JPH0869543A - 画像編集方法及び編集システム - Google Patents

画像編集方法及び編集システム

Info

Publication number
JPH0869543A
JPH0869543A JP7156231A JP15623195A JPH0869543A JP H0869543 A JPH0869543 A JP H0869543A JP 7156231 A JP7156231 A JP 7156231A JP 15623195 A JP15623195 A JP 15623195A JP H0869543 A JPH0869543 A JP H0869543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interpretation
editing
graphical
text
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7156231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3734852B2 (ja
Inventor
Steven C Bagley
シー.バグレイ スティーブン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xerox Corp
Original Assignee
Xerox Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xerox Corp filed Critical Xerox Corp
Publication of JPH0869543A publication Critical patent/JPH0869543A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3734852B2 publication Critical patent/JP3734852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査画像を編集する方法及び装置を提供す
る。 【構成】 前画像905の「sped」という単語に対
してテキスト解釈を選択し、次に「sped」という単
語を含むドキュメント画像の領域を選択する。この選択
領域は、個々の文字に対するラスタを形成するようにキ
ャラクタ分析されると共に、ベースライン901が計算
される。後画像906では、「e」という文字902が
文字「d」の前に挿入されて、「speed」という単
語が形成される。挿入される文字を受け入れるために、
他のキャラクタがベースライン901に沿ってスライド
された。このように本発明では、ベースラインが水平で
ないように回転されているテキストに対しても、キャラ
クタの挿入等の編集オペレーションを実行されることが
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走査された画像データ
中に含まれるテキスト等のグラフィカルオブジェクトの
編集及び操作に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】走査さ
れた画像データ中に含まれるテキストデータを編集する
技術は、バグレイ(Bagley)他の「画像中のキャラクタ
の変更(Changing Characters In An Image )」という
名称の、本発明の譲渡人に譲渡された米国特許第 5,16
7,016号(以後'016特許という)において述べられてい
る。'016特許の図9〜図11に関して示され且つ述べら
れているように、画像中の不正確なワードは、新たにタ
イプセットされたワードと置き換えられることにより修
正され、画像の修正バージョンが得られる。新たにタイ
プセットされるワードは、画像中の文字から生成され
る。'016特許の図11に関して示され且つ述べられてい
るように、インタワードスペース(ワード同士の間隔)
は新たなワードを受け入れるように調整される。
【0003】バグレイ他のヨーロッパ特許公開第 434 9
30号は、キャラクタサイズアレイに作用することにより
画像中のテキストを編集する技術を開示する。ヨーロッ
パ特許公開第 434 930号の図18に関して示され且つ述
べられるように、余分なインタワードスペースを広げる
ことにより行が調整されて、複数のインタワードスペー
スが等しく離間されることが可能である。インタワード
スペースは、しきい値Dより大きい又はしきい値Dに等
しいアレイ同士間のあらゆるスペースが1つのインタワ
ードスペースであるという前提に基づいて見出されるこ
とが可能である。しかし、行中に余分なインタワードス
ペースが大きすぎる場合には、その行は調整されること
ができないため、エラーメッセージが出される。気付か
れるように、図18における技術を練って、行同士間で
ワードが移動できるようにすることが可能である;即
ち、行中にあまりに大きな調整されるべきスペースがあ
る場合には、同じ段落にワードが有って、且つ調整が施
されて行を長くしすぎるという程にはそのワードが長く
なければ、次の行からワードが付け足されることができ
る。あるいは行が長すぎる場合には、その行が調整され
るまで、ワード(単数又は複数)を次の行に移動させる
ことができる。段落においてその行が最終行であれば、
その行は調整されずに、そのインタワードスペースがD
等のデフォルト値にセットされる。
【0004】従来技術は、単純な幾何学的分析を介して
得られる画像エレメント(画像を構成するもの)の集ま
りとしてのドキュメント表現を有する。この分析は3つ
の観測に由来するが、その1つはテキスト編集に関する
ものであり、そしてもう2つはタイポグラフィック(印
刷技術)に関するものである。第1に、全てのテキスト
編集オペレーションが、編集されるキャラクタのキャラ
クタレベルに依存するわけではない(例えば、検索オペ
レーションはそうであるが、コピー及び削除オペレーシ
ョンはそうではない)。第2に、キャラクタは視覚的に
異なるグラフィカルオブジェクトである。第3に、行は
キャラクタを整列させたものであり、それ自身は視覚的
に分離可能である。
【0005】このような従来技術のシステムには、拘束
と制限がある。第1に、行及びキャラクタのドキュメン
ト構成は、一旦それが計算されるやユーザにより変更さ
れることはできない。行をセグメント化したり、連続し
た構成要素を結合したりすることに対するヒューリステ
ィックが、望ましくない結果につながるおそれがある。
例えば、僅かな程度のページのスキューにより、隣接し
た行同士が不適切に併合されるおそれがある。第2に、
テキスト編集の前提は、テキストのかなり制約的なタイ
ポグラフィックモードに従って形成される。一般的な前
提は、ページはテキストの1つのコラムであること、行
は水平方向(横方向)であり且つオーバーラップしない
こと、垂直方向には罫引きがないこと、そしてテキスト
コラムには複数行にわたるフィギュア(文字、数字、図
形など)が埋め込まれていないこと、である。第3に、
ページが全体的にテキストであるというわけではないと
いう場合でさえ、ページ全体に事前編集分析が適用され
る。そのようなことが行われても情報は失われないが、
線引きやハーフトーンに対してヒューリスティック分析
を施すことは無駄である。然るに、例えば従来技術にお
いて開示された画像データ中のテキスト編集技術は、回
転したテキスト、特定的に順序づけられたテキスト、そ
して単純な構成のグラフィカルエレメント等を含む多様
なグラフィカル及びテキストデザインを含むドキュメン
トに使用するのには適さない。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、走査
された画像を編集する方法及び装置を開示する。本発明
は、走査画像中で規定されるグラフィカルオブジェクト
の解釈により、走査画像の編集を提供する。解釈(inte
rpretation)は、グラフィカルオブジェクト同士間の所
定の関係ばかりでなく、実行されることの可能な多様な
編集オペレーションも含む。グラフィカルオブジェクト
は、テキストのライン、文字(letter)、ワード、イメ
ージ、又はユーザにより規定されるドキュメント画像の
あらゆる他の構成部分、を表すことが可能である。グラ
フィカルオブジェクトはまた、別のグラフィカルオブジ
ェクト(又はグラフィカルオブジェクトセット)にオペ
レーションが実行されて得られたものでもあり得る。一
例を挙げると、グラフィカルオブジェクトをテキストと
して扱う解釈が生成され得る。挿入及び削除編集機能
は、キャラクタの離間を維持することにより「テキスト
状」形式で挙動する。別の解釈には、グラフィカルオブ
ジェクトを、挿入又は削除オペレーションに対してキャ
ラクタの離間の維持を要求しない非テキストとして扱う
ものもある。
【0007】概して解釈は、2つのクラスのうちの1つ
に分類される。第1のクラス即ちセット解釈は、ドキュ
メント平面内にあるグラフィカルオブジェクトの順序づ
けられていない集まりである。セット解釈内の実行可能
