JPH086Y2 - コンパクト - Google Patents

コンパクト

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JPH086Y2
JPH086Y2 JP12770390U JP12770390U JPH086Y2 JP H086 Y2 JPH086 Y2 JP H086Y2 JP 12770390 U JP12770390 U JP 12770390U JP 12770390 U JP12770390 U JP 12770390U JP H086 Y2 JPH086 Y2 JP H086Y2
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JP
Japan
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lid
suction
compact
suction cup
shaped fine
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JP12770390U
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English (en)
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JPH0483109U (ja
Inventor
宏哲 百合
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フアンデーシヨン等の化粧料を収容する
コンパクトに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、コンパクトは、上面に化粧料を収容するため
の凹部を有する容器本体の後端部に、蓋体が開閉自在に
ヒンジ連結されて構成されている。このようなコンパク
トとして、例えば、第6図に示すようなものがある。こ
のコンパクトは、容器本体13の前端面の切欠凹部14の奥
面に突設された係合突起15を、蓋体16の前端部に設けら
れた係合爪17に係合して閉蓋状態を保持するようになつ
ている。そして、切欠凹部14に取り付けられた操作片18
を奥面に押圧して上記係合を解除して開蓋するようにな
つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記コンパクトでは、係合突起15,係
合爪17および操作片18の構造が複雑で、成形による誤差
が生じやすい。そのため、上記係合が強固になりすぎて
開蓋しにくいものや、緩すぎて簡単に開蓋しすぎるもの
ができる。上記係合が強固なコンパクトでは、蓋体16の
開閉を繰り返すと、上記係合爪17に無理な力が加わつて
材質疲労が蓄積し、使用途中で上記係合爪が折れるとい
う事態が生じる。また、上記係合が緩すぎて簡単に開蓋
するコンパクトでは、バツグ等に入れて携帯している際
に、不用意に蓋体が開蓋して化粧料でバツグの内部を汚
すという事態を生じたりする。
この考案はこのような事情に鑑みなされたもので、蓋
体の開閉を繰り返しても損傷等することなく閉蓋状態を
保持し、しかも構造が簡単で製造の容易なコンパクトの
提供をその目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のコンパクト
は、上面に収容部が凹設された容器本体と、この収容部
を蓋する蓋体とを備え、上記容器本体の上面部および上
記蓋体の裏面部の少なくとも一方に、不織布を基材とし
その一面にアクリル酸系樹脂層が形成され、この樹脂層
の表面が吸盤状微細凹凸面に形成されてなる吸着シート
を取り付け、上記吸盤状微細凹凸面の吸着作用を利用し
て閉蓋状態を保持するという構成をとる。
〔作用〕
この考案のコンパクトは、従来のコンパクトのように
閉蓋状態を保持するための係合突起および係合爪を形成
しないで閉蓋状態を保持できるようにしたものである。
すなわち、容器本体の上面部および蓋体の裏面部の少な
くとも一方に、吸盤状微細凹凸面が形成されてなる吸着
シートを取り付け、上記吸盤状微細凹凸面の吸着作用に
よつて、上記蓋体の閉蓋状態を保持している。これによ
り、前記従来例のように、複雑な構造の係合爪や係合突
起を形成しなくても、閉蓋状態を安定に保持することが
でき、繰り返し開閉することができる。また、閉蓋状態
の蓋体を持ち上げないと、上記吸着を解除して開蓋させ
ることができないため、蓋体が不用意に開くことがな
い。なお、上記吸着シートは、容器本体の上面部または
蓋体の裏面部に成形による誤差が生じたりしても、その
誤差を吸収して常に適正な閉蓋状態を保持する。
つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明す
る。
〔実施例〕
第1図はこの考案のコンパクトの一実施例を示してい
る。すなわち、このコンパクトは、プラスチツク製の容
器本体1の後端部に、同じくプラスチツク製で裏面に鏡
2aが貼着された蓋体2の後端部をヒンジ連結して構成さ
れている。上記容器本体1の上面には、化粧料3aが収容
された中皿3を収容するための凹部4が形成されてい
る。上記容器本体1の上端外周には、外向きに延びるフ
ランジ部5が形成されている。このフランジ部5の上面
には、略U字状に裁断された吸着シート7が取り付けら
れている。
上記吸着シート7は、第2図に示すように、不織布8
(厚み約0.1〜0.2mm)の一面に接着剤層9(厚み約0.1
〜0.2mm)を形成し、他面にアクリル酸系樹脂層10(厚
み約0.1〜0.3mm)を形成して構成されている。このアク
リル酸系樹脂層10の表面は、第3図(a)の拡大図(拡
大倍率200倍)および同図(b)に示すように、吸盤状
微細凹凸面11が形成されており、この吸盤12の凹部12a
の直径lは平均的に5〜20μm,深さ約1〜5μmの大き
