JPH086925Y2 - 樋エルボ - Google Patents

樋エルボ

Info

Publication number
JPH086925Y2
JPH086925Y2 JP3177490U JP3177490U JPH086925Y2 JP H086925 Y2 JPH086925 Y2 JP H086925Y2 JP 3177490 U JP3177490 U JP 3177490U JP 3177490 U JP3177490 U JP 3177490U JP H086925 Y2 JPH086925 Y2 JP H086925Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe portion
curved
gutter
curved pipe
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3177490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03123028U (ja
Inventor
範男 丹野
臣久 鶴野
良徳 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP3177490U priority Critical patent/JPH086925Y2/ja
Publication of JPH03123028U publication Critical patent/JPH03123028U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH086925Y2 publication Critical patent/JPH086925Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Joints Allowing Movement (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、捻り角度及び曲り角度を調整可能な樋エル
ボに関する。
(従来の技術) 樋エルボには、実公昭57−11059号公報等に記載され
ているように、第1直管部を一端に有し、第1曲管部を
他端に有している第1管体と、第2曲管部を一端に有
し、第2直管部を他端に有している第2管体と、を備
え、前記第1管体の第1曲管部と第2管体の第2曲管部
とが相対回動可能及び摺動可能に結合されており、捻り
角度及び曲り角度を適宜調整できるようになっているも
のがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の樋エルボにあって
は、内部を通過する雨水等の水が、第1管体の第1曲管
部と前記第2管体の第2曲管部との結合部の隙間に浸入
し、漏水する恐れがあった。特に、曲り角度を最大に設
定した場合において、流速が最も速くなる外回り部分で
漏水し易いという問題があった。
本考案は、上記従来の問題に着目し、第1管体と第2
管体との結合部の隙間から漏水することのない樋エルボ
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案の樋エルボは、第
1直管部を一端に有し、第1曲管部を他端に有している
第1管体と、第2曲管部を一端に有し、第2直管部を他
端に有している第2管体と、を備え、前記第1管体の第
1曲管部と第2管体の第2曲管部とが相対回動可能に結
合されている樋エルボにおいて、前記第1管体の第1曲
管部と前記第2管体の第2曲管部との結合部の間全周
に、非水溶性の潤滑シール剤が介入されているものであ
る。
(作用) 本考案の樋エルボは、第1管体の第1曲管部と第2管
体の第2曲管部との結合部の間全周に、非水溶性の潤滑
シール剤が介入されているので、前記結合部の間には、
樋エルボ内を通過する雨水等の水が浸入する隙間がな
い。即ち、雨水等の水が第1管体の第1曲管部と前記第
2管体の第2曲管部との結合部から漏水するのを防止す
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に基づいて第1実施例の構成
を説明する。
第1図は第1実施例の樋エルボを示す縦断面図、第2
図は第1図の要部IIの拡大図である。
前記樋エルボは、これらの図に示すように、第1直管
部11を一端に有し、第1曲管部12を他端に有している第
1管体1と、第2曲管部21を一端に有し、第2直管部22
を他端に有している第2管体2と、を備え、前記第1管
体1の第1曲管部12と第2管体2の第2曲管部22とが相
対回動可能に結合されている。
前記第1管体1は、第1直管部11と第1曲管部12とが
別体形成されており、前記第1直管部11は、一端に角型
の樋接続部11aを有していると共に、他端に円筒状差込
口11bを有しており、前記第1曲管部12は、一端に前記
第1直管部11の円筒状差込口11bに回動可能に嵌合結合
される円筒状受口12aを有していると共に、他端に円筒
状差込口12bを有している。
また、前記第2管体2も同様に、第2曲管部21と第2
直管部22とが別体形成されており、前記第2曲管部21
は、一端に前記第1曲管部12の円筒状差込口12bに回動
可能に嵌合結合される円筒状受口21aを有していると共
に、他端に円筒状差込口21bを有しており、前記第2直
管部22は、一端に前記第2曲管部21の円筒状差込口21b
に回動可能に嵌合結合される円筒状受口22aを有してい
ると共に、他端に角型の樋接続部22bを有している。
尚、前記第2曲管部21は円筒状差込部21bの開口が、第