なオペレーションは、グラフィカルオブジェクトをドキ
ュメント平面内の別の位置に移動することである。第2
のクラス即ちシーケンス解釈は、グラフィカルオブジェ
クトの集まりが順序付けられているということを除け
ば、セット解釈と同じである。シーケンスオペレーショ
ン内の実行可能なオペレーションは、グラフィカルオブ
ジェクトの順序及び空間的なアラインメント(整列)を
維持しつつグラフィカルオブジェクトを挿入したり削除
したりすることである。シーケンス解釈にさらに関連す
るものは、グラフィカルオブジェクトのセットに対する
ベースラインの概念である。ベースラインは、共通の基
準に対してグラフィカルオブジェクトを整合するために
提供される。本発明では、ベースラインは直線、回転し
た線、又は曲線であり得る。シーケンス解釈の1つのタ
イプをテキスト解釈という。テキスト解釈は、テキスト
状形式でグラフィカルオブジェクトを編集するために使
用される。
【0008】解釈の例は、グラフィカルオブジェクトの
セットと、グラフィカルオブジェクトに実行されること
のできる編集オペレーションを含む。ある解釈と協働す
る編集オペレーションは、グラフィカルオブジェクトの
セットを所定の関係に従って編集する。例えばテキスト
解釈の例では、それと協働するグラフィカルオブジェク
トは、個々の文字であるように取り扱われ得る。この場
合には、挿入及び削除オペレーションはキャラクタの離
間を維持する。解釈の例は、望ましいグラフィカルオブ
ジェクトの所定のコマンド及び選択の発行により生成さ
れ得る。
【0009】本発明は、デジタルコピー機、ファクシミ
リ、ドキュメント処理システム、あるいは適切なコンピ
ュータシステムでの実行に対するスタンドアロンソフト
ウェアパッケージ等の多様なプラットフォーム上で実行
され得る。
【0010】本発明の一態様は、画像のビットマッピン
グされた表現を編集する方法であって、a)グラフィカ
ルオブジェクトのセットを編集するために複数の解釈を
規定するステップを含み、グラフィカルオブジェクトの
1つのセットを編集するために、前記複数の解釈の各々
が所望の特性に従って行われ、前記グラフィカルオブジ
ェクトの1つのセットを前記所望の特性に従って編集し
て得られたものが、前記所望の特性に従っており、前記
複数の解釈の各々が、1つ以上のオペレーションを含
み、b)画像のビットマッピングされた表現を受け取る
ステップを含み、c)前記複数の解釈のうちの1つをユ
ーザが選択するステップを含み、d)前記画像のビット
マッピングされた表現から1セットのグラフィカルオブ
ジェクトを前記ユーザが選択するステップを含み、e)
選択された解釈に対する編集オペレーションを前記ユー
ザが選択するステップを含み、f)前記編集オペレーシ
ョンを前記ユーザが選択することに応答して、前記編集
オペレーションにより規定される方法で前記グラフィカ
ルオブジェクトを処理するステップを含み、その結果前
記グラフィカルオブジェクトが前記所望の特性に従うも
のとなる、ことを特徴とする。
【0011】本発明の別の態様は、ビットマッピングさ
れた画像中のテキストを編集するシステムであって;ビ
ットマッピングされた画像を捕らえる手段を含み;前記
ビットマッピングされた画像をディスプレイするディス
プレイを含み;前記ビットマッピングされた画像からグ
ラフィカルオブジェクトを選択するユーザインタフェー
スを含み;グラフィカルオブジェクトの第1の解釈を含
み、前記第1の解釈が、グラフィカルオブジェクトの順
序づけられていないリストとしてグラフィカルオブジェ
クトを編集するためのものであり、また前記第1の解釈
が、第1のセットの編集オペレーションを有し、該第1
のセットの編集オペレーションのいずれが実行された後
も、前記グラフィカルオブジェクトの順序づけられてい
ないリストは元々の空間的関係を維持し;グラフィカル
オブジェクトの第2の解釈を含み、前記第2の解釈が、
グラフィカルオブジェクトの順序づけられたリストとし
てグラフィカルオブジェクトを編集するためのものであ
り、また前記第2の解釈が、第2のセットの編集オペレ
ーションを有し、該第2のセットの編集オペレーション
のいずれかのオペレーションが実行された後に、前記グ
ラフィカルオブジェクトの順序づけられたリストが、所
定の特徴的空間的関係を維持するようにグラフィカルオ
ブジェクトを再位置づけされることとなる;ことを特徴
とする。
【0012】
【実施例】走査されたドキュメント画像を編集する方法
及び装置について記述する。本発明がよく理解されるよ
うに、以下の記述において、削除及び挿入オペレーショ
ンを実行する場合のキャラクタの離間に対する計算等の
数多くの特質の詳細を説明する。しかしながら、当業者
には、このような詳細な説明がなくても、本発明の実行
が明らかであろう。例えば、走査されたドキュメント画
像からキャラクタを摘出するための解剖(parsing )技
術のような特定的な実行の詳細については、本発明を不
必要に不明瞭にしないためにも、詳細には示さなかっ
た。
【0013】走査されたドキュメント画像は、単純に
は、走査プロセスを介して得られた画像のビットマッピ
ングされた表現である。本発明は、ビットマッピング表
現を有するあらゆるドキュメントに使用されることがで
きる。例えば、フレーム捕獲は、ビデオソースからの画
像のビットマッピング表現を捕獲するように使用され
る。このようなビットマッピング表現は、本発明を実行
するシステムにおいて編集されることができる。さら
に、走査(された)ドキュメント画像、画像のビットマ
ッピング(された)表現、及びビットマッピング(され
た)画像という語句は、本文中では相互交換可能に使用
されると共に、同じ意味を有すると見なす。
【0014】以下の記述から明らかになるように、本発
明は走査画像中に含まれるテキストを編集することにお
いて特定的な利点を見出す。ドキュメントをファックス
したりデジタルコピー機でコピーしたりすることによっ
て、主にテキストを含む走査画像が生成されるのが、一
般的である。従来技術に関して述べると、走査画像中に
含まれるテキストのいずれかを編集するために、光学的
文字認識(OCR)等の、本発明には本質的には関係の
ない処理が実行されなければならない。以後明らかにな
るように、本発明は、本発明とは本質的には関係のない
処理を最小限にすると共に、テキストのオリエンテーシ
ョンを規定することに対して付加された柔軟性を提供す
ることにより、走査画像中の幅広いテキストデータを編
集することを可能にする。
【0015】本発明のこの好適実施例を実行し得るコン
ピュータベースシステムを、図1に関して述べる。図1
を参照すると、コンピュータベースシステムは、バス1
01を介して接続される複数の要素を含む。ここに示さ
れるバス101は、本発明を不明瞭にしないように簡素
化されている。バス101は、複数の水平なバス(例え
ばアドレスバス、データバス、及びステータスバス)
や、階層関係にあるバス(例えばプロセッサバス、ロー
カルバス、及びI/Oバス)を含み得る。あらゆる場合
において、コンピュータシステムはさらに、内部メモリ
103からバス101を介して提供される命令を実行す
るためのプロセッサ102を含む(内部メモリ103は
一般に、ランダムアクセスメモリ又は読み出し専用メモ
リの組合せであることに留意せよ)。プロセッサ102
及び内部メモリROM103は、離散した構成要素、又
はASICチップ等の単一総合デバイスであり得る。
【0016】バス101には、英数字入力を入力するた
めのキーボード104、データを格納するための外部記
憶装置105、カーソルを操作するためのカーソル制御
デバイス106、そして可視出力をディスプレイするた
めのディスプレイ107も接続される。キーボード10
4は、QWERTYキーボードであるのが一般的である
が、電話状のキーパッドでもあり得る。外部記憶装置1
05は、固定式又は取出し可能な磁気若しくは光学ディ
スクドライブであり得る。カーソル制御デバイス106
は、それと協働するボタンやスイッチを有するのが一般
的であり、それによって或る機能の実行がプログラムさ
れることができる。バス101にはさらにスキャナ10
8が接続される。スキャナ108は、媒体のビットマッ
ピング表現(即ち走査ドキュメント画像)を生成する手
段を提供する。
【0017】バス101に接続されることのできるオプ
ション要素には、プリンタ109、ファクシミリ11
0、及びネットワークコネクション111が含まれる。
プリンタ109は、ビットマッピング表現が編集された
後それを印刷するように使用されることが可能である。
ファクシミリ110は、ビットマッピング表現が編集さ
れた後でそれをファクシミリ伝送するように使用される
ことができる。ファクシミリ110は、スキャナ108
及びプリンタ109の機能を使用して、ファクシミリデ
バイスの完全な機能を形成することが可能である。ネッ
トワークコネクション111は、媒体のビットマッピン
グ表現を含むデータの受け取り及び/又は伝送のために
使用される。
【0018】本発明のこの好適実施例は、カリフォルニ
ア州マウンテンビューのサンマイクロシステムズ(Sun
