JPH09247118A - ジッタ抑圧回路 - Google Patents

ジッタ抑圧回路

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JPH09247118A
JPH09247118A JP8048571A JP4857196A JPH09247118A JP H09247118 A JPH09247118 A JP H09247118A JP 8048571 A JP8048571 A JP 8048571A JP 4857196 A JP4857196 A JP 4857196A JP H09247118 A JPH09247118 A JP H09247118A
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賢治 河野
Fumihiro Ikawa
史洋 伊川
Hisanobu Fujimoto
尚延 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同期伝送網から非同期伝送網にデータを送出す
る際の、バイト・スタッフに基づくクロックのジッタを
十分に抑圧可能な、ジッタ抑圧回路を提供する。 【解決手段】書き込みクロック発生部1で、同期伝送網
の主信号情報のみに対応する書き込みクロックを発生し
て、バッファメモリ2に主信号情報を格納し、バイト−
ビット変換部3で、バイト・スタッフ信号からビット・
スタッフ動作の間隔を均等化したビット・スタッフ信号
を発生し、同期クロック生成部6で、同期伝送網クロッ
クに同期した高速クロックを生成し、ビット・スタッフ
部4で、高速クロックからビット・スタッフ周期で分周
比が変化する可変分周クロックを発生しオーバーヘッド
位置をマスクして生成した読み出しクロックで、バッフ
ァメモリ2から読み出してビット・スタッフを行ない、
平滑化部5で、この読み出しクロックでオーバーヘッド
位置のクロックを平滑化して非同期伝送網データを出力
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロックのジッタ
抑圧回路に関し、特に同期伝送網(SynchronousDigital
Hierrachy :SDH)において、データを終端装置か
ら非同期伝送網に送出するためのクロックにおけるジッ
タ抑圧回路に関するものである。
【0002】同期伝送網においては、非同期伝送網から
のデータを統一したクロック源からのクロックによって
転送したのち、再び非同期伝送網に渡す機能を有してい
る。
【0003】同期伝送網から非同期伝送網にデータを送
出する際には、挿入されたスタッフ・バイトに基づくク
ロックのジッタを1ビット以下に抑圧することが可能
な、ジッタ抑圧回路が要求されている。
【0004】
【従来の技術】図23は、非同期/同期/非同期伝送網
の概念を示したものであって、スタッフ多重網からなる
非同期伝送網間に、SDHからなる同期伝送網を介在さ
せたシステムが示されている。
【0005】図23において、同期伝送網は、非同期伝
送網からのデータを、統一したクロック源からのクロッ
クによって転送して、再び非同期伝送網に渡すものであ
って、非同期伝送網に接続された終端装置(LTE1,
LTE2)の間に、データの分岐・挿入を行う分岐・挿
入装置(Add-Drop Multiplexer:ADM)が介在した構
成を有している。
【0006】図24は、同期伝送網を説明するものであ
って、(a)は構成を示し、(b)は各部の動作を示す
タイムチャートである。送り側の終端装置LTE1で
は、非同期伝送網データをSONET(Synchronous Op
tical Network )のフレームに適合した形でマッピング
(Synchronize )して、データSPE(Synchronous Pa
yload Envelope)の形式に変換し、ポインタの初期値を
付加して、分岐・挿入装置ADMへ送る。
【0007】分岐・挿入装置ADMでは、データSPE
を作成した終端装置LTE1との間に位相変動があって
も、誤りを生じることなく正しくデータSPEの授受を
行うことができるように、バイト・スタッフを行ってポ
インタを付加して送出する。受け側の終端装置LTE2
では、受信したデータSPEにポインタの処理を行っ
て、デマッピングを行って、非同期伝送網データとして
送出する。
【0008】図25は、同期伝送網のフレームフォーマ
ットを説明するものであって、(a)は送り側の終端装
置と分岐・挿入装置との間にクロックの位相変動がない
状態、(b),(c)はそれぞれ位相変動がある状態を
示している。(b)は分岐・挿入装置側がクロック周波
数が高い場合を示し、(c)は分岐・挿入装置側がクロ
ック周波数が低い場合を示す。
【0009】SDH等の同期伝送網で使用されるフレー
ムフォーマットは、図25(a)に示されるように、1
行が270バイトのサブ・フレームを9行分集めて、1
マルチ・フレーム(STM−1フレーム)を構成したも
のであって、各行の先頭の9バイト部分(斜線を施して
示す)が、オーバヘッドバイト(OHB)として割り当
てられており、各行の残りの261バイト部分がデータ
SPE部分に相当している。
【0010】受け側の終端装置LTE2において、受信
データからデータSPEだけを取り出して、非同期伝送
網データを作成する場合には、データSPEだけを取り
出した各行のデータは、先頭のオーバヘッドバイト部分
が歯抜けの状態になっているので、PLL回路によって
平滑化して非同期伝送網のクロックを生成してデマッピ
ングを行って、歯抜けの状態のデータSPEを引き延ば
すことによって、ジッタを抑圧して、再び非同期伝送網
データを作成する。
【0011】しかしながら、データSPEを作成した終
端装置LTE1と、分岐・挿入装置ADMとの間に、ク
ロックの位相変動があると、このような処理を行うこと
ができず、フレームごとに位相変動に相当するビット数
のクロックを抜き取り、または挿入してフレームフォー
マットを維持することが必要となる。
【0012】ポインタは、データSPEを作成した終端
装置LTE1と、その他の装置(ADM)との間で、位
相変動があっても、誤りを生じることなく、正しくデー
タSPEの授受を行うことができるようにするために導
入されたものであって、この位相変動は、データSPE
がフレーム(STM−1フレーム)間を自由に動き回れ
ることによって吸収される。
【0013】ポインタは、オーバヘッドバイトのうちの
所定の9バイトH1〜H3を割り当てられていて、ST
M−1フレーム内におけるデータSPEの先頭位置を指
しており、自装置(ADM)のタイミングで作成された
STM−1フレームと、他装置(LTE1)のタイミン
グで作成されたデータSPEとの、相対的位置が変動し
たときに、±1ずつ変化することが許されるようになっ
ている。
【0014】図26は、ポインタ・アクション動作を説
明するものである。ポインタ値が+1された場合は、ポ
ジティブ・スタッフと呼ばれ、その瞬間の1フレームだ
け、図25(b)および図26に示すように、H3バイ
トの次の3バイト分、データSPEがスキップされて、
データSPEは、それ以後3バイトだけ後ろにずれる。
【0015】ポインタ値が−1された場合は、ネガティ
ブ・スタッフと呼ばれ、その瞬間の1フレームだけ、図
25(c)および図26に示すように、H3バイトの位
置にもデータSPEが割り付けられて、データSPE
は、それ以後3バイトだけ前にずれる。
【0016】以下、ポジティブ・スタッフとネガティブ
・スタッフを、「バイト・スタッフ」と総称する。な
お、バイト・スタッフは、ITU(CCITT)の規格
によって、4フレーム未満の間隔では、行うことができ
ない。
【0017】受け側の終端装置LTE2において、受信
データからデータSPEだけを取り出す場合、ポジティ
ブ・スタッフはバイト位置H3の次のバイト位置(通常
はデータが詰まっている位置)のクロックが歯抜けにな
るように指示するものであり、ネガティブ・スタッフは
バイト位置H3(通常はクロック歯抜けの状態)に3バ
イト(24ビット)のクロックを挿入するように指示す
るものである。図24において(b),(c)は、これ
をマルチフレーム全体について示したものである。
【0018】図24(a)において、分岐・挿入装置A
DMでは、送り側の終端装置LTE1からのフレームを
解いてポインタ処理を行ない、自分のフレームにポイン
タを読み替えてデータSPEを出力する。この際、クロ
ック源BITSから終端装置LTE1に与えられるクロ
ックの周波数fと、分岐・挿入装置ADMに与えられる
クロックの周波数f’との偏差が、図24(b)に示す
ように存在すると、分岐・挿入装置ADMでのポインタ
・アクションは、図示のように、その偏差に応じて行わ
れ、偏差が大きくなると、ポインタ・アクションの頻度
が高くなる。
【0019】受け側の終端装置LTE2では、ポインタ
・アクションを行われたフレームを受けたとき、図25
(a)に示すバイト・スタッフを行わない場合には、周
期性が高い(72kHz)ため、デマッピングでPLL回
路のジッタ抑圧特性によって平滑化して、ジッタを低く
することができる。しかしながら、図25(b),
(c)に示したようにバイト・スタッフを行った場合
は、周期性が低いため、デマッピングで十分平滑化する
ことができず、ジッタを生じることになる。
【0020】そこで図24に示すように、受け側の終端
装置LTE2でジッタ抑圧回路と組み合わせてポインタ
処理することによって、バイト・スタッフによるジッタ
を抑圧するようにしている。
