JPH0864726A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents
樹脂封止型半導体装置Info
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- JPH0864726A JPH0864726A JP19511994A JP19511994A JPH0864726A JP H0864726 A JPH0864726 A JP H0864726A JP 19511994 A JP19511994 A JP 19511994A JP 19511994 A JP19511994 A JP 19511994A JP H0864726 A JPH0864726 A JP H0864726A
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- package
- semiconductor
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- chip
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- H01L2224/44—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
- H01L2224/45—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
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- H01L2224/45138—Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950°C and less than 1550°C
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- H01L2224/48245—Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
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- H01L2224/48463—Connecting portions the connecting portion on the bonding area of the semiconductor or solid-state body being a ball bond
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- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】パッケージの薄さ及びチップの機械的強度を保
持しながら、パッケージ外部からの光を効果的に遮断が
可能な半導体装置を提供する。 【構成】半導体装置1には、半導体記憶装置、例えばS
RAM(Static Random AccessMemory)の半導体チップ
2が搭載されており、半導体チップ1の電極バッドとイ
ンナーリード8とがワイヤ6によって電気的に接続され
ている。ワイヤ6には例えば金線を用いており、薄型パ
ッケージであるTSOPに対応するため、低ループ形状
に形成されている。半導体装置1のパッケージ4の上面
には、光遮断層5がコーティングされている。光遮断層
5には、例えばカーボンを含有した塗料が用いられてい
る。
持しながら、パッケージ外部からの光を効果的に遮断が
可能な半導体装置を提供する。 【構成】半導体装置1には、半導体記憶装置、例えばS
RAM(Static Random AccessMemory)の半導体チップ
2が搭載されており、半導体チップ1の電極バッドとイ
ンナーリード8とがワイヤ6によって電気的に接続され
ている。ワイヤ6には例えば金線を用いており、薄型パ
ッケージであるTSOPに対応するため、低ループ形状
に形成されている。半導体装置1のパッケージ4の上面
には、光遮断層5がコーティングされている。光遮断層
5には、例えばカーボンを含有した塗料が用いられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造分野に関す
るものであり、特に半導体装置のパッケージング技術に
利用して有効なものである。
るものであり、特に半導体装置のパッケージング技術に
利用して有効なものである。
【0002】
【従来の技術】最近、ノート型パソコンのメモリカード
や電子手帳用メモリカード、メモリモジュールなど汎用
メモリパッケージを大量に使う電子機器で、軽量化、薄
型化、大容量化を必要とする分野に、TSOP(Thin S
mall Outline Package)やTQFP(Thin Quad Flat P
ackage)のような超薄型半導体パッケージが使用されて
いる。
や電子手帳用メモリカード、メモリモジュールなど汎用
メモリパッケージを大量に使う電子機器で、軽量化、薄
型化、大容量化を必要とする分野に、TSOP(Thin S
mall Outline Package)やTQFP(Thin Quad Flat P
ackage)のような超薄型半導体パッケージが使用されて
いる。
【0003】TSOPについては、「月刊セミコンダク
ターワールド 1990年 8月号」(プレスジャーナ
ル社発行)第104頁乃至第109頁に記載されてい