Microsystems)から入手可能なサンマイクロシステムズ
ワークステーションでの使用に関して実行される。しか
しながら本発明は、この好適実施例とは別の多様なシス
テムにおいて実行されることが可能である。例えば本発
明は、デジタルコピー機、ファクシミリデバイス、又は
走査画像データを操作するあらゆる他のシステムにおい
て実行されることが可能である。本発明はまた、「ペイ
ントプログラム」等のその他の画像編集システムと共
に、あるいはその一部として使用されることが可能であ
る。
【0019】さらに、この好適実施例をテキスト編集に
関して述べることにするが、グラフィカルオブジェクト
の間の上記のような関係が解釈に委ねられるということ
が注目されるべきである。換言すれば、本発明は文脈依
存型ではないので、グラフィカルオブジェクトのあらゆ
るセットが、特定の解釈により規定される規則に従って
編集される。この柔軟性により、多様なライティングシ
ステムを編集することに対する解釈を生成したり、特定
的なドキュメントレイアウトに対する解釈をも生成する
ことが可能となる。
【0020】キーボード104、カーソル制御デバイス
106、ディスプレイ107、そしてプロセッサ102
において実行する適切なソフトウェア命令、の組合せが
ユーザインタフェースを構成する。ディスプレイ107
の大部分は、グラフィカル平面の長方形領域を見ること
に当てられる。この領域と交わる全てのラスタオブジェ
クトが、少なくとも部分的にディスプレイ107上に示
される。オフセット及びスケールファクタはユーザによ
り制御される。本発明のユーザインタフェースは、解釈
の選択、解釈の中の編集オペレーションの選択、そして
オペレーションを施されるべきグラフィカルオブジェク
トの選択等の編集機能を実行するように提供される。解
釈及び編集オペレーションの選択は、メニュー選択を介
して実行され得る。別法としては、解釈及び編集オペレ
ーションの選択は、コマンドラインに入力されるコマン
ドを介して実行されることが可能である。
【0021】典型的には、走査ドキュメント画像は、デ
ィスプレイ107上にディスプレイされる。ドキュメン
トの編集は、What You See Is What You Get(WYSIWYG
:見ているものが結果として得られる)の形で発生す
る。望ましい解釈の選択が行われた後、グラフィカルオ
ブジェクトの選択は、典型的には、望ましいグラフィカ
ルオブジェクトを選択長方形で内包することにより行わ
れる。選択長方形は、内包されるべきグラフィカルオブ
ジェクトの一角にポインタを置き、カーソルデバイスと
協働するスイッチ又はボタンを押しながらカーソル制御
デバイスを用いて対向する角にポインタを動かし、破線
により長方形(その長方形はグラフィカルオブジェクト
を覆うのに十分な大きさである)を生成し、カーソル制
御デバイスと協働するスイッチから手を放すことによっ
て作り出される。次に、選択された解釈に対応する編集
オペレーションを利用することができる。
【0022】本発明は、解釈の概念を前提とされる。解
釈は、走査ドキュメント画像により規定される又は走査
ドキュメント画像から解釈されるグラフィカルオブジェ
クトの集まりを考察し且つそれに働きかける方法であ
る。典型的には、解釈により、グラフィカルオブジェク
トの集まりは、或る望ましい特性に従って(例えばテキ
ストであるように)挙動することとなる。1つのグラフ
ィカルオブジェクトは、あらゆる時に1つより多い解釈
の一部であることが可能である;しかしながら、1つよ
り多い解釈を同時に動作させることは通常は不必要なこ
とである。解釈は複数のクラスに編成される。解釈の各
クラスは、識別化の目的でネームと、そのクラスに対し
て意味をなすオペレーションのセットとを有する。オペ
レーションのセットは、グラフィカルオブジェクトのセ
ットに対する解釈の例を構成するオペレーションを含
む。
【0023】解釈のクラスは、抽象データ型に類似す
る。解釈クラスの単純な例はテキスト解釈であり、該テ
キスト解釈の例は、一連のキャラクタオブジェクトと、
そのテキスト解釈が生成された時に決定される、それら
のキャラクタオブジェクトのベースラインとを含む。テ
キスト解釈は、「テキスト状」オペレーションをサポー
トするが、そのオペレーションの最も顕著なものは、キ
ャラクタの挿入及び削除である。テキスト解釈について
以下により詳細に述べる。
【0024】グラフィカルオブジェクトは、典型的に
は、走査ドキュメント画像の或る選択された部分であ
る。しかしながら、解釈の例は、それ自体その構成要素
の境界ボックスを占拠するグラフィカルオブジェクトで
あると共に、コマンド編集のオブジェクトであることが
可能、即ちその他の解釈に含まれることが可能である。
オペレーションには、解釈の特性を変えるものもあれ
ば、含まれる各グラフィカルオブジェクトに影響を及ぼ
すものもある。この解釈の「ネスティング」により、再
帰を介して強力な編集機能の生成が容易に行われる。
【0025】この好適実施例では、解釈されるグラフィ
カルオブジェクトはバイナリーラスタアレイである。ラ
スタは、或る外部画像ファイルから読み取られることに
より、又は他のラスタからそれらを摘出することによ
り、又はいくつかの既存のラスタと一緒に組み合わせら
れることにより、形成される。ラスタを画像形成する場
合、それらの相対的な深さは重要ではないが、それはな
ぜなら黒ピクセルのみがスクリーン上に描かれるのであ
って、白は透明であるからである。
【0026】この好適実施例では、解釈の例は、自動的
に又はユーザの開始する手続きにより形成される。上述
のように、解釈の例は、グラフィカルオブジェクトのセ
ットであり、且つ該グラフィカルオブジェクトのセット
に実行されることのできるオペレーションのセットであ
る。解釈の基本的なデータ構造クラス(複数)は、増分
的且つ階層的な形で構成され、各々は即時プロセッサか
ら受け継がれる。解釈には2つの基本的なクラス、即ち
セット解釈とシーケンス解釈がある。セット解釈クラス
は、グラフィカルオブジェクトの順序づけられていない
リストを維持すると共に、グラフィカルオブジェクトを
そのリストに追加及びそのリストから除外させ、セット
に対するオペレーションを模倣する。セット解釈は、グ
ラフィカル平面に存在する、関連のある可能性はあるが
順序づけられていないグラフィカルオブジェクトの外観
をモデルに合うように作製する。シーケンス解釈クラス
は、既定の順序にあるグラフィカルオブジェクトを維持
する。挿入及び削除はカーソルの位置で発生するので、
変更の位置を直接的に制御することができる。このよう
な解釈のクラスについて、より詳細に記載する。
【0027】セット解釈は、平面におけるグラフィカル
オブジェクトの外観をモデルに合うように作製するよう
に意図され、グラフィカルオブジェクトの位置やその他
の特質を操作するための固有のオペレーションを提供す
る。これは、グラフィカルオブジェクトを含む固定した
ラスタ画像の編集にたとえられることが可能である。セ
ット解釈を図2で図示する。図2を参照すると、ドキュ
メント座標システム200は、多様なグラフィカルオブ
ジェクトの空間的位置を測定する手段を提供する。各グ
ラフィカルオブジェクトは、平面の起点から測定される
位置を有する。オブジェクトはオーバーラップすること
もある。グラフィカルオブジェクト201〜205の各
々は、これらの空間的な関係を維持すると共に、ドキュ
メント画像の対応部分を含むバイナリーラスタとしてそ
れ自身を表される。204および205により図示され
るように、グラフィカルオブジェクトはオーバーラップ
することもある。オペレーションは、オブジェクトそれ
自体の変更ではなく、オブジェクトの編成と編成に対す
る変更に集中しており、これはここでの目的の根源であ
るとみなされる。
【0028】セット解釈は、ドキュメント画像を含むグ
ラフィカルオブジェクトのレイアウトを操作する、容易
に利用できる手段を供与する。ビットマッピング画像表
現を編集する度ごとに、その他のグラフィカルオブジェ
クトに影響を及ぼさないことが望ましい。
【0029】セット解釈は多くのオペレーションをサポ
ートする。そのいくつかの例を以下に示す。 SELECT(選択):次のオペレーションを受けるグ
ラフィカルオブジェクトのセットを選択するために提供
される。 MOVE(移動):平面におけるあらゆる位置にグラフ
ィカルオブジェクトを移動させるために提供される。 DELETE(削除):グラフィカルオブジェクトを平
面から消滅させると共に、システムから除外するために
提供される。 COPY(コピー):目的位置において同一の外観を有
する新たなラスタを生成することにより、グラフィカル
オブジェクトをコピーするために提供される。 CHARACTER PARSE(キャラクタ解剖):
ラスタを、その中の連続した複数の構成要素(例えばキ
ャラクタ)で置換するために提供される。 TRIM(仕上げ):全部が白のボーダーを有さないよ
うにラスタを調整するために提供される。 EXTRCT(摘出):ラスタ中の矩形のサブ領域を特
定し、そのサブ領域を新たなラスタ中へ移動するために