【0021】図27は、従来のジッタ抑圧回路の原理的
構成を示したものである。図中、1は書き込みクロック
発生部であって、同期伝送網から受信した連続クロック
から、図25(a)に示された先頭24バイトからなる
オーバーヘッド信号に対する位置のクロックをマスク
し、かつ受信したデータ中のバイト・スタッフ信号によ
って、ポジティブ・スタッフまたはネガティブ・スタッ
フを行なって、受信したデータ中の主信号情報のみに対
応するクロックを発生する。
【0022】2はバッファメモリであって、エラスティ
ックメモリからなり、書き込みクロック発生部1からの
クロックによって、同期伝送網のSPEデータのみを格
納する。3はバイト−ビット変換部であって、バイト・
スタッフ信号を受けて、これを累積部3aにおいて累積
し、これをビット・スタッフ信号に変換して、分配部3
bにおいて分配することによって、このバイト・スタッ
フの歯抜けまたは挿入クロックが、所定数のフレーム
(例えば10〜500フレーム)ごとに1回、1ビット
ずつ発生するように平滑化する(薄める)。
【0023】4はビット・スタッフ部であって、連続ク
ロックからオーバーヘッドバイト位置のクロックのみを
マスクするとともに、ビット・スタッフ信号によってビ
ット・スタッフを行って、バッファメモリ2の読み出し
クロックを発生する。5は平滑化部であって、ビット・
スタッフ部4の出力クロックを書き込みクロックとし
て、バッファメモリ2から読み出されたデータを書き込
むとともに、オーバーヘッドバイト位置のクロック歯抜
け(挿入)の平滑化を行って、非同期伝送網クロックを
発生する。
【0024】なお、この際、書き込みクロック発生部
1,バッファメモリ2,バイト−ビット変換部3および
ビット・スタッフ部4によって、オーバーヘッドバイト
以外のクロックについての平滑化部を構成している。
【0025】図28は、従来のジッタ抑圧回路の具体例
を示したものである。図28において、シリアル/パラ
レル変換部(S/P)7は、シリアルデータからなる同
期伝送網データをパラレルデータに変換する。シリアル
/パラレル変換部(S/P)8は、同期伝送路データか
ら抽出した連続クロックをパラレルに変換する。
【0026】図27に示された書き込みクロック発生部
1は、フレーム同期回路11,フレーム・タイミング発
生回路12,ポインタ処理回路13および書き込みクロ
ック生成部14から構成されている。また、ビット・ス
タッフ部4は、読み出しクロック生成部41で構成され
ており、平滑化部5は、ジッタ・バッファ51とアナロ
グPLL回路52とから構成されている。
【0027】図29は、書き込みクロック生成部の動作
を説明するものであって、は通常時の動作、はポジ
ティブ・スタッフ発生時の動作、はネガティブ・スタ
ッフ発生時の動作をそれぞれ示している。
【0028】フレーム同期回路11は、同期伝送網のデ
ータにおけるフレーム同期信号の位置を、連続クロック
に基づいて検出して、フレーム・タイミング発生回路1
2に伝える。フレーム・タイミング発生回路12では、
図25において斜線を施して示したオーバーヘッドバイ
ト(SOH BYTE)位置と、ポジティブ・スタッフ
時にクロックが消失するH3 BYTEの次のBYTE
位置と、ネガティブ・スタッフ時にクロックが挿入され
るH3 BYTEの位置とを書き込みクロック生成部1
4に伝え、バイト・スタッフに関係するバイトH1,H
2の入力データ中の位置を示す信号をポインタ処理回路
13に伝える。
【0029】ポインタ処理回路13では、フレーム・タ
イミング発生回路12からのタイミングに応じて、同期
伝送網のデータからバイトH1,H2を抜き出して、ノ
ーマル状態と、ポジティブスタッフ状態と、ネガティブ
スタッフ状態とを判別して、書き込みクロック生成部1
4と、バイト−ビット変換部3に伝える。
【0030】書き込みクロック生成部14は、フレーム
・タイミング発生回路12からのオーバーヘッドバイト
(SOH BYTE)位置,H3 BYTEの位置,H
3BYTEの次のBYTE位置およびポインタ処理回路
13からのノーマル/ポジティブスタッフ/ネガティブ
スタッフ信号によって、図29に示すような、バッファ
メモリ2に対する、図25(a)〜(c)に斜線を施し
て示す部分について、歯抜け状態となった書き込みクロ
ックを生成する。
【0031】その結果、データSPEに対応するクロッ
クだけが、バッファメモリ2に与えられて、バッファメ
モリ2には、データSPEだけが隙間なく密に詰め込ま
れて書き込まれる。
【0032】図30は、バイト−ビット変換部の動作を
説明するものである。平滑化部5とは別に、平滑化を行
うための演算部であるバイト−ビット変換部3は、ポイ
ンタ処理回路13からのバイト単位のポジティブ・スタ
ッフ信号またはネガティブ・スタッフ信号を受けて、図
30に示すように、1回のスタッフを24回に均等に分
散させた、1ビット抜きまたは1ビット挿入のビット・
スタッフ信号を発生して、読み出しクロック生成部41
へ送出する。
【0033】図31は、読み出しクロック生成部の動作
を説明するものであって、は通常時の動作、はポジ
ティブ・スタッフ発生時の動作、はネガティブ・スタ
ッフ発生時の動作をそれぞれ示す。
【0034】読み出しクロック生成部41では、フレー
ム・タイミング発生回路12からのH3 BYTE位
置,72bit位置,73bit位置と、バイト−ビッ
ト変換部30からの1回のスタッフを24回に均等に分
散させた1ビット抜きまたは1ビット挿入のビット・ス
タッフ信号を受けて、図31に示すように、ポジティブ
・スタッフ時はポインタの行の73bit目にクロック
のない読み出しクロックを24回、ネガティブ・スタッ
フ時はポインタの行の72bit目にクロックがある読
み出しクロックを24回、それぞれ発生させる。
【0035】なお、1ビット抜きまたは1ビット挿入の
いずれも指定がないときは、9バイトH1〜H3のクロ
ック・マスク信号は、そのまま出力されることになる。
なお、上記の1ビット抜きまたは1ビット挿入のタイミ
ングは、バイト−ビット変換部3で、所要のビット数を
等間隔に分割したタイミングに最も近いサブ・フレーム
で発生されるので、そのときサブ・フレームにおける7
2ビット目,73ビット目に、ビット・スタッフされる
ことになる。
【0036】このようにして、バイト・スタッフに従っ
て、バッファメモリ2に書き込まれた同期伝送網データ
は、ビット・スタッフによって変換されて平滑化された
形で読みだされ、ポインタアクションに起因するジッタ
が十分に抑圧されて、ジッタ・バッファ51に書き込ま
れる。
【0037】そして、ジッタ・バッファ51では、上述
したように、バッファメモリ2で平滑化されなかったオ
ーバーヘッドバイトH1〜H3について、アナログPL
L回路52で、さらに平滑化させることができる。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】図32は、従来のジッ
タ抑圧回路を説明するものであって、(a)は概略構成
を示し、(b)は動作タイムチャートを示す。
【0039】従来のジッタ抑圧回路では、バッファメモ
リの書き込みクロック,読み出しクロックと、ビット・
スタッフ部のクロックには、受信データクロックを使用
していた。また、装置内において受信データは、処理速
度を低速化し消費電力を低下させるためにシリアル/パ
ラレル変換回路(S/P)を介してパラレル化され、こ
れに追従して装置内受信クロックも低速化されている。
【0040】そのため、非同期伝送網データの速度が、
装置内受信クロックよりも速い場合には、バイト/ビッ
ト変換を行って装置内受信クロックによって1ビット制
御を行っても、非同期伝送網データクロックから見ると
複数ビットの制御となるため、ジッタ量も複数ビット分
となるという問題があった。
【0041】本発明は、このような従来技術の課題を解
決しようとするものであって、同期伝送網から非同期伝
送網にデータを送出する際における、挿入されたスタッ
フ・バイトに基づくクロックのジッタを抑圧するためジ
ッタ抑圧回路において、ジッタ量を1ビット分以下とす
ることを目的としている。
【0042】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明のジッタ
抑圧回路の原理的構成を示したものであって、図27に
おけると同じものを同じ番号で示し、6は同期クロック
生成部である。本発明は、図27に示された従来技術の
原理的構成と比較して、ビット・スタッフ部4へ同期ク
ロック生成部6で生成した、同期伝送網に同期再生した
クロックを供給して、ビット・スタッフを行うようにし
た点が異なっている。
【0043】同期クロック生成部6は、アナログPLL
回路からなり、装置内でパラレル化された同期伝送網ク
ロックをリファレンスとして、同期伝送網の基本処理単
位であるSTM−1またはSTM−N(STM−1×
N)クロックを再生する。
【0044】図1において、書き込みクロック発生部
(バイト・スタッフ部)1は、同期伝送網から受信した
連続クロックから、オーバーヘッド信号(図25(a)
に示された先頭24バイト)に対する位置のクロックを
マスクし、かつ受信したデータ中のバイト・スタッフ信
号によって、ポジティブ・スタッフまたはネガティブ・
スタッフを行って、受信したデータ中の主信号情報のみ
に対応するクロックを発生するものであって、図25
(b),(c)において斜線を施して示す部分を除いた
部分についてのクロックを発生する。
【0045】バッファメモリ2は、エラスティックメモ
リからなり、書き込みクロック発生部1からのクロック
によって、同期伝送網のSPEデータのみを格納する。
バイト−ビット変換部3は、バイト・スタッフ信号を受
けて、このバイト・スタッフの歯抜けクロックまたは挿
入クロックを、所定のフレーム数(例えば10〜500
フレーム)ごとに1回、1ビットずつ発生することによ
って、平滑化する(薄める)ためのビット・スタッフ信
号を発生する。
【0046】ビット・スタッフ部4は、同期クロック生
成部6からの、同期伝送網からの連続クロックに同期し
た高速クロック(伝送路クロック)を、オーバーヘッド
位置のクロックのみをマスクし、かつビット・スタッフ
信号によりビット・スタッフを行って、バッファメモリ
2の読み出しクロックを発生する。
【0047】平滑化部5は、ビット・スタッフ部4の出
力クロックを書き込みクロックとして、バッファメモリ
2から読み出されたデータを書き込むとともに、オーバ
ーヘッドバイト位置のクロック歯抜けの平滑化を行っ
て、非同期伝送網データを発生する。なお、後述するよ
うに、書き込みクロック発生部1,バッファメモリ2,
バイト−ビット変換部3およびビット・スタッフ部4に
おいても、オーバーヘッドバイト以外のクロックについ
ての平滑化部を構成している。
【0048】図2は、本発明のジッタ抑圧回路の作用を
説明するものであって、(a)は概略構成を示し、
(b)は動作タイムチャートを示す。
【0049】本発明のジッタ抑圧回路は、同期クロック
生成部6において再生した同期伝送網再生クロック(S
TM−1またはSTM−N(STM−1×N)クロッ
ク)に対して、ビット・スタッフ部において、バイト−
ビット変換部からの制御に従って、ビット・スタッフ制
御を行って、非同期伝送網のクロックを生成することに
よって、非同期網のジッタ量を1ビット以下にする。こ
の場合のビット・スタッフ制御の方法としては、以下の
ように種々の場合がある。
【0050】以下、本発明の課題を解決するための具体
的手段を掲げる。
【0051】(1) 非同期伝送網からの主信号データにバ
イト・スタッフを行って同期伝送網のフレームを形成し
て転送された同期伝送網の信号から、同期伝送網のフレ
ームを解いて主信号データを取り出して非同期伝送網へ
送出する際に、バイト・スタッフに基づいて生じる非同
期伝送網のクロックのジッタを抑圧するジッタ抑圧回路
において、同期伝送網の連続クロックからオーバヘッド
信号に対応する位置のクロックをマスクするとともに、
受信データ中のバイト・スタッフ信号によってポジティ
ブ・スタッフまたはネガティブ・スタッフを行って、受
信データ中の主信号情報のみに対応する書き込みクロッ
クを発生する書き込みクロック発生部1と、この書き込
みクロックによって主信号情報を格納するバッファメモ
リ2と、バイト・スタッフ信号に基づいてビット・スタ
ッフ動作の回数を一定時間内の移動平均によって平滑化
するビット・スタッフ信号を発生するバイト−ビット変
換部3と、同期伝送網の連続クロックに同期した高速ク
ロックを生成する同期クロック生成部6と、可変分周部
42を備え、前記高速クロックからビット・スタッフ信
号の周期で分周比が変化する可変分周クロックを発生す
るとともに、この可変分周クロックにおけるオーバーヘ
ッド信号に対応する位置のクロックをマスクした読み出
しクロックを発生するビット・スタッフ部4と、この読
み出しクロックによってビット・スタッフを行ってバッ
ファメモリ2から読み出されたデータを書き込み、オー
バーヘッド位置のクロックの歯抜けの平滑化を行って非
同期伝送網データを出力する平滑化部5とを備える。
【0052】(2) (1) の場合に、可変分周部42が、そ
れぞれ高速クロックを分周する1/(M−1)(Mは高
速クロックから前記読み出しクロックへの分周比)分周
カウンタ411と、1/M分周カウンタ412と、1/
(M+1)分周カウンタ413と、各分周カウンタの分
周クロックを切り替えて出力するセレクタ415とを備
え、ビット・スタッフ未制御時は、1/M分周クロック
を出力するとともに、ポジティブ・スタッフ制御時は、
1/M分周クロックと1/(M+1)分周クロックとを
切り替えて出力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、1
/M分周クロックと1/(M−1)分周クロックとを切
り替えて出力することによって可変分周クロックを発生
する。
【0053】(3) (1) の場合に、可変分周部42が、そ
れぞれ高速クロックを分周する1/M分周カウンタ41
2と、1/(M+1)分周カウンタ413と、高速クロ
ックの反転クロックを分周する反転の1/M分周カウン
タ417と、各分周カウンタの分周クロックを切り替え
て出力するセレクタ415とを備え、ビット・スタッフ
未制御時は、1/M分周クロックを出力するとともに、
ポジティブ・スタッフ制御時は、1/(M+1)分周ク
ロックと反転の1/M分周とを切り替えて出力し、ネガ
ティブ・スタッフ制御時は、1/M分周クロックと反転
の1/M分周クロックとを切り替えて出力することによ
って可変分周クロックを発生する。
【0054】(4) (1) の場合に、可変分周部42が、そ
れぞれ高速クロックのN(N>2)倍のクロックを分周
する1/(M−1)分周カウンタ411と、1/M分周
カウンタ412と、1/(M+1)分周カウンタ413
と、各分周カウンタの分周クロックを切り替えて出力す
るセレクタ415と、ビット・スタッフ信号のタイミン
グを分割した信号を発生するサブ・ビット変換部418
とを備え、ビット・スタッフ未制御時は、1/M分周ク
ロックを出力するとともに、ポジティブ・スタッフ制御
時は、1/M分周クロックと1/(M+1)分周クロッ
クとを分割したタイミングの信号の周期で切り替えて出
力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、1/M分周クロ
ックと1/(M−1)分周クロックとを分割したタイミ
ングの信号の周期で切り替えて出力することによって前
記可変分周クロックを発生する。
【0055】(5) (1) の場合に、可変分周部42が、高
速クロックの3N(N>2)倍のクロックから3相のク
ロックを作成する155M生成部419と、ビット・ス
タッフ信号に応じて、この3相のクロックを切り替えて
出力するセレクタ415と、この出力クロックを1/M
分周する1/M分周カウンタ412とを備え、ビット・
スタッフ未制御時は、中位の位相の分周クロックを出力
するとともに、ポジティブ・スタッフ制御時は、中位の
位相の分周クロックと位相が遅れた分周クロックとを切
り替えて出力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、中位
の位相の分周クロックと位相が進んだ分周クロックとを
切り替えて出力することによって可変分周クロックを発
生する。
【0056】(6) (1) の場合に、可変分周部42が、高
速クロックの3N(N>2)倍のクロックから3相のク
ロックを作成する155M生成部419と、この3相の
クロックをそれぞれ分周する3つの1/M分周カウンタ
412,417,421と、ビット・スタッフ信号に応
じて、3つの分周クロックを切り替えて出力するセレク
タ415とを備え、ビット・スタッフ未制御時は、中位
の位相の分周クロックを出力するとともに、ポジティブ
・スタッフ制御時は、中位の位相の分周クロックと位相
が遅れた分周クロックとを切り替えて出力し、ネガティ
ブ・スタッフ制御時は、中位の位相の分周クロックと位
相が進んだ分周クロックとを切り替えて出力することに
よって可変分周クロックを発生する。
【0057】(7) (1) の場合に、可変分周部42が、高
速クロックのN(N>1)倍のクロックを分周する1/
M分周カウンタ412と、1/M分周カウンタ412に
初期値を設定するデコード部422とを備え、ビット・
スタッフ未制御時は、1/M分周クロックを出力すると
ともに、ポジティブ・スタッフ制御時は、1/(M+
1)分周を行うように1/M分周カウンタ412に初期
値を設定することによって1/M分周クロックと1/
(M+1)分周クロックとを切り替えて出力し、ネガテ
ィブ・スタッフ制御時は、1/(M−1)分周を行うよ
うに1/M分周カウンタ412に初期値を設定すること
によって1/M分周クロックと1/(M+1)分周クロ
ックとを切り替えて出力することによって可変分周クロ
ックを発生する。
【0058】(8) (1) の場合に、可変分周部42が、高
速クロックのN(N>1)倍のクロックを分周する1/
M分周カウンタ412と、このN倍のクロックの反転ク
ロックを分周する反転の1/M分周カウンタ417と、
反転の1/M分周カウンタ417に初期値を設定するデ
コード部422と、1/M分周カウンタ412の出力と
反転の1/M分周カウンタ417の出力とを切り替えて
出力するセレクタ415とを備え、ビット・スタッフ未
制御時は、1/M分周クロックを出力するとともに、ポ
ジティブ・スタッフ制御時は、1/(M+1)分周を行
うように反転の1/M分周カウンタ417に初期値を設
定することによって1/M分周クロックと1/(M+
1)分周クロックとを切り替えて出力し、ネガティブ・
スタッフ制御時は、1/(M−1)分周を行うように反
転の1/M分周カウンタ417に初期値を設定すること
によって1/M分周クロックと1/(M+1)分周クロ
ックとを切り替えて出力することによって可変分周クロ
ックを発生する。
【0059】(9) (1) の場合に、可変分周部42が、高
速クロックのN(N>1)倍のクロックをA/B(A,
Bは素数,A<B,A/B≒1/24)分周するA/B
分周カウンタ423と、A/B分周カウンタ423に初
期値を設定するデコード部422とを備え、ビット・ス
タッフ未制御時は、A/B分周カウンタ423が1/M
分周を行ない、ポジティブ・スタッフ制御時は、A/
(B+1)分周を行うような初期値を設定することによ
ってA/B分周カウンタ423が1/M分周とA/(B
+1)分周とを切り替えて行ない、ネガティブ・スタッ
フ制御時は、A/(B−1)分周を行うような初期値を
設定することによってA/B分周カウンタ423が1/
M分周とA/(B−1)分周とを切り替えて行なうこと
によって、可変分周クロックを発生する。
【0060】(10) (1) の場合に、可変分周部42が、
それぞれ高速クロックを分周する1/(M−1)分周カ
ウンタ411と、1/M分周カウンタ412と、1/
(M+1)分周カウンタ413と、各分周カウンタの分
周クロックを切り替えて出力するセレクタ415と、高
速クロックを分周する1/(M−1)(M+1)分周カ
ウンタ425と、1/(M−1)(M+1)分周クロッ
クのタイミングでビット・スタッフ信号をラッチしてセ
レクタ415を切り替えるラッチ426とを備え、ビッ
ト・スタッフ未制御時は、1/M分周クロックを出力す
るとともに、ポジティブ・スタッフ制御時は、1/M分
周クロックと1/(M+1)分周クロックとを1/(M
−1)(M+1)分周クロックの周期で切り替えて出力
し、ネガティブ・スタッフ制御時は、1/M分周クロッ
クと1/(M−1)分周クロックとを1/(M−1)
(M+1)分周クロックの周期で切り替えて出力するこ
とによって可変分周クロックを発生する。
【0061】
【発明の実施の形態】図3は、本発明のジッタ抑圧回路
の一実施形態を示したものであって、図28の場合と同
じものを同じ番号で示している。図1に示された書き込
みクロック発生部1は、フレーム同期回路11,フレー
ム・タイミング発生回路12,ポインタ処理回路13お
よび書き込みクロック生成部14とから構成されてい
る。またビット・スタッフ部4は、読み出しクロック生
成部41で構成されており、平滑化部5は、ジッタ・バ
ッファ51と、アナログPLL回路52とで構成されて
いる。同期クロック生成部6は、アナログPLL回路6
1で構成されている7は同期伝送網データをシリアル/
パラレル変換する第1のS/P変換部、8は同期伝送網
の連続クロックをシリアル/パラレル変換する第2のS
/P変換部である。
【0062】フレーム同期回路11は、同期伝送網のデ
ータにおけるフレーム同期信号の位置を、連続クロック
に基づいて検出して、フレーム・タイミング発生回路1
2に伝える。フレーム・タイミング発生回路12は、フ
レーム同期信号に基づいて、図25において斜線を施し
て示したオーバーヘッドバイト(SOH BYTE)位
置と、ポジティブ・スタッフ時にクロックが消失するH
3 BYTEの次のBYTE位置と、ネガティブ・スタ
ッフ時にクロックが挿入されるH3 BYTE位置とを
書き込みクロック生成部14に伝えるとともに、バイト
・スタッフに関係するバイトH1,H2の、入力データ
中の位置を示す信号をポインタ処理回路13に伝える。
【0063】ポインタ処理回路13では、フレーム・タ
イミング発生回路12からのタイミングに従って、同期
伝送網のデータから、バイトH1,H2を抜き出し、ノ
ーマル状態,ポジティブ・スタッフ状態およびネガティ
ブ・スタッフ状態を判断して、それぞれを示す信号を書
き込みクロック生成部14とバイト−ビット変換部3に
伝える。
【0064】書き込みクロック生成部14は、フレーム
・タイミング発生回路12からのオーバーヘッドバイト
(SOH BYTE)位置,H3 BYTE位置および
H3BYTEの次のBYTE位置と、ポインタ処理回路
13からのノーマル/ポジティブ・スタッフ/ネガティ
ブ・スタッフの信号によって、図29に示すように、バ
ッファメモリ2へ、図25(b),(c)において斜線
を施して示す部分について歯抜け状態となったクロック
を生成する。
【0065】この結果、データSPEに対応するクロッ
クだけがバッファメモリ2に与えられ、バッファメモリ
2には、データSPEだけが密に隙間なく詰め込まれ
て、書き込まれることになる。
【0066】また、平滑化部5とは別の平滑化を行うた
めの演算部であるバイト−ビット変換部3は、ポインタ
処理回路23からのバイト単位のポジティブ・スタッフ
信号またはネガティブ・スタッフ信号を受けて、図30
に示すように、1回のスタッフ結果を24回に均等に分
散させた、1ビット抜きまたは1ビット挿入のビット・
スタッフ信号を発生して、読み出しクロック生成部41
へ送出する。
【0067】なおこの際、アナログPLL回路61で、
伝送路クロックのN倍のクロックを生成する場合は、2
4×N回に均等に分散させた、1ビット抜きまたは1ビ
ット挿入のビット・スタッフ信号を発生する。
【0068】アナログPLL回路61は、伝送路クロッ
クから作られた連続クロック(装置内処理のため、低速
に分周されたクロック)を基に、伝送路クロックまたは
伝送路クロックのN倍のクロックを生成して、読み出し
クロック生成部41へ送出する。
【0069】図4は、読み出しクロック生成部の構成例
を示したものである。読み出しクロック生成部41にお
いて、可変分周部42は、アナログPLL回路61から
のクロックを分周するが、この際、図3に示されたバイ
ト−ビット変換部3からのポジティブ・ビット・スタッ
フ信号またはネガティブ・ビット・スタッフ信号に応じ
て、1/M−1,1/Mまたは1/M+1のいずれかの
分周比で分周する。
【0070】すなわち、1回のスタッフを24回に均等
に分散させた1ビット抜きのビット・スタッフ信号(ポ
ジティブ・ビット・スタッフ信号)を受けたときは、1
多い分周(1/M+1分周)を24回行ない、1回のス
タッフを24回に均等に分散させた1ビット挿入のビッ
ト・スタッフ信号(ネガティブ・ビット・スタッフ信
号)を受けたときは、1少ない分周(1/M−1分周)
を24回行ない、いずれの信号も受けないときは、1/
Mの固定の分周を行う。
【0071】なお、アナログPLL回路61で、伝送路
クロックのN倍のクロックを生成する場合は、24×N
回に均等に分散させた1ビット抜きまたは1ビット挿入
のビット・スタッフ信号によって、同様に24×N回の
分周を発生させる。
【0072】可変分周部42からの分周クロックは、自
走のフレームカウンタ43に入力される。フレームカウ
ンタ43は、図25に示されたSTMフレームをカウン
トして、フレームの先頭を示す信号を出力する。
【0073】デコーダ(DEC)44は、フレームの先
頭位置に基づいて、図25(a)に示すOHB部分を示
すマスク信号を作成して、マスク部45に入力する。マ
スク部45は、マスク信号に基づいて可変分周部42か
らのクロックをマスクして、バッファメモリ2へ読み出
しクロックとして送出し、ジッタ・バッファ51へ書き
込みクロックとして送出する。
【0074】このようにして、バイト・スタッフに従っ
てバッファメモリ2に書き込まれた同期伝送網データ
は、ビット・スタッフに変換され平滑化された形で読み
出されるので、ポインタアクションに起因するジッタが
十分に抑圧されて、ジッタ・バッファ51に書き込まれ
る。
【0075】さらに、ジッタ・バッファ51では、前述
のように、バッファメモリ2で十分平滑化されなかった
オーバーヘッドバイトH1〜H3について、アナログP
LL回路52でさらに平滑化することができる。
【0076】図5は、可変分周部の構成例(1)を示し
たものであって、図3および図4の場合と同じものを同
じ番号で示している。アナログPLL回路61は、ST
M−1クロック(155.52MHz)を生成する。
【0077】1/(M−1)分周カウンタ411,1/
M分周カウンタ412および1/(M+1)分周カウン
タ413は、それぞれ、155.52MHzのクロック
を、1/(M−1)分周クロックと、1/M分周クロッ
クと、1/(M+1)分周クロックとに分周する。
【0078】切替え位相監視部414は、バイト−ビッ
ト変換部3からのポジティブ・ビット・スタッフ信号
(POJ)とネガティブ・ビット・スタッフ信号(NE
G)と、各分周カウンタの出力位相とを監視して、セレ
クタ415に対する切り替え信号を発生する。セレクタ
415は、切り替え信号に応じて、各分周カウンタの出
力を切り替えて、マスク部45とフレームカウンタ43
へ出力し、これによって、1ビット制御による平滑化を
行って、ジッタを抑圧する。
【0079】図6は、図5の場合の1ビットリーク動作
を示したものであって、はポジティブ・スタッフ時を
示し、はネガティブ・スタッフ時を示している。
【0080】ポジティブ・スタッフ発生時は、1/M分
周クロックと1/(M+1)分周クロックとに対して、
図6に示すような切り替えを、単位時間に24回繰り
返して、155Mビット幅のジッタを24回発生させる
ことによって、ジッタ量を分散させてジッタの低減を行
う。
【0081】ネガティブ・スタッフ発生時は、1/M分
周クロックと1/(M−1)分周クロックとに対して、
図6に示すような切り替えを、単位時間に24回繰り
返して、155Mビット幅のジッタを24回発生させる
ことによって、ジッタ量を分散させてジッタの低減を行
う。
【0082】ジッタを分散させる単位時間は、同期網装
置の周波数偏差によって決定される。装置の周波数偏差
を±20ppmとすると、ポインタアクションは最大で
も、STM1速度×装置間の最大周波数偏差÷1回のス
