JPH0865197A - 通信機器 - Google Patents

通信機器

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JPH0865197A
JPH0865197A JP6194433A JP19443394A JPH0865197A JP H0865197 A JPH0865197 A JP H0865197A JP 6194433 A JP6194433 A JP 6194433A JP 19443394 A JP19443394 A JP 19443394A JP H0865197 A JPH0865197 A JP H0865197A
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JP
Japan
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call
message
cpu
signal
circuit
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JP6194433A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Okamoto
敏幸 岡本
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着信時に、通話、メッセージの切り替えを可
能とし、かつ、通知音の有無をユーザが使用状況に応じ
て設定することができるようにすることを目的とする。 【構成】 相互に通話を行う通話手段である通話回路7
および送受話器8と、着信とメッセージの格納とそれら
の報知を行う呼び出し手段であるメッセージ制御回路2
0とより通信機器を構成する。そして、通話とメッセー
ジとを切り分ける着信制御回路22を設けた。通話可と
メッセージ不可と報知可、通話不可とメッセージ可と報
知可、通話不可とメッセージ可と報知不可の3段階に切
り替える設定スイッチを持つ着信切替回路21とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器に関し、さら
に詳しくは、通話手段とメッセージの表示が可能な呼び
出し手段を有する携帯型電話機や車載電話等の通信機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の携帯型通信機器として、携
帯型電話機を例に説明する。図5は、従来の携帯型電話
機の一例の制御系を示すブロック図である。1はCPU
で、携帯型電話機の動作を制御するものである。2はシ
ステムバスで、後述の各部品と前記CPU1と接続する
ためのものである。3はメモリで、前記システムバス2
に接続し、前記CPU1を動作するプログラムを格納し
たものであり、他の情報も必要に応じて格納する。
【0003】以下の説明においてCPU1はメモリ3か
ら順次プログラムを読み取って動作するが、その説明は
省略する。なお、CPU1の動作は、後述する。4は発
信回路で、システムバス2に接続してあり、CPU1の
制御により、固有周波数の電気信号や、後述するダイヤ
ル番号等の押下信号や、後述する通話信号に応じた電気
信号などの発信を行うものである。
【0004】5は着信回路で、システムバス2に接続し
てあり、後述する待ち受け切替信号により携帯型電話機
の使用時にはONにし、CPU1の制御で後述の着信電
波を着信信号に変換するものである。6は無線部で、前
記発信回路4と着信回路5とに接続して設け、携帯型電
話機の使用時には常にONにし、CPU1の制御によ
り、発信回路4からの電気信号を固有周波数の電波に変
換して図示しない基地局(以下、図示しないを省略し、
単に、基地局という)へ発信し、この基地局からの電波
を電気信号に変換して着信回路5に出力することで基地
局と無線のやりとりを行うものである。
【0005】7は通話回路で、システムバス2に接続し
てあり、前記発信回路4に後述する通話信号を出力し、
前記着信回路5の着信信号を入力するものである。8は
送受話器で、ユーザの発する音声を電気信号に変換して
発信信号として前記通話回路7に出力し、前記通話回路
7からの着信信号である電気信号を音声に変換するもの
である。
【0006】9は、キーインタフェース部で、後述の各
釦の出力する各押下信号を入力してデコードした後に、
システムバス2に送出するものである。10は通話釦
で、キーインタフェース部9に接続してあり、ユーザが
押下したときに押下信号をキーインタフェース部9に出
力するものである。この押下信号は、システムバス2を
介してCPU1に送出される。
【0007】11はダイヤル釦で、キーインタフェース
部9に接続してあり、発信時に、ユーザが相手方のダイ
ヤル番号を入力したときに、ダイヤル番号に応じた押下
信号をキーインタフェース部9に出力するものである。
この押下信号は、CPU1の制御の下で前記発信回路4
に送出される。12は切釦で、キーインタフェース部9
に接続してあり、通話終了後に、ユーザが押下したとき
に、CPU1の指令で、通話釦10および通話回路7を
切断して通話を終了するものである。
【0008】13は通知音送出回路で、システムバス2
に接続して設け、着信回路5に着信信号があった場合
に、CPU1の制御により着信したことをユーザに報知
する音を出力するものである。14は液晶表示器で、シ
ステムバス2に接続して設け、着信回路5に着信信号が
あった場合に、CPU1の制御により着信したことをユ
ーザに報知する記号や相手方電話番号等を表示するもの
である。
【0009】以下に、上記構成の携帯型電話機の動作を
待ち受け時、発信時、着信時の場合に分けて説明する。
なお、各部の動作において、特に断りがなければCPU
1の制御により動作するものとする。 −待ち受け時− 常時、着信回路5や無線部6等の発着信に必要なものが
ONしてあり、発信および着信がいつでも可能な状態に
なっている。
【0010】−発信時− ユーザが通話釦10を押下することで、発信回路4から
無線部6を介して基地局に発呼信号およびIDを送信
し、携帯型電話機と基地局と無線回線を接続する。次
に、ユーザがダイヤル釦11を押下して通話したい相手
方のダイヤル番号を入力することで、このダイヤル番号
に応じて発信回路4は発信し、無線部6から基地局を介
して相手方を呼び出して送受話器8を介して通話を開始
する。
【0011】そして、ユーザが切釦12を押下して出力
する押下信号か、相手方から送られる切断信号により無
線回線を切断して通話を終了する。 −着信時− 無線部6を介して相手方からの呼出信号を受けると、通
知音送出回路13から通知音を送出し、ユーザに報知す
る。ユーザは、通話釦10を押下することで、発信時と
略同様に基地局と無線回線を接続し、送受話器8を介し
て通話を開始する。そして、発信時と同様にして通話を
終了する。
【0012】次に、上述の動作を図6に示すフローチャ
ートに従ってCPU1の動作を中心に詳述する。なお、
下記処理は、ユーザが携帯側電話機の図示しない電源ス
イッチをONすることによりスタートして待ち受け状態
になり、下記適宜の処理中に前記電源スイッチをOFF
することにより終了する。
【0013】S1:CPU1は、通話釦10の押下信号
があるかどうかを判断し、あれば携帯型電話機から発信
をすると判断してS9に処理を移す。押下信号の入力が
なければ、発信がなしと判断してS2に処理を移す。 S2:CPU1は、無線部6が基地局からの着信信号が
着信したかかどうかを判断する。着信しなければ上記S
1へ処理を戻し、着信したならばS3に処理を移す。
【0014】S3:CPU1は、着信時には、通知音送
出回路13を作動して通知音を出力してユーザに知らせ
る。そして、処理をS4に移す。 S4:CPU1は、相手方からの着信信号の有無を確認
する。着信信号があれば無線回線を接続してS5に処理
を移す。着信信号がなく、ユーザの切釦12の押下によ
る切断信号が無ければ、上記S3へ戻る。着信信号がな
く、ユーザの切釦12の押下による切断信号が有れば上
記S1に戻る。
【0015】S5:CPU1は、通話回路7をONにし
て、ユーザが送受話器8で通話をできるようにしてS6
に処理を移す。 S6:CPU1は、切釦12からの切断信号か、相手方
からの終話信号があるかどうかで、前記通話が終了した
かどうかを監視する。通話が終了していないなら上記S
5に処理を戻し、通話が終了したならS7に処理を移
す。
【0016】S7:ユーザの判断により通話を終了する
ため切釦12を押下するか、相手方の切断信号によりC
PU1は通話回路7をOFFし、処理をS8に移す。 S8:CPU1は、無線回線を切断して上記S1へ戻
り、携帯型電話機を待ち受け状態にする。 S9:CPU1は、発信回路4をONにして発呼信号お
よびIDを無線部6から基地局に送信し、基地局からの
発信音を無線部6を介して着信回路5で着信することで
ID交信を行って無線回線を接続してS10に処理を移
す。また、無線回線の接続が所定時間(約4秒)になる
までS9を繰り返し、所定時間が過ぎても接続できなけ
れば、上記S1へ戻る。
【0017】S10:キーインタフェース部9は、ユー
ザがダイヤル釦11から入力した相手電話番号をダイヤ
ル信号に変換してシステムバス2へ出力し、S11に処
理を移す。 S11:CPU1は、上記ダイヤル信号を液晶表示器1
4に表示し、ダイヤル信号を発信回路4より無線部6を
介して基地局に送信し、処理をS12に移す。
【0018】S12:CPU1は、基地局が上記ダイヤ
ル信号に応じた相手方を呼び出す。その旨を通知音送出
回路13を作動して通知音を出力してユーザに知らせ
て、処理をS13に移す。 S13:CPU1は、相手方からの着信信号の有無を確
認する。着信信号があればS14に処理を移す。着信信
号がなく、ユーザの切釦12の押下による切断信号が無
ければ、上記S12へ処理を戻す。着信信号がなく、ユ
ーザの切釦12の押下による切断信号が有ればS17に
処理を移す。
【0019】S14:CPU1は、通話回路7をONに
して、ユーザが送受話器8で通話をできるようにしてS
15に処理を移す。 S15:CPU1は、切釦12からの切断信号か、相手
方からの終話信号があるかどうかで、前記通話が終了し
たかどうかを監視する。通話が終了していないなら上記
S14へ処理を戻し、通話が終了したならS16に処理
を移す。
【0020】S16:CPU1は、ユーザが通話を終了
するために切釦12を押下するか、相手方の切断信号の
着信により、通話回路7をOFFする。 S17:CPU1は、無線回線を切断して上記S1へ戻
り、携帯型電話機を待ち受け状態にする。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯型電話機等の通信機器では、着信があった場合
には、ユーザの場所や都合に係わりなく、着信があった
旨を報知するために通知音を出力する。このため、例え
ば、重要会議等の最中のような周囲の状況であるのにか
かわらずに通知音が出力したりすると、ユーザが困る場
合がある。
【0022】また、このような周囲の状況のため、ユー
ザが携帯型電話機の電源スイッチをOFFしてしまうと
着信が不可能になり、緊急連絡等を着信できなくなるた
め、ユーザがタイムリーな情報を入手できず、不便であ
る問題がある。また、周囲の状況にあわせた通話等をす
るためには、場所を選ばなければならないという問題が
ある。
【0023】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、通話に
より情報交換を行う通話手段と、着信信号を格納するメ
ッセージ記憶手段を備えた呼び出し手段と、着信時に、
上記通話とメッセージとを切り分ける着信制御手段と、
着信した旨、および、メッセージ記憶手段にメッセージ
が格納している旨を報知する報知手段と、通話可とメッ
セージ不可と報知可、通話不可とメッセージ可と報知
可、通話不可とメッセージ可と報知不可、の3段階に切
り替える設定スイッチを持つ着信切替手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0024】
【作用】このような構成によると、着信時において、着
信切替手段を切り替えることで、通話可とメッセージ不
可と報知可、通話不可とメッセージ可と報知可、通話不
可とメッセージ可と報知不可、の3段階に設定すること
ができるようになる。このため、周囲の状況、例えば、
会議等の最中の場合には、設定スイッチを通話不可とメ
ッセージ可と報知不可にすることで、通知音は鳴らさず
にメッセージのみを記憶しておき、会議の終了後にユー
