JPH086980Y2 - ストッパー付ポール建倒し装置 - Google Patents
ストッパー付ポール建倒し装置Info
- Publication number
- JPH086980Y2 JPH086980Y2 JP4008491U JP4008491U JPH086980Y2 JP H086980 Y2 JPH086980 Y2 JP H086980Y2 JP 4008491 U JP4008491 U JP 4008491U JP 4008491 U JP4008491 U JP 4008491U JP H086980 Y2 JPH086980 Y2 JP H086980Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- support
- winch
- stopper
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
Links
Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、突針、照明灯、警報器
等の取付け機材を上端頭部に設けた、ポールを安全かつ
確実に建てたり、倒したりするストッパー付ポール建倒
し装置に関する。
等の取付け機材を上端頭部に設けた、ポールを安全かつ
確実に建てたり、倒したりするストッパー付ポール建倒
し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記突針等を取付けたポールを建
てるには複数の人が二又等の支持棒を用いてポールを支
えながらポールの下端部を地面に穿った孔に挿込んで徐
々に起して建て埋設し、支線を張設してポールを支えた
り、予じめ基礎と架台を造成した後、前記と同じように
複数の人が徐々に支えながら起して建てた後ボルトによ
り締付け固定していた。
てるには複数の人が二又等の支持棒を用いてポールを支
えながらポールの下端部を地面に穿った孔に挿込んで徐
々に起して建て埋設し、支線を張設してポールを支えた
り、予じめ基礎と架台を造成した後、前記と同じように
複数の人が徐々に支えながら起して建てた後ボルトによ
り締付け固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記したポールを建て
るには複数の人々が協力して建てるが、重労働であり、
更にビル屋上のヘリコプターの発着時やポール頭部の機
材の点検、取換時では、ポールは倒さなければならな
い。 このような場合前者は、基礎となるコンクリート
を破壊しなければならず、また後者では、ボルトを抜取
った後前記建る際と同じように人手により徐々に倒すた
め労力が必要であると共に面倒でかつ危険性があった。
るには複数の人々が協力して建てるが、重労働であり、
更にビル屋上のヘリコプターの発着時やポール頭部の機
材の点検、取換時では、ポールは倒さなければならな
い。 このような場合前者は、基礎となるコンクリート
を破壊しなければならず、また後者では、ボルトを抜取
った後前記建る際と同じように人手により徐々に倒すた
め労力が必要であると共に面倒でかつ危険性があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は斯様な実情に鑑
み、前記課題を解決するため間隔をあけた一対の支持架
台の下部側を基礎と一体にして立設すると共に、支持架
台の上部側の支持架台間には、頭部に突針等の取付け機
材を取付けたポールの下部を基礎面から回動可能な程度
離して位置させて支持架台の中央部分でセンターボルト
により軸支すると共に、支持架台間には、センターボル
トを間にして、上部と下部側の対角線の位置にポールを
受止めるストッパー片を設け、更にポール及び支持架台
には、センターボルトを間にした上下に間隔をおいて支
持ボルトを挿込み支持する挿通孔を設け、またポールに
は中間部の任意の位置に支持板を設け、この支持板は前
記支持架台から間隔をおいて配設したウインチ台のウイ
ンチ及びポールを受ける受台に夫々一端を連結した支線
の夫々他端側を連結し、建倒し時はセンターボルトを中
心にウインチの操作で建倒し、省力化を図ると共に簡易
化し、更に危険性をなくす事を目的に提供するものであ
る。
み、前記課題を解決するため間隔をあけた一対の支持架
台の下部側を基礎と一体にして立設すると共に、支持架
台の上部側の支持架台間には、頭部に突針等の取付け機
材を取付けたポールの下部を基礎面から回動可能な程度
離して位置させて支持架台の中央部分でセンターボルト
により軸支すると共に、支持架台間には、センターボル
トを間にして、上部と下部側の対角線の位置にポールを
受止めるストッパー片を設け、更にポール及び支持架台
には、センターボルトを間にした上下に間隔をおいて支
持ボルトを挿込み支持する挿通孔を設け、またポールに
は中間部の任意の位置に支持板を設け、この支持板は前
記支持架台から間隔をおいて配設したウインチ台のウイ
ンチ及びポールを受ける受台に夫々一端を連結した支線
の夫々他端側を連結し、建倒し時はセンターボルトを中
心にウインチの操作で建倒し、省力化を図ると共に簡易
化し、更に危険性をなくす事を目的に提供するものであ
る。
【0005】
【作用】基礎1上に一体に立設した支持架台3の一対の
支持部3a,3a間に、ポール13の下端側を位置さ
せ、更に、このポール13を、前記一対の支持部3a,
3a側の中間部分にセンターボルト5で軸支し、このポ
ール13を支持架台3から離れた受台22上に載せるよ
うにして横に倒し、このポール13を建てるには、ポー
