JP2010032871A - 画像表示パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】 表側からも裏側からも変化する画像を表示できる画像表示パネルを提供する。
【解決手段】 画像表示パネルのパネル本体は、互いに平行をなし離間対峙して配置された2つの透光面を有している。パネル本体は表側から裏側への光透過のみならず、裏側から表側への光透過が可能である。一方の透光面は、第1方向に延びる同一幅の多数の帯状領域を第1方向と直交する第2方向に配列するように分割され、互いに異なる3つの図柄の図柄要素11a〜13aをこれら帯状領域に同一順序で繰り返し配列することにより、合成図柄パターン10が構成されている。他方の透光面には、第1方向に延びる遮光帯21と透光帯22を第2方向に交互に多数配列することにより、縞柄パターン20が構成されている。合成図柄パターン10と縞柄パターン20は同一色をなしている。縞柄パターン20の遮光帯21の幅Waと透光帯22の幅Wbの和は、帯状領域の幅(画素要素の幅)の3倍である。
【選択図】 図10

Description

本発明は、見る方向によって異なる画像を表示できる画像表示パネルに関する。
見る方向によって異なる画像を表示できる画像表示パネルは、特許文献1の図2に開示されている。
この画像表示パネルは透明基板を備えており、その裏側の面に印刷等の手段で合成図柄パターンが形成され、表側の面にマスクパターンが形成されている。
詳述すると、上記透明基板の裏側の面は、縦方向に延びる同一幅の多数の帯状領域を横方向に配列するように仮想的に分割され、第1、第2の立体図柄の対をなす視差図柄要素が、これら帯状領域に同一順序で繰り返し配列することにより、上記合成図柄パターンが構成されている。
他方、上記透明基板の表側の面のマスクパターンは縞柄をなし、縦方向に延びる同一幅の遮光帯および透光帯を横方向に交互に多数配列することにより構成されている。
上記構成の画像表示パネルでは、表側から所定の角度で見た時、マスクパターンの透光帯が第1立体図柄の左右の視差図柄要素と重なり、遮光帯が第2立体図柄の左右の視差図柄要素を隠すため、第1立体図柄の視差図柄要素だけが見えることになる。すなわち、画像表示パネルは、第1の立体図柄を表示することになる。
他の角度から見た時には、上記とは逆にマスクパターンの透光帯が第2立体図柄の左右の視差図柄要素と重なり、遮光帯が第1立体図柄の左右の視差図柄要素を隠すため、第2図柄の視差図柄要素だけが見えることになる。すなわち、画像表示パネルは第2の立体図柄を表示することになる。
特許3935651号(図2)
特許文献1の画像表示パネルでは、画像表示パネルの表側から見た時だけ見る角度に応じて2つの立体画像の変化を表示することができるが、裏側から見ると第1、第2の立体図柄の視差図柄要素が混在した合成図柄パターンがそのままモザイク状に見えるだけで、明確な図柄を認識することができず、画像表示パネルとしての役割を持たないばかりか、見る人に不快感を与える。
そのため、特許文献1の画像表示パネルは、例えば壁を背にして設置する等、裏側を隠すように設置しなければならず、設置場所が限定されてしまう。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、少なくとも1つの画像変化領域を含むパネル本体を備え、この画像変化領域では2つの透光面が互いに平行をなし離間対峙して配置され、この画像変化領域において、上記パネル本体の一方側から他方側への光透過と、当該他方側から当該一方側への光透過が可能な画像表示パネルにおいて、上記2つの透光面の一方は、第1方向に延びる同一幅の多数の帯状領域を第1方向と直交する第2方向に配列するように分割され、互いに異なる複数の図柄の図柄要素をこれら帯状領域に同一順序で繰り返し配列することにより、合成図柄パターンが構成され、他方の透光面には、上記第1方向に延びる遮光帯と透光帯を上記第2方向に交互に多数配列することにより、縞柄パターンが構成され、上記合成図柄パターンと縞柄パターンが同一色をなし、上記合成図柄パターンの図柄の数と同数の上記帯状領域の合計幅と、上記縞柄パターンにおける1組の上記遮光帯と透光帯の合計幅が等しく、上記透光帯の幅が上記帯状領域の幅と等しいかこれより狭いことを特徴とする。
上記構成によれば、画像表示パネルを例えば表側(一方側)から見た場合には、見る角度に応じて合成図柄パターンにおける複数の図柄のうち1つの図柄の図柄要素が縞柄パターンの透光帯に重なり、他の図柄の図柄要素が遮光帯に隠されるので、この選択された図柄だけが見える。その結果、画像表示パネルは、表側から見る角度に応じて複数の異なる図柄を表示することができる。
また、画像表示パネルを裏側(他方側)から見た場合にも、見る角度に応じて合成図柄パターンにおける複数の図柄のうち1つの図柄の図柄要素が縞柄パターンの透光帯に重なり、他の図柄の図柄要素が遮光帯と重なる。合成図柄パターンと縞柄パターンは同色をなしているので、遮光帯と重なった図柄要素は視認することができず、隠されているのと同様である。そのため、透光帯と重なった図柄だけが見えることになる。すなわち、画像表示パネルは、裏側からも、見る角度に応じて複数の異なる図柄を表示することができる。
上記のように、本発明の画像パネルは両側から変化する画像を表示できるので、両側から見られるような場所に設置することができる。
好ましくは、上記合成図柄パターンが3つの図柄からなり、上記透光面と直交する方向から見た時に、選択された1つの図柄の図柄要素が、上記透光帯と重なる。
これによれば、表側,裏側を問わず、正面、両斜め方向(例えば左右方向)の所定角度から、すなわち3方向から3つの異なる図柄を見ることができる。
好ましくは、上記選択された1つの図柄が、無地であり、当該図柄の図柄要素に対応する帯状領域が全域にわたって透光性を有している。
これによれば、表側,裏側を問わず、正面から見ると縞柄パターンだけが見え、両斜め方向(例えば左右方向)の所定角度では縞柄パターンに図柄が重なった画像が見える。また、無地の図柄要素の両側に他の互いに異なる図柄要素が配置されているので、見る角度が上記所定角度から正面寄りにずれても、2つの異なる図柄が重なって見えることはない。
一つの態様では、上記パネル本体が、1枚の透明基板を備え、その透明基板の少なくとも一部の両面が、上記合成図柄パターンと縞柄パターンが形成される上記2つの透光面として提供される。
この構成によれば、画像表示パネルを安価に得ることができる。
他の態様では、互いに平行をなして離間する2枚の透明基板を備え、これら透明基板の少なくとも一部において互いに向かい合う面が、上記合成図柄パターンと縞柄パターンが形成される2つの透光面として提供される。
この構成によれば、2枚の透明基板により上記合成図柄パターンと縞柄パターンを保護することができる。
一つの態様では、上記パネル本体の全域にわたって単一の画像変化領域が形成されている。これにより、統一感のある画像を表示できる。
他の態様では、上記パネル本体は、少なくとも1つの第1画像変化領域と、少なくとも1つの第2画像変化領域を有し、これら第1、第2の画像変化領域では、上記合成図柄パターンの図柄要素が配される帯状領域の延び方向が互いに直交するとともに、上記縞柄パターンの遮光帯および透光帯の延び方向が互いに直交する。
これによれば、正面および2軸方向(例えば上下左右方向)での画像変化を表示することができる。
本発明によれば、表裏どちらから見た場合でも画像変化を表示することができる。
以下、本発明の第1実施形態をなす画像表示パネルを、図1〜図11を参照しながら説明する。
画像表示パネルは、図1に示すパネル本体1を主構成要素として備えている。本実施形態ではパネル本体1は一枚の縦長の矩形の透明基板2により構成されている。透明基板2はガラス板等からなり全域にわたって均一厚さを有している。
本実施形態では、パネル本体1の全域が単一の画像変化領域として提供される。パネル本体1は表側(一方側)から裏側(他方側)への光透過が可能であるとともに、裏側から表側への光透過も可能である。
図2に示すように、上記透明基板2の裏側の面2a(透光面)には、その全域にわたって合成図柄パターン10がスクリーン印刷(印刷)されており、図3に示すように透明基板2の表側の面2b(透光面)には、その全域にわたって縞柄パターン20がスクリーン印刷されている。
上記パターン10、20を説明するに際し、理解を助けるために透明基板2の面2a,2b上に、X−Y軸を定める。本実施形態では縦方向をY軸方向(第1方向)とし、横方向をX軸方向(第2方向)とする。
上記合成図柄パターン10について詳述する。図4に示すように、透明基板2の裏側の面2aは、Y軸方向に延びる同一幅Wの多数の帯状領域5をX軸方向に配列するように、仮想的に分割される。本実施形態では帯状領域5の長さは、透明基板2のY軸方向の寸法と同じである。
上記帯状領域5は第1〜第3の図柄を表すために配分される。第1図柄を表すための帯状領域5を符号Aで示し、第2図柄を表すための帯状領域5を符号Bで表し、第3図柄を表すための帯状領域5を符号Cで表すと、A、B、C、A、B、C・・・と、同一順序で繰り返すように配置されている。
本実施形態では、第1図柄11は、黒色のべた塗りした多数の正方形を市松模様のように縦横に配置することにより構成される。この第1図柄11を、図4において符号Aを付した帯状領域5に対応させて切り出すと、図5に示す多数の図柄要素11aが得られる。この図柄要素11aが、符号Aを付した帯状領域5に印刷されている。
第2図柄12は、黒色のべた塗りした多数の円形を、上記第1図柄11の正方形に対応させた位置に散点状に配置することにより構成される。この第2図柄12を、図4において符号Bを付した帯状領域5に対応させて切り出すと、図6に示す多数の図柄要素12aが得られる。この図柄要素12aが,符号Bを付した帯状領域5に印刷されている。
本実施形態では、図7に示すように第3図柄13は無地であり、無地の図柄要素13aとなっている。すなわち、符号Cで示された帯状領域5は印刷されておらず全域にわたって透光性を有している。
図2、図8に示すように、3つの図柄11〜13の図柄要素11a〜13aが同順序で繰り返されて配列されることにより、合成図柄パターン10が構成されている。
次に、図3の縞柄パターン20について説明する。この縞柄パターン20は、上記合成図柄パターン10と同色(本実施形態では黒色)である。
図9に最も良く示すように、縞柄パターン20は、Y軸方向に延びる所定幅Waの黒色のべた塗りの印刷帯すなわち遮光帯21と、Y軸方向に延びる所定幅Wbの非印刷帯すなわち透光帯22を、X軸方向に交互に多数配列することにより構成されている。
上記縞柄パターン20の遮光帯21の幅Waおよび透光帯22の幅Wbと、上記合成図柄パターン10の図柄要素11a〜13aを表示する帯状領域5の幅Wは、下記の関係を有する。
Wa+Wb=N・W ・・・(1)
ただし、Nは合成される図柄の数であり、本実施形態ではN=3である。
Wb≦W・・・(2)
本実施形態では、Wb=Wである。幅Wbが幅Wより若干狭くてもよいが、良好な表示性能を確保するために、好ましくはWb≧0.8Wである。
上記式(1)、(2)から必然的に下記式も成立する。
Wa≧(N−1)W ・・・(3)
本実施形態では、Wa=2Wである。
図10に示すように、上記縞柄パターン20の透光帯22は上記第3図柄13の図柄要素13aと真正面に対峙しており、透光帯22の右斜めに第1図柄11の図柄要素11aが配置され、左斜めに第2図柄12の図柄要素12aが配置されている。
図10(A)において実線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその表側(一方側)において左斜めから見た場合、第1図柄11の図柄要素11aが透光帯22と対応した位置にあり、第2図柄12の図柄要素12aと第3図柄13の図柄要素13aは、遮光帯21に隠れて見えない。その結果、図11(A)に示すように、画像表示パネルには、縞柄パターン20の縞柄と重なるようにして、第1図柄11の多数の矩形が市松模様で表示される。
また、図10(A)において破線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその裏側(他方側)において左斜めから見た場合、上記と同様に、第1図柄11の図柄要素11aが透光帯22と対応した位置にあり、第2図柄12の図柄要素12aと第3図柄13の図柄要素13aは、同色(黒色)の遮光帯21と重なり、遮光帯21と識別できない。その結果、上記と同様に画像表示パネルは図11(A)に示すように見える。
図10(B)において実線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその表側において真正面(パネル本体2と直交する方向)から見た場合、第3図柄13の無地の透明な図柄要素13aが透光帯22と対応した位置にあり、第1図柄11の図柄要素11aと第2図柄12の図柄要素12aは、遮光帯21に隠れて見えない。その結果、図11(B)に示すように、画像表示パネルの全域にわたって、縞柄パターン20の縞柄だけが表示される。
また、図10(B)において破線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその裏側において真正面から見た場合、上記と同様に、第3図柄13の図柄要素13aが透光帯22と対応した位置にあり、第1図柄11の図柄要素11aと第2図柄12の図柄要素12aは、同色(黒色)の遮光帯21と重なり、遮光帯21と識別できない。その結果、上記と同様に画像表示パネルは図11(B)に示すように見える。
図10(C)において実線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその表側において右斜めから見た場合、第2図柄12の図柄要素12aが透光帯22と対応した位置にあり、第1図柄11の図柄要素11aと第3図柄13の図柄要素13aは、遮光帯21に隠れて見えない。その結果、図11(C)に示すように画像表示パネルには、縞柄パターン20の縞柄と重なるようにして、第2図柄12の多数の円が散点状に表示される。
また、図10(C)において破線の矢印で示すように、観察者が画像表示パネルをその裏側において右斜めから見た場合、上記と同様に、第2図柄12の図柄要素12aが透光帯22と対応した位置にあり、第1図柄11の図柄要素11aと第3図柄13の図柄要素13aは、遮光帯21と重なり、遮光帯21と識別できない。その結果、上記と同様に画像表示パネルは図11(C)に示すように見える。
上述したように、画像表示パネルは表側、裏側のどちらからも合成図柄パターン10の各図柄11〜13の変化を見ることができ、設置場所の制限が少ない。そのため、玄関の装飾、ショーウインドウのディスプレー等に適用することができる。
次に、本発明の第2実施形態の画像表示パネルについて、図12を参照しながら説明する。本実施形態の画像表示パネルでは、パネル本体1’は互いに異なる第1、第2の画像変化領域3,4を備えている。第1、第2の画像変化領域3,4はそれぞれ正方形をなし、縦横に(X,Y軸方向に)交互に配置されている。
第1の画像変化領域3は、第1実施形態の図2におけるR部と同様の構成である。すなわち、裏側の面では、合成図柄パターンの3つ(複数)の図柄要素(帯状領域)がY軸方向に延び、X軸方向に配列されている。表側の面では、縞柄20の遮光帯、透光帯がY軸方向に延び、X軸方向に交互に配列されている。
これに対して第2の画像変化領域4では、裏側の面の合成図柄パターンの3つ(複数)の図柄要素(帯状領域)がX軸方向に延びY軸方向に配列されており、表側の面では縞柄20の遮光帯、透光帯がX軸方向に延び、Y軸方向に交互に配列されている。
真正面から見た時には、図12に示すように、第1画像変化領域3では縦縞の縞柄パターン20が見え、第2画像変化領域4では横縞の縞柄パターン20が見える。左右に見る位置を変えた時には第1画像変化領域3で画像が変化し、上下に見る位置を変えた時には第2画像変化領域4で画像が変化する。
第2実施形態において、第1画像変化領域3と第2画像変化領域4での図柄を変えてもよいことは勿論である。
次に、本発明の第3実施形態について、図13を参照しながら説明する。この実施形態の画像表示パネルのパネル本体1”は、2枚の透明基板2A,2Bと、この透明基板2A,2Bの周縁に配置されて透明基板2A,2Bを平行に離間させるスペーサ9とを備えている。これら透明基板2A,2Bの互いに向き合う面2a’,2b’(透光面)に、第1、第2実施形態と同様の合成図柄パターンと縞柄パターンがそれぞれ印刷されている。
この実施形態の画像表示パネルは、断熱効果を有するとともにパターンを形成した面2a’,2b’を保護することができる。
本発明は上記実施形態に制約されず、種々の形態を採用可能である。以下に述べる形態は上記第1〜第3の実施形態のいずれにも適用可能である。
上記実施形態において第3図柄は無地でなく、第1、第2図柄と異なる他の図柄としてもよい。
合成図柄パターンや縞柄パターンの色は黒色に限らず、青色等、他の色でもよい。
縞柄パターンの遮光帯と合成図柄の図柄要素は同色であるとともに同じ濃さが好ましいが、遮光帯に比べて図柄要素は薄くてもよい。
透光帯は、遮光帯、図柄要素と同じ色でこれらより薄く着色してもよいし、すりガラスのように半透明であってもよい。
合成図柄パターンや縞柄パターンをフィルムに印刷し、このフィルムを透明基板に接着してもよい。
合成図柄パターンの複数の異なる図柄は、共通する図柄部分を有していてもよい。この場合、この共通する図柄部分は見る角度に拘わらず表示される。つまり固定図柄となる。
固定図柄を、縞柄パターンを形成した透光面に形成してもよい。この固定図柄を形成した領域は画像変化領域ではない。
合成図柄パターンは、2つの図柄の図柄要素で構成してもよい。
パネル本体の一部に単一の画像変化領域を設けてもよい。
上記第1実施形態のパネル本体1は、透明基板2の表側、裏側に透明基板2の印刷された面2a,2bを保護するための他の透明基板を備えていてもよい。
第1実施形態において、実際に画像が変化する正方形の領域(その1つが図2において符号Rで示されている)だけを画像変化領域と定義することもできる。この場合、市松模様状に多数の画像変化領域が配置され、これら画像変化領域間の正方形の領域が画像不変領域(縦縞模様だけが常に表示される領域)となる。
第2実施形態のパネル本体1’の第1、第2画像変化領域3,4は、1つずつ配置されていてもよい。
本発明の第1実施形態をなす画像表示パネルのパネル本体の横断面図である。 同透明基板の裏側の面に形成された合成図柄パターンを示す正面図である。 同透明基板の表側の面に形成された縞柄パターンを示す正面図である。 図2のR部において、合成図柄パターンの図柄要素を表示するための多数の帯状領域を示す拡大正面図である。 合成図柄パターンの第1図柄の図柄要素を示す上記R部の拡大正面図である。 合成図柄パターンの第2図柄の図柄要素を示す上記R部の拡大正面図である。 合成図柄パターンの第3図柄(無地)の図柄要素を示す上記R部の拡大正面図である。 合成図柄パターンの上記R部の拡大正面図である。 縞柄パターンの上記R部の拡大正面図である。 (A)〜(B)は、それぞれ異なる角度から見た時の縞柄パターンの遮光帯および透光帯と合成図柄パターンの画素要素との対応関係を示す横断面図であり、パターンの印刷部の厚みを誇張して示す。 (A)〜(B)は、図10(A)〜(B)に示すように異なる角度から見た時の画像をそれぞれ示す正面図である。 本発明の第2実施形態をなす画像表示パネルを真正面から見た図である。 本発明の第3実施形態をなす画像表示パネルの図1相当図である。
符号の説明
1、1’、1” パネル本体
2、2A、2B 透明基板
2a 裏側の面(透光面)
2b 表側の面(透光面)
2a’,2b’ 互いに向き合う面(透光面)
3 第1画像変化領域
4 第2画像変化領域
10 合成図柄パターン
11〜13 図柄
11a〜13a 図柄要素
20 縞柄パターン
21 遮光帯
22 透光帯

Claims (7)

  1. 少なくとも1つの画像変化領域を含むパネル本体を備え、この画像変化領域では2つの透光面が互いに平行をなし離間対峙して配置され、この画像変化領域において、上記パネル本体の一方側から他方側への光透過と、当該他方側から当該一方側への光透過が可能な画像表示パネルにおいて、
    上記2つの透光面の一方は、第1方向に延びる同一幅の多数の帯状領域を第1方向と直交する第2方向に配列するように分割され、互いに異なる複数の図柄の図柄要素をこれら帯状領域に同一順序で繰り返し配列することにより、合成図柄パターンが構成され、
    他方の透光面には、上記第1方向に延びる遮光帯と透光帯を上記第2方向に交互に多数配列することにより、縞柄パターンが構成され、
    上記合成図柄パターンと縞柄パターンが同一色をなし、
    上記合成図柄パターンの図柄の数と同数の上記帯状領域の合計幅と、上記縞柄パターンにおける1組の上記遮光帯と透光帯の合計幅が等しく、上記透光帯の幅が上記帯状領域の幅と等しいかこれより狭いことを特徴とする画像表示パネル。
  2. 上記合成図柄パターンが3つの図柄からなり、上記透光面と直交する方向から見た時に、選択された1つの図柄の図柄要素が、上記透光帯と重なることを特徴とする請求項1に記載の画像表示パネル。
  3. 上記選択された1つの図柄が、無地であり、当該図柄の図柄要素に対応する帯状領域が全域にわたって透光性を有していることを特徴とする請求項2に記載の画像表示パネル。
  4. 上記パネル本体が、1枚の透明基板を備え、その透明基板の少なくとも一部の両面が、上記合成図柄パターンと縞柄パターンが形成される上記2つの透光面として提供されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示パネル。
  5. 互いに平行をなして離間する2枚の透明基板を備え、これら透明基板の少なくとも一部において互いに向かい合う面が、上記合成図柄パターンと縞柄パターンが形成される2つの透光面として提供されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像表示パネル。
  6. 上記パネル本体の全域にわたって単一の画像変化領域が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像表示パネル。
  7. 上記パネル本体は、少なくとも1つの第1画像変化領域と、少なくとも1つの第2画像変化領域を有し、これら第1、第2の画像変化領域では、上記合成図柄パターンの図柄要素が配される帯状領域の延び方向が互いに直交するとともに、上記縞柄パターンの遮光帯および透光帯の延び方向が互いに直交することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像表示パネル。
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