ザが逐次読みだすことができるようになる。
【0025】すなわち、通信機器の電源スイッチをOF
Fしなくても待ち受け状態にすることができるため、相
手からの情報を的確に入手することができるようにな
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例の通信機器として、携
帯型電話機を例に説明する。図1は、制御系を示すブロ
ック図である。15はCPUで、携帯型電話機の動作を
制御するものである。2はシステムバスで、後述の各部
品と前記CPU15と接続するためのものである。16
はメモリで、前記システムバス2に接続し、前記CPU
15を動作するプログラムを格納したものであり、他の
情報も必要に応じて格納する。
【0027】以下の説明においてCPU15はメモリ1
6から順次プログラムを読み取って動作するが、その説
明は省略する。なお、CPU15の動作は、後述する。
4は発信回路で、システムバス2に接続してあり、CP
U15の制御により、固有周波数の電気信号や、後述す
るダイヤル番号等の押下信号や、後述する通話信号に応
じた電気信号などの発信を行うものである。
【0028】5は着信回路で、システムバス2に接続し
てあり、後述する待ち受け切替信号により携帯型電話機
の使用時にはONにし、CPU15の制御で後述の着信
電波を着信信号に変換するものである。6は無線部で、
前記発信回路4と着信回路5とに接続して設け、携帯型
電話機の使用時には常にONにし、CPU15の制御に
より、発信回路4からの電気信号を固有周波数の電波に
変換して図示しない基地局(以下、図示しないを省略
し、単に、基地局という)へ発信し、この基地局からの
電波を電気信号に変換して着信回路5に出力することで
基地局と無線のやりとりを行うものである。
【0029】7は通話回路で、システムバス2に接続し
てあり、前記発信回路4に後述する通話信号を出力し、
前記着信回路5の着信信号を入力するものである。8は
送受話器で、ユーザの発する音声を電気信号に変換して
発信信号として前記通話回路7に出力し、前記通話回路
7からの着信信号である電気信号を音声に変換するもの
である。
【0030】9は、キーインタフェース部で、後述の各
釦の出力する各押下信号を入力してデコードした後に、
システムバス2に送出するものである。10は通話釦
で、キーインタフェース部9に接続してあり、ユーザが
押下したときに押下信号をキーインタフェース部9に出
力するものである。この押下信号は、システムバス2を
介してCPU15に送出される。
【0031】11はダイヤル釦で、キーインタフェース
部9に接続してあり、発信時に、ユーザが相手方のダイ
ヤル番号を入力したときに、ダイヤル番号に応じた押下
信号をキーインタフェース部9に出力するものである。
この押下信号は、CPU15の制御の下で前記発信回路
4に送出される。12は切釦で、キーインタフェース部
9に接続してあり、通話終了後に、ユーザが押下したと
きに、CPU15の指令で、通話釦10および通話回路
7を切断して通話を終了するものである。
【0032】13は通知音送出回路で、システムバス2
に接続して設け、着信回路5に着信信号があった場合
に、CPU15の制御により着信したことをユーザに報
知する音を出力するものである。14は液晶表示器で、
システムバス2に接続して設け、着信回路5に着信信号
があった場合に、CPU15の制御により着信したこと
をユーザに報知する記号や相手方電話番号等を表示する
ものである。
【0033】17は確認釦で、メッセージがある場合等
にユーザが押下してCPU15に所定の指令等を与える
ものである。ここで、メッセージとは、付加番号により
表される。付加番号は、番号に意味付けしたものであ
る。例えば、”1234”を「すぐ連絡せよ」等とした
ようなものである。なお、これに限らなくても、短い定
型な音声、定型文、図等によるメッセージでもよい。
【0034】18は*釦、19は#釦であり、ユーザが
それぞれを押下することで、CPU15がメッセージと
識別するための目印となるものである。すなわち、*釦
18と#釦19とで、例えば、付加番号を”*1234
#”等のように囲んだ場合に、CPU15はそれが付加
番号であると識別することができる。20はメッセージ
制御回路で、CPU15の指令で、無線部6を介して着
信した着信信号の内のメッセージを識別し、このメッセ
ージのみをメモリ16に着信した時間順に格納する制御
をするものである。
【0035】21は着信切替回路で、無線部6を介して
着信した着信信号に対して、通知音送出後に通話を許
容、メッセージの格納と通知音送出を許容、通知音
送出せずにメッセージの格納を許容するかの3段階に切
り替えを行う図示しない設定スイッチを有しており、ユ
ーザが適宜設定することで上記3段階に切り替えるもの
である。
【0036】22は着信制御回路で、前記着信切替回路
21の設定に応じたCPU15の指令により、通話回路
7とメッセージ制御回路20との動作のON・OFFを
するものである。すなわち、着信切替回路21の設定が
通知音送出後に通話を許容の時には、通話回路7をO
N、メッセージ制御回路20がOFFとする。メッセ
ージの格納と通知音送出を許容、通知音送出せずにメ
ッセージの格納を許容の時には、通話回路7をOFF、
メッセージ制御回路20をONとする。
【0037】23はタイマ回路で、CPU15の制御で
作動した着信制御回路22により、着信切替回路21の
設定スイッチを、メッセージの格納と通知音送出を許
容、通知音送出せずにメッセージの格納を許容のどち
らかに設定した場合、ユーザがすぐに(数秒〜数分間)
確認釦17を押下してメッセージの確認をしない時に、
CPU15がタイマ回路23をONし、ユーザが予め決
めた設定時間になるまでタイマ回路23を作動する。
【0038】設定時間になるまでの間に確認釦17の押
下がないと、CPU15の制御で、通知音送出回路13
を作動し、メッセージが有ることを報知する通知音を出
力してユーザに知らせる。なお、設定時間は、ダイヤル
釦11等を使用して入力され、CPU15の制御でメモ
リ16に格納しておく。例えば、ユーザが1つのメッセ
ージに対し、設定時間を30分と設定しておくと、1番
古いメッセージの着信時からユーザが確認するまでの間
で、30分おきに通知音を出力する。すなわち、次のメ
ッセージが着信しても設定時間のスタートは変えないよ
うにする。
【0039】以下に、上記構成の携帯型電話機の動作を
待ち受け時、発信時、着信時の場合に分けて説明する。
なお、各部の動作において、特に断りがなければCPU
15の制御により動作するものとする。 −待ち受け時− 常時、着信回路5や無線部6等の発着信に必要なものが
ONし、発信および着信がいつでも可能な状態になって
いる。
【0040】−発信時− ユーザが通話釦10を押下することで、発信回路4から
無線部6を介して基地局に発呼信号およびIDを送信
し、携帯型電話機と基地局と無線回線を接続する。次
に、ユーザがダイヤル釦11を押下して通話したい相手
方のダイヤル番号を入力することで、このダイヤル番号
に応じて発信回路4は発信し、無線部6から基地局を介
して相手方を呼び出して送受話器8を介して通話を開始
する。この時、メッセージがあればこれを相手方に送信
する。
【0041】そして、ユーザが切釦12を押下して出力
する押下信号か、相手方から送られる切断信号により無
線回線を切断して通話を終了する。 −着信時− 通知音送出後に通話を許容の時 無線部6を介して相手方からの呼出信号を受けると、通
知音送出回路13から通知音を送出し、ユーザに報知す
る。ユーザは、通話釦10を押下することで、発信時と
略同様に基地局と無線回線を接続し、送受話器8を介し
て通話を開始する。そして、発信時と同様にして通話を
終了する。
【0042】メッセージの格納と通知音送出を許容の
時 無線部6を介して相手方からの呼出信号を受けると、通
知音送出回路13から通知音を送出し、ユーザに報知す
る。ユーザが確認すれば、携帯型電話機は待ち受け状態
に戻る。携帯型電話機は、ユーザが確認するまで相手方
のメッセージを記憶しておき、その間、設定時間に従い
一定間隔で通知音を出力してユーザに報知するようにし
てある。確認があれば、発信時と同様にして通話を終了
する。
【0043】通知音送出せずにメッセージの格納を許
容の時 上述したの場合で、通知音を送出しないだけなので説
明を省略する。次に、上記構成の携帯型電話機の動作を
図2,3,4に示すフローチャートに従ってCPU15
の動作を中心に詳述する。ここで、図2,3,4は、接
続記号A,B,C,D,E,F,Gにより接続した箇所
があり、1つの処理の流れを示すものである。
【0044】なお、下記処理は、ユーザが携帯型電話機
の図示しない電源スイッチをONすることによりスター
トして待ち受け状態になり、下記適宜の処理中に前記電
源スイッチをOFFすることにより終了する。 S21:CPU15は、通話釦10の押下信号があるか
どうかを判断し、あれば携帯型電話機から発信をすると
判断してS47に処理を移す。押下信号の入力がなけれ
ば、発信がなしと判断してS22に処理を移す。
【0045】S22:CPU15は、無線部6に基地局
からの着信があったかどうかを判断する。着信がなけれ
ば上記S21へ処理を戻し、着信があればS23に処理
を移す。 S23:CPU15は、着信切替回路21の設定スイッ
チの位置を確認する。この設定スイッチが通知音送出
後に通話を許容のときは、処理をS24に移す。メッ
セージの格納と通知音送出を許容のときは、処理をS3
0に移す。通知音送出せずにメッセージの格納を許容
のときは、処理をS46に処理を移す。
【0046】S24:CPU15は、通知音送出回路1
3を作動して通知音を出力してユーザに知らせる。そし
て、処理をS25に移す。 S25:CPU15は、相手方からの着信信号の有無を
確認する。着信信号があればS26に処理を移し、着信
信号がなければ上記S24へ戻る。 S26:CPU15は、通話回路7をONにして、ユー
ザが送受話器8で通話をできるようにしてS27に処理
を移す。
【0047】S27:CPU15は、切釦12からの切
断信号か、相手方からの終話信号があるかどうかで、前
記通話が終了したかどうかを監視する。通話が終了して
いないならS26に処理を戻し、通話が終了したならS
28に処理を移す。 S28:ユーザの判断により通話を終了するため切釦1
2を押下するか、相手方の切断信号によりCPU15は
通話回路7をOFFし、処理をS29に移す。
【0048】S29:CPU15は、無線回線を切断し
て上記S21へ戻り、携帯型電話機を待ち受け状態にす
る。 S30:CPU15は、着信切替回路21の設定スイッ
チがメッセージの格納と通知音送出を許容である場合
に、相手方からメッセージの有無を確認する。メッセー
ジが有ればS31に処理を移す。メッセージが無ければ
上記S29に処理を移す。
【0049】S31:CPU15は、通知音送出回路1
3を作動して通知音を出力してユーザに知らせ、処理を
S32に移す。 S32:CPU15の指令により、メッセージ制御回路
20が作動してメッセージを識別し、S33に処理を移
す。 S33:メッセージ制御回路20は、メッセージをメモ
リ16に一時的に格納し、S34に処理を移す。
【0050】S34:CPU15は、メモリ16に格納
したメッセージを読みだして液晶表示器14に表示し、
S35に処理を移す。 S35:CPU15は、ユーザがメッセージを見て確認
釦17を押下したときの確認信号の有無を監視する。確
認信号が有れば上記S29に処理を移す。確認信号が無
ければS36に処理を移す。
【0051】S36:CPU15は、無線回線を切断し
てS37に処理を移し、携帯型電話機を待ち受け状態に
する。 S37:CPU15は、タイマ回路23がOFFであれ
ばONし、処理をS38に移す。 S38:CPU15は、ユーザがメッセージを見て確認
釦17を押下したときの確認信号の有無を監視する。確
認信号が有ればS44に処理を移す。確認信号が無けれ
ばS39に処理を移す。
【0052】S39:CPU15は、ユーザが予め設定
した設定時間をメモリ16から読みだして設定時間にな
ったかどうかを監視する。設定時間になっていなければ
S40に処理を移す。設定時間になっていればS41に
処理を移す。 S40:CPU15は、次の着信信号の有無を監視す
る。着信信号があれば上記S23へ戻り、着信信号がな
ければ上記S38へ戻す。
【0053】S41:CPU15は、通知音送出回路1
3を作動して不達通知音を出力してユーザに知らせ、処
理をS42に移す。 S42:CPU15は、タイマ回路23をOFFし、処
理をS43に移す。 S43:CPU15は、ユーザがメッセージを見て確認
釦17を押下したときの確認信号の有無を監視する。確
認信号が有ればS44に処理を移す。確認信号が無けれ
ば上記S37へ処理を戻す。
【0054】S44:CPU15は、液晶表示器14に
メッセージを表示し、S44に処理を移す。 S45:CPU15は、タイマ回路23がONであれ
ば、タイマ回路23をOFFし、処理を上記S21に戻
す。 S46:CPU15は、着信切替回路21の設定スイッ
チが通知音送出せずにメッセージの格納を許容のとき
の場合に、相手方からメッセージの有無を確認する。メ
ッセージが有れば上記S32に処理を移す。メッセージ
が無ければ上記S30に処理を移す。
【0055】S47:CPU15は、発信回路4をON
にして発呼信号およびIDを無線部6から基地局に送信
し、基地局からの発信音を無線部6を介して着信回路5
で着信することでID交信を行って無線回線を接続して
S48に処理を移す。また、無線回線の接続が所定時間
(約4秒)になるまでS47を繰り返し、所定時間が過
ぎても接続できなければ、上記S21へ戻る。
【0056】S48:CPU15は、ユーザがメッセー
ジを入力するかどうかを監視し、入力有りならS49に
処理を移し、入力なしならS50に処理を移す。 S49:CPU15は、メッセージの入力を確認する
と、そのメッセージを一時的にメモリ16に格納し、S
50に処理を移す。 S50:キーインタフェース部9は、ユーザがダイヤル
釦11から入力した相手電話番号をダイヤル信号に変換
してシステムバス2へ出力し、S51に処理を移す。
【0057】S51:CPU15は、上記ダイヤル信号
を液晶表示器14に表示し、ダイヤル信号を発信回路4
より無線部6を介して基地局に送信し、処理をS52に
移す。 S52:CPU15は、発信回路4をONにして発呼信
号およびIDを無線部6から基地局に送信し、基地局か
らの発信音を無線部6を介して着信回路5で着信するこ
とでID交信を行って無線回線を接続してS53に処理
を移す。また、無線回線の接続が所定時間(約4秒)に
なるまでS52を繰り返し、所定時間が過ぎても接続で
きなければ、上記S21へ戻る。
【0058】S53:CPU15は、相手方がこちらと
通話可能かどうかを相手方からの信号により判断する。
通話可能ならば、S54に処理を移す。話し中等のた
め、通話不可能ならば、S21に戻る。 S54:CPU15は、発信する場合には、基地局が上
記ダイヤル信号に応じた相手方を呼び出す。そして、処
理をS55に移す。
【0059】S55:CPU15は、相手方からの着信
信号の有無を確認する。着信信号があればS56に処理
を移す。着信信号がなく、ユーザの切釦12の押下によ
る切断信号が無ければ、上記S54へ処理を戻す。着信
信号がなく、ユーザの切釦12の押下による切断信号が
有ればS59に処理を移す。 S56:CPU15は、通話回路7をONにして、ユー
ザが送受話器8で通話をできるようにして相手方と無線
回線が接続する。また、メッセージの送信の場合は、メ
モリ16から一時的に格納したメッセージを無線部6か
ら送信し、S57に処理を移す。ここで、メッセージの
送信にあたり、相手方が、メッセージを受ける機能を有
する本実施例の携帯型電話機と同種のもの、また、ペー
ジャー等であるものを想定した。
【0060】S57:CPU15は、切釦12からの切
断信号か、相手方からの終話信号があるかどうかで、前
記通話が終了したかどうかを監視する。通話が終了して
いないならS56に処理を戻し、通話が終了したならS
58に処理を移す。 S58:ユーザが切釦12を押下するか、相手方の切断
信号の受けてCPU15は通話回路7をOFFし、S5
9に処理を移す。
【0061】S59:CPU15は、無線回線を切断し
て上記S21へ戻り、携帯型電話機を待ち受け状態にす
る。 上記携帯型電話機では、着信時において、着信切替手段
を切り替えることで、通話可とメッセージ不可と報知
可、通話不可とメッセージ可と報知可、通話不可とメッ
セージ可と報知不可、の3段階に設定することができる
ようになる。
【0062】このため、周囲の状況、例えば、会議等の
最中の場合には、設定スイッチを通話不可とメッセージ
可と報知不可にすることで、通知音は鳴らずにメッセー
ジのみを記憶しておき、会議の終了後にユーザが逐次読
みだすことができるようになる。また、前記タイマ回路
23を設けたことで、一定時間間隔毎にメッセージがあ
る旨をユーザに知らせるようにするため、メッセージの
伝達の確実性が高くなるという効果が得られる。
【0063】なお、上記実施例において、携帯型電話機
を例に説明したが、一般に普及している有線の電話機等
であっても、同様に通話/メッセージの切りわけをする
ことができる。また、上記実施例では、ユーザが設定時
間を決めるようにしているが、設定時刻を決めるように
してもよい。
【0064】例えば、ユーザが午後1時から3時までの
間に通話を拒否する場合を想定すると、この場合、設定
時刻は、午後3時であり、午後1時から3時までの間に
着信したメッセージをメッセージ制御回路20の動作で
メモリ16に時間順に格納する。そして、設定時刻の午
後3時になっても、ユーザが確認していないときには、
この設定時刻の午後3時に通知音を出力するようにして
もよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通信機器
は、通話により情報交換を行う通話手段と、着信信号を
格納するメッセージ記憶手段を備えた呼び出し手段と、
着信時に、上記通話とメッセージとを切り分ける着信制
御手段と、着信した旨、および、メッセージ記憶手段に
メッセージが格納している旨を報知する報知手段と、通
話可とメッセージ不可と報知可、通話不可とメッセージ
可と報知可、通話不可とメッセージ可と報知不可、の3
段階に切り替える設定スイッチを持つ着信切替手段とを
有するものである。
【0066】このため、着信時に、通話、メッセージの
切り替えが可能となり、かつ、通知音の有無をユーザが
使用状況に応じて設定することができるため、たとえ、
ユーザが通話できない状況にあってもユーザの場所や都
合に係わりなく、メッセージとして着信することが可能
になる。すなわち、従来、呼び出し音を鳴らしたくない
ときには、通信機器の電源をOFFし、着信自体をでき
ないようにしていた。しかし、本発明では、着信をメッ
セージとして受け取ることが可能な状態にし、呼び出し
音を鳴らさないようにしたので、従来のように電源をO
FFして着信自体を拒否しなくなるため、相手からの情
報を的確に入手することができるようになるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御系を示すブロック図である。
【図2】図1の制御系のフローチャートである。
【図3】図1の制御系のフローチャートである。
【図4】図1の制御系のフローチャートである。
【図5】従来の制御系を示すブロック図である。
【図6】図5の制御系のフローチャートである。
【符号の説明】
15 CPU 16 メモリ 17 確認釦 18 *釦 19 #釦 20 メッセージ制御回路 21 着信切替回路 22 着信制御回路 23 タイマ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に通話を行う通話手段と、着信とメ
    ッセージの格納とそれらの報知を行う呼び出し手段とよ
    り成り、 上記通話とメッセージとを切り分ける着信制御手段と、 通話可とメッセージ不可と報知可、通話不可とメッセー
    ジ可と報知可、通話不可とメッセージ可と報知不可の3
    段階に切り替える設定スイッチを持つ着信切替手段とを
    有することを特徴とする通信機器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、時間をカウントする
    時間計測手段を設け、呼び出し手段にメッセージを格納
    した時から時間のカウントを開始し、設定時間毎に前記
    報知手段による報知を行い、ユーザが確認するまで繰り
    返して報知することを特徴とする通信機器。
JP6194433A 1994-08-18 1994-08-18 通信機器 Pending JPH0865197A (ja)

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