2直管部22の樋接続部22bの開口より突出するよう形成
されている。
また、前記第1曲管部12は、円筒状受口12aと円筒状
差込口12bとがほぼ45度を成すように形成されている。
更に、第2曲管部21も同様に、円筒状受口21aと円筒状
差込口21bとがほぼ45度を成すように形成されている。
また、前記第1直管部11の円筒状差込口11bと第1曲
管部12の円筒状受口12aとの結合部の間、及び、前記第
1曲管部12の円筒状差込口12bと前記第2曲管部21の円
筒状受口21aとの結合部の間、及び前記第2曲管部21の
円筒状差込口21bと前記第2直管部の円筒状受口22aの結
合部の間に、それぞれ非水溶性の潤滑シール剤3が介入
されている。そして、シール剤3を各結合部の間に介入
させる手段として本実施例の樋エルボは、各円筒状差込
口11b,12b,21bの外面あるいは、各円筒状受口12a,21a,2
2aの内面に予めシール剤を塗布しておいてから、各円筒
状差込口11b,12b,21bと円筒状受口12a,21a,22aとを嵌合
結合するといった手段が適用されている。尚、前記潤滑
シール剤としては、粘性が強く、温度依存性が少ないも
の、例えば、シリコーングリスが適している。また、粘
着性あるいは接着性を備えている潤滑シール剤3を用
い、施工後、結合部を固定させるようにしてもよい。更
に、前記潤滑シール剤3を介入させる前の結合部の隙間
はできるだけ小さいことが望ましく、最大でも1.2mmと
なるようにする。
次に、実施例の作用を説明する。
本実施例の樋エルボは、樋集水器と竪樋、あるいは竪
樋と這樋、または樋集水器と這樋等の接続に使用され、
第1直管部11の樋接続部11aと第2直管部22の樋接続部2
2bに、各部品の接続部が接続されることになる。そし
て、第1曲管部12と第2曲管部21を相対回動することに
より、第1直管部11の樋接続部11aと第2直管部22の樋
接続部22b間の曲り角度を調整できると共に、捻り角度
を調整できる。
また、本実施例の樋エルボは、第1直管部11の円筒状
差込口11bと第1曲管部12の円筒状受口12aとの結合部の
間、及び、第1曲管部12の円筒状差込口12bと第2曲管
部21の円筒状受口21aとの結合部の間、及び第2曲管部2
1の円筒状差込口21bと第2直管部の円筒状受口22aの結
合部の間に、それぞれ非水溶性の潤滑シール剤3が介入
されているので、前記結合部の間には、樋エルボ内を通
過する雨水等の水が浸入する隙間がない。即ち、雨水等
の水がこれらの結合部から漏水するのを防止することが
できる。
次に、第3図及び第4図に基づいて第2実施例を説明
する。
尚、第2実施例は、潤滑シール剤を各結合部の間に介
入させる手段が第1実施例と異なるもので、その他の構
成及び作用は第1実施例と同様であるので、説明を省略
する。
即ち、潤滑シール剤を各結合部の間に介入させる手段
として第2実施例の樋エルボは、予め各円筒状差込口11
b,12b,21bの外面に環状の受溝cを形成しておくと共
に、各円筒状受口12a,21a,22aの内面であって、前記受
溝cと重なる位置に注入孔dを形成しておき、各円筒状
差込口11b,12b,21bと円筒状受口12a,21a,22aとを嵌合結
合した後に前記注入孔dから潤滑シール剤3を注入する
といった手段が適用されている。
次に、第5図及び第6図に基づいて第3実施例を説明
する。
尚、第3実施例は、シール剤の構成と、該潤滑シール
剤を各結合部の間に介入させる手段が第1実施例及び第
2実施例と異なるもので、その他の構成及び作用は第1
実施例と同様であるので、説明を省略する。
まず、本実施例の潤滑シール剤4は、断面溝形状のゴ
ムリング41と、該ゴムリング41の構内に充填されたオイ
ル42とで構成されている。
また、前記潤滑シール剤4を各結合部の間に介入させ
る手段としては、予め各円筒状差込口11b,12b,21bの外
面に環状の受溝dを形成しておき、各円筒状差込口11b,
12b,21bと円筒状受口12a,21a,22aとを嵌合結合するより
前に、前記受溝dに潤滑シール剤4を嵌合させる手段で
ある。尚、前記前記ゴムリング41の溝内にオイル42を充
填する作業は、ゴムリング41を前記受溝dに嵌合させる
前であってもよいし、後であってもよい。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本考
案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本考
案に含まれる。
例えば、実施例では、第1管体の第1直管部と第1曲
管部とが別体形成されていると共に、第2管体の第2直
管部と第2曲管部とが別体形成されている樋エルボを例
にとったが、第1直管部と第1曲管部とが一体形成され
ていると共に、第2直管部と第2曲管部とが一体形成さ
れている樋エルボに適用してもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案の樋エルボにあって
は、第1管体の第1曲管部と第2管体の第2曲管部との
結合部の間に隙間がないので、結合部の間から雨水等の
水が漏水するのを防止することができるという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の樋エルボを示す縦断面図、
第2図は第1図の要部IIの拡大図、第3図は第2実施例
の樋エルボを示す縦断面図、第4図は第3図の要部IVの
拡大図、第5図は第3実施例の樋エルボを示す縦断面
図、第6図は第5図の要部VIの拡大図である。 1…第1管体 11…第1直管部 12…第1曲管部 2…第2管体 21…第2曲管部 22…第2直管部 3…潤滑シール剤

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1曲管部を一端に有している第1管体
    と、第2曲管部を一端に有している第2管体と、を備
    え、前記第1管体の第1曲管部と第2管体の第2曲管部
    とが相対回動可能に結合されている樋エルボにおいて、
    前記第1管体の第1曲管部と第2管体の第2曲管部と結
    合部の間全周に、非水溶性の潤滑シール剤が介入されて
    いることを特徴とする樋エルボ。
JP3177490U 1990-03-26 1990-03-26 樋エルボ Expired - Fee Related JPH086925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3177490U JPH086925Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 樋エルボ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3177490U JPH086925Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 樋エルボ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03123028U JPH03123028U (ja) 1991-12-16
JPH086925Y2 true JPH086925Y2 (ja) 1996-02-28

Family

ID=31534568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3177490U Expired - Fee Related JPH086925Y2 (ja) 1990-03-26 1990-03-26 樋エルボ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH086925Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03123028U (ja) 1991-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6089615A (en) Branch pipe connection
JPS58132164U (ja) 2重壁の燃料管路
JPH086925Y2 (ja) 樋エルボ
US6086116A (en) Pipe joint for joining pipes with a bent pipe or branch
JPH085228Y2 (ja) 樋エルボ
JPS6342233Y2 (ja)
CN215293584U (zh) 一种伸缩管接口胶圈
RU99108283A (ru) Соединение труб с внутренним антикоррозионным покрытием
JPH0239118Y2 (ja)
JPH0413494Y2 (ja)
CN210510700U (zh) 用于洗衣机管路的连接件
JPS643900Y2 (ja)
CN210484963U (zh) 用于洗衣机管路的热缩式连接件
JPS6118305Y2 (ja)
JP4036277B2 (ja) ゴムパッキン
JPS5827184Y2 (ja) 輸送管
JPS591988U (ja) 推進工法用ヒユ−ム管
FR2784734B1 (fr) Ensemble pour la construction d'un reseau de transport subaquatique de fluide, d'energie, ou de signaux
JPS6312300Y2 (ja)
CN208900711U (zh) 一种管道密封圈
CN208268618U (zh) 环形接头
JPS585178Y2 (ja) ジヨイント
JPH0339666Y2 (ja)
JPH03119049U (ja)
JP2004239410A (ja) 耐震継手

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees