JPH086510A - 表示盤 - Google Patents
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- JPH086510A JPH086510A JP13739494A JP13739494A JPH086510A JP H086510 A JPH086510 A JP H086510A JP 13739494 A JP13739494 A JP 13739494A JP 13739494 A JP13739494 A JP 13739494A JP H086510 A JPH086510 A JP H086510A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- pattern layer
- light
- stripe
- display panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 視認者側の視認角により表示する色や画像を
変化させかつ高画質で耐久性のある表示盤を低コストで
提供することを目的とする。 【構成】 表示盤10を構成する基板11の視認者に対
する面には、黒に着色されたストライプ状の遮光パター
ン層12が貼付けられ、光源から受光する面には、3種
類の色に着色されたカラーパターン13a、13b、1
3cからなるカラーパターン層13が遮光パターン層1
2のストライプ方向と同一方向にストライプ状に形成さ
れ貼付けられている。視認方向41aではカラーパター
ン13aを透過する光が遮光パターン層12により遮ら
れ、カラーパターン13bおよびカラーパターン13c
を透過する光が視認者側に到達するため、カラーパター
ン13bとカラーパターン13cの混色が視認される。
同様に、視認方向41b、41cに応じた混色が視認者
側に到達することから視認角度により連続的に色変化す
るように見える。
変化させかつ高画質で耐久性のある表示盤を低コストで
提供することを目的とする。 【構成】 表示盤10を構成する基板11の視認者に対
する面には、黒に着色されたストライプ状の遮光パター
ン層12が貼付けられ、光源から受光する面には、3種
類の色に着色されたカラーパターン13a、13b、1
3cからなるカラーパターン層13が遮光パターン層1
2のストライプ方向と同一方向にストライプ状に形成さ
れ貼付けられている。視認方向41aではカラーパター
ン13aを透過する光が遮光パターン層12により遮ら
れ、カラーパターン13bおよびカラーパターン13c
を透過する光が視認者側に到達するため、カラーパター
ン13bとカラーパターン13cの混色が視認される。
同様に、視認方向41b、41cに応じた混色が視認者
側に到達することから視認角度により連続的に色変化す
るように見える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視認角度により色や画
像が変化する表示盤に関するものである。
像が変化する表示盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、広告用看板、店舗および商品
名ロゴ、案内板等の表示盤は、一般に印刷により形成さ
れているが、近年これらの表示盤はアイキャッチ効果を
高めるため電飾化、マルチビジョン化等の表示技術が取
入れられていることが知られている。このように、表示
媒体の多様化、差別化が進むなか、さらにアイキャッチ
効果を高めるため、視認者が視認角度を変えることによ
り色や画像が変化する表示盤が商品化されている。
名ロゴ、案内板等の表示盤は、一般に印刷により形成さ
れているが、近年これらの表示盤はアイキャッチ効果を
高めるため電飾化、マルチビジョン化等の表示技術が取
入れられていることが知られている。このように、表示
媒体の多様化、差別化が進むなか、さらにアイキャッチ
効果を高めるため、視認者が視認角度を変えることによ
り色や画像が変化する表示盤が商品化されている。
【0003】この種の表示盤は、視野方向別に写真撮影
して作成された複数色の画像をストライプ状に細分化し
た後、各色の細分化された写真を所定の順番に繋いで画
像を形成し、この画像の表面に位置合わせしたレンチキ
ュラレンズを貼合わせることにより視認角度に対応して
見える色や画像を制御している。
して作成された複数色の画像をストライプ状に細分化し
た後、各色の細分化された写真を所定の順番に繋いで画
像を形成し、この画像の表面に位置合わせしたレンチキ
ュラレンズを貼合わせることにより視認角度に対応して
見える色や画像を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の表示盤は、複数色の画像を視野方向別に写真撮影する
必要があることから写真撮影費用が増加し、また高価な
レンチキュラレンズを必要とすることから製造コストが
上昇するという問題がある。また、画像の表面にレンチ
キュラレンズを貼合わせる際、画像とレンチキュラレン
ズとの位置合わせが困難なことから、大量生産に適さな
いという問題がある。さらに、画像を形成する銀塩方式
による写真は、耐光性が低く変色し易いことから、屋外
の使用に適さないという問題がある。
の表示盤は、複数色の画像を視野方向別に写真撮影する
必要があることから写真撮影費用が増加し、また高価な
レンチキュラレンズを必要とすることから製造コストが
上昇するという問題がある。また、画像の表面にレンチ
キュラレンズを貼合わせる際、画像とレンチキュラレン
ズとの位置合わせが困難なことから、大量生産に適さな
いという問題がある。さらに、画像を形成する銀塩方式
による写真は、耐光性が低く変色し易いことから、屋外
の使用に適さないという問題がある。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、視認者側の視認角により表示する色
や画像を変化させかつ高画質で耐久性のある表示盤を低
コストで提供することを目的とする。
になされたもので、視認者側の視認角により表示する色
や画像を変化させかつ高画質で耐久性のある表示盤を低
コストで提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めの本発明による請求項1記載の表示盤は、カラースト
ライプを有するストライプ状に形成されたカラーパター
ン層と、前記カラーパターン層のストライプ方向と同一
方向に形成される遮光ストライプとこの遮光ストライプ
間に形成される第1隙間とを有する遮光パターン層と、
前記カラーパターン層と前記遮光パターン層とを所定の
間隔に固定する支持部材とを備えたことを特徴とする。
めの本発明による請求項1記載の表示盤は、カラースト
ライプを有するストライプ状に形成されたカラーパター
ン層と、前記カラーパターン層のストライプ方向と同一
方向に形成される遮光ストライプとこの遮光ストライプ
間に形成される第1隙間とを有する遮光パターン層と、
前記カラーパターン層と前記遮光パターン層とを所定の
間隔に固定する支持部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、本発明による請求項2記載の表示盤
は、請求項1記載の表示盤において、前記カラーストラ
イプは、それぞれ単色に着色されるとともに少なくとも
2種類以上の色に塗り分けられることを特徴とする。ま
た、本発明による請求項3記載の表示盤は、請求項1記
載の表示盤において、前記各カラーストライプは、1種
類またはそれ以上の色からなる網点画像により形成され
ることを特徴とする。
は、請求項1記載の表示盤において、前記カラーストラ
イプは、それぞれ単色に着色されるとともに少なくとも
2種類以上の色に塗り分けられることを特徴とする。ま
た、本発明による請求項3記載の表示盤は、請求項1記
載の表示盤において、前記各カラーストライプは、1種
類またはそれ以上の色からなる網点画像により形成され
ることを特徴とする。
【0008】また、本発明による請求項4記載の表示盤
は、請求項1、2または3記載の表示盤において、前記
カラーパターン層のカラーストライプは、カラーストラ
イプ間に形成される第2隙間を有することを特徴とす
る。また、本発明による請求項5記載の表示盤は、請求
項1、2、3または4記載の表示盤において、一部また
は全部の前記カラーストライプは、欠損部を有すること
を特徴とする。
は、請求項1、2または3記載の表示盤において、前記
カラーパターン層のカラーストライプは、カラーストラ
イプ間に形成される第2隙間を有することを特徴とす
る。また、本発明による請求項5記載の表示盤は、請求
項1、2、3または4記載の表示盤において、一部また
は全部の前記カラーストライプは、欠損部を有すること
を特徴とする。
【0009】また、本発明による請求項6記載の表示盤
は、請求項1、2、3、4または5記載の表示盤におい
て、前記カラーストライプは、前記遮光ストライプ幅以
下のストライプ幅に形成されることを特徴とする。ま
た、本発明による請求項7記載の表示盤は、請求項1、
2、3、4、5または6記載の表示盤において前記遮光
パターン層側から光を照射する光源を備えたことを特徴
とする。
は、請求項1、2、3、4または5記載の表示盤におい
て、前記カラーストライプは、前記遮光ストライプ幅以
下のストライプ幅に形成されることを特徴とする。ま
た、本発明による請求項7記載の表示盤は、請求項1、
2、3、4、5または6記載の表示盤において前記遮光
パターン層側から光を照射する光源を備えたことを特徴
とする。
【0010】また、本発明による請求項8記載の表示盤
は、請求項1、2、3、4、5または6記載の表示盤に
おいて前記カラーパターン層側から光を照射する光源を
備えたことを特徴とする。
は、請求項1、2、3、4、5または6記載の表示盤に
おいて前記カラーパターン層側から光を照射する光源を
備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用および発明の効果】本発明の表示盤によると、遮
光パターン層がカラーパターン層を透過する光を視認方
向に対応して遮ることから、カラーパターン層にストラ
イプ状に着色された2種類以上の色が視認者の視認角度
によって連続的に色変化するように見える効果がある。
光パターン層がカラーパターン層を透過する光を視認方
向に対応して遮ることから、カラーパターン層にストラ
イプ状に着色された2種類以上の色が視認者の視認角度
によって連続的に色変化するように見える効果がある。
【0012】また、本発明の表示盤によると、遮光パタ
ーン層がカラーパターン層を透過する光を視認方向に対
応して遮ることから、カラーパターン層にストライプ状
に形成された網点画像による写真画像が視認者の視認角
度に応じて個別に見える効果がある。また、本発明の表
示盤によると、遮光パターン層がカラーパターン層を透
過する光を視認方向に対応して遮ることから、カラーパ
ターン層に形成された第2隙間によりストライプ状に着
色された色または写真画像が視認者の視認角度に応じて
いわゆるシャッター効果を有するように見える効果があ
る。
ーン層がカラーパターン層を透過する光を視認方向に対
応して遮ることから、カラーパターン層にストライプ状
に形成された網点画像による写真画像が視認者の視認角
度に応じて個別に見える効果がある。また、本発明の表
示盤によると、遮光パターン層がカラーパターン層を透
過する光を視認方向に対応して遮ることから、カラーパ
ターン層に形成された第2隙間によりストライプ状に着
色された色または写真画像が視認者の視認角度に応じて
いわゆるシャッター効果を有するように見える効果があ
る。
【0013】また、本発明の表示盤によると、高価なレ
ンチキュラレンズを用いることなく、遮光パターン層を
用いることにより視認者の視認角度によって連続的に色
変化するように見えることから、製造コストを削減でき
る効果がある。また、本発明の表示盤によると、視野方
向別に写真撮影する必要がなく、容易な工程によりカラ
ーパターン層を成形することから、コストを低減できる
効果がある。
ンチキュラレンズを用いることなく、遮光パターン層を
用いることにより視認者の視認角度によって連続的に色
変化するように見えることから、製造コストを削減でき
る効果がある。また、本発明の表示盤によると、視野方
向別に写真撮影する必要がなく、容易な工程によりカラ
ーパターン層を成形することから、コストを低減できる
効果がある。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (第1実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
1実施例を図1および図2に示す。ここで、以下に示す
各寸法は、表示盤10を例えばA列3番の大きさに成形
する場合の数値例である。
する。 (第1実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
1実施例を図1および図2に示す。ここで、以下に示す
各寸法は、表示盤10を例えばA列3番の大きさに成形
する場合の数値例である。
【0015】図2に示すように、表示装置1は、蓋を有
しない箱体2と光源3と反射鏡4と拡散板5と表示盤1
0とから構成されている。箱体2の内部底面2aには反
射面4aが箱体2の開口部に対向するように反射鏡4が
配設されている。この反射鏡4の反射面4aと箱体2の
開口部との間には、蛍光灯からなる光源3が配設されて
いる。箱体2の開口部にはこの開口部全面を塞ぐ拡散板
5が設けられている。この拡散板5は、乳白色の樹脂等
からなる厚さ1mm〜2mmの平板状に形成され、光源
3および反射鏡4から受けた光を拡散し反対側に放射す
る。箱体2の内部底面2aから拡散板5までの距離Dは
10cm程度である。拡散板5が拡散した光を放射する
放射面側には、厚さ1mm程度の表示盤10が配設さ
れ、拡散板5からほぼ均一に放射される光を光源に利用
している。
しない箱体2と光源3と反射鏡4と拡散板5と表示盤1
0とから構成されている。箱体2の内部底面2aには反
射面4aが箱体2の開口部に対向するように反射鏡4が
配設されている。この反射鏡4の反射面4aと箱体2の
開口部との間には、蛍光灯からなる光源3が配設されて
いる。箱体2の開口部にはこの開口部全面を塞ぐ拡散板
5が設けられている。この拡散板5は、乳白色の樹脂等
からなる厚さ1mm〜2mmの平板状に形成され、光源
3および反射鏡4から受けた光を拡散し反対側に放射す
る。箱体2の内部底面2aから拡散板5までの距離Dは
10cm程度である。拡散板5が拡散した光を放射する
放射面側には、厚さ1mm程度の表示盤10が配設さ
れ、拡散板5からほぼ均一に放射される光を光源に利用
している。
【0016】図1に示すように、表示盤10は、基板1
1と遮光パターン層12とカラーパターン層13とから
構成されている。透光性樹脂材からなる基板11は、厚
さd1 が0.5mm〜1.0mmであり、この基板11
の視認者に対する一方の面には遮光パターン層12が貼
付けられ、光源から受光する他方の面にはカラーパター
ン層13が貼付けられている。遮光パターン層12は、
ストライプ状に形成され、例えば黒に着色されている。
この遮光パターン層12のストライプ幅w1 は600μ
m、ストライプ間隔p1 は900μmである。
1と遮光パターン層12とカラーパターン層13とから
構成されている。透光性樹脂材からなる基板11は、厚
さd1 が0.5mm〜1.0mmであり、この基板11
の視認者に対する一方の面には遮光パターン層12が貼
付けられ、光源から受光する他方の面にはカラーパター
ン層13が貼付けられている。遮光パターン層12は、
ストライプ状に形成され、例えば黒に着色されている。
この遮光パターン層12のストライプ幅w1 は600μ
m、ストライプ間隔p1 は900μmである。
【0017】カラーパターン層13は、遮光パターン層
12のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、異なった色にそれぞれ着色されている3種類のカ
ラーパターン13a、13b、13cから構成されてい
る。この3種類のカラーパターン13a、13b、13
cは、例えばそれぞれシアン、マゼンタ、イエローに着
色され、カラーパターン13a、カラーパターン13
b、カラーパターン13cの順に繰返し配置されてい
る。これらカラーパターン13a、13b、13cのス
トライプ幅w2 はそれぞれ等しく300μmであり、遮
光パターン層12のストライプ幅w1 の2分の1が良好
である。また、隣接する同一色のストライプ間隔p2 、
例えばカラーパターン13aとこれに隣接するカラーパ
ターン13aとの間隔p2 は、遮光パターン層12のス
トライプ間隔p1 と等しく900μmである。
12のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、異なった色にそれぞれ着色されている3種類のカ
ラーパターン13a、13b、13cから構成されてい
る。この3種類のカラーパターン13a、13b、13
cは、例えばそれぞれシアン、マゼンタ、イエローに着
色され、カラーパターン13a、カラーパターン13
b、カラーパターン13cの順に繰返し配置されてい
る。これらカラーパターン13a、13b、13cのス
トライプ幅w2 はそれぞれ等しく300μmであり、遮
光パターン層12のストライプ幅w1 の2分の1が良好
である。また、隣接する同一色のストライプ間隔p2 、
例えばカラーパターン13aとこれに隣接するカラーパ
ターン13aとの間隔p2 は、遮光パターン層12のス
トライプ間隔p1 と等しく900μmである。
【0018】次に、表示盤10の成形手順について説明
する。遮光パターン層12は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅(p1 −w1 )、ストライ
プ間隔p1 に形成された図示しないマスクパターンによ
りパターン露光した後、エッチングすることにより形成
される。同様にカラーパターン層13は、シアン、マゼ
ンタ、イエローに着色されたそれぞれの感光性ドライフ
ィルムをストライプ幅(p2 −w2 )、ストライプ間隔
p2 に形成されたそれぞれの図示しないマスクパターン
によりパターン露光した後、エッチングすることにより
形成される。このとき、シアンに着色されたカラーパタ
ーン13aを形成するマスクパターンと、マゼンタに着
色されたカラーパターン13bを形成するマスクパター
ンとは、ストライプ幅w2 だけストライプ幅方向にずれ
ていることから、形成後のカラーパターン13aとカラ
ーパターン13bとは基板11に貼付けるとき互いに重
なることはない。同様に、マゼンタに着色されたカラー
パターン13bとイエローに着色されたカラーパターン
13cとは互いに重なることはなく、カラーパターン1
3a、13b、13cは互いに重ならないように基板1
1に貼付けることができる。このパターン露光、エッチ
ングにより形成された遮光パターン層12およびカラー
パターン層13の厚さは5μm〜10μmであり、透光
性樹脂であるポリカーボネートからなる基板11の表面
片側毎にそれぞれ貼付けられることにより、表示盤10
は3層構造に形成される。
する。遮光パターン層12は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅(p1 −w1 )、ストライ
プ間隔p1 に形成された図示しないマスクパターンによ
りパターン露光した後、エッチングすることにより形成
される。同様にカラーパターン層13は、シアン、マゼ
ンタ、イエローに着色されたそれぞれの感光性ドライフ
ィルムをストライプ幅(p2 −w2 )、ストライプ間隔
p2 に形成されたそれぞれの図示しないマスクパターン
によりパターン露光した後、エッチングすることにより
形成される。このとき、シアンに着色されたカラーパタ
ーン13aを形成するマスクパターンと、マゼンタに着
色されたカラーパターン13bを形成するマスクパター
ンとは、ストライプ幅w2 だけストライプ幅方向にずれ
ていることから、形成後のカラーパターン13aとカラ
ーパターン13bとは基板11に貼付けるとき互いに重
なることはない。同様に、マゼンタに着色されたカラー
パターン13bとイエローに着色されたカラーパターン
13cとは互いに重なることはなく、カラーパターン1
3a、13b、13cは互いに重ならないように基板1
1に貼付けることができる。このパターン露光、エッチ
ングにより形成された遮光パターン層12およびカラー
パターン層13の厚さは5μm〜10μmであり、透光
性樹脂であるポリカーボネートからなる基板11の表面
片側毎にそれぞれ貼付けられることにより、表示盤10
は3層構造に形成される。
【0019】ここで、光源から受光する光を遮る遮光パ
ターン層12の着色はカラーパターン層13の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層12の着
色は本第1実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
ターン層12の着色はカラーパターン層13の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層12の着
色は本第1実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
【0020】次に、表示盤10を図1に示す視認方向4
1a、41b、41cから見た場合、視認される表示色
について説明する。視認方向41aにおいては、シアン
に着色されたカラーパターン13aを透過する光が遮光
パターン層12により遮られ、マゼンタに着色されたカ
ラーパターン13bおよびイエローに着色されたカラー
パターン13cを透過する光が遮光パターン層12の隙
間12aを通過し視認者側に到達するため、マゼンタと
イエローとの混色である赤が視認される。
1a、41b、41cから見た場合、視認される表示色
について説明する。視認方向41aにおいては、シアン
に着色されたカラーパターン13aを透過する光が遮光
パターン層12により遮られ、マゼンタに着色されたカ
ラーパターン13bおよびイエローに着色されたカラー
パターン13cを透過する光が遮光パターン層12の隙
間12aを通過し視認者側に到達するため、マゼンタと
イエローとの混色である赤が視認される。
【0021】また、視認方向41bにおいては、イエロ
ーに着色されたカラーパターン13cを透過する光が遮
光パターン層12により遮られ、シアンに着色されたカ
ラーパターン13aおよびマゼンタに着色されたカラー
パターン13bを透過する光が遮光パターン層12の隙
間12aを通過し視認者側に到達するため、シアンとマ
ゼンタとの混色である青が視認される。
ーに着色されたカラーパターン13cを透過する光が遮
光パターン層12により遮られ、シアンに着色されたカ
ラーパターン13aおよびマゼンタに着色されたカラー
パターン13bを透過する光が遮光パターン層12の隙
間12aを通過し視認者側に到達するため、シアンとマ
ゼンタとの混色である青が視認される。
【0022】さらに、視認方向41cにおいては、マゼ
ンタに着色されたカラーパターン13bを透過する光が
遮光パターン層12により遮られ、シアンに着色された
カラーパターン13aおよびイエローに着色されたカラ
ーパターン13cを透過する光が遮光パターン層12の
隙間12aを通過し視認者側に到達するため、シアンと
イエローとの混色である緑が視認される。
ンタに着色されたカラーパターン13bを透過する光が
遮光パターン層12により遮られ、シアンに着色された
カラーパターン13aおよびイエローに着色されたカラ
ーパターン13cを透過する光が遮光パターン層12の
隙間12aを通過し視認者側に到達するため、シアンと
イエローとの混色である緑が視認される。
【0023】視認方向41aと視認方向41bとの中間
から視認者が見た場合、それぞれの視認方向において視
認された赤と青との中間色が視認される。また、視認方
向41aと視認方向41cとの中間から視認者が見た場
合、それぞれの視認方向において視認された赤と緑の中
間色が視認される。このことから視認方向が連続して変
化する場合、各々の視認方向に応じた色が連続的に変化
するように視認者に見えることになる。
から視認者が見た場合、それぞれの視認方向において視
認された赤と青との中間色が視認される。また、視認方
向41aと視認方向41cとの中間から視認者が見た場
合、それぞれの視認方向において視認された赤と緑の中
間色が視認される。このことから視認方向が連続して変
化する場合、各々の視認方向に応じた色が連続的に変化
するように視認者に見えることになる。
【0024】この色変化の割合は、遮光パターン層12
とカラーパターン層13との間隔により増減する。つま
り、遮光パターン層12とカラーパターン層13とを所
定の間隔に指示する基板11の厚さが薄い場合、色変化
の割合が小さく、基板11の厚さが厚い場合、色変化の
割合が大きい。また、前述のように、この基板11は透
光性樹脂材からなるが、この基板11の透明度が色変化
の特性に影響を与える。すなわち、基板11の透明度が
低い場合、光の散乱等により遮光パターン層12の遮光
効果が低下し色変化が妨げられることから、透明度が高
い方が望ましい。
とカラーパターン層13との間隔により増減する。つま
り、遮光パターン層12とカラーパターン層13とを所
定の間隔に指示する基板11の厚さが薄い場合、色変化
の割合が小さく、基板11の厚さが厚い場合、色変化の
割合が大きい。また、前述のように、この基板11は透
光性樹脂材からなるが、この基板11の透明度が色変化
の特性に影響を与える。すなわち、基板11の透明度が
低い場合、光の散乱等により遮光パターン層12の遮光
効果が低下し色変化が妨げられることから、透明度が高
い方が望ましい。
【0025】また、この色変化は、遮光パターン層12
が少なくとも1つ以上のカラーパターンを隠蔽するとき
に生じ、遮光パターン層12のストライプ幅w1 とカラ
ーパターン層13のストライプ幅w2 との大小関係はw
1 ≧w2 であることが必要である。前述のように本第1
実施例の場合、w1 =w2 ×2が良好である。さらに、
遮光パターン層12のストライプ間隔p1 およびカラー
パターン層13の同一色のストライプ間隔p2 は、モア
レと呼ばれる光の干渉縞の発生や予定しない色の不均一
を防ぐため、p1 =p2 であることが望ましい。
が少なくとも1つ以上のカラーパターンを隠蔽するとき
に生じ、遮光パターン層12のストライプ幅w1 とカラ
ーパターン層13のストライプ幅w2 との大小関係はw
1 ≧w2 であることが必要である。前述のように本第1
実施例の場合、w1 =w2 ×2が良好である。さらに、
遮光パターン層12のストライプ間隔p1 およびカラー
パターン層13の同一色のストライプ間隔p2 は、モア
レと呼ばれる光の干渉縞の発生や予定しない色の不均一
を防ぐため、p1 =p2 であることが望ましい。
【0026】さらにまた、図3に第1実施例の変形例を
示す。この変形例では、表示盤10と視認者と光源との
位置関係が図1に示す位置関係と逆になる。この場合、
前述の視認方向41a、41b、41cはそれぞれ図3
中の視認方向42a、42b、42cに相当する。第1
実施例によると、ストライプ状の遮光パターン層12が
カラーパターン層13を透過する光を視認方向に対応し
て遮ることから、カラーパターン層13にストライプ状
に着色されたシアン、マゼンタ、イエローの各色が視認
者の視認角度によって連続的に色変化するように見える
効果がある。
示す。この変形例では、表示盤10と視認者と光源との
位置関係が図1に示す位置関係と逆になる。この場合、
前述の視認方向41a、41b、41cはそれぞれ図3
中の視認方向42a、42b、42cに相当する。第1
実施例によると、ストライプ状の遮光パターン層12が
カラーパターン層13を透過する光を視認方向に対応し
て遮ることから、カラーパターン層13にストライプ状
に着色されたシアン、マゼンタ、イエローの各色が視認
者の視認角度によって連続的に色変化するように見える
効果がある。
【0027】また、第1実施例によると、高価なレンチ
キュラレンズを用いることなく、遮光パターン層12を
用いることにより視認者の視認角度によって連続的に色
変化するように見えることから、製造コストを削減でき
る効果がある。また、第1実施例によると、銀塩方式に
よる写真を用いることなく、カラーパターン層13に着
色された耐光性の良好な感光性ドライフィルムを用いる
ことから、高画質を維持する耐久性を向上させる効果が
ある。
キュラレンズを用いることなく、遮光パターン層12を
用いることにより視認者の視認角度によって連続的に色
変化するように見えることから、製造コストを削減でき
る効果がある。また、第1実施例によると、銀塩方式に
よる写真を用いることなく、カラーパターン層13に着
色された耐光性の良好な感光性ドライフィルムを用いる
ことから、高画質を維持する耐久性を向上させる効果が
ある。
【0028】また、第1実施例によると、視野方向別に
写真撮影する必要がなく、容易な工程によりカラーパタ
ーン層13を成形することから、コストを低減できる効
果がある。なお、第1実施例では、遮光パターン層12
の色は、黒を選択したが、本発明では、光源から受ける
光を遮光することができればこれに限られることはな
く、例えば白、シルバー、グレーその他でも良い。
写真撮影する必要がなく、容易な工程によりカラーパタ
ーン層13を成形することから、コストを低減できる効
果がある。なお、第1実施例では、遮光パターン層12
の色は、黒を選択したが、本発明では、光源から受ける
光を遮光することができればこれに限られることはな
く、例えば白、シルバー、グレーその他でも良い。
【0029】また、第1実施例では、遮光パターン層1
2の透過濃度を0.5以上としたが、本発明では、光源
から受ける光の強度によってはこれに限られることはな
く、他の透過濃度値でも良い。また、第1実施例では、
遮光パターン層12のストライプ幅を600μm、スト
ライプ間隔を900μmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他のストライプ幅、ストライプ間
隔でも良い。
2の透過濃度を0.5以上としたが、本発明では、光源
から受ける光の強度によってはこれに限られることはな
く、他の透過濃度値でも良い。また、第1実施例では、
遮光パターン層12のストライプ幅を600μm、スト
ライプ間隔を900μmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他のストライプ幅、ストライプ間
隔でも良い。
【0030】また、第1実施例では、カラーパターン層
13の構成は1層構成にしたが、本発明では、これに限
られることはなく、2層構成、3層構成、その他多層構
成にしても良い。また、第1実施例では、カラーパター
ン層13の構成色はシアン、マゼンタ、イエローの3色
構成にしたが、本発明では、これに限られることはな
く、他の構成、多色構成にしても良い。
13の構成は1層構成にしたが、本発明では、これに限
られることはなく、2層構成、3層構成、その他多層構
成にしても良い。また、第1実施例では、カラーパター
ン層13の構成色はシアン、マゼンタ、イエローの3色
構成にしたが、本発明では、これに限られることはな
く、他の構成、多色構成にしても良い。
【0031】また、第1実施例では、カラーパターン層
13のストライプ幅を300μm、ストライプ間隔を9
00μmとしたが、本発明では、これに限られることは
なく、他のストライプ幅、ストライプ間隔でも良い。ま
た、第1実施例では、遮光パターン層12およびカラー
パターン層13は、感光性ドライフィルムを用い、パタ
ーン露光工程、エッチング工程を経て形成したが、本発
明では、これに限られることはなく、他の材料を用い、
他の工程により形成しても良い。
13のストライプ幅を300μm、ストライプ間隔を9
00μmとしたが、本発明では、これに限られることは
なく、他のストライプ幅、ストライプ間隔でも良い。ま
た、第1実施例では、遮光パターン層12およびカラー
パターン層13は、感光性ドライフィルムを用い、パタ
ーン露光工程、エッチング工程を経て形成したが、本発
明では、これに限られることはなく、他の材料を用い、
他の工程により形成しても良い。
【0032】また、第1実施例では、遮光パターン層1
2およびカラーパターン層13は、それぞれ各層毎に基
板11に貼付けたが、本発明では、これに限られること
はなく、他の貼付け方法によっても良い。また、第1実
施例では、基板11の材料には、ポリカーボネートを用
いたが、本発明では、これに限られることはなく、他の
材料を用いても良く、また遮光パターン層とカラーパタ
ーン層との間隔を保持することが可能であれば基板を用
いる必要はない。
2およびカラーパターン層13は、それぞれ各層毎に基
板11に貼付けたが、本発明では、これに限られること
はなく、他の貼付け方法によっても良い。また、第1実
施例では、基板11の材料には、ポリカーボネートを用
いたが、本発明では、これに限られることはなく、他の
材料を用いても良く、また遮光パターン層とカラーパタ
ーン層との間隔を保持することが可能であれば基板を用
いる必要はない。
【0033】また、第1実施例では、基板11の厚さを
0.5mm〜1.0mmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の間隔でも良い。 (第2実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
2実施例を図4および図5に示す。第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一符号を付す。
0.5mm〜1.0mmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の間隔でも良い。 (第2実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
2実施例を図4および図5に示す。第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一符号を付す。
【0034】第2実施例による表示装置の表示盤20
は、カラーパターン層23が単色のカラーパターンによ
り形成され、また均一なストライプ状ではなくストライ
プが形成されないロゴパターン部24を有する点が第1
実施例と異なる。図4に示すように、表示盤20は、基
板11と遮光パターン層22とカラーパターン層23と
から構成されている。透光性樹脂材からなる基板11
は、厚さd1 が0.5mm〜1.0mmであり、この基
板11の視認者に対する一方の面には遮光パターン層2
2が貼付けられ、光源から受光する他方の面にはカラー
パターン層22が貼付けられている。遮光パターン層2
2は、ストライプ状に形成され、例えば黒に着色されて
いる。この遮光パターン層22のストライプ幅w3 は3
00μm、ストライプ間隔p3 は600μmである。
は、カラーパターン層23が単色のカラーパターンによ
り形成され、また均一なストライプ状ではなくストライ
プが形成されないロゴパターン部24を有する点が第1
実施例と異なる。図4に示すように、表示盤20は、基
板11と遮光パターン層22とカラーパターン層23と
から構成されている。透光性樹脂材からなる基板11
は、厚さd1 が0.5mm〜1.0mmであり、この基
板11の視認者に対する一方の面には遮光パターン層2
2が貼付けられ、光源から受光する他方の面にはカラー
パターン層22が貼付けられている。遮光パターン層2
2は、ストライプ状に形成され、例えば黒に着色されて
いる。この遮光パターン層22のストライプ幅w3 は3
00μm、ストライプ間隔p3 は600μmである。
【0035】カラーパターン層23は、遮光パターン層
22のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、例えば赤に着色されているカラーパターン23a
から構成されている。このカラーパターン23aのスト
ライプ幅w4 は、遮光パターン層22のストライプ幅w
3 と等しく300μmである。また、カラーパターン2
3aのストライプ間隔p4 は、遮光パターン層22のス
トライプ間隔p3 と等しく600μmである。カラーパ
ターン23aとカラーパターン23aとの間には、隙間
23bが形成されている。
22のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、例えば赤に着色されているカラーパターン23a
から構成されている。このカラーパターン23aのスト
ライプ幅w4 は、遮光パターン層22のストライプ幅w
3 と等しく300μmである。また、カラーパターン2
3aのストライプ間隔p4 は、遮光パターン層22のス
トライプ間隔p3 と等しく600μmである。カラーパ
ターン23aとカラーパターン23aとの間には、隙間
23bが形成されている。
【0036】図4および図5に示すように、カラーパタ
ーン23aは、カラーパターン層23の全面に形成され
ているわけではなく、ロゴパターン部24に対応する部
分にはカラーパターン23aが形成されていない。すな
わち、図4に示すように、A字形状のロゴパターン部2
4の一部を形成するロゴパターン25a、25bには、
カラーパターン23aが形成されず隙間ができることに
なる。
ーン23aは、カラーパターン層23の全面に形成され
ているわけではなく、ロゴパターン部24に対応する部
分にはカラーパターン23aが形成されていない。すな
わち、図4に示すように、A字形状のロゴパターン部2
4の一部を形成するロゴパターン25a、25bには、
カラーパターン23aが形成されず隙間ができることに
なる。
【0037】次に、表示盤20の成形手順について説明
する。遮光パターン層22は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅w3 、ストライプ間隔p3
に形成された図示しないマスクパターンによりパターン
露光した後、エッチングすることにより形成される。カ
ラーパターン層23のマスクパターンは、ストライプ幅
w4 、ストライプ間隔p4 のストライプに図示しないA
字形状のロゴパターンを重ねて形成する。カラーパター
ン層23は、赤に着色された感光性ドライフィルムをこ
のマスクパターンによりパターン露光した後、エッチン
グすることにより形成される。パターン露光、エッチン
グにより形成された遮光パターン層22およびカラーパ
ターン層23の厚さは5μm〜10μmであり、透光性
樹脂であるポリカーボネートからなる基板11の表面片
側毎にそれぞれ貼付けられることにより、表示盤20は
3層構造に形成される。
する。遮光パターン層22は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅w3 、ストライプ間隔p3
に形成された図示しないマスクパターンによりパターン
露光した後、エッチングすることにより形成される。カ
ラーパターン層23のマスクパターンは、ストライプ幅
w4 、ストライプ間隔p4 のストライプに図示しないA
字形状のロゴパターンを重ねて形成する。カラーパター
ン層23は、赤に着色された感光性ドライフィルムをこ
のマスクパターンによりパターン露光した後、エッチン
グすることにより形成される。パターン露光、エッチン
グにより形成された遮光パターン層22およびカラーパ
ターン層23の厚さは5μm〜10μmであり、透光性
樹脂であるポリカーボネートからなる基板11の表面片
側毎にそれぞれ貼付けられることにより、表示盤20は
3層構造に形成される。
【0038】ここで、光源から受光する光を遮る遮光パ
ターン層22の着色はカラーパターン層23の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層22の着
色は本第2実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
ターン層22の着色はカラーパターン層23の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層22の着
色は本第2実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
【0039】次に、表示盤20を図4に示す視認方向4
3a、43b、43c、43dから見た場合、視認され
る表示色について説明する。視認方向43aにおいて
は、赤に着色されたカラーパターン23aを透過する光
が遮光パターン層22の隙間22aを通過し視認者側に
到達するため、赤が視認される。視認方向43bおよび
視認方向43cにおいては、赤着色されたカラーパター
ン23aを透過する光が遮光パターン層22により遮ら
れ、基板11を透過する光が遮光パターン層22の隙間
22aを通過し視認者側に到達するため、光源色が視認
される。視認方向43dの視認方向を変化させても光源
色が視認される。視認方向43aと同一視認角度の視認
方向43dにおいては、赤に着色されたカラーパターン
23aが形成されていないため、基板11と透過する光
が遮光パターン層22の隙間22aを通過し視認者側に
到達するため、光源色が視認される。
3a、43b、43c、43dから見た場合、視認され
る表示色について説明する。視認方向43aにおいて
は、赤に着色されたカラーパターン23aを透過する光
が遮光パターン層22の隙間22aを通過し視認者側に
到達するため、赤が視認される。視認方向43bおよび
視認方向43cにおいては、赤着色されたカラーパター
ン23aを透過する光が遮光パターン層22により遮ら
れ、基板11を透過する光が遮光パターン層22の隙間
22aを通過し視認者側に到達するため、光源色が視認
される。視認方向43dの視認方向を変化させても光源
色が視認される。視認方向43aと同一視認角度の視認
方向43dにおいては、赤に着色されたカラーパターン
23aが形成されていないため、基板11と透過する光
が遮光パターン層22の隙間22aを通過し視認者側に
到達するため、光源色が視認される。
【0040】すなわち、表示盤20の表示面20aに対
して垂直方向から視認した場合、ロゴパターン部24以
外の部分の色が赤に視認され、遮光パターン層22のス
トライプ方向と垂直に視認角度を変化させることにより
ロゴパターン部24以外の部分の赤の透過濃度が小さく
なり、ロゴパターン部24が識別できなくなる。つま
り、いわゆるシャッター効果を生ずることになる。
して垂直方向から視認した場合、ロゴパターン部24以
外の部分の色が赤に視認され、遮光パターン層22のス
トライプ方向と垂直に視認角度を変化させることにより
ロゴパターン部24以外の部分の赤の透過濃度が小さく
なり、ロゴパターン部24が識別できなくなる。つま
り、いわゆるシャッター効果を生ずることになる。
【0041】第2実施例によると、ストライプ状の遮光
パターン層22がカラーパターン層23を透過する光を
視認方向に対応して遮ることから、カラーパターン層2
3にストライプ状に着色された赤が視認者の視認角度に
よっていわゆるシャッター効果を生ずるように見える効
果がある。また、第2実施例によると、高価なレンチキ
ュラレンズを用いることなく、遮光パターン層22を用
いることにより視認者の視認角度によっていわゆるシャ
ッター効果を生ずるように見えることから、製造コスト
を削減できる効果がある。
パターン層22がカラーパターン層23を透過する光を
視認方向に対応して遮ることから、カラーパターン層2
3にストライプ状に着色された赤が視認者の視認角度に
よっていわゆるシャッター効果を生ずるように見える効
果がある。また、第2実施例によると、高価なレンチキ
ュラレンズを用いることなく、遮光パターン層22を用
いることにより視認者の視認角度によっていわゆるシャ
ッター効果を生ずるように見えることから、製造コスト
を削減できる効果がある。
【0042】なお、第2実施例では、遮光パターン層2
2の色は、黒を選択したが、本発明では、光源から受け
る光を遮光することができればこれに限られることはな
く、例えば白、シルバー、グレーその他でも良い。ま
た、第2実施例では、遮光パターン層22の透過濃度を
0.5以上としたが、本発明では、光源から受ける光の
強度によってはこれに限られることはなく、他の透過濃
度値でも良い。
2の色は、黒を選択したが、本発明では、光源から受け
る光を遮光することができればこれに限られることはな
く、例えば白、シルバー、グレーその他でも良い。ま
た、第2実施例では、遮光パターン層22の透過濃度を
0.5以上としたが、本発明では、光源から受ける光の
強度によってはこれに限られることはなく、他の透過濃
度値でも良い。
【0043】また、第2実施例では、遮光パターン層2
2およびカラーパターン層23のストライプ幅を300
μm、ストライプ間隔を600μmとしたが、本発明で
は、これに限られることはなく、他のストライプ幅、ス
トライプ間隔でも良い。また、第2実施例では、カラー
パターン層23の色は赤にしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の色にしても良い。
2およびカラーパターン層23のストライプ幅を300
μm、ストライプ間隔を600μmとしたが、本発明で
は、これに限られることはなく、他のストライプ幅、ス
トライプ間隔でも良い。また、第2実施例では、カラー
パターン層23の色は赤にしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の色にしても良い。
【0044】また、第2実施例では、遮光パターン層2
2およびカラーパターン層23は、感光性ドライフィル
ムを用い、パターン露光工程、エッチング工程を経て形
成したが、本発明では、これに限られることはなく、他
の材料を用い、他の工程により形成しても良い。また、
第2実施例では、遮光パターン層22およびカラーパタ
ーン層23は、それぞれ各層毎に基板11に貼付けた
が、本発明では、これに限られることはなく、他の貼付
け方法によっても良い。
2およびカラーパターン層23は、感光性ドライフィル
ムを用い、パターン露光工程、エッチング工程を経て形
成したが、本発明では、これに限られることはなく、他
の材料を用い、他の工程により形成しても良い。また、
第2実施例では、遮光パターン層22およびカラーパタ
ーン層23は、それぞれ各層毎に基板11に貼付けた
が、本発明では、これに限られることはなく、他の貼付
け方法によっても良い。
【0045】また、第2実施例では、ロゴパターン部2
4の形状は、A字形状にしたが、本発明では、これに限
られることはなく、他の文字形状、図形、模様等でも良
い。また、第2実施例では、基板11の材料には、ポリ
カーボネートを用いたが、本発明では、これに限られる
ことはなく、他の材料を用いても良く、また遮光パター
ン層とカラーパターン層との間隔を保持することが可能
であれば基板を用いる必要はない。
4の形状は、A字形状にしたが、本発明では、これに限
られることはなく、他の文字形状、図形、模様等でも良
い。また、第2実施例では、基板11の材料には、ポリ
カーボネートを用いたが、本発明では、これに限られる
ことはなく、他の材料を用いても良く、また遮光パター
ン層とカラーパターン層との間隔を保持することが可能
であれば基板を用いる必要はない。
【0046】また、第2実施例では、基板11の厚さを
0.5mm〜1.0mmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の間隔でも良い。 (第3実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
3実施例を図6および図7に示す。第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一符号を付す。
0.5mm〜1.0mmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の間隔でも良い。 (第3実施例)本発明の表示盤を表示装置に適用した第
3実施例を図6および図7に示す。第1実施例と実質的
に同一の構成部分には同一符号を付す。
【0047】第3実施例による表示装置の表示盤30
は、網点画像からなるストライプ状のカラーパターン層
33により写真画像を形成する点が第1実施例と異な
る。図6に示すように、表示盤30は、基板11と遮光
パターン層32とカラーパターン層33とから構成され
ている。透光性樹脂材からなる基板11は、厚さd1 が
0.5mm〜1.0mmであり、この基板11の視認者
に対する一方の面には遮光パターン層32が貼付けら
れ、光源から受光する他方の面にはカラーパターン層3
2が貼付けられている。遮光パターン層32は、ストラ
イプ状に形成され、例えば黒に着色されている。この遮
光パターン層32のストライプ幅w5 は600μm、ス
トライプ間隔p5 は900μmである。
は、網点画像からなるストライプ状のカラーパターン層
33により写真画像を形成する点が第1実施例と異な
る。図6に示すように、表示盤30は、基板11と遮光
パターン層32とカラーパターン層33とから構成され
ている。透光性樹脂材からなる基板11は、厚さd1 が
0.5mm〜1.0mmであり、この基板11の視認者
に対する一方の面には遮光パターン層32が貼付けら
れ、光源から受光する他方の面にはカラーパターン層3
2が貼付けられている。遮光パターン層32は、ストラ
イプ状に形成され、例えば黒に着色されている。この遮
光パターン層32のストライプ幅w5 は600μm、ス
トライプ間隔p5 は900μmである。
【0048】カラーパターン層33は、遮光パターン層
32のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、カラーパターン33a、33bから構成されてい
る。このカラーパターン33aとカラーパターン33b
とには、それぞれ異なった網点画像からなる写真画像が
形成され、カラーパターン33aとカラーパターン33
bとは組合わされている。例えば図7(a)に示す網点
画像からなる写真画像がカラーパターン33aにより形
成され、図7(b)に示す網点画像からなる写真画像が
カラーパターン33bにより形成されている。カラーパ
ターン33aおよびカラーパターン33bのストライプ
幅w6 、w7 は、遮光パターン層32のストライプ幅w
5 の2分の1である300μmである。また、カラーパ
ターン33aおよびカラーパターン33bのストライプ
間隔p6 、p7 は、遮光パターン層32のストライプ間
隔p5 と等しく900μmである。このため遮光パター
ン層32のストライプ幅w5 とカラーパターン層33の
ストライプ幅(w6 +w7)とは等しいことから、遮光
パターン層32の形成されるパターン部分とカラーパタ
ーン層33のカラーパターン33a、33bとは、基板
11を挟んで表裏一体の関係で互いに位置している。こ
の組合わされたカラーパターン33aとカラーパターン
33bは、隣接する他の組合わされたカラーパターン3
3aとカラーパターン33bの間に隙間33c有する。
32のストライプ方向と同一方向のストライプ状に形成
され、カラーパターン33a、33bから構成されてい
る。このカラーパターン33aとカラーパターン33b
とには、それぞれ異なった網点画像からなる写真画像が
形成され、カラーパターン33aとカラーパターン33
bとは組合わされている。例えば図7(a)に示す網点
画像からなる写真画像がカラーパターン33aにより形
成され、図7(b)に示す網点画像からなる写真画像が
カラーパターン33bにより形成されている。カラーパ
ターン33aおよびカラーパターン33bのストライプ
幅w6 、w7 は、遮光パターン層32のストライプ幅w
5 の2分の1である300μmである。また、カラーパ
ターン33aおよびカラーパターン33bのストライプ
間隔p6 、p7 は、遮光パターン層32のストライプ間
隔p5 と等しく900μmである。このため遮光パター
ン層32のストライプ幅w5 とカラーパターン層33の
ストライプ幅(w6 +w7)とは等しいことから、遮光
パターン層32の形成されるパターン部分とカラーパタ
ーン層33のカラーパターン33a、33bとは、基板
11を挟んで表裏一体の関係で互いに位置している。こ
の組合わされたカラーパターン33aとカラーパターン
33bは、隣接する他の組合わされたカラーパターン3
3aとカラーパターン33bの間に隙間33c有する。
【0049】次に、表示盤30の成形手順について説明
する。遮光パターン層32は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅(p5 −w5 )、ストライ
プ間隔p5 に形成された図示しないマスクパターンによ
りパターン露光した後、エッチングすることにより形成
される。カラーパターン層33のカラーパターン33a
は、図7(a)に示す写真画像をストライプ状の網点画
像を色分解装置によりシアン、マゼンタ、イエロー、黒
の各色に網点分解し、ストライプ状の図示しないマスク
パターンを形成する。このマスクパターンはストライプ
幅(p6 −w6)、ストライプ間隔p6 に形成されてい
ることから、各色に対応するシアン、マゼンタ、イエロ
ー、黒に着色された各色の感光性ドライフィルムはこの
マスクパターンによりそれぞれパターン露光した後、エ
ッチングされる。このエッチングされた各色の感光性ド
ライフィルムを重ね合わせることによりカラーパターン
33aが形成される。カラーパターン33bも図7
(b)に示す写真画像について、カラーパターン33a
と同様に形成される。このように形成された遮光パター
ン層32およびカラーパターン層33の厚さは5μm〜
10μmであり、透光性樹脂であるポリカーボネートか
らなる基板11の表面片側毎にそれぞれ貼付けられるこ
とにより、表示盤30は3層構造に形成される。
する。遮光パターン層32は、黒に着色された感光性ド
ライフィルムをストライプ幅(p5 −w5 )、ストライ
プ間隔p5 に形成された図示しないマスクパターンによ
りパターン露光した後、エッチングすることにより形成
される。カラーパターン層33のカラーパターン33a
は、図7(a)に示す写真画像をストライプ状の網点画
像を色分解装置によりシアン、マゼンタ、イエロー、黒
の各色に網点分解し、ストライプ状の図示しないマスク
パターンを形成する。このマスクパターンはストライプ
幅(p6 −w6)、ストライプ間隔p6 に形成されてい
ることから、各色に対応するシアン、マゼンタ、イエロ
ー、黒に着色された各色の感光性ドライフィルムはこの
マスクパターンによりそれぞれパターン露光した後、エ
ッチングされる。このエッチングされた各色の感光性ド
ライフィルムを重ね合わせることによりカラーパターン
33aが形成される。カラーパターン33bも図7
(b)に示す写真画像について、カラーパターン33a
と同様に形成される。このように形成された遮光パター
ン層32およびカラーパターン層33の厚さは5μm〜
10μmであり、透光性樹脂であるポリカーボネートか
らなる基板11の表面片側毎にそれぞれ貼付けられるこ
とにより、表示盤30は3層構造に形成される。
【0050】ここで、光源から受光する光を遮る遮光パ
ターン層32の着色はカラーパターン層33の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層32の着
色は本第2実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
ターン層32の着色はカラーパターン層33の着色を濁
らせないため無彩色であることが望ましく、この着色に
よる隠蔽性は透過濃度が0.5以上であることが望まし
い。本発明者の検討によると、遮光パターン層32の着
色は本第2実施例に用いた黒以外に、白、シルバー等で
も黒と同様な効果が得られた。なお、このときの透過濃
度は大日本スクリーン社製DM−500透過濃度計にて
測定した。
【0051】次に、表示盤30を図6に示す視認方向4
4a、44bから見た場合、視認される画像について説
明する。視認方向44aにおいては、図7(a)に示す
写真画像の網点画像を透過する光が遮光パターン層32
の隙間32aを通過し視認者側に到達するため、図7
(a)に示す写真画像が視認される。ところが、視認方
向44aにおいては、図7(b)に示す写真画像の網点
画像を透過する光が遮光パターン層32により遮られた
め図7(b)に示す写真画像は視認されない。同様に、
視認方向44bにおいては、図7(b)に示す写真画像
の網点画像を透過する光が遮光パターン層32の隙間3
2bを通過し視認者側に到達するため、図7(b)に示
す写真画像が視認される。
4a、44bから見た場合、視認される画像について説
明する。視認方向44aにおいては、図7(a)に示す
写真画像の網点画像を透過する光が遮光パターン層32
の隙間32aを通過し視認者側に到達するため、図7
(a)に示す写真画像が視認される。ところが、視認方
向44aにおいては、図7(b)に示す写真画像の網点
画像を透過する光が遮光パターン層32により遮られた
め図7(b)に示す写真画像は視認されない。同様に、
視認方向44bにおいては、図7(b)に示す写真画像
の網点画像を透過する光が遮光パターン層32の隙間3
2bを通過し視認者側に到達するため、図7(b)に示
す写真画像が視認される。
【0052】すなわち、図6に示す視認方向44aから
の視認者には、図7(a)に示す写真画像が視認され、
図6に示す視認方向44bからの視認者には、図7
(b)に示す写真画像が視認される。第3実施例による
と、ストライプ状の遮光パターン層32がカラーパター
ン層33を透過する光を視認方向に対応して遮ることか
ら、カラーパターン層33にストライプ状に形成された
2種類の写真画像が視認者の視認角度に応じて個別に見
える効果がある。
の視認者には、図7(a)に示す写真画像が視認され、
図6に示す視認方向44bからの視認者には、図7
(b)に示す写真画像が視認される。第3実施例による
と、ストライプ状の遮光パターン層32がカラーパター
ン層33を透過する光を視認方向に対応して遮ることか
ら、カラーパターン層33にストライプ状に形成された
2種類の写真画像が視認者の視認角度に応じて個別に見
える効果がある。
【0053】また、第3実施例によると、高価なレンチ
キュラレンズを用いることなく、遮光パターン層32を
用いることにより視認者の視認角度によってカラーパタ
ーン層33にストライプ状に形成された2種類の写真画
像が視認者の視認角度に応じて個別に見えることから、
製造コストを削減できる効果がある。なお、第3実施例
では、遮光パターン層32の色は、黒を選択したが、本
発明では、光源から受ける光を遮光することができれば
これに限られることはなく、例えば白、シルバー、グレ
ーその他でも良い。
キュラレンズを用いることなく、遮光パターン層32を
用いることにより視認者の視認角度によってカラーパタ
ーン層33にストライプ状に形成された2種類の写真画
像が視認者の視認角度に応じて個別に見えることから、
製造コストを削減できる効果がある。なお、第3実施例
では、遮光パターン層32の色は、黒を選択したが、本
発明では、光源から受ける光を遮光することができれば
これに限られることはなく、例えば白、シルバー、グレ
ーその他でも良い。
【0054】また、第3実施例では、遮光パターン層3
2の透過濃度を0.5以上としたが、本発明では、光源
から受ける光の強度によってはこれに限られることはな
く、他の透過濃度値でも良い。また、第3実施例では、
遮光パターン層32のストライプ幅を600μm、スト
ライプ間隔を900μmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他のストライプ幅、ストライプ間
隔でも良い。
2の透過濃度を0.5以上としたが、本発明では、光源
から受ける光の強度によってはこれに限られることはな
く、他の透過濃度値でも良い。また、第3実施例では、
遮光パターン層32のストライプ幅を600μm、スト
ライプ間隔を900μmとしたが、本発明では、これに
限られることはなく、他のストライプ幅、ストライプ間
隔でも良い。
【0055】また、第3実施例では、カラーパターン層
33のストライプ幅を300μm、ストライプ間隔を9
00μmとしたが、本発明では、これに限られることは
なく、他のストライプ幅、ストライプ間隔でも良い。ま
た、第3実施例では、カラーパターン層33は図7
(a)、(b)に示す写真画像にしたが、本発明では、
これに限られることはなく、他の写真画像、文字形状、
図形、模様等にしても良い。
33のストライプ幅を300μm、ストライプ間隔を9
00μmとしたが、本発明では、これに限られることは
なく、他のストライプ幅、ストライプ間隔でも良い。ま
た、第3実施例では、カラーパターン層33は図7
(a)、(b)に示す写真画像にしたが、本発明では、
これに限られることはなく、他の写真画像、文字形状、
図形、模様等にしても良い。
【0056】また、第3実施例では、遮光パターン層3
2およびカラーパターン層33は、感光性ドライフィル
ムを用い、パターン露光工程、エッチング工程を経て形
成したが、本発明では、これに限られることはなく、他
の材料を用い、他の工程により形成しても良い。また、
第3実施例では、遮光パターン層32およびカラーパタ
ーン層33は、それぞれ各層毎に基板11に貼付けた
が、本発明では、これに限られることはなく、他の貼付
け方法によっても良い。
2およびカラーパターン層33は、感光性ドライフィル
ムを用い、パターン露光工程、エッチング工程を経て形
成したが、本発明では、これに限られることはなく、他
の材料を用い、他の工程により形成しても良い。また、
第3実施例では、遮光パターン層32およびカラーパタ
ーン層33は、それぞれ各層毎に基板11に貼付けた
が、本発明では、これに限られることはなく、他の貼付
け方法によっても良い。
【0057】また、第3実施例では、基板11の材料に
は、ポリカーボネートを用いたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の材料を用いても良く、また遮
光パターン層とカラーパターン層との間隔を保持するこ
とが可能であれば基板を用いる必要はない。また、第3
実施例では、基板11の厚さを0.5mm〜1.0mm
としたが、本発明では、これに限られることはなく、他
の間隔でも良い。
は、ポリカーボネートを用いたが、本発明では、これに
限られることはなく、他の材料を用いても良く、また遮
光パターン層とカラーパターン層との間隔を保持するこ
とが可能であれば基板を用いる必要はない。また、第3
実施例では、基板11の厚さを0.5mm〜1.0mm
としたが、本発明では、これに限られることはなく、他
の間隔でも良い。
【図1】本発明の第1実施例による表示盤の拡大断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1実施例による表示盤を適用した表
示装置の模式的断面図である。
示装置の模式的断面図である。
【図3】本発明の第1実施例の変形例による表示盤の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による表示盤を示す図5の
IV−IV線の拡大断面図である。
IV−IV線の拡大断面図である。
【図5】本発明の第2実施例による表示盤の正面平面図
である。
である。
【図6】本発明の第3実施例による表示盤を示す図7の
VI−VI線の拡大断面図である。
VI−VI線の拡大断面図である。
【図7】本発明の第3実施例による表示盤の図6に示す
視認方向44aから見た図および視認方向44bから見
た図である。
視認方向44aから見た図および視認方向44bから見
た図である。
1 表示装置 2 箱体 3 光源 4 反射鏡 5 拡散板 10、20、30 表示盤 11 基板 12、22、32 遮光パターン層 12a、22a、32a 隙間(第1隙間) 13、23、33 カラーパターン層 23b、33c 隙間(第2隙間) 24 ロゴパターン部 (欠損部)
Claims (8)
- 【請求項1】 カラーストライプを有するストライプ状
に形成されたカラーパターン層と、 前記カラーパターン層のストライプ方向と同一方向に形
成される遮光ストライプとこの遮光ストライプ間に形成
される第1隙間とを有する遮光パターン層と、 前記カラーパターン層と前記遮光パターン層とを所定の
間隔に固定する支持部材とを備えたことを特徴とする表
示盤。 - 【請求項2】 前記カラーストライプは、それぞれ単色
に着色されるとともに少なくとも2種類以上の色に塗り
分けられることを特徴とする請求項1記載の表示盤。 - 【請求項3】 前記各カラーストライプは、1種類また
はそれ以上の色からなる網点画像により形成されること
を特徴とする請求項1記載の表示盤。 - 【請求項4】 前記カラーパターン層のカラーストライ
プは、カラーストライプ間に形成される第2隙間を有す
ることを特徴とする請求項1、2または3記載の表示
盤。 - 【請求項5】 一部または全部の前記カラーストライプ
は、欠損部を有することを特徴とする1、2、3または
4記載の表示盤。 - 【請求項6】 前記カラーストライプは、前記遮光スト
ライプ幅以下のストライプ幅に形成されることを特徴と
する請求項1、2、3、4または5記載の表示盤。 - 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6記載
の表示盤において前記遮光パターン層側から光を照射す
る光源を備えたことを特徴とする表示盤。 - 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5または6記載
の表示盤において前記カラーパターン層側から光を照射
する光源を備えたことを特徴とする表示盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13739494A JPH086510A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 表示盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13739494A JPH086510A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 表示盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH086510A true JPH086510A (ja) | 1996-01-12 |
Family
ID=15197650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13739494A Pending JPH086510A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | 表示盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086510A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055529A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Cca:Kk | 可変表示構造、可変表示媒体および像パターン形成媒体 |
JP2005055530A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Cca:Kk | 像パターン形成媒体、可変表示構造および可変表示媒体 |
JP2006071622A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-03-16 | Yamato Grand Kk | 自動車用計器板 |
JP2010032871A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Sahara:Kk | 画像表示パネル |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP13739494A patent/JPH086510A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005055529A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Cca:Kk | 可変表示構造、可変表示媒体および像パターン形成媒体 |
JP2005055530A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Cca:Kk | 像パターン形成媒体、可変表示構造および可変表示媒体 |
JP2006071622A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-03-16 | Yamato Grand Kk | 自動車用計器板 |
JP2010032871A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Sahara:Kk | 画像表示パネル |
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