JPH0868694A - 蛍光相関分光学的分析方法およびこれを実施する装置 - Google Patents

蛍光相関分光学的分析方法およびこれを実施する装置

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JPH0868694A
JPH0868694A JP7193147A JP19314795A JPH0868694A JP H0868694 A JPH0868694 A JP H0868694A JP 7193147 A JP7193147 A JP 7193147A JP 19314795 A JP19314795 A JP 19314795A JP H0868694 A JPH0868694 A JP H0868694A
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closer
fiber
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JP7193147A
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Thomas Dr Friedrich
トーマス、フリードリッヒ
Dieter Dr Horn
ディーター、ホルン
Juergen Dr Klingler
ユルゲン、クリングラー
Harm Dr Wiese
ハルム、ヴィーゼ
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Original Assignee
BASF SE
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    • G01N21/63Systems in which the material investigated is excited whereby it emits light or causes a change in wavelength of the incident light optically excited
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    • G01N21/6408Fluorescence; Phosphorescence with measurement of decay time, time resolved fluorescence
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    • G01N2021/6484Optical fibres

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要とされる微小な観測空間容積をもたら
し、簡潔で、移動使用および、近接し難い帯域における
観測を可能ならしめる蛍光相関分光学的分析方法および
装置を提供すること。 【解決手段】 流動速度、拡散係数、容積収縮の測定を
可能ならしめる、蛍光相関分光学的分析方法および装置
であって、光源1から放射される励起光を、第1光ファ
イバ導波管2によりファイバカプラー3に、ここから第
2光ファイバ導波管4により試料6に誘導し、試料粒子
から放射される蛍光を、第2光ファイバ導波管4により
ファイバカプラー3に、ここから第3光ファイバ導波管
8により検知器10に誘導する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蛍光相関分光学(F
CS)的分析方法および装置に関し、ことに本来蛍光を
発し、または蛍光物質で附標識された粒子の流動速度、
熱拡散常数を測定する方法、装置に関する。
【0002】
【従来技術】FCSは粒子の流動速度、拡散率、容積収
縮を測定するための公知の方法である。例えばPhy
s.Rev.lett.29(1972)705−70
8頁におけるD、マグデ、E、L、エルソンおよびW、
W、ウエブの論稿、1991年、ニューヨーク在プレナ
ム、プレス社刊、「トピックス、イン、フルオレセン
ス、スペクトロスコラピー」(J、R、ラコウィッチ
編)第1巻、337−410頁におけるN、L、トムス
ンの論稿には、このような方法が記載されている。
【0003】FCS法においては、供与される励起光に
より試料粒子が励起されて、試料液容積の一部において
蛍光を放射する。この蛍光を捕集し、検知器に供与す
る。検知器に記録されている光子割合は、特定の時間
に、観測されている空間容積中に存在する粒子の数と共
に変化する。上述した種々のパラメータは、自己相関関
数を使用して、この信号の変動から算出され得る。
【0004】必要な変動は、観測されている空間容積が
小さく、従ってここに入り、ここから出る粒子が信号割
合で変化する場合においてのみ生起する。そうでない場
合には、統計的に平均して正確に同数の粒子が観測空間
容積内に入り、これから出るので、信号割合は定常的に
止まり、この場合、測定された信号を評価することはで
きない。
【0005】一般的に観測される空間容積は数重方ミク
ロン程度であって、このような容積をもたらすことがF
CSの重要な課題の一つである。
【0006】この課題は共蒸点顕微鏡レンズ系を使用す
ることにより解決され得る。標準的顕微鏡装置の照射ビ
ーム路程および観測ビーム路程において、それぞれ中間
画像面にピンホール孔隙が設けられ、従って観測下の対
象における照射孔隙の画像は、正確に照射孔隙口上に現
れる。
【0007】しかしながら、このような装置では、光学
系の使用からもたらされる重大な不利点がある。光学系
は高コストであり、容積が大きく、調節が複雑であり、
またほこり、振動に対して極めて敏感に過ぎる。またこ
のような光学系の移動しながらの使用は全く不可能であ
る。観測されるべき試料は、常に光学系に対して直接的
に載置されねばならないから、このような光学系を例え
ばパイプラインの中、人体の中などアクセス不能もしく
は著しく困難な部分の観測はできない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この技術分野
において解決されるべき課題ないし本発明の目的は、必
要とされる微小な観測空間容積をもたらし、簡潔で、移
動使用および、近接し難い帯域における観測を可能なら
しめる蛍光相関分光学的分析方法および装置を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は特許請求の範囲
において規制されている方法および装置に関するもので
あって、包括的な特徴を示せば、簡潔であって、しかも
アクセス困難な帯域においてもなお移動可能な蛍光相関
分光学的分析、測定方法および装置に関するものであ
る。
【0010】この新規方法において、励起光は第1の光
ファイバ導波管によりファイバカップラに、ここから第
2の光ファイバ導波管により試料に向けて誘導される。
これに対応して試料粒子により放射される蛍光は、上記
第2導波管によりファイバカプラに、これから第3の光
ファイバ導波管により検知装置に誘導される。
【0011】その改変実施態様においては、光源により
放射される励起光は、光ファイバ導波管により試料に、
これに対応して試料粒子により放射される蛍光は、さら
に他の光ファイバ導波管により検知器に誘導される。
【0012】好ましい実施態様においては、光源、試
料、検知器および必要に応じてファイバカプラー間の一
部の、またはすべての光伝送のために光ファイバモノモ
ード導波管が使用される。
【0013】またさらに他の好ましい実施態様において
は、光ファイバ導波管端部は試料液中に浸漬され、ある
いは上記端部は透明層により試料から隔離される。
【0014】励起および検知のために2本の別個の光フ
ァイバが使用される場合、これらの一方または両者の端
部が、試料液中に浸漬されまたは透明層でこれから隔離
される。
【0015】さらに他の好ましい実施態様においては、
試料に近い方の光ファイバ導波管端部は、傾斜面を成
す。換言すればこの端部表面に対する垂線は光ファイバ
軸線に対して少くとも1°の角度を成す。これにより励
起光の反射光部分が、ファイバ中核内に戻らないように
なされる。励起および検知のために別個の光ファイバ導
波管が使用される場合、その両方または一方の端面が、
上述した傾斜面になされる。
【0016】また他の好ましい実施態様において、第2
の光ファイバ導波管の端部は、引伸ばしにより尖端を形
成し、その円錐状周面部分には蒸着による金属被覆が形
成される。
【0017】励起および検知のために別個のファイバが
使用される場合、その一方または両方の端部に上記の引
伸ばし尖端の形成、金属蒸着被覆がもたらされる。
【0018】また好ましい実施態様において、試料に近
い方の第2光ファイバ導波管端部から0.1mm以下の
間隔を置いて板体が装着される。励起および検知のため
に別個の光ファイバ導波管が使用される場合、上記板体
は両導波管端部に装着されてもよい。
【0019】上記した本発明による蛍光相関分光学的分
析方法を実施する新規装置は、光源とファイバカプラを
接続する第1の光ファイバ導波管を有する。また第2の
光ファイバ導波管がこのファイバカプラを試料に、第3
の光ファイバ導波管がファイバカプラを検知器にそれぞ
れ接続する。
【0020】好ましい実施態様装置においては、光源、
試料、検知器、および必要に応じて光カプラを接続する
ためのいずれかの光ファイバ導波管またはすべての導波
管は、モノモード導波管である。
【0021】さらに好ましい実施態様装置においては、
第2光ファイバ導波管の一方端部は、試料液中に浸漬さ
れるようになされており、励起および検知のための別個
の光ファイバ導波管が使用される場合には、これら両導
波管のいずれか一方または両方の端部がこのようになさ
れている。
【0022】さらに他の好ましい実施態様装置におい
て、第2光ファイバ導波管は、透明層により試料から隔
離されており、励起、検知のためそれぞれ別個の光ファ
イバ導波管が使用される場合、この両導波管の一方また
は両方の端部が、透明層隔離される。
【0023】他の好ましい実施態様装置において、第2
光ファイバ導波管の試料に近い方の端部は、斜面として
形成され、その端部表面に対する垂線と、ファイバ軸線
とは少くとも1°の角度を成し、励起光のこの傾斜面に
おける反射光部分が、光ファイバ中核に戻ることがない
ようになされている。励起、検知のために別個の光ファ
イバ導波管が使用される場合、これら両者のいずれか一
方の端部または両方の各端部にこのような傾斜面が形成
されている。
【0024】さらに好ましい実施態様装置においては、
試料に近い方の第2光ファイバ導波管端部は引伸ばしに
よる先端として形成され、これに近い円錐状周面に蒸着
金被覆が施こされている。励起、検知のために別個の光
ファイバ導波管が使用される場合、これら両者の試料に
近い方の各端部に引伸ばし尖端が形成され蒸着金属被覆
が施こされる。
【0025】また好ましい実施態様装置において、第2
光ファイバ導波管の試料に近い方の端部から0.1mm
以下の間隔を置いて、板体が装着される。励起、検知の
ために別個の光ファイバ導波管が使用される場合、これ
ら両導波管各端部のいずれか一方または両方に対向し
て、上記板体が装着される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下において、好ましい実施態様
を説明する添付図面を参照して本発明をさらに具体的に
説明する。
【0027】図1は本発明による新規な方法および装置
を原理的に説明する3態様の図面であって、一般的には
レーザまたはレーザダイオードのような光源1は、励起
光を放射し、これは第1の光ファイバ導波管2に供与さ
れる。この励起光はファイバカプラー3および第2のフ
ァイバ導波管4を経て試料6に供与される。
【0028】この試料粒子6の流速、拡散係数、容積収
縮が観測され、測定されるのであるが、この粒子は蛍光
を発するか、または蛍光粒子で目印されている。この供
与された励起光により誘発された蛍光は、第2光ファイ
バ導波管4で捕集され、ファイバカプラー3を経て検知
器10に供与される。ファイバ境界面で反射して戻ろう
とする励起光部分を吸収するため、検知器前面にスペク
トルフィルタ9を装着するのが好ましい。
【0029】必要とされる観察空間容積は、励起光が第
2光ファイバ導波管4の端部から直接的に試料6に到達
することによりもたらされる。わずかに数ミクロン程度
の微小なファイバ直径のために、励起光は数ミクロンの
直径を有する筒体中に在る試料粒子に衝突する。ファイ
バの長さ方向において光が試料中に進入する深さも僅少
であるから、これによりもたらされる観察空間容積は数
立方ミクロン程度である。
【0030】本発明方法によれば、観測、測定に顕微鏡
レンズ系を使用する必要はない。本発明装置はこのため
に簡潔であり頑丈であるから、FCS装置を移動させて
使用することができる。光ファイバ導波管は極めてコン
パクトであるので、本発明によるFCS測定方法は、配
管、エンジン燃焼スペース、人体のようなアクセスし難
いまたは狭いところでも容易に実施され得る。
【0031】4ゲートのファイバカプラーを使用すると
きは、図1にBに示されるように、励起光がさらに他の
ファイバ導波管5を経て屈折率整合液中に導かれるの
で、検知に関して有利である。ファイバ導波管と屈折率
整合液の屈折率は同じであるからファイバ導波管5の端
部で反射光が抜出ることが阻止される。
【0032】本発明の改変実施態様が図1の(C)に示
されており、この場合、光源1で放射された励起光は、
試料6に供与され、検知された蛍光の検知器10への復
帰は2本の別個のファイバ導波管4および10により行
われる。これら導波管は、異なる波長の励起光および蛍
光に適合せしめられる。検知器の前方に配置されたスペ
クトルフィルタは、過度の励起光が検知ファイバに入り
得るので好ましい。限定された観測空間を得るため2本
のファイバ導波管端部は、測定の間、相互に励起光を試
料部分に供与し、これからの蛍光を検知し得る位置を占
めねばならない。図2の(A)および(B)は、励起フ
ァイバ13および検知ファイバ15の可能な配置態様を
示す。観測空間容積11は励起ファイバの光出口円錐1
2と検知ファイバの光受領円錐14との重畳部分からも
たらされる。励起光はまた反射面16で反射することが
できる。
【0033】好ましい実施態様において、ファイバ導波
管はモノモード導波管で構成される。これらモノモード
導波管はマルチモード導波管に比べて断面積が小さく、
従って観測空間容積をさらに小さくすることができる。
【0034】好ましい実施態様において、これらファイ
バ導波管の一方または両者の端部は、試料液中に浸漬さ
れる。これにより、試料中の浸漬位置がアクセス困難で
あっても、試料中のどの位置でも簡単に測定し得る。
【0035】さらに他の実施態様が図3に示されてお
り、この場合、ファイバ導波管は試料22内に直接浸漬
されることなく、透明層23により試料から分離されて
いる。この分離層23は、容器壁の一部でもよい。これ
によりFCS測定は試料と直接的に接触することなく行
われ得る。これは例えば試料が、光学的ファイバに対し
て化学的もしくは物理的に有害である場合にことに有利
である。
【0036】本発明のさらに他の実施態様が図4に示さ
れており、この場合、中核32と被覆31.33から成
るファイバ導波管の端部が傾斜面を成し、ファイバ縦軸
線36が、ファイバ端部面34に直交する線35に対し
て、1。より大きい、好ましくは1。から10。の角を
成している。図4の左方と異なり、ファイバ端部が傾斜
面を成す場合、この傾斜界面34で反射する励起光の一
部が、ファイバ導波管の中核32内に戻ることはない。
これにより、蛍光検知の間において背景信号の生起は阻
止ないし軽減される。
【0037】図5は本発明のさらに他の有利な実施態様
を示しており、被覆41と中核42から成るファイバ導
波管の端部は、加熱で引伸ばされて光端を成し、この光
端からの傾斜周面に蒸着金属層が施されている。この蒸
着は、直径が光端附近20nm程度にまで小さくなされ
たオリフィス44が残されるように行われる。従ってモ
ノモードファイバ導波管を使用する場合に比べて、観測
空間容積はさらに減縮される。
【0038】蒸着金属層で被覆された繊維の引伸ばし光
端自体は、例えば「サイエンス」257(1992)の
189頁におけるE.ベツィヒおよびJ.K.トラウト
マンおよび同じく「サイエンス」262(1993)の
1422頁におけるE.ベツィヒおよびR.J.チチェ
スタの論稿に記載されているスキャニング、ニアフィー
ルド、オプチカル、マイクロスコピー(SNOM)から
公知である。このSNOMにおいては、ファイバ光端は
試料上を走過せしめられる。試料表面の画像が、反射光
の位置に応じて変化する輝度から得られる。
【0039】図6に示される好ましい実施例において
は、ファイバ導波管51の端部から0.1mmより小さ
い間隔dを置いて板体52が装着されている。この間隔
dを変えることにより観測空間容積53はさらに減縮さ
れる。
【0040】上述した方法および装置は、その組合せに
より複数の試料を同時に測定するようになされ得る。従
って、信号検知は、複数の検知器を使用して、または一
連のマルチプレクス処理により、併行して行われること
ができる。簡単で廉価なファイバ技術は、ことにマルチ
プレクス法(図7)に適する。この場合、励起光は、フ
ァイバ導波管4からマルチプレクサ4a、さらに他のフ
ァイバ導波管4bを経て、試料6に達する。励起光は種
々相違する試料6に迅速に連続して到達し、これらから
の蛍光が検知される。他の変形実施態様では、多数の光
源がマルチプレクサを経て試料に結合され、これにより
異なる波長の励起光による同時測定が可能になされる。
これは例えば、同じ試料容積で相違する蛍光挙動を示す
複数種類の粒子を分析する場合に有利である。
【0041】
【実施例】測定実施例1 本発明の1実施例として、図1に対応する装置を蛍光で
目印したラテックス粒子の水中濃度測定のために使用し
た。
【0042】110nm径のポリスチレンラテックス粒
子の0.2重量%濃度水性分散液を容器中で攪拌した。
このラテックス粒子を蛍光染料テトラメチルローダミン
で附標識処理した。
【0043】3μm径の中核を有する傾斜端面(φ=
8。)のファイバ導波管を試料溶液中に浸漬し、波長5
14nmのアルゴンイオンレーザにより蛍光をもたら
し、光電子倍増管により、550nm波長パスフィルタ
を介して検知した。
【0044】検知器に記憶された信号をエレクトロニク
ス相関装置に伝送し、時間の関数としての検知器信号I
(t)の振幅から、この相関装置は一般的には30秒の
可変時間Tに対し、以下の等式に対応する相関関数k
(t)を算出する。
【0045】
【数1】 この相関関数k(t)と以下の等式
【0046】
【数2】 の平均検知器信号Imを使用して、以下の規格化自己相
関関数g(t)を算出した。
【0047】
【数3】 蛍光粒子の流動は、規格化自己相関関数g(t)(図
8)において、数値t1/2 で特徴づけられる位置ステッ
プに達する。図8において斜線を附した小円形で示され
るカーブは、短い相関時間における静止(非流動)ラテ
ックス分散液における典型的な自己相関関数カーブを示
す。
【0048】数値t1/2 は、プロットされた規格化自己
相関関数から、ステップの当初値と最終値を決定するこ
とにより得られる。この両者の差が、ステップ高さhで
ある。ステップが半減したときの時間がt1/2 である。
【0049】直径mの中核を有するファイバ導波管の端
部表面を速度vで流過する蛍光粒子は、平均時間tm
【0050】
【数4】 の間にこの中核から出現する光のなかに在る。
【0051】自己相関関数g(t)は、時間0.5tm
(tm=2t1/2 )が経過する間に、その半分まで低減
する。
【0052】従って好ましい流動速度は、測定値t1/2
から算出される。
【0053】
【数5】 図8は測定された規格化自己相関関数を示す、t1/2
は、t1/2 =190μsとして、上述した方法で算出さ
れた。6.2mm/sのラテック粒子平均流速度は、こ
れから算出される。攪拌器速度の変向が、高流動速度ま
たは低流動速度をもたらす。
【0054】図9はラテックス粒子濃度の関数としての
測定蛍光輝度を示す。粒子の液体中濃度と、測定された
輝度との間には広範囲の線形関係が存在し、従ってこの
ようなラテックス粒子の未知試料中濃度は、校正曲線と
して図9を使用することにより決定され得る。両グラフ
は、広い濃度範囲にわたり測定カーブ、校正カーブが線
形関係に在ることを示す。
【0055】測定実施例2 蛍光粒子が拡散の影響下においてのみ流動している場合
には、測定される規格化自己相関関数は下式で示され
る。
【0056】
【数6】 式中のτは粒子が中核直径mと等しい寸法の間隔を粒子
が覆うに必要な平均拡散時間を示す。この時間τは拡散
係数Dによりmと関連せしめられる。
【0057】m2 =4Dτ 直径aを有する球状粒子についての拡散係数は、粒子直
径から直ちに算出され得る。
【0058】
【数7】 式中、kはボルツマン定数、Tは温度、Лは包囲媒体粘
度である。
【0059】従って、上述の等式によるカーブg(t)
が、測定された自己相関関数に適合されれば、粒径はτ
の結果数値から決定され得る。
【0060】
【数8】 他の粒子との凝集により蛍光粒子の明らかな流体力学的
粒度が変化した場合には、この凝集はτ値の変化により
検知され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】新規な本発明装置を原理的に説明する図面であ
る。
【図2】別個の光学的ファイバ導波管により励起および
検知を行う場合、試料に近い方の両ファイバ端部の好ま
しい相互位置を示す図面である。
【図3】分離層により試料から分離されているファイバ
端部を示す図面である。
【図4】ファイバの直線状端部および傾斜端部を並置し
て説明する図面である。
【図5】蒸着された金属層が設けられている光学的ファ
イバ導波管を示す図面である。
【図6】観察される空間容積を変えるように装着された
板体と、これから間隔dを置いて位置するファイバ導波
管を示す図面である。
【図7】マルチプレクス法により複数試料を同時に観測
する場合の、新規の実験的配置を説明する図面である。
【図8】シグナルレートから測定される自己相関関数を
示す図面である。
【図9】蛍光粒子密度の関数としての蛍光輝度を、観測
実施例のグラフとして示す図面である。
【符号の説明】
1・・・ 光源 2・・・ 光ファイバ導波管 3・・・ ファイバカプラー 4・・・ 光ファイバ導波管 4a・・ マルチプレクサ 5・・・ 光ファイバ導波管 6・・・ 試料 7・・・ 屈折率整合液 8・・・ 光ファイバ導波管 9・・・ スペクトルフィルタ 10・・ 検知器 11・・ 観測空間容積 13・・ 励起ファイバ 15・・ 検知ファイバ 16・・ 反射面 22・・ 試料 23・・ 透明層 31・・ 被覆 32・・ 中核 33・・ 被覆 34・・ ファイバ端面 35・・ 直交線 36・・ 縦軸線 41・・ 被覆 42・・ 中核 43・・ 金属層 44・・ オリフィス 51・・ 光ファイバ導波管 52・・ 板体 53・・ 観測空間容積
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン、クリングラー ドイツ、67112、ムターシュタット、ブル ンネンシュトラーセ、31 (72)発明者 ハルム、ヴィーゼ ドイツ、69115、ハイデルベルク、ツェー リンガーシュトラーセ、50

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源(1)により放射される励起光を、
    第1の光ファイバ導波管(2)によりファイバカップラ
    (3)に、これから第2の光ファイバ導波管(4)によ
    り試料(6)に誘導し、試料粒子により放射される蛍光
    を第2光ファイバ導波管(4)によりファイバカップラ
    (3)に、これから第3の光ファイバカップラ(8)に
    より検知器に誘導する蛍光相関光学的分析方法。
  2. 【請求項2】 光源(1)により放射される励起光を、
    第1の光ファイバ導波管(4)により試料(6)に、試
    料粒子により放射される蛍光をさらに他の光ファイバ導
    波管(8)により検知器(10)に誘導し、試料に近い
    方のこれら光ファイバ導波管の各端部を、放射された励
    起光が試料帯域に到達し、これからの蛍光を検知し得る
    ように配置する、蛍光相関光学的分析方法。
  3. 【請求項3】 1個もしくは複数個の光ファイバ導波管
    がモノモード導波管である、請求項(1)または(2)
    による方法。
  4. 【請求項4】 試料に近い光ファイバ導波管端部を、ま
    たは試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部を試料液
    中に浸漬する、請求項(1)から(3)のいずれかによ
    る方法。
  5. 【請求項5】 試料に近い光ファイバ導波管端部を、ま
    たは試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部を透明層
    により試料から隔離する上記請求項のいずれかによる方
    法。
  6. 【請求項6】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部の
    表面に対する垂直線が、ファイバ軸線に対して少くとも
    1°以上の角度、ことに励起光の上記表面からの反射部
    分が、ファイバ中核に戻らないような角度を成す、上記
    請求項のいずれかによる方法。
  7. 【請求項7】 試料に近い方の光ファイバ端部が、また
    は試料に近い方の両光ファイバ各端部が、引伸ばされた
    尖端を成し、この尖端に近い周面部分が蒸着金属で被覆
    されている、上記請求項のいずれかによる方法。
  8. 【請求項8】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部か
    ら、0.1mmより小さい寸法の間隔を置いて板体が装
    着されている、上記請求項のいずれかによる方法。
  9. 【請求項9】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部ま
    たは試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部が、マル
    チプレクサの入力端部に結合され、その複数の出力端部
    が光ファイバ導波管により、試料と結合されるか、また
    は複数の光源が、マルチプレクサを介して試料に達する
    光ファイバ導波管に結合されている、上記請求項のいず
    れかによる方法。
  10. 【請求項10】 請求項(1)から(9)のいずれかに
    よる方法を実施するための装置であって、これが第1光
    ファイバ導波管(2)によりファイバカプラー(3)に
    結合されている光源(1)、この光ファイバカプラー
    (3)により試料(6)に結合されている第2光ファイ
    バ導波管(4)、および第3光ファイバ導波管(8)に
    よりファイバカプラー(3)に結合されている検知器
    (10)を具備する装置。
  11. 【請求項11】 請求項(1)から(9)のいずれかに
    よる方法を実施するための装置であって、光ファイバ導
    波管(4)により試料(6)に結合されている光源
    (1)および光ファイバ導波管(8)により試料(6)
    に結合されている検知器(10)を具備し、試料に近い
    方のこれら両光ファイバ導波管各端部が、放射された励
    起光を試料帯域に誘導し、これから放射される蛍光を検
    知し得るように相対的に配置されている装置。
  12. 【請求項12】 1個もしくは複数個の光ファイバ導波
    管が、モノモード導波管である、請求項(10)または
    (11)による装置。
  13. 【請求項13】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    または試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部が、試
    料液中に浸漬されている、請求項(10)から(12)
    のいずれかによる装置。
  14. 【請求項14】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    または試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部が、透
    明層により試料から隔離されている、請求項(10)か
    ら(13)のいずれかによる方法。
  15. 【請求項15】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    の表面に対する垂直線が、ファイバ軸線に対して少くと
    も1°以上の角度、ことに励起光の上記表面からの反射
    光部分が、ファイバ中核に戻らないような角度を成す、
    請求項(10)から(14)のいずれかによる装置。
  16. 【請求項16】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    または試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部が、引
    伸ばされた尖端を成し、この尖端に近い周面部分が蒸着
    金属により被覆されている、請求項(10)から(1
    5)のいずれかによる装置。
  17. 【請求項17】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    から0.1mmより小さい寸法の間隔を置いて板体が装
    着されている、上記請求項のいずれかによる装置
  18. 【請求項18】 試料に近い方の光ファイバ導波管端部
    または試料に近い方の両光ファイバ導波管各端部が、マ
    ルチプレクサの入力端部に結合され、その複数の出力端
    部が光ファイバ導波管により試料と結合されるか、また
    は複数の光源がマルチプレクサを介して試料に達する光
    ファイバ導波管に結合されている、請求項(10)から
    (17)のいずれかによる装置。
JP7193147A 1994-08-18 1995-07-28 蛍光相関分光学的分析方法およびこれを実施する装置 Withdrawn JPH0868694A (ja)

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