JPH0865361A - インタフェース変換装置 - Google Patents

インタフェース変換装置

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JPH0865361A
JPH0865361A JP6213202A JP21320294A JPH0865361A JP H0865361 A JPH0865361 A JP H0865361A JP 6213202 A JP6213202 A JP 6213202A JP 21320294 A JP21320294 A JP 21320294A JP H0865361 A JPH0865361 A JP H0865361A
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Kazuyoshi Suzuki
一義 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 変換機能部8は、通常接続回線2との網同期
がとれなくなった場合に信号線20に有効信号を送出す
る。カウンタ14は、変換機能部8が網同期に対応した
タイミング信号を送出しなくなった場合に、信号線18
に有効信号を送出する。局給電検出回路16は、通常接
続回線2から供給される局給電が検出できなくなった場
合に信号線19に有効信号を送出する。オア回路15は
これらの有効信号が一つでも入力された場合に、有効信
号を送出する。切り替えスイッチ7は、この有効信号に
より、回線をバックアップ回線3に切り替える。 【効果】 障害発生時の回線切り替えを速やかに行うこ
とができ、また、データ通信装置側からこの切り替えを
指示する必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既存回線インタフェー
スを有するデータ通信装置を、新規の回線インタフェー
スの回線に対して接続するためのインタフェース変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、電話回線のモデムインタフェース
等の既存回線インタフェースを持ったデータ通信装置
を、新しい高速ディジタル回線やISDN(サービス総
合ディジタル網)に接続する場合は、既存回線インタフ
ェースを、これら新規のインタフェース回線に変換する
ための機能を持ったインタフェース変換装置を介して接
続する方法がとられている。そして、このようなインタ
フェース変換装置としては、ターミナルアダプタ等があ
り、この種のターミナルアダプタでは、通常、高速ディ
ジタル専用回線をデータ通信装置との通常接続回線と
し、公衆網であるISDNをバックアップ回線として切
り替え可能に収容している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ターミナルアダプタ等のインタフェース変換装置では、
相手装置と通信を行わなければ障害がどうかが判断でき
ず、このため、障害発生時のバックアップ回線への切り
替えが遅れてしまうことから、このような場合の切り替
えを速やかに行うことのできるインタフェース変換装置
が望まれていた。また、従来のインタフェース変換装置
では、データ通信装置側に、バックアップ指示のための
機能を必要とするため、接続できるデータ通信装置が限
られてしまうことから、もっと汎用性の高いインタフェ
ース変換装置が求められていた。
【0004】更に、バックアップを行った場合、障害の
発生場所や原因の切り分けがバックアップ通信中には行
うことができず、障害解決が遅れることから、このよう
なバックアップ通信中でも障害解決を行うことのできる
インタフェース変換装置が望まれていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のインタフェース
変換装置は、前述の、障害発生時の切り替えを速やかに
行い、また、汎用性の高い装置を得るという課題を解決
するために、インタフェース変換を行う変換機能部と、
データ通信装置を接続する回線をバックアップ回線に切
り替える切替えスイッチとを設けると共に、変換機能部
の異常か、通常接続回線に対して回線接続できない状態
の異常か、通常接続回線に対して回線接続されたが通信
ができない状態の異常かを検出した場合、切り替えスイ
ッチに対して切り替え指示を送出する障害検出部とを備
えたことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明のインタフェース変換装置
は、前述の、バックアップ通信中でも障害解決を行える
装置を得るという課題を解決するため、任意のデータパ
ターンを発生させ、このデータパターンを通常接続回線
に送出すると共に、相手装置から受信したデータパター
ンの正常性をチェックする障害判定部と、この障害判定
部で判定した判定結果を、バックアップ回線における多
重化された複数のチャネルのうちの一つのチャネルを介
して相手装置に送出する判定結果送出部とを備えたこと
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明のインタフェース変換装置においては、
通常時では、データ通信装置を通常接続回線に接続して
いる。この状態で、障害検出部は、変換機能部の異常
か、通常接続回線に対して回線接続できない状態の異常
か、通常接続回線に対して回線接続はされているが通信
ができない状態の異常かを検出した場合、切り替えスイ
ッチに対して切り替え指示を送出する。これにより、切
り替えスイッチが切り替えられ、自動的にバックアップ
回線に切り替えられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明のインタフェース変換装置の実
施例1を示す構成図であるが、これに先立ち、インタフ
ェース変換装置を用いた通信システムの基本的な構成を
説明する。
【0009】図2は、その通信システムの一般的な構成
図である。図のシステムは、データ通信装置100がタ
ーミナルアダプタ1に接続され、インタフェース変換装
置としてのターミナルアダプタ1は、高速ディジタル専
用回線2、ISDN3を収容している。データ通信装置
100は、パーソナルコンピュータ等からなり、モデム
インタフェース等の既存回線インタフェースを備えてい
る。高速ディジタル専用回線(以下、専用回線と称す)
2は、新規インタフェースのディジタル回線である。ま
た、ISDN3は高速ディジタル専用回線2が不通とな
った場合にバックアップを行うために用いられている。
尚、このような回線障害時のバックアップ機能は、付加
機能として高機能ターミナルアダプタ等に実装されてい
る。また、図中、4は既存回線インタフェース、5はバ
ックアップ切り替え指示を行うためのインタフェース
(以下、切り替え指示用インタフェースという)。
【0010】図3は、上記ターミナルアダプタ1の内部
構成図である。図示のように、ターミナルアダプタ1
は、既存回線インタフェース4用のドライバレシーバ
(D/R)6、切り替えスイッチ7、変換機能部(T−
a)8、変換機能部(T−b)9、ドライバレシーバ
(D/R)10,11からなる。
【0011】ドライバレシーバ6は、既存回線インタフ
ェース用のドライバレシーバとしての機能を有するもの
で、切り替えスイッチ7は、データ通信装置100から
切り替え指示用インタフェース5を介して与えられる指
示により、バックアップ側との通信を有効にするための
スイッチである。変換機能部8は、既存回線インタフェ
ース4を専用回線2の回線インタフェースに変換するた
めの制御を行う機能を有し、変換機能部9は、既存回線
インタフェースをISDN3の回線インタフェースに変
換するための制御を行う機能を有している。また、ドラ
イバレシーバ10は、専用回線2用のドライバレシー
バ、ドライバレシーバ11は、ISDN3用のドライバ
レシーバである。
【0012】次に、上記構成のターミナルアダプタ1の
動作について説明する。データ通信装置100からの通
信電文(例えば、一般に使用されているHDLC手順用
フレーム)は、ドライバレシーバ6、切り替えスイッチ
7を介して変換機能部8にてITU勧告I430に規定
されているフレームフォーマットに変換され、ドライバ
レシーバ10を介して専用回線2に送信される。また、
受信の場合には送信とは逆の変換が行われる。
【0013】ここで、相手装置からの応答がない等、通
信ができない場合、データ通信装置100は切り替え指
示用インタフェース5を用いて切り替え指示を出し、切
り替えスイッチ7をISDN3側を有効にするように切
り替える。そして、切り替え後は、ISDN3を用いて
相手装置と同様に通信を行う。尚、変換機能部8,9
は、接続される回線により機能が異なり、一般には、各
々の回線に適用した専用のLSIが使用されている。
【0014】次に、データ通信装置100からの切り替
え指示を必要とせずに、専用回線2の障害時には、自動
的にバックアップ回線への切り替えを行うことのできる
実施例を説明する。
【0015】《実施例1》図1は、実施例1を示す構成
図であり、この図は、図3のターミナルアダプタ1に対
応するターミナルアダプタ101の構成を示している。
図の装置は、ドライバレシーバ(D/R)6、切り替え
スイッチ7、変換機能部(T−a)8、変換機能部(T
−b)9、ドライバレシーバ(D/R)10,11、障
害検出部12、スイッチ部13からなる。ここで、ドラ
イバレシーバ6〜ドライバレシーバ11は、図3の構成
と同様であるため、ここでの説明は省略する。
【0016】障害検出部12は、変換機能部8の異常、
専用回線2に対して回線接続できない状態の異常、回線
は接続されているが通信ができない状態の異常を検出し
た場合、切り替えスイッチ7に対して切り替え指示を送
出する機能を備え、カウンタ14、オア回路15、局給
電検出回路(VD)16からなる。
【0017】カウンタ14は、切り替えスイッチ7と変
換機能部8を接続する信号線17が一定時間変化しない
場合は、信号線18を有効にする機能を有している。局
給電検出回路16は、専用回線2から供給される局給電
用電力を検出されない場合に信号線19を有効にするも
のである。また、信号線20は、変換機能部8が専用回
線2の網との間でレイヤ1レベルの同期が確立した場合
に無効となる信号線である。即ち、この信号線20が無
効の場合は網と同期が確立されていることを意味する。
尚、この機能は一般に、変換機能部8の付加機能として
具備されている。
【0018】オア回路15は、信号線18,19,20
を入力とし、信号線21より、その論理和演算結果を出
力する回路である。即ち、カウンタ14からの有効信
号、局給電検出回路16からの有効信号、変換機能部8
からの有効信号のいずれか一つが入力された場合は、信
号線21の出力を有効とする回路である。また、スイッ
チ部13は、データ通信装置100からの切り替え指示
用インタフェース5か、オア回路15からの信号線21
かの選択を行うスイッチであり、その切り替え出力は信
号線22を介して切り替えスイッチ7に入力されるよう
構成されている。
【0019】図4は、局給電検出回路16を説明するた
めの構成図である。専用回線2は、送信線TA,TB
と、受信線RA,RBの4線で構成されており、トラン
ス10−1、10−2を介してドライバ10−3、レシ
ーバ10−4に接続されている。一般に、網からの局給
電は送信線と受信線に重畳されており、消費電力の小さ
い電話等はこの局給電のみで動作させている。このよう
な構成から、トランス10−1、10−2の中点からの
信号線10−5、10−6間の電圧差が正規の電圧かど
うかを比較することで、局給電の検出を行うことができ
る。
【0020】局給電検出回路16は、この信号線10−
5、10−6の電圧を電圧検出器16−1で検出し、O
Kであれば信号線16−2が有効となり、インバート回
路16−3を介して信号線19が無効となる。また、電
圧検出器16−1の結果がNGの場合は、同様に信号線
19が有効となる。
【0021】図5は、カウンタ14の詳細を示す構成図
である。切り替えスイッチ7と変換機能部8間の信号線
17は、送信線(T)17−1、受信線(R)17−
2、タイミング線(S)17−3からなる。タイミング
線17−3は、常時、変換機能部8から網に同期したタ
イミングでデータ通信装置100側に供給される。接続
されるデータ通信装置100は、このタイミング線17
−3に同期して送受信を行う。
【0022】また、図において、14−1は発信器(C
LK)、14−2はn進カウンタであり、発信器14−
1からの信号線14−3がn進カウンタ14−2の入力
端子に接続され、また、タイミング線17−3からのタ
イミング信号が、そのリセット端子に入力されるよう構
成されている。
【0023】図6は、このようなカウンタ14の動作を
示すタイミングチャートである。このような構成におい
て、タイミング線17−3が動作中は、n進カウンタ1
4−2に対して、リセットが入り続けるため、n進カウ
ンタ14−2はカウントアップしない。しかしながら、
図6中、(a)に示すように、変換機能部8の故障等に
より、タイミング線17−3に流れるタイミング信号が
停止すると、n進カウンタ14−2は、図中(b)点よ
りカウントアップを開始し、(c)点でn+1カウント
し、オーバフローとなると、信号線18が有効となる。
【0024】このように、障害検出部12では、変換機
能部8の異常はカウンタ14から出力される有効信号
で、また、専用回線2に対して回線接続できない状態の
異常は、局給電検出回路16から出力される有効信号
で、更に、回線は接続されているが通信ができない状態
の異常は、変換機能部8から出力される有効信号によっ
てオア回路15に入力されるよう構成されている。
【0025】次に、上記構成のターミナルアダプタ10
1の動作を説明する。先ず、通常のターミナルアダプタ
101の動作については、図2、3で説明したターミナ
ルアダプタ1の動作と同様である。即ち、通常は、デー
タ通信装置100がターミナルアダプタ101を介して
専用回線2と接続されている。このような通常時、次の
ような状態が発生すると、障害検出部12は障害が発生
したと判定する。
【0026】専用回線2の回線ケーブル等が切断し、
局給電が検出できなくなり、局給電検出回路16からの
信号線19が有効となる。 網の障害等により、網との同期が外れ、信号線20が
有効となる。 変換機能部8が障害となり、既存回線インタフェース
4側にタイミングが供給できなくなり、カウンタ14か
らの信号線18が有効となる。
【0027】以上の、〜のうち、1個以上が有効と
なると、オア回路15からの出力が有効となり、これ
が、信号線21、22を介して切り替えスイッチ7に入
力され、切り替えスイッチ7が切り替えられる。これに
より、データ通信装置100との接続は、ISDN3に
切り替えられ、バックアップが行われる。ここで、スイ
ッチ部13は、データ通信装置100からの指示による
切り替えか、障害検出部12による自動切り替えかを選
択するために設けられており、この設定はマニュアル設
定でも、データ通信装置100側からの指示による設定
でも任意に選択可能に構成されており、システムによっ
ていずれかを選択するものである。
【0028】以上のように、上記実施例1では、障害検
出部12が、障害を検出した場合は切り替えスイッチ7
への切り替え指示を行うよう構成したので、ターミナル
アダプタ101に接続されるデータ通信装置100側
に、障害検出機能やターミナルアダプタ101に対する
バックアップ指示機能等を必要とせず、データ通信装置
100側の通信中の有無にかかわらず、早急なバックア
ップ対応が可能となる。また、データ通信装置100側
に既存インタフェース以外、特別な機能を要求しないた
め、汎用性の高いターミナルアダプタ101が実現でき
る。
【0029】《実施例2》図7は、本発明のインタフェ
ース変換装置の実施例2の構成図である。図のターミナ
ルアダプタ102(インタフェース変換装置)は、ドラ
イバレシーバ(D/R)6、切り替えスイッチ7、変換
機能部(T−a)8、変換機能部(T−b)9、ドライ
バレシーバ(D/R)10,11、障害検出部12、マ
イクロプロセッサ(μP)23、送受信コントローラ
(TRC)24、スイッチ部25、ループ機能部26か
らなる。ここで、ドライバレシーバ6〜ドライバレシー
バ11は、図3および上記実施例1の構成と同様である
ため、その説明は省略する。また、障害検出部12の構
成も実施例1と同様であるため、その内部構成の図示は
省略する。
【0030】マイクロプロセッサ23は、障害検出用の
データを生成したり、スイッチ部25の切り替え等を制
御するもので、障害判定部23aと判定結果送出部23
bの機能を実現している。この障害判定部23aは、任
意のデータパターンを発生させ、このデータパターン
を、専用回線2に送出すると共に、相手装置から受信し
たデータパターンの正常性をチェックする機能を有して
いる。また、判定結果送出部23bは、障害判定部23
aで判定した結果を、ISDN3における後述するBチ
ャネルのうちに一つに送出する機能を有している。
【0031】送受信コントローラ24は、マイクロプロ
セッサ23側のパラレルデータをシリアルデータに変換
するための制御を行うものである。スイッチ部25は、
マイクロプロセッサ23からの信号線27の指示によ
り、信号線17と、送受信コントローラ24からの信号
線28とを切り替えるスイッチである。また、ループ機
能部26は、送受信データを折り返すループ機能を実現
する回路であり、マイクロプロセッサ23からの信号線
29の指示により、ループ設定が行われると、変換機能
部8からの送受信データを、このループ機能部26で変
換機能部8に折り返すものである。また、ドライバレシ
ーバ10からの送受信データも同様に折り返す機能を有
している。
【0032】更に、バックアップ用の変換機能部9は、
基本インタフェースのISDN3における二つのBチャ
ネルを収容するよう構成され、そのうち一方のBチャネ
ル(B1)をバックアップ用の信号線30に、他方のB
チャネル(B2)を判定結果送出用の信号線31に接続
するよう構成されている。
【0033】次に、上記実施例2の動作について説明す
る。先ず、上記実施例1と同様に、専用回線2での通信
中に障害が発生すると、障害検出部12の動作により、
切り替えスイッチ7が切り替えられ、バックアップ回線
であるISDN3にて通信が行われる。尚、図7中、図
1におけるスイッチ部13の構成は図示省略している。
【0034】この時、信号線22が、マイクロプロセッ
サ23に接続されているため、マイクロプロセッサ23
もバックアップを認識し、その障害判定部23aは、信
号線27によりスイッチ部25を切り替え、信号線28
を変換機能部8に接続する。また、信号線29により、
ループ機能部26によりループの設定を行う。そして、
この状態にて、「55(H) 」や「AA(H) 」といったチ
ェックデータを送受信コントローラ24を介して信号線
28に送出する。このチェックデータは、スイッチ部2
5→変換機能部8→ループ機能部26→変換機能部8→
スイッチ部25→送受信コントローラ24というルート
でマイクロプロセッサ23に折り返され、障害判定部2
3aは、ターミナルアダプタ102内部の障害検出を行
う。
【0035】次に、障害判定部23aは、信号線29に
より、ループ機能部26に対して設定を元に戻す(変換
機能部8とドライバレシーバ10とを接続する)よう制
御を行い、同様のチェックデータを送出する。これによ
り、チェックデータは、専用回線2を介して相手側のタ
ーミナルアダプタ102に伝送される。
【0036】図8は、このような場合のデータの流れの
説明図である。先ず、一方のターミナルアダプタ102
−aから、上記のような動作によりチェックデータが他
方のターミナルアダプタ102−bに送信される(図
中、bに示す)。他方のターミナルアダプタ102−b
では、そのマイクロプロセッサ23が、チェックデータ
の正常性のチェックを行い、そのチェック結果を、現在
バックアップに使用されているISDN3を介して一方
側のターミナルアダプタ102−aに通知する(図中、
cで示す)。
【0037】ここで、基本インタフェースのISDN3
の場合、1回線当り2チャネル(B1チャネル、B2チ
ャネル)を収容しているため、バックアップ用のチャネ
ルとしてB1チャネルを用い(図中、aで示す)、B2
チャネルは空いている。即ち、通常は空いているB2チ
ャネルにてチェック結果を送出する。
【0038】チェックデータを受信したターミナルアダ
プタ102−aでは、B2チャネルからの判定結果デー
タを信号線31、送受信コントローラ24を介してマイ
クロプロセッサ23に通知し、その通知内容により、網
や回線の異常を検出することができる。尚、B2チャネ
ルを用いた、ターミナルアダプタ102−aとターミナ
ルアダプタ102−b間の通信は、上記のチェック結果
以外に、チェックデータの送出予定通知や各々のチェッ
クデータの送出予定通知や、障害検出の制御等に使用す
るものである。
【0039】以上のように、実施例2によれば、障害判
定部23aから送出したチェックデータをループ機能部
26で折り返し、これを障害判定部23aで判定するよ
うにしたので、ターミナルアダプタ102内部の障害判
定を行うことができる。
【0040】また、障害判定部23aからのチェックデ
ータを相手側に送信し、相手側のターミナルアダプタ1
02の障害判定部23aが、障害判定を行い、この判定
結果をISDN3のBチャネルのうちの一つのチャネル
を用いて通知するようにしたので、バックアップ回線に
て運用中に、使用していないバックアップ回線の1チャ
ネルを用いて、ターミナルアダプタ102、網、回線の
障害検出または障害切り分けを行うことができる。従っ
て、障害発生時に、早急な障害対策が可能となるもので
ある。更に、一方のターミナルアダプタ102にのみ操
作者を配置し、リモートにて他方のターミナルアダプタ
102の状況を見ることが可能となり、少ない人員にて
障害対策が可能となる。
【0041】《実施例3》図9は、実施例3のインタフ
ェース変換装置としてのターミナルアダプタ103を示
す構成図である。図のターミナルアダプタ103は、ド
ライバレシーバ(D/R)6、切り替えスイッチ7、変
換機能部(T−a)8、変換機能部(T−b)9、ドラ
イバレシーバ(D/R)10,11、障害検出部12、
折り返し用スイッチ32からなる。ここで、ドライバレ
シーバ6〜障害検出部12は、図3および上記実施例
1、2の構成と同様であるため、その説明は省略する。
【0042】また、折り返し用スイッチ32は、上記実
施例2におけるスイッチ部25と同様の構成を有するも
のであるが、障害検出部12からの切り替え指示によっ
て、変換機能部8と変換機能部9とを接続するよう切り
替える点が異なっている。即ち、折り返し用スイッチ3
2がこのような切り替えを行った場合、変換機能部8か
らの信号を、変換機能部9が収容しているB2チャネル
に折り返すものである。
【0043】図10に、上記のターミナルアダプタ10
3を用いた通信システムを示す。ここで、ターミナルア
ダプタ102は、実施例2で説明したチェックデータ送
出/判定機能を備えたターミナルアダプタであり、相手
側のターミナルアダプタは、実施例3のターミナルアダ
プタ103を用いている。このように構成された通信シ
ステムにおいて、ターミナルアダプタ103では、障害
検出部12が障害検出を行い、切り替えスイッチ7に対
して切り替え指示を行うと、折り返し用スイッチ32
は、変換機能部8からのデータを変換機能部9を介して
B2チャネルに折り返すよう切り替えを行う。
【0044】ターミナルアダプタ102からのチェック
データ(図中b)は、ターミナルアダプタ103内の折
り返し用スイッチ32、信号線31を介して、ISDN
3のB2チャネルから(図中c)、マイクロプロセッサ
23に折り返され、このマイクロプロセッサ23がチェ
ックすることにより、障害切り分けを行うことができる 即ち、一方のターミナルアダプタ102が、相手をター
ミナルアダプタ103とする上記の折り返し、および、
実施例2で説明したループ機能部26による内部の折り
返しを行うことにより、自分側か、専用回線2を含む相
手側かの障害切り分けを行うことができる。
【0045】図11に、実施例3における他の適用例を
示す。この例は、拠点に、チェックデータ送出/判定機
能を有するターミナルアダプタ102−a、102−
b、…、102−cを設け、各地方に、折り返し機能の
みを持ったターミナルアダプタ103−a、103−
b、…、103−cを設置した構成となっている。この
ような構成とすることにより、拠点から各地方での折り
返しを実施し、その結果により、障害切り分けを行うこ
とができる。尚、この図11において、100−a〜1
00−fはデータ通信装置、2−a〜2−cは専用回
線、3−a〜3−cはISDNを示している。
【0046】以上のように、実施例3では、折り返し用
スイッチ32により、障害発生時は、変換機能部8から
の信号を、変換機能部9が収容しているB2チャネルに
折り返すようにしたので、この場合のターミナルアダプ
タ103は、マイクロプロセッサ等の機能を省略するこ
とができ、従来のターミナルアダプタにわずかな機能を
追加するのみで実現することができ、従って、低価格と
することができる。特に図11のように複数のターミナ
ルアダプタ102、103を用いる場合には、半分のタ
ーミナルアダプタ103が、実施例3のもので済むた
め、システム全体のコスト低減が大きいという効果が得
られる。
【0047】図12は、他の通信システムの説明図であ
る。図において、200は、ターミナルアダプタを介さ
ず直接、専用回線2やISDN3の新規インタフェース
を収容するデータ通信装置であり、このデータ通信装置
中に、上述したターミナルアダプタ102、103のチ
ェックデータ送出/判定機能や折り返し機能を備えてい
る。また、相手側の装置としては、チェックデータ送出
/判定機能と折り返し機能を有するターミナルアダプタ
102や、折り返し機能のみを備えたターミナルアダプ
タ103としている。このような通信システムにおいて
も、実施例2や実施例3と同様のチェックデータ送出や
折り返し、あるいは相手側装置でのチェックデータの正
常性判定等を行うことにより、これら実施例と同様の効
果を奏することができる。
【0048】尚、上記各実施例では、通常接続回線2と
して高速ディジタル専用回線、バックアップ回線3とし
てISDNを例にとって説明したが、これに限定される
ものではなく、他の種類の回線であっても同様の効果を
奏することができる。また、上記実施例2、3における
バックアップ回線3では、複数チャネルを多重化してあ
る回線であれば、ISDNに限定されず、他の回線であ
ってもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインタフ
ェース変換装置によれば、変換機能部の異常、通常接続
回線に対して回線接続できない状態の異常、回線接続状
態での通信できない状態の異常のいずれか一つを検出し
た場合は、バックアップ回線に対して切り替えるように
したので、障害発生時の切り替えを速やかに行うことが
できると共に、接続するデータ通信装置を選ばず、汎用
性の高いインタフェース変換装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインタフェース変換装置の実施例1を
示す構成図である。
【図2】通信システムの一般的な構成図である。
【図3】基本的なターミナルアダプタの構成図である。
【図4】本発明のインタフェース変換装置における局給
電検出回路16を説明するための構成図である。
【図5】本発明のインタフェース変換装置におけるカウ
ンタの内部構成図である。
【図6】本発明のインタフェース変換装置におけるカウ
ンタの動作を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明のインタフェース変換装置における実施
例2の構成図である。
