JPH0866451A - 人体洗浄器 - Google Patents
人体洗浄器Info
- Publication number
- JPH0866451A JPH0866451A JP23080594A JP23080594A JPH0866451A JP H0866451 A JPH0866451 A JP H0866451A JP 23080594 A JP23080594 A JP 23080594A JP 23080594 A JP23080594 A JP 23080594A JP H0866451 A JPH0866451 A JP H0866451A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning liquid
- human body
- bath
- balls
- jet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 洗浄効率に優れかつ未洗浄箇所を残すことな
く洗浄できる人体洗浄器の提供。 【構成】 人体洗浄器１は、洗浄液Ｗと小粒径のボール
Ｂとを混合した混合液を内部に収容する浴槽本体２と、
該浴槽本体２内の混合液中の洗浄液Ｗを循環させて当該
浴槽本体２に設けられた混合液噴射口７〜７から噴射さ
せるための循環噴射装置３とを有する。
く洗浄できる人体洗浄器の提供。 【構成】 人体洗浄器１は、洗浄液Ｗと小粒径のボール
Ｂとを混合した混合液を内部に収容する浴槽本体２と、
該浴槽本体２内の混合液中の洗浄液Ｗを循環させて当該
浴槽本体２に設けられた混合液噴射口７〜７から噴射さ
せるための循環噴射装置３とを有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、人体洗浄器に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、人体の汚れを落とすには、タオ
ル等に洗剤をつけて人体をこすり、次いでシャワー等で
洗剤を落とすのが通常である。
ル等に洗剤をつけて人体をこすり、次いでシャワー等で
洗剤を落とすのが通常である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タオル
等に洗剤をつけて人体をこする作業は手作業であるた
め、特に病院等において患者の洗浄を行う場合に効率が
悪く、また手の届かない場所や、足の指の間のような狭
い箇所が未洗浄のままになってしまいがちとなる不具合
が有った。
等に洗剤をつけて人体をこする作業は手作業であるた
め、特に病院等において患者の洗浄を行う場合に効率が
悪く、また手の届かない場所や、足の指の間のような狭
い箇所が未洗浄のままになってしまいがちとなる不具合
が有った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項１の人体洗浄器は 洗浄液と小粒径
のボールとを混合した混合液を内部に収容する浴槽本体
と、該浴槽本体内の混合液中の洗浄液を循環させて当該
浴槽本体に設けられた洗浄液噴射口から噴射させるため
の循環噴射装置とを有することを特徴とする。また請求
項２の発明は、請求項１の人体洗浄器における前記ボー
ルはセラミックボールであることを特徴とする。さらに
請求項３の発明は、請求項１の人体洗浄器における前記
浴槽本体と前記循環噴射装置とは既存のジェットバスに
備えられたものを利用することを特徴とする。
め、本発明の請求項１の人体洗浄器は 洗浄液と小粒径
のボールとを混合した混合液を内部に収容する浴槽本体
と、該浴槽本体内の混合液中の洗浄液を循環させて当該
浴槽本体に設けられた洗浄液噴射口から噴射させるため
の循環噴射装置とを有することを特徴とする。また請求
項２の発明は、請求項１の人体洗浄器における前記ボー
ルはセラミックボールであることを特徴とする。さらに
請求項３の発明は、請求項１の人体洗浄器における前記
浴槽本体と前記循環噴射装置とは既存のジェットバスに
備えられたものを利用することを特徴とする。
【０００５】
【作用】請求項１の発明では、人体の洗浄を、洗浄液と
小粒径のボールとを混合した混合液中の洗浄液を噴射口
から噴射させることで行うものであり、ボールが人体に
当たって衝突し、付着した汚れを洗浄液により有効に洗
い流すことができる。また請求項２の発明は、ボールを
セラミックボールにより形成したことにより、ボールの
磨耗、破損等を少なくすることができる。さらに請求項
３の発明は、既存のジェットバスの浴槽本体と循環噴射
装置を利用するものであり、洗浄液は湯を利用できるた
め、発明の実施に必要なものは小粒径のボールだけで済
む。
小粒径のボールとを混合した混合液中の洗浄液を噴射口
から噴射させることで行うものであり、ボールが人体に
当たって衝突し、付着した汚れを洗浄液により有効に洗
い流すことができる。また請求項２の発明は、ボールを
セラミックボールにより形成したことにより、ボールの
磨耗、破損等を少なくすることができる。さらに請求項
３の発明は、既存のジェットバスの浴槽本体と循環噴射
装置を利用するものであり、洗浄液は湯を利用できるた
め、発明の実施に必要なものは小粒径のボールだけで済
む。
【０００６】
【実施例】次に本発明の一実施例による人体洗浄器を図
面を参照して説明する。本実施例は既存のジェットバス
に本発明を適用した例を示すものであり、図１に平面視
を、図２に要部断面をそれぞれ示した人体洗浄器１は、
浴槽本体２と循環噴射装置３とを有している。循環噴射
装置３は浴室４の外部に配置されたポンプＰと、浴室４
の壁４Ａを通じて該ポンプＰと浴槽本体２との間に接続
された洗浄液吸入管５及び洗浄液吐出管６とからなって
おり、ポンプＰを起動すると浴槽本体２内の洗浄液（湯
もしくは洗剤を含んだ湯）が浴槽本体２の内壁に設けら
れた図示しない洗浄液吸入口から洗浄液吸入管５を経て
ポンプＰに吸引され、次いで洗浄液吐出管６を経て浴槽
本体２の内壁に設けられた洗浄液噴射口７〜７よりジェ
ットとして噴出するようになっている。なお、これらの
構成は既存のジェットバスに本来的に備えられているも
のである。
面を参照して説明する。本実施例は既存のジェットバス
に本発明を適用した例を示すものであり、図１に平面視
を、図２に要部断面をそれぞれ示した人体洗浄器１は、
浴槽本体２と循環噴射装置３とを有している。循環噴射
装置３は浴室４の外部に配置されたポンプＰと、浴室４
の壁４Ａを通じて該ポンプＰと浴槽本体２との間に接続
された洗浄液吸入管５及び洗浄液吐出管６とからなって
おり、ポンプＰを起動すると浴槽本体２内の洗浄液（湯
もしくは洗剤を含んだ湯）が浴槽本体２の内壁に設けら
れた図示しない洗浄液吸入口から洗浄液吸入管５を経て
ポンプＰに吸引され、次いで洗浄液吐出管６を経て浴槽
本体２の内壁に設けられた洗浄液噴射口７〜７よりジェ
ットとして噴出するようになっている。なお、これらの
構成は既存のジェットバスに本来的に備えられているも
のである。
【０００７】浴槽本体２内には０．５〜５．０mmのアル
ミナボール或いはジルコニアボールからなる小粒径のボ
ールＢが洗浄液Ｗと混合状態で収容されており、各ボー
ルＢには抗菌剤が担持されている。なお、抗菌剤として
は例えば銀、銅、亜鉛、水銀、鉛、錫、ビスマス、カド
ミウムまたはタリウム等の金属イオンおよびその化合物
や安定化塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン、ヨウ化エチ
レン等のハロゲン化合物やアルコール類、フェノール
類、エーテル類、グアニジン類等を挙げることができ、
人体に対する安全性が高くかつ抗菌力が強い点では前記
銀、銅、亜鉛および錫のイオンまたはその化合物が適当
である。ボールＢは原料をこれらの抗菌剤を分散剤で分
散させた後に成形されるものであり、抗菌剤は細胞のエ
ネルギー代謝を不能として細菌、微生物の繁殖を長期間
に亘って抑え、ボールＢの表面等を無菌状態に保持する
ことができるものである。
ミナボール或いはジルコニアボールからなる小粒径のボ
ールＢが洗浄液Ｗと混合状態で収容されており、各ボー
ルＢには抗菌剤が担持されている。なお、抗菌剤として
は例えば銀、銅、亜鉛、水銀、鉛、錫、ビスマス、カド
ミウムまたはタリウム等の金属イオンおよびその化合物
や安定化塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン、ヨウ化エチ
レン等のハロゲン化合物やアルコール類、フェノール
類、エーテル類、グアニジン類等を挙げることができ、
人体に対する安全性が高くかつ抗菌力が強い点では前記
銀、銅、亜鉛および錫のイオンまたはその化合物が適当
である。ボールＢは原料をこれらの抗菌剤を分散剤で分
散させた後に成形されるものであり、抗菌剤は細胞のエ
ネルギー代謝を不能として細菌、微生物の繁殖を長期間
に亘って抑え、ボールＢの表面等を無菌状態に保持する
ことができるものである。
【０００８】また、本実施例では浴槽本体２も上記のよ
うな抗菌剤を担持した樹脂により成形されているもので
ある。
うな抗菌剤を担持した樹脂により成形されているもので
ある。
【０００９】なお、浴槽本体２の上記洗浄液吸入口及び
洗浄液噴射口７〜７には図示しないスクリーンが設けら
れ、ボールＢが循環噴射装置３側に入り込まないように
なっている。
洗浄液噴射口７〜７には図示しないスクリーンが設けら
れ、ボールＢが循環噴射装置３側に入り込まないように
なっている。
【００１０】本実施例では循環噴射装置３のポンプＰを
起動すると、洗浄液Ｗが洗浄液噴射口７〜７から噴射さ
れ、ボールＢが噴流とともに人体に衝突するため、人体
に付着した汚れが有効に洗い流される。ここで、ボール
Ｂは噴流とともに、足の指の間のような隙間にも容易に
到達するので、この部位の汚れも有効に除去できる。ま
たボールＢが人体に衝突することにより、噴流自体によ
る効果に加えてさらに優れたマッサージ効果が得られ
る。
起動すると、洗浄液Ｗが洗浄液噴射口７〜７から噴射さ
れ、ボールＢが噴流とともに人体に衝突するため、人体
に付着した汚れが有効に洗い流される。ここで、ボール
Ｂは噴流とともに、足の指の間のような隙間にも容易に
到達するので、この部位の汚れも有効に除去できる。ま
たボールＢが人体に衝突することにより、噴流自体によ
る効果に加えてさらに優れたマッサージ効果が得られ
る。
【００１１】また、本実施例は既存のジェットバスをそ
のまま利用するため、発明を容易かつ安価に実施できる
ものである。
のまま利用するため、発明を容易かつ安価に実施できる
ものである。
【００１２】さらに、人体への衝突に供する上記ボール
Ｂとしては上記したセラミック製のものが磨耗、破損等
が少なく、長期間にわたり上記洗浄効果を達成できる点
で最も好ましいが、セラミック以外の材料、例えばセラ
ミックよりも軟質な他の適当な材料を利用することもで
き、さらにはボールの粒径は上記範囲に限らず、さらに
大きな値とすることもできる。
Ｂとしては上記したセラミック製のものが磨耗、破損等
が少なく、長期間にわたり上記洗浄効果を達成できる点
で最も好ましいが、セラミック以外の材料、例えばセラ
ミックよりも軟質な他の適当な材料を利用することもで
き、さらにはボールの粒径は上記範囲に限らず、さらに
大きな値とすることもできる。
【００１３】
【発明の効果】請求項１の発明では人体の洗浄を、ボー
ルの人体への衝突を利用して行うものであるため汚れの
除去効果が優れ、かつ優れたマッサージ効果を与えるこ
とができる。加えて、手の届かない場所や、足の指の間
のような狭い箇所でも洗浄効果を十分に及ぼすことがで
きる利点を有する。また請求項２の発明はボールの磨
耗、破損等を少なくすることができるので、洗浄効果を
長期間にわたり有効に発揮できる利点を有する。さらに
請求項３の発明は既存のジェットバスの浴槽本体と循環
噴射装置をそのまま利用するものであり、発明の実施に
必要なものは小粒径のボールだけで済むので、発明を容
易かつ安価に実施できる利点を有する。
ルの人体への衝突を利用して行うものであるため汚れの
除去効果が優れ、かつ優れたマッサージ効果を与えるこ
とができる。加えて、手の届かない場所や、足の指の間
のような狭い箇所でも洗浄効果を十分に及ぼすことがで
きる利点を有する。また請求項２の発明はボールの磨
耗、破損等を少なくすることができるので、洗浄効果を
長期間にわたり有効に発揮できる利点を有する。さらに
請求項３の発明は既存のジェットバスの浴槽本体と循環
噴射装置をそのまま利用するものであり、発明の実施に
必要なものは小粒径のボールだけで済むので、発明を容
易かつ安価に実施できる利点を有する。
【図１】本発明の一実施例による人体洗浄器の平面図。
【図２】図１の要部断面図。
１ 人体洗浄器 ２ 浴槽本体 ３ 循環噴射装置 ７ 洗浄液噴射口 Ｂ ボール Ｗ 洗浄液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 敏夫 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鈴木 雅喜 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 松本 奈弥 愛知県常滑市鯉江本町５丁目１番地 株式 会社イナックス内
Claims (3)
- 【請求項１】 洗浄液と小粒径のボールとを混合した混
合液を内部に収容する浴槽本体と、該浴槽本体内の混合
液中の洗浄液を循環させて当該浴槽本体に設けられた洗
浄液噴射口から噴射させるための循環噴射装置とを有す
ることを特徴とする人体洗浄器。 - 【請求項２】 前記ボールはセラミックボールであるこ
とを特徴とする請求項１の人体洗浄器。 - 【請求項３】 前記浴槽本体と前記循環噴射装置とは既
存のジェットバスに備えられたものを利用することを特
徴とする請求項１の人体洗浄器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23080594A JPH0866451A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 人体洗浄器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23080594A JPH0866451A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 人体洗浄器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866451A true JPH0866451A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16913557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23080594A Pending JPH0866451A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 人体洗浄器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866451A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6926016B1 (en) * | 2001-02-15 | 2005-08-09 | Quantum Global Technologies, Llc | System for removing contaminants from semiconductor process equipment |
| US7328712B1 (en) | 2000-02-15 | 2008-02-12 | Quantum Global Technologies | Cleaning bench for removing contaminants from semiconductor process equipment |
| US7427330B1 (en) | 2000-02-15 | 2008-09-23 | Quantum Global Technologies, Llc | Cleaning bench for removing contaminants from semiconductor process equipment |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP23080594A patent/JPH0866451A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7328712B1 (en) | 2000-02-15 | 2008-02-12 | Quantum Global Technologies | Cleaning bench for removing contaminants from semiconductor process equipment |
| US7427330B1 (en) | 2000-02-15 | 2008-09-23 | Quantum Global Technologies, Llc | Cleaning bench for removing contaminants from semiconductor process equipment |
| US6926016B1 (en) * | 2001-02-15 | 2005-08-09 | Quantum Global Technologies, Llc | System for removing contaminants from semiconductor process equipment |
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