JPH0865543A - 映像補償回路 - Google Patents
映像補償回路Info
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- JPH0865543A JPH0865543A JP6195729A JP19572994A JPH0865543A JP H0865543 A JPH0865543 A JP H0865543A JP 6195729 A JP6195729 A JP 6195729A JP 19572994 A JP19572994 A JP 19572994A JP H0865543 A JPH0865543 A JP H0865543A
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- JP
- Japan
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- video
- unit
- data
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像補償回路に関し、入力映像信号がいずれ
の映像パターンに属するかを識別し、同識別に従い同入
力映像を見やすい映像に信号補償処理する。 【構成】 第１のＡ／Ｄ変換部１と、所要の補償処理を
なす信号処理部２と、Ｄ／Ａ変換部３と、入力映像信号
画面を所定数のブロックに分割する画面分割部４と、分
割映像について周波数成分等を検出する検出部５〜７
と、第２のＡ／Ｄ変換部８〜10と、予め想定した映像パ
ターンを所定パターン数分と、同パターンの適性設定状
態データとを記憶しているメモリ部11と、第２のＡ／Ｄ
変換部よりのデータと、メモリ部の映像パターンに係る
データとを分割画面ごとに比較照合し、映像パターンを
識別する識別部12と、識別した映像パターンの適性設定
状態データと第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータとから、
信号処理部で所要の補償処理を行わしめる制御データを
演算する演算部13と、制御部14とで構成する。
の映像パターンに属するかを識別し、同識別に従い同入
力映像を見やすい映像に信号補償処理する。 【構成】 第１のＡ／Ｄ変換部１と、所要の補償処理を
なす信号処理部２と、Ｄ／Ａ変換部３と、入力映像信号
画面を所定数のブロックに分割する画面分割部４と、分
割映像について周波数成分等を検出する検出部５〜７
と、第２のＡ／Ｄ変換部８〜10と、予め想定した映像パ
ターンを所定パターン数分と、同パターンの適性設定状
態データとを記憶しているメモリ部11と、第２のＡ／Ｄ
変換部よりのデータと、メモリ部の映像パターンに係る
データとを分割画面ごとに比較照合し、映像パターンを
識別する識別部12と、識別した映像パターンの適性設定
状態データと第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータとから、
信号処理部で所要の補償処理を行わしめる制御データを
演算する演算部13と、制御部14とで構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像補償回路に係り、よ
り詳細には、入力映像信号がいずれの映像パターンに属
するかを識別し、同識別に従い同入力映像を見やすく、
また鮮明な映像になるように信号補償処理するようにし
た映像補償回路に関する。
り詳細には、入力映像信号がいずれの映像パターンに属
するかを識別し、同識別に従い同入力映像を見やすく、
また鮮明な映像になるように信号補償処理するようにし
た映像補償回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば、一般映像又はＣＣＴＶカ
メラ映像等をモニタで見る場合、使用者はそのモニタ画
面を見ながら関連する切換スイッチやボリューム等によ
り画質やコントラストレベル等を手動で調節し、最も見
やすい画像にしていた。
メラ映像等をモニタで見る場合、使用者はそのモニタ画
面を見ながら関連する切換スイッチやボリューム等によ
り画質やコントラストレベル等を手動で調節し、最も見
やすい画像にしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、映像信号の内
容が変わると前に調節した状態が必ずしも適性状態にな
るとは限らない場合がある。従って、このような場合に
は再度調節をやりなおす必要が生じる。従来においては
このような煩わしいという欠点があった。本発明は、か
かる欠点に鑑みてなされたものであり、入力映像信号の
内容を識別し、より見やすい映像にするように信号補償
するようにした映像補償回路を提供することを目的とす
る。
容が変わると前に調節した状態が必ずしも適性状態にな
るとは限らない場合がある。従って、このような場合に
は再度調節をやりなおす必要が生じる。従来においては
このような煩わしいという欠点があった。本発明は、か
かる欠点に鑑みてなされたものであり、入力映像信号の
内容を識別し、より見やすい映像にするように信号補償
するようにした映像補償回路を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、アナログの入
力映像信号をディジタル映像信号に変換する第１のＡ／
Ｄ変換部と、前記第１のＡ／Ｄ変換部よりのディジタル
映像信号について適性映像にするように所要の信号補償
処理をなす信号処理部と、前記信号処理部よりのディジ
タル映像信号をアナログ映像信号に変換するＤ／Ａ変換
部と、前記入力映像信号の映像画面を所定数のブロック
に分割する画面分割部と、前記画面分割部で分割した各
ブロック各々の映像について周波数成分を検出し、アナ
ログデータとして出力する検出部と、前記アナログデー
タをディジタルデータに変換する第２のＡ／Ｄ変換部
と、分割画面ごとに予め特性を定め、同分割画面を組み
合わせてなる予め想定した映像パターンに係るデータを
所定パターン数分と、同映像パターンそれぞれの場合の
適性設定状態に係るデータとを記憶しているメモリ部
と、前記第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータと、前記メモ
リ部の映像パターンに係るデータとを分割画面ごとに比
較照合し、同第２のＡ／Ｄ変換部よりの映像データがい
ずれの映像パターンに属するか識別する識別部と、前記
識別部で識別された映像パターンに対応する適性設定状
態に係るデータと前記第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータ
とから、前記第１のＡ／Ｄ変換部よりの映像データにつ
いて信号処理部で所要の信号補償処理を行わしめるため
の映像補償制御データを演算する演算部と、前記第２の
Ａ／Ｄ変換部よりのデータを基に、前記メモリ部、識別
部、演算部及び信号処理部を制御する制御部とで構成し
た映像補償回路を提供するものである。
力映像信号をディジタル映像信号に変換する第１のＡ／
Ｄ変換部と、前記第１のＡ／Ｄ変換部よりのディジタル
映像信号について適性映像にするように所要の信号補償
処理をなす信号処理部と、前記信号処理部よりのディジ
タル映像信号をアナログ映像信号に変換するＤ／Ａ変換
部と、前記入力映像信号の映像画面を所定数のブロック
に分割する画面分割部と、前記画面分割部で分割した各
ブロック各々の映像について周波数成分を検出し、アナ
ログデータとして出力する検出部と、前記アナログデー
タをディジタルデータに変換する第２のＡ／Ｄ変換部
と、分割画面ごとに予め特性を定め、同分割画面を組み
合わせてなる予め想定した映像パターンに係るデータを
所定パターン数分と、同映像パターンそれぞれの場合の
適性設定状態に係るデータとを記憶しているメモリ部
と、前記第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータと、前記メモ
リ部の映像パターンに係るデータとを分割画面ごとに比
較照合し、同第２のＡ／Ｄ変換部よりの映像データがい
ずれの映像パターンに属するか識別する識別部と、前記
識別部で識別された映像パターンに対応する適性設定状
態に係るデータと前記第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータ
とから、前記第１のＡ／Ｄ変換部よりの映像データにつ
いて信号処理部で所要の信号補償処理を行わしめるため
の映像補償制御データを演算する演算部と、前記第２の
Ａ／Ｄ変換部よりのデータを基に、前記メモリ部、識別
部、演算部及び信号処理部を制御する制御部とで構成し
た映像補償回路を提供するものである。
【０００５】
【作用】１画面（１フィールド又は１フレーム）を所定
数のブロック（例えば、９ブロック）に分割する（画面
分割部）。分割した各ブロックごとに所定の特性を検出
する（検出部）。所定の特性とは周波数成分、輝度信号
レベル、又は色度信号レベル等を意味する。なお、検出
部はこれら単独のみを検出、又は全てを検出するいずれ
の構成でもよい。一方、予め想定した複数の映像パター
ンと、そのパターンの場合の信号処理部に対する適性設
定状態とを記憶しておく（メモリ部）。検出部よりの特
性検出データとメモリ部の映像パターンとを比較照合
し、入力映像信号がいずれの映像パターンに属するかを
識別する（識別部）。
数のブロック（例えば、９ブロック）に分割する（画面
分割部）。分割した各ブロックごとに所定の特性を検出
する（検出部）。所定の特性とは周波数成分、輝度信号
レベル、又は色度信号レベル等を意味する。なお、検出
部はこれら単独のみを検出、又は全てを検出するいずれ
の構成でもよい。一方、予め想定した複数の映像パター
ンと、そのパターンの場合の信号処理部に対する適性設
定状態とを記憶しておく（メモリ部）。検出部よりの特
性検出データとメモリ部の映像パターンとを比較照合
し、入力映像信号がいずれの映像パターンに属するかを
識別する（識別部）。
【０００６】映像パターンが識別されたなら、そのパタ
ーンに対応する適性設定状態に係るデータと、検出部よ
りのデータとから信号処理部に対する映像補償制御デー
タを演算する（演算部）。制御部は上記映像補償制御デ
ータにより信号処理部を制御し、同信号処理部で入力映
像信号につき必要な補償処理を行わしめる。なお、この
補償処理はディジタル信号処理のためアナログの入力映
像信号はディジタル信号に変換しておき（第１のＡ／Ｄ
変換部）、同処理後に再びアナログ信号に戻す（Ｄ／Ａ
変換部）。
ーンに対応する適性設定状態に係るデータと、検出部よ
りのデータとから信号処理部に対する映像補償制御デー
タを演算する（演算部）。制御部は上記映像補償制御デ
ータにより信号処理部を制御し、同信号処理部で入力映
像信号につき必要な補償処理を行わしめる。なお、この
補償処理はディジタル信号処理のためアナログの入力映
像信号はディジタル信号に変換しておき（第１のＡ／Ｄ
変換部）、同処理後に再びアナログ信号に戻す（Ｄ／Ａ
変換部）。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による映像補償
回路を説明する。図１は本発明による映像補償回路の一
実施例を示す要部ブロック図である。図において、S1は
アナログの入力映像信号、１は入力映像信号S1をアナロ
グからディジタル映像信号D1に変換するＡ／Ｄ変換部、
２は制御部14の制御に基づきＡ／Ｄ変換回路１よりの映
像信号D1につき所要の信号補償処理をなす信号処理部、
３は信号処理部２により処理されたディジタル信号D2を
アナログ信号S2に戻すＤ／Ａ変換部、４は１画面を所定
数のブロックに分割する画面分割部、５、６及び７は画
面分割部４で分割した各ブロック各々の映像について所
定の特性を検出する第１の検出部、第２の検出部、及び
第３の検出部、８、９及び10は各検出部で検出した特性
に係るアナログデータをそれぞれディジタルデータに変
換するＡ／Ｄ変換部、11は予め想定した複数の映像パタ
ーン及びそのパターンの場合の適性設定状態とを記憶し
ているメモリ部、12は各Ａ／Ｄ変換部（８〜10）よりの
特性データとメモリ部11の映像パターンとを比較照合
し、入力映像信号がいずれの映像パターンに属するかを
識別する識別部、13は信号処理部２に対する映像補償制
御データを演算する演算部、14はメモリ部11、識別部12
及び演算部13を制御する一方、前記映像補償制御データ
により前記信号処理部２に所要の信号補償処理をなさし
めるように制御する制御部である。
回路を説明する。図１は本発明による映像補償回路の一
実施例を示す要部ブロック図である。図において、S1は
アナログの入力映像信号、１は入力映像信号S1をアナロ
グからディジタル映像信号D1に変換するＡ／Ｄ変換部、
２は制御部14の制御に基づきＡ／Ｄ変換回路１よりの映
像信号D1につき所要の信号補償処理をなす信号処理部、
３は信号処理部２により処理されたディジタル信号D2を
アナログ信号S2に戻すＤ／Ａ変換部、４は１画面を所定
数のブロックに分割する画面分割部、５、６及び７は画
面分割部４で分割した各ブロック各々の映像について所
定の特性を検出する第１の検出部、第２の検出部、及び
第３の検出部、８、９及び10は各検出部で検出した特性
に係るアナログデータをそれぞれディジタルデータに変
換するＡ／Ｄ変換部、11は予め想定した複数の映像パタ
ーン及びそのパターンの場合の適性設定状態とを記憶し
ているメモリ部、12は各Ａ／Ｄ変換部（８〜10）よりの
特性データとメモリ部11の映像パターンとを比較照合
し、入力映像信号がいずれの映像パターンに属するかを
識別する識別部、13は信号処理部２に対する映像補償制
御データを演算する演算部、14はメモリ部11、識別部12
及び演算部13を制御する一方、前記映像補償制御データ
により前記信号処理部２に所要の信号補償処理をなさし
めるように制御する制御部である。
【０００８】次に、本発明の動作について説明する。ア
ナログの入力映像信号S1はＡ／Ｄ変換部１でディジタル
信号D1に変換され、信号処理部２へ送られる。また、入
力信号S1は画面分割部４で１画面を所定数のブロックに
分割する。この場合、１画面は１フレーム、又は１フィ
ールドごととし、また、分割数は任意であるが例えば９
分割（縦横各３分割）する。この場合、分割数があまり
に少ないと（例えば、４分割）映像パターンを把握する
上で精度が劣るので極力分割数は多くすることが望まし
い。分割された各ブロック毎の映像については検出部で
所定の特性を検出する。第１図は検出部を３つ設けた例
であり、第１の検出部５は周波数成分、第２の検出部６
は輝度信号レベル（最大値、最小値等）、そして第３の
検出部７は色度信号レベル（最大値、最小値等）につき
検出するものである。検出部は図１のように３つで構成
してもよく、何れか１つ又は２つの特性を検出する構成
にしてもよい。
ナログの入力映像信号S1はＡ／Ｄ変換部１でディジタル
信号D1に変換され、信号処理部２へ送られる。また、入
力信号S1は画面分割部４で１画面を所定数のブロックに
分割する。この場合、１画面は１フレーム、又は１フィ
ールドごととし、また、分割数は任意であるが例えば９
分割（縦横各３分割）する。この場合、分割数があまり
に少ないと（例えば、４分割）映像パターンを把握する
上で精度が劣るので極力分割数は多くすることが望まし
い。分割された各ブロック毎の映像については検出部で
所定の特性を検出する。第１図は検出部を３つ設けた例
であり、第１の検出部５は周波数成分、第２の検出部６
は輝度信号レベル（最大値、最小値等）、そして第３の
検出部７は色度信号レベル（最大値、最小値等）につき
検出するものである。検出部は図１のように３つで構成
してもよく、何れか１つ又は２つの特性を検出する構成
にしてもよい。
【０００９】検出した特性はＡ／Ｄ変換部（８〜10）で
それぞれディジタルデータに変換する。なお、この他さ
らに特性を検出するのであれば検出部及びＡ／Ｄ変換部
を追加して設ける。一方、メモリ部11には映像パターン
に係るデータと、適性設定状態に係るデータとが記憶さ
れている。前者の映像パターンデータとは、予め多数種
類の映像パターンを想定しておき、これを記憶しておく
ものである。そして、このパターンは画面分割部４によ
る分割と対応させ、各分割画面ごとに予め特性を定め、
これを組み合わせたものからなる。例えば、各分割画面
の周波数特性を同等にし、これを組み合わせたものを文
字画面のパターンとする。また、画面周辺部に位置する
分割画面の輝度レベルを画面中央に位置する分割画面の
輝度レベルに比し所定の関係の下で高くし、これをＣＣ
ＴＶカメラよりの逆光映像パターンとする。
それぞれディジタルデータに変換する。なお、この他さ
らに特性を検出するのであれば検出部及びＡ／Ｄ変換部
を追加して設ける。一方、メモリ部11には映像パターン
に係るデータと、適性設定状態に係るデータとが記憶さ
れている。前者の映像パターンデータとは、予め多数種
類の映像パターンを想定しておき、これを記憶しておく
ものである。そして、このパターンは画面分割部４によ
る分割と対応させ、各分割画面ごとに予め特性を定め、
これを組み合わせたものからなる。例えば、各分割画面
の周波数特性を同等にし、これを組み合わせたものを文
字画面のパターンとする。また、画面周辺部に位置する
分割画面の輝度レベルを画面中央に位置する分割画面の
輝度レベルに比し所定の関係の下で高くし、これをＣＣ
ＴＶカメラよりの逆光映像パターンとする。
【００１０】後者の適性設定状態に係るデータとは、上
記のように想定した映像パターンそれぞれの適性設定状
態、つまり、輝度、コントラスト、カラー飽和度、又は
色相等の適性な設定状態を各映像パターンごとに定めた
データである。Ａ／Ｄ変換部（８〜10）よりのデータか
ら、入力映像信号S1が上述した映像パターンの何れに属
するかを識別部12で識別する。この識別は分割画面ごと
にメモリ部11に記憶されている上記映像パターンと比較
照合して行う。例えば、前記例を引用すれば、上記比較
照合の結果、各分割画面の周波数成分が単一で各分割画
面とも略同一なら文字画面と識別する。また、画面周辺
部の輝度レベルが同中央部の輝度レベルに比べ高く、且
つ両者の関係が記憶パターンと一致する場合には逆光映
像パターンと識別する。
記のように想定した映像パターンそれぞれの適性設定状
態、つまり、輝度、コントラスト、カラー飽和度、又は
