JP3327203B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP3327203B2
JP3327203B2 JP5522398A JP5522398A JP3327203B2 JP 3327203 B2 JP3327203 B2 JP 3327203B2 JP 5522398 A JP5522398 A JP 5522398A JP 5522398 A JP5522398 A JP 5522398A JP 3327203 B2 JP3327203 B2 JP 3327203B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話帳機能とリダ
イヤル機能若しくは着信履歴機能とを有する電話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の電話番号を、相手の名
前、及び、その電話番号に対応した相手の電話装置が自
宅のものかオフィスのものか携帯電話であるかといった
相手電話装置の種別を表すグループ名と共に記憶可能な
電話帳メモリを備え、使用者からの電話帳データの検索
指令があると、その指令に従い電話帳メモリに記憶され
た電話帳データを検索して、検索結果(電話番号,名
前,グループ名等)を表示装置に表示し、更に、その表
示中に使用者が発呼指令を入力すると、表示中の電話番
号を電話回線網に送信して、その電話番号に対応した相
手の電話装置を呼び出す機能(電話帳機能)を有する電
話装置が知られている。
【0003】また、電話装置には、こうした電話帳機能
に加えて、リダイヤル機能や着信履歴機能を有するもの
も知られている。尚、リダイヤル機能は、上記電話帳機
能を利用した発呼時や、使用者が入力した電話番号をそ
のまま電話回線網に送信する通常の発呼時に、電話回線
網に送信した電話番号をリダイヤル用の電話番号として
リダイヤルメモリに記憶しておき、使用者が、過去に呼
び出した電話装置に再度電話をかけるためにリダイヤル
キーボタンを押すと、リダイヤルメモリに記憶されたリ
ダイヤル用の電話番号を表示装置に表示し、更に、その
表示中に使用者が発呼指令を入力すると、表示中の電話
番号を電話回線網に送信して、過去に呼び出した電話装
置を簡単な操作で再度呼び出すことができるようにする
機能である。また、リダイヤルメモリには、通常、過去
数件分の電話番号を記憶できるようにされており、使用
者がリダイヤルキーボタンを押す度に、リダイヤルメモ
リ内の電話番号を順番に表示することにより、リダイヤ
ルメモリ内の所望の電話番号を検索できるようにされて
いる。
【0004】また、着信履歴機能は、電話回線網を介し
て他の電話装置からの呼び出しがあった着呼時に、その
呼出信号に付与された相手の電話装置の電話番号を、応
答の有無にかかわらず、着信履歴データとして着信履歴
メモリに記憶しておき、使用者が、その電話装置に電話
をかけるために、着信履歴の検索指令を入力すると、そ
の指令に従い着信履歴メモリに記憶された電話番号を検
索して表示装置に表示し、更に、その表示中に使用者が
発呼指令を入力すると、表示中の電話番号を電話回線網
に送信して、過去に電話をかけてきた相手の電話装置を
簡単に呼び出すことができるようにする機能である。そ
して、この着信履歴機能には、着信履歴メモリに、過去
数件分の電話番号と共に着信時刻を記憶しておくこと
で、使用者が、電話番号と共にその電話番号の電話装置
から呼び出しがあった時刻を確認できるようにしたもの
もある。
【0005】しかし、こうした従来のリダイヤル機能や
着信履歴機能では、発呼時に使用者が確認できる呼出先
の情報は電話番号だけであり、その電話番号が電話をか
けるべき相手の電話装置であるか否かを確認することは
できなかったため、上記リダイヤル機能や着信履歴機能
を利用するに当たっては、使用者が電話をかけるべき相
手の電話番号を覚えてなければならず、使い勝手が悪い
といった問題があった。
【0006】一方、こうした問題を解決するために、特
開平9−238183号公報では、上記リダイヤルメモ
リや着信履歴メモリに電話番号を格納する際に、その電
話番号に対応する名前が電話帳メモリに記憶されていれ
ば、電話帳メモリからその名前を読み出してリダイヤル
メモリ若しくは着信履歴メモリに格納するように構成す
ることで、リダイヤルメモリや着信履歴メモリに記憶さ
れた電話番号の電話装置を呼び出す際には、これらメモ
リに記憶された電話番号とそれに対応した相手の名前を
表示装置に表示させて、使用者が、呼出先の電話番号だ
けでなく、相手の名前も確認できるようにすることが提
案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この提案の装置によれ
ば、過去に呼び出した電話装置へのリダイヤル時や過去
に呼び出しがあった電話装置への発呼時に、リダイヤル
メモリや着信履歴メモリから読み出した電話番号だけで
なく、相手の名前も確認できるので、使用者は、呼び出
すべき相手の電話番号を覚えておく必要がなく、電話装
置の使い勝手を向上できる。また、電話のかけ間違いも
防止できる。
【0008】しかし、電話をかけるべき相手が何台もの
電話装置を所有している場合には、上記リダイヤル機能
若しくは着信履歴機能を使って電話をかける際に、かけ
るべき相手の名前と電話番号とを確認できたとしても、
その電話番号に対応した電話装置が、相手が所有する複
数の電話装置のいずれであるかを確認することができな
いといった問題があった。
【0009】つまり、最近では、電話装置の普及に伴
い、一人で何台もの電話装置を所有する人が増えてお
り、例えば、午前中はオフィスの電話装置に、午後は携
帯電話に、夜は自宅の電話装置に、というように、同じ
相手であっても、呼び出すべき電話装置が時間帯によっ
て異なる場合があるが、上記提案の装置では、こうした
相手に電話をかける際に、リダイヤルメモリや着信履歴
メモリから読み出した電話番号が、そのとき相手が受け
ることのできる電話装置であるかどうかを確認すること
ができない。
【0010】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
のであり、上記のように電話帳機能とリダイヤル機能若
