JPH086898A - ポーリング代行装置 - Google Patents
ポーリング代行装置Info
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- JPH086898A JPH086898A JP6138539A JP13853994A JPH086898A JP H086898 A JPH086898 A JP H086898A JP 6138539 A JP6138539 A JP 6138539A JP 13853994 A JP13853994 A JP 13853994A JP H086898 A JPH086898 A JP H086898A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/40—Bus networks
- H04L12/403—Bus networks with centralised control, e.g. polling
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ポーリングデータを流したくない課金ネットワ
ークの両側の装置にポーリング代行機能を設け、ポーリ
ングデータをネットワークに直接流さないようにして課
金額を低減する。 【構成】代行応答手段24は、ネットワーク18を経由
したクライアントユニット12側の代行要求手段26と
の間の同期制御メッセージの交換に基づき、サーバユニ
ット10からのポーリング要求に対する代行応答の開
始、停止、再開、および終了を処理する。また代行要求
手段26は、ネットワーク18を経由した代行応答手段
24との間の同期制御メッセージの交換に基づき、クラ
イアントユニット12に対するポーリング代行要求の開
始、停止、再開、および終了を処理する。
ークの両側の装置にポーリング代行機能を設け、ポーリ
ングデータをネットワークに直接流さないようにして課
金額を低減する。 【構成】代行応答手段24は、ネットワーク18を経由
したクライアントユニット12側の代行要求手段26と
の間の同期制御メッセージの交換に基づき、サーバユニ
ット10からのポーリング要求に対する代行応答の開
始、停止、再開、および終了を処理する。また代行要求
手段26は、ネットワーク18を経由した代行応答手段
24との間の同期制御メッセージの交換に基づき、クラ
イアントユニット12に対するポーリング代行要求の開
始、停止、再開、および終了を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークを経由し
て2つのユニット間で動作確認のための定期的なポーリ
ング通信を行うコンピュータネットワークのポーリング
代行装置に関し、特に、ネットワーク上に直接ポーリン
グデータを流さないように、ポーリング要求元への代行
応答とポーリング要求先への代行要求を行うポーリング
代行装置に関する。
て2つのユニット間で動作確認のための定期的なポーリ
ング通信を行うコンピュータネットワークのポーリング
代行装置に関し、特に、ネットワーク上に直接ポーリン
グデータを流さないように、ポーリング要求元への代行
応答とポーリング要求先への代行要求を行うポーリング
代行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータネットワークを利用したク
ライアントサーバシステムにあっては、クライアントが
サーバとの間にネットワークを経由した通信コネクショ
ンを確立し、サーバ上の情報資源、例えばCPU処理時
間、メモリ、ディスク等を一定量、自分のために確保し
て利用するという形態をとっている。
ライアントサーバシステムにあっては、クライアントが
サーバとの間にネットワークを経由した通信コネクショ
ンを確立し、サーバ上の情報資源、例えばCPU処理時
間、メモリ、ディスク等を一定量、自分のために確保し
て利用するという形態をとっている。
【0003】このような通信コネクショクの確立と資源
の確保は、クライアントとサーバ間の通信手順によって
実行される。しかし、クライアントが通信コネクション
の切断手順を実行しないうちに電源が落されたり、ある
いは障害で動作が停止したような場合は、サーバ上に確
保された資源は利用されず、不必要に占有された状態と
なる。
の確保は、クライアントとサーバ間の通信手順によって
実行される。しかし、クライアントが通信コネクション
の切断手順を実行しないうちに電源が落されたり、ある
いは障害で動作が停止したような場合は、サーバ上に確
保された資源は利用されず、不必要に占有された状態と
なる。
【0004】サーバ上の資源は有限であり、資源が不必
要に占有されるケースを想定すると、サーバ側が必要の
ない資源の確保を自主的に開放できることが望まれる。
このようなサーバ側による資源開放を可能とするため、
クライアントの動作を確認するポーリング機能が導入さ
れている。ポーリング機能は、コネクションが確立され
ているにも係わらず、一定時間サーバに対しアクセスが
ない等の動作していない疑いのあるクライアントに対
し、サーバがポーリング要求メッセージを定期的に送信
する。この連続するポーリング要求メッセージに対し、
一定回数以上、クライアントからポーリング応答メッセ
ージがなかった場合、クイラアントは動作を停止してい
るものと見做し、サーバ側の対応する資源を開放する。
要に占有されるケースを想定すると、サーバ側が必要の
ない資源の確保を自主的に開放できることが望まれる。
このようなサーバ側による資源開放を可能とするため、
クライアントの動作を確認するポーリング機能が導入さ
れている。ポーリング機能は、コネクションが確立され
ているにも係わらず、一定時間サーバに対しアクセスが
ない等の動作していない疑いのあるクライアントに対
し、サーバがポーリング要求メッセージを定期的に送信
する。この連続するポーリング要求メッセージに対し、
一定回数以上、クライアントからポーリング応答メッセ
ージがなかった場合、クイラアントは動作を停止してい
るものと見做し、サーバ側の対応する資源を開放する。
【0005】勿論、サーバ側が定期的に送信するポーリ
ング要求メッセージに対してクライアントがポーリング
応答メッセージを返せば、このクライアントは正常に動
作しているものと見做され、サーバ上に確保された資源
は保持され続ける。一方、近年、コンピュータネットワ
ークとして利用可能なISDN等の広域ネットワーク
(WAN; Wide Area Network )の種別が多様化し、様
々な課金形態を持つネットワークが登場している。これ
らのネットワークの課金形態は、特定のデータ送信パタ
ーン(データサイズと送信間隔)について、課金額が最
も少なくなるような特徴を持っている。例えば時間課金
の回線交換は、決まった時間に集中的なデータ転送を行
い、その他の時間は全く回線を使用しないというデータ
送信パターンにおいて、他の課金形態であるパケット課
金のパケット交換や固定額課金の専用線と比較して、最
も課金上有利となる。
ング要求メッセージに対してクライアントがポーリング
応答メッセージを返せば、このクライアントは正常に動
作しているものと見做され、サーバ上に確保された資源
は保持され続ける。一方、近年、コンピュータネットワ
ークとして利用可能なISDN等の広域ネットワーク
(WAN; Wide Area Network )の種別が多様化し、様
々な課金形態を持つネットワークが登場している。これ
らのネットワークの課金形態は、特定のデータ送信パタ
ーン(データサイズと送信間隔)について、課金額が最
も少なくなるような特徴を持っている。例えば時間課金
の回線交換は、決まった時間に集中的なデータ転送を行
い、その他の時間は全く回線を使用しないというデータ
送信パターンにおいて、他の課金形態であるパケット課
金のパケット交換や固定額課金の専用線と比較して、最
も課金上有利となる。
【0006】またローカル・エリア・ネットワーク(L
AN)と広域ネットワーク(WAN)の相互接続や、課
金形態の異なる複数の広域ネットワークの相互接続とい
った通信形態が普及するにつれ、あるローカル・エリア
・ネットワークと広域ネットワークでは課金上問題のな
いデータ送信パターンが、他の広域ネットワーク上に中
継されると、課金形態上不利となる場合が出てきてい
る。
AN)と広域ネットワーク(WAN)の相互接続や、課
金形態の異なる複数の広域ネットワークの相互接続とい
った通信形態が普及するにつれ、あるローカル・エリア
・ネットワークと広域ネットワークでは課金上問題のな
いデータ送信パターンが、他の広域ネットワーク上に中
継されると、課金形態上不利となる場合が出てきてい
る。
【0007】データの送信パターンは、データの送信元
からデータの宛先に至るまで大きく変化することはない
が、網の課金形態は、通信経路の途中で網の種類が変更
するたびに明確に変化する。従って、あるデータ送信パ
ターンに対して、そのデータ送信パターンと相性の悪い
ネットワーク上でのみ、データ送信パターンを変更した
り、可能ならば全く流さない等の対策を行うことが有効
となってきている。
からデータの宛先に至るまで大きく変化することはない
が、網の課金形態は、通信経路の途中で網の種類が変更
するたびに明確に変化する。従って、あるデータ送信パ
ターンに対して、そのデータ送信パターンと相性の悪い
ネットワーク上でのみ、データ送信パターンを変更した
り、可能ならば全く流さない等の対策を行うことが有効
となってきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、コンピュータ
ネットワークを使用してサーバがクライアントの動作を
確認するために定期的に行っているポーリング通信の場
合、ポーリングデータの送信パターンは、ネットワーク
の課金形態との相性が悪い典型的な例といえる。またポ
ーリング通信は、通信時間によって課金する回線交換等
の広域ネットワークの場合にも、課金のないローカル・
エリア・ネットワークは勿論、パケット交換や専用線と
比較しても不利となる。
ネットワークを使用してサーバがクライアントの動作を
確認するために定期的に行っているポーリング通信の場
合、ポーリングデータの送信パターンは、ネットワーク
の課金形態との相性が悪い典型的な例といえる。またポ
ーリング通信は、通信時間によって課金する回線交換等
の広域ネットワークの場合にも、課金のないローカル・
エリア・ネットワークは勿論、パケット交換や専用線と
比較しても不利となる。
【0009】本発明の目的は、ポーリングデータを流し
たくないネットワークの両側の通信制御装置にポーリン
グ代行機能を設け、ネットワークを経由した通信は、ポ
ーリング代行の開始、停止、再開、終了等の同期制御を
必要最小限に抑え、ポーリングデータをネットワークに
直接流さないようにして課金上での有利な扱いが受けら
れるようにしたポーリング代行装置を提供する。
たくないネットワークの両側の通信制御装置にポーリン
グ代行機能を設け、ネットワークを経由した通信は、ポ
ーリング代行の開始、停止、再開、終了等の同期制御を
必要最小限に抑え、ポーリングデータをネットワークに
直接流さないようにして課金上での有利な扱いが受けら
れるようにしたポーリング代行装置を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。ネットワーク18を介して共用ユニット10
と処理ユニット12を接続する。共用ユニット10は例
えばサーバユニットであり、情報資源を保持し、外部か
らの要求に応じて該当する資源の利用を確保し、更に資
源の利用元に対し動作を確認するためのポーリング要求
を送信して応答が得られない場合に、利用元のために確
保している資源を開放させる。処理ユニット12は例え
ばクライアントユニットであり、ネットワーク18を経
由してサーバユニット10の情報資源を利用する。
図である。ネットワーク18を介して共用ユニット10
と処理ユニット12を接続する。共用ユニット10は例
えばサーバユニットであり、情報資源を保持し、外部か
らの要求に応じて該当する資源の利用を確保し、更に資
源の利用元に対し動作を確認するためのポーリング要求
を送信して応答が得られない場合に、利用元のために確
保している資源を開放させる。処理ユニット12は例え
ばクライアントユニットであり、ネットワーク18を経
由してサーバユニット10の情報資源を利用する。
【0011】サーバユニット10は第1通信制御手段1
6によってネットワーク18に接続され、通信要求に基
づいてクライアントユニット12を含む他のユニットと
の間に通信コネクションを確立させる。またクライアン
トユニット12は、第2通信制御手段20によってネッ
トワーク18に接続され、通信要求に基づいてサーバユ
ニット10を含む他のユニットとの間に通信コネクショ
ンを確立させる。
6によってネットワーク18に接続され、通信要求に基
づいてクライアントユニット12を含む他のユニットと
の間に通信コネクションを確立させる。またクライアン
トユニット12は、第2通信制御手段20によってネッ
トワーク18に接続され、通信要求に基づいてサーバユ
ニット10を含む他のユニットとの間に通信コネクショ
ンを確立させる。
【0012】代行応答手段24は第1通信制御手段16
に設けられ、ネットワーク18を経由したクライアント
ユニット12側の第2通信制御手段20内の代行要求手
段26との間の同期制御メッセージの交換に基づき、サ
ーバユニット10からのポーリング要求に対する代行応
答を処理する。代行要求手段26は、第2通信制御手段
20に設けられ、ネットワーク18を経由した代行応答
手段24との間の同期制御メッセージの交換に基づき、
クライアントユニット12に対するポーリング代行要求
を処理する。
に設けられ、ネットワーク18を経由したクライアント
ユニット12側の第2通信制御手段20内の代行要求手
段26との間の同期制御メッセージの交換に基づき、サ
ーバユニット10からのポーリング要求に対する代行応
答を処理する。代行要求手段26は、第2通信制御手段
20に設けられ、ネットワーク18を経由した代行応答
手段24との間の同期制御メッセージの交換に基づき、
クライアントユニット12に対するポーリング代行要求
を処理する。
【0013】ポーリング代行処理の開始は、まず代行応
答手段24が、サーバユニット10からポーリング要求
を受信した際に、ネットワーク18を経由して代行要求
手段26に代行要求開始メッセージを送信し、且つ、サ
ーバユニット10に対しポーリング代行応答の送信を開
始する。代行要求手段26は、代行応答手段24から代
行要求開始メッセージを受信した際に、クライアントユ
ニット12に対しポーリング代行要求の送信を開始す
る。
答手段24が、サーバユニット10からポーリング要求
を受信した際に、ネットワーク18を経由して代行要求
手段26に代行要求開始メッセージを送信し、且つ、サ
ーバユニット10に対しポーリング代行応答の送信を開
始する。代行要求手段26は、代行応答手段24から代
行要求開始メッセージを受信した際に、クライアントユ
ニット12に対しポーリング代行要求の送信を開始す
る。
【0014】ポーリング代行が開始されると、代行応答
手段24は、サーバユニット10からポーリング要求を
受信するごとに、ポーリング代行応答を返送する。また
代行要求手段26は、クライアントユニットからポーリ
ング応答が受信されている限り、定期的にポーリング代
行要求を送信する。また代行要求手段26は、処理ユニ
ット12に対してポーリング代行要求を送信してからの
時間を監視し、この監視時間が所定時間(T0)を越え
た場合、再びポーリング代行要求を送信して時間監視を
行うプロセスを繰り返す。
手段24は、サーバユニット10からポーリング要求を
受信するごとに、ポーリング代行応答を返送する。また
代行要求手段26は、クライアントユニットからポーリ
ング応答が受信されている限り、定期的にポーリング代
行要求を送信する。また代行要求手段26は、処理ユニ
ット12に対してポーリング代行要求を送信してからの
時間を監視し、この監視時間が所定時間(T0)を越え
た場合、再びポーリング代行要求を送信して時間監視を
行うプロセスを繰り返す。
【0015】ポーリング代行を一時停止するため、代理
要求手段26は、ポーリング代行要求を送信してからク
ライアントユニット12からのポーリング応答が受信さ
れるまでの時間を監視し、監視時間が所定時間T1を越
えた場合、ネットワーク18を経由して代行応答手段2
4に代行応答停止メッセージを送信し、サーバユニット
10からのポーリング要求に対する代行応答の送信を一
時的に停止させる。
要求手段26は、ポーリング代行要求を送信してからク
ライアントユニット12からのポーリング応答が受信さ
れるまでの時間を監視し、監視時間が所定時間T1を越
えた場合、ネットワーク18を経由して代行応答手段2
4に代行応答停止メッセージを送信し、サーバユニット
10からのポーリング要求に対する代行応答の送信を一
時的に停止させる。
【0016】ポーリング代行を一時停止した後の再開
は、代行要求手段26が、代行応答停止メッセージの送
信後に、クライアントユニット12からポーリング応答
を受信した場合、ネットワーク18を経由して代行応答
手段24に代行応答再開メッセージを送信し、サーバユ
ニット10からのポーリング要求に対する応答を再開さ
せる。
は、代行要求手段26が、代行応答停止メッセージの送
信後に、クライアントユニット12からポーリング応答
を受信した場合、ネットワーク18を経由して代行応答
手段24に代行応答再開メッセージを送信し、サーバユ
ニット10からのポーリング要求に対する応答を再開さ
せる。
【0017】ポーリング代行の終了は、代行応答手段2
4が、サーバユニット10からのポーリング要求の繰り
返し時間を監視しており、監視時間が所定時間T2を越
えた場合に、ポーリング要求が停止したと判断し、ネッ
トワーク18を経由して前記代行要求手段26に代行要
求終了メッセージを送信し、クライアントユニット12
へのポーリング代行要求を終了させる。
4が、サーバユニット10からのポーリング要求の繰り
返し時間を監視しており、監視時間が所定時間T2を越
えた場合に、ポーリング要求が停止したと判断し、ネッ
トワーク18を経由して前記代行要求手段26に代行要
求終了メッセージを送信し、クライアントユニット12
へのポーリング代行要求を終了させる。
【0018】また代行要求手段26が、ポーリング代行
要求に対するクライアントユニット12からのポーリン
グ応答の時間を監視し、監視時間が所定時間T3を越え
た場合、クライアントユニット12の動作終了と判断
し、クライントユニット12に対するポーリング代行要
求の送信を停止し、且つ、ネットワーク18を経由して
代行応答手段24に代行応答終了メッセージを送信す
る。
要求に対するクライアントユニット12からのポーリン
グ応答の時間を監視し、監視時間が所定時間T3を越え
た場合、クライアントユニット12の動作終了と判断
し、クライントユニット12に対するポーリング代行要
求の送信を停止し、且つ、ネットワーク18を経由して
代行応答手段24に代行応答終了メッセージを送信す
る。
【0019】代行応答手段24は、サーバユニット10
からのポーリング要求に対する代行応答を一時停止して
いる状態で、ネットワーク18を経由して代行応答終了
メッセージを受信した場合、ポーリング代行処理を終了
させる。更に、ネットワーク18の回線障害で生じた同
期ずれ対し、リセット動作を行う。代行応答手段24
で、ネットワーク18の障害発生を検出した後に障害復
旧を検出した場合、ネットワーク18を経由して代行要
求手段26にリセット要求メッセージを送信する。
からのポーリング要求に対する代行応答を一時停止して
いる状態で、ネットワーク18を経由して代行応答終了
メッセージを受信した場合、ポーリング代行処理を終了
させる。更に、ネットワーク18の回線障害で生じた同
期ずれ対し、リセット動作を行う。代行応答手段24
で、ネットワーク18の障害発生を検出した後に障害復
旧を検出した場合、ネットワーク18を経由して代行要
求手段26にリセット要求メッセージを送信する。
【0020】代行要求手段26は、ネットワーク18を
経由して代行応答手段24からリセット要求メッセージ
を受信した場合、代行要求動作を初期化した後に、ネッ
トワーク18を経由して代行応答手段24にリセット確
認メッセージを送信して、代行応答手段24の代行応答
動作を初期化させる。また代行応答手段24は、リセッ
ト要求メッセージを送信してからリセット確認メッセー
ジを受信するまでの時間を監視し、監視時間が所定時間
T4を越えた場合、リセット要求メッセージを再度送信
する。
経由して代行応答手段24からリセット要求メッセージ
を受信した場合、代行要求動作を初期化した後に、ネッ
トワーク18を経由して代行応答手段24にリセット確
認メッセージを送信して、代行応答手段24の代行応答
動作を初期化させる。また代行応答手段24は、リセッ
ト要求メッセージを送信してからリセット確認メッセー
ジを受信するまでの時間を監視し、監視時間が所定時間
T4を越えた場合、リセット要求メッセージを再度送信
する。
【0021】クライアント側の代行要求手段26で、ネ
ットワーク18の障害発生を検出した後に障害復旧を検
出した場合も、同様に、代行応答手段24にリセット要
求メッセージを送信し、代行応答手段24の代行応答動
作を初期化した後に、ネットワーク18を経由して代行
要求手段26にリセット確認メッセージを送信し、代行
要求動作を初期化させる。
ットワーク18の障害発生を検出した後に障害復旧を検
出した場合も、同様に、代行応答手段24にリセット要
求メッセージを送信し、代行応答手段24の代行応答動
作を初期化した後に、ネットワーク18を経由して代行
要求手段26にリセット確認メッセージを送信し、代行
要求動作を初期化させる。
【0022】このとき、リセット要求メッセージを送信
してからリセット確認メッセージを受信するまでの時間
を監視し、監視時間が所定時間T4を越えた場合、リセ
ット要求メッセージを再度送信する。更にポーリング代
行の終了処理としては、代行応答手段24で、サーバユ
ニット10からの特定の相手先に対し繰り返し行われる
ポーリング要求の時間を監視し、監視時間が異常に長い
所定時間T5を越えた時に、ネットワーク18を経由し
て代行要求手段26にリセット要求メッセージを送信
し、代行要求動作を初期化した後に、ネットワーク18
を経由して代行応答手段24にリセット確認メッセージ
を送信させ、代行応答手段24の代行応答動作を初期化
させる。
してからリセット確認メッセージを受信するまでの時間
を監視し、監視時間が所定時間T4を越えた場合、リセ
ット要求メッセージを再度送信する。更にポーリング代
行の終了処理としては、代行応答手段24で、サーバユ
ニット10からの特定の相手先に対し繰り返し行われる
ポーリング要求の時間を監視し、監視時間が異常に長い
所定時間T5を越えた時に、ネットワーク18を経由し
て代行要求手段26にリセット要求メッセージを送信
し、代行要求動作を初期化した後に、ネットワーク18
を経由して代行応答手段24にリセット確認メッセージ
を送信させ、代行応答手段24の代行応答動作を初期化
させる。
【0023】代行要求手段26は、代行要求開始メッセ
ージまたは代行要求終了メッセージの受信に対し各々の
確認メッセージを送信してもよい。また代行応答手段2
4は、代行応答停止メッセージ、代行応答再開メッセー
ジまたは代行応答終了メッセージの受信に対し各々の確
認メッセージを送信してもよい。ここでネットワーク1
8は、通信の利用度合に応じて課金を行うネットワーク
である。
ージまたは代行要求終了メッセージの受信に対し各々の
確認メッセージを送信してもよい。また代行応答手段2
4は、代行応答停止メッセージ、代行応答再開メッセー
ジまたは代行応答終了メッセージの受信に対し各々の確
認メッセージを送信してもよい。ここでネットワーク1
8は、通信の利用度合に応じて課金を行うネットワーク
である。
【0024】システム構成は、代行応答手段24を備え
た第1通信制御手段16が、サーバユニット10を有す
るローカル・エリア・ネットワーク14等の無課金又は
固定課金のネットワークをネットワーク18に接続し、
また代行要求手段26を備えた第2通信制御手段20
が、クライアントユニット12を有する他のローカル・
エリアネット・ワーク22をネットワーク18に接続さ
せる。
た第1通信制御手段16が、サーバユニット10を有す
るローカル・エリア・ネットワーク14等の無課金又は
固定課金のネットワークをネットワーク18に接続し、
また代行要求手段26を備えた第2通信制御手段20
が、クライアントユニット12を有する他のローカル・
エリアネット・ワーク22をネットワーク18に接続さ
せる。
【0025】また代行応答手段24を備えた第1通信制
御手段16は、共有ユニット18を有する無課金又は固
定課金の第1ネットワークを、同じく無課金又は固定課
金の第2ネットワーク62に接続し、第3通信制御手段
64は、第2ネットワーク62を通信の利用度合に応じ
て課金を行う前記ネットワーク(18)に接続し、第4
通信制御手段66はネットワーク18を無課金又は固定
課金の第3ネットワーク68に接続し、さらに、代行要
求手段26を備えた第2通信制御手段20は、処理ユニ
ット12を有する他の無課金又は固定課金の第4ネット
ワーク22を、第3ネットワーク(68)に接続したシ
ステム構成としてもよい。
御手段16は、共有ユニット18を有する無課金又は固
定課金の第1ネットワークを、同じく無課金又は固定課
金の第2ネットワーク62に接続し、第3通信制御手段
64は、第2ネットワーク62を通信の利用度合に応じ
て課金を行う前記ネットワーク(18)に接続し、第4
通信制御手段66はネットワーク18を無課金又は固定
課金の第3ネットワーク68に接続し、さらに、代行要
求手段26を備えた第2通信制御手段20は、処理ユニ
ット12を有する他の無課金又は固定課金の第4ネット
ワーク22を、第3ネットワーク(68)に接続したシ
ステム構成としてもよい。
【0026】更にサーバユニット10とクライアントユ
ニット12を、複数のネットワーク18−1,18−2
を経由して接続してもよい。この場合、各ネットワーク
18−1,18−2のサーバユニット側に、代行応答手
段24−1,24−2を備えた第1通信制御手段16−
1,16−2を設け、処理ユニット側に代行要求手段2
6−1,26−2を備えた第2通信制御手段20−1,
20−2を設けて接続する。
ニット12を、複数のネットワーク18−1,18−2
を経由して接続してもよい。この場合、各ネットワーク
18−1,18−2のサーバユニット側に、代行応答手
段24−1,24−2を備えた第1通信制御手段16−
1,16−2を設け、処理ユニット側に代行要求手段2
6−1,26−2を備えた第2通信制御手段20−1,
20−2を設けて接続する。
【0027】
【作用】このような本発明のポーリング代行装置によれ
ば次の作用が得られる。まずサーバからのポーリング要
求に基づきネットワークを通して開始メッセージを送
り、ポーリング要求に対しネットワークのクライアント
側の通信制御装置で、サーバに対する代行要求処理に同
期してクライアントに対する代行応答処理を開始でき
る。
ば次の作用が得られる。まずサーバからのポーリング要
求に基づきネットワークを通して開始メッセージを送
り、ポーリング要求に対しネットワークのクライアント
側の通信制御装置で、サーバに対する代行要求処理に同
期してクライアントに対する代行応答処理を開始でき
る。
【0028】代行要求の処理中にクライアントからポー
リング応答が届かなくなると、ネットワークを通じて停
止メッセージを送信し、クライアントの応答停止に同期
してサーバに対する代行応答を停止することができる。
更に、停止後にクライアントからのポーリング応答が再
開すると、ネットワークを通して再開メッセージを送
り、クライアントの応答再開に同期してサーバに対する
ポーリング代行応答を再開できる。またネットワークを
通じた終了メッセージの送信により、サーバに対する代
行要求処理とクライアントに対する代行応答処理を同期
して終了することができる。
リング応答が届かなくなると、ネットワークを通じて停
止メッセージを送信し、クライアントの応答停止に同期
してサーバに対する代行応答を停止することができる。
更に、停止後にクライアントからのポーリング応答が再
開すると、ネットワークを通して再開メッセージを送
り、クライアントの応答再開に同期してサーバに対する
ポーリング代行応答を再開できる。またネットワークを
通じた終了メッセージの送信により、サーバに対する代
行要求処理とクライアントに対する代行応答処理を同期
して終了することができる。
【0029】更に、ネットワークに回線障害等が起き、
メッセージ通信ができずに非同期状態となった場合に
は、障害復旧に伴なうリセットメッセージの通信によ
り、サーバに対する代行応答と、クライアントに対する
代行要求の各動作を初期化して強制的に同期をとること
ができる。
メッセージ通信ができずに非同期状態となった場合に
は、障害復旧に伴なうリセットメッセージの通信によ
り、サーバに対する代行応答と、クライアントに対する
代行要求の各動作を初期化して強制的に同期をとること
ができる。
【0030】
<目次> 1.システム構成 2.動作モード、同期制御メッセージ及びタイマ 3.代行処理 (1)代行開始処理 (2)代行停止処理(一時停止処理) (3)代行再開処理 (4)代行終了処理その1 (5)代行終了処理その2 (6)代行終了処理その3 (7)同期ずれに対するリセット処理 (8)長時間ポーリングに対する異常終了処理 4.処理システムの拡張 1.システム構成 図2は本発明のポーリング代行装置が使用されるコンピ
ュータネットワークを用いたサーバクライアントシステ
ムを示す。サーバユニット10はローカル・エリア・ネ
ットワーク14を介してクライアントユニット12−
1,12−2を接続している。サーバユニット10を備
えたローカル・エリア・ネットワーク14は、通信制御
装置16を介して広域ネットワーク18に接続される。
広域ネットワーク18には、通信制御装置20を介して
別のローカル・エリア・ネットワーク22が接続され
る。ローカル・エリア・ネットワーク22には、ローカ
ル・エリア・ネットワーク14のサーバユニット10を
広域ネットワーク18を介してアクセスするクライアン
トユニット12−3,12−4,12−5が接続されて
いる。
ュータネットワークを用いたサーバクライアントシステ
ムを示す。サーバユニット10はローカル・エリア・ネ
ットワーク14を介してクライアントユニット12−
1,12−2を接続している。サーバユニット10を備
えたローカル・エリア・ネットワーク14は、通信制御
装置16を介して広域ネットワーク18に接続される。
広域ネットワーク18には、通信制御装置20を介して
別のローカル・エリア・ネットワーク22が接続され
る。ローカル・エリア・ネットワーク22には、ローカ
ル・エリア・ネットワーク14のサーバユニット10を
広域ネットワーク18を介してアクセスするクライアン
トユニット12−3,12−4,12−5が接続されて
いる。
【0031】サーバユニット10はクライアントユニッ
ト12−1〜12−5で使用可能な情報資源、例えばC
PU処理時間、メモリ、ディスクなどを備え、クライア
ント12−1〜12−5からの要求に対し情報資源を利
用させることができる。即ちクライアントユニット12
−1〜12−5は、サーバユニット10に対するログイ
ン操作に基づく通信コネクションの確立により情報資源
の利用を要求する。
ト12−1〜12−5で使用可能な情報資源、例えばC
PU処理時間、メモリ、ディスクなどを備え、クライア
ント12−1〜12−5からの要求に対し情報資源を利
用させることができる。即ちクライアントユニット12
−1〜12−5は、サーバユニット10に対するログイ
ン操作に基づく通信コネクションの確立により情報資源
の利用を要求する。
【0032】クライアントからの要求に対し、サーバユ
ニット10は該当する資源を確保し、クライアントから
のアクセスに対し利用可能とする。サーバユニット10
の資源には限りがあることから、通信コネクションが確
立されているにも関わらずクライアントから一定時間を
越えてアクセスがないなどの動作していない疑いがある
場合には、サーバユニット10は該当するクライアント
ユニットに対し定期的にポーリング要求メッセージを送
信する。
ニット10は該当する資源を確保し、クライアントから
のアクセスに対し利用可能とする。サーバユニット10
の資源には限りがあることから、通信コネクションが確
立されているにも関わらずクライアントから一定時間を
越えてアクセスがないなどの動作していない疑いがある
場合には、サーバユニット10は該当するクライアント
ユニットに対し定期的にポーリング要求メッセージを送
信する。
【0033】ローカル・エリア・ネットワーク14に接
続しているクライアントユニット12−1,12−2に
ついては、サーバユニット10は直接、ポーリング要求
メッセージを送ることができる。クライアントユニット
12−1,12−2はサーバユニット10からのポーリ
ング要求メッセージを受信すると、もし正常に動作して
いればポーリング応答メッセージを返送する。
続しているクライアントユニット12−1,12−2に
ついては、サーバユニット10は直接、ポーリング要求
メッセージを送ることができる。クライアントユニット
12−1,12−2はサーバユニット10からのポーリ
ング要求メッセージを受信すると、もし正常に動作して
いればポーリング応答メッセージを返送する。
【0034】動作していない場合にはポーリング応答メ
ッセージは得られず、サーバユニット10は一定回数以
上の連続するポーリング要求メッセージに対する応答が
なかった場合には、このクライアントユニットは動作を
停止しているものと見做し、対応する情報資源を強制的
に開放する。広域ネットワーク18を介してローカル・
エリア・ネットワーク22に接続しているクライアント
ユニット12−3〜12−5に対するサーバユニット1
0からのポーリング要求メッセージの伝送は、通信制御
装置16,20の間で行われることになるが、本発明に
あっては、広域ネットワーク18に直接、ポーリング要
求メッセージおよびポーリング応答メッセージを流さ
ず、通信制御装置16に設けた代行応答装置24と、通
信制御装置20に設けた代行要求装置26の間の同期制
御メッセージのみの伝送で済ますようにしている。
ッセージは得られず、サーバユニット10は一定回数以
上の連続するポーリング要求メッセージに対する応答が
なかった場合には、このクライアントユニットは動作を
停止しているものと見做し、対応する情報資源を強制的
に開放する。広域ネットワーク18を介してローカル・
エリア・ネットワーク22に接続しているクライアント
ユニット12−3〜12−5に対するサーバユニット1
0からのポーリング要求メッセージの伝送は、通信制御
装置16,20の間で行われることになるが、本発明に
あっては、広域ネットワーク18に直接、ポーリング要
求メッセージおよびポーリング応答メッセージを流さ
ず、通信制御装置16に設けた代行応答装置24と、通
信制御装置20に設けた代行要求装置26の間の同期制
御メッセージのみの伝送で済ますようにしている。
【0035】以下の説明は、サーバユニット10からク
ライアントユニット12−3にポーリング要求を行う場
合を例にとって説明する。ポーリング要求元となるサー
バユニット10側の代行応答装置24は、広域ネットワ
ーク18を経由したクライアントユニット12−3〜1
2−5側に対するポーリング要求メッセージを受信する
と、ポーリング応答メッセージをサーバユニット10に
返送する。
ライアントユニット12−3にポーリング要求を行う場
合を例にとって説明する。ポーリング要求元となるサー
バユニット10側の代行応答装置24は、広域ネットワ
ーク18を経由したクライアントユニット12−3〜1
2−5側に対するポーリング要求メッセージを受信する
と、ポーリング応答メッセージをサーバユニット10に
返送する。
【0036】同時に、広域ネットワーク18を介して代
行要求装置26に代行要求開始メッセージを送信し、代
行要求処理を開始させる。このため、代行応答装置24
から代行要求装置26にネットワーク18を介して送信
する代行要求開始メッセージは、代行応答と代行要求の
動作を同期させるための制御メッセージとなる。代行応
答装置24と代行要求装置26の処理動作が開始される
と、代行応答装置24はサーバユニット10からの定期
的なポーリング要求メッセージを受信するごとにポーリ
ング代行応答メッセージを返送する。また代行要求装置
26はサーバユニット10と同一周期でポーリング代行
要求メッセージのクライアントユニット12−3に対す
る送信を繰り返す。
行要求装置26に代行要求開始メッセージを送信し、代
行要求処理を開始させる。このため、代行応答装置24
から代行要求装置26にネットワーク18を介して送信
する代行要求開始メッセージは、代行応答と代行要求の
動作を同期させるための制御メッセージとなる。代行応
答装置24と代行要求装置26の処理動作が開始される
と、代行応答装置24はサーバユニット10からの定期
的なポーリング要求メッセージを受信するごとにポーリ
ング代行応答メッセージを返送する。また代行要求装置
26はサーバユニット10と同一周期でポーリング代行
要求メッセージのクライアントユニット12−3に対す
る送信を繰り返す。
【0037】代行要求装置26による代行要求メッセー
ジの定期的な送信に対しクライアントユニット12−3
から応答メッセージが返ってこない場合には、クライア
ントユニット12−3が停止しているものと判断し、広
域ネットワーク18を経由して代行応答装置24に代行
応答停止メッセージを送信し、代行応答装置24による
サーバユニット10に対する応答動作を停止させる。
ジの定期的な送信に対しクライアントユニット12−3
から応答メッセージが返ってこない場合には、クライア
ントユニット12−3が停止しているものと判断し、広
域ネットワーク18を経由して代行応答装置24に代行
応答停止メッセージを送信し、代行応答装置24による
サーバユニット10に対する応答動作を停止させる。
【0038】このためサーバユニット10は、一定回数
以上連続するポーリング要求メッセージに対する代行応
答が得られなかったときに、クライアントユニット12
−3は動作を停止しているものと見做し、対応する資源
を開放する。一旦ポーリング応答を停止したクライアン
トユニット12−3が代行要求装置26からの代行要求
メッセージに対しポーリング応答を再開した場合には、
代行要求装置26はネットワーク18を介して代行応答
装置24に代行応答再開メッセージを送信して、サーバ
ユニット10からのポーリング要求メッセージの受信に
対する代行応答メッセージの返送を再開する。
以上連続するポーリング要求メッセージに対する代行応
答が得られなかったときに、クライアントユニット12
−3は動作を停止しているものと見做し、対応する資源
を開放する。一旦ポーリング応答を停止したクライアン
トユニット12−3が代行要求装置26からの代行要求
メッセージに対しポーリング応答を再開した場合には、
代行要求装置26はネットワーク18を介して代行応答
装置24に代行応答再開メッセージを送信して、サーバ
ユニット10からのポーリング要求メッセージの受信に
対する代行応答メッセージの返送を再開する。
【0039】代行応答装置24と代行要求装置26にお
ける代行処理の終了は、サーバユニット10からのポー
リング要求が停止した場合と、クライアントユニット1
2−3からのポーリング応答が停止した場合の2つがあ
る。いずれの場合もタイマ監視により動作終了を判断す
る。代行応答装置24でサーバユニット10からのポー
リング要求の停止に基づいて終了を判断した場合には、
ネットワーク18を経由して代行要求装置26に代行要
求終了メッセージを送信して、代行要求装置26の動作
を終了させる。一方、代行要求装置26でクライアント
ユニット12−3の動作終了を判断した場合には、ネッ
トワーク18を経由して代行応答装置24に代行応答終
了メッセージを送信して、応答動作を終了させる。
ける代行処理の終了は、サーバユニット10からのポー
リング要求が停止した場合と、クライアントユニット1
2−3からのポーリング応答が停止した場合の2つがあ
る。いずれの場合もタイマ監視により動作終了を判断す
る。代行応答装置24でサーバユニット10からのポー
リング要求の停止に基づいて終了を判断した場合には、
ネットワーク18を経由して代行要求装置26に代行要
求終了メッセージを送信して、代行要求装置26の動作
を終了させる。一方、代行要求装置26でクライアント
ユニット12−3の動作終了を判断した場合には、ネッ
トワーク18を経由して代行応答装置24に代行応答終
了メッセージを送信して、応答動作を終了させる。
【0040】更に、広域ネットワーク18で回線障害な
どの事故が起きると、代行応答装置24と代行要求装置
26間での同期制御メッセージの通信が不能となり、代
行処理の同期が崩れることになる。このため、広域ネッ
トワーク18の回線障害の復旧などを代行応答装置24
または代行要求装置26が検出すると、相手方に対しネ
ットワーク18を経由してリセット要求メッセージを送
信し、代行応答および代行要求の強制リセットにより初
期化して同期状態を再構成させる。
どの事故が起きると、代行応答装置24と代行要求装置
26間での同期制御メッセージの通信が不能となり、代
行処理の同期が崩れることになる。このため、広域ネッ
トワーク18の回線障害の復旧などを代行応答装置24
または代行要求装置26が検出すると、相手方に対しネ
ットワーク18を経由してリセット要求メッセージを送
信し、代行応答および代行要求の強制リセットにより初
期化して同期状態を再構成させる。
【0041】加えて、サーバユニット10からクライア
ントユニット12−3に対するポーリング要求メッセー
ジの送信が例えば1時間を越えるような異常に長い時間
続いた場合には、これを代行応答装置24で判断し、ネ
ットワーク18を経由して代行要求装置26にリセット
要求メッセージを送信して、代行応答装置24および代
行要求装置26を初期状態にリセットさせる。
ントユニット12−3に対するポーリング要求メッセー
ジの送信が例えば1時間を越えるような異常に長い時間
続いた場合には、これを代行応答装置24で判断し、ネ
ットワーク18を経由して代行要求装置26にリセット
要求メッセージを送信して、代行応答装置24および代
行要求装置26を初期状態にリセットさせる。
【0042】図3は図2のサーバユニット10側に設け
た通信制御装置16の実施例を示す。通信制御装置16
は、LAN側制御部28とネットワーク側制御部30で
構成される。LAN側制御部28には、CPU32、メ
モリ34、LANインタフェース36が設けられる。ま
たネットワーク側制御部30には、CPU38、メモリ
40、ネットワークインタフェース42が設けられる。
た通信制御装置16の実施例を示す。通信制御装置16
は、LAN側制御部28とネットワーク側制御部30で
構成される。LAN側制御部28には、CPU32、メ
モリ34、LANインタフェース36が設けられる。ま
たネットワーク側制御部30には、CPU38、メモリ
40、ネットワークインタフェース42が設けられる。
【0043】LAN側制御部28の各ユニットとネット
ワーク側制御部30の各ユニットは、内部バス44を介
して接続される。LAN側制御部28はローカル・エリ
ア・ネットワーク14に接続しているサーバユニット1
0との間のメッセージ送受信処理を行う。ネットワーク
側制御部30は広域ネットワーク18との間のメッセー
ジ送受信処理を行う。このメッセージ送受信処理の機能
の1つとして、図2に示した代行応答装置24の機能が
設けられる。LAN側制御部28とネットワーク側制御
部30は内部バス44を通して情報を交換し合い、お互
いの状態を一致させる。
ワーク側制御部30の各ユニットは、内部バス44を介
して接続される。LAN側制御部28はローカル・エリ
ア・ネットワーク14に接続しているサーバユニット1
0との間のメッセージ送受信処理を行う。ネットワーク
側制御部30は広域ネットワーク18との間のメッセー
ジ送受信処理を行う。このメッセージ送受信処理の機能
の1つとして、図2に示した代行応答装置24の機能が
設けられる。LAN側制御部28とネットワーク側制御
部30は内部バス44を通して情報を交換し合い、お互
いの状態を一致させる。
【0044】図2の代行要求装置26を設けた通信制御
装置20も、図3の通信制御装置16と同じハードウェ
ア構成を有し、代行要求装置26としての機能を実現し
ている点が相違する。図4は図3のハードウェアで構成
される通信制御装置16に設けられた代行応答装置24
の機能ブロックを示す。代行応答装置24は、ポーリン
グ代行応答処理部46、ポーリング管理テーブル制御部
48および同期制御メッセージ処理部52で構成され
る。ポーリング管理テーブル制御部48には、図5に取
り出して示す代行応答用管理テーブル50が設けられて
いる。
装置20も、図3の通信制御装置16と同じハードウェ
ア構成を有し、代行要求装置26としての機能を実現し
ている点が相違する。図4は図3のハードウェアで構成
される通信制御装置16に設けられた代行応答装置24
の機能ブロックを示す。代行応答装置24は、ポーリン
グ代行応答処理部46、ポーリング管理テーブル制御部
48および同期制御メッセージ処理部52で構成され
る。ポーリング管理テーブル制御部48には、図5に取
り出して示す代行応答用管理テーブル50が設けられて
いる。
【0045】代行応答用管理テーブル50には、ポーリ
ング要求装置識別子としてサーバ10の識別子、ポーリ
ング応答装置識別子として例えばクライアント12−3
の識別子、更に代行応答装置24の現在の動作モード例
えばRES2が格納される。この動作モードについては
後の説明で明らかにする。更に、代行応答装置24で時
間監視に使用するタイマT2,T4,T5のそれぞれの
現在値が格納されている。
ング要求装置識別子としてサーバ10の識別子、ポーリ
ング応答装置識別子として例えばクライアント12−3
の識別子、更に代行応答装置24の現在の動作モード例
えばRES2が格納される。この動作モードについては
後の説明で明らかにする。更に、代行応答装置24で時
間監視に使用するタイマT2,T4,T5のそれぞれの
現在値が格納されている。
【0046】ポーリング代行応答処理部46は、サーバ
ユニット10からのポーリング要求に対し代行応答用管
理テーブル50を参照し、例えば図5に示すように代行
応答モードRES2となっていれば、ポーリング代行応
答を送り返す。同期制御メッセージ処理部52は、ネッ
トワーク18を経由してポーリング要求先となる代行要
求装置26に対し、代行要求開始メッセージ、代行要求
終了メッセージまたはリセット要求メッセージを送信す
る。
ユニット10からのポーリング要求に対し代行応答用管
理テーブル50を参照し、例えば図5に示すように代行
応答モードRES2となっていれば、ポーリング代行応
答を送り返す。同期制御メッセージ処理部52は、ネッ
トワーク18を経由してポーリング要求先となる代行要
求装置26に対し、代行要求開始メッセージ、代行要求
終了メッセージまたはリセット要求メッセージを送信す
る。
【0047】また、ネットワーク18を介して代行要求
装置24から送信された代行応答停止メッセージ、代行
応答終了メッセージまたはリセット要求メッセージを受
信する。ポーリング管理テーブル制御部48は、ポーリ
ング代行応答処理部46および同期制御メッセージ処理
部52に関する全体的な処理と、図5に示す代行応答用
管理テーブル50の書替処理を行う。
装置24から送信された代行応答停止メッセージ、代行
応答終了メッセージまたはリセット要求メッセージを受
信する。ポーリング管理テーブル制御部48は、ポーリ
ング代行応答処理部46および同期制御メッセージ処理
部52に関する全体的な処理と、図5に示す代行応答用
管理テーブル50の書替処理を行う。
【0048】図6は図2のポーリング要求先となるクラ
イアントユニット12−3〜12−5側に設けた通信制
御装置20の代行要求装置26の機能ブロックを示す。
代行要求装置26は、同期制御メッセージ処理部54、
ポーリング管理テーブル制御部56、ポーリング代行要
求処理部60で構成される。ポーリング管理テーブル制
御部56には、図7に取り出して示す代行要求用管理テ
ーブル58が設けられている。
イアントユニット12−3〜12−5側に設けた通信制
御装置20の代行要求装置26の機能ブロックを示す。
代行要求装置26は、同期制御メッセージ処理部54、
ポーリング管理テーブル制御部56、ポーリング代行要
求処理部60で構成される。ポーリング管理テーブル制
御部56には、図7に取り出して示す代行要求用管理テ
ーブル58が設けられている。
【0049】代行要求用管理テーブル58には、図5の
代行応答用管理テーブル50と同様、ポーリング要求装
置識別子としてサーバ10の識別子が格納され、またポ
ーリング応答装置識別子として例えばクライアント12
−3の識別子が格納される。また、代行要求動作モード
として、この例では代行要求モードREQ2がセットさ
れている。更に、代行要求装置26の処理に使用する各
種の監視タイマT0,T1,T3,T4,T5の現在の
タイマ値が格納されている。
代行応答用管理テーブル50と同様、ポーリング要求装
置識別子としてサーバ10の識別子が格納され、またポ
ーリング応答装置識別子として例えばクライアント12
−3の識別子が格納される。また、代行要求動作モード
として、この例では代行要求モードREQ2がセットさ
れている。更に、代行要求装置26の処理に使用する各
種の監視タイマT0,T1,T3,T4,T5の現在の
タイマ値が格納されている。
【0050】同期制御メッセージ処理部54はネットワ
ーク18を介して、図4の代行応答装置24からの同期
制御メッセージとして、代行要求開始メッセージ、代行
要求終了メッセージまたはリセット要求メッセージを受
信する。また、ネットワーク18を介して、図4の代行
応答装置24に対し代行応答停止メッセージ、代行応答
終了メッセージまたはリセット要求メッセージを送信す
る。
ーク18を介して、図4の代行応答装置24からの同期
制御メッセージとして、代行要求開始メッセージ、代行
要求終了メッセージまたはリセット要求メッセージを受
信する。また、ネットワーク18を介して、図4の代行
応答装置24に対し代行応答停止メッセージ、代行応答
終了メッセージまたはリセット要求メッセージを送信す
る。
【0051】ポーリング代行要求処理部60はポーリン
グ要求先となる例えばクライアントユニット12−3に
対しポーリング代行要求を送信し、この代行要求に伴っ
てクライアントユニット12−3より送信されるポーリ
ング応答を受信する。ポーリング管理テーブル制御部5
6は、同期制御メッセージ処理部54とポーリング代行
要求処理部60に対する全体的な制御と、図7に示す代
行要求用管理テーブル58の書替処理を行う。 2.代行処理の動作モード、メッセージ及びタイマ機能 図8はサーバ側の代行応答装置24の動作モードを示し
ている。代行応答装置24の動作モードは、 代行応答非動作モード(RES1) 代行応答モード(RES2) 代行応答停止モード(RES3) 代行応答障害モード(RES4) の4つがある。
グ要求先となる例えばクライアントユニット12−3に
対しポーリング代行要求を送信し、この代行要求に伴っ
てクライアントユニット12−3より送信されるポーリ
ング応答を受信する。ポーリング管理テーブル制御部5
6は、同期制御メッセージ処理部54とポーリング代行
要求処理部60に対する全体的な制御と、図7に示す代
行要求用管理テーブル58の書替処理を行う。 2.代行処理の動作モード、メッセージ及びタイマ機能 図8はサーバ側の代行応答装置24の動作モードを示し
ている。代行応答装置24の動作モードは、 代行応答非動作モード(RES1) 代行応答モード(RES2) 代行応答停止モード(RES3) 代行応答障害モード(RES4) の4つがある。
【0052】代行応答非動作モードRES1は、サーバ
ユニット10から一切ポーリング要求を受信しない状態
である。代行応答モードRES2は、代行応答非動作モ
ードRES1の状態で最初にポーリング要求を受信する
と、このモードに移行する。代行応答モードRES2に
あっては、ポーリング要求を受信するごとに代行応答を
実行する。
ユニット10から一切ポーリング要求を受信しない状態
である。代行応答モードRES2は、代行応答非動作モ
ードRES1の状態で最初にポーリング要求を受信する
と、このモードに移行する。代行応答モードRES2に
あっては、ポーリング要求を受信するごとに代行応答を
実行する。
【0053】代行応答停止モードRES3は、ポーリン
グ要求を受信しても代行応答をしない一時停止モードで
ある。更に代行応答障害モードは、ネットワーク18の
回線障害などで代行要求装置との間でプロトコル上の同
期をとることができない状態を示している。図9はクラ
イアント側に設けられる代行要求装置の動作モードを示
している。代行要求装置26の動作モードは、 代行要求非動作モード(REQ1) 代行要求モード(REQ2) 代行要求再送モード(REQ3) 代行要求障害モード(REQ4) の4つがある。
グ要求を受信しても代行応答をしない一時停止モードで
ある。更に代行応答障害モードは、ネットワーク18の
回線障害などで代行要求装置との間でプロトコル上の同
期をとることができない状態を示している。図9はクラ
イアント側に設けられる代行要求装置の動作モードを示
している。代行要求装置26の動作モードは、 代行要求非動作モード(REQ1) 代行要求モード(REQ2) 代行要求再送モード(REQ3) 代行要求障害モード(REQ4) の4つがある。
【0054】代行要求非動作モードREQ1は、クライ
アントユニットに対しポーリングの代行要求を一切送信
しない状態である。代行要求モードREQ2は、代行要
求動作を開始して定期的にポーリングの代行要求をクラ
イアントユニットに送信するモードである。代行要求再
送モードREQ3は、ポーリングの代行要求に対するク
ライアントユニットからのポーリング応答の受信待ち時
間をタイマT1で監視し、このタイマT1がタイムアウ
トした場合に入るモードであり、ポーリングの代行要求
を再送する。ポーリング応答がクライアントユニットか
ら得られるか、或いはクライアントユニットの動作終了
と判断するまで、このモードに留まることになる。
アントユニットに対しポーリングの代行要求を一切送信
しない状態である。代行要求モードREQ2は、代行要
求動作を開始して定期的にポーリングの代行要求をクラ
イアントユニットに送信するモードである。代行要求再
送モードREQ3は、ポーリングの代行要求に対するク
ライアントユニットからのポーリング応答の受信待ち時
間をタイマT1で監視し、このタイマT1がタイムアウ
トした場合に入るモードであり、ポーリングの代行要求
を再送する。ポーリング応答がクライアントユニットか
ら得られるか、或いはクライアントユニットの動作終了
と判断するまで、このモードに留まることになる。
【0055】ポーリングの代行要求は、タイマT0のタ
イムアウト毎に送信するが、代行要求再送モードREQ
3にいる間、クライアントユニットの動作/非動作を重
点的に確認する目的で、タイマT0の値を一時的に短く
することもできる。代行要求障害モードREQ4は、図
8の代行応答装置24の場合と同様、ネットワーク18
の回線障害などにより代行応答装置24との間でプロト
コル上の同期をとることができないモードである。
イムアウト毎に送信するが、代行要求再送モードREQ
3にいる間、クライアントユニットの動作/非動作を重
点的に確認する目的で、タイマT0の値を一時的に短く
することもできる。代行要求障害モードREQ4は、図
8の代行応答装置24の場合と同様、ネットワーク18
の回線障害などにより代行応答装置24との間でプロト
コル上の同期をとることができないモードである。
【0056】図10は図2の代行応答装置24と代行要
求装置26の間で広域ネットワーク18を介して代行処
理の同期をとるためにやり取りする同期制御メッセージ
を示している。このメッセージは基本的には、 代行要求開始メッセージ(MES1) 代行応答停止メッセージ(MES2) 代行応答再開メッセージ(MES3) 代行要求終了メッセージ(MES4) 代行応答終了メッセージ(MES5) リセット要求メッセージ(MES6) リセット確認メッセージ(MES7) の7種類である。
求装置26の間で広域ネットワーク18を介して代行処
理の同期をとるためにやり取りする同期制御メッセージ
を示している。このメッセージは基本的には、 代行要求開始メッセージ(MES1) 代行応答停止メッセージ(MES2) 代行応答再開メッセージ(MES3) 代行要求終了メッセージ(MES4) 代行応答終了メッセージ(MES5) リセット要求メッセージ(MES6) リセット確認メッセージ(MES7) の7種類である。
【0057】この内、サーバユニット10側の代行応答
装置24が送信するメッセージは、代行要求開始メッセ
ージMES1、代行要求終了メッセージMES4、リセ
ット要求メッセージMES6またはリセット確認メッセ
ージMES7の4つである。また、クライアントユニッ
ト12−3側の代行要求装置26が送信するメッセージ
は、代行応答停止メッセージMES2、代行応答再開メ
ッセージMES3、代行応答終了メッセージMES5、
リセット要求メッセージMES6またはリセット確認メ
ッセージMES7の5種類である。
装置24が送信するメッセージは、代行要求開始メッセ
ージMES1、代行要求終了メッセージMES4、リセ
ット要求メッセージMES6またはリセット確認メッセ
ージMES7の4つである。また、クライアントユニッ
ト12−3側の代行要求装置26が送信するメッセージ
は、代行応答停止メッセージMES2、代行応答再開メ
ッセージMES3、代行応答終了メッセージMES5、
リセット要求メッセージMES6またはリセット確認メ
ッセージMES7の5種類である。
【0058】代行要求開始メッセージMES1は、代行
応答装置24が例えばサーバユニット12−3に対する
ポーリング要求メッセージを最初に受信した際に送信す
るメッセージであり、代行要求装置26に対し代行要求
モードREQ2となるように指示するメッセージとな
る。代行応答停止メッセージMES2は、代行要求装置
26が例えばサーバユニット12−3からのポーリング
応答メッセージを受信しなかった場合に送信するメッセ
ージであり、代行応答装置24に対し代行応答停止モー
ドRES3となるように指示する。
応答装置24が例えばサーバユニット12−3に対する
ポーリング要求メッセージを最初に受信した際に送信す
るメッセージであり、代行要求装置26に対し代行要求
モードREQ2となるように指示するメッセージとな
る。代行応答停止メッセージMES2は、代行要求装置
26が例えばサーバユニット12−3からのポーリング
応答メッセージを受信しなかった場合に送信するメッセ
ージであり、代行応答装置24に対し代行応答停止モー
ドRES3となるように指示する。
【0059】代行応答再開メッセージMES3は、代行
要求装置26に対し例えばクライアントユニット12−
3からのポーリング応答メッセージが再開した場合に代
行応答装置24に送信するメッセージであり、代行応答
モードRES2となるように指示する。代行要求終了メ
ッセージMES4は、代行応答装置24でサーバユニッ
ト10からのポーリング要求の停止が判断されたとき
に、代行要求装置26に送信するメッセージであり、代
行要求非動作モードREQ1となるように指示する。
要求装置26に対し例えばクライアントユニット12−
3からのポーリング応答メッセージが再開した場合に代
行応答装置24に送信するメッセージであり、代行応答
モードRES2となるように指示する。代行要求終了メ
ッセージMES4は、代行応答装置24でサーバユニッ
ト10からのポーリング要求の停止が判断されたとき
に、代行要求装置26に送信するメッセージであり、代
行要求非動作モードREQ1となるように指示する。
【0060】代行応答終了メッセージMES5は、クラ
イアントユニット12−3からのポーリング応答が停止
して代行要求装置26で動作停止と判断されたときに送
信されるメッセージであり、代行応答非動作モードRE
S1となるように指示する。残りのリセット要求メッセ
ージMES6は、ネットワーク18の回線障害が起きた
後の復旧を代行応答装置24または代行要求装置26で
検出した際に、相手方に対し全てのポーリングに関する
代行処理を終了し、代行要求非動作モードREQ1また
は代行応答非動作モードRES1となるように指示す
る。最後のリセット確認メッセージMES7は、リセッ
ト要求メッセージMES6の受信に伴って代行要求非動
作モードREQ1または代行応答非動作モードRES1
となったことの確認を相手に通知する確認応答のメッセ
ージである。
イアントユニット12−3からのポーリング応答が停止
して代行要求装置26で動作停止と判断されたときに送
信されるメッセージであり、代行応答非動作モードRE
S1となるように指示する。残りのリセット要求メッセ
ージMES6は、ネットワーク18の回線障害が起きた
後の復旧を代行応答装置24または代行要求装置26で
検出した際に、相手方に対し全てのポーリングに関する
代行処理を終了し、代行要求非動作モードREQ1また
は代行応答非動作モードRES1となるように指示す
る。最後のリセット確認メッセージMES7は、リセッ
ト要求メッセージMES6の受信に伴って代行要求非動
作モードREQ1または代行応答非動作モードRES1
となったことの確認を相手に通知する確認応答のメッセ
ージである。
【0061】図11は図10に示した各種の同期制御用
のメッセージのフォーマット構成を示す。このメッセー
ジフォーマットは、メッセージ運搬用情報部70、メッ
セージ種別識別部72およびコネクション識別部74で
構成され、これらは通信の両側の合意により任意の順番
で構成してよい。図12はメッセージフォーマットの詳
細を示す。メッセージ運搬用情報部70は、メッセージ
をネットワーク18上で運ぶために必要な情報であり、
送信元アドレス、宛先アドレスなどから構成され、一般
的にはヘッダあるいはペイロードと呼ばれている。ネッ
トワークの通信モデルとして知られたOSIの参照レイ
ヤにおける7階層の区別や、プロトコルの種別などがあ
り、これらの分類ごとに様々なタイプのヘッダやペイロ
ードが存在する。
のメッセージのフォーマット構成を示す。このメッセー
ジフォーマットは、メッセージ運搬用情報部70、メッ
セージ種別識別部72およびコネクション識別部74で
構成され、これらは通信の両側の合意により任意の順番
で構成してよい。図12はメッセージフォーマットの詳
細を示す。メッセージ運搬用情報部70は、メッセージ
をネットワーク18上で運ぶために必要な情報であり、
送信元アドレス、宛先アドレスなどから構成され、一般
的にはヘッダあるいはペイロードと呼ばれている。ネッ
トワークの通信モデルとして知られたOSIの参照レイ
ヤにおける7階層の区別や、プロトコルの種別などがあ
り、これらの分類ごとに様々なタイプのヘッダやペイロ
ードが存在する。
【0062】具体例としては、現在、一般的なローカル
・エリア・ネットワークとして知られているCSMA/
CD、FDDI、トークンリングなどのネットワークに
あっては、送信元MACアドレスや宛先MACアドレス
などをもつMACヘッダをデータの先頭に付加する。ま
た、図2に示した広域ネットワーク(WAN)として知
られた専用線や回線交換用のプロトコルには、HDLC
プロトコルをベースとしているものが多く、HDLCプ
ロトコルでは2オクテットのアドレスと1オクテットの
制御部をヘッダとしてもっている。
・エリア・ネットワークとして知られているCSMA/
CD、FDDI、トークンリングなどのネットワークに
あっては、送信元MACアドレスや宛先MACアドレス
などをもつMACヘッダをデータの先頭に付加する。ま
た、図2に示した広域ネットワーク(WAN)として知
られた専用線や回線交換用のプロトコルには、HDLC
プロトコルをベースとしているものが多く、HDLCプ
ロトコルでは2オクテットのアドレスと1オクテットの
制御部をヘッダとしてもっている。
【0063】更に、このような個々の物理的なネットワ
ークの上位に位置するネットワーク層のプロトコルとし
て、TCP/IP、IPXとして知られたネットウェア
ー(Net Ware)、アップルトーク、XNSなど
がある。これらのネットワーク層プロトコルは全て、I
Pヘッダ、IPXヘッダ、アップルトークヘッダ、XN
Sヘッダといったヘッダをもつ。更に、最もユーザに近
い階層として種々の電子メールがあるが、この電子メー
ルのヘッダも本発明でいうところのメッセージ運搬用情
報部70に該当する。
ークの上位に位置するネットワーク層のプロトコルとし
て、TCP/IP、IPXとして知られたネットウェア
ー(Net Ware)、アップルトーク、XNSなど
がある。これらのネットワーク層プロトコルは全て、I
Pヘッダ、IPXヘッダ、アップルトークヘッダ、XN
Sヘッダといったヘッダをもつ。更に、最もユーザに近
い階層として種々の電子メールがあるが、この電子メー
ルのヘッダも本発明でいうところのメッセージ運搬用情
報部70に該当する。
【0064】図12の具体例にあっては、ネットウェア
ーの通信プロトコルであるIPXヘッダをメッセージ運
搬用情報部70とした場合を示している。IPXヘッダ
を用いたメッセージ運搬用情報部70にあっては、チェ
ックサム、パケット長、トランスポート制御、パケット
タイプ、宛先ネットワーク番号、宛先ノード番号、宛先
ソケット番号、送信元ネットワーク番号、送信元ノード
番号、送信元ソケット番号で構成される。
ーの通信プロトコルであるIPXヘッダをメッセージ運
搬用情報部70とした場合を示している。IPXヘッダ
を用いたメッセージ運搬用情報部70にあっては、チェ
ックサム、パケット長、トランスポート制御、パケット
タイプ、宛先ネットワーク番号、宛先ノード番号、宛先
ソケット番号、送信元ネットワーク番号、送信元ノード
番号、送信元ソケット番号で構成される。
【0065】メッセージ種別識別部72には、図10に
示したいずれかのメッセージ番号MES1〜MES7が
セットされる。コネクション識別部74には、サーバネ
ットワーク番号、サーバノード番号、クライアントネッ
トワーク番号、クライアントノード番号およびコネクシ
ョン番号が格納される。したがって、コネクション識別
部74によって、サーバネットワーク番号とサーバノー
ド番号によってサーバユニット10を識別でき、クライ
アントネットワーク番号とクライアントノード番号で例
えばクライアント番号12−3を識別できる。
示したいずれかのメッセージ番号MES1〜MES7が
セットされる。コネクション識別部74には、サーバネ
ットワーク番号、サーバノード番号、クライアントネッ
トワーク番号、クライアントノード番号およびコネクシ
ョン番号が格納される。したがって、コネクション識別
部74によって、サーバネットワーク番号とサーバノー
ド番号によってサーバユニット10を識別でき、クライ
アントネットワーク番号とクライアントノード番号で例
えばクライアント番号12−3を識別できる。
【0066】そして、コネクション番号によってサーバ
ユニット10と特定のクライアントユニット例えばクラ
イアントユニット12−3との間の通信コネクションを
識別している。更に、コネクション識別部74にセット
した各番号の組合せにより、ネットウェアー・プロトコ
ルに関するネットワーク18上での全コネクションを識
別している。
ユニット10と特定のクライアントユニット例えばクラ
イアントユニット12−3との間の通信コネクションを
識別している。更に、コネクション識別部74にセット
した各番号の組合せにより、ネットウェアー・プロトコ
ルに関するネットワーク18上での全コネクションを識
別している。
【0067】図13は本発明の代行処理で使用するタイ
マの種別と機能を示している。本発明の代行処理にあっ
ては、ポーリング代行要求送信タイマT0、ポーリング
応答受信待ちタイマT1、ポーリング要求受信タイマT
2、ポーリング応答受信タイマT3、リセット応答待ち
タイマT4、代行異常監視タイマT5の6つが使用され
ている。
マの種別と機能を示している。本発明の代行処理にあっ
ては、ポーリング代行要求送信タイマT0、ポーリング
応答受信待ちタイマT1、ポーリング要求受信タイマT
2、ポーリング応答受信タイマT3、リセット応答待ち
タイマT4、代行異常監視タイマT5の6つが使用され
ている。
【0068】サーバユニット10側の代行応答装置24
は、図5の代行応答用管理テーブル50に示したよう
に、ポーリング要求受信タイマT2、リセット応答待ち
タイマT4および代行異常監視タイマT5を備える。ま
た、代行要求装置26は図7の代行要求用管理テーブル
58に示したように、ポーリング代行要求送信タイマT
0、ポーリング応答受信待ちタイマT1、ポーリング応
答受信タイマT3、リセット応答待ちタイマT4および
代行異常監視タイマT5を備える。
は、図5の代行応答用管理テーブル50に示したよう
に、ポーリング要求受信タイマT2、リセット応答待ち
タイマT4および代行異常監視タイマT5を備える。ま
た、代行要求装置26は図7の代行要求用管理テーブル
58に示したように、ポーリング代行要求送信タイマT
0、ポーリング応答受信待ちタイマT1、ポーリング応
答受信タイマT3、リセット応答待ちタイマT4および
代行異常監視タイマT5を備える。
【0069】ポーリング代行要求タイマT0は、代行要
求装置26がポーリング代行要求をクライアントユニッ
ト12−3に送信する際に起動する。以後タイマT0が
タイムアウトする毎に、ポーリング代行要求を送信して
再スタートする動作を繰り返す。ポーリング応答受信タ
イマT1は、代行要求装置26がポーリング代行要求を
クライアントユニット12−3に送信する際に起動し、
クライアントユニット12−3からのポーリング応答の
受信待ち時間を監視する。タイマT1がタイムアウトす
ると、動作状態を代行要求モードREQ2に切り替える
と共に、ネットワーク18を介して代行応答装置24に
代行応答停止メッセージMES2を送信する。
求装置26がポーリング代行要求をクライアントユニッ
ト12−3に送信する際に起動する。以後タイマT0が
タイムアウトする毎に、ポーリング代行要求を送信して
再スタートする動作を繰り返す。ポーリング応答受信タ
イマT1は、代行要求装置26がポーリング代行要求を
クライアントユニット12−3に送信する際に起動し、
クライアントユニット12−3からのポーリング応答の
受信待ち時間を監視する。タイマT1がタイムアウトす
ると、動作状態を代行要求モードREQ2に切り替える
と共に、ネットワーク18を介して代行応答装置24に
代行応答停止メッセージMES2を送信する。
【0070】ポーリング要求受信タイマT2は、代行応
答装置24がサーバユニット10からのポーリング要求
を受信したときにスタートまたは再スタートするタイマ
である。タイマT2がタイムアップするとサーバユニッ
ト10からのポーリング要求が終了したものと見做し、
代行要求装置26に対しネットワーク18を介して代行
要求終了メッセージMES4を送って終了を指示する。
答装置24がサーバユニット10からのポーリング要求
を受信したときにスタートまたは再スタートするタイマ
である。タイマT2がタイムアップするとサーバユニッ
ト10からのポーリング要求が終了したものと見做し、
代行要求装置26に対しネットワーク18を介して代行
要求終了メッセージMES4を送って終了を指示する。
【0071】ポーリング応答受信タイマT3は、代行要
求装置26がポーリング応答を受信したときにスタート
するタイマであり、タイムアップするとクライアントユ
ニットの動作が停止しているものと見做し、代行応答装
置24に対し代行応答終了メッセージMES5を送って
終了を指示する。リセット応答待ちタイマT4は回線障
害復旧時に相手方に送信したリセット要求メッセージM
ES6に対するリセット確認メッセージMES7の受信
を待つタイマである。タイマT4がタイムアップする
と、リセット要求メッセージMES6を再送して再スタ
ートする。
求装置26がポーリング応答を受信したときにスタート
するタイマであり、タイムアップするとクライアントユ
ニットの動作が停止しているものと見做し、代行応答装
置24に対し代行応答終了メッセージMES5を送って
終了を指示する。リセット応答待ちタイマT4は回線障
害復旧時に相手方に送信したリセット要求メッセージM
ES6に対するリセット確認メッセージMES7の受信
を待つタイマである。タイマT4がタイムアップする
と、リセット要求メッセージMES6を再送して再スタ
ートする。
【0072】代行異常監視タイマT5は、代行応答装置
24における異常な長時間に亘るサーバユニット10か
らのポーリング要求の定期的な受信、または代行要求装
置26におけるクライアントユニットに対する異常な長
時間に亘るポーリング代行要求の送信を判別するタイマ
である。タイマT5がタイムアップすると、リセット要
求メッセージMES6を相手に送信する。この時、タイ
マT4がスタートする。 3.ポーリング代行処理 (1)代行処理の開始 図14はポーリング代行応答およびポーリング代行要求
開始時の手順を示している。
24における異常な長時間に亘るサーバユニット10か
らのポーリング要求の定期的な受信、または代行要求装
置26におけるクライアントユニットに対する異常な長
時間に亘るポーリング代行要求の送信を判別するタイマ
である。タイマT5がタイムアップすると、リセット要
求メッセージMES6を相手に送信する。この時、タイ
マT4がスタートする。 3.ポーリング代行処理 (1)代行処理の開始 図14はポーリング代行応答およびポーリング代行要求
開始時の手順を示している。
【0073】サーバ10からポーリング要求が出される
までは、代行応答装置24は代行応答非動作モードRE
S1にあり、また代行要求装置26は代行要求非動作モ
ードREQ1にある。この状態でサーバユニット10が
ポーリング要求100を送出すると、代行応答装置24
は切替動作101に示すように代行応答非動作モードR
ES1から代行応答モードRES2に切り替わる。
までは、代行応答装置24は代行応答非動作モードRE
S1にあり、また代行要求装置26は代行要求非動作モ
ードREQ1にある。この状態でサーバユニット10が
ポーリング要求100を送出すると、代行応答装置24
は切替動作101に示すように代行応答非動作モードR
ES1から代行応答モードRES2に切り替わる。
【0074】代行応答モードRES2に切り替わると、
サーバユニット10に対し代行応答102を送信すると
同時に、ネットワーク18を経由して代行要求装置26
に対する通信コネクション200を確立し、代行要求開
始メッセージMES1を送信する。代行要求開始メッセ
ージMES1を受信した代行要求装置26は、切替動作
300に示すように、それまでの代行要求非動作モード
REQ1から代行要求モードREQ2に切り替わり、ク
ライアントユニット12に対しポーリング代行要求30
1を送信する。
サーバユニット10に対し代行応答102を送信すると
同時に、ネットワーク18を経由して代行要求装置26
に対する通信コネクション200を確立し、代行要求開
始メッセージMES1を送信する。代行要求開始メッセ
ージMES1を受信した代行要求装置26は、切替動作
300に示すように、それまでの代行要求非動作モード
REQ1から代行要求モードREQ2に切り替わり、ク
ライアントユニット12に対しポーリング代行要求30
1を送信する。
【0075】このときクライアントユニット12が正常
に動作していたとすると、ポーリング代行要求301に
対しポーリング応答302を返してくる。このような通
信コネクション200の確立による代行要求開始メッセ
ージMES1の代行応答装置24から代行要求装置26
に対する送信で、代行応答動作と代行要求動作の開始同
期がとられ、それ以後はネットワーク18による通信コ
ネクションを使用することなく、代行応答装置24によ
る代行応答と代行要求装置26によるポーリング代行要
求が定期的に繰り返されることになる。
に動作していたとすると、ポーリング代行要求301に
対しポーリング応答302を返してくる。このような通
信コネクション200の確立による代行要求開始メッセ
ージMES1の代行応答装置24から代行要求装置26
に対する送信で、代行応答動作と代行要求動作の開始同
期がとられ、それ以後はネットワーク18による通信コ
ネクションを使用することなく、代行応答装置24によ
る代行応答と代行要求装置26によるポーリング代行要
求が定期的に繰り返されることになる。
【0076】図15は図14の代行開始処理を代行応答
装置24と代行要求装置26のそれぞれについて示して
いる。代行応答装置24は、ステップS1で代行応答非
動作モードRES1にあり、ステップS2で、サーバユ
ニット10からのポーリング要求の受信の有無をチェッ
クしている。ポーリング要求を受信するとステップS3
に進み、代行要求開始メッセージMES1を代行要求装
置26にネットワーク18を介して送信する。続いてス
テップS4で、自分自身は代行応答モードRES2に切
り替え、ステップS5で、ポーリング要求に対し代行応
答を返す代行応答処理に移行する。
装置24と代行要求装置26のそれぞれについて示して
いる。代行応答装置24は、ステップS1で代行応答非
動作モードRES1にあり、ステップS2で、サーバユ
ニット10からのポーリング要求の受信の有無をチェッ
クしている。ポーリング要求を受信するとステップS3
に進み、代行要求開始メッセージMES1を代行要求装
置26にネットワーク18を介して送信する。続いてス
テップS4で、自分自身は代行応答モードRES2に切
り替え、ステップS5で、ポーリング要求に対し代行応
答を返す代行応答処理に移行する。
【0077】一方、代行要求装置26も、最初はステッ
プS101に示すように代行要求非動作モードREQ1
にあり、ステップS102で、代行要求開始メッセージ
MES1の受信の有無をチェックしている。代行応答装
置24から送信された代行要求開始メッセージMES1
を受信すると、ステップS103に進み、自分自身を代
行要求モードREQ2に切り替え、ステップS104で
代行要求処理に移行する。 (2)代行停止処理(代行一時停止処理) 図16は、代行応答および代行要求の実行中に、クライ
アントユニットからのポーリング応答が停止した場合の
処理手順を示している。
プS101に示すように代行要求非動作モードREQ1
にあり、ステップS102で、代行要求開始メッセージ
MES1の受信の有無をチェックしている。代行応答装
置24から送信された代行要求開始メッセージMES1
を受信すると、ステップS103に進み、自分自身を代
行要求モードREQ2に切り替え、ステップS104で
代行要求処理に移行する。 (2)代行停止処理(代行一時停止処理) 図16は、代行応答および代行要求の実行中に、クライ
アントユニットからのポーリング応答が停止した場合の
処理手順を示している。
【0078】いま図14に示した代行処理の開始によ
り、代行応答装置24は代行応答モードRES2にあ
り、また代行要求装置26は代行要求モードREQ2に
あるものとする。サーバユニット10からのポーリング
要求100に対し、代行応答装置24は代行応答102
を返し、以下同様に、ポーリング要求104に対し代行
応答106を返している。
り、代行応答装置24は代行応答モードRES2にあ
り、また代行要求装置26は代行要求モードREQ2に
あるものとする。サーバユニット10からのポーリング
要求100に対し、代行応答装置24は代行応答102
を返し、以下同様に、ポーリング要求104に対し代行
応答106を返している。
【0079】一方、代行要求装置26はクライアントユ
ニット12にポーリング代行要求301を送信し、これ
に対しポーリング応答302が受信される。続いてポー
リング代行要求304を送信した際にクライアントユニ
ット12が動作を停止し、ポーリング応答が応答停止3
06になったとする。代行要求装置26にあっては、ポ
ーリング代行要求の送信ごとにポーリング応答受信待ち
タイマT1を起動している。このため、ポーリング代行
要求304の送信時に起動したタイマT1は、応答停止
306によりT1時間経過時にタイムアウトする。
ニット12にポーリング代行要求301を送信し、これ
に対しポーリング応答302が受信される。続いてポー
リング代行要求304を送信した際にクライアントユニ
ット12が動作を停止し、ポーリング応答が応答停止3
06になったとする。代行要求装置26にあっては、ポ
ーリング代行要求の送信ごとにポーリング応答受信待ち
タイマT1を起動している。このため、ポーリング代行
要求304の送信時に起動したタイマT1は、応答停止
306によりT1時間経過時にタイムアウトする。
【0080】タイマT1のタイムアウトに基づき、代行
要求装置26は切替動作310に示すように、代行要求
モードREQ2を代行要求再送モードREQ3に切り替
える。そして代行要求再送モードREQ3に入ると、タ
イマT1は動作させない。タイマT0のタイムウアト毎
にポーリング代行要求の送信のみを繰り返す。一方、タ
イマT1のタイムアウトで代行要求装置26は代行要求
再送モードREQ3に切り替わると同時に、ネットワー
ク18を介して代行応答装置24との間に通信コネクシ
ョン202を確立し、代行応答停止メッセージMES2
を送信する。代行応答装置24は代行応答停止メッセー
ジMES2を受信すると、それまでの代行応答モードR
ES2を、切替状態110に示すように代行応答停止モ
ードRES3に切り替える。代行応答停止モードRES
3にあっては、サーバユニット10からのポーリング要
求112を受けてもポーリング代行応答は行わない状態
となる。
要求装置26は切替動作310に示すように、代行要求
モードREQ2を代行要求再送モードREQ3に切り替
える。そして代行要求再送モードREQ3に入ると、タ
イマT1は動作させない。タイマT0のタイムウアト毎
にポーリング代行要求の送信のみを繰り返す。一方、タ
イマT1のタイムアウトで代行要求装置26は代行要求
再送モードREQ3に切り替わると同時に、ネットワー
ク18を介して代行応答装置24との間に通信コネクシ
ョン202を確立し、代行応答停止メッセージMES2
を送信する。代行応答装置24は代行応答停止メッセー
ジMES2を受信すると、それまでの代行応答モードR
ES2を、切替状態110に示すように代行応答停止モ
ードRES3に切り替える。代行応答停止モードRES
3にあっては、サーバユニット10からのポーリング要
求112を受けてもポーリング代行応答は行わない状態
となる。
【0081】尚、図16の代行要求装置26にあって
は、タイマT1の1回のタイムアウトで代行応答停止メ
ッセージMES2を送信しているが、クライアントユニ
ット12との間の回線のエラーによるポーリング代行要
求の紛失などの可能性を考慮し、複数回連続してタイマ
T1がタイムアウトするまで代行応答停止メッセージM
ES2の送信を待つようにしてもよい。
は、タイマT1の1回のタイムアウトで代行応答停止メ
ッセージMES2を送信しているが、クライアントユニ
ット12との間の回線のエラーによるポーリング代行要
求の紛失などの可能性を考慮し、複数回連続してタイマ
T1がタイムアウトするまで代行応答停止メッセージM
ES2の送信を待つようにしてもよい。
【0082】図17は図16における代行応答装置24
と代行要求装置26のそれぞれにおける代行停止処理を
示している。代行要求装置26は、ステップS100で
代行要求モードREQ2にあり、ステップS101でタ
イマT0のタイムアウトを監視している。タイマT0が
タイムアウトすると、ステップS102へ進む。ステッ
プS102でクライアントユニット12に対し代行要求
を送信すると同時に、ステップS103でタイマT0及
びタイマT1をスタートする。続いてステップS104
でクライアントユニット12からのポーリング応答の受
信をチェックしており、正常にポーリング応答を受信す
ると、ステップS106でタイマT1をリセットし、ス
テップS101に戻って、タイマT0のタイムアウト後
にステップS102に進み、次のクライアントユニット
12に対する代行要求を行う。
と代行要求装置26のそれぞれにおける代行停止処理を
示している。代行要求装置26は、ステップS100で
代行要求モードREQ2にあり、ステップS101でタ
イマT0のタイムアウトを監視している。タイマT0が
タイムアウトすると、ステップS102へ進む。ステッ
プS102でクライアントユニット12に対し代行要求
を送信すると同時に、ステップS103でタイマT0及
びタイマT1をスタートする。続いてステップS104
でクライアントユニット12からのポーリング応答の受
信をチェックしており、正常にポーリング応答を受信す
ると、ステップS106でタイマT1をリセットし、ス
テップS101に戻って、タイマT0のタイムアウト後
にステップS102に進み、次のクライアントユニット
12に対する代行要求を行う。
【0083】一方、ステップS104でポーリング応答
が受信されない場合には、ステップS105でタイマT
1のタイムアウトを監視している。クライアントユニッ
ト12からのポーリング応答がないと、ステップS10
5でタイマT1のタイムアウトが判別され、ステップS
107に進んで、代行応答装置24に対し代行応答停止
メッセージMES2を送信する。続いてステップS10
8で代行要求再送モード(応答無受信モード)REQ3
に切り替わる。
が受信されない場合には、ステップS105でタイマT
1のタイムアウトを監視している。クライアントユニッ
ト12からのポーリング応答がないと、ステップS10
5でタイマT1のタイムアウトが判別され、ステップS
107に進んで、代行応答装置24に対し代行応答停止
メッセージMES2を送信する。続いてステップS10
8で代行要求再送モード(応答無受信モード)REQ3
に切り替わる。
【0084】一方、代行応答装置24はステップS1で
代行応答モードRES2にあり、ステップS2でサーバ
ユニット10からのポーリング要求の受信を判別する
と、ステップS3に進み、代行応答処理を行う。続いて
ステップS4で代行応答停止メッセージMES2の受信
をチェックし、再びステップS2,S3のポーリング要
求の受信と代行応答処理を繰り返している。
代行応答モードRES2にあり、ステップS2でサーバ
ユニット10からのポーリング要求の受信を判別する
と、ステップS3に進み、代行応答処理を行う。続いて
ステップS4で代行応答停止メッセージMES2の受信
をチェックし、再びステップS2,S3のポーリング要
求の受信と代行応答処理を繰り返している。
【0085】ステップS4で代行要求装置26からの代
行応答停止メッセージMES2を受信すると、ステップ
S5に進み、代行応答停止モードRES3に切り替え、
ポーリング要求を受信しても代行応答を送信しなくな
る。 (3)代行処理の再開 図18は、図16に示したように、代行停止処理に移行
した後に代行処理を再開する場合の手順を示している。
まず代行処理の停止により、代行応答装置24は代行応
答停止モードRES3にあり、また代行要求装置26も
代行要求再送モード(応答無受信モード)REQ3にあ
る。
行応答停止メッセージMES2を受信すると、ステップ
S5に進み、代行応答停止モードRES3に切り替え、
ポーリング要求を受信しても代行応答を送信しなくな
る。 (3)代行処理の再開 図18は、図16に示したように、代行停止処理に移行
した後に代行処理を再開する場合の手順を示している。
まず代行処理の停止により、代行応答装置24は代行応
答停止モードRES3にあり、また代行要求装置26も
代行要求再送モード(応答無受信モード)REQ3にあ
る。
【0086】代行要求装置26の代行要求再送モードR
EQ3にあっては、ポーリング代行要求送信タイマT0
がタイムアウトするごとにポーリング代行要求314を
行うが、クライアントユニット12は応答停止316に
あるため、ポーリング応答は受信できず、再びタイマT
0のタイムアウトでポーリング代行要求318を送信す
る。このときクライアントユニット12が応答再開32
0になったとすると、ポーリング応答322が代行要求
装置26で受信される。
EQ3にあっては、ポーリング代行要求送信タイマT0
がタイムアウトするごとにポーリング代行要求314を
行うが、クライアントユニット12は応答停止316に
あるため、ポーリング応答は受信できず、再びタイマT
0のタイムアウトでポーリング代行要求318を送信す
る。このときクライアントユニット12が応答再開32
0になったとすると、ポーリング応答322が代行要求
装置26で受信される。
【0087】このポーリング応答322を受信すると、
代行要求装置26はそれまでの代行要求再送モードRE
Q3から代行要求モードREQ2に、切替動作324に
示すように切り替わる。このモード切替えと同時に、代
行応答装置24との間でネットワーク18を経由した通
信コネクション204を確立し、代行応答再開メッセー
ジMES3を送信する。
代行要求装置26はそれまでの代行要求再送モードRE
Q3から代行要求モードREQ2に、切替動作324に
示すように切り替わる。このモード切替えと同時に、代
行応答装置24との間でネットワーク18を経由した通
信コネクション204を確立し、代行応答再開メッセー
ジMES3を送信する。
【0088】勿論、代行要求装置26が代行要求モード
REQ2に切り替わると、それ以降はポーリング代行要
求326の送信とポーリング応答328の受信が繰り返
し行われる。代行応答再開メッセージMES3を受信し
た代行応答装置24は、切替動作116に示すように、
それまでの代行応答停止モードRES3を代行応答モー
ドRES2に切り替える。このため、切替え後のポーリ
ング要求118に対し代行応答120が行われる応答動
作の実行状態に入る。
REQ2に切り替わると、それ以降はポーリング代行要
求326の送信とポーリング応答328の受信が繰り返
し行われる。代行応答再開メッセージMES3を受信し
た代行応答装置24は、切替動作116に示すように、
それまでの代行応答停止モードRES3を代行応答モー
ドRES2に切り替える。このため、切替え後のポーリ
ング要求118に対し代行応答120が行われる応答動
作の実行状態に入る。
【0089】図19は図18の代行処理の再開を代行応
答装置24と代行要求装置26について示している。代
行要求装置26は、ステップS101で代行要求再送モ
ードREQ3にあり、ステップS102でタイマT0の
タイムアウトに基づいてポーリング代行要求を送信し、
ステップS103でポーリング応答受信の有無をチェッ
クしている。クライアントユニット12の動作が再開し
て正常にポーリング応答受信が得られると、ステップS
104に進み、代行要求モードREQ2に切り替え、ス
テップS105で代行応答再開メッセージMES3を代
行応答装置24に送信する。
答装置24と代行要求装置26について示している。代
行要求装置26は、ステップS101で代行要求再送モ
ードREQ3にあり、ステップS102でタイマT0の
タイムアウトに基づいてポーリング代行要求を送信し、
ステップS103でポーリング応答受信の有無をチェッ
クしている。クライアントユニット12の動作が再開し
て正常にポーリング応答受信が得られると、ステップS
104に進み、代行要求モードREQ2に切り替え、ス
テップS105で代行応答再開メッセージMES3を代
行応答装置24に送信する。
【0090】代行応答装置24は、ステップS1で代行
応答停止モードRES3にあり、ステップS2で代行要
求装置26からの代行応答再開メッセージMES3の受
信をチェックしている。代行応答再開メッセージMES
3を受信すると、ステップS3に進み、代行応答モード
RES2に切り替えて、サーバユニット10からのポー
リング要求に対し代行応答を行うようになる。 (4)代行終了処理 その1 図20は、代行応答装置24が代行応答モードRES2
にあり、また代行要求装置26が代行要求モードREQ
2にある状態で、サーバユニット10からのポーリング
要求が停止したときの代行終了処理の手順を示してい
る。
応答停止モードRES3にあり、ステップS2で代行要
求装置26からの代行応答再開メッセージMES3の受
信をチェックしている。代行応答再開メッセージMES
3を受信すると、ステップS3に進み、代行応答モード
RES2に切り替えて、サーバユニット10からのポー
リング要求に対し代行応答を行うようになる。 (4)代行終了処理 その1 図20は、代行応答装置24が代行応答モードRES2
にあり、また代行要求装置26が代行要求モードREQ
2にある状態で、サーバユニット10からのポーリング
要求が停止したときの代行終了処理の手順を示してい
る。
【0091】代行応答モードRES2にあっては、例え
ばサーバ10からのポーリング要求100に対し、代行
応答装置24は代行応答102を送信している。次のポ
ーリング要求104に対しても同様に、代行応答106
を送信している。その後にサーバユニット10が要求停
止126に示すようにポーリング要求を停止したとす
る。
ばサーバ10からのポーリング要求100に対し、代行
応答装置24は代行応答102を送信している。次のポ
ーリング要求104に対しても同様に、代行応答106
を送信している。その後にサーバユニット10が要求停
止126に示すようにポーリング要求を停止したとす
る。
【0092】代行応答装置24にあっては、サーバユニ
ット10からポーリング要求100,104を受信する
ごとにポーリング要求受信タイマT2をスタートしてい
る。正常にポーリング要求が行われていれば、タイマT
2のタイムアウト以前に次のポーリング要求が行われ、
タイマT2は再スタートしている。ポーリング要求10
4でタイマT2をスタートした後にサーバユニット10
でポーリング要求停止126となった場合には、タイマ
T2がタイムアウトしたときに代行応答装置24はサー
バユニット10からのポーリング要求が停止したものと
判断し、切替状態128に示すように、それまでの代行
応答モードRES2を代行応答非動作モードRES1に
移行する。同時に、ネットワーク18を経由して代行要
求装置26との間に通信コネクション206を確立し、
代行要求終了メッセージMES4を送信する。
ット10からポーリング要求100,104を受信する
ごとにポーリング要求受信タイマT2をスタートしてい
る。正常にポーリング要求が行われていれば、タイマT
2のタイムアウト以前に次のポーリング要求が行われ、
タイマT2は再スタートしている。ポーリング要求10
4でタイマT2をスタートした後にサーバユニット10
でポーリング要求停止126となった場合には、タイマ
T2がタイムアウトしたときに代行応答装置24はサー
バユニット10からのポーリング要求が停止したものと
判断し、切替状態128に示すように、それまでの代行
応答モードRES2を代行応答非動作モードRES1に
移行する。同時に、ネットワーク18を経由して代行要
求装置26との間に通信コネクション206を確立し、
代行要求終了メッセージMES4を送信する。
【0093】代行要求装置26は、代行要求モードRE
Q2の状態で定期的にポーリング代行要求300を発行
し、クライアントユニット12よりポーリング応答30
2を受けている。例えばポーリング要求336を送信し
た後にネットワーク18を経由して代行応答装置24か
ら代行要求終了メッセージMES4を受信する。代行要
求終了メッセージMES4を受信すると、代行要求装置
26は切替状態338に示すように、それまでの代行要
求モードREQ2から代行要求非動作モードREQ1に
移行し、クライアントユニット12に対するポーリング
代行要求の送信を停止する。これによって、代行応答装
置24と代行要求装置26の代行終了の同期がとられる
ことになる。
Q2の状態で定期的にポーリング代行要求300を発行
し、クライアントユニット12よりポーリング応答30
2を受けている。例えばポーリング要求336を送信し
た後にネットワーク18を経由して代行応答装置24か
ら代行要求終了メッセージMES4を受信する。代行要
求終了メッセージMES4を受信すると、代行要求装置
26は切替状態338に示すように、それまでの代行要
求モードREQ2から代行要求非動作モードREQ1に
移行し、クライアントユニット12に対するポーリング
代行要求の送信を停止する。これによって、代行応答装
置24と代行要求装置26の代行終了の同期がとられる
ことになる。
【0094】図21は図20の代行終了処理を示してい
る。代行応答装置24は、ステップS1で代行応答モー
ドRES2にあり、ステップS2でサーバユニット10
からポーリング要求を受信するとタイマT2をスタート
し、ステップS4でサーバユニットに代行応答を送信す
る。続いてステップS5でタイマT2のタイムアウトを
監視しており、タイムアウトする前にステップS2で再
度ポーリング要求が受信されると、ステップS3に進ん
でタイマT2を再スタートして、ステップS4の代行応
答処理を行う。
る。代行応答装置24は、ステップS1で代行応答モー
ドRES2にあり、ステップS2でサーバユニット10
からポーリング要求を受信するとタイマT2をスタート
し、ステップS4でサーバユニットに代行応答を送信す
る。続いてステップS5でタイマT2のタイムアウトを
監視しており、タイムアウトする前にステップS2で再
度ポーリング要求が受信されると、ステップS3に進ん
でタイマT2を再スタートして、ステップS4の代行応
答処理を行う。
【0095】サーバユニット10からのポーリング要求
が停止すると、ステップS5でタイマT2のタイムアウ
トが判別され、ステップS6に進み、代行要求装置26
に対し代行要求終了メッセージMES4を送信する。続
いてステップS7で、代行応答非動作モードRES1に
切り替える。代行要求装置26はステップS101で代
行要求モードREQ2にあり、ステップS102でクラ
イアントユニット12に代行要求を送出し、ステップS
103でクライアントユニット12からのポーリング応
答を受信すると、再びステップS102に戻って代行要
求を送出する。
が停止すると、ステップS5でタイマT2のタイムアウ
トが判別され、ステップS6に進み、代行要求装置26
に対し代行要求終了メッセージMES4を送信する。続
いてステップS7で、代行応答非動作モードRES1に
切り替える。代行要求装置26はステップS101で代
行要求モードREQ2にあり、ステップS102でクラ
イアントユニット12に代行要求を送出し、ステップS
103でクライアントユニット12からのポーリング応
答を受信すると、再びステップS102に戻って代行要
求を送出する。
【0096】ステップS103でポーリング応答を受信
するまでは、ステップS104で代行要求終了メッセー
ジMES4の受信をチェックしている。代行応答装置2
4からの代行要求終了メッセージMES4を受信すると
ステップS105に進み、代行要求非動作モードREQ
1に切り替え、クライアントユニット12に対する代行
要求の送信を停止する。 (5)代行処理終了 その2 図22は代行応答装置24が代行応答停止モードRES
3にあり且つ代行要求装置26が代行要求再送モード
(応答無受信モード)REQ3にあるときに、サーバユ
ニット10からのポーリング要求が停止したときの代行
処理の終了手順を示している。
するまでは、ステップS104で代行要求終了メッセー
ジMES4の受信をチェックしている。代行応答装置2
4からの代行要求終了メッセージMES4を受信すると
ステップS105に進み、代行要求非動作モードREQ
1に切り替え、クライアントユニット12に対する代行
要求の送信を停止する。 (5)代行処理終了 その2 図22は代行応答装置24が代行応答停止モードRES
3にあり且つ代行要求装置26が代行要求再送モード
(応答無受信モード)REQ3にあるときに、サーバユ
ニット10からのポーリング要求が停止したときの代行
処理の終了手順を示している。
【0097】代行応答装置24は代行応答停止モードR
ES3にあることから、サーバユニットからのポーリン
グ要求112,114に対し代行要求を送信しない。ま
た、ポーリング要求112,114を受信するごとにポ
ーリング要求受信タイマT2をスタートしており、ポー
リング要求114を受信した後にサーバユニット10で
ポーリング要求停止130となったとする。
ES3にあることから、サーバユニットからのポーリン
グ要求112,114に対し代行要求を送信しない。ま
た、ポーリング要求112,114を受信するごとにポ
ーリング要求受信タイマT2をスタートしており、ポー
リング要求114を受信した後にサーバユニット10で
ポーリング要求停止130となったとする。
【0098】このため、ポーリング要求114でスター
トしたタイマT2がタイムアウトし、切替状態132に
示すように、代行応答装置24は代行応答停止モードR
ES3から代行応答非動作モードRES1に移行する。
同時に、ネットワーク18を介して代行要求装置26に
対する通信コネクション208を確立し、代行要求終了
メッセージMES4を送信する。
トしたタイマT2がタイムアウトし、切替状態132に
示すように、代行応答装置24は代行応答停止モードR
ES3から代行応答非動作モードRES1に移行する。
同時に、ネットワーク18を介して代行要求装置26に
対する通信コネクション208を確立し、代行要求終了
メッセージMES4を送信する。
【0099】一方、代行要求装置26は代行要求再送モ
ードREQ3にあることから、タイマT0のタイムアウ
トごとにクライアントユニット12に対しポーリング代
行要求314,318,344を行っているが、クライ
アントユニット12はいずれに対しても応答停止31
6,342の状態にある。代行応答装置24からの代行
要求終了メッセージMES4はポーリング代行要求34
4の送信後に受信され、切替状態346に示すように代
行要求装置26は代行要求再送モードREQ3から代行
要求非動作モードREQ1に切り替わる。これによって
サーバユニット10からのポーリング要求の停止に伴
い、代行応答装置24と代行要求装置26の処理終了が
同期して行われることになる。
ードREQ3にあることから、タイマT0のタイムアウ
トごとにクライアントユニット12に対しポーリング代
行要求314,318,344を行っているが、クライ
アントユニット12はいずれに対しても応答停止31
6,342の状態にある。代行応答装置24からの代行
要求終了メッセージMES4はポーリング代行要求34
4の送信後に受信され、切替状態346に示すように代
行要求装置26は代行要求再送モードREQ3から代行
要求非動作モードREQ1に切り替わる。これによって
サーバユニット10からのポーリング要求の停止に伴
い、代行応答装置24と代行要求装置26の処理終了が
同期して行われることになる。
【0100】図23は図22の代行終了処理を代行応答
装置24と代行要求装置26について示している。代行
応答装置24は、ステップS1で代行応答停止モードR
ES3にあり、ステップS2でサーバユニット10から
のポーリング要求を受信すると、ステップS3でタイマ
T2をスタートし、ステップS4でタイマT2のタイム
アウトをチェックしている。サーバユニットからのポー
リング要求が停止すると、ステップS4でタイマT2の
タイムアウトが判別され、ステップS5で代行要求装置
26に対し代行要求終了メッセージMES4を送信す
る。続いてステップS6で、代行応答非動作モードRE
S1に切り替える。
装置24と代行要求装置26について示している。代行
応答装置24は、ステップS1で代行応答停止モードR
ES3にあり、ステップS2でサーバユニット10から
のポーリング要求を受信すると、ステップS3でタイマ
T2をスタートし、ステップS4でタイマT2のタイム
アウトをチェックしている。サーバユニットからのポー
リング要求が停止すると、ステップS4でタイマT2の
タイムアウトが判別され、ステップS5で代行要求装置
26に対し代行要求終了メッセージMES4を送信す
る。続いてステップS6で、代行応答非動作モードRE
S1に切り替える。
【0101】代行要求装置26は、ステップS101で
代行要求再送モードRES3にあり、ステップS102
でタイマT0のタイムアウトに基づくポーリング代行要
求の送信を行っている。このポーリング代行要求の送信
に対し、ステップS103でポーリング応答の受信の有
無をチェックしているが、クライアントユニット12の
動作は停止していることからポーリング応答は受信され
ず、ステップS104で代行要求終了メッセージMES
4の受信をチェックしている。ステップS104で代行
応答装置24からの代行要求終了メッセージMES4の
受信が判別されると、ステップS105に進み、代行要
求非動作モードREQ1に切り替わる。 (6)代行終了処理 その3 図24は代行終了処理の他の処理手順を示し、次の2つ
の条件が満たされる場合にのみ適用される。 [条件1] サーバユニット10のポーリング手順が、
一定時間、ポーリング要求に対する応答がないと、ポー
リング要求を終了する。 [条件2] 代行応答装置24が既に代行応答停止モー
ドRES3にあり且つ代行要求装置26が既に代行要求
再送モードREQ3にあること。
代行要求再送モードRES3にあり、ステップS102
でタイマT0のタイムアウトに基づくポーリング代行要
求の送信を行っている。このポーリング代行要求の送信
に対し、ステップS103でポーリング応答の受信の有
無をチェックしているが、クライアントユニット12の
動作は停止していることからポーリング応答は受信され
ず、ステップS104で代行要求終了メッセージMES
4の受信をチェックしている。ステップS104で代行
応答装置24からの代行要求終了メッセージMES4の
受信が判別されると、ステップS105に進み、代行要
求非動作モードREQ1に切り替わる。 (6)代行終了処理 その3 図24は代行終了処理の他の処理手順を示し、次の2つ
の条件が満たされる場合にのみ適用される。 [条件1] サーバユニット10のポーリング手順が、
一定時間、ポーリング要求に対する応答がないと、ポー
リング要求を終了する。 [条件2] 代行応答装置24が既に代行応答停止モー
ドRES3にあり且つ代行要求装置26が既に代行要求
再送モードREQ3にあること。
【0102】図24において、最初、代行応答装置24
は代行応答モードRES2にあり、また代行要求装置2
6も代行要求モードREQ2にある。しかしながら、ク
ライアントユニット18の応答停止306によりタイマ
T1がタイムアウトして、切替状態310に示すように
代行要求装置26は代行要求再送モードREQ3に移行
し、ネットワーク18を介して通信コネクション202
を確立して代行応答停止メッセージMES2を代行応答
装置24に送る。
は代行応答モードRES2にあり、また代行要求装置2
6も代行要求モードREQ2にある。しかしながら、ク
ライアントユニット18の応答停止306によりタイマ
T1がタイムアウトして、切替状態310に示すように
代行要求装置26は代行要求再送モードREQ3に移行
し、ネットワーク18を介して通信コネクション202
を確立して代行応答停止メッセージMES2を代行応答
装置24に送る。
【0103】代行応答装置24も、切替動作110に示
すように代行応答停止モードRES3に切り替わる。こ
のため、次のサーバユニットからのポーリング要求11
2に対し代行応答装置24からの代行応答は行われなく
なる。サーバユニット10は前記条件1に示したよう
に、ポーリング要求に対する応答が一定時間得られなく
なるとポーリング要求停止134となり、ポーリング要
求を終了する。
すように代行応答停止モードRES3に切り替わる。こ
のため、次のサーバユニットからのポーリング要求11
2に対し代行応答装置24からの代行応答は行われなく
なる。サーバユニット10は前記条件1に示したよう
に、ポーリング要求に対する応答が一定時間得られなく
なるとポーリング要求停止134となり、ポーリング要
求を終了する。
【0104】一方、代行要求装置26にあっては、代行
要求モードREQ2でポーリング代行要求300,30
4を行うごとにポーリング応答受信タイマT3を起動し
ている。最後にタイマT3が起動されるのはポーリング
代行要求304であり、それ以降、タイマT3は再スタ
ートされないことから、例えば代行要求再送モードRE
Q3に移行した後の代行要求再送318の送信後にタイ
ムアウトする。
要求モードREQ2でポーリング代行要求300,30
4を行うごとにポーリング応答受信タイマT3を起動し
ている。最後にタイマT3が起動されるのはポーリング
代行要求304であり、それ以降、タイマT3は再スタ
ートされないことから、例えば代行要求再送モードRE
Q3に移行した後の代行要求再送318の送信後にタイ
ムアウトする。
【0105】このタイマT3のタイムアウト時点でサー
バユニット10側においては、ほぼ同時刻にポーリング
要求停止134が行われている。代行要求装置26はタ
イマT3のタイムアウトに基づき、切替動作348に示
すように代行要求再送モードREQ3から代行要求非動
作モードREQ1に切り替わる。同時に、ネットワーク
18を経由して通信コネクション210を確立し、代行
応答終了メッセージMES5を代行応答装置24に送信
する。代行応答装置24は代行応答終了メッセージME
S5を受信すると、切替動作136に示すように代行応
答停止モードRES3から代行応答非動作モードRES
1に切り替わる。
バユニット10側においては、ほぼ同時刻にポーリング
要求停止134が行われている。代行要求装置26はタ
イマT3のタイムアウトに基づき、切替動作348に示
すように代行要求再送モードREQ3から代行要求非動
作モードREQ1に切り替わる。同時に、ネットワーク
18を経由して通信コネクション210を確立し、代行
応答終了メッセージMES5を代行応答装置24に送信
する。代行応答装置24は代行応答終了メッセージME
S5を受信すると、切替動作136に示すように代行応
答停止モードRES3から代行応答非動作モードRES
1に切り替わる。
【0106】この代行終了処理の手順は、代行要求装置
26でタイマT3がタイムアウトする前にクライアント
ユニット12が動作状態となってポーリング応答を行う
と、図18に示した代行の再開処理に戻ることができ
る。図25は図24の代行終了処理における代行応答装
置24と代行要求装置26の処理を示している。
26でタイマT3がタイムアウトする前にクライアント
ユニット12が動作状態となってポーリング応答を行う
と、図18に示した代行の再開処理に戻ることができ
る。図25は図24の代行終了処理における代行応答装
置24と代行要求装置26の処理を示している。
【0107】代行要求装置26は、ステップS101で
代行要求再送モードREQ3にあり、ステップS102
でタイマT0がタイムアウトするごとにポーリング代行
要求を送信し、ステップS103でポーリング応答の受
信をチェックしている。更にステップS104で、それ
以前の代行要求モードREQ2の状態で最後に送信した
代行要求に基づいてスタートしたタイマT3のタイムア
ウトをチェックしている。
代行要求再送モードREQ3にあり、ステップS102
でタイマT0がタイムアウトするごとにポーリング代行
要求を送信し、ステップS103でポーリング応答の受
信をチェックしている。更にステップS104で、それ
以前の代行要求モードREQ2の状態で最後に送信した
代行要求に基づいてスタートしたタイマT3のタイムア
ウトをチェックしている。
【0108】クライアントユニット12からのポーリン
グ応答が受信されずに、ステップS104でタイマT3
のタイムアウトが判別されると、ステップS105に進
み、代行応答装置24に対し代行要求終了メッセージM
ES5を送信し、ステップS106で代行要求非動作モ
ードREQ1に切り替える。代行応答装置24は、ステ
ップS1で代行応答停止モードRES3にあり、ステッ
プS2に進み、代行要求終了メッセージMES5の受信
をチェックしている。代行要求装置26より代行要求終
了メッセージMES5を受信すると、ステップS3に進
み、代行応答非動作モードRES1に切り替わる。 (7)同期ずれに対するリセット処理 図26は、ネットワーク18で回線障害が発生し、その
後に回線障害が復旧した状態で、代行応答装置24と代
行要求装置26の間で障害によりプロトコル上の同期が
とれなくなった状態での強制リセットによる同期制御の
手順を示している。
グ応答が受信されずに、ステップS104でタイマT3
のタイムアウトが判別されると、ステップS105に進
み、代行応答装置24に対し代行要求終了メッセージM
ES5を送信し、ステップS106で代行要求非動作モ
ードREQ1に切り替える。代行応答装置24は、ステ
ップS1で代行応答停止モードRES3にあり、ステッ
プS2に進み、代行要求終了メッセージMES5の受信
をチェックしている。代行要求装置26より代行要求終
了メッセージMES5を受信すると、ステップS3に進
み、代行応答非動作モードRES1に切り替わる。 (7)同期ずれに対するリセット処理 図26は、ネットワーク18で回線障害が発生し、その
後に回線障害が復旧した状態で、代行応答装置24と代
行要求装置26の間で障害によりプロトコル上の同期が
とれなくなった状態での強制リセットによる同期制御の
手順を示している。
【0109】ネットワーク18で回線障害発生212と
なり、これを例えば代行応答装置24で検知したとする
と、代行応答障害モードRES4に切り替わる。続いて
ネットワーク18より回線障害復旧214を検知する
と、代行応答装置24は代行要求装置26に対しネット
ワーク18を介して通信コネクション216を確立し、
リセット要求メッセージMES6を送信する。
なり、これを例えば代行応答装置24で検知したとする
と、代行応答障害モードRES4に切り替わる。続いて
ネットワーク18より回線障害復旧214を検知する
と、代行応答装置24は代行要求装置26に対しネット
ワーク18を介して通信コネクション216を確立し、
リセット要求メッセージMES6を送信する。
【0110】代行要求装置26は同期ずれとなった任意
の動作モードREQX(但し、X=1〜3)にある。こ
の状態で代行応答装置24よりリセット要求メッセージ
MES6を受信すると、切替動作350に示すように、
強制的に代行要求非動作モードREQ1に切り替えられ
る初期化処理を行う。続いて代行要求装置26は、ネッ
トワーク18を介して代行応答装置24に対する通信コ
ネクション218を確立し、リセット確認メッセージM
ES7を送信する。
の動作モードREQX(但し、X=1〜3)にある。こ
の状態で代行応答装置24よりリセット要求メッセージ
MES6を受信すると、切替動作350に示すように、
強制的に代行要求非動作モードREQ1に切り替えられ
る初期化処理を行う。続いて代行要求装置26は、ネッ
トワーク18を介して代行応答装置24に対する通信コ
ネクション218を確立し、リセット確認メッセージM
ES7を送信する。
【0111】代行応答装置24は、リセット確認メッセ
ージMES7を受信すると、切替動作138に示すよう
に代行応答障害モードRES4から代行応答非動作モー
ドRES1に切り替わる。これによって代行応答装置2
4は代行応答非動作モードRES1、また代行要求装置
26は代行要求非動作モードREQ1となり、サーバユ
ニット10からの新たなポーリング要求に対し、同期を
とった代行応答と代行要求の処理に移行することができ
る。
ージMES7を受信すると、切替動作138に示すよう
に代行応答障害モードRES4から代行応答非動作モー
ドRES1に切り替わる。これによって代行応答装置2
4は代行応答非動作モードRES1、また代行要求装置
26は代行要求非動作モードREQ1となり、サーバユ
ニット10からの新たなポーリング要求に対し、同期を
とった代行応答と代行要求の処理に移行することができ
る。
【0112】図27は、図26において最初に行ったリ
セット要求メッセージMES6に対し代行要求装置26
からリセット確認メッセージMES7が送信されなかっ
た場合の手順を示している。代行応答装置24は、通信
コネクション216の確立によりリセット要求メッセー
ジMES6を代行要求装置26に送信すると同時に、リ
セット応答待ちタイマT4をスタートする。最初のリセ
ット要求メッセージMES6に対し、代行要求装置26
からのリセット確認メッセージMES7の応答はないた
め、タイマT4がタイムアウトした時点で代行応答装置
24は通信コネクション220を再度確立して、代行要
求装置26に対し再送リセット要求メッセージMES6
を送信する。
セット要求メッセージMES6に対し代行要求装置26
からリセット確認メッセージMES7が送信されなかっ
た場合の手順を示している。代行応答装置24は、通信
コネクション216の確立によりリセット要求メッセー
ジMES6を代行要求装置26に送信すると同時に、リ
セット応答待ちタイマT4をスタートする。最初のリセ
ット要求メッセージMES6に対し、代行要求装置26
からのリセット確認メッセージMES7の応答はないた
め、タイマT4がタイムアウトした時点で代行応答装置
24は通信コネクション220を再度確立して、代行要
求装置26に対し再送リセット要求メッセージMES6
を送信する。
【0113】このリセット要求メッセージMES6に対
し、代行要求装置26が動作して、代行要求非動作モー
ドREQ1に切替動作350に示すように切り替わる。
続いて通信コネクション222の確立によりリセット確
認メッセージMES7を代行応答装置24に送信し、切
替動作138に示すように代行応答非動作モードRES
1に切り替わるようになる。
し、代行要求装置26が動作して、代行要求非動作モー
ドREQ1に切替動作350に示すように切り替わる。
続いて通信コネクション222の確立によりリセット確
認メッセージMES7を代行応答装置24に送信し、切
替動作138に示すように代行応答非動作モードRES
1に切り替わるようになる。
【0114】図28は、図27に示したタイマT4によ
る時間監視を伴う回線障害などの障害復旧時の同期ずれ
に対する代行応答装置24と代行要求装置26の処理動
作を示している。代行応答装置24は、ステップS1で
回線障害を検出すると、ステップS2で代行応答障害モ
ードRES4に切り替わる。続いてステップS3で回線
障害の復旧を検出すると、ステップS4でリセット要求
メッセージMES6を代行要求装置26に送信する。同
時にステップS5でタイマT4をスタートする。
る時間監視を伴う回線障害などの障害復旧時の同期ずれ
に対する代行応答装置24と代行要求装置26の処理動
作を示している。代行応答装置24は、ステップS1で
回線障害を検出すると、ステップS2で代行応答障害モ
ードRES4に切り替わる。続いてステップS3で回線
障害の復旧を検出すると、ステップS4でリセット要求
メッセージMES6を代行要求装置26に送信する。同
時にステップS5でタイマT4をスタートする。
【0115】代行要求装置26は、ステップS101で
代行応答装置24から送信されたリセット要求メッセー
ジMES6を受信すると、ステップS102に進み、代
行要求非動作モードREQ1に切り替え、続いてステッ
プS103でリセット確認メッセージMES7を代行応
答装置24に送信する。代行応答装置24は、代行要求
装置26から送信されたリセット確認メッセージMES
7をステップS6で受信すると、ステップS8に進み、
代行応答非動作モードRES1に切り替える。ステップ
S6で代行要求装置26からのリセット確認メッセージ
MES7を受信しない場合には、ステップS7に進み、
タイマT4のタイムアウトをチェックしている。タイマ
T4がタイムアウトすると、ステップS4に進み、リセ
ット要求メッセージMES6を再度、代行要求装置26
に送信するようになる。
代行応答装置24から送信されたリセット要求メッセー
ジMES6を受信すると、ステップS102に進み、代
行要求非動作モードREQ1に切り替え、続いてステッ
プS103でリセット確認メッセージMES7を代行応
答装置24に送信する。代行応答装置24は、代行要求
装置26から送信されたリセット確認メッセージMES
7をステップS6で受信すると、ステップS8に進み、
代行応答非動作モードRES1に切り替える。ステップ
S6で代行要求装置26からのリセット確認メッセージ
MES7を受信しない場合には、ステップS7に進み、
タイマT4のタイムアウトをチェックしている。タイマ
T4がタイムアウトすると、ステップS4に進み、リセ
ット要求メッセージMES6を再度、代行要求装置26
に送信するようになる。
【0116】図29は、ネットワーク18の回線障害発
生224と回線障害復旧226を代行要求装置26側で
検出した場合の同期ずれに対するリセット処理の手順を
示している。この場合には、回線障害復旧226を検出
した代行要求装置26から代行応答装置24に通信コネ
クション228を確立してリセット要求メッセージME
S6を送信する。代行応答装置24は任意の動作モード
RESXにあり、切替動作140に示すように、リセッ
ト要求メッセージMES6を受信すると代行応答非動作
モードRES1に切り替わる。
生224と回線障害復旧226を代行要求装置26側で
検出した場合の同期ずれに対するリセット処理の手順を
示している。この場合には、回線障害復旧226を検出
した代行要求装置26から代行応答装置24に通信コネ
クション228を確立してリセット要求メッセージME
S6を送信する。代行応答装置24は任意の動作モード
RESXにあり、切替動作140に示すように、リセッ
ト要求メッセージMES6を受信すると代行応答非動作
モードRES1に切り替わる。
【0117】続いて代行応答装置24は、代行要求装置
26に対しリセット確認メッセージMES7を通信コネ
クション230の確立により送信する。このリセット確
認メッセージMES7を受信して初めて代行要求装置2
6は、切替動作352に示すように代行要求非動作モー
ドREQ1に切り替わる。図30は、代行要求装置26
からの最初のリセット要求メッセージMES6の送信に
対し、代行応答装置24側でリセット動作が行われず、
リセット確認メッセージMES7が送信されなかった場
合の手順を示している。この場合には、リセット要求メ
ッセージMES6の通信コネクション228の確立によ
る送信と同時にタイマT4を起動し、タイマT4のタイ
ムアウトで通信コネクション232を確立して、再送リ
セット要求メッセージMES6を代行応答装置24に送
信する。
26に対しリセット確認メッセージMES7を通信コネ
クション230の確立により送信する。このリセット確
認メッセージMES7を受信して初めて代行要求装置2
6は、切替動作352に示すように代行要求非動作モー
ドREQ1に切り替わる。図30は、代行要求装置26
からの最初のリセット要求メッセージMES6の送信に
対し、代行応答装置24側でリセット動作が行われず、
リセット確認メッセージMES7が送信されなかった場
合の手順を示している。この場合には、リセット要求メ
ッセージMES6の通信コネクション228の確立によ
る送信と同時にタイマT4を起動し、タイマT4のタイ
ムアウトで通信コネクション232を確立して、再送リ
セット要求メッセージMES6を代行応答装置24に送
信する。
【0118】代行応答装置24は切替動作140に示す
ように、代行応答非動作モードRES1に切り替わった
後、通信コネクション234を確立して代行要求装置2
6にリセット確認メッセージMES7を送り、切替動作
352に示すように代行要求非動作モードREQ1に切
り替わることになる。図31は、図30に示した代行要
求装置26側で回線障害の発生と回線障害の復旧を検知
した場合の同期ずれに対するリセット処理を、代行応答
装置24と代行要求装置26について示している。 (8)長時間ポーリングに対する終了処理 図32は、サーバユニット10から特定のクライアント
ユニット例えばクライアントユニット12−3に対しポ
ーリング要求が異常と思われる長時間に亘って行われた
ときの終了処理の手順を示している。代行応答装置24
は最初、代行応答非動作モードRES1にあり、サーバ
ユニット10よりポーリング要求100を最初に受ける
と、切替動作101に示すように代行応答モードRES
2に切り替わる。これによって、ポーリング要求100
に対し代行応答102を送信する。以下、サーバユニッ
ト10からの定期的なポーリング要求に対し代行応答を
送信する。
ように、代行応答非動作モードRES1に切り替わった
後、通信コネクション234を確立して代行要求装置2
6にリセット確認メッセージMES7を送り、切替動作
352に示すように代行要求非動作モードREQ1に切
り替わることになる。図31は、図30に示した代行要
求装置26側で回線障害の発生と回線障害の復旧を検知
した場合の同期ずれに対するリセット処理を、代行応答
装置24と代行要求装置26について示している。 (8)長時間ポーリングに対する終了処理 図32は、サーバユニット10から特定のクライアント
ユニット例えばクライアントユニット12−3に対しポ
ーリング要求が異常と思われる長時間に亘って行われた
ときの終了処理の手順を示している。代行応答装置24
は最初、代行応答非動作モードRES1にあり、サーバ
ユニット10よりポーリング要求100を最初に受ける
と、切替動作101に示すように代行応答モードRES
2に切り替わる。これによって、ポーリング要求100
に対し代行応答102を送信する。以下、サーバユニッ
ト10からの定期的なポーリング要求に対し代行応答を
送信する。
【0119】また代行応答102の送信と同時に、ネッ
トワーク18を経由して代行要求装置26に対し通信コ
ネクションを確立し、代行要求開始メッセージMES1
を送信し、切換え動作300に示すように代行要求装置
26を代行要求モードREQ2とする。これによって代
行要求装置26はポーリング代行要求301を送信し、
クライアントユニット12からはポーリング応答302
が受信され、同様なポーリング代行要求とポーリング応
答が繰り返される。
トワーク18を経由して代行要求装置26に対し通信コ
ネクションを確立し、代行要求開始メッセージMES1
を送信し、切換え動作300に示すように代行要求装置
26を代行要求モードREQ2とする。これによって代
行要求装置26はポーリング代行要求301を送信し、
クライアントユニット12からはポーリング応答302
が受信され、同様なポーリング代行要求とポーリング応
答が繰り返される。
【0120】一方、代行応答装置24にあっては、最初
のポーリング要求100に基づく代行要求開始メッセー
ジMES1の送信と同時に長時間ポーリングによる異常
を監視するタイマT5を監視している。タイマT5は例
えば1時間が設定されている。タイマT5がタイムアウ
トする前に再度、代行要求開始メッセージMES1の送
信あるいは代行応答再開メッセージMES3の受信が行
われると、再スタートとなる。
のポーリング要求100に基づく代行要求開始メッセー
ジMES1の送信と同時に長時間ポーリングによる異常
を監視するタイマT5を監視している。タイマT5は例
えば1時間が設定されている。タイマT5がタイムアウ
トする前に再度、代行要求開始メッセージMES1の送
信あるいは代行応答再開メッセージMES3の受信が行
われると、再スタートとなる。
【0121】タイマT5の設定時間例えば1時間を越え
ても代行要求開始メッセージMES1の送信あるいは代
行応答再開メッセージMES3の受信が再度行われない
ポーリング状態の場合には、タイマT5のタイムアウト
で代行応答装置24は代行要求装置26との間に通信コ
ネクション236を確立し、リセット要求メッセージM
ES6を送信する。リセット要求メッセージMES6を
受けた代行要求装置26は、切替動作354に示すよう
に、代行要求非動作モードREQ1に移行する。
ても代行要求開始メッセージMES1の送信あるいは代
行応答再開メッセージMES3の受信が再度行われない
ポーリング状態の場合には、タイマT5のタイムアウト
で代行応答装置24は代行要求装置26との間に通信コ
ネクション236を確立し、リセット要求メッセージM
ES6を送信する。リセット要求メッセージMES6を
受けた代行要求装置26は、切替動作354に示すよう
に、代行要求非動作モードREQ1に移行する。
【0122】続いてネットワーク18を経由して代行応
答装置24との間に通信コネクション238を確立し、
リセット確認メッセージMES7を送信する。このリセ
ット確認メッセージMES7を受けて代行応答装置24
は、切替動作142に示すように代行応答非動作モード
RES1に切り替わる。図33は、図32の長時間ポー
リングに対する終了処理を行うための代行応答装置24
と代行要求装置26の処理動作を示している。
答装置24との間に通信コネクション238を確立し、
リセット確認メッセージMES7を送信する。このリセ
ット確認メッセージMES7を受けて代行応答装置24
は、切替動作142に示すように代行応答非動作モード
RES1に切り替わる。図33は、図32の長時間ポー
リングに対する終了処理を行うための代行応答装置24
と代行要求装置26の処理動作を示している。
【0123】代行応答装置24は、ステップS1で代行
応答モードRES2に移行した後の、ステップS2の最
初の代行応答、即ち代行要求開始メッセージMES1の
送信に同期して、長時間ポーリングの監視タイマT5を
スタートする。ステップS3で、一度も代行応答非動作
モードRES1に移行せず、あるいは一度も代行応答停
止モードRES3に移行せずにポーリング要求に対する
代行応答が継続していた場合には、ステップS3でタイ
マT5のタイムアウトが判別されたとき、ステップS4
で代行要求装置26に対しリセット要求メッセージME
S6を送信する。尚、図32には示していないが、この
場合にも図27および図30の場合と同様、タイマT4
をスタートする。
応答モードRES2に移行した後の、ステップS2の最
初の代行応答、即ち代行要求開始メッセージMES1の
送信に同期して、長時間ポーリングの監視タイマT5を
スタートする。ステップS3で、一度も代行応答非動作
モードRES1に移行せず、あるいは一度も代行応答停
止モードRES3に移行せずにポーリング要求に対する
代行応答が継続していた場合には、ステップS3でタイ
マT5のタイムアウトが判別されたとき、ステップS4
で代行要求装置26に対しリセット要求メッセージME
S6を送信する。尚、図32には示していないが、この
場合にも図27および図30の場合と同様、タイマT4
をスタートする。
【0124】代行要求装置26は、ステップS101で
代行応答装置24からのリセット要求メッセージMES
6を受信すると、ステップS102で代行要求非動作モ
ードREQ1に切り替え、ステップS103でリセット
確認メッセージMES7を代行応答装置24に送信す
る。代行応答装置24は、ステップS6でリセット確認
メッセージMES7を受信すると、ステップS8で代行
応答動作モードRES1に切り替わる。リセット確認メ
ッセージMES7を受信せずに、ステップS7でタイマ
T4のタイムアウトが判別されると、ステップS4に戻
り、代行要求装置26に対し再度、リセット要求メッセ
ージMES6を送信するようになる。
代行応答装置24からのリセット要求メッセージMES
6を受信すると、ステップS102で代行要求非動作モ
ードREQ1に切り替え、ステップS103でリセット
確認メッセージMES7を代行応答装置24に送信す
る。代行応答装置24は、ステップS6でリセット確認
メッセージMES7を受信すると、ステップS8で代行
応答動作モードRES1に切り替わる。リセット確認メ
ッセージMES7を受信せずに、ステップS7でタイマ
T4のタイムアウトが判別されると、ステップS4に戻
り、代行要求装置26に対し再度、リセット要求メッセ
ージMES6を送信するようになる。
【0125】尚、上記の実施例にあっては、リセット要
求メッセージMES6に対してのみリセット確認メッセ
ージMES7を設けているが、図10に示したそれ以外
のメッセージについても、図34に示すように確認メッ
セージMES8〜MES12を設けるようにしてもよ
い。確認メッセージMES8〜MES12のフォーマッ
トは、図35に示すように、例えばネットウェアー通信
プロトコルのIPXヘッダを例にとると、メッセージ運
搬用情報部70、メッセージ種別識別部72およびコネ
クション識別部74で構成され、メッセージ種別識別部
72に確認メッセージ番号MES8〜MES12が選択
的にセットされることになる。 4.適用システムの拡張 図36は本発明のポーリング代行装置が適用されるサー
バクライアントシステムの他の実施例を示す。この実施
例にあっては、図1に示した広域ネットワーク18と通
信制御装置16,20との間に別の無課金又は固定課金
のローカル・エリア・ネットワークが介在したシステム
構成となっている。
求メッセージMES6に対してのみリセット確認メッセ
ージMES7を設けているが、図10に示したそれ以外
のメッセージについても、図34に示すように確認メッ
セージMES8〜MES12を設けるようにしてもよ
い。確認メッセージMES8〜MES12のフォーマッ
トは、図35に示すように、例えばネットウェアー通信
プロトコルのIPXヘッダを例にとると、メッセージ運
搬用情報部70、メッセージ種別識別部72およびコネ
クション識別部74で構成され、メッセージ種別識別部
72に確認メッセージ番号MES8〜MES12が選択
的にセットされることになる。 4.適用システムの拡張 図36は本発明のポーリング代行装置が適用されるサー
バクライアントシステムの他の実施例を示す。この実施
例にあっては、図1に示した広域ネットワーク18と通
信制御装置16,20との間に別の無課金又は固定課金
のローカル・エリア・ネットワークが介在したシステム
構成となっている。
【0126】即ち、サーバユニット10とクライアント
ユニット12−1はローカル・エリア・ネットワーク1
4に接続され、ローカル・エリア・ネットワーク(第1
ネットワーク)14は代行応答装置24を備えた通信制
御装置(第1通信制御手段)16を介して別のローカル
・エリア・ネットワーク(第2ネットワーク)62に接
続される。このローカル・エリア・ネットワーク62に
は適宜の処理ユニットが接続されている。ローカル・エ
リア・ネットワーク62は通信制御装置(第3通信制御
手段)64を介して広域ネットワーク18に接続され
る。
ユニット12−1はローカル・エリア・ネットワーク1
4に接続され、ローカル・エリア・ネットワーク(第1
ネットワーク)14は代行応答装置24を備えた通信制
御装置(第1通信制御手段)16を介して別のローカル
・エリア・ネットワーク(第2ネットワーク)62に接
続される。このローカル・エリア・ネットワーク62に
は適宜の処理ユニットが接続されている。ローカル・エ
リア・ネットワーク62は通信制御装置(第3通信制御
手段)64を介して広域ネットワーク18に接続され
る。
【0127】サーバユニット10にアクセス可能なクラ
イアントユニット12−2,12−3を接続したローカ
ル・エリア・ネットワーク(第4ネットワーク)22
は、代行要求装置26を備えた通信制御装置(第2通信
制御手段)20を介し別のローカル・エリア・ネットワ
ーク(第3ネットワーク)68に接続されている。ロー
カル・エリア・ネットワーク68は通信制御装置(第4
通信制御手段)66を介して広域ネットワーク18に接
続される。
イアントユニット12−2,12−3を接続したローカ
ル・エリア・ネットワーク(第4ネットワーク)22
は、代行要求装置26を備えた通信制御装置(第2通信
制御手段)20を介し別のローカル・エリア・ネットワ
ーク(第3ネットワーク)68に接続されている。ロー
カル・エリア・ネットワーク68は通信制御装置(第4
通信制御手段)66を介して広域ネットワーク18に接
続される。
【0128】通信制御装置16の代行応答装置24と通
信制御装置20の代行要求装置26は、広域ネットワー
ク18に更に、ローカル・エリア・ネットワーク62と
通信制御装置64、およびローカル・エリア・ネットワ
ーク68と通信制御装置66を含めた複合ネットワーク
に対し、ポーリング要求メッセージおよびポーリング応
答メッセージを直接流さないように、同期制御のための
各種制御メッセージのやり取りを行うことになる。
信制御装置20の代行要求装置26は、広域ネットワー
ク18に更に、ローカル・エリア・ネットワーク62と
通信制御装置64、およびローカル・エリア・ネットワ
ーク68と通信制御装置66を含めた複合ネットワーク
に対し、ポーリング要求メッセージおよびポーリング応
答メッセージを直接流さないように、同期制御のための
各種制御メッセージのやり取りを行うことになる。
【0129】図37は、課金形態をとる2つの広域ネッ
トワークを経由してサーバユニットからクライアントユ
ニットにポーリング要求を行ってポーリング応答を得る
ための拡張されたシステム構成を示す。広域ネットワー
ク18−1に対しては、代行応答装置24−1を備えた
通信制御装置16−1を介して、ローカル・エリア・ネ
ットワーク14のサーバユニット10およびクライアン
トユニット12−1が接続される。通信制御装置16−
1に対しては、ネットワーク18−1のポーリング要求
先側に代行要求装置26−1を備えた通信制御装置20
−1が接続される。
トワークを経由してサーバユニットからクライアントユ
ニットにポーリング要求を行ってポーリング応答を得る
ための拡張されたシステム構成を示す。広域ネットワー
ク18−1に対しては、代行応答装置24−1を備えた
通信制御装置16−1を介して、ローカル・エリア・ネ
ットワーク14のサーバユニット10およびクライアン
トユニット12−1が接続される。通信制御装置16−
1に対しては、ネットワーク18−1のポーリング要求
先側に代行要求装置26−1を備えた通信制御装置20
−1が接続される。
【0130】一方、次の広域ネットワーク18−2のポ
ーリング要求側には、代行応答装置24−2を備えた通
信制御装置16−2が接続され、この通信制御装置16
−2はローカル・エリア・ネットワーク70を介して、
広域ネットワーク18−1側の通信制御装置20−1と
接続される。更に広域ネットワーク18−2には、代行
要求装置26−2を備えた通信制御装置20−2を介し
て、ローカル・エリア・ネットワーク22のクライアン
トユニット12−2,12−3が接続される。
ーリング要求側には、代行応答装置24−2を備えた通
信制御装置16−2が接続され、この通信制御装置16
−2はローカル・エリア・ネットワーク70を介して、
広域ネットワーク18−1側の通信制御装置20−1と
接続される。更に広域ネットワーク18−2には、代行
要求装置26−2を備えた通信制御装置20−2を介し
て、ローカル・エリア・ネットワーク22のクライアン
トユニット12−2,12−3が接続される。
【0131】サーバユニット10からのポーリング要求
は通信制御装置16−1の代行応答装置24−1に与え
られ、サーバユニット10に対する代行応答を行うと同
時に広域ネットワーク18−1に通信コネクションを確
立し、代行処理の同期制御に必要な図10に示した各種
の制御メッセージを通信制御装置の代行要求装置26−
1との間でやり取りし、ポーリング代行処理の開始、停
止、終了、再開、障害復旧に対する同期などの図2の代
行応答装置24と代行要求装置26について示した処理
を行う。
は通信制御装置16−1の代行応答装置24−1に与え
られ、サーバユニット10に対する代行応答を行うと同
時に広域ネットワーク18−1に通信コネクションを確
立し、代行処理の同期制御に必要な図10に示した各種
の制御メッセージを通信制御装置の代行要求装置26−
1との間でやり取りし、ポーリング代行処理の開始、停
止、終了、再開、障害復旧に対する同期などの図2の代
行応答装置24と代行要求装置26について示した処理
を行う。
【0132】更に通信制御装置20−1の代行要求装置
26−1は、ローカル・エリア・ネットワーク70を介
して通信制御装置16−2の代行応答装置24−2に対
しポーリング代行要求を行う。したがって代行応答装置
24−2から見ると、代行要求装置26−1は代行応答
装置24−1に対するサーバユニット10と同等のユニ
ットと見做せる。
26−1は、ローカル・エリア・ネットワーク70を介
して通信制御装置16−2の代行応答装置24−2に対
しポーリング代行要求を行う。したがって代行応答装置
24−2から見ると、代行要求装置26−1は代行応答
装置24−1に対するサーバユニット10と同等のユニ
ットと見做せる。
【0133】代行応答装置24−2は、広域ネットワー
ク18−2を経由した通信コネクションの確立により、
代行要求装置26−2との間で図10に示した各種の同
期制御に必要な制御メッセージのやり取りを行って、ポ
ーリング要求の開始、停止、終了、ネットワークの障害
復旧に対する同期化などの一連の処理を行う。この結
果、通信時間や通信量に応じた課金形態をとっている広
域ネットワーク18−1,18−2のいずれにも直接、
ポーリング要求メッセージおよびポーリング応答メッセ
ージは流れることがなく、代行応答と代行要求の同期制
御に必要最小限の同期制御メッセージの通信で済むこと
から、広域ネットワーク18−1,18−2を経由した
ポーリング処理についても料金上、有利な結果を得るこ
とができる。
ク18−2を経由した通信コネクションの確立により、
代行要求装置26−2との間で図10に示した各種の同
期制御に必要な制御メッセージのやり取りを行って、ポ
ーリング要求の開始、停止、終了、ネットワークの障害
復旧に対する同期化などの一連の処理を行う。この結
果、通信時間や通信量に応じた課金形態をとっている広
域ネットワーク18−1,18−2のいずれにも直接、
ポーリング要求メッセージおよびポーリング応答メッセ
ージは流れることがなく、代行応答と代行要求の同期制
御に必要最小限の同期制御メッセージの通信で済むこと
から、広域ネットワーク18−1,18−2を経由した
ポーリング処理についても料金上、有利な結果を得るこ
とができる。
【0134】尚、上記の実施例は、サーバユニットと1
または複数のクライアントユニットの間のネットワーク
を経由したポーリング代行処理を例にとるものであった
が、これ以外に、ホストコンピュータに対し課金形態を
とるネットワークを介して端末ユニットを接続した場合
のホストコンピュータによるポーリング処理について
も、全く同様に本発明のポーリング代行装置を適用する
ことができる。
または複数のクライアントユニットの間のネットワーク
を経由したポーリング代行処理を例にとるものであった
が、これ以外に、ホストコンピュータに対し課金形態を
とるネットワークを介して端末ユニットを接続した場合
のホストコンピュータによるポーリング処理について
も、全く同様に本発明のポーリング代行装置を適用する
ことができる。
【0135】また、本発明は実施例に示した数値による
限定は受けない。
限定は受けない。
【0136】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、課金上、ポーリングデータを流すことが不利となる
ISDN回線などの課金形態をとるネットワークと、ポ
ーリングデータを流しても、特に課金上の問題のない専
用線やローカル・エリア・ネットワークなどが相互接続
された場合、コンピュータネットワークを経由したポー
リング処理について、課金形態をとるネットワークの両
側にポーリングの代行要求装置とポーリングの代行応答
装置を設け、ポーリングの開始、停止、終了、再開、更
にはネットワーク障害の復旧に伴う初期化について、専
用の同期制御メッセージのやり取りで代行応答装置と代
行要求装置の代行処理を同期化することができ、課金形
態をとるネットワークに直接ポーリングデータを流さな
いことで、ネットワーク利用料金を大幅に低減すること
ができる。
ば、課金上、ポーリングデータを流すことが不利となる
ISDN回線などの課金形態をとるネットワークと、ポ
ーリングデータを流しても、特に課金上の問題のない専
用線やローカル・エリア・ネットワークなどが相互接続
された場合、コンピュータネットワークを経由したポー
リング処理について、課金形態をとるネットワークの両
側にポーリングの代行要求装置とポーリングの代行応答
装置を設け、ポーリングの開始、停止、終了、再開、更
にはネットワーク障害の復旧に伴う初期化について、専
用の同期制御メッセージのやり取りで代行応答装置と代
行要求装置の代行処理を同期化することができ、課金形
態をとるネットワークに直接ポーリングデータを流さな
いことで、ネットワーク利用料金を大幅に低減すること
ができる。
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のシステム構成図
【図3】図2の通信制御装置のブロック図
【図4】代行応答装置の機能ブロック図
【図5】代行応答用管理テーブルの説明図
【図6】代行要求装置の機能ブロック図
【図7】代行要求用管理テーブルの説明図
【図8】サーバ側代行応答装置の動作モードの説明図
【図9】クライアント側代行要求装置の動作モードの説
明図
明図
【図10】ネットワークを介して通信する同期制御用メ
ッセージの説明図
ッセージの説明図
【図11】同期制御メッセージのフォーマット構成の概
略図
略図
【図12】同期制御メッセージのフォーマット構成の詳
細説明図
細説明図
【図13】代行処理に使用するタイマの機能説明図
【図14】代行開始処理の手順を示したタイムチャート
【図15】代行開始処理のフローチャート
【図16】代行停止処理の手順を示したタイムチャート
【図17】代行停止処理のフローチャート
【図18】代行再開処理の手順を示したタイムチャート
【図19】代行再開処理のフローチャート
【図20】代行処理状態からの終了処理の手順を示した
タイムチャート
タイムチャート
【図21】図20の終了処理のフローチャート
【図22】代行停止状態からの終了処理を示したタイム
チャート
チャート
【図23】図22の終了処理のフローチャート
【図24】代行停止状態からの終了処理の他の実施例を
示したタイムチャート
示したタイムチャート
【図25】図24の終了処理のフローチャート
【図26】代行応答側で回線障害復旧を検出した時のリ
セット処理のタイムチャート
セット処理のタイムチャート
【図27】図26でリセット応答が得られなかった場合
のタイムチャート
のタイムチャート
【図28】図26及び図27のリセット処理のフローチ
ャート
ャート
【図29】代行要求側で回線障害復旧を検出した時のリ
セット処理のタイムチャート
セット処理のタイムチャート
【図30】図29でリセット応答が得られなかった場合
のタイムチャート
のタイムチャート
【図31】図29及び図30のリセット処理のフローチ
ャート
ャート
【図32】長時間ポーリングに対する異常終了処理のタ
イムチャート
イムチャート
【図33】図32の異常終了処理のフローチャート
【図34】追加的に設けた応答メッセージの説明図
【図35】図34の応答メッセージのフォーマット説明
図
図
【図36】本発明が適用される拡張システムの説明図
【図37】2つのネットワークを経由した場合の拡張シ
ステムの説明図
ステムの説明図
10:サーバユニット(共用ユニット) 12,12−1〜12−5:クライアントユニット(処
理ユニット) 14,,22,62,68,70:ローカル・エリア・
ネットワーク(LAN) 16,16-1,16-2,20,20-1,20-2,64,
66:通信制御装置 18,18−1,18−2:広域ネットワーク(WA
N) 24,24−1,24−2:代行応答装置(代行応答手
段) 26,26−1,26−2:代行要求装置(代行要求手
段) 28:LAN側制御部 30:ネットワーク側制御部 32,38:CPU 34,40:メモリ 36:LANインタフェース 42:ネットワークインタフェース 46:ポーリング代行応答処理部 48,56:ポーリング管理テーブル制御部 50:代行応答用管理テーブル 52,54:同期制御メッセージ処理部 58:代行要求用管理テーブル 60:ポーリング代行要求処理部 70:メッセージ運搬用情報部(IPXヘッダ) 72:メッセージ種別識別部 74:コネクション識別部
理ユニット) 14,,22,62,68,70:ローカル・エリア・
ネットワーク(LAN) 16,16-1,16-2,20,20-1,20-2,64,
66:通信制御装置 18,18−1,18−2:広域ネットワーク(WA
N) 24,24−1,24−2:代行応答装置(代行応答手
段) 26,26−1,26−2:代行要求装置(代行要求手
段) 28:LAN側制御部 30:ネットワーク側制御部 32,38:CPU 34,40:メモリ 36:LANインタフェース 42:ネットワークインタフェース 46:ポーリング代行応答処理部 48,56:ポーリング管理テーブル制御部 50:代行応答用管理テーブル 52,54:同期制御メッセージ処理部 58:代行要求用管理テーブル 60:ポーリング代行要求処理部 70:メッセージ運搬用情報部(IPXヘッダ) 72:メッセージ種別識別部 74:コネクション識別部
Claims (21)
- 【請求項1】通信を行うネットワーク(18)と、 情報資源を保持し、外部からの要求に応じて該当する資
源の利用を確保し、更に資源の利用元に対し動作を確認
するためのポーリング要求を送信して応答が得られない
場合に、該利用元のために確保している資源を開放する
共用ユニット(10)と、 前記ネットワーク(18)を経由して前記共用ユニット
(10)の情報資源を利用する処理ユニット(12)
と、 前記共用ユニット(10)を前記ネットワーク(18)
に接続し、通信要求に基づいて前記処理ユニット(1
2)を含む他のユニットとの間に通信コネクションを確
立させる第1通信制御手段(16)と、 前記処理ユニット(12)を前記ネットワーク(18)
に接続し、通信要求に基づいて前記共用ユニット(1
0)を含む他のユニットとの間に通信コネクションを確
立させる第2通信制御手段(20)と、 前記第1通信制御手段(16)に設けられ、前記ネット
ワーク(18)を経由した前記処理ユニット(12)側
の第2通信制御手段(20)との間の同期制御メッセー
ジの交換に基づき、前記共用ユニット(10)からのポ
ーリング要求に対する代行応答を処理する代行応答手段
(24)と、 前記第2通信制御手段(20)に設けられ、前記ネット
ワーク(18)を経由した前記代行応答手段(24)と
の間の同期制御メッセージの交換に基づき、前記処理ユ
ニット(12)に対するポーリング代行要求を処理する
代行要求手段(26)と、を備えたことを特徴とするポ
ーリング代行装置。 - 【請求項2】請求項1記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行応答手段(24)は、前記共用ユニット(1
0)からポーリング要求を受信した際に、前記ネットワ
ーク(18)を経由して前記代行要求手段(26)に代
行要求開始メッセージを送信すると共に、前記共用ユニ
ット(10)に対し前記ポーリング代行応答の送信を開
始し、 前記代行要求手段(26)は、前記代行応答手段(2
4)から前記代行要求開始メッセージを受信した際に、
前記処理ユニット(12)に対しポーリング代行要求の
送信を開始することを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項3】請求項2記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行応答手段(24)は、ポーリング代行応答の開
始後は、前記共用ユニット(10)からポーリング要求
を受信するごとに、ポーリング代行応答を返送し、 前記代行要求手段(26)は、ポーリング代行要求の開
始後は、前記処理ユニット(12)からポーリング応答
が受信されている限り、定期的にポーリング代行要求を
送信することを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項4】請求項3記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行要求手段(26)は、前記処理ユニット(1
2)に対してポーリング代行要求を送信してからの時間
を監視し、該監視時間が所定時間(T0)を越えた場
合、再びポーリング代行要求を送信して時間監視を行う
プロセスを繰り返すことを特徴とするポーリング代行装
置。 - 【請求項5】請求項2記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行要求手段(26)は、ポーリング代行要求を送
信してから前記処理ユニット(12)からのポーリング
応答が受信されるまでの時間を監視し、該監視時間が所
定時間(T1)を越えた場合、前記処理ユニット(1
2)の動作終了と判断し、前記ネットワーク(18)を
経由して前記代行応答手段(24)に代行応答停止メッ
セージを送信し、 前記代行応答手段(24)は、前記ネットワーク(1
8)を経由して前記代行応答停止メッセージを受信した
場合、前記共用ユニット(10)からのポーリング要求
に対する代行応答の送信を一時的に停止することを特徴
とするポーリング代行装置。 - 【請求項6】請求項5記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行要求手段(26)は、前記代行応答停止メッセ
ージの送信後に、前記処理ユニット(12)からポーリ
ング応答を受信した場合、前記ネットワーク(18)を
経由して前記代行応答手段(24)に代行応答再開メッ
セージを送信し、 前記代行応答手段(24)は、前記共用ユニット(1
0)に対するポーリング代行応答を停止した後に、前記
ネットワーク(18)を経由して前記代行応答再開メッ
セージを受信した場合、前記共用ユニット(10)から
のポーリング要求に対する応答を再開することを特徴と
するポーリング代行装置。 - 【請求項7】請求項2記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行応答手段(24)は、前記共用ユニット(1
0)からのポーリング要求の繰り返し時間を監視し、該
監視時間が所定時間(T2)を越えた場合に、前記ポー
リング要求が停止したと判断し、前記ネットワーク(1
8)を経由して前記代行要求手段(26)に代行要求終
了メッセージを送信し、 前記代行要求手段(26)は、代行要求の処理中に、前
記ネットワーク(18)を経由して前記代行要求終了メ
ッセージを受信した場合、前記処理ユニット(12)へ
のポーリング代行要求を終了させることを特徴とするポ
ーリング代行装置。 - 【請求項8】請求項5記載のポーリング代行装置に於い
て、 前記代行要求手段(26)は、前記処理ユニット(1
2)の動作終了と判断した後にポーリング代行要求を送
信して前記処理ユニット(12)からのポーリング応答
の時間を監視し、該監視時間が所定時間(T3)を越え
た場合、前記処理ユニット(12)に対するポーリング
代行要求の送信を停止すると共に、前記ネットワーク
(18)を経由して前記代行応答手段(24)に代行応
答終了メッセージを送信し、 前記代行応答手段(24)は、前記共用ユニット(1
0)からのポーリング要求に対する代行応答を一時停止
している状態で、前記ネットワーク(18)を経由して
前記代行応答終了メッセージを受信した場合、ポーリン
グ代行処理を終了させることを特徴とするポーリング代
行装置。 - 【請求項9】請求項2乃至8記載のポーリング代行装置
に於いて、 前記代行応答手段(24)は、ネットワーク(18)の
障害発生を検出した後に障害復旧を検出した場合、前記
ネットワーク(18)を経由して前記代行要求手段(2
6)にリセット要求メッセージを送信し、 前記代行要求手段(26)は、前記ネットワーク(1
8)を経由して前記代行応答手段(24)からリセット
要求メッセージを受信した場合、代行要求動作を初期化
した後に、前記ネットワーク(18)を経由して前記代
行応答手段(24)にリセット確認メッセージを送信し
て前記代行応答手段(24)の代行応答動作を初期化さ
せることを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項10】請求項9記載のポーリング代行装置に於
いて、 前記代行応答手段(24)は、前記リセット要求メッセ
ージを送信してから前記リセット確認メッセージを受信
するまでの時間を監視し、該監視時間が所定時間(T
4)を越えた場合、前記リセット要求メッセージを再度
送信することを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項11】請求項2乃至8記載のポーリング代行装
置に於いて、 前記代行要求手段(26)は、ネットワーク(18)の
障害発生を検出した後に障害復旧を検出した場合、前記
ネットワーク(18)を経由して前記代行応答手段(2
4)にリセット要求メッセージを送信し、 前記代行応答手段(24)は、前記ネットワーク(1
8)を経由して前記代行要求手段(26)からリセット
要求メッセージを受信した場合、代行応答動作を初期化
した後に、前記ネットワーク(18)を経由して前記代
行要求手段(26)にリセット確認メッセージを送信し
て前記代行要求手段(26)の代行要求動作を初期化さ
せることを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項12】請求項11記載のポーリング代行装置に
於いて、 前記代行要求手段(26)は、前記リセット要求メッセ
ージを送信してから前記リセット確認メッセージを受信
するまでの時間を監視し、該監視時間が所定時間(T
4)を越えた場合、前記リセット要求メッセージを再度
送信することを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項13】請求項2乃至8記載のポーリング代行装
置に於いて、 前記代行応答手段(24)は、前記共用ユニット(1
0)からの特定の相手先に対し繰り返し行われるポーリ
ング要求の時間を監視し、該監視時間が所定時間(T
5)を越えた時に、前記ネットワーク(18)を経由し
て前記代行要求手段(26)にリセット要求メッセージ
を送信し、 前記代行要求手段(26)は、前記ネットワーク(1
8)を経由して前記代行応答手段(24)からリセット
要求メッセージを受信した場合、代行要求動作を初期化
した後に、前記ネットワーク(18)を経由して前記代
行応答手段(24)にリセット確認メッセージを送信し
て前記代行応答手段(24)の代行応答動作を初期化さ
せることを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項14】請求項13記載のポーリング代行装置に
於いて、 前記代行応答手段(24)は、前記リセット要求メッセ
ージを送信してから前記リセット確認メッセージを受信
するまでの時間を監視し、該監視時間が所定時間(T
4)を越えた場合、前記リセット要求メッセージを再度
送信することを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項15】請求項2,3又は7記載のポーリング代
行装置に於いて、 前記代行要求手段(26)は、前記代行要求開始メッセ
ージまたは代行要求終了メッセージの受信に対し各々の
確認メッセージを送信することを特徴とするポーリング
代行装置。 - 【請求項16】請求項2,5,6又は8記載のポーリン
グ代行装置に於いて、 前記代行応答手段(24)は、前記代行応答停止メッセ
ージ、代行応答再開メッセージ、または代行応答終了メ
ッセージの受信に対し、各々の確認メッセージを送信す
ることを特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項17】請求項1乃至16記載のポーリング代行
装置に於いて、前記ネットワーク(18)は、通信の利
用度合に応じて課金を行うことを特徴とするポーリング
代行装置。 - 【請求項18】請求項1記載のポーリング代行装置に於
いて、 前記代行応答手段(24)を備えた第1通信制御手段
(16)は、前記共用ユニット(10)を有する無課金
又は固定課金のネットワーク(14)を前記ネットワー
ク(18)に接続し、前記代行要求手段(26)を備え
た第2通信制御手段(20)は、前記処理ユニット(1
2)を有する他の無課金又は固定課金のネットワーク
(22)を前記ネットワーク(18)に接続したことを
特徴とするポーリング代行装置。 - 【請求項19】請求項1記載のポーリング代行装置に於
いて、 前記代行応答手段(24)を備えた第1通信制御手段
(16)は、前記共有ユニット(18)を有する無課金
又は固定課金の第1ネットワークを、同じく無課金又は
固定課金の第2ネットワーク(62)に接続し、 第3通信制御手段(64)は、前記第2ネットワーク
(62)を通信の利用度合に応じて課金を行う前記ネッ
トワーク(18)に接続し、 第4通信制御手段(66)は前記ネットワーク(18)
を無課金又は固定課金の第3ネットワーク(68)に接
続し、 前記代行要求手段(26)を備えた第2通信制御手段
(20)は、前記処理ユニット(12)を有する他の無
課金又は固定課金の第4ネットワーク(22)を、前記
第3ネットワーク(68)に接続したことを特徴とする
ポーリング代行装置。 - 【請求項20】請求項1記載のポーリング代行装置に於
いて、 前記共用ユニット(10)と前記処理ユニット(12)
を、複数の前記ネットワーク(18−1,18−2)を
経由して接続し、各ネットワーク(18−1,18−
2)の共用ユニット側に前記代行応答手段(24−1,
24−2)を備えた第1通信制御手段(16−1,16
−2)を設けると共に、各ネットワーク(18−1,1
8−2)の処理ユニット側に前記代行要求手段(26−
1,26−2)を備えた第2通信制御手段(20−1,
20−2)を設けて接続したことを特徴とするポーリン
グ代行装置。 - 【請求項21】請求項1乃至17記載のポーリング代行
装置に於いて、前記共用ユニット(10)はサーバユニ
ットであり、前記処理ユニット(12)はクライアント
ユニットであることを特徴とするポーリング代行装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138539A JPH086898A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ポーリング代行装置 |
US08/438,893 US5694543A (en) | 1994-06-21 | 1995-05-10 | Polling substitution system for performing polling communications within a computer network |
GB9813356A GB2324010B (en) | 1994-06-21 | 1995-05-26 | Communication apparatus |
GB9813352A GB2324009B (en) | 1994-06-21 | 1995-05-26 | Communication apparatus |
GB9510800A GB2290681B (en) | 1994-06-21 | 1995-05-26 | Polling substitution system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6138539A JPH086898A (ja) | 1994-06-21 | 1994-06-21 | ポーリング代行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086898A true JPH086898A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15224526
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