さを有している。上記吸着シート7は、第4図に示すよ
うに、上記接着剤層9を上記容器本体1のフランジ部5
の上面に貼着して取り付けられている。
このように構成されたコンパクトを第1図の開蓋状態
から蓋体2を回動して吸着シート7の吸盤状微細凹凸面
11を蓋体2のフランジ部6の対応する面に当接させる。
これにより、吸盤状微細凹凸面11が蓋体2の裏面の対応
する部分に吸着して蓋体2の閉蓋状態を保持する。ま
た、上記閉蓋状態から開蓋する場合、蓋体2を上方に持
ち上げると、吸盤状微細凹凸面11の吸着が自動的に解除
されて開蓋することができる。このように、閉蓋状態を
保持でき、かつ持ち上げることにより吸着力を自動的に
解除するため、この考案では、吸盤12の凹部12aの直径
lと、吸着シート7の基材と、吸盤形成に用いる合成樹
脂の種類とを厳正に選択している。すなわち、特定のア
クリル酸系樹脂のエマルジヨンで不織布8基材上に層を
形成し、これを乾燥させることにより、層表面において
エマルジヨン中の水分の泡状揮散(発泡)が生じ、アク
リル酸系樹脂層10の表面に、発泡跡によつて吸盤状微細
凹部12aが形成される。上記特定のアクリル酸系樹脂と
しては、アクリル樹脂(ポリアクリル酸のメチル,エチ
ル,プロピルエーテル),メタクリル樹脂(ポリアクリ
ル酸のメチル,エチル,プロピルエーテル)があげら
れ、単独でもしくは併せて用いられる。そして、このよ
うな樹脂のエマルジヨンに用いられる界面活性剤とし
て、アルキルベンゼンスルホン酸塩系,アルキルスルホ
ン酸塩系,エーテルスルホン酸塩系等のアニオン系のも
のが用いられる。界面活性剤の使用量は、エマルジヨン
全体の1重量%程度に設定される。また、上記不織布基
材は、特に限定するものではなく各種のものが用いられ
る。しかし、不織布基材に対し、上記アクリル酸系エマ
ルジヨン(固形分濃度30〜60重量%)を塗布,吹付け等
して乾燥することにより、はじめて上記形状寸法の吸盤
状微細凹部12aがアクリル酸系樹脂層10の表面に形成さ
れるようになる。そして、この吸盤状微細凹部12aの吸
着力と、アクリル酸系樹脂自体の有する軽度な粘着力と
により、閉蓋状態を開閉自在に固定する力が生じると同
時に、蓋体を持ち上げた時に、上記固定力が自動的に解
除されるようになる。この場合、上記吸着シート7は、
開蓋時に蓋体2の裏面部から剥離するが、剥離跡に粘着
成分を残すようなことはない。
第5図は吸着シートの他の例を示している。この吸着
シート7aは、片面だけでなく両面が吸盤状微細凹凸面11
で構成されている。この吸着シート7aは、吸盤状微細凹
凸面11の吸着作用によつて容器本体1のフランジ部5の
上面に取り付けられ、上記実施例と同様の作用効果を有
している。
なお、上記実施例では、吸着シート7,7aを容器本体1
のフランジ部5に取り付けているが、これに限定するも
のではなく、蓋体2の裏面に取り付けるようにしてもよ
いし、両方に部分的に取り付けるようにしても差し支え
ない。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案のコンパクトは、容器本体の
上面部および蓋体の裏面部の少なくとも一方に、吸盤状
微細凹凸面が形成された吸着シートを取り付けている。
そして、アクリル酸系樹脂層の吸盤状微細凹凸面の吸着
作用と、アクリル酸系樹脂自体の軽度な粘着作用との双
方の作用により、上記蓋体の閉蓋状態を保持する。した
がつて、バツグ等の中に入れて携帯しても、不用意に開
蓋してバツク内を化粧料で汚したりすることがない。そ
して、使用時には蓋体を持ち上げると、上記2作用のう
ち、上記吸盤の吸着力が消失しアクリル酸系樹脂自体の
軽度な粘着力が残るだけとなることから、蓋体は簡単に
開蓋する。この場合、アクリル酸系樹脂自体の粘着力は
軽度であることから、剥離跡に粘着成分が残存せず、残
存粘着成分にもとづく吸盤状微細凹凸面に対応する面の
汚れや手指の汚れが生じない。そのうえ、樹脂自体の粘
着力が高いと、使用の繰り返しにより塵等が付着してす
ぐ粘着力が低下して使用できなくなるが、この考案で
は、吸盤の吸着力をも利用することからそのような不都
合な現象が生じず、長期にわたつて繰り返し使用が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は吸
着シートの縦断面図、第3図(a)は吸盤状微細凹凸面
の拡大図、同図(b)は吸盤状微細凹凸面の縦断面図、
第4図は上記実施例の要部断面図、第5図は他の吸着シ
ートの縦断面図、第6図は従来例を示す斜視図である。 1……容器本体、2……蓋体、4……凹部、7,7a……吸
着シート、8……不織布、10……アクリル酸系樹脂層、
11……吸盤状微細凹凸面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に収容部4が凹設された容器本体1
    と、この収容部4を蓋する蓋体2とを備え、上記容器本
    体1の上面部および上記蓋体2の裏面部の少なくとも一
    方に、不織布8を基材としその一面にアクリル酸系樹脂
    層10が形成され、この樹脂層10の表面が吸盤状微細凹凸
    面11に形成されてなる吸着シート7,7aを取り付け、上記
    吸盤状微細凹凸面11の吸着作用を利用して閉蓋状態を保
    持することを特徴とするコンパクト。
JP12770390U 1990-11-29 1990-11-29 コンパクト Expired - Lifetime JPH086Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0483109U JPH0483109U (ja) 1992-07-20
JPH086Y2 true JPH086Y2 (ja) 1996-01-10

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