タッフで発生するビット数 =155.52×106 ×40×10-6 ÷ 24 =259.2回/秒 であって、1フレームでの発生頻度は0.0324回で
あり、平均して30.9フレームに1回となる。
【0083】このため、ジッタ分散の単位時間は、30
フレームの時間となる。また、N回連続のポインタ・ア
クションまで許容する場合は、30×Nフレームの時間
となる。
【0084】このように、図5に示された構成例によれ
ば、1回のポインタ・アクションを単位時間内に、同期
伝送速度である155MHzで24回(24は1回のポイ
ンタ・アクションによる移動ビット数)の位相変動に分
散して、非同期伝送網へのジッタ量を低減することがで
きる。この場合のジッタ量は、155MHzに対して1ビ
ット分となる(図6参照)。
【0085】図7は、可変分周部の構成例(2)を示し
たものであって、図5の場合と同じものを同じ番号で示
している。図中、反転部416は、アナログPLL回路
61からのクロックを反転して、第2の1/M分周カウ
ンタ417に与える。
【0086】図7の構成においては、図5に示された構
成において、アナログPLL回路61からの反転クロッ
クを分周する1/(M)分周カウンタ417を追加する
ことによって、半ビット(0.5ビット)単位の制御を
行う。
【0087】図8は、図7の場合の1ビットリーク動作
を示したものであって、はポジティブ・スタッフ時を
示し、はネガティブ・スタッフ時を示している。図
中、*は反転クロックを示す。
【0088】ポジティブ・スタッフ発生時は、正転の1
/(M+1)分周カウンタと、反転の1/M分周カウン
タとに対して、図8に示すような切り替えを、単位時
間に48回繰り返して、155Mビット幅のジッタを4
8回発生させることによって、ジッタ量を分散させてジ
ッタの低減を行う。
【0089】ネガティブ・スタッフ発生時は、正転の1
/M分周カウンタと、反転の1/M分周カウンタとに対
して、図8に示すような切り替えを、単位時間に48
回繰り返して、155Mビット幅のジッタを48回発生
させることによって、ジッタ量を分散させてジッタの低
減を行う。
【0090】図7に示された構成例によれぱ、1回のポ
インタ・アクションを単位時間内に、同期伝送速度であ
る155MHzの半相で48回(48は1回のポインタ・
アクションによる移動ビット数)の位相変動に分散し
て、非同期伝送網へのジッタ量を低減することができ
る。この場合のジッタ量は、155MHzに対して1ビッ
ト分となる(図8参照)。
【0091】図9は、可変分周部の構成例(3)を示し
たものであって、同期クロック生成部と可変分周部の構
成例を示し、図5の場合と同じものを同じ番号で示して
いる。アナログPLL回路61は、STM−1×Nクロ
ック(155.52MHz×N(N>2))を生成する。
【0092】可変分周部42において、1/(M−1)
分周カウンタ411,1/M分周カウンタ412および
1/(M+1)分周カウンタ413は、155.52M
Hz×Nのクロックを、それぞれ1/(M−1),1/
M,1/(M+1)に分周する。
【0093】サブ・ビット変換部418は、バイト−ビ
ット変換部3からの制御信号(1回のポインタ・アクシ
ョンを単位時間内に24回に分散した制御信号)を受け
て、制御信号間隔の間をさらにN分割した信号を発生す
る。切替え位相監視部414は、各分周カウンタの出力
位相を監視して、サブ・ビット変換部418からの制御
信号に応じて、セレクタ415に対する切り替え信号を
発生する。セレクタ415は、切り替え信号に応じて、
各分周カウンタの出力を切り替えて、マスク部45とフ
レームメモリ43へ出力し、これによって、1/Nビッ
ト制御による平滑化を行って、ジッタを抑圧する。
【0094】図10は、サブ・ビット変換部出力のタイ
ムチャートを示したものであって、単位時間に24回発
生するバイト−ビット変換部の制御信号の1出力間隔を
さらにN分割することによって、サブ・ビット変換部の
出力が生成されることが示されている。
【0095】図10に示された構成例によれぱ、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155M×NHz
の速度で24×N回(24は1回のポインタ・アクショ
ンによる移動ビット数)の位相変動に分散して、非同期
伝送網へのジッタ量を低減できる。ジッタ量は、155
MHzに対して1ビット分となる(図10参照)。
【0096】図11は、可変分周部の構成例(4)を示
したものであって、図5の場合と同じものを同じ番号で
示している。アナログPLL回路61は、STM−1×
3Nクロック(155.52MHz×3N(N>2))を
生成する。
【0097】可変分周部42において、155M生成部
419は、位相の異なる3種類の155MHzクロックを
生成する。この際、3種類のクロックの位相差は、15
5MHzの1ビット以内とする。セレクタ部(SEL)4
15は、切替え位相監視部414の制御に基づいて、3
種類のクロックから1つを選択する。
【0098】1/M分周カウンタ412は、選択された
クロックを分周して、マスク部45とフレームメモリ4
3に対するクロックを作成する。切替え位相監視部41
4は、バイト−ビット変換部3からの、ポジティブ・ビ
ット・スタッフ信号(POJ)とネガティブ・ビット・
スタッフ信号(NEG)と、155MHz生成部419か
らの位相情報とによって、3種類のクロックの位相を監
視し、分周カウンタ420からのクロックによってタイ
ミングをとって切替え信号を発生する。
【0099】図11に示された構成例によれば、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155MHzの速
度で24回(24は1回のポインタ・アクションによる
移動ビット数)の位相変動に分散することによって、非
同期伝送網へのジッタ量を低減することができる。この
場合のジッタ量は、155MHzに対して1ビット分とな
る。
【0100】図12は、可変分周部の構成例(5)を示
したものであって、前掲各図の場合と同じものを同じ番
号で示している。アナログPLL回路61は、STM−
1×3Nクロック(155.52MHz×3N(N>
2))を生成する。
【0101】可変分周部42において、155M生成部
419は、位相の異なる3種類の155MHzクロックを
生成する。この際、3種類のクロックの位相差は、15
5MHzの1ビット以内とする。各1/M分周カウンタ4
12,417,421は、155M生成部419からの
3種類のクロックを、それぞれ1/M分周する。セレク
タ部(SEL)415は、各1/M分周カウンタ41
2,417,421からの、3種類の1/M分周された
クロックを選択して、マスク部45とフレームメモリ4
3に対するクロックを作成する。
【0102】切替え位相監視部414は、バイト−ビッ
ト変換部3からの、ポジティブ・ビット・スタッフ信号
(POJ)とネガティブ・ビット・スタッフ信号(NE
G)に応じて、1/M分周カウンタからの位相を監視
し、タイミングをとってセレクタ部(SEL)415に
対する切替え信号を発生する。
【0103】図12に示された構成例によれば、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155MHzの速
度で24回(24は1回のポインタ・アクションによる
移動ビット数)の位相変動に分散することによって、非
同期伝送網へのジッタ量を低減することができる。この
場合のジッタ量は、155MHzに対して1ビット分とな
る。
【0104】図13は、可変分周部の構成例(6)を示
したものであって、前掲各図の場合と同じものを同じ番
号で示している。アナログPLL回路61は、STM−
1×Nクロック(155.52MHz×N(N>1))を
生成する。
【0105】可変分周部42において、1/M分周カウ
ンタ部412は、同期クロック生成部6からの155M
Hz×Nのクロックを分周する。デコード部422は、バ
イト−ビット変換部3からのポジティブ・ビット・スタ
ッフ信号(POJ)とネガティブ・ビット・スタッフ信
号(NEG)に応じて、1/M分周カウンタ411のク
ロックによってタイミングをとって、1/M分周カウン
タ412の初期値を設定する。
【0106】図13に示された構成例は、次のような動
作を行う。 (1) 通常時 バイト/ビット変換部3からの制御がなく、デコード部
422は、常に1/M分周カウンタ412が1/M分周
を行うような初期値を、1/M分周カウンタ412に設
定する。
【0107】(2) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からポジティブ制御発生時は、
デコード部422は、1/ M分周カウンタ412が1
/(M+1)分周を行うような初期値を、1/M分周カ
ウンタ412に設定する。
【0108】(3) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からネガティブ制御発生時は、
デコード部422は、1/M分周カウンタ412が1/
(M−1)分周を行うような初期値を、1/M分周カウ
ンタ412に設定する。
【0109】図13に示された構成例によれば、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155MHz×N
の速度で24×N回(24は1回のポインタ・アクショ
ンによる移動ビット数)の位相変動に分散することによ
って、非同期伝送網へのジッタ量を低減することができ