【図8】実施例2における相手側とのデータの流れの説
明図である。
【図9】本発明のインタフェース変換装置における実施
例3の構成図である。
【図10】実施例3における相手側とのデータの流れの
説明図である。
【図11】実施例3のおける他の適用例の説明図であ
る。
【図12】本発明のインタフェース変換装置を適用した
他の通信システムの説明図である。
【符号の説明】
2 通常接続回線 3 バックアップ回線 7 切り替えスイッチ 8,9 変換機能部 12 障害検出部 23a 障害判定部 23b 判定結果送出部 26 ループ機能部 32 折り返し用スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の回線インタフェースを有するデー
    タ通信装置を、これとは異なる回線インタフェースの回
    線に接続するためのインタフェース変換を行うと共に、
    前記異なる回線インタフェースの回線として、通常接続
    回線と、バックアップ回線とを切り替え可能に収容する
    インタフェース変換装置において、 前記インタフェース変換を行う変換機能部と、 前記データ通信装置を接続する回線を、前記バックアッ
    プ回線に切り替える切替えスイッチと、 前記変換機能部の異常か、前記通常接続回線に対して回
    線接続できない状態の異常か、前記通常接続回線に対し
    て回線接続された状態での通信ができない状態の異常か
    を検出した場合、前記切り替えスイッチに対して切り替
    え指示を送出する障害検出部とを備えたことを特徴とす
    るインタフェース変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインタフェース変換装置
    において、 通常接続回線との網同期がとれなくなった場合に有効信
    号を送出すると共に、当該網同期に対応したタイミング
    信号をデータ通信装置側に出力する変換機能部と、 前記変換機能部の有効信号と、前記通常接続回線からの
    局給電信号が検出されない場合に出力される有効信号
    と、前記タイミング信号が出力されない場合に出力され
    る有効信号とのいずれか一つが存在した場合は異常と判
    定する異常検出部を備えたことを特徴とするインタフェ
    ース変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のインタフェース
    変換装置において、 任意のデータパターンを発生させ、このデータパターン
    を変換機能部を介して通常接続回線に送出すると共に、
    当該通常接続回線から受信したデータパターンの正常性
    をチェックする障害判定部と、 前記変換機能部と前記通常接続回線との間に設けられ、
    前記障害判定部からの指示により、当該障害判定部から
    送出されたデータパターンを、この障害判定部に折り返
    すループ機能部とを備えたことを特徴とするインタフェ
    ース変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のインタフェース
    変換装置において、 多重化した複数のチャネルを備えたバックアップ回線
    と、 任意のデータパターンを発生させ、このデータパターン
    を通常接続回線に送出すると共に、相手装置から受信し
    たデータパターンの正常性をチェックする障害判定部
    と、 前記障害判定部で判定した判定結果を、前記バックアッ
    プ回線における一つのチャネルを介して相手装置に送出
    する判定結果送出部とを備えたことを特徴とするインタ
    フェース変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のインタフェース
    変換装置において、 多重化した複数のチャネルを備えたバックアップ回線
    と、 障害検出部から出力される切り替え指示に基づき、通常
    接続回線を介して送られたデータを前記バックアップ回
    線における一つのチャネルを介して折り返すための折り
    返し用スイッチを設けたことを特徴とするインタフェー
    ス変換装置。
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JP2009010441A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Nec Corp インタフェース切替方法および装置

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