JPH0866072A - ロータ紡糸機における駆動電動機の円滑始動制御方法 - Google Patents

ロータ紡糸機における駆動電動機の円滑始動制御方法

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JPH0866072A
JPH0866072A JP7092681A JP9268195A JPH0866072A JP H0866072 A JPH0866072 A JP H0866072A JP 7092681 A JP7092681 A JP 7092681A JP 9268195 A JP9268195 A JP 9268195A JP H0866072 A JPH0866072 A JP H0866072A
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JP
Japan
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spinning machine
asynchronous
smooth
motor
sas
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JP7092681A
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Erwin Herzner
ヘルツナー、エルヴィン
Josef Goetz
ゲツ、ヨーゼフ
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Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG
Original Assignee
Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG
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    • H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P1/00—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/16—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters
    • H02P1/54—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting two or more dynamo-electric motors
    • H02P1/58—Arrangements for starting electric motors or dynamo-electric converters for starting dynamo-electric motors or dynamo-electric converters for starting two or more dynamo-electric motors sequentially
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01H—SPINNING OR TWISTING
    • D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
    • D01H1/14—Details
    • D01H1/20—Driving or stopping arrangements
    • D01H1/32—Driving or stopping arrangements for complete machines

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータ紡糸機における大出力非同期電動機全
部の円滑始動制御を効率的に改善するための制御方法な
いし制御装置を提供すること 【構成】 ロータ紡糸機作動装置が非同期電動機により
駆動され、これら非同期電動機が、伝動装置の慣性質量
負荷下に、静止状態から駆動回転数における高速作動に
至り、非同期電動機のための円滑始動制御装置が使用さ
れる、ロータ紡糸機駆動電動機の円滑始動方法であっ
て、ロータ紡糸機の全非同期電動機を、単一の円滑始動
装置のみにより円滑始動制御する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【技術分野】本発明は、紡糸機において非同期電動機と
して使用される、大出力駆動電動機全部の円滑始動制御
に関するものであって、ロータ紡糸機における非同期電
動機駆動のために使用される。このような駆動手段の電
気的負荷は、他の紡糸方法用の装置に比べて比較的大き
