性があり、運用系お
よび待機系を切替えた場合に、各被供給装置(4)に供
給される供給フレームパルス(F)の位相が急変し、通
信に被害を及ぼす恐れがあった。
の運用系と待機系とを切替えた場合にも、フレームパル
スの位相変動を極力抑圧し、被供給装置に安定したフレ
ームパルスを供給することを目的とする。
す図である。図1において、100は一方を運用系、他
方を待機系として運用する二重化されたクロック供給装
置、101は各クロック供給装置(100)に設けられ
ているフレームパルス生成部である。
から供給される基準クロックに同期したフレームパルス
を生成する。102は、本発明によりクロック供給装置
(100)に設けられた位相同期切替手段である。
ムパルス生成部(101)から出力されるフレームパル
スに同期した基準位相信号と、基準クロックとを受信
し、自クロック供給装置(100)が運用系として動作
する場合には、基準クロックを選択してフレームパルス
生成部(101)に入力し、自クロック供給装置(10
0)が待機系として動作する場合には、基準位相信号を
選択してフレームパルス生成部(101)に入力するこ
とにより、待機系として動作するクロック供給装置(1
00)のフレームパルス生成部(101)が生成するフ
レームパルスと、運用系として動作するクロック供給装
置(100)のフレームパルス生成部(101)が生成
するフレームパルスとの位相差を抑圧する。
ームパルス生成部(101)が基準クロックの変動によ
る同期引込み誤りを回避する為の同期引込み禁止領域を
有する場合に、待機系として動作する際の同期引込み禁
止領域を、運用系として動作する場合に比して狭めるこ
とが考慮される。
系のクロック供給装置(100)と待機系のクロック供
給装置(100)とを切替える際に、旧待機系のフレー
ムパルス生成部(101)の同期引込み禁止領域を、運
用系と待機系との切替に先立ち、前記運用系のフレーム
パルス生成部(101)の同期引込み禁止領域と同程度
に拡大し、新待機系のフレームパルス生成部(101)
の同期引込み禁止領域を、運用系と待機系との切替え時
点以降に、前記待機系のフレームパルス生成部(10
1)の同期引込み禁止領域と同程度に狭めることが考慮
される。
生成するフレームパルスは、運用系のフレームパルス生
成部が生成するフレームパルスとの位相差が抑圧される
こととなり、運用系と待機系とを切替えた場合に、フレ
ームパルスの位相が急変されることが防止可能となり、
フレームパルスの被供給装置にフレームパルスの位相の
急変に伴う悪影響の発生を防止することが可能となり、
当該クロック供給装置から供給されるフレームパルスの
信頼性が大幅に向上する。
る。図2は本発明の一実施例によるクロック供給装置を
示す図であり、図3は図2における各系のクロック供給
装置の構成の一例を示す図であり、図4は図3における
位相生成部の一例を示す図であり、図5は図4における
信号波形の一例を示す図であり、図6は本発明(請求項
3)の一実施例による切替過程の一例を示す図である。
なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。また
対象とするクロック供給系は、図7に示す通りとする。
給装置(100)としてクロック供給装置(3)が示さ
れ、また図1におけるフレームパルス生成部(101)
として位相生成部(7)が各クロック供給装置(3)内
に設けられ、更に図1おける位相同期切替手段(10
2)として、デコーダ(76)および(77)、並びに
セレクタ(78)および(79)が設けられている。
(5)は、従来あるクロック受信部(5)〔図10〕と
同一の構成を有し、前述の同様の過程で、基準クロック
源(1)〔図7参照〕から供給される基準クロック信号
(CS )から、分離クロック信号(CA )および分離フ
レームパルス(FA )を分離・生成し、0系および1系
のクロック分配部(60 )および(61 )に伝達する。
部(61)、PLO(62)およびセレクタ(63)
は、従来あるクロック分配部(6)〔図10〕における
と同様の過程で、クロック受信部(5)から伝達される
分離クロック信号(CA )に同期した供給クロック信号
(C)を生成し、各被供給装置(4)に供給すると共
に、位相生成部(7)にも伝達する。
く、従来ある位相生成部(7)〔図11〕に設けられて
いた計数部(71)、整形部(72)、マスクゲート
(73)、デコーダ(74)および(75)を具備する
と共に、デコーダ(76)および(77)、並びにセレ
クタ(78)および(79)が付加されている。
達される供給クロック信号(C)を計数し、計数出力を
デコーダ(74)乃至(77)に伝達する。デコーダ
(74)は、図11におけると同様に、計数部(71)
の計数出力から供給フレームパルス(F)を生成し、各
被供給装置(4)に供給する。
と同様に、計数部(71)の計数出力から同期引込禁止
領域(FC )〔例えば(FB )±16クロック幅〕を生
成するが、直接マスクゲート(73)には伝達せず、セ
レクタ(78)に伝達する。
(FA )と同一位相を有する基準位相信号(FE )〔図
5参照〕を生成し、他系の位相生成部(7)のセレクタ