ル13の中間部分に取付けた支持板20に一端に結合
し、他端をウインチ台のウインチ23に結合した支線1
8の他端側のウインチ23の操作によって支線18を巻
取ることでポール13はセンターボルト5を中心に徐々
に起こされ支持架台3の支持に設けた上下のストッパー
11、12に当たるまで起し、ストッパー11,12で
受止めることで垂直となり、この垂直状態を支持架台3
の支持部3a,3aの上下に設けた挿入孔9,10とポ
ール13の上下に穿った挿入孔16,17に支持ボルト
7,8を挿込むことでポール13は、支持架台3の支持
部3a,3aに確実に支持されて建てられ安全状態で固
定できる。
支持部3a,3a間に、ポール13の下端側を位置さ
せ、更に、このポール13を、前記一対の支持部3a,
3a側の中間部分にセンターボルト5で軸支し、このポ
ール13を支持架台3から離れた受台22上に載せるよ
うにして横に倒し、このポール13を建てるには、ポー
ル13の中間部分に取付けた支持板20に一端に結合
し、他端をウインチ台のウインチ23に結合した支線1
8の他端側のウインチ23の操作によって支線18を巻
取ることでポール13はセンターボルト5を中心に徐々
に起こされ支持架台3の支持に設けた上下のストッパー
11、12に当たるまで起し、ストッパー11,12で
受止めることで垂直となり、この垂直状態を支持架台3
の支持部3a,3aの上下に設けた挿入孔9,10とポ
ール13の上下に穿った挿入孔16,17に支持ボルト
7,8を挿込むことでポール13は、支持架台3の支持
部3a,3aに確実に支持されて建てられ安全状態で固
定できる。
【0006】また、ポール3を倒すには、前記建てる場
合と逆動作を行なうのである。従って上下の支持ボルト
7,8をポール13の挿入孔16,17と支持架台3,
3の挿入孔9,10から抜き取りウインチ23によって
徐々に倒し、横に倒れた時受台22上にポール13を載
せウインチ23を弛める。
合と逆動作を行なうのである。従って上下の支持ボルト
7,8をポール13の挿入孔16,17と支持架台3,
3の挿入孔9,10から抜き取りウインチ23によって
徐々に倒し、横に倒れた時受台22上にポール13を載
せウインチ23を弛める。
【0007】即ち、一対の支持架台3,3間にポール1
3が位置することで前後方向に倒れることがなく、引き
過ぎにより倒れることもなく安全である。
3が位置することで前後方向に倒れることがなく、引き
過ぎにより倒れることもなく安全である。
【0008】
【実施例】図は、本考案によるストッパー付ポール建倒
し装置の一実施例を示すもので、図に基いて説明する。
し装置の一実施例を示すもので、図に基いて説明する。
【0009】1はベース2と一体の基礎で、このベース
2及び基礎1内には、間隔をあけて設けた一対の支持架
台3の下端部を一体となるようにして埋設し、上部側は
基礎面1aから上方向に延出させて支持部3aを形成し
ている。
2及び基礎1内には、間隔をあけて設けた一対の支持架
台3の下端部を一体となるようにして埋設し、上部側は
基礎面1aから上方向に延出させて支持部3aを形成し
ている。
【0010】支持架台3の支持部3aには夫々中央部分
にセンターボルト5を挿込む挿入孔6と、挿入孔6を間
にした上下に等間隔位置に支持ボルト7及び8を夫々挿
込む挿入孔9,10を穿って設け、更に支持架台3,3
の上下挿入孔9及び10位置の対角線上に、後記ポール
13の倒れを防ぐストッパー片11,12を取付けてあ
る。
にセンターボルト5を挿込む挿入孔6と、挿入孔6を間
にした上下に等間隔位置に支持ボルト7及び8を夫々挿
込む挿入孔9,10を穿って設け、更に支持架台3,3
の上下挿入孔9及び10位置の対角線上に、後記ポール
13の倒れを防ぐストッパー片11,12を取付けてあ
る。
【0011】ポール13には、上端頭部に避雷装置の突
針14を取付け、下端側は、基礎面1aから回動に支障
のない程度離して前記支持架台3,3に穿った挿入孔
6,9,10に対応させて挿入孔15,16,17を穿
ってあり、更にポール13の中間部には任意の位置に支
線18,19の一端を結合させた支持板20を取付けて
ある。
針14を取付け、下端側は、基礎面1aから回動に支障
のない程度離して前記支持架台3,3に穿った挿入孔
6,9,10に対応させて挿入孔15,16,17を穿
ってあり、更にポール13の中間部には任意の位置に支
線18,19の一端を結合させた支持板20を取付けて
ある。
【0012】また、前記支持架台3,3を間にした左右
には、略等巨離位置にウインチ台21とポール13を倒
して横にした時受ける受台22を下部を埋設して設け、
ウインチ台21にはウインチ23を取付け、このウイン
チ23で前記支線18を巻取り、巻戻すようにしてあ
る。
には、略等巨離位置にウインチ台21とポール13を倒
して横にした時受ける受台22を下部を埋設して設け、
ウインチ台21にはウインチ23を取付け、このウイン
チ23で前記支線18を巻取り、巻戻すようにしてあ
る。
【0013】また受台22は上端にポール13を載せて
受止めるように湾曲凹面22aを形成すると共に、ポー
ル13を建てたとき前記支線19の一端を締着して支え
るようにしてある。
受止めるように湾曲凹面22aを形成すると共に、ポー
ル13を建てたとき前記支線19の一端を締着して支え
るようにしてある。
【0014】
【考案の効果】本考案によれば、一対の支持架台は下部
側を基礎と一体に設け、この支持架台間にはポールの下
部を位置させて支持架台の中央部のセンターボルトで回
動可能に軸支すると共に、ポールはウインチ台に取付け