る。この場合のジッタ量は、155MHzに対してNビッ
ト分となる。
【0110】図14は、可変分周部の構成例(7)を示
したものであって、前掲各図の場合と同じものを同じ番
号で示している。アナログPLL回路61は、STM−
1×Nクロック(155.52MHz×N(N>1))を
生成する。
【0111】可変分周部42において、1/M分周カウ
ンタ部412は、同期クロック生成部6からの155M
Hz×Nのクロックを分周する。反転部416は同期クロ
ック生成部6からの155MHz×Nのクロックを反転
し、1/M分周カウンタ部417は、反転部415から
の155MHz×Nの反転クロックを分周する。デコード
部422は、バイト−ビット変換部3からのポジティブ
・ビット・スタッフ信号(POJ)とネガティブ・ビッ
ト・スタッフ信号(NEG)に応じて、1/M分周カウ
ンタ412,417の初期値を設定する。
【0112】図14に示された構成例は、次のような動
作を行う。 (1) 通常時 バイト/ビット変換部3からの制御がなく、SEL部4
15は、常に1/M分周カウンタ412を選択し、1/
M分周クロックを送出する。
【0113】(2) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からポジティブ制御発生時は、
SEL部415は1/M分周カウンタ417を選択し、
デコード部422は1/M分周カウンタ417が1/
(M+1)分周を行うような初期値を、1/M分周カウ
ンタ417に設定する。
【0114】(3) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からネガティブ制御発生時は、
SEL部415は1/M分周カウンタ417を選択し、
デコード部422は1/M分周カウンタ417が1/
(M−1)分周を行うような初期値を、1/M分周カウ
ンタ417に設定する。
【0115】図14に示された構成例によれば、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155MHz×N
の速度で24×N回(24は1回のポインタ・アクショ
ンによる移動ビット数)の位相変動に分散することによ
って、非同期伝送網へのジッタ量を低減することができ
る。この場合のジッタ量は、155MHzに対してNビッ
ト分となる。
【0116】図15は、可変分周部の構成例(8)を示
したものであって、前掲各図の場合と同じものを同じ番
号で示している。アナログPLL回路61は、STM−
1×Nクロック(155.52MHz×N(N>1))を
生成する。
【0117】可変分周部42において、A/B分周カウ
ンタ部423は、可変素数分周回路を構成し、同期クロ
ック生成部6からの155MHz×NのクロックをA/B
(A,Bはともに素数。A<B,かつA/B≒1/2
4)分周する。この際、A/Bは1/24でないため、
余剰が発生するので、この余剰を次回の単位時間に繰り
越す。累積部424は、この繰越値を保存する。
【0118】デコード部422は、バイト−ビット変換
部3からのポジティブ・ビット・スタッフ信号(PO
J)とネガティブ・ビット・スタッフ信号(NEG)に
応じて、A/B分周カウンタ423の初期値を設定す
る。
【0119】図14に示された構成例は、次のような動
作を行う。 (1) 通常時 バイト/ビット変換部3からの制御がなく、デコード部
422は、常にA/B分周カウンタ423が1/M分周
を行うような初期値を、A/B分周カウンタ423に設
定する。
【0120】(2) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からポジティブ制御発生時は、
デコード部422は、A/B分周カウンタ423がA/
(B+1)分周を行うような初期値を、A/B分周カウ
ンタ423に設定する。
【0121】(3) ポジティブ制御発生時 バイト/ビット変換部3からネガティブ制御発生時は、
デコード部422は、A/B分周カウンタ423がA/
(B−1)分周を行うような初期値を、A/B分周カウ
ンタ423に設定する。
【0122】図15に示された構成例によれば、1回の
ポインタ・アクションを単位時間内に、155MHz×N
の速度で24×Nまたは24×N±1回(24は1回の
ポインタ・アクションによる移動ビット数)の位相変動
に分散することによって、非同期伝送網へのジッタ量を
低減することができる。この場合のジッタ量は、155
MHzに対してNビット分となる。
【0123】図16は、本発明の具体的構成例(1)を
示したものであって、可変分周部の構成例(1)の場合
のアナログPLL回路と可変分周部の詳細構成を例示
し、図5の場合と同じものを同じ番号で示している。
【0124】アナログPLL回路61において、発振器
611は、STM−1クロック(155.52MHz)の
周波数の信号を発生する。分周器(1/N)612は、
発振器611の出力周波数を1/Nに分周する。位相比
較器(PC)613は同期伝送網の分周クロック入力
と、分周器612の分周出力とを比較して、位相誤差の
信号を出力する。ローパスフィルタ(LPF)614
は、位相比較器613の出力を帯域制限して、発振器6
11に対する周波数制御信号を発生する。
【0125】可変分周部42において、1/(M−1)
分周カウンタ411,1/M分周カウンタ412および
1/(M+1)分周カウンタ413は、アナログPLL
回路61からのクロックをそれぞれ1/(M−1),1
/Mおよび1/(M+1)に分周する。
【0126】デコーダ(DEC)1,デコーダ(DE
C)2およびデコーダ(DEC)3は、それぞれ1/
(M−1)分周カウンタ411,1/M分周カウンタ4
12および1/(M+1)分周カウンタ413の出力を
SEL415において切り替える際の、切替え可能領域
をデコードした出力を発生する。
【0127】アンドゲート(AND)1は、DEC1,
DEC2の出力によってINC動作時のセレクタ(SE
L)415切替えタイミングを生成する。アンドゲート
(AND)2は、DEC2,DEC3の出力によってD
EC動作時のセレクタ(SEL)415切替えタイミン
グを生成する。ここでINC動作は、ポジティブ・スタ
ッフの発生によって、クロックが増加する場合の動作を
指し、DEC動作は、ネガティブ・スタッフの発生によ
って、クロックが減少する場合の動作を指している。
【0128】ラッチ(SR)1は、バイト−ビット変換
部3からのネガティブ・ビット・スタッフ信号(NE
G)によってセットし、AND1の出力によってリセッ
トする。ラッチ(SR)2は、バイト−ビット変換部3
からのポジティブ・ビット・スタッフ信号(POJ)に
よってセットし、AND2の出力によってリセットす
る。カウンタ1,カウンタ2は、それぞれSR1,SR
2の出力によってクリアされて、アナログPLL回路6
1のクロックをカウントして、一定数のカウント後、イ
ネーブル信号(EN)の発生によってカウントを停止す
る。
【0129】SEL415は、常時は、1/M分周カウ
ンタ412の出力を選択し、カウンタ1またはカウンタ
2がカウント中の状態のとき、それぞれ1/(M−1)
分周カウンタ411または1/(M+1)分周カウンタ
413の出力を選択して、マスク部45およびフレーム
カウンタ43に対するクロックを出力する。
【0130】図17は、図16に示された可変分周部に
おけるINC動作時のタイムチャートを示したものであ
って、(1) は1/(M−1)分周カウンタ出力、(2) は
DEC1出力、(3) は1/M分周カウンタ出力、(4) は
DEC2出力、(5) は1/(M+1)分周カウンタ出
力、(6) はDEC3出力、(7) はAND1出力、(8) は
AND2出力、(9) はポジティブ・ビット・スタッフ
(POJ)信号、(10)はネガティブ・ビット・スタッフ
(NEG)信号、(11)はSR1出力、(12)はSR2出
力、(13)はカウンタ1出力、(14)はカウンタ2出力、(1
5)はSEL1信号、(16)はSEL2信号、(17)はSEL
415出力クロックである。
【0131】本発明の具体的構成例(2)は、可変分周
部の構成例(2)に対応するものであり、図16と同様
の構成において、図7に示されたように、アナログPL
L回路61の出力を反転部416を経て反転したクロッ
クを、1/M分周カウンタ417で1/M分周したクロ
ックを、反転クロックとして用いることによって構成さ
れる。
【0132】本発明の具体的構成例(3)は、可変分周
部の構成例(3)に対応するものであり、図16と同様
の構成において、図9に示すように、サブ・ビット変換
部418を用いることによって構成される。
【0133】図18は、サブ・ビット変換部の構成例を
示したものである。図18において、カウンタ(1) 41
81はバイト−ビット変換部からのポジティブ・ビット
・スタッフ信号POJによってリセットして、アナログ
PLL回路61のクロックをカウントして、一定数Nの
カウントを繰り返す。デコーダ(DEC)(1) 4182
は、カウンタ(1) のNカウントごとに、POJを分割し
て出力するとともに、所定回数(24回)、分割された
POJを出力したとき、イネーブル信号(EN)を出力
して、カウンタ(1) のカウントを停止する。
【0134】カウンタ(2) 4183も同様に、バイト−
ビット変換部からのネガティブ・ビット・スタッフ信号
NEGによってリセットして、アナログPLL回路61
のクロックをカウントして、一定数Nのカウントを繰り
返す。デコーダ(DEC)(2) 4184は、カウンタ
(2) のNカウントごとに、NEGを分割して出力すると
ともに、所定回数(24回)、分割されたNEGを出力
したとき、イネーブル信号(EN)を出力して、カウン
タ(2) のカウントを停止する。
【0135】図19は、図18に示されたサブ・ビット
変換部の動作タイムチャートを示したものであって、ポ
ジティブ・ビット・スタッフ信号POJに対する動作の
みを例示しているが、ネガティブ・ビット・スタッフ信
号NEGに対する動作も同様である。
【0136】本発明の具体的構成例(4)は、可変分周
部の構成例(4)に対応するものであり、図16と同様
の構成において、図11に示すように、アナログPLL
回路61,1/M分周カウンタ412,切替え位相監視
部414を構成し、155M生成部419をアナログP
LL回路61からのクロックを1/N(N=3)分周す
るカウンタで構成することによって、実現される。
【0137】本発明の具体的構成例(5)は、可変分周
部の構成例(5)に対応するものであり、本発明の具体
的構成例(1)と(4)を組み合わせることによって、
実現される。
【0138】本発明の具体的構成例(6)は、可変分周
部の構成例(6)に対応するものであり、図13に示す
ように、1/M分周カウンタ412に対して、デコード
部422を設けることによって実現される。
【0139】図20は、デコード部の構成例を示したも
のであって、セレクタ(SEL)4221からなってい
る。SEL4221は、ポジティブ・ビット・スタッフ
信号POJと、ネガティブ・ビット・スタッフ信号NE
Gとに応じて、POJ時の初期値と、NEG時の初期値
と、スタッフを行わない正常(NOR)時の初期値とを
選択して、1/M分周カウンタ412に与えることによ
って、デコード部を実現する。
【0140】本発明の具体的構成例(7)は、可変分周
部の構成例(7)に対応するものであり、本発明の具体
的構成例(6)と(2)を組み合わせることによって、
実現される。
【0141】本発明の具体的構成例(8)は、可変分周
部の構成例(8)に対応するものであり、図13と同様
の構成において、図15に示すように、A/B分周カウ
ンタ423を設けることによって、実現される。
【0142】図21は、A/B進分周カウンタの構成例
を示したものである。図21において、B進カウンタ4
231は、図20の場合と同様に、SEL4221によ
って初期値を設定されて、アナログPLL回路61のク
ロックをカウントする。デコーダ(DEC)4232
は、B進カウンタ4231の出力によって、B進中にA
回パルスを出力する。このように、B進カウンタ423
1とDEC4232を用いることによって、A/B分周
カウンタが実現される。
【0143】図22は、本発明の他の具体的構成例を示
したものであって、図5におけると同じものを同じ番号
で示し、425は1/(M−1)(M+1)分周カウン
タ、426はラッチ部である。
【0144】バイト−ビット変換部3からの、ポジティ
ブ・ビット・スタッフ信号POJまたはネガティブ・ビ
ット・スタッフ信号NEGの間隔が非常に長い場合に
は、1/M分周カウンタ412の出力クロックに同期し
て、1/(M−1)(M+1)分周カウンタ425によ
って、アナログPLL回路61のクロックを、1/(M
−1)(M+1)分周して得た出力のタイミングで、ラ
ッチ部426で信号POJ,NEGをラッチした信号に
よって、SEL415を切り替えて、1/M分周カウン
タ412の出力クロックと、1/(M−1)分周カウン
タ411または1/(M+1)分周カウンタ413の出
力クロックとを選択することによって、切替え位相監視
部を形成して、可変分周部を実現することができる。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期伝送網において、データを終端装置から非同期伝送網
に送出する際に、同期伝送網のデータに挿入されたスタ
ッフ・バイトに基づく、非同期伝送網のクロックのジッ
タを1ビット以下に抑圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジッタ抑圧回路の原理的構成を示す図
である。
【図2】本発明のジッタ抑圧回路の作用を説明する図で
あって、(a)は概略構成を示し、(b)は動作タイム
チャートを示す。
【図3】本発明のジッタ抑圧回路の一実施形態を示す図
である。
【図4】読み出しクロック生成部の構成例を示す図であ
る。
【図5】可変分周部の構成例(1)を示す図である。
【図6】図5の場合の1ビットリーク動作を示す図であ
って、はポジティブ・スタッフ時を示し、はネガテ
ィブ・スタッフ時を示す。
【図7】可変分周部の構成例(2)を示す図である。
【図8】図7の場合の1ビットリーク動作を示す図であ
って、はポジティブ・スタッフ時を示し、はネガテ
ィブ・スタッフ時を示す。
【図9】可変分周部の構成例(3)を示す図である。
【図10】サブ・ビット変換部出力のタイムチャートを
示す図である。
【図11】可変分周部の構成例(4)を示す図である。
【図12】可変分周部の構成例(5)を示す図である。
【図13】可変分周部の構成例(6)を示す図である。
【図14】可変分周部の構成例(7)を示す図である。
【図15】可変分周部の構成例(8)を示す図である。
【図16】本発明の具体的構成例(1)を示す図であ
る。
【図17】図16に示された可変分周部におけるINC
動作時のタイムチャートを示す図である。
【図18】サブ・ビット変換部の構成例を示す図であ
る。
【図19】図18に示されたサブ・ビット変換部の動作
タイムチャートを示す図である。
【図20】デコード部の構成例を示す図である。
【図21】A/B進分周カウンタの構成例を示す図であ
る。
【図22】本発明の他の具体的構成例を示す図である。
【図23】非同期/同期/非同期伝送網の概念を示す図
である。
【図24】同期伝送網を説明する図あって、(a)は構
成を示し、(b)は各部の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図25】同期伝送網のフレームフォーマットを説明す
る図であって、(a)は送り側の終端装置と分岐・挿入
装置との間にクロックの位相変動がない状態、(b)は
分岐・挿入装置側がクロック周波数が高い場合、(c)
は分岐・挿入装置側がクロック周波数が低い場合を示
す。
【図26】ポインタ・アクション動作を説明する図であ
る。
【図27】従来のジッタ抑圧回路の原理的構成を示す図
である。
【図28】従来のジッタ抑圧回路の具体例を示す図であ
る。
【図29】書き込みクロック生成部の動作を説明する図
であって、は通常時の動作、はポジティブ・スタッ
フ発生時の動作、はネガティブ・スタッフ発生時の動
作をそれぞれ示す。
【図30】バイト−ビット変換部の動作を説明する図で
ある。
【図31】読み出しクロック生成部の動作を説明する図
であって、は通常時の動作、はポジティブ・スタッ
フ発生時の動作、はネガティブ・スタッフ発生時の動
作をそれぞれ示す。
【図32】従来のジッタ抑圧回路を説明する図であっ
て、(a)は概略構成を示し、(b)は動作タイムチャ
ートを示す。
【符号の説明】
1 書き込みクロック発生部 2 バッファメモリ 3 バイト−ビット変換部 4 ビット・スタッフ部 5 平滑化部 6 同期クロック生成部 42 可変分周部 411 1/(M−1)分周カウンタ 412 1/M分周カウンタ 413 1/(M+1)分周カウンタ 415 セレクタ 417 1/M分周カウンタ 418 サブ・ビット変換部 419 155M生成部 422 デコード部 423 A/B分周カウンタ 425 1/(M−1)(M+1)分周カウンタ 426 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 尚延 大阪府大阪市中央区城見2丁目2番6号 富士通関西ディジタル・テクノロジ株式会 社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非同期伝送網からの主信号データにバイ
    ト・スタッフを行って同期伝送網のフレームを形成して
    転送された同期伝送網の信号から、該同期伝送網のフレ
    ームを解いて前記主信号データを取り出して非同期伝送
    網へ送出する際に、前記バイト・スタッフに基づいて生
    じる非同期伝送網のクロックのジッタを抑圧するジッタ
    抑圧回路において、 同期伝送網の連続クロックからオーバヘッド信号に対応
    する位置のクロックをマスクするとともに、受信データ
    中のバイト・スタッフ信号によってポジティブ・スタッ
    フまたはネガティブ・スタッフを行って、受信データ中
    の主信号情報のみに対応する書き込みクロックを発生す
    る書き込みクロック発生部と、 該書き込みクロックによって前記主信号情報を格納する
    バッファメモリと、前記バイト・スタッフ信号に基づい
    てビット・スタッフ動作の回数を一定時間内の移動平均
    によって平滑化するビット・スタッフ信号を発生するバ
    イト−ビット変換部と、 前記同期伝送網の連続クロックに同期した高速クロック
    を生成する同期クロック生成部と、 可変分周部を備え、前記高速クロックから前記ビット・
    スタッフ信号の周期で分周比が変化する可変分周クロッ
    クを発生するとともに、該可変分周クロックにおけるオ
    ーバーヘッド信号に対応する位置のクロックをマスクし
    た読み出しクロックを発生するビット・スタッフ部と、 該読み出しクロックによってビット・スタッフを行って