色相等の適性な設定状態を各映像パターンごとに定めた
データである。Ａ／Ｄ変換部（８〜10）よりのデータか
ら、入力映像信号S1が上述した映像パターンの何れに属
するかを識別部12で識別する。この識別は分割画面ごと
にメモリ部11に記憶されている上記映像パターンと比較
照合して行う。例えば、前記例を引用すれば、上記比較
照合の結果、各分割画面の周波数成分が単一で各分割画
面とも略同一なら文字画面と識別する。また、画面周辺
部の輝度レベルが同中央部の輝度レベルに比べ高く、且
つ両者の関係が記憶パターンと一致する場合には逆光映
像パターンと識別する。
【００１１】このようにして入力映像信号の映像パター
ンが識別された後は、適性映像にするための条件を演算
部により割り出す。前記のように、メモリ部11には各映
像パターンごとの適性設定状態に係るデータが記憶され
ているので、このデータと、各Ａ／Ｄ変換部（８〜10）
よりのデータとから、信号処理部２に入力する映像信号
D1に対する補償方法を演算により求める。この演算結果
が映像補償制御データC1となる。制御部14はこの映像補
償制御データC1で信号処理部２を制御し、入力映像信号
D1に対して所要の補償処理を信号処理部２に行わしめ
る。この補償処理は、例えば、再度前記例を引用すれ
ば、文字画面であれば文字の潰れを防止するために白ピ
ークをクリップしたり、さらにはオーバシュートをつけ
て文字の鮮鋭度を上げる。また、逆光映像映像であれば
輝度を下げ、映像の明瞭度を上げる、等である。このよ
うに、補償処理の内容として、周波数帯域の増減、輝度
レベル（コントラスト）の増減、ガンマ補正量、白ピー
ククリップ、色飽和度の増減、色相の補正等が挙げられ
る。信号処理部２で所要の信号補償された信号D2はＤ／
Ａ変換部３で元のアナログ信号S2に戻される。同信号S2
による映出映像は見る者にとって見やすい映像となる。
ンが識別された後は、適性映像にするための条件を演算
部により割り出す。前記のように、メモリ部11には各映
像パターンごとの適性設定状態に係るデータが記憶され
ているので、このデータと、各Ａ／Ｄ変換部（８〜10）
よりのデータとから、信号処理部２に入力する映像信号
D1に対する補償方法を演算により求める。この演算結果
が映像補償制御データC1となる。制御部14はこの映像補
償制御データC1で信号処理部２を制御し、入力映像信号
D1に対して所要の補償処理を信号処理部２に行わしめ
る。この補償処理は、例えば、再度前記例を引用すれ
ば、文字画面であれば文字の潰れを防止するために白ピ
ークをクリップしたり、さらにはオーバシュートをつけ
て文字の鮮鋭度を上げる。また、逆光映像映像であれば
輝度を下げ、映像の明瞭度を上げる、等である。このよ
うに、補償処理の内容として、周波数帯域の増減、輝度
レベル（コントラスト）の増減、ガンマ補正量、白ピー
ククリップ、色飽和度の増減、色相の補正等が挙げられ
る。信号処理部２で所要の信号補償された信号D2はＤ／
Ａ変換部３で元のアナログ信号S2に戻される。同信号S2
による映出映像は見る者にとって見やすい映像となる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力映像信号を、メモリ部に記憶している予め想定した複
数の映像パターンと比較照合して映像パターンを識別
し、そのパターンに適した映像補償を行うことができ
る。この映像補償により入力映像を常に適性な画質状態
で見ることができ、従来のような、切り換えスイッチや
ボリューム等を手動操作して適性映像に調節するという
煩わしさを解消することができる。従って、本発明はＣ
ＣＴＶカメラ映像や一般映像等、種々の映像信号を入力
源とするモニタの性能向上に寄与しうるものである。
力映像信号を、メモリ部に記憶している予め想定した複
数の映像パターンと比較照合して映像パターンを識別
し、そのパターンに適した映像補償を行うことができ
る。この映像補償により入力映像を常に適性な画質状態
で見ることができ、従来のような、切り換えスイッチや
ボリューム等を手動操作して適性映像に調節するという
煩わしさを解消することができる。従って、本発明はＣ
ＣＴＶカメラ映像や一般映像等、種々の映像信号を入力
源とするモニタの性能向上に寄与しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による映像補償回路の一実施例を示す要
部ブロック図である。
部ブロック図である。
S1 アナログの入力映像信号 １ Ａ／Ｄ変換部 ２ 信号処理部 ３ Ｄ／Ａ変換部 ４ 画面分割部 ５ 第１の検出部 ６ 第２の検出部 ７ 第３の検出部 ８ Ａ／Ｄ変換部 ９ Ａ／Ｄ変換部 10 Ａ／Ｄ変換部 11 メモリ部 12 識別部 13 演算部 14 制御部
Claims (5)
- 【請求項１】 アナログの入力映像信号をディジタル映
像信号に変換する第１のＡ／Ｄ変換部と、前記第１のＡ
／Ｄ変換部よりのディジタル映像信号について適性映像
にするように所要の信号補償処理をなす信号処理部と、
前記信号処理部よりのディジタル映像信号をアナログ映
像信号に変換するＤ／Ａ変換部と、前記入力映像信号の
映像画面を所定数のブロックに分割する画面分割部と、
前記画面分割部で分割した各ブロック各々の映像につい
て周波数成分を検出し、アナログデータとして出力する
検出部と、前記アナログデータをディジタルデータに変
換する第２のＡ／Ｄ変換部と、分割画面ごとに予め特性
を定め、同分割画面を組み合わせてなる予め想定した映
像パターンに係るデータを所定パターン数分と、同映像
パターンそれぞれの場合の適性設定状態に係るデータと
を記憶しているメモリ部と、前記第２のＡ／Ｄ変換部よ
りのデータと、前記メモリ部の映像パターンに係るデー
タとを分割画面ごとに比較照合し、同第２のＡ／Ｄ変換
部よりの映像データがいずれの映像パターンに属するか
識別する識別部と、前記識別部で識別された映像パター
ンに対応する適性設定状態に係るデータと前記第２のＡ
／Ｄ変換部よりのデータとから、前記第１のＡ／Ｄ変換
部よりの映像データについて信号処理部で所要の信号補
償処理を行わしめるための映像補償制御データを演算す
る演算部と、前記第２のＡ／Ｄ変換部よりのデータを基
に、前記メモリ部、識別部、演算部及び信号処理部を制
御する制御部とで構成したことを特徴とする映像補償回
路。 - 【請求項２】 前記検出部の検出が、周波数成分ではな
く輝度信号レベルの分布を検出するようにしたことを特
徴とする請求項１記載の映像補償回路。 - 【請求項３】 前記検出部の検出が、周波数成分ではな
く色度信号レベルの分布を検出するようにしたことを特
徴とする請求項１記載の映像補償回路。 - 【請求項４】 前記検出部の検出が、周波数成分ととも
に輝度信号レベルの分布を検出するようにしたことを特
徴とする請求項１記載の映像補償回路。 - 【請求項５】 前記検出部の検出が、周波数成分ととも
に輝度信号レベルの分布及び色度信号レベルの分布を検
出するようにしたことを特徴とする請求項１記載の映像
補償回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195729A JPH0865543A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 映像補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6195729A JPH0865543A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 映像補償回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865543A true JPH0865543A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16345998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6195729A Pending JPH0865543A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 映像補償回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999021355A1 (fr) * | 1997-10-20 | 1999-04-29 | Sony Corporation | Dispositif d'affichage, procede de production d'un signal de repere, circuit de detection du signal de repere et circuit de generation d'un signal de commande |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP6195729A patent/JPH0865543A/ja active Pending
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