JPH0866369A - 角膜形状解析装置 - Google Patents
角膜形状解析装置Info
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- JPH0866369A JPH0866369A JP6228839A JP22883994A JPH0866369A JP H0866369 A JPH0866369 A JP H0866369A JP 6228839 A JP6228839 A JP 6228839A JP 22883994 A JP22883994 A JP 22883994A JP H0866369 A JPH0866369 A JP H0866369A
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- surgical microscope
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Abstract
(57)【要約】
【目的】角膜屈折矯正手術中に、医師が患者の角膜形状
をリアルタイムで測定できる角膜形状解析装置を提供す
る。 【構成】プラチドリング照明器１が手術用顕微鏡２０の
下端に患者の角膜表面に対向して取り付けられ、患者の
角膜表面に同心円パターンを投影する。プラチドリング
照明器は、対物レンズ２１の下部外周に固定して取り付
けられた固定部材４と、固定部材４に、固定部材下面に
対し垂直軸５のまわりに回動可能に取り付けられた照明
器本体６からなる。ＣＣＤカメラ２が手術用顕微鏡２０
に組み込まれ、角膜表面からの同心円パターン反射像の
画像を取り込む。パーソナルコンピュータからなる画像
解析装置３が手術用顕微鏡２０の外部に配置され、ＣＣ
Ｄカメラ２とケーブル１１で接続される。
をリアルタイムで測定できる角膜形状解析装置を提供す
る。 【構成】プラチドリング照明器１が手術用顕微鏡２０の
下端に患者の角膜表面に対向して取り付けられ、患者の
角膜表面に同心円パターンを投影する。プラチドリング
照明器は、対物レンズ２１の下部外周に固定して取り付
けられた固定部材４と、固定部材４に、固定部材下面に
対し垂直軸５のまわりに回動可能に取り付けられた照明
器本体６からなる。ＣＣＤカメラ２が手術用顕微鏡２０
に組み込まれ、角膜表面からの同心円パターン反射像の
画像を取り込む。パーソナルコンピュータからなる画像
解析装置３が手術用顕微鏡２０の外部に配置され、ＣＣ
Ｄカメラ２とケーブル１１で接続される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、角膜形状解析装置の改
良に関する。
良に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、術後乱視に対する乱視矯正角膜切
開術、近視に対する前面法の放射状切開術およびエキシ
マレーザを使用したＰＲＫ(photorefractive keratecto
my) 等の角膜屈折矯正手術が行われている。角膜屈折矯
正手術においては、角膜形状を測定し、角膜屈折力や角
膜乱視の状態等をチェックすることが重要であり、この
ため、種々の角膜形状解析装置がこれまでに開発されて
きている。
開術、近視に対する前面法の放射状切開術およびエキシ
マレーザを使用したＰＲＫ(photorefractive keratecto
my) 等の角膜屈折矯正手術が行われている。角膜屈折矯
正手術においては、角膜形状を測定し、角膜屈折力や角
膜乱視の状態等をチェックすることが重要であり、この
ため、種々の角膜形状解析装置がこれまでに開発されて
きている。
【０００３】特に、最近では、角膜形状の解析結果をい
わゆるカラーコードマップとしてＣＲＴディスプレイ画
面上に表示するようにした角膜形状解析装置が普及して
きており、角膜形状のより詳細な、より理解し易い表示
が可能となってきている。したがって、角膜屈折矯正手
術中に角膜形状をリアルタイムで測定し、カラーコード
マップを見ることができれば、現場の医師にとって非常
に有益である。
わゆるカラーコードマップとしてＣＲＴディスプレイ画
面上に表示するようにした角膜形状解析装置が普及して
きており、角膜形状のより詳細な、より理解し易い表示
が可能となってきている。したがって、角膜屈折矯正手
術中に角膜形状をリアルタイムで測定し、カラーコード
マップを見ることができれば、現場の医師にとって非常
に有益である。
【０００４】しかし、従来の角膜形状解析装置はデスク
トップ型であり、測定時、患者の角膜の位置を角膜表面
に同心円パターンを投影するプラチドリング照明部に対
して固定すべく装置前部に顔面固定部材を備えている。
そして、角膜形状の測定に際し、患者は、装置が設置さ
れた机の前に置かれた椅子に、装置に向かって腰掛け、
顔面固定部材に顔面を固定しなければならない。このた
め、従来の角膜形状解析装置では、手術中にリアルタイ
ムで角膜形状を測定することはできない。
トップ型であり、測定時、患者の角膜の位置を角膜表面
に同心円パターンを投影するプラチドリング照明部に対
して固定すべく装置前部に顔面固定部材を備えている。
そして、角膜形状の測定に際し、患者は、装置が設置さ
れた机の前に置かれた椅子に、装置に向かって腰掛け、
顔面固定部材に顔面を固定しなければならない。このた
め、従来の角膜形状解析装置では、手術中にリアルタイ
ムで角膜形状を測定することはできない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、角膜屈折矯正手術中に、医師が患者の角膜形状
をリアルタイムで測定できる角膜形状解析装置を提供す
ることにある。
課題は、角膜屈折矯正手術中に、医師が患者の角膜形状
をリアルタイムで測定できる角膜形状解析装置を提供す
ることにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の構成を、手術用顕微鏡に取り付けられ、前
記手術用顕微鏡の対物レンズの下側に患者の角膜表面に
対向して配置され、前記対物レンズと整合する開口が形
成された、患者の角膜表面に同心円パターンを投影する
プラチドリング照明手段と、前記手術用顕微鏡および前
記プラチドリング照明手段のうちのいずれか１つに組み
込まれた、前記患者の角膜表面からの同心円パターン反
射像の画像を取り込むテレビカメラと、前記手術用顕微
鏡の外部に配置された、前記テレビカメラから画像信号
を受け、前記同心円パターン反射像の画像を解析し、角
膜形状に関する情報を表示する画像解析手段を有してい
ることを特徴とする角膜形状解析装置としたものであ
る。上記の構成において、プラチドリング照明手段は、
手術用顕微鏡の下端に着脱自在になっていることが好ま
しい。
め、本発明の構成を、手術用顕微鏡に取り付けられ、前
記手術用顕微鏡の対物レンズの下側に患者の角膜表面に
対向して配置され、前記対物レンズと整合する開口が形
成された、患者の角膜表面に同心円パターンを投影する
プラチドリング照明手段と、前記手術用顕微鏡および前
記プラチドリング照明手段のうちのいずれか１つに組み
込まれた、前記患者の角膜表面からの同心円パターン反
射像の画像を取り込むテレビカメラと、前記手術用顕微
鏡の外部に配置された、前記テレビカメラから画像信号
を受け、前記同心円パターン反射像の画像を解析し、角
膜形状に関する情報を表示する画像解析手段を有してい
ることを特徴とする角膜形状解析装置としたものであ
る。上記の構成において、プラチドリング照明手段は、
手術用顕微鏡の下端に着脱自在になっていることが好ま
しい。
【０００７】また、本発明の構成を、手術用顕微鏡に、
前記手術用顕微鏡の対物レンズの下側において水平面内
で移動可能に取り付けられ、前記対物レンズの真下に位
置する測定位置と前記測定位置から退避する退避位置の
２つの配置をとることができ、前記測定位置にあるとき
前記対物レンズと整合する開口を有しており、前記測定
位置において患者の角膜表面に同心円パターンを投影す
るプラチドリング照明手段と、前記手術用顕微鏡および
前記プラチドリング照明手段のうちのいずれか１つに組
み込まれた、前記患者の角膜表面からの同心円パターン
反射像の画像を取り込むテレビカメラと、前記手術用顕
微鏡の外部に配置された、前記テレビカメラから画像信
号を受け、前記同心円パターン反射像の画像を解析し、
角膜形状に関する情報を表示する画像解析手段を有して
いることを特徴とする角膜形状解析装置としたものであ
る。
前記手術用顕微鏡の対物レンズの下側において水平面内
で移動可能に取り付けられ、前記対物レンズの真下に位
置する測定位置と前記測定位置から退避する退避位置の
２つの配置をとることができ、前記測定位置にあるとき
前記対物レンズと整合する開口を有しており、前記測定
位置において患者の角膜表面に同心円パターンを投影す
るプラチドリング照明手段と、前記手術用顕微鏡および
前記プラチドリング照明手段のうちのいずれか１つに組
み込まれた、前記患者の角膜表面からの同心円パターン
反射像の画像を取り込むテレビカメラと、前記手術用顕
微鏡の外部に配置された、前記テレビカメラから画像信
号を受け、前記同心円パターン反射像の画像を解析し、
角膜形状に関する情報を表示する画像解析手段を有して
いることを特徴とする角膜形状解析装置としたものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明の構成によれば、患者が横たわるベッド
の脇に手術用顕微鏡が設置され、プラチドリング照明手
段から患者の角膜表面に同心円パターンが投影される。
テレビカメラの焦点調節が行われ、角膜表面からの同心
円パターン反射像にテレビカメラの焦点が合わされる。
そして、同心円パターン反射像の画像がテレビカメラに
よって取り込まれ、テレビカメラから画像解析手段に画
像信号が送られる。画像解析手段によって同心円パター
ン反射像の画像解析が行われ、角膜形状に関する情報が
表示される。プラチドリング照明手段が手術用顕微鏡の
下端に着脱自在である場合には、測定が必要でない時に
は、プラチドリング照明手段を手術用顕微鏡から取り外
すことができる。
の脇に手術用顕微鏡が設置され、プラチドリング照明手
段から患者の角膜表面に同心円パターンが投影される。
テレビカメラの焦点調節が行われ、角膜表面からの同心
円パターン反射像にテレビカメラの焦点が合わされる。
そして、同心円パターン反射像の画像がテレビカメラに
よって取り込まれ、テレビカメラから画像解析手段に画
像信号が送られる。画像解析手段によって同心円パター
ン反射像の画像解析が行われ、角膜形状に関する情報が
表示される。プラチドリング照明手段が手術用顕微鏡の
下端に着脱自在である場合には、測定が必要でない時に
は、プラチドリング照明手段を手術用顕微鏡から取り外
すことができる。
【０００９】プラチドリング照明手段が測定位置と退避
位置の２つの配置をとり得る構成とした場合には、測定
が必要な時には測定位置に、測定が不要な時には退避位
置にそれぞれ移動せしめられる。
位置の２つの配置をとり得る構成とした場合には、測定
が必要な時には測定位置に、測定が不要な時には退避位
置にそれぞれ移動せしめられる。
【００１０】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の好ま
しい実施例について説明する。図１は、本発明による角
膜形状解析装置を示す概略図である。図１に示すよう
に、本発明による角膜形状解析装置は、手術用顕微鏡２
０の下端に患者の角膜表面に対向して取り付けられた、
患者の角膜表面に同心円パターンを投影するプラチドリ
ング照明器１と、手術用顕微鏡２０に組み込まれた、角
膜表面からの同心円パターン反射像の画像を取り込むＣ
ＣＤカメラ２と、手術用顕微鏡２０の外部に配置され、
ＣＣＤカメラ２とケーブル１１で接続されたパーソナル
コンピュータからなる画像解析装置３を有している。
しい実施例について説明する。図１は、本発明による角
膜形状解析装置を示す概略図である。図１に示すよう
に、本発明による角膜形状解析装置は、手術用顕微鏡２
０の下端に患者の角膜表面に対向して取り付けられた、
患者の角膜表面に同心円パターンを投影するプラチドリ
ング照明器１と、手術用顕微鏡２０に組み込まれた、角
膜表面からの同心円パターン反射像の画像を取り込むＣ
ＣＤカメラ２と、手術用顕微鏡２０の外部に配置され、
ＣＣＤカメラ２とケーブル１１で接続されたパーソナル
コンピュータからなる画像解析装置３を有している。
【００１１】図２は、プラチドリング照明器１の構造を
説明する側断面図である。図２に示すように、プラチド
リング照明器１は、手術用顕微鏡下端に配置された対物
レンズ２１の下部外周に固定して取り付けられた固定部
材４と、固定部材４に、固定部材４の下面に対し垂直軸
５のまわりに回動可能に取り付けられた照明器本体６か
らなっている。照明器本体６は公知の構造を有してい
る。すなわち、照明器本体６は、固定部材４の下面に対
向する平坦な後端面および後端面に連続する湾曲した周
壁からなる鍋状のハウジング７を有しており、ハウジン
グ７の下向きに開口する円形の前端開口は、円板形状の
プラチド板８によって封閉されている。さらに、ハウジ
ング７およびプラチド板８の中央を上下に貫通する円筒
形の隔壁９が設けられ、隔壁９の内側に中央開口１０が
形成される。ハウジング７の内部の隔壁外側には光源収
容空間１１が形成され、光源収容空間内には、リング状
光源１２、並びにプラチド板８とリング状光源１２との
間にリング状の拡散透過板１３が配置されている。
説明する側断面図である。図２に示すように、プラチド
リング照明器１は、手術用顕微鏡下端に配置された対物
レンズ２１の下部外周に固定して取り付けられた固定部
材４と、固定部材４に、固定部材４の下面に対し垂直軸
５のまわりに回動可能に取り付けられた照明器本体６か
らなっている。照明器本体６は公知の構造を有してい
る。すなわち、照明器本体６は、固定部材４の下面に対
向する平坦な後端面および後端面に連続する湾曲した周
壁からなる鍋状のハウジング７を有しており、ハウジン
グ７の下向きに開口する円形の前端開口は、円板形状の
プラチド板８によって封閉されている。さらに、ハウジ
ング７およびプラチド板８の中央を上下に貫通する円筒
形の隔壁９が設けられ、隔壁９の内側に中央開口１０が
形成される。ハウジング７の内部の隔壁外側には光源収
容空間１１が形成され、光源収容空間内には、リング状
光源１２、並びにプラチド板８とリング状光源１２との
間にリング状の拡散透過板１３が配置されている。
【００１２】照明器本体６は、手術用顕微鏡２０の対物
レンズ２１の真下に位置する測定位置と、測定位置から
回転し、対物レンズ下側の手術作業領域から退避した退
避位置の２つの配置をとることができる。そして、照明
器本体６が測定位置にあるとき、中央開口１０が対物レ
ンズ２１と整合すると同時に、プラチド板８が患者の角
膜表面１４に対向し、照明器本体６から同心円パターン
が角膜表面１４に投影されるようになっている。
レンズ２１の真下に位置する測定位置と、測定位置から
回転し、対物レンズ下側の手術作業領域から退避した退
避位置の２つの配置をとることができる。そして、照明
器本体６が測定位置にあるとき、中央開口１０が対物レ
ンズ２１と整合すると同時に、プラチド板８が患者の角
膜表面１４に対向し、照明器本体６から同心円パターン
が角膜表面１４に投影されるようになっている。
【００１３】ＣＣＤカメラ２は、（図示はしない）ビー
ムスプリッターを挟んで接眼レンズ２２と対称な位置に
配置されており、ビームスプリッターによって分離され
た対物レンズ２１から接眼レンズ２２に向かう光線の一
部を受け、角膜表面１４からの同心円パターン反射像の
画像を取り込む。ＣＣＤカメラ２、接眼レンズ２２およ
び対物レンズ２１は、公知の適当な焦点合わせ機構を介
して連動しており、接眼レンズ２２を覗きながらの手術
用顕微鏡の焦点合わせが完了した時点で、ＣＣＤカメラ
２の焦点合わせも同様に完了するようになっている。Ｃ
ＣＤカメラ２としては、手術時のモニタ用として手術用
顕微鏡に組み込まれたカメラを共用するのが、装置のコ
ンパクト化、コストダウンの観点から好ましい。
ムスプリッターを挟んで接眼レンズ２２と対称な位置に
配置されており、ビームスプリッターによって分離され
た対物レンズ２１から接眼レンズ２２に向かう光線の一
部を受け、角膜表面１４からの同心円パターン反射像の
画像を取り込む。ＣＣＤカメラ２、接眼レンズ２２およ
び対物レンズ２１は、公知の適当な焦点合わせ機構を介
して連動しており、接眼レンズ２２を覗きながらの手術
用顕微鏡の焦点合わせが完了した時点で、ＣＣＤカメラ
２の焦点合わせも同様に完了するようになっている。Ｃ
ＣＤカメラ２としては、手術時のモニタ用として手術用
顕微鏡に組み込まれたカメラを共用するのが、装置のコ
ンパクト化、コストダウンの観点から好ましい。
【００１４】画像処理装置３は、ケーブル１１を通じて
ＣＣＤカメラ２から画像信号を受け取り、公知の方法
で、角膜表面からの同心円パターン反射像の画像を解析
し、角膜屈折力等の角膜形状に関する情報を、例えばカ
ラーコードマップ等としてＣＲＴディスプレイ画面上に
表示する。
ＣＣＤカメラ２から画像信号を受け取り、公知の方法
で、角膜表面からの同心円パターン反射像の画像を解析
し、角膜屈折力等の角膜形状に関する情報を、例えばカ
ラーコードマップ等としてＣＲＴディスプレイ画面上に
表示する。
【００１５】本発明による角膜形状解析装置は、手術用
顕微鏡２０とともに使用される。患者が横たわるベット
の脇に手術用顕微鏡が設置される。そして、プラチドリ
ング照明器本体６が測定位置に配置され、患者の角膜表
面１４に同心円パターンが投影される。医師によって、
接眼レンズ２２を通じて、手術用顕微鏡２０、およびＣ
ＣＤカメラ２の角膜表面１４からの同心円パターン反射
像に対する焦点合わせが行われる。
顕微鏡２０とともに使用される。患者が横たわるベット
の脇に手術用顕微鏡が設置される。そして、プラチドリ
ング照明器本体６が測定位置に配置され、患者の角膜表
面１４に同心円パターンが投影される。医師によって、
接眼レンズ２２を通じて、手術用顕微鏡２０、およびＣ
ＣＤカメラ２の角膜表面１４からの同心円パターン反射
像に対する焦点合わせが行われる。
【００１６】ＣＣＤカメラ２によって、同心円パターン
反射像の画像が取り込まれ、画像処理装置３において、
ＣＣＤカメラ２からの画像信号に基づいて同心円パター
ン反射像の画像が解析され、解析結果が、例えば、カラ
ーコードマップとしてＣＲＴディスプレイ上に表示され
る。
反射像の画像が取り込まれ、画像処理装置３において、
ＣＣＤカメラ２からの画像信号に基づいて同心円パター
ン反射像の画像が解析され、解析結果が、例えば、カラ
ーコードマップとしてＣＲＴディスプレイ上に表示され
る。
【００１７】角膜形状の測定を行わない場合には、プラ
チドリング照明器本体６は、測定位置から回転せしめら
れ、退避位置に移動せしめられる。したがって、対物レ
ンズ下側に十分な手術作業領域が確保され、プラチドリ
ング照明器本体６が手術の邪魔になることがない。
チドリング照明器本体６は、測定位置から回転せしめら
れ、退避位置に移動せしめられる。したがって、対物レ
ンズ下側に十分な手術作業領域が確保され、プラチドリ
ング照明器本体６が手術の邪魔になることがない。
【００１８】このように、本発明による角膜形状解析装
置は、そのコンポーネントであるプラチドリング照明器
およびＣＣＤカメラが手術用顕微鏡に取り付けられてお
り、手術用顕微鏡とともに使用することができる。そし
て、手術中に、患者がベッドに横たわった状態で角膜形
状を測定することができる。
置は、そのコンポーネントであるプラチドリング照明器
およびＣＣＤカメラが手術用顕微鏡に取り付けられてお
り、手術用顕微鏡とともに使用することができる。そし
て、手術中に、患者がベッドに横たわった状態で角膜形
状を測定することができる。
【００１９】この実施例では、ＣＣＤカメラを手術用顕
微鏡に組み込む構成としたが、ＣＣＤカメラをプラチド
リング照明器の内部に組み込む構成とすることもでき
る。後者の場合には、手術用顕微鏡の焦点合わせとＣＣ
Ｄカメラの焦点合わせは独立に行うようにし、また、手
術用顕微鏡使用時は、プラチドリング照明器本体を退避
位置に、角膜形状測定時は、プラチドリング照明器本体
を測定位置にそれぞれ移動せしめるようにするのが好ま
しい。
微鏡に組み込む構成としたが、ＣＣＤカメラをプラチド
リング照明器の内部に組み込む構成とすることもでき
る。後者の場合には、手術用顕微鏡の焦点合わせとＣＣ
Ｄカメラの焦点合わせは独立に行うようにし、また、手
術用顕微鏡使用時は、プラチドリング照明器本体を退避
位置に、角膜形状測定時は、プラチドリング照明器本体
を測定位置にそれぞれ移動せしめるようにするのが好ま
しい。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
角膜形状解析装置のコンポーネントのうち、プラチドリ
ング照明手段とテレビカメラを手術用顕微鏡に取り付
け、画像解析手段は手術用顕微鏡の外部に配置する構成
としたので、従来のデスクトップ型の角膜形状解析装置
のような顔面固定部材を備える必要がなく、患者がベッ
トに寝た状態で角膜形状の測定ができる。したがって、
角膜屈折矯正手術中のリアルタイムで角膜形状の測定が
可能となる。さらには、プラチドリング照明手段が測定
位置と退避位置の２つの配置をとり得る構成とした場合
には、測定が不要な時、プラチドリング照明手段を退避
位置に移動せしめることにより、手術用顕微鏡の対物レ
ンズ下側に十分な手術作業領域を確保することができ
る。
角膜形状解析装置のコンポーネントのうち、プラチドリ
ング照明手段とテレビカメラを手術用顕微鏡に取り付
け、画像解析手段は手術用顕微鏡の外部に配置する構成
としたので、従来のデスクトップ型の角膜形状解析装置
のような顔面固定部材を備える必要がなく、患者がベッ
トに寝た状態で角膜形状の測定ができる。したがって、
角膜屈折矯正手術中のリアルタイムで角膜形状の測定が
可能となる。さらには、プラチドリング照明手段が測定
位置と退避位置の２つの配置をとり得る構成とした場合
には、測定が不要な時、プラチドリング照明手段を退避
位置に移動せしめることにより、手術用顕微鏡の対物レ
ンズ下側に十分な手術作業領域を確保することができ
る。
【図１】本発明による角膜形状解析装置の実施例の全体
構成を示す概略図である。
構成を示す概略図である。
【図２】図１の角膜形状解析装置のプラチドリング照明
部の内部構造を示す側断面図である。
部の内部構造を示す側断面図である。
１ プラチドリング照明器 ２ ＣＣＤカメラ ３ 画像解析装置 ４ 固定部材 ５ 垂直軸 ６ 照明器本体 ２０ 手術用顕微鏡 ２１ 対物レンズ ２２ 接眼レンズ
Claims (3)
- 【請求項１】 手術用顕微鏡に取り付けられ、前記手術
用顕微鏡の対物レンズの下側に患者の角膜表面に対向し
て配置され、前記対物レンズと整合する開口が形成され
た、患者の角膜表面に同心円パターンを投影するプラチ
ドリング照明手段と、 前記手術用顕微鏡および前記プラチドリング照明手段の
うちのいずれか１つに組み込まれた、前記患者の角膜表
面からの同心円パターン反射像の画像を取り込むテレビ
カメラと、 前記手術用顕微鏡の外部に配置された、前記テレビカメ
ラから画像信号を受け、前記同心円パターン反射像の画
像を解析し、角膜形状に関する情報を表示する画像解析
手段を有していることを特徴とする角膜形状解析装置。 - 【請求項２】 前記プラチドリング照明手段は、前記手
術用顕微鏡に着脱自在になっていることを特徴とする請
求項１に記載の角膜形状解析装置。 - 【請求項３】 手術用顕微鏡に、前記手術用顕微鏡の対
物レンズの下側において水平面内で移動可能に取り付け
られ、前記対物レンズの真下に位置する測定位置と前記
測定位置から退避する退避位置の２つの配置をとること
ができ、前記測定位置にあるとき前記対物レンズと整合
する開口を有しており、前記測定位置において患者の角
膜表面に同心円パターンを投影するプラチドリング照明
手段と、 前記手術用顕微鏡および前記プラチドリング照明手段の
うちのいずれか１つに組み込まれた、前記患者の角膜表
面からの同心円パターン反射像の画像を取り込むテレビ
カメラと、 前記手術用顕微鏡の外部に配置された、前記テレビカメ
ラから画像信号を受け、前記同心円パターン反射像の画
像を解析し、角膜形状に関する情報を表示する画像解析
手段を有していることを特徴とする角膜形状解析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228839A JPH0866369A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 角膜形状解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6228839A JPH0866369A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 角膜形状解析装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866369A true JPH0866369A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16882674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6228839A Pending JPH0866369A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 角膜形状解析装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866369A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006038825A (ja) * | 2004-01-22 | 2006-02-09 | Ntn Corp | 微細パターン観察装置およびそれを用いた微細パターン修正装置 |
| US7784947B2 (en) * | 2002-06-13 | 2010-08-31 | Carl Zeiss Surgical Gmbh | Cataract surgery microscopy system and method therefor |
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| JPS62288806A (ja) * | 1986-06-09 | 1987-12-15 | Canon Inc | 実体顕微鏡 |
| JPS6318102B2 (ja) * | 1983-12-09 | 1988-04-16 | Carrier Corp | |
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| JPS6458235A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-06 | Canon Kk | Microscope for operation |
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1994
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