JP2002238972A - 身体洗浄装置 - Google Patents

身体洗浄装置

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JP2002238972A
JP2002238972A JP2001042027A JP2001042027A JP2002238972A JP 2002238972 A JP2002238972 A JP 2002238972A JP 2001042027 A JP2001042027 A JP 2001042027A JP 2001042027 A JP2001042027 A JP 2001042027A JP 2002238972 A JP2002238972 A JP 2002238972A
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JP
Japan
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cleaning liquid
passage
injection port
filter
port
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Pending
Application number
JP2001042027A
Other languages
English (en)
Inventor
Natsue Yamamoto
奈津恵 山本
Hisashi Shiga
寿 志賀
Noriyoshi Matsumura
則美 松村
Yukio Ito
幸夫 伊藤
Kazuya Osugi
和也 大杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置を小型化でき、身体の種々の部位の洗浄
を確実に行い、且つ洗浄液の使用量を少なくしたもので
ある。 【構成】 洗浄液の溶液タンク4と、一端を噴射口12
とし他端を吸入口13とした循環ダクト14と、このダ
クト内に設けたフィルター15及びファン17とを備
え、洗浄液の噴射ノズル9を循環ダクト内に配置し、洗
浄液を噴射口から身体に向けて噴射した後吸入口から吸
引して循環ダクト内を循環させて再利用するものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンディータイプ
で簡単に身体の洗浄を行うことができる身体洗浄装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】身体が不自由な人には一般の風呂内での
身体の洗浄は大変であるため、例えば入浴者を椅子に座
らせた状態で身体を洗うような装置が考えられた。
【0003】この具体的な先行技術が特開平9−271
508号公報である。
【0004】この先行技術は、入浴者が椅子に座ったま
まで入る程度の大きさのボックス内に温水のシャワーが
出るようにしたもので、入浴者は楽な姿勢で身体を温め
たり、軽い洗浄を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述の先行
技術の一番大きな問題点は、ボックスタイプでありかな
り大型の装置となって狭い団地等では使用できないこと
と高価になることである。
【0006】もう一点大きな問題点としては、入浴者が
椅子に座った状態での洗浄であり、且つ温水のシャワー
が限られた位置から噴射されるために、シャワーに近い
体表面は比較的きれいに洗浄ができるものの、例えば足
先や股間、脇の下は全く洗浄ができないことである。
【0007】このような身体の部位は最も汚れが付着し
やすく、且つ、落としにくいところであるが、先行技術
のような大型の装置では、汚れが落ちないままに温水が
付着し雑菌を繁殖させることにもなった。
【0008】本発明は、小型の装置で身体の種々の部位
の洗浄を確実に行い、且つ、洗浄液の使用量を少なくし
たものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗浄液を収容
した溶液タンクと、前記溶液タンクの洗浄液を噴射する
噴射ノズルと、一端を噴射口とし該噴射口に隣接した他
端を吸入口とした循環ダクトと、前記循環ダクトの通路
に設けたフィルター及びファンとを備え、前記噴射ノズ
ルを通路内に配設し、前記噴射口から身体に向けて噴射
した洗浄液をファンにより循環ダクト内に吸引し循環さ
せるものである。
【0010】また、前記通路には、ヒータを配設したも
のである。
【0011】そして、前記フィルターは着脱自在に構成
したものである。
【0012】さらに、前記吸入口は前記噴射口の周囲に
設けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の身体洗浄装置の概略図、図2
は同じく全体の斜視図である。
【0014】(1)はハンディータイプ形状の器具本
体、(2)は前記器具本体の側壁に連結した洗浄アタッ
チメント、(3)は前記器具本体(1)と洗浄アタッチ
メント(2)を連結する二重管形状の可撓性のある連結
パイプである。
【0015】前記器具本体(1)を詳細に説明する。
(4)はボディーソープ等の洗浄液(5)を収容する溶
液タンクで、上部には反転しても漏出しないように逆止
弁(6)を設けると共に、この逆止弁には押圧釦(7)
を設け、該釦を押圧操作することによって洗浄液を所定
の通路側に押し出す様にしている。
【0016】(8)は一端を前記溶液タンク(4)の底
部に連結し他端に噴射ノズル(9)を設けた流出パイプ
で、前記噴射ノズルは、詳図していないが複数個の細孔
により形成し、洗浄液を放射状にして噴射する。
【0017】前記洗浄液は、一般のボディーソープをそ
のまま、或は水と混合して希釈状態にしたり、入浴者に
応じて薬液を用いることもでき、身体の洗浄を開始する
直前に温水を混合したり、或は他の加熱器等で温めた状
態で溶液タンク(4)内に収容することが望ましい。
【0018】(10)は前記流出パイプ(8)の一部に
取り付けた噴射弁で、身体の洗浄を開始した時に開放す
る。
【0019】前記洗浄アタッチメント(2)は、図2に
示す様に内側は小径のラッパ状で複数個の流出孔(1
1)…を形成した噴射口(12)と、該噴射口の外側に
は距離を置いて噴射口の周囲を囲んで大径のラッパ状の
吸入口(13)を形成している。
【0020】前記噴射口(12)は連結パイプ(3)の
内側のパイプ(通路)に連通し、吸入口(13)は連結
パイプ(3)の外側のパイプと内側パイプ間の通路に連
通している。
【0021】(14)は一端を前記噴射口(12)に通
ずる通路に連結し他端を噴射口に隣接した吸入口(1
3)に通ずる通路に連結した循環ダクト、(15)は前
記循環ダクトの通路(16)に設けた着脱自在のフィル
ターで、1mm程度のメッシュを形成している。
【0022】(17)は前記循環ダクト(14)の通路
(15)内で前記フィルター(15)と噴射口(12)
間に配設したファンで、前記吸入口(13)から吸気、
吸湿した流体を通路内に吸引しフィルター(15)を介
して再び噴射口(12)から噴射するものである。
【0023】前記噴射口(12)と吸入口(13)は、
前述の様に連結パイプ(3)を二重管形状にすることに
よって形成したが、器具本体(1)の側壁に直接形成し
てもよい。
【0024】(18)は前記通路(16)中の一部に取
り付けたヒータで、水密処理がなされている。
【0025】(19)は前記ファン(17)を駆動する
モータである。
【0026】前記噴射ノズル(9)は図1に示す様に、
通路(16)内であってファン(17)とヒータ(1
8)の間に配置しており、洗浄液の噴射流を加温する。
【0027】斯して、使用に際しては、先ずヒータ(1
8)に通電して発熱させ、ファン(17)を回転させて
吸入口(13)から吸気した空気を通路(16)内に引
き込みフィルター(15)を介して若干加温した空気を
噴射口(12)から体表面や頭髪等に吹きつける。
【0028】この動作は、洗浄前にあらかじめ体表面を
温めることにより、洗浄時にぬるめの洗浄液が体表面に
着いても肌の刺激を少なくするためのものである。
【0029】ここで、押圧釦(7)を操作して溶液タン
ク(4)内の洗浄液を押し出し噴射ノズル(9)から噴
射すると、この洗浄液は、ファン(17)による空気の
流れによって若干温められた状態で体表面や頭髪に吹き
つける。
【0030】体表面の周辺にあり体表面を洗った洗浄液
は、吸入口(13)から吸引され通路(16)内を通っ
て循環し、汚れ物質はフィルター(15)によって除去
され、再び噴射口(12)から体表面に向けて吹きつけ
られる。
【0031】勿論、フィルター(15)の汚れがひどく
なると、取り外して清掃し、常に通路(16)内の噴射
口(12)側には浄化された空気を流出するようにして
いる。
【0032】ところで、入浴者の足先や股間、脇の下等
の凹んだ部位は、器具本体(1)を持ったままで、噴射
口(12)を洗浄部位に向ければよく、この作業を簡単
にするために連結パイプ(3)は可撓性の材料により形
成する。
【0033】
【発明の効果】以上の様に本発明は、噴射口から身体に
向けて噴射した洗浄液を循環ダクト内に吸引し循環させ
て再使用を行うものであるから、洗浄液の使用量が少な
くなると共に、入浴者に負担をかけない状態で身体のあ
らゆる部位の洗浄を行うことができる。
【0034】特に、本体をハンディータイプ形状に構成
することができることから、製品コストの低減を図ると
共に、大きな浴室スペースを必要としない。
【0035】また、循環ダクトの通路にはヒータを配設
したものであるから、洗浄液を温めて身体に当てること
ができ洗浄液を当てた時の体表面の刺激を抑えることが
できる。
【0036】そして、前記フィルターは着脱自在にした
ため、循環ダクト内を循環する洗浄液や空気の汚れはフ
ィルターによって取り除かれ、取り外して常に清潔な状
態で使用することができる。
【0037】さらに、前記吸入口は噴射口の周囲に設け
たものであるから、体表面に当って拡散した洗浄液を吸
引し効率よく再利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の身体洗浄装置の概略図である。
【図2】同じく全体の斜視図である。
【符号の説明】
1 器具本体 4 溶液タンク 9 噴射ノズル 12 噴射口 13 吸入口 14 循環ダクト 15 フィルター 17 ファン 18 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志賀 寿 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 松村 則美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 伊藤 幸夫 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 大杉 和也 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2D032 FA04 FA05 2D034 DA03 4C094 AA01 BB01 BB16 BB20 DD14 GG02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液を収容した溶液タンクと、前記溶
    液タンクの洗浄液を噴射する噴射ノズルと、一端を噴射
    口とし該噴射口に隣接した他端を吸入口とした循環ダク
    トと、前記循環ダクトの通路に設けたフィルター及びフ
    ァンとを備え、前記噴射ノズルを通路内に配設し、前記
    噴射口から身体に向けて噴射した洗浄液をファンにより
    循環ダクト内に吸引し循環させることを特徴とする身体
    洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記通路には、ヒータを配設したことを
    特徴とする請求項1に記載の身体洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルターは着脱自在に構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の身体洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記吸入口は前記噴射口の周囲に設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の身体洗浄装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004101902A1 (en) * 2003-05-16 2004-11-25 Chester Baker Water recycle system
CN105757273A (zh) * 2016-05-05 2016-07-13 梁旭 节水淋浴套装
JP2017159021A (ja) * 2016-03-03 2017-09-14 中国医科大学附属第一医院 モデリング液流皮膚洗浄器
JP2020503927A (ja) * 2016-12-21 2020-02-06 ザバリ,リドル 殺菌効果を有する自己密封シャワーヘッド

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