る。その中の第107頁の図4(TSOP断面構造図)
の説明には、「チップ上の樹脂厚みとダイパッドの樹脂
厚みが均等になるようにしている。チップ上の樹脂厚が
0.2mm以下になるとMOSチップでは光の影響でリ
ーク電流が不具合をもたらすこともあるので注意を要す
る。」と記載されている。すなわち、一般的に半導体素
子は光、特に紫外線で電気的特性が変動したり、データ
が消去されたりすることが知られており、EPROM、
光センサーのように、その特性を利用しているICもあ
るが、メモリ等の場合、光によりデータが変動すること
が知られている。樹脂封止型半導体装置の場合、封止用
樹脂には透明なガラス質の充填剤(フィラー)が多く含
まれているため、樹脂厚が薄くなると、光が透過してし
まう。従って、その影響を受けないように、チップ上の
樹脂厚みをコントロールする必要がある。
ターワールド 1990年 8月号」(プレスジャーナ
ル社発行)第104頁乃至第109頁に記載されてい
る。その中の第107頁の図4(TSOP断面構造図)
の説明には、「チップ上の樹脂厚みとダイパッドの樹脂
厚みが均等になるようにしている。チップ上の樹脂厚が
0.2mm以下になるとMOSチップでは光の影響でリ
ーク電流が不具合をもたらすこともあるので注意を要す
る。」と記載されている。すなわち、一般的に半導体素
子は光、特に紫外線で電気的特性が変動したり、データ
が消去されたりすることが知られており、EPROM、
光センサーのように、その特性を利用しているICもあ
るが、メモリ等の場合、光によりデータが変動すること
が知られている。樹脂封止型半導体装置の場合、封止用
樹脂には透明なガラス質の充填剤(フィラー)が多く含
まれているため、樹脂厚が薄くなると、光が透過してし
まう。従って、その影響を受けないように、チップ上の
樹脂厚みをコントロールする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光の影
響を受けないようにチップ上の樹脂厚みを厚くする場
合、パッケージ全体の薄さを保持するために、チップ及
びリードフレームの厚さを薄くしなければならない。チ
ップを薄くするためには、素子形成工程終了後半導体ウ
エハに裏面研削処理を施すため、機械的ストレスに弱く
なることが避けられず、ウエハ状態での取り扱いに注意
を要している。特に最近半導体ウエハが大口径化してお
り、ますます機械的ストレスに対して弱くなっている。
響を受けないようにチップ上の樹脂厚みを厚くする場
合、パッケージ全体の薄さを保持するために、チップ及
びリードフレームの厚さを薄くしなければならない。チ
ップを薄くするためには、素子形成工程終了後半導体ウ
エハに裏面研削処理を施すため、機械的ストレスに弱く
なることが避けられず、ウエハ状態での取り扱いに注意
を要している。特に最近半導体ウエハが大口径化してお
り、ますます機械的ストレスに対して弱くなっている。
【0005】そこで本発明の目的は、パッケージの薄さ
及びチップの機械的強度を保持しながら、パッケージ外
部からの光を効果的に遮断することが可能な半導体装置
を提供することにある。
及びチップの機械的強度を保持しながら、パッケージ外
部からの光を効果的に遮断することが可能な半導体装置
を提供することにある。
【0006】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
であろう。
特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになる
であろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
のとおりである。すなわち、半導体チップと、外部導出
用リードと、前記半導体チップの電極パッドと前記外部
導出用リードとを電気的に接続するボンディングワイヤ
と、前記半導体チップ、前記ボンディングワイヤ、及び
前記外部導出用リードを封止用樹脂により封止している
パッケージとから構成される樹脂封止型半導体装置であ
って、前記パッケージ表面に、光を遮断する物質をコー
ティングするものである。
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次
のとおりである。すなわち、半導体チップと、外部導出
用リードと、前記半導体チップの電極パッドと前記外部
導出用リードとを電気的に接続するボンディングワイヤ
と、前記半導体チップ、前記ボンディングワイヤ、及び
前記外部導出用リードを封止用樹脂により封止している
パッケージとから構成される樹脂封止型半導体装置であ
って、前記パッケージ表面に、光を遮断する物質をコー
ティングするものである。
【0008】
【作用】パッケージ表面に、光を遮断する物質をコーテ
ィングするので、パッケージ内部の半導体チップへは光
が到達しない。従って、半導体素子が記憶しているデー
タが変動することを防止することができる。また、チッ
プ上の樹脂厚みを薄くしても光を遮断できるので、その
分チップの厚みを厚くすることができる。従ってチップ
の機械的強度を向上させることができる。
ィングするので、パッケージ内部の半導体チップへは光
が到達しない。従って、半導体素子が記憶しているデー
タが変動することを防止することができる。また、チッ
プ上の樹脂厚みを薄くしても光を遮断できるので、その
分チップの厚みを厚くすることができる。従ってチップ
の機械的強度を向上させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を用
いて説明する。
いて説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例であるTSOP
(Thin Small Outline Package)タイプの半導体装置1
の斜視図、図2は半導体装置1の断面構造を示す図であ
る。半導体装置1には、半導体記憶装置、例えばSRA
M(Static Random Access Me-mory)やDRAM(Dina
mic Random Access Memory)等の半導体チップ2が搭載
されており、半導体チップ1の電極バッドとインナーリ
ード8とがワイヤ6によって電気的に接続されている。
ワイヤ6には例えば金線を用いており、薄型パッケージ
であるTSOPに対応するため、低ループ形状に形成さ
れている。
(Thin Small Outline Package)タイプの半導体装置1
の斜視図、図2は半導体装置1の断面構造を示す図であ
る。半導体装置1には、半導体記憶装置、例えばSRA
M(Static Random Access Me-mory)やDRAM(Dina
mic Random Access Memory)等の半導体チップ2が搭載
されており、半導体チップ1の電極バッドとインナーリ
ード8とがワイヤ6によって電気的に接続されている。
ワイヤ6には例えば金線を用いており、薄型パッケージ
であるTSOPに対応するため、低ループ形状に形成さ
れている。
【0011】半導体装置1のパッケージ4の上面には、
光遮断層5がコーティングされている。光遮断層5に
は、例えばカーボンを含有した塗料が用いられている。
パッケージ4の上面に光遮断層5を設けたことにより、
パッケージ4外部からの光が遮断され、パッケージ4内
部の半導体チップ2へ光が到達しないため、半導体チッ
プ上のレジン厚を薄くしても半導体素子が記憶している
データが変動することを防止できる。これにより、TS
OPのような薄型パッケージに封止する半導体チップの
厚さを増加させることができ、機械的強度が増加する。
従って、チップ破損による歩留低下を防止することがで
きる。また、カーボンを含有した塗料を用いることによ
り、レーザーマーキングによるマークの視認性が向上す
る。
光遮断層5がコーティングされている。光遮断層5に
は、例えばカーボンを含有した塗料が用いられている。
パッケージ4の上面に光遮断層5を設けたことにより、
パッケージ4外部からの光が遮断され、パッケージ4内
部の半導体チップ2へ光が到達しないため、半導体チッ
プ上のレジン厚を薄くしても半導体素子が記憶している
データが変動することを防止できる。これにより、TS
OPのような薄型パッケージに封止する半導体チップの
厚さを増加させることができ、機械的強度が増加する。
従って、チップ破損による歩留低下を防止することがで
きる。また、カーボンを含有した塗料を用いることによ
り、レーザーマーキングによるマークの視認性が向上す
る。
【0012】以下、本発明の半導体装置の製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0013】まず、リードフレーム(図示せず)のタブ
7に、半導体チップ2をボンディングした後、半導体チ
ップ2の電極パッドとインナーリード8とをワイヤ6を
用いて電気的に接続する。この接続は周知のワイヤボン
ディング技術を用いて行われる。ワイヤボンディングが
終了したリードフレームは、封止装置の樹脂封止用金型
(図示せず)にセットされ、金型内に熱硬化性の封止用
樹脂を注入することにより、半導体チップ2、ワイヤ
6、タブ7、及びインナーリード8を封止用樹脂で封止
する。その後、リードフレームを切断して個々の半導体
装置に分離し、アウターリードを所望の形状、例えばガ
ルウイング形状に成形する。
7に、半導体チップ2をボンディングした後、半導体チ
ップ2の電極パッドとインナーリード8とをワイヤ6を
用いて電気的に接続する。この接続は周知のワイヤボン
ディング技術を用いて行われる。ワイヤボンディングが
終了したリードフレームは、封止装置の樹脂封止用金型
(図示せず)にセットされ、金型内に熱硬化性の封止用
樹脂を注入することにより、半導体チップ2、ワイヤ
6、タブ7、及びインナーリード8を封止用樹脂で封止
する。その後、リードフレームを切断して個々の半導体
装置に分離し、アウターリードを所望の形状、例えばガ
ルウイング形状に成形する。
【0014】光遮断層5の塗布は、リードフレームの切
断・成形前でも後でもよい。塗布方法としては、例え
ば、図4(a)に示すようなスプレー方式、或いは
(b)に示すようなローラー方式等の方法がある。スプ
レー方式は、半導体装置16を移動させながらノズル1
5から光遮断塗料14を半導体装置16の表面に吹き付
けるものである。ローラー方式は、半導体装置19を移
動させながら、光遮断塗料を含んだローラー18を半導
体装置19の表面に押しつけながら回転させて塗布す
る。どちらの方法も、アウターリードに光遮断層の塗料
が付着しないように塗布用マスク17、20を用いる。
断・成形前でも後でもよい。塗布方法としては、例え
ば、図4(a)に示すようなスプレー方式、或いは
(b)に示すようなローラー方式等の方法がある。スプ
レー方式は、半導体装置16を移動させながらノズル1
5から光遮断塗料14を半導体装置16の表面に吹き付
けるものである。ローラー方式は、半導体装置19を移
動させながら、光遮断塗料を含んだローラー18を半導
体装置19の表面に押しつけながら回転させて塗布す
る。どちらの方法も、アウターリードに光遮断層の塗料
が付着しないように塗布用マスク17、20を用いる。
【0015】以上、本発明者によって、なされた発明を
実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、上記実施例では、パッケージの表面に光遮断用の塗
料を塗布して、外部の光から半導体チップを保護してい
たが、封止用樹脂に含有されている充填剤(フィラー)
に、黒色のガラス質の充填剤を用いても、外部からの光
を十分に遮断するものである。黒色の充填剤としては、
例えば、黒曜石の粉末、或いは、人工的に黒く着色した
ガラスの粉末等を用いることができる。
実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範
囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例え
ば、上記実施例では、パッケージの表面に光遮断用の塗
料を塗布して、外部の光から半導体チップを保護してい
たが、封止用樹脂に含有されている充填剤(フィラー)
に、黒色のガラス質の充填剤を用いても、外部からの光
を十分に遮断するものである。黒色の充填剤としては、
例えば、黒曜石の粉末、或いは、人工的に黒く着色した
ガラスの粉末等を用いることができる。
【0016】また、上記実施例では、TSOPを例に挙
げて説明したが、TQFPやその他の超薄型パッケージ
に用いても同様に効果を奏するものである。半導体チッ
プとしては、上記のRAMの他に、EPROM(Electr
ically Programmable ReadOnly Memory)やEAROM
(Electrically Alterable Read Only Memory)、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置、あるいは、
RAMやROMを有しているマイクロコンピュータやそ
の他のロジック系半導体装置にも、本発明を用いて有効
なものである。
げて説明したが、TQFPやその他の超薄型パッケージ
に用いても同様に効果を奏するものである。半導体チッ
プとしては、上記のRAMの他に、EPROM(Electr
ically Programmable ReadOnly Memory)やEAROM
(Electrically Alterable Read Only Memory)、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性半導体記憶装置、あるいは、
RAMやROMを有しているマイクロコンピュータやそ
の他のロジック系半導体装置にも、本発明を用いて有効
なものである。
【0017】以下、本発明の作用効果について説明す
る。
る。
【0018】(1)パッケージ表面に、光を遮断する物
質をコーティングするので、パッケージ内部の半導体チ
ップへは光が到達しない。従って、半導体素子が記憶し
ているデータが変動することを防止することができる。
また、チップ上の樹脂厚みを薄くしても光を遮断できる
ので、その分チップの厚みを厚くすることができる。従
ってチップの機械的強度を向上させることができる。
質をコーティングするので、パッケージ内部の半導体チ
ップへは光が到達しない。従って、半導体素子が記憶し
ているデータが変動することを防止することができる。
また、チップ上の樹脂厚みを薄くしても光を遮断できる
ので、その分チップの厚みを厚くすることができる。従
ってチップの機械的強度を向上させることができる。
【0019】(2)半導体記憶装置のパッケージ表面
に、光を遮断する物質をコーティングすることによっ
て、半導体記憶装置に記憶されているデータの変動を防
止できる。
に、光を遮断する物質をコーティングすることによっ
て、半導体記憶装置に記憶されているデータの変動を防
止できる。
【0020】(3)光を遮断する物質にカーボンを含有
した塗料を用いることにより、レーザーマーキングによ
るマークの視認性を向上させることができる。
した塗料を用いることにより、レーザーマーキングによ
るマークの視認性を向上させることができる。
【0021】(4)封止用樹脂には、充填材として黒色
のガラス質の充填剤を用いることにより、新たに工程を
増加させることなく従来と同様の製造方法で、半導体チ
ップを外部の光から保護することができる。
のガラス質の充填剤を用いることにより、新たに工程を
増加させることなく従来と同様の製造方法で、半導体チ
ップを外部の光から保護することができる。
【0022】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0023】すなわち、パッケージ表面に、光を遮断す
る物質をコーティングすることにより、パッケージ内部
の半導体チップへは光が到達しない。従って、半導体素
子が記憶しているデータが変動することを防止すること
ができる。また、チップ上の樹脂厚みを薄くしても光を
遮断できるので、その分チップの厚みを厚くすることが
できる。従ってチップの機械的強度を向上させることが
できるものである。
る物質をコーティングすることにより、パッケージ内部
の半導体チップへは光が到達しない。従って、半導体素
子が記憶しているデータが変動することを防止すること
ができる。また、チップ上の樹脂厚みを薄くしても光を
遮断できるので、その分チップの厚みを厚くすることが
できる。従ってチップの機械的強度を向上させることが
できるものである。
【0024】
【図1】本発明の一実施例である半導体装置の斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施例である半導体装置の断面図で
ある。
ある。
【図3】本発明の他の実施例である半導体装置の斜視図
である。
である。
【図4】(a)は本発明の半導体装置の光遮断層をスプ
レーによって形成する方法を示す図である。(b)は光
遮断層をローラーによって形成する方法を示す図であ
る。
レーによって形成する方法を示す図である。(b)は光
遮断層をローラーによって形成する方法を示す図であ
る。
【図5】従来の半導体装置の断面図である。
1……半導体装置,2……半導体チップ,3……アウタ
ーリード,4……パッケージ,5……光遮断層,6……
ワイヤ,7……タブ,8……インナーリード,9……半
導体装置,10……半導体チップ,11……アウターリ
ード,12……パッケージ,13……光遮断層,14…
…光遮断塗料,15……ノズル,16……半導体装置,
17……マスク,18……塗料塗布ローラー,19……
半導体装置,20……マスク,21……半導体装置,2
2……半導体チップ,23……アウターリード,24…
…パツケージ,25……ワイヤ,26……タブ,27…
…インナーリード
ーリード,4……パッケージ,5……光遮断層,6……
ワイヤ,7……タブ,8……インナーリード,9……半
導体装置,10……半導体チップ,11……アウターリ
ード,12……パッケージ,13……光遮断層,14…
…光遮断塗料,15……ノズル,16……半導体装置,
17……マスク,18……塗料塗布ローラー,19……
半導体装置,20……マスク,21……半導体装置,2
2……半導体チップ,23……アウターリード,24…
…パツケージ,25……ワイヤ,26……タブ,27…
…インナーリード
Claims (4)
- 【請求項1】半導体チップと、外部導出用リードと、前
記半導体チップの電極パッドと前記外部導出用リードと
を電気的に接続するボンディングワイヤと、前記半導体
チップ、前記ボンディングワイヤ、及び前記外部導出用
リードを封止用樹脂により封止しているパッケージとか
ら構成される樹脂封止型半導体装置であって、前記パッ
ケージ表面には、光を遮断する物質がコーティングされ
ていることを特徴とする樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項2】前記樹脂封止型半導体装置は、半導体記憶
装置であることを特徴とする請求項1記載の樹脂封止型
半導体装置。 - 【請求項3】前記光を遮断する物質は、カーボンを含有
した塗料であることを特徴とする請求項1又は2記載の
樹脂封止型半導体装置。 - 【請求項4】半導体チップと、外部導出用リードと、前
記半導体チップの電極パッドと前記外部導出用リードと
を電気的に接続するボンディングワイヤと、前記半導体
チップ、前記ボンディングワイヤ、及び前記外部導出用
リードを封止用樹脂により封止しているパッケージとか
ら構成される樹脂封止型半導体装置であって、前記封止
用樹脂には、充填材として黒色のガラス質の充填剤が用
いられていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19511994A JPH0864726A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 樹脂封止型半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19511994A JPH0864726A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 樹脂封止型半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0864726A true JPH0864726A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16335813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19511994A Pending JPH0864726A (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | 樹脂封止型半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0864726A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006100768A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Fujitsu Limited | 半導体装置及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-19 JP JP19511994A patent/JPH0864726A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006100768A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Fujitsu Limited | 半導体装置及びその製造方法 |
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