提供される。 LINEAR PARSE(線形解剖):ラスタ内部の
白スペースの垂直方向又は水平方向のストリップを見い
出すことにより、ラスタをサブラスタに分けるために提
供される。 MERGE(併合):1セットのラスタを、そのセット
の画像を含む単一のラスタで置換するために提供され
る。 ALIGN(整列):ラスタをスライドさせて、それら
の任意の境界エッジ又は中心に沿ってアラインメントす
るために提供される。 KILL(抹消):ラスタを削除してそれをキルリング
上に置くために提供される。 YANK(引出し):上記キルリングからラスタを引き
出して、それを特定された目的位置に置くために提供さ
れる。
【0030】上記オペレーションのリストは、一例であ
って全てを網羅するものではないと意図される。本発明
の主旨及び範囲から逸脱することなく、セット解釈の他
のオペレーションも包含されることが、当業者には明ら
かであろう。
【0031】図3は、セット解釈において実行されるオ
ペレーションを示す一例である。図3を参照すると、パ
ネル301では、処理ベースとなるラスタ307を有す
るドキュメント画像が読み出される。まず、ラスタ30
7は文字「a b c」を含む。パネル302において
は、選択領域オペレーションが実行され、文字「a」3
08が選択される。この好適実施例では、このような選
択は、キャラクタを囲む境界ボックスを規定することに
より実行される。ここでは境界ボックスを破線で示す。
境界ボックスは、マウスを用いてポイントを選択し、カ
ーソルをドラッグして境界となる矩形を規定するといっ
た、グラフィカルユーザインタフェースの技術において
よく知られた技術を用いることにより生成される。パネ
ル303では、摘出(EXTRACT )オペレーションを介し
て、選択された領域を摘出し、文字「a」を含むラスタ
309を形成する。この時点では、文字「a」が摘出さ
れているので、ラスタ307は文字「b」及び「c」の
みを含む。パネル304では、移動(MOVE)オペレーシ
ョンにより、ラスタ309を含む選択領域が、新たな位
置に空間的に移動される。パネル305では、選択及び
摘出オペレーションが文字「b c」に実行されて、新
たなラスタ310が生成される。よってこの時点では、
ラスタ307は空である。最終的には、パネル306で
キャラクタ解剖(CHARACTER PARSE )オペレーションが
ラスタ310に実行される。キャラクタ解剖オペレーシ
ョンは、連結キャラクタ技術を用いて、ラスタにおける
キャラクタを分離する。いずれにしても、キャラクタ解
剖オペレーションが実行された結果、ラスタ311及び
312が生成され、それらはそれぞれキャラクタ「b」
及び「c」を含む。この時点では、4つの異なるラスタ
が生成されたことになる;即ち文字「a」を有するラス
タ309と、文字「b」を有するラスタ311と、文字
「c」を有するラスタ312と、文字を有さないラスタ
307とである。
【0032】シーケンス解釈は概して、テキストのキャ
ラクタ、行、及びコラムの空間的な配置を捕らえる要求
を動機とするものであった。複数のシーケンスをネステ
ィングすることにより、一般的なタイポグラフィックア
ラインメントの大部分が構成されることができる:ペー
ジはコラムのシーケンスであり、コラムは行のシーケン
スであり、行はキャラクタやワードのシーケンスであ
る。
【0033】シーケンス解釈は、セット解釈の延長であ
ると共に、順序づけて整列されたオブジェクトの集まり
という概念をサポートするものと意図される。順序づけ
とは、いずれにおいてもファーストオブジェクトとラス
トオブジェクトがあると共に、各オブジェクト(ラスト
オブジェクトを除く)は次のオブジェクトを有し、各オ
ブジェクト(ファーストオブジェクトを除く)は前にオ
ブジェクトを有するということを意味する。オブジェク
トの順序づけは、読み取りの順序(例えば上から下且つ
左から右)に従うのが一般的である。オブジェクトの順
序づけは、シーケンス解釈により特定される。ユーザは
暗黙のうちに、或る特定のシーケンス解釈の選択を介し
てオブジェクトが順序づけられる方法を選択する。
【0034】アラインメント(整列)手段とは、オブジ
ェクトのいくつかが移動する時に、或る離間関係が保持
されるということを意味する。アラインメントは、解釈
内に格納されるベースラインに対して測定される。オブ
ジェクトが移動される時、即ちオブジェクトがベースラ
インに沿ってスライドする時には、ベースラインと直交
する方向にとられる、各オブジェクトのベースラインか
らの距離が保持される。ベースラインに平行な方向で測
定されるオブジェクト間の距離もまた、移動の間保持さ
れる。(オブジェクトはすぐ隣のオブジェクトに対する
相対的離間を維持する。)離間及びアラインメントを図
4に図示する。図4を参照すると、グラフィカルオブジ
ェクト402〜404は、空間的に整列されると共に、
ベースライン401に沿って順序づけられている。グラ
フィカルオブジェクト402〜404は、文章中の単数
又は複数のワードにおける文字を表し得る。さらに、オ
ブジェクト間スペース405及び406が示されている
が、それらはそれぞれ、グラフィカルオブジェクト40
2と403の間、そしてグラフィカルオブジェクト40
3と404の間のスペースを規定する。多くの解釈に対
して、挿入及び削除オペレーションは、オブジェクト離
間と、ベースラインに対するグラフィカルオブジェクト
の距離とを保持する。より一般的に言えば、解釈はベー
スラインに対しての或る束縛(例えば固定したピッチの
離間、表の欄のレイアウト、所与のコラム幅に対する桁
揃えを実行するためのオブジェクト離間の調整等)をオ
ブジェクトに強要することができる。
【0035】基本的なシーケンス解釈の種々の重要な変
形を定義する。線形解釈クラスは、ベースラインの概念
において追加され、その結果オブジェクトは、平面にお
けるそれらの位置により或るベースラインに関して順序
付けられることとなる。ベースラインは本質的に、エレ
メントの「along」(平行)変位及び「abov
e」(直交方向)変位を計算するために使用される局所
座標である。テキスト解釈クラスは、テキストによって
特定される計算の態様を保持するように使用され、詳細
には、ディセンダーを有し得るエレメントを与えられた
ベースラインの計算や、同一キャラクタの部分であると
みなされるのに十分にオーバーラップする隣接エレメン
トのグルーピング(集約)である。
【0036】この好適実施例では、線形解釈の複数の例
を生成するためのいくつかのオペレーションがあり、そ
の各々はベースラインを計算することにおいて使用され
る異なる方法を提供する。「create horizontal interp
(水平方向解釈の生成)」というオペレーションは、選
択されたグラフィカルオブジェクトを、そのベースライ
ンが水平であるように強制される新たな解釈に作製す
る;即ちベースラインは、解釈において全てのオブジェ
クトの最も下のエッジに接する。分析による「create v
ertical interp(垂直方向解釈の生成)」は、ベースラ
インをy軸に水平になるように強制する。より一般的な
オペレーションである「create rotated interp (回転
解釈の生成)」は、各オブジェクトの「エッジ」近くを
通るベストフィット(最良に調整された)ベースライン
を計算する。
【0037】オブジェクトのセットの線形解釈に対する
ベストフィットベースラインは、以下の技術を用いて計
算される。まず、ラインは各オブジェクトの境界ボック
スのすべての最下左角を通るようにフィット(調整)さ
れる。境界ボックスは、原画像の座標系と整合される。
これはベースラインにかなり近いが、境界ボックスの占
拠領域の外に角が突出することを無視するので、それは
厳密な回転において拡大されることとなる。次の段階で
境界ボックスは、それらのエッジが概算のベースライン
に水平である又は直交するように再び計算されて、次に
新たなラインが最下左角を通るようにフィットされる。
このラインが最終的に算定されたベースラインである。
【0038】テキスト解釈クラスは、線形解釈の特定化
である。それは、オブジェクトが同一キャラクタの別々
の部分であるという前提の下で、ベースラインの計算に
おけるディセンダーに対して、そしてベースラインに沿
ってオーバーラップするオブジェクトをグルーピングす
ることに対して、サポートを追加する。ベースライン計
算においてディセンダーを有するキャラクタをサポート
する技術を図5に示す。図5を参照すると、ベースライ
ンは、各オブジェクトを規定する境界ボックスの最下左
角点にフィットするラインに基づいて計算される。これ
は、501により示される「pancakes」という
単語を規定するキャラクタオブジェクトに対するベース
ライン502により示される。角点のこのベースライン
までの距離のメジアンが計算される。メジアンを越える
角を有する境界ボックスが計算から排除されて、新たな
ラインフィットが生成される。処理は二度繰り返され
る。キャラクタオブジェクト503に対する最終的なベ
ースラインは、ベースライン504として示される。
【0039】図6は、同一のキャラクタの一部とみなさ