い。個々の駆動電動機用の慣性質量が極めて大きいから
である。
【０００２】ロータ紡糸機においては、紡糸ロータと解
繊ローラを駆動するために、大出力の非同期電動機が使
用される。この紡糸ロータと解繊ローラは、各紡糸装置
単位ごとに別個の非同期電動機により駆動される。
【０００３】主空気吸引装置のための電動機は、場合に
より特に大出力の非同期電動機を使用する場合がある。
この大出力電動機は、ロータ紡糸機の全電気的負荷の極
めて大きい部分をまかなう。非同期電動機がロータ紡糸
機において使用されるのは、これが保守の必要性が少な
く、低コスト、効率的であるためである。負荷下に作動
する際、この非同期電動機は、定格トルクを実質的に上
回る高い回転トルクピークをもたらす。この駆動挙動の
結果として、駆動軸およびクラッチは極めて大きい機械
的強度を必要とする。また、伝動ベルトのような伝動部
材あるいは紡糸ロータ、解繊ローラのような被駆動部材
は、著しく大きい機械的負荷に服せしめられる。
【０００４】このような大出力非同期電動機の作動にお
ける欠点は、大きい始動電流であって、これは電動機巻
線の発熱をもたらし、従って大きい電圧強度を必要と
し、またロータ紡糸機の稼働開始に際しての高電流ピー
クは、付属する電力供給回路にも大きい負荷をもたら
す。
【０００５】このような理由から、紡糸機慣性質量の必
要とされる増大のために過大定格の非同期電動機の使用
あるいは始動補助装置の使用が必要となる。始動補助装
置としては、星形−三角スィッチ、始動補償器、すべり
クラッチまたはエレクトロニクス円滑始動制御装置が公
知である。この電子的円滑始動制御装置は、自動的に作
動し、一般に大出力非同期電動機に特徴的な１５ｋＷ以
上の非同期電動機の原動力において使用される。この円
滑始動制御装置の制御原理は、半導体の位相角制御であ
る。公知のロータ紡糸機においては、紡糸ロータ、解繊
ローラおよび主空気吸引装置（繊維搬送用空気流生起）
を駆動するための各非同期電動機ごとに、それぞれ１台
の別個の円滑始動制御装置が設けられている。従って、
このような円滑始動制御装置の使用は極めて高額のコス
トを必要とする。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの技術分野に
おける課題ないし本発明の目的は、ロータ紡糸機におけ
る大出力非同期電動機全部の円滑始動制御を効率的に改
善するための制御方法ないし制御装置を提供することで
ある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の課題ない
し目的は、ロータ紡糸機において、１台の非同期電動機
の単一の円滑始動制御のみにより、他のすべての非同期
電動機の円滑始動制御を行うことを基本的特徴とするこ
とにより解決ないし達成され得ることが本発明者らによ
り見出された。選択されたこの基本的方式により、主空
気吸引装置、紡糸ロータおよび解繊ローラ駆動用の非同
期電動機のための単一の円滑始動制御装置のみにより、
他のすべての非同期電動機の円滑始動を制御し得る。非
同期電動機の駆動回転数達成までの高速作動時間は、負
荷に応じて変わる。ロータ紡糸機において、この負荷は
駆動装置の対応する慣性質量であって、既知である。第
１の非同期電動機の高速作動時間が終結すると、その円
滑始動制御装置は、最近接非同期電動機の始動制御に自
動的に切換えられる。その高速作動時間が終結すると、
同じ円滑始動制御装置は、次に近接する非同期電動機の
円滑始動制御のために再び切換えられる。このようにし
て、ロータ紡糸機における全非同期原動機の円滑始動が
次々に行なわれる。円滑始動制御装置の規格は、最大出
力非同期電動機に対応せしめられる。始動制御は、時間
に依存して作動し、従って高速作動時間を表わす、ステ
ップ前進切換えにより行なわれる。
【０００８】このようにして、本発明はロータ紡糸機の
円滑な稼働開始のための装置コストを著しく節減し、し
かも従来技術による上述した欠点を回避し得る。
【０００９】
【実施例】以下において、本発明実施態様を例示する図
１（単一図面）を参照して、本発明をさらに具体的に説
明する。
【００１０】円滑始動制御装置ＳＡＳは、回路電圧ＮＳ
より低い基本電圧ＧＳを出力側にもたらし、半導体によ
り制御される。基本電圧ＧＳは、設定された時間内に、
回路電圧にまで連続的に高められる。電動機における電
圧の対応瞬時値により、供給電流および最終的回転モー
メントが制限され得る。
【００１１】紡糸機作業員は、データ入力始動ボタンス
イッチを作動し、この指示、すなわち紡糸機の円滑な稼
働開始のための信号が、紡糸機中央制御装置ＭＺに達す
る。このデータ入力始動ボタンを作動させることによ
り、中央制御装置ＭＺは、円滑始動制御装置ＳＡＳを始
動させるための、図示されていない補助接触器を制御す
る。
【００１２】中央制御装置ＭＺは、電磁接触器Ｋ２を制
御し、この接触器Ｋ２が閉じられると、主空気吸引装置
用の非同期電動機Ｍ１に上記基本電圧ＧＳが供与され
る。非同期電動機Ｍ１は、この高速作動時間用の基本電
圧ＧＳを維持するが、高速作動時間は、円滑始動制御装
置ＳＡＳによりもたらされ監視される。高速作動時間の
継続は、電動機の電気的パラメータにより確認される。
円滑始動制御装置ＳＡＳにより検知され、紡糸機中央制
御装置ＭＺに転送される高速作動時間の終結と同時に、
中央制御装置ＭＺを経て、接触器Ｋ１が閉じられ、接触
器Ｋ２が開かれるが、この所要時間はほぼ５秒間程度で
ある。これと共に、非同期電動機Ｍ１は、回路電圧ＮＳ
により直接的に駆動されるに至る。中央制御装置ＭＺ
は、接触器Ｋ４と、円滑始動制御装置ＳＡＳを制御し
て、これにより非同期電動機Ｍ２が円滑作動を開始す
る。この実施態様において、円滑始動制御装置ＳＡＳの
規格は、非同期電動機Ｍ１からＭ５のいずれかに供与さ
れる最高作動電流に対応するようになされている。
【００１３】非同期電動機Ｍ２の高速作動時間が終結す
ると、円滑始動制御装置ＳＡＳは、基本電圧ＧＳが回路
電圧ＮＳの電圧値に達したことを検知し、図示されてい
ない補助的電磁接触器を介して接触器Ｋ３を閉じ、接触
器Ｋ４を開く。この時間経過後、電磁接触器Ｋ６が閉じ
られて、紡糸機側のロータから駆動フレームを駆動する
非同期電動機Ｍ３の円滑作動が開始される。この円滑作
動の終結と共に電磁接触器Ｋ５が閉じられ、接触機Ｋ６
が開かれ、その時間経過と共に電磁接触器Ｋ８が閉じら
れる。
【００１４】これにより非同期電動機Ｍ４とＭ５が共に
高速作動される。これは両電動機の電気的負荷が、個々
の強力な駆動の電気的負荷より小さいために可能になさ
れる。円滑な作動が前述したところと同様にして行なわ
れ、電磁接触器Ｋ８が開かれ、接触器Ｋ７が閉じられ
る。
【００１５】紡糸機中央制御装置ＭＺは、ステップバイ
ステップ式切換装置用のプログラムを内蔵しており、高
速作動時間の終結後に、最後の非同期電動機が高速作動
されるまで、円滑始動制御装置ＳＡＳの作動態様が次々
にあらためて更新される。非同期電動機全部の高速作動
は、合計して約２分間で終結する。１台の紡糸機の非同
期電動機のすべてが、単に１台の円滑始動制御装置ＳＡ
Ｓにより制御され得る。またロータ紡糸機における自動
保守装置は、糸継ぎと共に始動開始できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】すべての非同期電動機の円滑作動を制御するた
め、本発明により単一の円滑作動制御装置のみを使用す
る状態を説明する図面であって、図面を簡潔ならしめる
ため補助的電磁接触器の図示は省略されている。
【符号の説明】
Ｍ１−Ｍ５‥‥‥非同期電動機 ＳＡＳ‥‥‥‥‥円滑始動制御装置 ＧＳ‥‥‥‥‥‥基本電圧 ＮＳ‥‥‥‥‥‥回路電圧 ＤＥ‥‥‥‥‥‥データ入力始動ボタン ＭＺ‥‥‥‥‥‥紡糸機中央制御装置 Ｋ１−Ｋ８‥‥‥（電磁）接触器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルツナー、エルヴィン ドイツ、85111、メッケンローエ、ゾネン ライテ、13 (72)発明者 ゲツ、ヨーゼフ ドイツ、85095、デンケンドルフ、リング シュトラーセ、17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ロータ紡糸機伝動装置が非同期電動機に
    より駆動され、これら非同期電動機が伝動装置の慣性質
    量負荷下に静止状態から駆動回転数における高速作動に
    至り、かつこのような非同期電動機のための円滑始動制
    御装置が使用される、ロータ紡糸機駆動電動機の円滑始
    動方法であって、ロータ紡糸機の全非同期電動機（Ｍ１
    からＭ５）を、単一の円滑始動装置（ＳＡＳ）のみによ
    り円滑始動制御する方法。
  2. 【請求項２】 紡糸機中央制御装置（ＭＺ）の円滑始動
    制御装置（ＳＡＳ）が、１台の非同期電動機の高速作動
    時間後に、最近接非同期電動機のために順次に切換えら
    れることを特徴とする、請求項（１）による円滑作動方
    法。
  3. 【請求項３】 円滑始動制御装置（ＳＡＳ）の規格が、
    最大出力非同期電動機の作動電流に対応して定められる
    ことを特徴とする、請求項（１）による円滑始動制御方
    法。
JP7092681A 1994-04-29 1995-04-18 ロータ紡糸機における駆動電動機の円滑始動制御方法 Pending JPH0866072A (ja)

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DE4414984.0 1994-04-29
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