    前記バッファメモリから読み出されたデータを書き込
    み、オーバーヘッド位置のクロックの歯抜けの平滑化を
    行って非同期伝送網データを出力する平滑化部とを備え
    たことを特徴とするジッタ抑圧回路。
  2. 【請求項2】 前記可変分周部が、それぞれ前記高速ク
    ロックを分周する1/(M−1)(Mは高速クロックか
    ら前記読み出しクロックへの分周比)分周カウンタと、
    1/M分周カウンタと、1/(M+1)分周カウンタ
    と、該各分周カウンタの分周クロックを切り替えて出力
    するセレクタとを備え、ビット・スタッフ未制御時は、
    1/M分周クロックを出力するとともに、ポジティブ・
    スタッフ制御時は、1/M分周クロックと1/(M+
    1)分周クロックとを切り替えて出力し、ネガティブ・
    スタッフ制御時は、1/M分周クロックと1/(M−
    1)分周クロックとを切り替えて出力することによって
    前記可変分周クロックを発生することを特徴とする請求
    項1に記載のジッタ抑圧回路。
  3. 【請求項3】 前記可変分周部が、それぞれ前記高速ク
    ロックを分周する1/M分周カウンタと、1/(M+
    1)分周カウンタと、前記高速クロックの反転クロック
    を分周する反転の1/M分周カウンタと、該各分周カウ
    ンタの分周クロックを切り替えて出力するセレクタとを
    備え、ビット・スタッフ未制御時は、1/M分周クロッ
    クを出力するとともに、ポジティブ・スタッフ制御時
    は、1/(M+1)分周クロックと反転の1/M分周と
    を切り替えて出力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、
    1/M分周クロックと反転の1/M分周クロックとを切
    り替えて出力することによって前記可変分周クロックを
    発生することを特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧
    回路。
  4. 【請求項4】 前記可変分周部が、それぞれ前記高速ク
    ロックのN(N>2)倍のクロックを分周する1/(M
    −1)分周カウンタと、1/M分周カウンタと、1/
    (M+1)分周カウンタと、該各分周カウンタの分周ク
    ロックを切り替えて出力するセレクタと、前記ビット・
    スタッフ信号のタイミングを分割した信号を発生するサ
    ブ・ビット変換部とを備え、ビット・スタッフ未制御時
    は、1/M分周クロックを出力するとともに、ポジティ
    ブ・スタッフ制御時は、1/M分周クロックと1/(M
    +1)分周クロックとを前記分割したタイミングの信号
    の周期で切り替えて出力し、ネガティブ・スタッフ制御
    時は、1/M分周クロックと1/(M−1)分周クロッ
    クとを前記分割したタイミングの信号の周期で切り替え
    て出力することによって前記可変分周クロックを発生す
    ることを特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧回路。
  5. 【請求項5】 前記可変分周部が、前記高速クロックの
    3N(N>2)倍のクロックから3相のクロックを作成
    する155M生成部と、前記ビット・スタッフ信号に応
    じて、該3相のクロックを切り替えて出力するセレクタ
    と、該出力クロックを1/M分周する1/M分周カウン
    タとを備え、ビット・スタッフ未制御時は、中位の位相
    の分周クロックを出力するとともに、ポジティブ・スタ
    ッフ制御時は、中位の位相の分周クロックと位相が遅れ
    た分周クロックとを切り替えて出力し、ネガティブ・ス
    タッフ制御時は、中位の位相の分周クロックと位相が進
    んだ分周クロックとを切り替えて出力することによって
    前記可変分周クロックを発生することを特徴とする請求
    項1に記載のジッタ抑圧回路。
  6. 【請求項6】 前記可変分周部が、前記高速クロックの
    3N(N>2)倍のクロックから3相のクロックを作成
    する155M生成部と、該3相のクロックをそれぞれ分
    周する3つの1/M分周カウンタと、前記ビット・スタ
    ッフ信号に応じて、該3つの分周クロックを切り替えて
    出力するセレクタとを備え、ビット・スタッフ未制御時
    は、中位の位相の分周クロックを出力するとともに、ポ
    ジティブ・スタッフ制御時は、中位の位相の分周クロッ
    クと位相が遅れた分周クロックとを切り替えて出力し、
    ネガティブ・スタッフ制御時は、中位の位相の分周クロ
    ックと位相が進んだ分周クロックとを切り替えて出力す
    ることによって前記可変分周クロックを発生することを
    特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧回路。
  7. 【請求項7】 前記可変分周部が、前記高速クロックの
    N(N>1)倍のクロックを分周する1/M分周カウン
    タと、該1/M分周カウンタに初期値を設定するデコー
    ド部とを備え、ビット・スタッフ未制御時は、1/M分
    周クロックを出力するとともに、ポジティブ・スタッフ
    制御時は、1/(M+1)分周を行うように1/M分周
    カウンタに初期値を設定することによって1/M分周ク
    ロックと1/(M+1)分周クロックとを切り替えて出
    力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、1/(M−1)
    分周を行うように1/M分周カウンタに初期値を設定す
    ることによって1/M分周クロックと1/(M+1)分
    周クロックとを切り替えて出力することによって前記可
    変分周クロックを発生することを特徴とする請求項1に
    記載のジッタ抑圧回路。
  8. 【請求項8】 前記可変分周部が、前記高速クロックの
    N(N>1)倍のクロックを分周する1/M分周カウン
    タと、該N倍のクロックの反転クロックを分周する反転
    の1/M分周カウンタと、該反転の1/M分周カウンタ
    の初期値を設定するデコード部と、該1/M分周カウン
    タの出力と反転の1/M分周カウンタの出力とを切り替
    えて出力するセレクタとを備え、ビット・スタッフ未制
    御時は、1/M分周クロックを出力するとともに、ポジ
    ティブ・スタッフ制御時は、1/(M+1)分周を行う
    ように反転の1/M分周カウンタに初期値を設定するこ
    とによって1/M分周クロックと1/(M+1)分周ク
    ロックとを切り替えて出力し、、ネガティブ・スタッフ
    制御時は、1/(M−1)分周を行うように反転の1/
    M分周カウンタに初期値を設定することによって1/M
    分周クロックと1/(M+1)分周クロックとを切り替
    えて出力することによって前記可変分周クロックを発生
    することを特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧回
    路。
  9. 【請求項9】 前記可変分周部が、前記高速クロックの
    N(N>1)倍のクロックをA/B(A,Bは素数,A
    <B,A/B≒1/24)分周するA/B分周カウンタ
    と、該A/B分周カウンタの初期値を設定するデコード
    部とを備え、ビット・スタッフ未制御時は、該A/B分
    周カウンタが1/M分周を行ない、ポジティブ・スタッ
    フ制御時は、A/(B+1)分周を行うような初期値を
    設定することによって該A/B分周カウンタが1/M分
    周とA/(B+1)分周とを切り替えて行ない、ネガテ
    ィブ・スタッフ制御時は、A/(B−1)分周を行うよ
    うな初期値を設定することによって該A/B分周カウン
    タが1/M分周とA/(B−1)分周とを切り替えて行
    なうことによって、前記可変分周クロックを発生するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧回路。
  10. 【請求項10】 前記可変分周部が、それぞれ前記高速
    クロックを分周する1/(M−1)分周カウンタと、1
    /M分周カウンタと、1/(M+1)分周カウンタと、
    該各分周カウンタの分周クロックを切り替えて出力する
    セレクタと、前記高速クロックを分周する1/(M−
    1)(M+1)分周カウンタと、1/(M−1)(M+
    1)分周クロックのタイミングでビット・スタッフ信号
    をラッチして前記セレクタを切り替えるラッチとを備
    え、ビット・スタッフ未制御時は、1/M分周クロック
    を出力するとともに、ポジティブ・スタッフ制御時は、
    1/M分周クロックと1/(M+1)分周クロックとを
    1/(M−1)(M+1)分周クロックの周期で切り替
    えて出力し、ネガティブ・スタッフ制御時は、1/M分
    周クロックと1/(M−1)分周クロックとを1/(M
    −1)(M+1)分周クロックの周期で切り替えて出力
    することによって前記可変分周クロックを発生すること
    を特徴とする請求項1に記載のジッタ抑圧回路。
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