JPH0866789A - レ−ザ加工機 - Google Patents

レ−ザ加工機

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Publication number
JPH0866789A
JPH0866789A JP6226007A JP22600794A JPH0866789A JP H0866789 A JPH0866789 A JP H0866789A JP 6226007 A JP6226007 A JP 6226007A JP 22600794 A JP22600794 A JP 22600794A JP H0866789 A JPH0866789 A JP H0866789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
work
hair material
laser beam
free bearing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6226007A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Urai
直樹 浦井
Tatsuya Daito
達哉 大東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihen Corp
Original Assignee
Daihen Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihen Corp filed Critical Daihen Corp
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Publication of JPH0866789A publication Critical patent/JPH0866789A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のレーザ加工機に比べ、テーブルが安
価で、保守の回数を低減すること。 【構成】 被加工物Wを移動させながら、レーザ発振
器11から出力されたレーザ光12を被加工物Wに照射
して加工するレーザ加工機において、被加工物Wと接触
して被加工物Wを安定かつ平行に下方から支持する一定
の間隔に設置された複数のブラシ400が可撓性を有す
る多数の細い毛状の束で構成されているレーザ加工機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の被加工物を
テーブル上で1軸移動させ、レーザ光をそれと直交方向
に1軸移動することによって得られる2次元運動を利用
したレーザ加工機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、図1乃至図5を参照して従来のレ
ーザ加工機について説明する。 (図1の説明)図1は、レーザ加工機の斜視図である。
同図のレーザ加工機は、レーザ発振器11から発振した
レーザ光12を光学部品13で反射し、トーチ8へ導
き、集光レンズ14によってレーザ光12を集光して被
加工物Wに照射する。そして、被加工物Wとトーチ8と
をX軸及びY軸に沿って相対的に移動させて、被加工物
Wを任意の形状に切断する。5は被加工物Wを保持する
ためのクランプである。
【0004】(図2及び図3の説明)図2は図1のレー
ザ加工機の平面図であり、図3は側面図である。図2及
び図3において、1はレーザ加工機全体を支えるベッド
であり、レーザ発振器11、コラム2、テーブル3等が
設けられている。2はベッド1の上に垂直に設けられ、
ベッド1の平面に平行に張り出しをもつコラムである。
テーブルカバー32内には被加工物Wの移動が自在とな
るように被加工物Wを安定かつ平行に支持するためのフ
リーベアリング4が一定の間隔に複数個埋設されてい
る。前述したクランプ5は、第1のガイド35上に取り
付けられたクランプホルダ34及び第1のナット33を
介して第1のボールネジ7に取り付けられている。第1
のボールネジ7は第1の駆動モータ6によって回転して
第1のナット33を駆動させて、クランプホルダ34を
X軸方向に自在に移動させる。
【0005】トーチ8及び光学部品13は、第2のガイ
ド36上に取り付けられたプレート37及び第2のナッ
ト38を介して第2のボールネジ10に取り付けられて
いる。第2のボールネジ10は、第1のボールネジ7と
同様の機構で、第2の駆動モータ9によって回転して第
2のナット38を駆動させてトーチ8をY軸方向に自在
に移動させる。
【0007】以上図1乃至図3の構成のレーザ加工機に
おいて、テーブルカバー32内に埋設されたフリーベア
リング4上に載せられた被加工物Wは、クランプ5によ
って保持され、X軸方向に移動し、トーチ8はY軸方向
に移動する。この結果、トーチ8に導かれたレーザ光1
2によって被加工物Wを所望の形状に切断することがで
きる。
【0008】(図4の説明)図4は、従来のレーザ加工
機のフリーベアリング4部分の拡大断面図である。同図
においてフリーベアリング4のボデイ20は転動面21
が半球状に加工されている。22は被加工物Wと接する
例えば鋼鉄、ステンレススチール等の金属製、又はウレ
タン、ナイロン等の樹脂製のメインボールで、転動面2
1内に装填された多数の小ボール23によって保持され
ている。メインボール22及び小ボール23はキャップ
24で保持されて、それぞれ自在に回転する構造となっ
ている。
【0009】以上の部品により構成されたフリーベアリ
ング4はテーブルカバー32内部の桟25にボルト締
め、接着、溶接等の方法で、固定されている。また、メ
インボール22の先端は、被加工物Wと接するように、
テーブルカバー32の表面よりもわずかに上面に出てい
る。
【0010】上記のように構成されたレーザ加工機にお
いて、クランプ5によって保持された被加工物Wが移動
すると、被加工物Wと接するメインボール22は回転す
る。
【0011】図5は、従来の他のレーザ加工機のフリー
ベアリング43部分の拡大断面図である。同図におい
て、圧縮空気の供給源40から圧力計付き減圧弁41を
通じて一定の圧力に調整された圧縮空気が、圧力空気配
管42を介してフリーベアリングのボデイ46に供給さ
れる。このフリーベアリングのボデイ46の転動面44
には微細な空気穴45が設けられ、圧縮空気供給源40
によって供給された圧縮空気がこの空気穴45から噴出
し、メインボール22の回転性をよくしている。同図の
他の構成部品は図4と同様であり説明を省略する。
【発明が解決しようとする課題】
【0020】レーザ加工においては、切断時に多数のヒ
ューム、スパッタ等の粉塵が発生する。図4のフリーベ
アリング4において、発生した粉塵はフリーベアリング
4の内部に入り込み、メインボール22及び小ボール2
3を傷付けたり、粉塵自体が固着してメインボール22
の回転を阻害する。
【0021】フリーベアリング4のメインボール22が
回転しないとメインボール22と被加工物Wとの摩擦が
大きくなり、第1のボールネジ7の駆動モータ6の負荷
が大きく、第1の駆動モータ6の故障の原因となる。そ
のため、フリーベアリング4を交換しなくてはならな
い。
【0022】一方、図5のフリーベアリングにおいて
は、メインボール22と小ボール23との間及び小ボー
ル23と転動面44との間に圧縮空気が噴出しているた
め、粉塵は入り込みにくい。そのため、粉塵によるメイ
ンボール22の固着の発生は少ない。しかし、圧縮空気
供給源40、圧力計付き減圧弁41及び複数個埋設され
たフリーベアリング43への圧力空気配管42が各フリ
ーベアリング43に対して必要である。このため、装置
が複雑でコスト高となる問題がある。
【0023】そこで、本発明の目的は、レーザ加工機の
テーブル3において、安価で、保守の回数を低減するこ
とが可能な構造を提供することにある。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明のレーザ加工機
は、被加工物Wを移動させながら、レーザ発振器11か
ら出力されたレーザ光12を被加工物Wに照射して加工
するレーザ加工機において、被加工物Wと接触して被加
工物Wを安定かつ平行に下方から支持する一定の間隔に
設置された複数のブラシ400が、可撓性を有する多数
の細い毛状の束で構成されている。
【0060】
【実施例】図6は、本発明の実施例のレーザ加工機のテ
ーブル3の拡大断面図である。
【0061】図6は、先に示した図4の従来のレーザ加
工機のフリーベアリング部分の拡大断面図に対応する。
同図において、被加工物Wを保持するために図4のフリ
ーベアリングに換えて可撓性のブラシ400が設けられ
ている。被加工物Wの動きは従来技術と同様であり、ワ
ーククランプ5で保持されX軸方向にブラシ400の上
を自在に平行移動する。
【0062】同図において401は、被加工物Wと直接
接するブラシの毛材であり、鋼鉄、ステンレススチール
等の金属、又はウレタン、ナイロン等の樹脂の材質から
できている多数の細い毛状の束で構成されており、プレ
ート402に埋め込まれ固定されている。
【0063】図7は、図6の本発明の実施例の可撓性ブ
ラシ400の拡大図である。又、同図(a)は、平面図
であり、(b)は中央断面図である。
【0064】図8は、本発明の実施例の可撓性ブラシと
被加工物との状態を示す拡大図である。同図(a)は、
被加工物Wを可撓性ブラシ400に載せた図である。同
図(a)において、毛材401は、図6で示したように
テーブルカバー32及びプレート402を固定する桟2
5に直立し、被加工物Wを保持している。図8(b)
は、被加工物WをX1方向に動かした図である。同図
(b)において、被加工物WがX1方向に動くことによ
って、毛材401と被加工物Wとの間で摩擦が起き、X
1方向にしなり、やがて被加工物Wと毛材401との間
で滑りが生じ、被加工物Wは、X1方向へ移動する。被
加工物WがX2方向に動くときは、毛材401は、X2
方向にしなる。このように、被加工物Wが、X1方向又
はX2方向に動くことによって、毛材もX1方向又はX
2方向へしなる。
【0065】レーザ切断で発生したヒューム、スパッタ
等の粉塵は、毛材401の隙間に入り込むが、被加工物
Wと毛材401との滑りによる接触及び、被加工物Wの
移動の際、毛材401がしなることによって生じる振動
で、払いおとされる。このとき、毛材の隙間、毛材間の
スペース等に粉塵が埋積するが、毛材401の機能を損
なうことはない。このため、可撓性のブラシ400の交
換をする必要性が少なくなる。
【0066】可撓性のブラシ400は、毛材の素材、長
さ、太さを変えることによって、可撓性を調整でき、被
加工物Wと可撓性のブラシとの摩擦量及び耐加重性を調
整することができる。また、テーブル3において、異な
った性質のブラシを埋め込んだり、埋め込むブラシの密
度を変えることで操作性を調整することも可能である。
【0100】
【発明の効果】本発明のレーザ加工機において、レーザ
切断で発生したヒューム、スパッタ等の粉塵は、毛材4
01の隙間に入り込むが、被加工物Wと毛材401との
滑りによる接触及び、被加工物Wの移動の際、毛材40
1がしなることによって生じる振動で、払いおとされ
る。このため、従来技術のフリーベアリング4に比べて
可撓性のブラシ400は、交換する必要性が少なくな
り、複雑で高価な機構を附属することがないため、テー
ブル3自身が安価となり、また、交換保守の費用も低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レーザ加工機の斜視図である。
【図2】図1のレーザ加工機の平面図である。
【図3】図1のレーザ加工機の側面図である。
【図4】従来のレーザ加工機のフリーベアリング部分の
拡大断面図である。
【図5】従来の他のレーザ加工機のフリーベアリング部
分の拡大断面図である。
【図6】本発明の実施例のレーザ加工機のテーブルの拡
大断面図である。
【図7】本発明の実施例の可撓性ブラシの拡大図であ
る。
【図8】本発明の実施例の可撓性ブラシと被加工物との
状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 ベッド 2 コラム 3 テーブル 4 フリーベアリング 5 クランプ 6 第1の駆動モータ 7 第1のボールネジ 8 トーチ 9 第2の駆動モータ 10 第2のボールネジ 11 レーザ発振器 12 レーザ光 13 光学部品 14 集光レンズ 20 フリーベアリングのボデイ 21 転動面 22 メインボール 23 小ボール 24 キャップ 25 桟 32 テーブルカバー 33 第1のナット 34 クランプホルダ 35 第1のガイド 36 第2のガイド 37 プレート 38 第2のナット 40 圧縮空気の供給源 41 減圧弁 42 圧力空気配管 43 フリーベアリング 44 転動面 45 空気穴 46 フリーベアリングのボディ 400 可撓性のブラシ 401 毛材 402 プレート W 被加工物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物を移動させながら、レーザ発振
    器から出力されたレーザ光を被加工物に照射して加工す
    るレーザ加工機において、被加工物と接触して被加工物
    を安定かつ平行に下方から支持する一定の間隔に設置さ
    れた複数のブラシが、可撓性を有する多数の細い毛状の
    束で構成されているレーザ加工機。
JP6226007A 1994-08-26 1994-08-26 レ−ザ加工機 Pending JPH0866789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6226007A JPH0866789A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 レ−ザ加工機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6226007A JPH0866789A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 レ−ザ加工機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0866789A true JPH0866789A (ja) 1996-03-12

Family

ID=16838332

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6226007A Pending JPH0866789A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 レ−ザ加工機

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JP (1) JPH0866789A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190011252A (ko) * 2016-06-01 2019-02-01 트룸프 베르크초이그마쉬넨 게엠베하 + 코. 카게 피가공물의 분리 가공용 기계 및 피가공물 부분의 배출 방법

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