れ得る、並んだキャラクタピースのグルーピングを示
す。これは、例えば「i」というキャラクタの場合に起
こり得る。テキスト解釈クラスは、或るオブジェクトの
境界ボックスの中心をベースラインに投影したものが、
別のオブジェクトの境界ボックスを投影したものの範囲
内に、或る許容された所定の距離の範囲内で存在するか
どうかによりオブジェクトをグルーピングするオペレー
ションを含む。図6を参照すると、境界ボックス601
〜603は、ベースライン608に投影されている。境
界ボックス602の中心線605は、所定の距離604
内にある。所定距離603も境界ボックスの反対側にあ
るため、投影は境界ボックス601の両側においてなさ
れ得るということに注意する。従って、境界ボックス6
01及び602は、1つのキャラクタとしてグルーピン
グされることができる。境界ボックス606の中心線6
07は、他のどの境界ボックス内にもないので、他のど
のオブジェクトとも組み合わせられることができない。
【0040】線形オペレーションにより行われる主なオ
ペレーションは、カーソルの移動と編集である。カーソ
ルは、シーケンスの2つのエレメントの間(又はファー
ストエレメントの前、又はラストエレメントの後)に置
かれる。カーソルは、シーケンスを通って前方又は後方
に移動されることができる。これは、ベースラインにお
いてオブジェクト同士間に描かれる脱字記号としてスク
リーン上に見えるように示されることができる。編集オ
ペレーションは挿入、削除、又はそれら2つの組合せで
ある。挿入及び削除は、カーソルにおいて発生する。挿
入は、カーソルの後のキャラクタの前に、或るグラフィ
カルオブジェクト(マウスを介して特定される、又はキ
ルリングから得られる)を挿入する。削除は、カーソル
の後のキャラクタを除去する。挿入は、新たなエレメン
トが入るのに十分なスペースを作るのに必要な量だけ、
シーケンスの残りのエレメントをスライドさせることに
より、新たなエレメントをシーケンスへ追加する。削除
は、それとは逆に、エレメントを除去し、その空いたギ
ャップを閉じるように残りのエレメントをシフトする。
【0041】挿入又は削除の場合の、隣接するもの同士
の離間を図7及び図8に示す。図7は、オブジェクトを
削除する場合の離間を示す。この好適実施例では、オブ
ジェクトが削除されると、この変化を受け入れるため
に、元々のオブジェクト同士の離間を調整する必要があ
る。多様な可能性があるが、一貫したアプローチが取ら
れなければならない。図7を参照すると、オブジェクト
a702とb703は、距離x705だけ離間され、オ
ブジェクトb703とc704は距離y706だけ離間
される。例えば、オブジェクトb703が削除されるべ
き場合には、オブジェクトa702とc704の間の新
たな距離として距離x705か距離y706かのどちら
かが選択されることが可能である。この好適実施例で
は、距離x705を使用することにする。しかしなが
ら、選択される距離が一貫している限り、距離y706
や他の望ましい距離を使用できることが当業者には明ら
かであろう。もちろん、オブジェクトの実際の移動は、
解釈されるテキストが左寄せ、右寄せ、あるいは中間で
調整されるように特徴づけられているかに依存するの
で、以下にオブジェクト離間について記載する。
【0042】図8は、オブジェクトを挿入する場合の離
間を示す。図8を参照すると、オブジェクトa802、
b803、及びc804はベースライン801に沿って
存在する。オブジェクトa802及びb803は、距離
x805だけ離間され、オブジェクトb803及びc8
04は距離y806だけ離間される。ベースライン80
7上のオブジェクトd808を、オブジェクトb803
の前に挿入するとする。オブジェクトd808は、前空
間s809と後空間tとを対応づけられている。従っ
て、オブジェクトd808の前に用いられるべき離間の
候補は、距離x805とs809であり、オブジェクト
d808の後に用いられる離間の候補は、y806とt
810である。オブジェクトd808が挿入されると、
この好適実施例では、距離x805がオブジェクトd8
08の前空間として使用され、t810がその後空間と
して使用される。d808の後に何もない(即ちt81
0がない)場合には、距離y806が使用される。
【0043】線形解釈に適用するいくつかの他のオペレ
ーションがある。1つは、エレメントがアクセスされる
順序を(次/前の関係を逆にすることにより)逆転する
ものである。これは幾何学的な位置を変えない。従っ
て、読み取られる順序が元々左〜右である場合には、エ
レメントはこのオペレーションの後右〜左に読まれるで
ろう。第2のオペレーションは、挿入又は削除オペレー
ションによりエレメントが移動されることに影響する。
普通に印刷された英語のテキストでは、キャラクタは左
寄せされ、行の1番目のエレメントの位置は固定された
ままであり、その後のキャラクタが新たなキャラクタを
受け入れたりギャップを閉じたりするために浮動するこ
ととなる。従って、1番目のエレメントは「固定」され
る。その固定されたエレメントは、シーケンスの最後の
エレメントとなるように変えられることも可能であり、
その場合にはその前のエレメントが移動することとな
る。このパラメータは、エレメントの読み出し順序とは
別のものである。概して言えば、あらゆるエレメント又
は幾何学的位置は、固定位置であることが可能である。
柔軟性の第3は、ベースラインの配置を変えることに利
用される。平面に1シーケンスのエレメントがある場合
には、実際にエレメントをキャラクタとして読み出すこ
となく、それらのベースラインがそれらの下にあるか上
にあるかを決定することは不可能である(それらは上下
逆又は右〜左へと印刷されるかもしれない)。従って、
その行の「別の側」にベースラインを移動させるオペレ
ーションを有することが必要である。
【0044】解釈は、それ自体解釈であるオブジェクト
を含むことができるので、このツリー構造を横断するコ
マンドがある。通常の移動コマンド(前方/後方)が、
選択される解釈に適用される。選択される解釈は、現在
選択されている解釈(1つあると仮定する)の含有解釈
に(select-up-interpを介して)スイッチされることが
できる。カーソルの後のオブジェクトが解釈である場合
には、それが選択される解釈として(select-down-inte
rpを用いて)選ばれることが可能である。
【0045】以下に、いくつかの編集例(即ち解釈の
例)を示し、本発明で実行され得る編集機能の柔軟性と
頑丈性とを示す。
【0046】図9は、ベースラインが水平でないように
回転されているテキスト解釈の例を示す。実行されるべ
き編集オペレーションは、新たなキャラクタの挿入であ
る。図9を参照すると、前画像905においては、ベー
スライン901上に「sped」という単語がある。ベ
ースライン901は水平でないようにかなり回転されて
いる。この例に対するテキスト解釈の例は、回転された
ベースラインを有するテキストに対するテキスト解釈を
選択し、次に「sped」という単語を含むドキュメン
ト画像の領域を選択することにより生成される。この選
択された領域は、個々の文字に対するラスタを形成する
ようにキャラクタ分析されることが可能である。次にベ
ースラインが、上述された方法で計算される。
【0047】後画像906では、「e」という文字90
2が、文字「d」の前に挿入されて、「speed」と
いう単語が形成された。挿入される文字を受け入れるた
めに、その他のキャラクタがベースライン901に沿っ
てスライドされた。
【0048】この好適実施例では、各々のキャラクタの
回りを囲む境界ボックスはディスプレイされないという
ことが気付かれるべきである。キャラクタラスタの整列
及び離間を強調するために、境界ボックスを図9に示し
た。
【0049】テキストの特定の順序及び位置に基づいて
解釈を構成する能力を図10に示す。図10は、英語の
翻訳文を伴う非英語の文章である。非英語のテキストは
ライン(行)1001、1003、1005、及び10
07上にあり、ライン(行)1002、1004、及び
1006上に示されるように、英語の翻訳文が一行ずつ
間に挿入されている。英語の翻訳文を読むためには、テ
キストの読取り順序を1行とばしに行わなければならな
いことが明白である。これは、編集オペレーションが実
行される時にテキストが如何に調整されるかに影響を及
ぼす。例えば、翻訳文にエラーが生じた場合には、編集
はライン1002、1004、及び1006に及ぶだけ
であるので、キャラクタ又は単語のあらゆる挿入又は削
除が行われるためには、後続又は先行のラインに沿って
変化の結果がラップ(循環、折返し)することが望まし
いと言える。本発明により、ユーザは、テキストの領域
が連結される方法(例えばテキストを含む領域を選択且
つ順序づけすること等)を特定することができる。この
例では、ユーザがテキスト解釈のオペレーションにおい
てライン1002、1004、1006を選択するとい
うオペレーションにより実行されるであろう。キャラク
タのあらゆる挿入又は削除は、ライン1002、100