たウインチと支線を介して連絡し、更に支持架台の上下
には対角線上にストッパー片を設けることで、ポールの
建倒しはウインチの操作だけで確実にでき、また、ウイ
ンチだけで行なうため省力化でき、しかも支持架台には
前記した上下のストッパー片を設けることで、ポールは
一定方向の建起すだけで垂直以上倒れないので安全であ
る。しかも建った後は支持ボルトを挿込むことで支持で
きる構成となっており簡単で安価にできる等の効果があ
る。
側を基礎と一体に設け、この支持架台間にはポールの下
部を位置させて支持架台の中央部のセンターボルトで回
動可能に軸支すると共に、ポールはウインチ台に取付け
たウインチと支線を介して連絡し、更に支持架台の上下
には対角線上にストッパー片を設けることで、ポールの
建倒しはウインチの操作だけで確実にでき、また、ウイ
ンチだけで行なうため省力化でき、しかも支持架台には
前記した上下のストッパー片を設けることで、ポールは
一定方向の建起すだけで垂直以上倒れないので安全であ
る。しかも建った後は支持ボルトを挿込むことで支持で
きる構成となっており簡単で安価にできる等の効果があ
る。
【図1】ストッパー付ポール建倒し装置のポールを建て
た時と建てる途中の動作を示した正面図。
た時と建てる途中の動作を示した正面図。
【図2】ポールを倒した時の正面図。
【図3】ポールの一部と支持架台を示した側面図。
1 基礎 1a 基礎面 2 ベース 3a 支持部 5 センターボルト 6,9,10,15,16,17 挿入孔 7,8 支持ボルト 11,12 ストッパー片 13 ポール 14 突針 18,19 支線 20 支持板 21 ウインチ台 22 受台 22a 湾曲凹面 23 ウインチ
Claims (1)
- 【請求項1】 間隔をあけた一対の支持架台の下部側を
基礎と一体にして立設すると共に、支持架台の上部側の
支持架台間には、頭部に突針等の取付け機材を取付けた
ポールの下部を基礎面から回動可能な程度離して位置さ
せて支持架台の中央部分でセンターボルトにより軸支す
ると共に、支持架台間には、センターボルトを間にし
て、上部と下部側の対角線の位置にポールを受け止める
ストッパー片を設け、更にポール及び支持架台には、セ
ンターボルトを間にして上下に間隔をおいて支持ボルト
を挿込み支持する挿通孔を設け、またポールには中間部
の任意の位置に支持板を設け、この支持板は前記支持架
台から間隔をおいて配設したウインチ台のウインチ及び
ポールを受ける受台に夫々一端を連結した支線の夫々他
端側を連結したことを特徴としたストッパー付ポール建
倒し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008491U JPH086980Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ストッパー付ポール建倒し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008491U JPH086980Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ストッパー付ポール建倒し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04134363U JPH04134363U (ja) | 1992-12-14 |
JPH086980Y2 true JPH086980Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31921215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4008491U Ceased JPH086980Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | ストッパー付ポール建倒し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086980Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001312A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Airu Design:Kk | 袋状風呂敷 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2780736B2 (ja) * | 1995-02-13 | 1998-07-30 | 山崎 勝己 | ポール支持装置 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP4008491U patent/JPH086980Y2/ja not_active Ceased
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009001312A (ja) * | 2007-06-22 | 2009-01-08 | Airu Design:Kk | 袋状風呂敷 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04134363U (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Effective date: 20060822 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 |