しくは着信履歴機能とを有する電話装置において、リダ
イヤル機能若しくは着信履歴機能を使って所望の電話番
号の電話装置を呼び出す際に、電話番号に対応した相手
の名前に加えて相手電話装置の種別を確認できるように
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の電話装置は、前述の電話
帳機能を実現するために、複数の電話番号を、相手の名
前及び相手電話装置の種別を表すグループ名と共に記憶
可能な電話帳データ記憶手段を備え、電話回線網を介し
て他の電話装置を呼び出す発呼時には、外部操作により
前記電話帳データ記憶手段を検索して、所望の電話番号
を電話回線網に送信させることができるようにされてい
る。また、前述のリダイヤル機能を実現するために、発
呼時に電話回線網に送信した電話番号をリダイヤル用の
電話番号としてリダイヤル番号記憶手段に格納するため
のリダイヤル番号格納手段と、外部から入力されるリダ
イヤル番号検索指令に従いリダイヤル番号記憶手段を検
索してこれに記憶された任意の電話番号を使用者に報知
するリダイヤル番号報知手段とが備えられ、リダイヤル
番号報知手段による電話番号の報知後に外部から発呼指
令を入力することにより、その電話番号を電話回線網に
送信させて、その電話番号に対応した電話装置を再度呼
び出すことができるようにされている。
【0012】また本発明の電話装置では、リダイヤル番
号格納手段が、リダイヤル番号記憶手段にリダイヤル用
の電話番号を格納する際には、その電話番号に対応する
相手の名前及びグループ名が電話帳データ記憶手段に記
憶されているか否かを判断して、リダイヤル用の電話番
号に対応する相手の名前及びグループ名が電話帳データ
記憶手段に記憶されていれば、電話帳データ記憶手段か
らその名前及びグループ名を読み出し、これら各情報を
電話番号と一緒にリダイヤル番号記憶手段に格納する。
また、リダイヤル番号報知手段が、リダイヤル番号検索
指令に従いリダイヤル番号記憶手段に記憶された任意の
電話番号を使用者に報知する際には、報知すべき電話番
号に対応した相手の名前及びグループ名がリダイヤル番
号記憶手段に記憶されているか否かを判断し、報知すべ
き電話番号に対応した相手の名前及びグループ名がリダ
イヤル番号記憶手段に記憶されていると判断した場合に
は、その記憶された名前及びグループ名を電話番号と一
緒に報知する。
【0013】このため、本発明の電話装置によれば、上
記リダイヤル機能を利用して過去に電話回線網に送信し
た電話番号の電話装置を呼び出すリダイヤル時に、使用
者は、呼び出すべき電話装置の電話番号と相手の名前だ
けでなく、その電話装置の種別を表すグループ名を確認
することが可能になる。このため、使用者は、何台もの
電話装置を所有している相手に2回,3回と電話をかけ
る際に、電話装置が報知したグループ名から、これから
呼び出そうとする電話装置が現在相手が受けることがで
きる電話装置であるか否かを判断することができ、相手
が受けることができない電話装置に対する無駄な呼び出
しを防止することができる。
【0014】尚、リダイヤル番号報知手段としては、リ
ダイヤル番号検索指令に従いリダイヤル番号記憶手段に
記憶された任意の電話番号及びその電話番号に対応した
相手の名前やグループ名を使用者に報知する際には、リ
ダイヤル番号記憶手段から読み出した電話番号,名前,
グループ名の各情報を全て液晶表示装置等の表示手段に
表示するように構成してもよく、その情報の一部を使用
者からの指令に従い選択的に表示手段に表示するように
構成してもよく、或いは、上記各情報を音声にて使用者
に報知するようにしてもよく、更に、表示手段への表示
と音声による報知とを同時に行うようにしてもよい。
【0015】ところで、リダイヤル番号報知手段を、単
に、リダイヤル番号記憶手段からリダイヤル用の電話番
号とこれに対応する相手の名前及びグループ名を読み出
して使用者に報知するように構成すると、リダイヤル番
号格納手段がリダイヤル番号記憶手段へ電話番号を格納
する際に、電話帳データ記憶手段にその電話番号に対応
した相手の名前やグループ名が記憶されていなければ、
リダイヤル番号記憶手段にも電話番号に対応した名前や
グループ名は記憶されず、その後、リダイヤル番号検索
指令を入力しても、その電話番号に対応した相手の名前
やグループ名は報知されないことになる。しかし、電話
帳データ記憶手段には、リダイヤル番号記憶手段への電
話番号の格納後に、その電話番号と共に、その電話番号
に対応した相手の名前やグループ名が格納されることも
ある。
【0016】そこで、本発明では、リダイヤル番号報知
手段が、リダイヤル番号検索指令に従いリダイヤル番号
記憶手段に記憶された任意の電話番号を使用者に報知す
る際、報知すべき電話番号に対応した相手の名前及びグ
ループ名がリダイヤル番号記憶手段に記憶されていない
と判断した場合には、その電話番号に対応した相手の名
前及びグループ名が電話帳データ記憶手段に記憶されて
いるか否かを判断して、電話帳データ記憶手段にその
話番号に対応した相手の名前及びグループ名が記憶され
ていれば、その名前及びグループ名を電話帳データ記憶
手段から読み出し、その読み出した名前及びグループ名
を電話番号と一緒に報知するようにしている。
【0017】このため、本発明によれば、リダイヤル番
号記憶手段への電話番号の格納後に、その電話番号と共
に、相手の名前やグループ名が電話帳データ記憶手段に
記憶された場合であっても、リダイヤル番号報知手段が
リダイヤル番号記憶手段に記憶された任意の電話番号を
使用者に報知する際に、その電話番号に対応した相手の
名前やグループ名を報知することができるようになり、
上記効果をより有効に発揮することができる。
【0018】尚、リダイヤル番号報知手段が、リダイヤ
ル番号検索指令に従いリダイヤル番号記憶手段に記憶さ
れた任意の電話番号を使用者に報知する際、報知すべき
電話番号に対応した相手の名前及びグループ名はリダイ
ヤル番号記憶手段に記憶されておらず、電話帳データ記
憶手段に記憶されていると判断した場合には、その名前
及びグループ名をリダイヤル番号記憶手段に格納するよ
うにしてもよい。
【0019】一方、請求項2に記載の電話装置は、請求
項1に記載の電話装置と同様、前述の電話帳機能を実現
するために、複数の電話番号を、相手の名前及び相手電
話装置の種別を表すグループ名と共に記憶可能な電話帳
データ記憶手段を備え、電話回線網を介して他の電話装
置を呼び出す発呼時には、外部操作により前記電話帳デ
ータ記憶手段を検索して、所望の電話番号を電話回線網
に送信させることができるようにされている。
【0020】また、本発明の電話装置には、前述の着信
履歴機能を実現するために、電話回線網からの呼出信号
を受信した際、その呼出信号に付与された相手の電話番
号を発信者番号として着信履歴記憶手段に格納するため
の発信者番号格納手段と、外部から入力される着信履歴
検索指令に従い着信履歴記憶手段を検索してこれに記憶
された任意の発信者番号を使用者に報知する発信者番号
報知手段とが備えられ、発信者番号報知手段による発信
者番号の報知後に外部から発呼指令を入力することによ
り、その発信者番号を電話回線網に送信させて、過去に
当該電話装置を呼び出した電話装置を呼び出すことがで
きるようにされている。
【0021】また本発明の電話装置では、発信者番号格
納手段が、着信履歴記憶手段に発信者番号を格納する際
には、その発信者番号に対応する相手の名前及びグルー
名が電話帳データ記憶手段に記憶されているか否かを
判断して、発信者番号に対応する相手の名前及びグルー
名が電話帳データ記憶手段に記憶されていれば、電話
帳データ記憶手段からその名前及びグループ名を読み出
し、これら各情報を発信者番号と一緒に着信履歴記憶手
段に格納する。また、発信者番号報知手段が、着信履歴
検索指令に従い着信履歴記憶手段に記憶された任意の発
信者番号を使用者に報知する際には、報知すべき発信者
番号に対応した相手の名前及びグループ名が着信履歴記
憶手段に記憶されているか否かを判断し、報知すべき発
信者番号に対応した相手の名前及びグループ名が着信履
歴記憶手段に記憶されていると判断した場合には、その
記憶された名前及びグループ名を発信者番号と一緒に報
知する。
【0022】このため、本発明の電話装置によれば、上
記着信履歴機能を利用して過去に当該電話装置を呼び出
した電話装置を呼び出す発呼時に、使用者は、呼び出す
べき電話装置の電話番号と相手の名前だけでなく、その
電話装置の種別を表すグループ名を確認することが可能
になる。このため、使用者は、着信履歴機能を利用し
て、何台もの電話装置を所有している相手に電話をかけ
る際に、電話装置が報知したグループ名から、これから
呼び出そうとする電話装置が現在相手が受けることがで
きる電話装置であるか否かを判断することができ、相手
が受けることができない電話装置に対する無駄な呼び出
しを防止することができる。
【0023】尚、発信者番号報知手段としては、前記リ
ダイヤル番号報知手段と同様、着信履歴検索指令に従い
着信履歴記憶手段に記憶された任意の発信者番号及びそ
の発信者番号に対応した相手の名前やグループ名を使用
者に報知する際には、着信履歴記憶手段から読み出した
電話番号,名前,グループ名の各情報を全て液晶表示装
置等の表示手段に表示するように構成してもよく、その
情報の一部を使用者からの指令に従い選択的に表示手段
に表示するように構成してもよく、或いは、上記各情報
を音声にて使用者に報知するようにしてもよく、更に、
表示手段への表示と音声による報知とを同時に行うよう
にしてもよい。
【0024】ところで、発信者番号報知手段を、単に、
着信履歴記憶手段から過去に電話をかけてきた相手の電
話番号(発信者番号)とこれに対応する相手の名前及び
グループ名を読み出して使用者に報知するように構成す
ると、発信者番号格納手段が着信履歴記憶手段へ発信者
番号を格納する際に、電話帳データ記憶手段にその発信
者番号に対応した相手の名前やグループ名が記憶されて
いなければ、着信履歴記憶手段にも発信者番号に対応し
た名前やグループ名は記憶されず、その後、着信履歴
索指令を入力しても、その発信者番号に対応した相手の
名前やグループ名は報知されないことになる。しかし、
電話帳データ記憶手段には、着信履歴記憶手段への発信
者番号の格納後に、その発信者番号と同じ電話番号と共
に、その電話番号に対応した相手の名前やグループ名が
格納されることもある。
【0025】そこで、本発明では、発信者番号報知手段
が、着信履歴検索指令に従い着信履歴記憶手段に記憶さ
れた任意の発信者番号を使用者に報知する際、報知すべ
き発信者番号に対応した相手の名前及びグループ名が
信履歴記憶手段に記憶されていないと判断した場合に
は、その発信者番号に対応した相手の名前及びグループ
名が電話帳データ記憶手段に記憶されているか否かを
断して、電話帳データ記憶手段にその発信者番号に対応
した相手の名前及びグループ名が記憶されていれば、
の名前及びグループ名を電話帳データ記憶手段から読み
出し、その読み出した名前及びグループ名を発信者番号
と一緒に報知するようにしている。
【0026】このため、本発明によれば、着信履歴記憶
手段への発信者番号の格納後に、その発信者番号に一致
する電話番号と共に、相手の名前やグループ名が電話帳
データ記憶手段に記憶された場合であっても、発信者番
号報知手段が着信履歴記憶手段に記憶された任意の発信
者番号を使用者に報知する際に、その発信者番号に対応
した相手の名前やグループ名を報知することができるよ
うになり、上記効果を有効に発揮することができる。
【0027】尚、発信者番号報知手段が、着信履歴検索
指令に従い着信履歴記憶手段に記憶された任意の発信者
番号を使用者に報知する際、報知すべき発信者番号に対
応した相手の名前及びグループ名が着信履歴記憶手段に
記憶されておらず、電話帳データ記憶手段に記憶されて
いると判断した場合には、その名前及びグループ名を着
信履歴記憶手段に格納するようにしてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施例を図面と
共に説明する。図1は本発明が適用された実施例の携帯
電話装置の概略構成を表すブロック図である。
【0029】図1に示す如く、本実施例の携帯電話装置
は、使用者がキー操作によって呼出先の電話番号や各種
指令を入力するためのキー入力部2、携帯電話装置の動
作状態や使用者に対する各種メッセージを表示するため
の液晶表示装置からなる表示部4、アンテナ6を介して
電話回線網の基地局との間で無線通信を行う送受信部
8、及び、これら各部に接続された制御部10等から構
成され、送受信部8には、着信音を発生したり、通話時
に相手の電話装置から送信されてきた音声を発生するた
めのスピーカ12、及び、通話時に使用者が音声を入力
するためのマイクロフォン14が接続されている。
【0030】制御部10は、CPU,ROM,RAM等
からなるマイクロコンピュータを中心に構成されてお
り、一般的な携帯電話装置としての機能を実現するため
の各種制御処理、即ち、電話回線網を介して通話先の電
話装置を呼び出すために、送受信部8から基地局に相手
の電話番号を送信させる発呼処理、基地局から呼出信号
が送信されてきたときにスピーカ12から着信音を発生
させる着信処理、着信音の発生により使用者が当該装置
を電話回線網に接続する指令を入力した際に、送受信部
8を介して当該装置を電話回線網に接続させる接続処理
を実行する。尚、発呼処理により呼出先の電話装置が電
話回線網に接続されるか、接続処理により当該装置が電
話回線網に接続されると、送受信部8は、使用者がマイ
クロフォン14から入力した音声信号を無線通信用の信
号に変換して基地局側に送信すると共に、通話先の電話
装置からの送信信号を音声信号に変換して、スピーカ1
2から音声を発生させる。
【0031】また本実施例の携帯電話装置には、前述の
電話帳機能、リダイヤル機能、及び着信履歴機能を実現
するために、通話相手の情報(電話番号,名前,グルー
プ名等)を記憶するためのメモリ20が設けられてい
る。このメモリ20は、記憶領域が、使用者が通話相手
の電話番号やこれに対応した相手の名前及び相手電話装
置の種別を表すグループ名を電話帳データとして自由に
登録することのできる領域(以下電話帳メモリという)
22と、相手の電話装置を呼び出す発呼時に送受信部8
から基地局に送信させた電話番号をリダイヤル用の電話
番号(リダイヤルデータ)として格納するための領域
(以下リダイヤルメモリという)24と、電話回線網か
らの呼出信号を受信した着信時に、その呼出信号に付与
された相手の電話番号を発信者番号として格納するため
の領域(以下着信履歴メモリという)26とに区分され
ている。尚、上記各領域、即ち、電話帳メモリ22,リ
ダイヤルメモリ24,着信履歴メモリ26は、夫々、本
発明の電話帳データ記憶手段,リダイヤル番号記憶手
段,着信履歴記憶手段に相当する。
【0032】そして、制御部10は、使用者がキー入力
部2を介して入力してきた電話帳データを電話帳メモリ
22に書き込み、使用者から電話帳データの検索指令が
あれば、その指令に従い電話帳データを検索して、検索
の結果得られた電話番号やそれに対応した名前,グルー
プ名を表示部4に表示し、更に、表示部4に表示した電
話番号に対する発呼指令が入力されると、その電話番号
を送受信部8から基地局に送信させ、その電話番号に対
応した電話装置を呼び出す。
【0033】また制御部10は、こうした電話帳機能を
使った発呼時や、使用者がキー入力部2を介して入力し
てきた電話番号を送受信部8から送信させる通常の発呼
時等には、送受信部8から基地局に送信させた電話番号
をリダイヤルデータとしてリダイヤルメモリ24に格納
する、リダイヤル番号格納手段としてのリダイヤルデー
タ格納処理を実行する。
【0034】そして、使用者からリダイヤルデータの検
索指令があれば、その指令に従いリダイヤルデータを検
索して、検索の結果得られた電話番号(リダイヤル番
号)等を表示部4に表示する、リダイヤル番号報知手段
としてのリダイヤル番号表示処理を実行し、更に、この
リダイヤル番号表示処理により表示部4に表示した電話
番号に対する発呼指令が入力されると、その電話番号を
送受信部8から基地局に送信させ、その電話番号に対応
した電話装置を呼び出す。
【0035】また更に、制御部10は、電話回線網から
の呼出信号を受信した着信時には、スピーカ12から着
信音を発生させる着信処理に加えて、その呼出信号に付
与された相手の電話番号を発信者番号として着信履歴メ
モリ26に格納する、発信者番号格納手段としての着信
履歴格納処理を実行する。
【0036】そして、使用者から着信履歴の検索指令が
あれば、その指令に従い着信履歴メモリ26内の着信履
歴データを検索して、検索の結果得られた発信者番号等
を表示部4に表示する、発信者番号報知手段としての発
信者番号表示処理を実行し、更に、この発信者番号表示
処理により表示部4に表示した電話番号に対する発呼指
令が入力されると、その電話番号を送受信部8から基地
局に送信させ、その電話番号に対応した電話装置を呼び
出す。
【0037】以下、このように制御部10において実行
されるリダイヤルデータ格納処理、リダイヤル番号表示
処理、着信履歴格納処理、発信者番号表示処理について
図2〜図5に示すフローチャートに沿って説明する。ま
ず図2はリダイヤルデータ格納処理を表すフローチャー
トである。
【0038】図2に示す如く、この処理が開始される
と、S110(Sはステップを表す)にて、使用者から
の発呼指令に従い送受信部8から基地局に送信させた呼
出先の電話番号(以下相手番号という)をリダイヤルメ
モリ24に格納する。尚、リダイヤルメモリ24に記憶
可能なリダイヤルデータの数は所定数(例えば10件
分)に設定されており、S110では、リダイヤルメモ
リ24に既に所定数リダイヤルデータが記憶されている
場合には、格納時期が最も古いリダイヤルデータを消去
し、新たなリダイヤルデータとして、今回呼び出した相
手番号を格納する。
【0039】次にS120では、電話帳メモリ22に記
憶された電話帳データを検索し、続くS130にて、電
話帳メモリ22内に、S110でリダイヤルメモリ24
に格納した相手番号と一致する電話番号が格納されてい
るか否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に相手
番号と一致する電話番号が格納されていなければ、その
まま当該処理を終了する。
【0040】一方、S130にて、電話帳メモリ22に
相手番号と一致する電話番号が格納されていると判断さ
れると、S140に移行して、電話帳メモリ22には、
その相手番号に対応して相手の名前が記憶されているか
否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に、相手番
号に対応した相手の名前が記憶されていれば、S150
にて、その名前を電話帳メモリ22から読み出し、リダ
イヤルメモリ24に格納する。
【0041】またこのようにS150にて相手番号に対
応した相手の名前をリダイヤルメモリ24に格納する
か、或いはS140にて電話帳メモリ22には相手番号
に対応した相手の名前が記憶されていないと判断される
と、今度は、S160に移行して、相手番号に対応した
相手の電話装置の種別を表すグループ名が記憶されてい
るか否かを判断する。
【0042】そして、電話帳メモリ22に相手番号に対
応したグループ名が記憶されていなければ、そのまま当
該処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に相手番号に
対応したグループ名が記憶されていれば、S170に
て、そのグループ名を電話帳メモリ22から読み出し、
リダイヤルメモリ24に格納し、当該処理を終了する。
【0043】このように、リダイヤルデータ格納処理で
は、発呼時に送受信部8から基地局に送信させた電話番
号をリダイヤル用の電話番号としてリダイヤルメモリ2
4に格納するに当たって、その相手番号に対応した相手
の名前やグループ名が電話帳データとして電話帳メモリ
22に記憶されているか否かを判断し、電話帳メモリ2
2に相手番号に対応した相手の名前やグループ名が記憶
されている場合には、それを読み出し、リダイヤルメモ
リ24に格納する。
【0044】このため、電話帳メモリ22に相手番号と
共に相手の名前及びグループ名が格納されている場合に
は、リダイヤルメモリ24にも、リダイヤルデータとし
て、相手番号と相手の名前とグループ名とからなるデー
タが格納されることになる。
【0045】次に、図3はリダイヤル番号表示処理を表
すフローチャートである。この処理は、使用者がキー入
力部2に設けられたリダイヤルキーボタンを押下する度
に実行されるものであり、処理が開始されると、まずS
210にて、リダイヤルメモリ24内のリダイヤルデー
タを検索して任意の相手番号を読み出し、表示部4に表
示する。
【0046】尚、S210では、リダイヤルキーボタン
の押下によって当該処理が最初に起動された際には、リ
ダイヤルメモリ24内の最新の相手番号を読み出し、そ
の後、リダイヤルキーボタンが押下されることにより当
該処理が繰り返し実行される際には、前回読み出した相
手番号の前にリダイヤルメモリ24に格納された相手番
号を読み出す、というように、リダイヤル番号表示処理
が起動される度に、読み出す相手番号を最新のものから
古いものへと順に変更し、最も古い相手番号を読み出し
た後は、再度最新の相手番号を読み出す。このため、使
用者は、リダイヤルキーボタンを押下することにより、
リダイヤルメモリ24に記憶された所望の相手番号を表
示部4に表示させることができる。
【0047】次に、S220では、S210にて読み出
し表示部4に表示した相手番号に対応した相手の名前が
リダイヤルメモリ24に記憶されているか否かを判断す
る。そして、リダイヤルメモリ24に相手番号に対応し
た相手の名前が記憶されていなければ、S240に移行
し、リダイヤルメモリ24に相手番号に対応した相手の
名前が記憶されていれば、S230にて、リダイヤルメ
モリ24から相手番号に対応した名前を読み出し、表示
部4に名前を追加表示した後、S240に移行する。
【0048】また次に、S240では、S210にて読
み出し表示部4に表示した相手番号に対応したグループ
名がリダイヤルメモリ24に記憶されているか否かを判
断する。そして、リダイヤルメモリ24に相手番号に対
応したグループ名が記憶されていなければ、S260に
移行し、リダイヤルメモリ24に相手番号に対応したグ
ループ名が記憶されていれば、S250にて、リダイヤ
ルメモリ24から相手番号に対応したグループ名を読み
出し、表示部4にグループ名を追加表示した後、S26
0に移行する。
【0049】そして、S260では、表示部4に対し
て、S210にて読み出した相手番号と共に、相手番号
に対応した名前とグループ名とを表示できたか否かを判
断し、名前とグループ名とを表示できていれば、当該処
理をそのまま終了する。一方、S260にて、表示部4
に、相手番号と共に名前とグループ名とを表示できなか
ったと判断された場合、つまり、リダイヤルメモリ24
に、相手番号に対応した名前及びグループ名の両方若し
くは一方が記憶されていない場合には、S210にて読
み出した相手番号のリダイヤルデータが、前述のリダイ
ヤルデータ格納処理によってリダイヤルメモリ24に格
納されてから、当該リダイヤル番号表示処理を開始する
までの間に、電話帳メモリ22に、相手番号及びこれに
対応した名前及びグループ名の各データが格納されてい
ることが考えられるので、続くS270に移行して、電
話帳メモリ22を検索し、続くS280にて、電話帳メ
モリ22内に、S210にて読み出した相手番号と一致
する電話番号が格納されているか否かを判断する。
【0050】そして、電話帳メモリ22に相手番号と一
致する電話番号が格納されていなければ、そのまま当該
処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に相手番号と一
致する電話番号が格納されていれば、S290に移行し
て、S230の処理により表示部4には既に名前を表示
しているか否かを判断し、表示部4に名前を表示してい
れば、S320に移行する。
【0051】一方、S290にて、表示部4に名前を表
示していないと判断されると、S300に移行し、電話
帳メモリ22には、相手番号に対応した名前が記憶され
ているか否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に
相手番号に対応した名前が記憶されていなければ、その
ままS320に移行し、電話帳メモリ22に相手番号に
対応した名前が記憶されていれば、S310にて、その
名前を電話帳メモリ22から読み出し、表示部4にその
名前を追加表示した後、S320に移行する。
【0052】次に、S320では、S250の処理によ
り表示部4には既にグループ名を表示しているか否かを
判断する。そして、表示部4に既にグループ名を表示し
ていれば、そのまま当該処理を終了し、逆に、表示部4
にグループ名を表示していなければ、S330に移行す
る。
【0053】また次にS330では、電話帳メモリ22
に、相手番号に対応したグループ名が記憶されているか
否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に相手番号
に対応したグループ名が記憶されていなければ、そのま
ま当該処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に相手番
号に対応したグループ名が記憶されていれば、S340
にて、そのグループ名を電話帳メモリ22から読み出
し、表示部4にそのグループ名を追加表示した後、当該
処理を終了する。
【0054】このようにリダイヤル番号表示処理では、
使用者がキー入力部2のリダイヤルキーボタンを押下す
ることにより入力されるリダイヤルデータの検索指令に
従い、リダイヤルメモリ24から相手番号を読み出し、
表示部4に表示するに当たって、リダイヤルメモリ24
に相手番号に対応した相手の名前やグループ名が記憶さ
れている場合には、これら各データも同時に読み出し、
表示部4に表示する。このため、使用者は、この表示処
理によって表示させた相手番号の電話装置を再度呼び出
す際に、表示部4の表示画面上で相手の電話番号だけで
なく、相手の名前やグループ名(換言すれば相手電話装
置の種別)をも確認することができる。
【0055】またリダイヤルメモリ24に相手番号に対
応した名前或いはグループ名が記憶されておらず、表示
部4にこれらのデータを表示できない場合には、S27
0以降の処理にて、その表示できなかった名前或いはグ
ループ名が電話帳データとして電話帳メモリ22に記憶
されていないかどうかを判定し、電話帳メモリ22に名
前或いはグループ名が記憶されている場合には、それを
電話帳メモリ22から読み出し、表示部4に追加表示す
る。このため、表示部4に相手番号と一緒に名前及びグ
ループ名が表示される確率を高め、リダイヤル時の使い
勝手を向上できる。
【0056】次に、図4は着信履歴格納処理を表すフロ
ーチャートである。
【0057】図4に示す如く、この処理が開始される
と、S410にて、基地局から送信されてきた呼出信号
に含まれる電話番号、つまり、当該電話装置を呼び出し
た発呼側電話装置の電話番号を読み出し、これを発信者
番号として、着信履歴メモリ26に格納する。尚、前述
のリダイヤルメモリ24と同様、着信履歴メモリ26に
記憶可能な着信データの数は、所定数に設定されてお
り、S410では、着信履歴メモリ26に既に所定数の
着信データが記憶されている場合には、格納時期が最も
古い着信データを消去し、新たな着信データとして、今
回読み出した発信者番号を格納する。
【0058】次にS420では、電話帳メモリ22に記
憶された電話帳データを検索し、続くS430にて、電
話帳メモリ22内に、S410で着信履歴メモリ26に
格納した発信者番号と一致する電話番号が格納されてい
るか否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に発信
者番号と一致する電話番号が格納されていなければ、そ
のまま当該処理を終了する。一方、S430にて、電話
帳メモリ22に発信者番号と一致する電話番号が格納さ
れていると判断されると、S440に移行して、電話帳
メモリ22には、発信者番号に対応した名前が記憶され
ているか否かを判断する。そして、電話帳メモリ22
に、発信者番号に対応した名前が記憶されていれば、S
450にて、その名前を電話帳メモリ22から読み出
し、着信履歴メモリ26に格納する。
【0059】またS450にて発信者番号に対応した名
前を着信履歴メモリ26に格納するか、或いはS440
にて電話帳メモリ22には発信者番号に対応した名前が
記憶されていないと判断されると、S460に移行し
て、電話帳メモリ22に発信者番号に対応したグループ
名が記憶されているか否かを判断する。
【0060】そして、電話帳メモリ22に発信者番号に
対応したグループ名が記憶されていなければ、そのまま
当該処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に発信者番
号に対応したグループ名が記憶されていれば、S470
にて、そのグループ名を電話帳メモリ22から読み出
し、着信履歴メモリ26に格納し、当該処理を終了す
る。
【0061】このように、着信履歴格納処理では、基地
局から送信されてきた呼出信号に含まれる相手の電話番
号を発信者番号として着信履歴メモリ26に格納するに
当たって、その発信者番号に対応した相手の名前やグル
ープ名が電話帳データとして電話帳メモリ22に記憶さ
れているか否かを判断し、電話帳メモリ22に発信者番
号に対応した名前やグループ名が記憶されている場合に
は、それを読み出し、着信履歴メモリ26に格納する。
【0062】このため、電話帳メモリ22に発信者番号
に対応した名前及びグループ名が格納されている場合に
は、着信履歴メモリ26にも、着信データとして、発信
者番号とそれに対応した名前とグループ名とからなるデ
ータが格納されることになる。
【0063】次に、図5は発信者番号表示処理を表すフ
ローチャートである。この処理は、使用者がキー入力部
2に設けられた着信履歴検索キーボタンを押下する度に
実行されるものであり、処理が開始されると、まずS5
10にて、着信履歴メモリ26を検索して任意の発信者
番号を読み出し、表示部4に表示する。
【0064】尚、S510では、着信履歴検索キーボタ
ンの押下によって当該処理が最初に起動された際には、
着信履歴メモリ26内の最新の発信者番号を読み出し、
その後、着信履歴検索キーボタンが押下されることによ
り当該処理が繰り返し実行される際には、前回読み出し
た発信者番号の前に着信履歴メモリ26に格納された発
信者番号を読み出す、というように、発信者番号表示処
理が起動される度に、読み出す発信者番号を最新のもの
から古いものへと順に変更し、最も古い発信者番号を読
み出した後は、再度最新の発信者番号を読み出す。この
ため、使用者は、着信履歴検索キーボタンを押下するこ
とにより、着信履歴メモリ26に記憶された所望の発信
者番号を表示部4に表示させることができる。
【0065】次に、S520では、S510にて読み出
した発信者番号に対応する名前が着信履歴メモリ26に
記憶されているか否かを判断する。そして、着信履歴メ
モリ26に発信者番号に対応した相手の名前が記憶され
ていなければ、S540に移行し、着信履歴メモリ26
に発信者番号に対応した名前が記憶されていれば、S5
30にて、着信履歴メモリ26から発信者番号に対応し
た名前を読み出し、表示部4に名前を追加表示した後、
S540に移行する。
【0066】また次に、S540では、S510にて読
み出した発信者番号に対応するグループ名が着信履歴メ
モリ26に記憶されているか否かを判断する。そして、
着信履歴メモリ26に発信者番号に対応したグループ名
が記憶されていなければ、S560に移行し、着信履歴
メモリ26に発信者番号に対応したグループ名が記憶さ
れていれば、S550にて、着信履歴メモリ26から発
信者番号に対応したグループ名を読み出し、表示部4に
グループ名を追加表示した後、S560に移行する。
【0067】そして、S560では、表示部4に対し
て、S510にて読み出した発信者番号と共に、これに
対応した名前とグループ名とを表示できたか否かを判断
し、名前とグループ名とを表示できていれば、当該処理
をそのまま終了する。一方、S560にて、表示部4
に、発信者番号と共に名前とグループ名とを表示できな
かったと判断された場合、つまり、着信履歴メモリ26
に、発信者番号に対応した名前及びグループ名の両方若
しくは一方が記憶されていない場合には、S510にて
読み出した発信者番号の着信データが、前述の着信履歴
格納処理によって着信履歴メモリ26に格納されてか
ら、当該発信者番号表示処理を開始するまでの間に、電
話帳メモリ22に、発信者番号及びこれに対応した名前
及びグループ名の各データが格納されていることが考え
られるので、続くS570に移行して、電話帳メモリ2
2を検索し、続くS580にて、電話帳メモリ22内
に、S510にて読み出した発信者番号と一致する電話
番号が格納されているか否かを判断する。
【0068】そして、電話帳メモリ22に発信者番号と
一致する電話番号が格納されていなければ、そのまま当
該処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に発信者番号
と一致する電話番号が格納されていれば、S590に移
行して、S530の処理により表示部4には既に名前を
表示しているか否かを判断し、表示部4に名前を表示し
ていれば、S620に移行する。
【0069】一方、S590にて、表示部4に名前を表
示していないと判断されると、S600に移行し、電話
帳メモリ22には、発信者番号に対応した名前が記憶さ
れているか否かを判断する。そして、電話帳メモリ22
に発信者番号に対応した名前が記憶されていなければ、
そのままS620に移行し、電話帳メモリ22に発信者
番号に対応した名前が記憶されていれば、S610に
て、その名前を電話帳メモリ22から読み出し、表示部
4にその名前を追加表示した後、S620に移行する。
【0070】次に、S620では、S550の処理によ
り表示部4には既にグループ名を表示しているか否かを
判断する。そして、表示部4に既にグループ名を表示し
ていれば、そのまま当該処理を終了し、逆に、表示部4
にグループ名を表示していなければ、S630に移行す
る。
【0071】また次にS630では、電話帳メモリ22
に、発信者番号に対応したグループ名が記憶されている
か否かを判断する。そして、電話帳メモリ22に発信者
番号に対応したグループ名が記憶されていなければ、そ
のまま当該処理を終了し、逆に、電話帳メモリ22に発
信者番号に対応したグループ名が記憶されていれば、S
640にて、そのグループ名を電話帳メモリ22から読
み出し、表示部4にそのグループ名を追加表示した後、
当該処理を終了する。
【0072】このように発信者番号表示処理では、使用
者がキー入力部2の着信履歴検索キーボタンを押下する
ことにより入力される着信データの検索指令に従い、着
信履歴メモリ26から発信者番号を読み出し、これを表
示部4に表示するに当たって、着信履歴メモリ26に発
信者番号に対応した相手の名前やグループ名が記憶され
ている場合には、これら各データも同時に読み出し、表
示部4に表示する。このため、使用者は、この表示処理
によって表示させた発信者番号の電話装置を呼び出す際
に、表示部4の表示画面上で相手の電話番号だけでな
く、相手の名前やグループ名(換言すれば相手電話装置
の種別)をも確認することができる。
【0073】また着信履歴メモリ26に発信者番号に対
応した名前或いはグループ名が記憶されておらず、表示
部4にこれらのデータを表示できない場合には、S57
0以降の処理にて、その表示できなかった名前或いはグ
ループ名が電話帳データとして電話帳メモリ22に記憶
されていないかどうかを判定し、電話帳メモリ22に名
前或いはグループ名が記憶されている場合には、それを
電話帳メモリ22から読み出し、表示部4に追加表示す
る。このため、表示部4に発信者番号と一緒に名前及び
グループ名が表示される確率を高め、発信時の使い勝手
を向上できる。
【0074】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の態様を採ることができる。
【0075】例えば、上記実施例では、電話回線網の基
地局との間で無線により接続される携帯電話装置につい
て説明したが、本発明は、電話回線網に有線にて接続さ
れる家庭用或いは業務用の電話装置であっても適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の携帯電話装置の回路構成を表すブロ
ック図である。
【図2】 制御部にて実行されるリダイヤルデータ格納
処理を表すフローチャートである。
【図3】 同じくリダイヤル番号表示処理を表すフロー
チャートである。
【図4】 同じく着信履歴格納処理を表すフローチャー
トである。
【図5】 同じく発信者番号表示処理を表すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2…キー入力部、4…表示部、6…アンテナ、8…送受
信部、10…制御部、12…スピーカ、14…マイクロ
フォン、20…メモリ、22…電話帳メモリ、24…リ
ダイヤルメモリ、26…着信履歴メモリ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話番号を、相手の名前及び相手
    電話装置の種別を表すグループ名と共に記憶可能な電話
    帳データ記憶手段を備え、電話回線網を介して他の電話
    装置を呼び出す発呼時には、外部操作により前記電話帳
    データ記憶手段を検索して該電話帳データ記憶手段に記
    憶された所望の電話番号を電話回線網に送信させること
    ができるように構成されると共に、 発呼時に電話回線網に送信した電話番号をリダイヤル用
    の電話番号としてリダイヤル番号記憶手段に格納するリ
    ダイヤル番号格納手段と、外部から入力されるリダイヤ
    ル番号検索指令に従い前記リダイヤル番号記憶手段を検
    索して該リダイヤル番号記憶手段に記憶された任意の電
    話番号を使用者に報知するリダイヤル番号報知手段とを
    備え、該リダイヤル番号報知手段による電話番号の報知
    後に外部から発呼指令を入力することにより該電話番号
    を電話回線網に送信させて、該電話番号に対応した電話
    装置を再度呼び出すことができるように構成された電話
    装置において、 前記リダイヤル番号格納手段は、 前記リダイヤル番号記憶手段にリダイヤル用の電話番号
    を格納する際、該電話番号に対応する相手の名前及びグ
    ループ名が前記電話帳データ記憶手段に記憶されている
    か否かを判断して、前記リダイヤル用の電話番号に対応
    する相手の名前及びグループ名が前記電話帳データ記憶
    手段に記憶されていれば、前記電話帳データ記憶手段か
    ら前記名前及びグループ名を読み出し、該読み出した名
    前及びグループ名を前記電話番号と共に前記リダイヤル
    番号記憶手段に格納し、 前記リダイヤル番号報知手段は、 前記リダイヤル番号検索指令に従い前記リダイヤル番号
    記憶手段に記憶された任意の電話番号を使用者に報知す
    る際、報知すべき電話番号に対応した相手の名前及びグ
    ループ名が前記リダイヤル番号記憶手段に記憶されてい
    か否かを判断し、 報知すべき電話番号に対応した相手の名前及びグループ
    名が前記リダイヤル番号記憶手段に記憶されていると判
    断した 場合には、該名前及びグループ名を前記電話番号
    と共に報知し、 報知すべき電話番号に対応した相手の名前及びグループ
    名が前記リダイアル番号記憶手段に記憶されていないと
    判断した場合には、該電話番号に対応した相手の名前及
    びグループ名が前記電話帳データ記憶手段に記憶されて
    いるか否かを判断して、前記電話帳データ記憶手段に前
    記電話番号に対応した相手の名前及びグループ名が記憶
    されていれば、該名前及びグループ名を前記電話帳デー
    タ記憶手段から読み出し、該読み出した名前及びグルー
    プ名を前記電話番号と共に報知する ことを特徴とする電
    話装置。
  2. 【請求項2】 複数の電話番号を、相手の名前及び相手
    電話装置の種別を表すグループ名と共に記憶可能な電話
    帳データ記憶手段を備え、電話回線網を介して他の電話
    装置を呼び出す発呼時には、外部操作により前記電話帳
    データ記憶手段を検索して該電話帳データ記憶手段に記
    憶された所望の電話番号を電話回線網に送信できるよう
    に構成されると共に、 電話回線網からの呼出信号を受信した際、該呼出信号に
    付与された相手の電話番号を発信者番号として着信履歴
    記憶手段に格納する発信者番号格納手段と、外部から入
    力される着信履歴検索指令に従い前記着信履歴記憶手段
    を検索して該着信履歴記憶手段に記憶された任意の発信
    者番号を使用者に報知する発信者番号報知手段とを備
    え、該発信者番号報知手段による発信者番号の報知後に
    外部から発呼指令を入力することにより該発信者番号を
    電話回線網に送信させて、該発信者番号に対応した電話
    装置を呼び出すことができるように構成された電話装置
    において、 前記発信者番号格納手段は、 前記着信履歴記憶手段に発信者番号を格納する際、該発
    信者番号に対応する相手の名前及びグループ名が前記電
    話帳データ記憶手段に記憶されているか否かを判断
    て、前記発信者番号に対応する相手の名前及びグループ
    名が前記電話帳データ記憶手段に記憶されていれば、
    記電話帳データ記憶手段から前記名前及びグループ名を
    読み出し、該読み出した名前及びグループ名を前記発信
    者番号と共に前記着信履歴記憶手段に格納し、 前記発信者番号報知手段は、 前記着信履歴検索指令に従い前記着信履歴記憶手段に記
    憶された任意の発信者番号を使用者に報知する際、報知
    すべき発信者番号に対応した相手の名前及びグループ
    前記着信履歴記憶手段に記憶されているか否かを判断
    し、 報知すべき発信者番号に対応した相手の名前及びグルー
    プ名が前記着信履歴記憶手段に記憶されていると判断し
    場合には、該名前及びグループ名を前記発信者番号と
    共に報知し、 報知すべき発信者番号に対応した相手の名前及びグルー
    プ名が前記着信履歴記憶手段に記憶されていないと判断
    した場合には、報知すべき発信者番号に対応した相手の
    名前及びグループ名が前記電話帳データ記憶手段に記憶
    されているか否かを判断して、前記電話帳データ記憶手
    段に前記発信者番号に対応した相手の名前及びグループ
    名が記憶されていれば、該名前及びグループ名を前記電
    話帳データ記憶手段から読み出し、該読み出した名前及
    びグループ名を前記発信者番号と共に報知する ことを特
    徴とする電話装置。
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