JPH0865070A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JPH0865070A JPH0865070A JP21523794A JP21523794A JPH0865070A JP H0865070 A JPH0865070 A JP H0865070A JP 21523794 A JP21523794 A JP 21523794A JP 21523794 A JP21523794 A JP 21523794A JP H0865070 A JPH0865070 A JP H0865070A
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- Japan
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- headphone
- speaker
- earphone
- television receiver
- audio
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 難聴者と健常者とが、ＴＶ受像機を同時にそ
れぞれ最適な状態で視聴できるようにする。 【構成】 テレビジョン受像機に、スピーカー用の音声
出力部と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の
音声出力部と、該第２の音声出力部に接続されたヘッド
ホンまたはイヤホン用端子とを備え、該ヘッドホンまた
はイヤホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプ
ラグが接続された状態で、スピーカーからも同時に音声
信号を出力させる。 【効果】 難聴者も、健常者と同時にそれぞれ最適な状
態で視聴することできるので、健常者の家族と共通の話
題や興味をもつことが可能となり、ＴＶ受像機の利用範
囲が一層拡大される。
れぞれ最適な状態で視聴できるようにする。 【構成】 テレビジョン受像機に、スピーカー用の音声
出力部と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の
音声出力部と、該第２の音声出力部に接続されたヘッド
ホンまたはイヤホン用端子とを備え、該ヘッドホンまた
はイヤホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプ
ラグが接続された状態で、スピーカーからも同時に音声
信号を出力させる。 【効果】 難聴者も、健常者と同時にそれぞれ最適な状
態で視聴することできるので、健常者の家族と共通の話
題や興味をもつことが可能となり、ＴＶ受像機の利用範
囲が一層拡大される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、難聴者と健常者と
が、同時にそれぞれ最適な状態で視聴できるようにした
テレビジョン受像機（ＴＶ受像機）に関する。
が、同時にそれぞれ最適な状態で視聴できるようにした
テレビジョン受像機（ＴＶ受像機）に関する。
【０００２】
【従来の技術】難聴者と健常者とが、同一のＴＶ受像機
を同時に視聴する場合には、それぞれに最適な音量レベ
ルを設定することは難かしい。その原因は大別すると２
つあり、第１は、両者が聴く音量には差があり、一般に
健常者を想定したレベルに設定されているので、難聴者
にとっては、聴き難い小さな音になってしまうこと、第
２は、従来のＴＶ受像機では、ヘッドホンやイヤホンの
端子にプラグを挿入すると、スピーカー側の回路が遮断
される構造になっていること、などが挙げられる。
を同時に視聴する場合には、それぞれに最適な音量レベ
ルを設定することは難かしい。その原因は大別すると２
つあり、第１は、両者が聴く音量には差があり、一般に
健常者を想定したレベルに設定されているので、難聴者
にとっては、聴き難い小さな音になってしまうこと、第
２は、従来のＴＶ受像機では、ヘッドホンやイヤホンの
端子にプラグを挿入すると、スピーカー側の回路が遮断
される構造になっていること、などが挙げられる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
ＴＶ受像機においては、同時に健常者と難聴者とが、そ
れぞれ最適な音声条件で視聴するのが困難である、とい
う不都合を解決し、それぞれが希望する音声レベルで、
視聴できるようにしたＴＶ受像機を提供することを目的
とする。詳しくいえば、この発明では、健常者はスピー
カーからの音声を、難聴者はヘッドホン（またはイヤホ
ン）からの音声を、それぞれ同時に聴けるようにすると
共に、各音声信号の出力レベル等が独立して制御できる
ようにして、健常者と難聴者とが同時に最適な音声条件
で視聴できるようにしたＴＶ受像機を提供することを目
的とする。
ＴＶ受像機においては、同時に健常者と難聴者とが、そ
れぞれ最適な音声条件で視聴するのが困難である、とい
う不都合を解決し、それぞれが希望する音声レベルで、
視聴できるようにしたＴＶ受像機を提供することを目的
とする。詳しくいえば、この発明では、健常者はスピー
カーからの音声を、難聴者はヘッドホン（またはイヤホ
ン）からの音声を、それぞれ同時に聴けるようにすると
共に、各音声信号の出力レベル等が独立して制御できる
ようにして、健常者と難聴者とが同時に最適な音声条件
で視聴できるようにしたＴＶ受像機を提供することを目
的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、第１に、テ
レビジョン受像機において、スピーカー用の音声出力部
と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の音声出
力部と、該第２の音声出力部に接続されたヘッドホンま
たはイヤホン用端子とを備え、該ヘッドホンまたはイヤ
ホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが
接続された状態で、スピーカーからも同時に音声信号を
出力するように構成している。
レビジョン受像機において、スピーカー用の音声出力部
と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の音声出
力部と、該第２の音声出力部に接続されたヘッドホンま
たはイヤホン用端子とを備え、該ヘッドホンまたはイヤ
ホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが
接続された状態で、スピーカーからも同時に音声信号を
出力するように構成している。
【０００５】第２に、上記第１のテレビジョン受像機に
おいて、上記第２の音声出力部は、前記スピーカー用の
音声出力部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整
手段を備えた構成である。
おいて、上記第２の音声出力部は、前記スピーカー用の
音声出力部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整
手段を備えた構成である。
【０００６】第３に、上記第２のテレビジョン受像機に
おいて、上記音声調整手段は、上記第２の音声出力部の
音量レベルおよび／または周波数特性等の音質を可変制
御するように構成している。
おいて、上記音声調整手段は、上記第２の音声出力部の
音量レベルおよび／または周波数特性等の音質を可変制
御するように構成している。
【０００７】第４に、上記第１または第２のテレビジョ
ン受像機において、上記スピーカーの音声出力部とスピ
ーカーとの間にスイッチ手段を備え、上記ヘッドホンま
たはイヤホン用端子からヘッドホンプラグまたはイヤホ
ンプラグが抜き取られたとき、連動して前記スイッチ手
段をオン状態に制御するように構成している。
ン受像機において、上記スピーカーの音声出力部とスピ
ーカーとの間にスイッチ手段を備え、上記ヘッドホンま
たはイヤホン用端子からヘッドホンプラグまたはイヤホ
ンプラグが抜き取られたとき、連動して前記スイッチ手
段をオン状態に制御するように構成している。
【０００８】第５に、テレビジョン受像機において、音
声出力部に、スピーカーと接続されるスピーカー用回路
と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用端子と接続され
るヘッドホンまたはイヤホン用回路と、前記スピーカー
用回路とスピーカーとの間に、前記ヘッドホンまたはイ
ヤホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグ
が挿入されたとき、手動操作によるオフ動作が可能で、
ヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが抜き取られた
とき、連動してオン状態に制御するスピーカー用のスイ
ッチ手段、とを備えた構成である。
声出力部に、スピーカーと接続されるスピーカー用回路
と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用端子と接続され
るヘッドホンまたはイヤホン用回路と、前記スピーカー
用回路とスピーカーとの間に、前記ヘッドホンまたはイ
ヤホン用端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグ
が挿入されたとき、手動操作によるオフ動作が可能で、
ヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが抜き取られた
とき、連動してオン状態に制御するスピーカー用のスイ
ッチ手段、とを備えた構成である。
【０００９】第６に、上記第５のテレビジョン受像機に
おいて、上記ヘッドホンまたはイヤホン用回路は、上記
音声出力部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整
手段を備えた構成である。
おいて、上記ヘッドホンまたはイヤホン用回路は、上記
音声出力部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整
手段を備えた構成である。
【００１０】
【作用】従来のＴＶ受像機では、スピーカーとヘッドホ
ン（またはイヤホン）との選択的な使用のみが可能で、
例えば、ヘッドホン用の端子（ジャック）にヘッドホン
プラグを挿入すると、連動してスピーカー側の音声回路
が遮断されるため、両者を同時に使用することはできな
い。この発明では、スピーカー用の音声回路と並列に、
ヘッドホン用の音声回路を設ければ、両音声回路から同
時に音声を出力することが可能であり、特に難聴者が必
要とする音量は、一般的に健常者よりも大である、とい
う問題点に着目し、健常者はスピーカーからの音声を、
難聴者はヘッドホン（またはイヤホン）からの音声を、
それぞれ同時に視聴することができるように構成すると
共に、健常者も難聴者も、自分が設定したい最適な音声
条件で視聴することを可能にするために、それぞれに音
量や音質の調整手段を設けている。
ン（またはイヤホン）との選択的な使用のみが可能で、
例えば、ヘッドホン用の端子（ジャック）にヘッドホン
プラグを挿入すると、連動してスピーカー側の音声回路
が遮断されるため、両者を同時に使用することはできな
い。この発明では、スピーカー用の音声回路と並列に、
ヘッドホン用の音声回路を設ければ、両音声回路から同
時に音声を出力することが可能であり、特に難聴者が必
要とする音量は、一般的に健常者よりも大である、とい
う問題点に着目し、健常者はスピーカーからの音声を、
難聴者はヘッドホン（またはイヤホン）からの音声を、
それぞれ同時に視聴することができるように構成すると
共に、健常者も難聴者も、自分が設定したい最適な音声
条件で視聴することを可能にするために、それぞれに音
量や音質の調整手段を設けている。
【００１１】具体的には、スピーカー用の音声出力部と
並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の音声出力
部と、第２の音声出力部に接続されたヘッドホンまたは
イヤホン用端子とを設け、ヘッドホンまたはイヤホン用
端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが接続さ
れた状態で、スピーカーからも同時に音声信号が出力さ
れるように構成している（請求項１の発明）。また、そ
れぞれの視聴者が最適な音声条件を設定できるように、
スピーカー用の音声出力部と第２の音声出力部とに、そ
れぞれ独立した音質調整手段と音量調整手段とを設けて
いる（請求項２と請求項３の発明）。
並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用の第２の音声出力
部と、第２の音声出力部に接続されたヘッドホンまたは
イヤホン用端子とを設け、ヘッドホンまたはイヤホン用
端子にヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグが接続さ
れた状態で、スピーカーからも同時に音声信号が出力さ
れるように構成している（請求項１の発明）。また、そ
れぞれの視聴者が最適な音声条件を設定できるように、
スピーカー用の音声出力部と第２の音声出力部とに、そ
れぞれ独立した音質調整手段と音量調整手段とを設けて
いる（請求項２と請求項３の発明）。
【００１２】誤操作を防止するために、端子からヘッド
ホンプラグやイヤホンプラグが抜き取られたとき、連動
してスピーカー回路のスイッチ手段をオン状態に制御す
るようにしている（請求項４の発明）。さらに、コスト
を低減する観点から、音声出力部に、スピーカーと接続
されるスピーカー用回路と並列に、ヘッドホン（または
イヤホン）用端子と接続されるヘッドホン（またはイヤ
ホン）用回路を設けると共に、誤操作を防止するため、
スピーカー用回路とスピーカーとの間に、ヘッドホン
（またはイヤホン）用端子にヘッドホンプラグ（または
イヤホンプラグ）が挿入されたとき、手動操作によるオ
フ動作が可能で、ヘッドホンプラグ等が抜き取られたと
き、連動してオン状態に制御するスピーカー用のスイッ
チ手段を設け（請求項５の発明）、さらに、ヘッドホン
の使用時に、最適な音声条件が設定できるように、音量
や音質の調整手段を設けている（請求項６の発明）。
ホンプラグやイヤホンプラグが抜き取られたとき、連動
してスピーカー回路のスイッチ手段をオン状態に制御す
るようにしている（請求項４の発明）。さらに、コスト
を低減する観点から、音声出力部に、スピーカーと接続
されるスピーカー用回路と並列に、ヘッドホン（または
イヤホン）用端子と接続されるヘッドホン（またはイヤ
ホン）用回路を設けると共に、誤操作を防止するため、
スピーカー用回路とスピーカーとの間に、ヘッドホン
（またはイヤホン）用端子にヘッドホンプラグ（または
イヤホンプラグ）が挿入されたとき、手動操作によるオ
フ動作が可能で、ヘッドホンプラグ等が抜き取られたと
き、連動してオン状態に制御するスピーカー用のスイッ
チ手段を設け（請求項５の発明）、さらに、ヘッドホン
の使用時に、最適な音声条件が設定できるように、音量
や音質の調整手段を設けている（請求項６の発明）。
【００１３】
【実施例１】次に、この発明のＴＶ受像機について、図
面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。この
実施例は、主として請求項１から請求項３の発明に対応
しているが、請求項４の発明にも関連している。この実
施例では、健常者のためのスピーカーと、難聴者のため
のヘッドホンとから、同時に音声が出力され、しかも、
それぞれの音声出力が、独立して制御できるようにした
点に特徴を有している。
面を参照しながら、その実施例を詳細に説明する。この
実施例は、主として請求項１から請求項３の発明に対応
しているが、請求項４の発明にも関連している。この実
施例では、健常者のためのスピーカーと、難聴者のため
のヘッドホンとから、同時に音声が出力され、しかも、
それぞれの音声出力が、独立して制御できるようにした
点に特徴を有している。
【００１４】図１は、この発明のＴＶ受像機について、
その音声出力部の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、１はスピーカー用音声調節出力回路、
１１はスピーカー用スイッチ、１２はスピーカー用音質
調整器、１３はスピーカー用音量調整器、２はスピーカ
ー、３はヘッドホン用音声調節出力回路、３１はヘッド
ホンジャック、３２はヘッドホン用音質調整器、３３は
ヘッドホン用音量調整器、４はヘッドホンを示す。
その音声出力部の一実施例を示す機能ブロック図であ
る。図において、１はスピーカー用音声調節出力回路、
１１はスピーカー用スイッチ、１２はスピーカー用音質
調整器、１３はスピーカー用音量調整器、２はスピーカ
ー、３はヘッドホン用音声調節出力回路、３１はヘッド
ホンジャック、３２はヘッドホン用音質調整器、３３は
ヘッドホン用音量調整器、４はヘッドホンを示す。
【００１５】この図１に示すように、この発明のＴＶ受
像機では、従来から設けられているスピーカー用回路と
別系統のヘッドホン用回路を併設し、ヘッドホンの使用
中でもスピーカーから音声信号が発生されるように構成
している。すなわち、スピーカー用回路は、スピーカー
用音声調節出力回路１、スピーカー用スイッチ１１、ス
ピーカー用音質調整器１２、およびスピーカー用音量調
整器１３から構成され、また、ヘッドホン用回路は、ヘ
ッドホン用音声調節出力回路３、ヘッドホンジャック３
１、ヘッドホン用音質調整器３２、およびヘッドホン用
音量調整器３３から構成されている（請求項１の発
明）。
像機では、従来から設けられているスピーカー用回路と
別系統のヘッドホン用回路を併設し、ヘッドホンの使用
中でもスピーカーから音声信号が発生されるように構成
している。すなわち、スピーカー用回路は、スピーカー
用音声調節出力回路１、スピーカー用スイッチ１１、ス
ピーカー用音質調整器１２、およびスピーカー用音量調
整器１３から構成され、また、ヘッドホン用回路は、ヘ
ッドホン用音声調節出力回路３、ヘッドホンジャック３
１、ヘッドホン用音質調整器３２、およびヘッドホン用
音量調整器３３から構成されている（請求項１の発
明）。
【００１６】この図１では、スピーカー用音声調節出力
回路１には、スピーカー用音質調整器１２とスピーカー
用音量調整器１３とが設けられており、また、ヘッドホ
ン用音声調節出力回路３には、ヘッドホン用音質調整器
３２とヘッドホン用音量調整器３３とが設けられている
（請求項２と請求項３の発明）。そのため、スピーカー
２から出力される音声を聴く健常者と、ヘッドホンジャ
ック３１に挿入されたヘッドホン４から出力される音声
を聴く難聴者とは、それぞれ独立して音量や音質を調整
することが可能になる。
回路１には、スピーカー用音質調整器１２とスピーカー
用音量調整器１３とが設けられており、また、ヘッドホ
ン用音声調節出力回路３には、ヘッドホン用音質調整器
３２とヘッドホン用音量調整器３３とが設けられている
（請求項２と請求項３の発明）。そのため、スピーカー
２から出力される音声を聴く健常者と、ヘッドホンジャ
ック３１に挿入されたヘッドホン４から出力される音声
を聴く難聴者とは、それぞれ独立して音量や音質を調整
することが可能になる。
【００１７】なお、スピーカー用スイッチ１１は、難聴
者が一人で視聴する場合に使用されるスイッチである。
この場合に、このスイッチ１１に、ヘッドホンジャック
３１からヘッドホン４のプラグを抜いたとき、その動作
に連動して自動的にオン状態になる機構のものを使用す
れば、誤操作が防止されるので操作性が向上する（請求
項４の発明）。
者が一人で視聴する場合に使用されるスイッチである。
この場合に、このスイッチ１１に、ヘッドホンジャック
３１からヘッドホン４のプラグを抜いたとき、その動作
に連動して自動的にオン状態になる機構のものを使用す
れば、誤操作が防止されるので操作性が向上する（請求
項４の発明）。
【００１８】このように構成することによって、難聴者
と健常者とが同一のＴＶ受像機を視聴するとき、両者
は、それぞれ最適な音質、音量で聴くことができる。な
お、以上の実施例では、ヘッドホンの場合を中心に説明
したが、イヤホンについても同様である。
と健常者とが同一のＴＶ受像機を視聴するとき、両者
は、それぞれ最適な音質、音量で聴くことができる。な
お、以上の実施例では、ヘッドホンの場合を中心に説明
したが、イヤホンについても同様である。
【００１９】
【実施例２】第２の実施例を説明する。この実施例は、
請求項５の発明に対応している。この実施例では、低コ
スト化を目的としており、ヘッドホン側の出力とスピー
カー側の出力とが同時に音量調節される。
請求項５の発明に対応している。この実施例では、低コ
スト化を目的としており、ヘッドホン側の出力とスピー
カー側の出力とが同時に音量調節される。
【００２０】図２は、この発明のＴＶ受像機について、
その音声出力部の第２の一実施例を示す機能ブロック図
である。図における符号は図１と同様であり、５は音声
調節出力回路、５１は音質調整器、５２は音量調整器、
６はスピーカー用スイッチ、７はヘッドホンジャックを
示す。
その音声出力部の第２の一実施例を示す機能ブロック図
である。図における符号は図１と同様であり、５は音声
調節出力回路、５１は音質調整器、５２は音量調整器、
６はスピーカー用スイッチ、７はヘッドホンジャックを
示す。
【００２１】この図２に示す音声出力部は、音質調整器
５１と音量調整器５２によって、音声条件が可変設定さ
れるので、スピーカー２とヘッドホン４とは、同じ条件
に設定される。しかし、音声出力部を共通化することに
よって、低コスト化が可能となり、また、使用時に誤操
作が生じないように、スピーカー用スイッチ６は、ヘッ
ドホンジャック７にヘッドホン４のプラグが挿入された
ときのみ、手動によるオフ操作が可能であり、ヘッドホ
ン４のプラグが抜き取られると、自動的にオン状態に復
帰する機能を有している。
５１と音量調整器５２によって、音声条件が可変設定さ
れるので、スピーカー２とヘッドホン４とは、同じ条件
に設定される。しかし、音声出力部を共通化することに
よって、低コスト化が可能となり、また、使用時に誤操
作が生じないように、スピーカー用スイッチ６は、ヘッ
ドホンジャック７にヘッドホン４のプラグが挿入された
ときのみ、手動によるオフ操作が可能であり、ヘッドホ
ン４のプラグが抜き取られると、自動的にオン状態に復
帰する機能を有している。
【００２２】このスピーカー用スイッチ６は、難聴者が
一人で視聴する場合に使用されるスイッチである。な
お、ヘッドホンの代りにイヤホンを使用することも可能
である。
一人で視聴する場合に使用されるスイッチである。な
お、ヘッドホンの代りにイヤホンを使用することも可能
である。
【００２３】
【実施例３】第３の実施例を説明する。この実施例は、
請求項６の発明に対応しているが、請求項５の発明にも
関連している。この実施例では、ヘッドホン側の出力を
スピーカー側と独立に調節することを可能にした点に特
徴を有しているが、スピーカー側の音量とも連動する構
成である。
請求項６の発明に対応しているが、請求項５の発明にも
関連している。この実施例では、ヘッドホン側の出力を
スピーカー側と独立に調節することを可能にした点に特
徴を有しているが、スピーカー側の音量とも連動する構
成である。
【００２４】図３は、この発明のＴＶ受像機について、
その音声出力部の第３の実施例を示す機能ブロック図で
ある。図における符号は図２と同様であり、８はヘッド
ホン用音量調整器を示す。
その音声出力部の第３の実施例を示す機能ブロック図で
ある。図における符号は図２と同様であり、８はヘッド
ホン用音量調整器を示す。
【００２５】この図３に示すように、先の図２の回路
に、ヘッドホン用音量調整器８を付加すれば、ヘッドホ
ン４の出力を、スピーカー２の出力と独立して制御する
ことができる。その他の構成と動作は、先の第２の実施
例と同様であり、ヘッドホンの代りにイヤホンを使用す
ることも可能である。
に、ヘッドホン用音量調整器８を付加すれば、ヘッドホ
ン４の出力を、スピーカー２の出力と独立して制御する
ことができる。その他の構成と動作は、先の第２の実施
例と同様であり、ヘッドホンの代りにイヤホンを使用す
ることも可能である。
【００２６】
【発明の効果】請求項１から請求項４のＴＶ受像機によ
れば、難聴者も、健常者と同時にそれぞれ最適な状態で
視聴することができる。したがって、難聴者も、健常者
の家族と共通の話題や興味をもつことが可能となり、Ｔ
Ｖ受像機の利用範囲が一層拡大される。
れば、難聴者も、健常者と同時にそれぞれ最適な状態で
視聴することができる。したがって、難聴者も、健常者
の家族と共通の話題や興味をもつことが可能となり、Ｔ
Ｖ受像機の利用範囲が一層拡大される。
【００２７】請求項５のＴＶ受像機によれば、低コスト
化が達成されると共に、請求項１から請求項４のＴＶ受
像機と共通の効果が得られる。請求項６のＴＶ受像機に
よれば、請求項５のＴＶ受像機の効果に加えて、難聴者
も最適な音声条件を設定することができる。
化が達成されると共に、請求項１から請求項４のＴＶ受
像機と共通の効果が得られる。請求項６のＴＶ受像機に
よれば、請求項５のＴＶ受像機の効果に加えて、難聴者
も最適な音声条件を設定することができる。
【図１】この発明のＴＶ受像機について、その音声出力
部の一実施例を示す機能ブロック図である。
部の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図２】この発明のＴＶ受像機について、その音声出力
部の第２の一実施例を示す機能ブロック図である。
部の第２の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図３】この発明のＴＶ受像機について、その音声出力
部の第３の実施例を示す機能ブロック図である。
部の第３の実施例を示す機能ブロック図である。
１ スピーカー用音声調節出力回路 １１ スピーカー用スイッチ １２ スピーカー用音質調整器 １３ スピーカー用音量調整器 ２ スピーカー ３ ヘッドホン用音声調節出力回路 ３１ ヘッドホンジャック ３２ ヘッドホン用音質調整器 ３３ ヘッドホン用音量調整器 ４ ヘッドホン ５ 音声調節出力回路 ５１ 音質調整器 ５２ 音量調整器 ６ スピーカー用スイッチ ７ ヘッドホンジャック ８ ヘッドホン用音量調整器
Claims (6)
- 【請求項１】 スピーカー用の音声出力部と並列に、ヘ
ッドホンまたはイヤホン用の第２の音声出力部と、 該第２の音声出力部に接続されたヘッドホンまたはイヤ
ホン用端子とを備え、 該ヘッドホンまたはイヤホン用端子にヘッドホンプラグ
またはイヤホンプラグが接続された状態で、スピーカー
からも同時に音声信号を出力することを特徴とするテレ
ビジョン受像機。 - 【請求項２】 請求項１記載のテレビジョン受像機にお
いて、 上記第２の音声出力部は、前記スピーカー用の音声出力
部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整手段を備
えたことを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項３】 請求項２記載のテレビジョン受像機にお
いて、 上記音声調整手段は、上記第２の音声出力部の音量レベ
ルおよび／または周波数特性等の音質を可変制御するこ
とを特徴とするテレビジョン受像機。 - 【請求項４】 請求項１または請求項２記載のテレビジ
ョン受像機において、 上記スピーカーの音声出力部とスピーカーとの間にスイ
ッチ手段を備え、 上記ヘッドホンまたはイヤホン用端子からヘッドホンプ
ラグまたはイヤホンプラグが抜き取られたとき、連動し
て前記スイッチ手段をオン状態に制御することを特徴と
するテレビジョン受像機。 - 【請求項５】 テレビジョン受像機において、 音声出力部に、スピーカーと接続されるスピーカー用回
路と並列に、ヘッドホンまたはイヤホン用端子と接続さ
れるヘッドホンまたはイヤホン用回路と、 前記スピーカー用回路とスピーカーとの間に、前記ヘッ
ドホンまたはイヤホン用端子にヘッドホンプラグまたは
イヤホンプラグが挿入されたとき、手動操作によるオフ
動作が可能で、ヘッドホンプラグまたはイヤホンプラグ
が抜き取られたとき、連動してオン状態に制御するスピ
ーカー用のスイッチ手段、とを備えたことを特徴とする
テレビジョン受像機。 - 【請求項６】 請求項５記載のテレビジョン受像機にお
いて、 上記ヘッドホンまたはイヤホン用回路は、上記音声出力
部と独立して音声信号の調整が可能な音声調整手段を備
えたことを特徴とするテレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21523794A JPH0865070A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21523794A JPH0865070A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865070A true JPH0865070A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16668993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21523794A Pending JPH0865070A (ja) | 1994-08-18 | 1994-08-18 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865070A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007006442A (ja) * | 2005-05-25 | 2007-01-11 | Kyocera Corp | 放送受信装置 |
| JP2013017210A (ja) * | 2012-08-28 | 2013-01-24 | Toshiba Corp | 無線通信装置 |
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1994
- 1994-08-18 JP JP21523794A patent/JPH0865070A/ja active Pending
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