(79)に伝達する。
数出力から、デコーダ(75)が生成する同期引込禁止
領域(FC )〔=(FB )±16クロック幅〕に比して
遙に狭い同期引込禁止領域(FC )〔例えば(FB )±
1クロック幅〕を生成し、セレクタ(78)に伝達す
る。
禁止領域(FC )を同期引込禁止領域(広領域)
(FCA)と称し、デコーダ(77)が生成する同期引込
禁止領域(FC )を同期引込禁止領域(狭領域)
(FCB)と称する。
ら伝達される同期引込禁止領域(広領域)(FCA)と、
デコーダ(77)から伝達される同期引込禁止領域(狭
領域)(FCB)との内、指定される一方を選択し、マス
クゲート(73)に伝達する。
(5)からセレクタ(64)を介して伝達される分離フ
レームパルス(FA )と、他系の位相生成部(7)から
伝達される基準位相信号(FE )との内、指定された一
方を選択し、整形部(72)に伝達する。
系、1系の位相生成部(71 )を待機系とする。運用系
の位相生成部(70 )においては、セレクタ(78)は
デコーダ(75)から伝達される同期引込禁止領域(広
領域)(FCA)を選択する如く指定され、またセレクタ
(79)はセレクタ(64)から伝達される分離フレー
ムパルス(FA )を選択する如く指定されている。
けると同様に、信号分離部(52)からセレクタ(64
0 )を介して伝達される分離フレームパルス(FA )
を、セレクタ(79)を介して受信し、受信した分離フ
レームパルス(FA )を微分し、供給クロック信号
(C)の1クロック幅に相当する整形フレームパルス
(FB)を分離フレームパルス(FA )の先頭位置に生
成し、マスクゲート(73)に伝達する。
けると同様に、デコーダ(75)から同期引込禁止領域
(広領域)(FCA)が伝達されていない場合には、整形
部(72)から伝達される整形フレームパルス(FB )
を、初期化信号(FD )として計数部(71)に入力す
るが、デコーダ(75)から同期引込禁止領域(広領
域)(FCA)が伝達されている場合には、整形部(7
2)から伝達される整形フレームパルス(FB )を、初
期化信号(FD )として計数部(71)に入力しない。
から初期化信号(FD )が入力されると初期設定され
る。従って、基準クロック信号(CS )から分離された
分離フレームパルス(FA)が雑音その他の影響で変動
した場合にも、整形フレームパルス(FB )が計数部
(71)の計数出力を基準に生成した同期引込禁止領域
(FC )の範囲内に収まっている限りは、整形フレーム
パルス(FB )に同期して初期設定されること無く、計
数部(71)の計数出力に基づき供給フレームパルス
(F)を生成し、安定した供給フレームパルス(F)を
各被供給装置(4)に供給する。
ては、セレクタ(78)はデコーダ(77)から伝達さ
れる同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)を選択する如
く指定され、またセレクタ(79)は他系〔即ち運用系
(=0系)の位相生成部(7 0 )から伝達される基準位
相信号(FE )を選択する如く指定されている。
0系)の位相生成部(70 )から伝達される基準位相信
号(FE0)をセレクタ(79)を介して受信し、受信し
た基準位相信号(FE0)を微分し、供給クロック信号
(C)の1クロック幅に相当する整形フレームパルス
(FB )を分離フレームパルス(FA )の先頭位置に生
成し、マスクゲート(73)に伝達する。
5)から同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)が伝達さ
れていない場合には、整形部(72)から伝達される整
形フレームパルス(FB )を、初期化信号(FD )とし
て計数部(71)に入力するが、デコーダ(75)から
同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)が伝達されている
場合には、整形部(72)から伝達される整形フレーム
パルス(FB )を、初期化信号(FD )として計数部
(71)に入力しない。
から初期化信号(FD )が入力されると初期設定され
る。従って、運用系(=0系)の位相生成部(70 )か
ら伝達される基準位相信号(FE0)が、雑音その他の影
響で変動し、計数部(71)の計数出力を基準に生成し
た同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)の範囲を外れる
と、計数部(71)は整形フレームパルス(FB )に同
期して初期設定される為、運用系(=0系)の位相生成
部(70 )が生成する供給フレームパルス(F0 )と殆
ど位相差の無い〔±1クロック幅以内の〕供給フレーム
パルス(F1 )を生成する。
(30 )内の位相生成部(70 )、および1系のクロッ
ク供給装置(31 )内の位相生成部(71 )で発生する
各種信号を示している。
12におけると同様に、パルス(F B )が同期引込禁止
領域(広領域)(FCA)内に収まっている間は、整形フ
レームパルス(FB )に同期して初期設定されることの
無い供給フレームパルス(F 0 )を生成しているが、待
機系〔=1系〕の計数部(71)は、前述の如く、待機
系の位相生成部(71 )から伝達される基準位相信号
(FE0)から生成した整形フレームパルス(FB )が同
期引込禁止領域(狭領域)(FCB)の範囲を外れると、
直ちに初期設定される為、運用系(=0系)の位相生成
部(70 )が生成する供給フレームパルス(F0 )と殆
ど位相差の無い〔±1クロック幅以内の〕供給フレーム
パルス(F1 )を生成していることが明らかとなる。
系が切替えられた場合にも、各被供給装置(4)に供給
される供給フレームパルス(F)の位相は、殆ど変動せ
ず〔±1クロック幅以内の変動に抑えられる〕、各被供
給装置(4)で供給フレームパルス(F)を使用して伝
送中の音声或いはデータに悪影響を及ぼす恐れは殆ど無
くなる。
8)および(79)の指定手順を、図6を用いて説明す
る。例えば、目下位相生成部(70 )が運用系、位相生
成部(71 )が待機系として動作中とすると、前述の如
く、運用系の位相生成部(70 )においては、セレクタ
(78)は同期引込禁止領域(広領域)(FCA)を選択
してマスクゲート(73)に伝達し、またセレクタ(7
9)はセレクタ(64)から伝達される分離フレームパ
ルス(FA )を選択して整形部(72)に伝達し、また
待機系の位相生成部(71 )においては、セレクタ(7
8)は同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)を選択して
マスクゲート(73)に伝達し、またセレクタ(79)
は運用系〔=0系〕の位相生成部(70 )から伝達され
る基準位相信号(FE0)を選択して整形部(72)に伝
達している。
部(71 )を待機系から運用系に切替えると共に、位相
生成部(70 )を運用系から待機系に切替えるものとす
ると、時点(t1 )に先立つ時点(t0 )に、待機系の
位相生成部(71 )内のセレクタ(78)を、同期引込
禁止領域(狭領域)(FCB)を選択する状態から同期引
込禁止領域(広領域)(FCA)を選択する状態に切替え
ると共に、運用系の位相生成部(70 )内のセレクタ
(79)を、分離フレームパルス(FA )を選択する状
態から待機系〔=1系〕の基準位相信号(FE1)を選択
する状態に切替える。
および待機系の位相生成部(71 )共、他系から伝達さ
れる基準位相信号(FE1)または(FE0)から生成する
整形フレームパルス(FB )が、同期引込禁止領域(広
領域)(FCA)の範囲内に収まっている間は、初期設定
を行わない、従来ある位相生成部(7)と略同様の状態
となる為、各位相生成部(70 )および(71 )は、待
機系の位相生成部(7 1 )が運用系の位相生成部
(70 )に追従する位相関係から、それぞれ独自に各計
数部(71)の計数出力に基づく供給フレームパルス
(F)を生成する状態に移行する。
(71 )を待機系から運用系に切替えると同時に、位相
生成部(70 )を運用系から待機系に切替えると、被供
給装置(4)に供給される供給フレームパルス(F)の
位相は、従来ある位相差抑圧方式と同様に変動すること
となるが、時点(t0 )から時点(t1 )迄の時間が左
程長くなければ、時点(t0 )以前の位相関係が略維持
されている為、切替に伴う供給フレームパルス(F)の
位相変動は、従来に比して充分改善される。
に、新待機系〔=0系〕の位相生成部(70 )内のセレ
クタ(78)を、同期引込禁止領域(広領域)(FCA)
を選択する状態から同期引込禁止領域(狭領域)
(FCB)を選択する状態に切替えると共に、新運用系の
位相生成部(71 )内のセレクタ(79)を、新待機系
〔=0系〕の基準位相信号(FE1)を選択する状態から
分離フレームパルス(FA )を選択する状態に切替え
る。
いては、セレクタ(78)は同期引込禁止領域(広領
域)(FCA)を選択してマスクゲート(73)に伝達
し、またセレクタ(79)はセレクタ(64)から伝達
される分離フレームパルス(FA)を選択して整形部
(72)に伝達することにより、セレクタ(64)から
伝達される分離フレームパルス(FA )に対して同期引
込禁止領域(広領域)(FCA)の範囲内で位相差を認め
た供給フレームパルス(F)を生成し、また新待機系の
位相生成部(70 )においては、セレクタ(78)は同
期引込禁止領域(狭領域)(FCB)を選択してマスクゲ
ート(73)に伝達し、またセレクタ(79)は新運用
系〔=1系〕の位相生成部(71 )から伝達される基準
位相信号(FE1)を選択して整形部(72)に伝達する
ことにより、新運用系〔=1系〕の位相生成部(71 〕
から伝達される基準位相信号(FE1)に対して同期引込
禁止領域(狭領域)(FCB)の範囲内で位相差を認めた
供給フレームパルス(F)を生成することとなる。
期でも支障無い。以上の説明から明らかな如く、本実施
例によれば、待機系の位相生成部(7)が生成する供給
フレームパルス(F)は、運用系の位相生成部(7)が
生成する供給フレームパルス(F)に対し、同期引込禁
止領域(狭領域)(FCB)の範囲内で位相同期すること
となり、位相生成部(7)の運用系と待機系とを切替え
た場合に、各被供給装置(4)に供給される供給フレー
ムパルス(F)の位相変動が、従来ある位相生成部
(7)に比して大幅に抑圧されることとなる。
施例に過ぎず、例えば同期引込禁止領域(広領域)(F
CA)および同期引込禁止領域(狭領域)(FCB)の範囲
はそれぞれ(±16クロック幅)および(±1クロック
幅)に限定されることは無く、他に幾多の変形が考慮さ
れるが、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。ま
たフレームパルス生成部(101)の構成は図示される
位相生成部(7)に限定されることは無く、他に幾多の
変形が考慮されるが、何れの場合にも本発明の効果は変
わらない。更に本発明の対象とするクロック供給装置
(100)は、図示されるクロック供給装置(3)に限
定されぬことは言う迄も無い。
給装置において、待機系のフレームパルス生成部が生成
するフレームパルスは、運用系のフレームパルス生成部
が生成するフレームパルスとの位相差が抑圧されること
となり、運用系と待機系とを切替えた場合に、フレーム
パルスの位相が急変されることが防止可能となり、フレ
ームパルスの被供給装置にフレームパルスの位相の急変
に伴う悪影響の発生を防止することが可能となり、当該
クロック供給装置から供給されるフレームパルスの信頼
性が大幅に向上する。
示す図
の一例を示す図
程の一例を示す図
示す図
成の一例を示す図
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ外部から供給される基準クロッ
クに同期したフレームパルスを生成するフレームパルス
生成部を具備し、一方を運用系、他方を待機系として運
用する二重化されたクロック供給装置において、 前記各クロック供給装置に、他系のフレームパルス生成
部から出力される前記フレームパルスに同期した基準位
相信号と、前記基準クロックとを受信し、自クロック供
給装置が運用系として動作する場合には、前記基準クロ
ックを選択して前記フレームパルス生成部に入力し、自
クロック供給装置が待機系として動作する場合には、前
記基準位相信号を選択して前記フレームパルス生成部に
入力する位相同期切替手段を設け、 待機系として動作する前記クロック供給装置の前記フレ
ームパルス生成部が生成する前記フレームパルスと、運
用系として動作する前記クロック供給装置の前記フレー
ムパルス生成部が生成する前記フレームパルスとの位相
差を抑圧することを特徴とする位相差抑圧方式。 - 【請求項2】 前記位相同期切替手段は、前記フレーム
パルス生成部が前記基準クロックの変動による同期引込
み誤りを回避する為の同期引込み禁止領域を有する場合
に、待機系として動作する際の前記同期引込み禁止領域
を、運用系として動作する場合に比して狭めることを特
徴とする請求項1記載の位相差抑圧方式。 - 【請求項3】 前記位相同期切替手段は、運用系のクロ
ック供給装置と待機系のクロック供給装置とを切替える
際に、旧待機系のフレームパルス生成部の同期引込み禁
止領域を、運用系と待機系との切替に先立ち、前記運用
系のフレームパルス生成部の同期引込み禁止領域と同程
度に拡大し、新待機系のフレームパルス生成部の同期引
込み禁止領域を、運用系と待機系との切替え時点以降
に、前記待機系のフレームパルス生成部の同期引込み禁
止領域と同程度に狭めることを特徴とする請求項2記載
の位相差抑圧方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20486694A JP3193239B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | クロック供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20486694A JP3193239B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | クロック供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0870267A true JPH0870267A (ja) | 1996-03-12 |
JP3193239B2 JP3193239B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=16497704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20486694A Expired - Fee Related JP3193239B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | クロック供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3193239B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20000025235A (ko) * | 1998-10-09 | 2000-05-06 | 김영환 | 이동통신 교환기에서 액티브/스탠드바이 로컬 링크 pba간 프레임 펄스를 자동으로 동기시켜 주는 장치 및 그 제어방법 |
KR20010082897A (ko) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | 박종섭 | 모듈을 이용한 망동기 장치 |
KR100487561B1 (ko) * | 2001-12-15 | 2005-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 동기 전송 시스템에서 망동기 블록 이중화 장치 및 그제어 방법 |
KR100501138B1 (ko) * | 1998-02-20 | 2005-09-26 | 유티스타콤코리아 유한회사 | 이동통신 시스템용 이중화 시간/주파수 생성 카드의 기준 시간동기 장치 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP20486694A patent/JP3193239B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100501138B1 (ko) * | 1998-02-20 | 2005-09-26 | 유티스타콤코리아 유한회사 | 이동통신 시스템용 이중화 시간/주파수 생성 카드의 기준 시간동기 장치 |
KR20000025235A (ko) * | 1998-10-09 | 2000-05-06 | 김영환 | 이동통신 교환기에서 액티브/스탠드바이 로컬 링크 pba간 프레임 펄스를 자동으로 동기시켜 주는 장치 및 그 제어방법 |
KR20010082897A (ko) * | 2000-02-22 | 2001-08-31 | 박종섭 | 모듈을 이용한 망동기 장치 |
KR100487561B1 (ko) * | 2001-12-15 | 2005-05-03 | 엘지전자 주식회사 | 동기 전송 시스템에서 망동기 블록 이중화 장치 및 그제어 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3193239B2 (ja) | 2001-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950024435A (ko) | 동기신호 발생 방법 및 장치, 주기적 신호 발생 방법 및 장치 | |
JPH03220872A (ja) | 同期発生回路 | |
US4319276A (en) | Television receiver synchronizing arrangement | |
JPH0870267A (ja) | 位相差抑圧方式 | |
EP1340330B1 (en) | An arrangement and method for transmitting data over a tdm bus | |
JP3288192B2 (ja) | 同期クロック回路 | |
JP3030783B2 (ja) | 受信データ同期回路 | |
JP3253514B2 (ja) | Pll回路におけるクロック生成回路 | |
JP2001308839A (ja) | クロック同期回路、及びクロック同期方法 | |
JP2609834B2 (ja) | リングネットワークにおけるクロック切替方法 | |
KR100303876B1 (ko) | 데이타통신용동기/비동기데이타변환장치 | |
JPH09247118A (ja) | ジッタ抑圧回路 | |
JP5612499B2 (ja) | Cdr回路 | |
US7173914B2 (en) | Communication node receipt of node-output information from processorless central equipment | |
JPH07273648A (ja) | Pll回路 | |
RU2211546C2 (ru) | Радиосеть ethernet с доступом по требованию | |
JP2018207197A (ja) | クロック冗長システム | |
JPH08265355A (ja) | Lan通信システム | |
JP2004015659A (ja) | Pll制御装置 | |
JPH06104887A (ja) | 位相同期回路の入力クロック瞬断時の位相変動抑止方法 | |
JPH1146172A (ja) | フレームパルス発生装置 | |
JP2000358018A (ja) | 装置内クロック選択切替時における低速伝送信号出力方式 | |
JPH05153097A (ja) | 同期網無線電送システム | |
JPS6157140A (ja) | 通信モ−ド切替方式 | |
JPH0934583A (ja) | クロック選択制御方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010424 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |