JPH086649A - 直流電圧検出回路 - Google Patents

直流電圧検出回路

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Publication number
JPH086649A
JPH086649A JP6159185A JP15918594A JPH086649A JP H086649 A JPH086649 A JP H086649A JP 6159185 A JP6159185 A JP 6159185A JP 15918594 A JP15918594 A JP 15918594A JP H086649 A JPH086649 A JP H086649A
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JP
Japan
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circuit
voltage
input
output
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP6159185A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Tashiro
義昭 田代
Koji Kubota
康治 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH086649A publication Critical patent/JPH086649A/ja
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  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Power Conversion In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1次回路と2次回路を絶縁した高精度、高速
応性で、小型・軽量かつ経済性に優れた直流電圧検出回
路を実現する。 【構成】 抵抗11と12よりなる抵抗分圧回路、抵抗
13とコンデンサ14およびコンデンサ14に並列接続
した定電圧ダイオード15よりなるフィルタ回路1、自
走高周波発振回路2、FET4、高周波トランス3、抵
抗17と19およびコンデンサ18よりなるフィルタと
整流ダイオード16よりなる出力回路5とによって構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、CVCF(Constant
Voltage Constant Frequency)等を構成するインバータ
部やコンバータ部における直流回路の電圧を検出するた
めに設置する直流電圧検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】CVCFを構成する主要回路要素は図3
に示す通りであり、交流入力を直流変換する順変換部1
01、直流入力を交流変換する逆変換部102、および
順変換部101と逆変換部102の間における直流回路
104に接続した直流電源103によって構成してい
る。直流回路104における直流電圧は順変換部101
の出力電圧であるので、順変換部101の運転制御を監
視するうえで必要な測定項目である。また、順変換部1
01が停止したときは直流電源103からの直流電力は
逆変換部102によって交流変換されて出力するが、直
流電源103を構成する蓄電池が長時間放電を継続する
ときは、その直流電圧を検出して、蓄電池が過放電とな
らないように監視する必要がある。
【0003】上述した理由により、CVCF等の構成要
素である直流回路電圧の検出は高精度であるばかりでな
く、高速応答性も必要である。このため、図4(a),
(b),(c)に示すような手段が講じられていた。図4
(a)は直流回路104における直流電圧を分圧抵抗1
10と120とによって分圧し、抵抗111と113お
よびコンデンサ112よりなるフィルタを介して直流電
圧を検出する回路である。この場合においては、入力回
路と出力回路は絶縁されていないので入力回路における
ノイズはそのまま出力回路に現われ、ノイズを抑制する
ためのフィルタは大型になる。
【0004】図4(b)はホトカプラによって1次側と
2次側を絶縁し、2次側に設けた抵抗117と119お
よびコンデンサ118よりなるフィルタを介して直流回
路104から分圧した直流電圧を検出するものである
が、ホトカプラ116を透過するノイズが大きいばかり
でなく、ホトカプラの経年的な特性劣化も著しい。ま
た、前記出力回路に設けるフィルタも大型になる。
【0005】図4(c)は絶縁アンプを使用した例であ
り、分圧抵抗110と120とによって分圧した直流電
圧を抵抗121と123およびコンデンサ122よりな
るフィルタを介して絶縁アンプ124に入力させ、直流
電圧を検出している。一応1次側と2次側は絶縁されて
いるが、絶縁アンプは寸法が大きいばかりでなく値段も
高く、専用の制御電源を必要とする。また、フィルタも
大型となるので、この直流検出回路全体の寸法も大きく
なって経済的にも割高となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
技術による直流電圧検出回路には種々の問題点がある。
この発明はこれらの問題点を解決するためになされたも
のであって、1次回路と2次回路を確実に絶縁すると共
に特別な制御電源も必要としない、高精度であって、し
かも小型・軽量で経済性に優れた直流電圧検出回路を提
供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、1次回路と
2次回路の間にトランスを介在させることによって1次
回路と2次回路を絶縁し、トランスとフィルタ回路を小
型軽量化させるために、入力電圧を分圧した直流電圧を
自走高周波発振回路により駆動されるFETによって高
周波電圧を生成させ、この高周波電圧を高周波トランス
を介して2次側の整流・平滑回路よりなる出力回路に入
力させ、出力回路から平滑された直流電圧を検出するよ
うにした。
【0008】
【作用】抵抗分圧回路の直流出力電圧V1 は、図2
(a)に示すように、FETによって高周波電圧に変換
されて高周波トランスの1次巻線を励磁し、その2次巻
線から出力する電圧VS は VS =V1 ×KD ×N ・・・(1) となる。ここで、KD はFETの導通責務、Nは高周波
トランスの巻線比である。高周波トランスの2次出力電
圧VS は出力回路におけるダイオードによって整流さ
れ、平滑回路を介して直流出力電圧V0 となる。 V0 =VS ×K1 ・・・(2) ここで、K1 は出力回路の設計で決まる変換定数であ
る。(1)式と(2)式から次式を得る。 V0 =V1 ×K1 ×KD ×N=K2 1 ・・・(3) (3)式において、K2 =K1 ×KD ×Nであるから、
0 はV1 に比例した直流電圧となる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1はこの発明の一実施例を示す直流電圧
検出回路の構成を示す回路図である。図1において、直
流回路104の直流電圧は抵抗11と12よりなる抵抗
分圧回路によって分圧され、抵抗12における両端電圧
はV1 となる。直流電圧V1 は抵抗13とコンデンサ1
4よりなるフィルタ回路1に入力して高周波ノイズが除
去される。なお、このフィルタ回路1のコンデンサ14
と並列接続されている定電圧ダイオード15は、入力す
る直流電圧V1 の過電圧を抑制するために設けたもので
ある。
【0010】高周波トランス3の1次巻線の一端はフィ
ルタ回路1の一端と接続され、前記1次巻線の他端はF
ET4を介してフィルタ回路1の他端と接続されてい
る。また、前記フィルタ回路1の両端に並列接続してあ
る自走高周波発振回路2によってFET4は駆動される
ので、高周波トランス3の1次巻線にはFET4の作動
周波数によって決まる高周波電圧が印加され、高周波ト
ランス3の2次巻線からは巻線比によって決まる高周波
電圧が出力する。
【0011】図2(a)は入力した直流電圧V1 とFE
T4の作動によって変換された高周波電圧との関係を示
す波形図である。直流電圧V1 はFET4のスイッチン
グ周波数(自走高周波発振回路2の発振周波数、例えば
200KHz)に対応した矩形波に変換される。従っ
て、図2(a)における矩形波の周期はFET4の導通
責務KD によって決まり KD =tON/T ・・・(4) となる。ここでTはFET4のスイッチング周期、tON
はFET4のオン期間を示す。高周波トランス3の2次
出力電圧VS は(1)式に示す通りであり、抵抗17と
19およびコンデンサ18よりなる平滑回路、および整
流ダイオード16によって構成した出力回路5の出力電
圧V0 は(3)式に示す通りである。即ち、出力電圧V
0 は入力電圧V1 に比例し、変換定数K1 を確定するこ
とによって正確に算出される。また、出力電圧V0 と入
力電圧V1 との関係は図2(b)に示すようになり、出
力電圧V0 は入力電圧V1 の変動に速応して検出され
る。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明による直流電圧検出回路では1次回路と2次回路が高
周波トランスによって絶縁されており、ノイズの透過を
充分に抑制できる。従って、1次回路のフィルタ回路は
簡単なものでよく、出力回路もFETを高周波作動させ
ているので簡易な回路でよい。また、高周波トランスも
小型・軽量であるので、これらの各要素によって構成し
た直流電圧検出回路も小型・軽量となり、経済性にも優
れたものとなる。さらに、高速応答が可能であるので、
直流電圧変動を高精度で検出できる直流電圧検出回路を
実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例を示す回路図。
【図2】波形図。
【図3】CVCFの概略構成図。
【図4】従来の直流電圧検出回路。
【符号の説明】
1 フィルタ回路 2 自走高周波発振回路 3 高周波トランス 4 FET 5 出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した直流電圧を抵抗分圧回路におい
    て分圧し、 分圧された直流電圧をフィルタ回路に入力させて高周波
    ノイズを除去し、 さらに、自走高周波発振回路により駆動されるFETが
    生成する高周波電圧をこのFETと接続した高周波トラ
    ンスの1次回路に入力させて励磁し、 前記高周波トランスの2次出力電圧を整流ダイオードと
    平滑回路より成る出力回路に入力させ、 この出力回路から平滑化された直流電圧を検出すること
    を特徴とする直流電圧検出回路。
JP6159185A 1994-06-17 1994-06-17 直流電圧検出回路 Pending JPH086649A (ja)

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