4、1006のみに沿ってワードラッピング(ワード循
環)することとなる。
【0050】例えば円弧のような非線形のベースライン
を有するテキストを編集することも、本発明では容易に
実行することができる。これはなぜなら、オブジェクト
位置が、ベースラインに沿う平行移動として、そしてそ
の上への変位として表されるからである。この位置決め
を図11に示す。図11を参照すると、オブジェクト1
103はabove(上部変位)距離1105だけベー
スライン1101より上にあり、along(平行移
動)距離1104だけベースライン1101に沿って平
行移動している。さらに図11には、グラフィカルオブ
ジェクトの座標系の起点との関係を示す座標軸1102
が示されている。オブジェクト1103は円形である
が、グラフィカルオブジェクトは境界ボックスを有する
ことが一般的であるので、above及びalong距
離は単純に計算されるということがわかる。
【0051】図12は、円形ベースラインに沿う編集を
示す。「前画像」は1201で示される。「後画像」は
1202で示される。円形テキスト解釈は、挿入又は削
除を受け入れるためにオブジェクトが弧に沿ってスライ
ドする時に、同一の相対的な方向性において内部座標系
をベースライン上の最も隣接した点に保つように回転さ
れるように編集を行うよう構成される。ベースラインを
計算することにおいて、ラインフィットとは別のカーブ
フィット技術が使用されることに注目する。図12を再
び参照すると、単語中の「m」という文字が削除されて
いた。円形解釈はテキスト全体を含む必要がないという
ことに注目すべきである。円形ベースラインを形成する
のに十分なキャラクタが解釈のために選択されるだけで
よい。ここでは、最初の12個のキャラクタ(即ち「S
ymphony No.9」)が選択された。
【0052】
【発明の効果】本発明では、走査された画像を編集する
方法及び装置が提供され、その編集方法及び装置は、回
転したテキスト、特定的に順序づけられたテキスト、そ
して単純な構成のグラフィカルエレメント等を含む多様
なグラフィカル及びテキストデザインを含むドキュメン
トに対して適切に使用されることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例が実行され得るコンピュータベ
ースシステムの機能要素を示すブロック図である。
【図2】本発明で使用されるセット解釈の概念を示す。
【図3】本発明の実施例で実行され得る、走査ドキュメ
ント画像に実行されるセットオペレーションのシーケン
スを示す。
【図4】本発明で使用されるシーケンス解釈の概念を示
す。
【図5】本発明で使用されるベースライン計算の概念を
示す。
【図6】本発明の実施例におけるテキスト解釈オペレー
ションで実行され得る、オーバーラップしたグラフィカ
ルオブジェクトのグルーピングを示す。
【図7】本発明の実施例で実行され得る、テキスト解釈
オペレーションにおいてグラフィカルオブジェクトが削
除される場合の離間の計算を示す。
【図8】本発明の実施例で実行され得る、テキスト解釈
においてグラフィカルオブジェクトが挿入される場合の
離間の計算を示す。
【図9】本発明の実施例において実行され得る、回転し
たベースラインに沿ってテキスト編集を行う場合の編集
例を示す。
【図10】本発明の実施例において実行され得る、行間
に言語を挿入されたテキストを編集する場合の編集例を
示す。
【図11】本発明の実施例においてグラフィカルオブジ
ェクトの位置がベースラインに対してどのように決定さ
れるかを示す。
【図12】本発明の好適実施例において実行され得る、
非線形のベースライン上のテキストを編集するための編
集例を示す。
【符号の説明】
101 バス 102 プロセッサ 103 内部メモリ 104 キーボード 105 外部記憶装置 106 カーソル制御デバイス 107 ディスプレイ 108 スキャナ 109 プリンタ 110 ファクシミリ 111 ネットワークコネクション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 9288−5L G06F 15/20 546 M

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像のビットマッピングされた表現を編
    集する方法であって、 a)グラフィカルオブジェクトのセットを編集するため
    に複数の解釈を規定するステップを含み;グラフィカル
    オブジェクトの1つのセットを編集するために、前記複
    数の解釈の各々が所望の特性に従って行われ、前記グラ
    フィカルオブジェクトの1つのセットを前記所望の特性
    に従って編集して得られたものが、前記所望の特性に従
    っており、前記複数の解釈の各々が、1つ以上のオペレ
    ーションを含み、 b)画像のビットマッピングされた表現を受け取るステ
    ップを含み; c)前記複数の解釈のうちの1つをユーザが選択するス
    テップを含み; d)前記画像のビットマッピングされた表現から1セッ
    トのグラフィカルオブジェクトを前記ユーザが選択する
    ステップを含み; e)選択された解釈に対する編集オペレーションを前記
    ユーザが選択するステップを含み; f)前記編集オペレーションを前記ユーザが選択するこ
    とに応答して、前記編集オペレーションにより規定され
    る方法で前記グラフィカルオブジェクトを処理するステ
    ップを含み;その結果前記グラフィカルオブジェクトが
    前記所望の特性に従うものとなる、 ことを特徴とする編集方法。
  2. 【請求項2】 ビットマッピングされた画像中のテキス
    トを編集するシステムであって、 ビットマッピングされた画像を捕らえる手段を含み;前
    記ビットマッピングされた画像をディスプレイするディ
    スプレイを含み;前記ビットマッピングされた画像から
    グラフィカルオブジェクトを選択するユーザインタフェ
    ースを含み;グラフィカルオブジェクトの第1の解釈を
    含み;前記第1の解釈が、グラフィカルオブジェクトの
    順序づけられていないリストとしてグラフィカルオブジ
    ェクトを編集するためのものであり、また前記第1の解
    釈が、第1のセットの編集オペレーションを有し、該第
    1のセットの編集オペレーションのいずれが実行された
    後も、前記グラフィカルオブジェクトの順序づけられて
    いないリストは元々の空間的関係を維持し、 グラフィカルオブジェクトの第2の解釈を含み;前記第
    2の解釈が、グラフィカルオブジェクトの順序づけられ
    たリストとしてグラフィカルオブジェクトを編集するた
    めのものであり、また前記第2の解釈が、第2のセット
    の編集オペレーションを有し、該第2のセットの編集オ
    ペレーションのいずれかのオペレーションが実行された
    後に、前記グラフィカルオブジェクトの順序づけられた
    リストが、所定の特徴的空間的関係を維持するようにグ
    ラフィカルオブジェクトを再位置づけされることとな
    る、 ことを特徴とする編集システム。
JP15623195A 1994-06-30 1995-06-22 画像編集方法及び編集システム Expired - Fee Related JP3734852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US268355 1994-06-30
US08/268,355 US5734761A (en) 1994-06-30 1994-06-30 Editing scanned document images using simple interpretations

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0869543A true JPH0869543A (ja) 1996-03-12
JP3734852B2 JP3734852B2 (ja) 2006-01-11

Family

ID=23022610

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15623195A Expired - Fee Related JP3734852B2 (ja) 1994-06-30 1995-06-22 画像編集方法及び編集システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5734761A (ja)
EP (1) EP0690415B1 (ja)
JP (1) JP3734852B2 (ja)
DE (1) DE69530025T2 (ja)

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6683697B1 (en) * 1991-03-20 2004-01-27 Millenium L.P. Information processing methodology
US5258855A (en) * 1991-03-20 1993-11-02 System X, L. P. Information processing methodology
US5889897A (en) * 1997-04-08 1999-03-30 International Patent Holdings Ltd. Methodology for OCR error checking through text image regeneration
JPH11143724A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Sharp Corp 情報処理装置および情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
EP0952554A3 (en) 1998-02-26 2003-01-08 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus and information processing method
US6715127B1 (en) * 1998-12-18 2004-03-30 Xerox Corporation System and method for providing editing controls based on features of a raster image
US6539117B2 (en) 1999-04-12 2003-03-25 Hewlett-Packard Company System and method for rendering image based data
US6694355B1 (en) * 2000-03-14 2004-02-17 Reuben Bahar Method and system for collectively generating user-created designs of products and property via a communications network
US20010048436A1 (en) * 2000-04-03 2001-12-06 Sanger Terence David Method and apparatus for sending electronic mail using human handwriting
US6704024B2 (en) 2000-08-07 2004-03-09 Zframe, Inc. Visual content browsing using rasterized representations
AU2001286645A1 (en) * 2000-08-31 2002-03-13 Zframe, Inc Gesture-based user interface to multi-level and multi-modal sets of bit-maps
US6704467B2 (en) 2000-12-21 2004-03-09 Canon Kabushiki Kaisha Image editing with block selection
US20040205538A1 (en) * 2001-04-05 2004-10-14 International Business Machines Corporation Method and apparatus for online integration of offline document correction
DE10134270A1 (de) * 2001-07-18 2003-02-06 Heidenhain Gmbh Dr Johannes Verfahren zur Erzeugung pixelorientierter Bilddateien zur Darstellung graphischer Symbole durch eine numerische Steuerung
US7602991B2 (en) * 2001-10-24 2009-10-13 Nik Software, Inc. User definable image reference regions
JP2005527880A (ja) * 2001-10-24 2005-09-15 ニック マルチメディア インク ユーザ定義可能な画像参照ポイント
US7136082B2 (en) * 2002-01-25 2006-11-14 Xerox Corporation Method and apparatus to convert digital ink images for use in a structured text/graphics editor
US7139004B2 (en) * 2002-01-25 2006-11-21 Xerox Corporation Method and apparatus to convert bitmapped images for use in a structured text/graphics editor
US20040205568A1 (en) * 2002-03-01 2004-10-14 Breuel Thomas M. Method and system for document image layout deconstruction and redisplay system
US20050050439A1 (en) * 2003-08-28 2005-03-03 Xerox Corporation Method to distribute a document to one or more recipients and document distributing apparatus arranged in accordance with the same method
JP2006018522A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Canon Inc 画像編集システム及び方法並びにプログラム
US7668404B2 (en) * 2004-06-30 2010-02-23 Lexmark International, Inc. Method and system of deskewing an image using monochrome conversion to separate foreground from background
US7337399B2 (en) * 2005-01-03 2008-02-26 Infoprint Solutions Company Apparatus, system, and method for editing a region of a document intersecting multiple content component types in a single operation
US20070206024A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Ravishankar Rao System and method for smooth pointing of objects during a presentation
US20070211062A1 (en) * 2006-03-13 2007-09-13 International Business Machines Corporation Methods and systems for rendering complex text using glyph identifiers in a presentation data stream
US8633930B2 (en) * 2007-03-26 2014-01-21 Apple Inc. Non-linear text flow
US8170380B1 (en) * 2008-05-30 2012-05-01 Adobe Systems Incorporated Method and apparatus for importing, exporting and determining an initial state for files having multiple layers
US9734132B1 (en) * 2011-12-20 2017-08-15 Amazon Technologies, Inc. Alignment and reflow of displayed character images
KR102240279B1 (ko) 2014-04-21 2021-04-14 삼성전자주식회사 컨텐트 처리 방법 및 그 전자 장치
US11087079B1 (en) 2020-02-03 2021-08-10 ZenPayroll, Inc. Collision avoidance for document field placement

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4408342A (en) * 1981-04-16 1983-10-04 Ncr Corporation Method for recognizing a machine encoded character
JPS5837779A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Ricoh Co Ltd 文書処理装置
US4610025A (en) * 1984-06-22 1986-09-02 Champollion Incorporated Cryptographic analysis system
DE3523042A1 (de) * 1984-06-28 1986-01-02 Canon K.K., Tokio/Tokyo Bildverarbeitungssystem
JPH063608B2 (ja) * 1984-06-30 1994-01-12 株式会社東芝 文書画像編集装置
US4739477A (en) * 1984-08-30 1988-04-19 International Business Machines Corp. Implicit creation of a superblock data structure
DE3588084T2 (de) * 1984-11-14 1996-10-17 Canon Kk Bildverarbeitungssystem
US5021973A (en) * 1986-01-16 1991-06-04 International Business Machines Corporation Method for assisting the operator of an interactive data processing system to enter data directly into a selected cell of a spreadsheet
US4974194A (en) * 1986-04-04 1990-11-27 International Business Machines Corporation Method for modifying intermingled text object and graphic object within an object set individually or correspondingly
DE3783978T2 (de) * 1986-07-15 1993-06-03 Brother Ind Ltd Textverarbeitungsgeraet.
JPH07104909B2 (ja) * 1987-03-04 1995-11-13 シャープ株式会社 文字認識方法
US5022081A (en) * 1987-10-01 1991-06-04 Sharp Kabushiki Kaisha Information recognition system
EP0312235A3 (en) * 1987-10-13 1991-09-11 AT&T Corp. Graphics image editor
JPH01144171A (ja) * 1987-11-30 1989-06-06 Toshiba Corp 電子ファイリング装置
US4881130A (en) * 1987-12-07 1989-11-14 Ricoh Company, Ltd. Image editing system for an image recording apparatus with the capability of marking an edited image area in the form of a vector
JPH01183784A (ja) * 1988-01-19 1989-07-21 Toshiba Corp 文書画像処理装置
US5224038A (en) * 1989-04-05 1993-06-29 Xerox Corporation Token editor architecture
US4974260A (en) * 1989-06-02 1990-11-27 Eastman Kodak Company Apparatus for identifying and correcting unrecognizable characters in optical character recognition machines
US4914709A (en) * 1989-06-02 1990-04-03 Eastman Kodak Company Method for identifying unrecognizable characters in optical character recognition machines
US5167016A (en) * 1989-12-29 1992-11-24 Xerox Corporation Changing characters in an image
CA2027253C (en) * 1989-12-29 1997-12-16 Steven C. Bagley Editing text in an image
US5437008A (en) * 1992-06-23 1995-07-25 Adobe Systems Incorporated Method of establishing constraints and links in a distribution frame between graphical elements and resolving the constaints
JP2637679B2 (ja) * 1992-08-21 1997-08-06 ゼロックス コーポレイション ワードイメージの再配置によりテキストの特性を自動的に変更する方法
JPH07131641A (ja) * 1993-11-08 1995-05-19 Canon Inc 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69530025T2 (de) 2003-08-14
DE69530025D1 (de) 2003-04-30
EP0690415A3 (en) 1996-12-04
EP0690415B1 (en) 2003-03-26
JP3734852B2 (ja) 2006-01-11
EP0690415A2 (en) 1996-01-03
US5734761A (en) 1998-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3734852B2 (ja) 画像編集方法及び編集システム
JP2536966B2 (ja) テキスト編集システム
US5590257A (en) Script character processing method and system with bit-mapped document editing
EP0439951B1 (en) Data processing
US6434581B1 (en) Script character processing method for interactively adjusting space between writing element
EP0051857A1 (en) Method for editing document
US5509092A (en) Method and apparatus for generating information on recognized characters
EP0654751B1 (en) Method of analyzing data defining an image
US5257074A (en) Image forming apparatus
JPS6342304B2 (ja)
KR100311083B1 (ko) 문서처리장치
JP2008108114A (ja) 文書処理装置および文書処理方法
US7296240B1 (en) Document object membranes
JPS58208865A (ja) 文書作成装置
KR100238814B1 (ko) 데이터처리장치 및 데이터처리방법
JPH0675952A (ja) 文書作成装置
JPH1166065A (ja) 画像配置装置およびそのプログラム記録媒体
JP2728871B2 (ja) 文書処理装置
US6829744B1 (en) Document processing apparatus, method, and memory medium
JPH05342325A (ja) 文書処理装置およびその装置のためのフォーム登録装置
JPS5971528A (ja) 原稿作成機
JP2014134955A (ja) 補足説明付文書表示装置
JPH0388086A (ja) 文書読取装置
Tanaka et al. Transmedia Machine
JPH10334087A (ja) 文書処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051020

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees