JPH0864707A - バイポーラcmos複合論理回路 - Google Patents

バイポーラcmos複合論理回路

Info

Publication number
JPH0864707A
JPH0864707A JP20043194A JP20043194A JPH0864707A JP H0864707 A JPH0864707 A JP H0864707A JP 20043194 A JP20043194 A JP 20043194A JP 20043194 A JP20043194 A JP 20043194A JP H0864707 A JPH0864707 A JP H0864707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
logic circuit
power supply
circuit
bias control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20043194A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Emori
昭彦 江守
Masahiro Iwamura
▲将▼弘 岩村
Noboru Akiyama
秋山  登
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP20043194A priority Critical patent/JPH0864707A/ja
Publication of JPH0864707A publication Critical patent/JPH0864707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、高速,安定,小振幅,低電圧
動作可能なバイポーラCMOS複合論理回路を実現する
ことにある。 【構成】バイポーラトランジスタ101の出力となるコ
レクタ端子102を負荷103を介して第1の電源端子
104に接続し、バイポーラトランジスタ101のベー
ス端子105にバイアス制御信号を印加し、エミッタ端
子106と第2の電源端子107の間に1つ以上の入力
端子108を備える論理回路109を有し、同時にエミ
ッタ端子106と第2の電源端子107の間に制御端子
110を備えた電流バイアス制御回路111を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積装置に形成
される論理回路に係わり、特にバイポーラトランジスタ
とMOSトランジスタとを複合した多入力で、高速,安
定,小振幅,低電圧動作可能な論理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5の論理回路(特開平3−18591
8 号公報参照)があった。図5はnチャネルMOSトラ
ンジスタ(nMOS)501とpチャネルMOSトランジ
スタ(pMOS)502との間にバイポーラトランジスタ
(Bip)503が直列接続される構成である。入力は前
記(Bip)503のベース504に入力されるVBと、
前記(nMOS)501のゲート505に入力されるV1
とでなる。出力VOUTは、前記(pMOS)502のドレイ
ン506から得る。動作はVB,V1が同時に高レベル
の時、(nMOS)501のオン電流と(pMOS)502
のオン抵抗の積が低レベルの出力VOUTとなる。また
VB,V1の内、少なくとも一つが低レベルの時、すな
わち(Bip)503または(nMOS)501の少なくと
も1つがオフの時、出力はほぼ電源電圧と等しい高レベ
ルとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これは入力信号V1が
低レベルの時、すなわち(nMOS)501がオフの時、
Bipのエミッタ507の電位はフローティング状態と
なり、回路動作が不安定となる。またこの場合、信号線
の電位が上昇するため、(nMOS)501がオン状態に
遷移する時、即ち出力VOUTが低レベルに立下る時の
遅延時間が大幅に増加するという問題を有していた。
【0004】また、電荷蓄積効果のある(Bip)503
のベ−ス504を入力VBとしている為、ここで論理を
取ることは実質上高速動作に適さない。強いてVBを入
力とする場合は、ベ−ス504の電荷を高速に充放電す
るための新たなドライバーを介する必要があり、素子数
及びレイアウト面積が大幅に増加するという問題を有し
ていた。
【0005】本発明の目的は、上述の問題を解決し、高
速,安定,小振幅,低電圧動作可能なバイポーラCMO
S複合論理回路を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】バイポーラトランジスタ
101の出力となるコレクタ端子102を負荷103を
介して第1の電源端子104に接続し、上記バイポーラ
トランジスタ101のベース端子105にバイアス制御
信号を印加し、エミッタ端子106と第2の電源端子1
07の間に1つ以上の入力端子108を備える論理回路
109を有し、同時に上記エミッタ端子106と第2の
電源端子107の間に制御端子110を備えた電流バイ
アス制御回路111を設ける。
【0007】
【作用】エミッタ端子に接続された電流バイアス制御回
路により、論理回路がオフの時でもバイポーラトランジ
スタのエミッタ端子の電位はVBとVBEでほぼ一定値
にクランプされる為、回路は安定に動作し、更に高速動
作が可能となる。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。図1
は本発明の第1の実施例を示す図である。pnp型(B
ip)101の出力VOUTとなるコレクタ端子102
を負荷103を介して第1の電源端子104に接続す
る。ここでの負荷103はゲートを第2の電源端子10
7に接続したnMOSを用いている。(Bip)101の
ベース端子105には(Bip)101を飽和させず高速
動作を可能とする為、VOUTより大きい値のバイアス
制御信号VBを印加する。そしてエミッタ端子106と
第2の電源端子107の間にn個の入力端子108を備
える論理回路109、及び制御端子110を備えた電流
バイアス制御回路111を接続する。論理回路109は
n個のpMOSが並列接続され、入力端子108はそれ
ぞれのゲートとなる。電流バイアス制御回路111はp
MOSで構成され、制御端子110であるゲートは出力
VOUTに接続する。第2の電源端子107には第1の
電源端子104より高い電圧を印加する。
【0009】ここで入力の少なくとも1つが低レベルの
時、低レベルの入力を受けるpMOSのオン電流の総和とn
MOSのオン抵抗の積が、ほぼ高レベルの出力VOUT
となる。また全ての入力が高レベルの時、すなわち全て
のpMOSがオフの時、出力はほぼ第1の電源端子の電
圧と等しい低レベルとなる。つまり、n個の入力信号の
NOR出力が得られる。
【0010】論理回路109はpMOSだけで構成して
ある為、素子数及びレイアウト面積の大幅な削減が図ら
れている。そして電荷蓄積型の(Bip)101のベース
端子105では論理を取らず、エミッタ端子106に接
続された論理回路109で論理を取る為、高速動作が可
能である。また電流バイアス制御回路111により、論
理回路109がオフの時でも(Bip)101のエミッタ
端子106の電位はVB+VBEにクランプされる為、
回路は安定に動作し、更に高速動作に寄与する。特に
(Bip)101のエミッタ端子106で多数のドレーン
を共有する多入力論理の場合でも、高速動作が可能であ
る。
【0011】出力VOUTの振幅は、負荷103と論理
回路109の回路定数比により設定することができる。
この場合振幅を小さくすることは回路の高速動作に寄与
する。
【0012】また本回路の動作電圧は、出力振幅と(B
ip)101のVBE、及び論理回路109を構成する
pMOSのソース・ドレーン電圧の和(約1.6V)であ
り、低電圧動作に好適である。
【0013】更に、論理処理を不必要とするモードで
は、バイアス制御信号VBを高レベルとすることによ
り、(Bip)101をオフし消費電流を削減することが
可能である。
【0014】図2は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。エミッタ端子106に接続される電流バイアス制御
回路111の制御端子110は第1の電源端子104に
接続する。また論理回路109は直列接続されたn個の
pMOSにより構成する。全体としては、入力をn個と
するNAND出力が得られる。本回路では、少なくとも
1つの入力信号が高レベルの時、論理回路はオフとな
る。従って、エミッタ端子106のフローティングを防
止する電流バイアス制御回路111の制御端子110
は、第1の電源端子104に接続するのが妥当である。
【0015】図3は本発明の第3の実施例を示す図であ
る。図1,図2とは逆に負荷103をpMOS,論理回
路109及び電流バイアス制御回路111をnMOSで
構成し、(Bip)101はnpn型を用いている。そし
て第1の電源端子104は第2の電源端子107よりも
高い電圧を印加している。更に出力VOUTとバイアス
制御信号VBとの間には、VOUT>VBなる関係を満
たす。本回路では、構成は異なるが、図1と同様な出力
及び、同様な効果が得られる。加えて、制御端子110
には入力信号のNORを取った信号を入力している。従
って、論理回路109がオフの時のみ電流バイアス制御
回路111が機能する為、消費電流が削減される。
【0016】図4は本発明の第4の実施例を示す図であ
る。図3と同様に、負荷103をpMOS,論理回路1
09及び電流バイアス制御回路111をnMOSで構成
し、(Bip)101はnpn型を用いている。そして第
1の電源端子104は第2の電源端子107よりも高い
電圧を印加している。本回路では構成は異なるが、図2
と同様な機能及び効果が得られる。加えて、制御端子1
10には入力信号のNANDを取った信号を入力してい
る。従って、論理回路109がオフの時のみ電流バイア
ス制御回路111が機能する為、消費電流が削減され
る。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、(B
ip)101のエミッタ端子106に接続された電流バ
イアス制御回路111により、論理回路109がオフの
時でも(Bip)101のエミッタ端子106の電圧はV
BとVBEとでほぼ一定値にクランプされ、回路の安定
動作及び高速動作が実現できるという効果がある。特
に、エミッタ端子106に多数のドレーンを共有する多
入力論理の場合でも、ゲートの高速性は損なわれないと
いう効果があり、多入力の論理回路に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図5】従来のバイポーラ・CMOS複合論理回路を示
す図である。
【符号の説明】
101…バイポーラトランジスタ(Bip)、102…コ
レクタ端子、103…負荷、104…第1の電源端子、
105…ベース端子、106…エミッタ端子、107…
第2の電源端子、108…入力端子、109…論理回
路、110…制御端子、111…電流バイアス制御回
路、301…NOR回路、401…NAND回路、50
1…nチャンネルMOSトランジスタ(nMOS)、50
2…pチャンネルMOSトランジスタ(pMOS)、50
3…バイポーラトランジスタ(Bip)504…ベース、
505…ゲート、506…ドレーン、507…エミッ
タ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイポーラトランジスタ(101)の出力
    となるコレクタ端子(102)を負荷(103)を介し
    て第1の電源端子(104)に接続し、上記バイポーラ
    トランジスタ(101)のベース端子(105)にバイ
    アス制御信号を印加し、エミッタ端子(106)と第2
    の電源端子(107)の間に1つ以上の入力端子(10
    8)を備える論理回路(109)を有し、同時に上記エミ
    ッタ端子(106)と第2の電源端子(107)の間に制
    御端子(110)を備えた電流バイアス制御回路(11
    1)を設けたことを特徴とするバイポーラCMOS複合
    論理回路。
JP20043194A 1994-08-25 1994-08-25 バイポーラcmos複合論理回路 Pending JPH0864707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20043194A JPH0864707A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バイポーラcmos複合論理回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20043194A JPH0864707A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バイポーラcmos複合論理回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0864707A true JPH0864707A (ja) 1996-03-08

Family

ID=16424189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20043194A Pending JPH0864707A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 バイポーラcmos複合論理回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0864707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024066508A1 (zh) * 2022-09-28 2024-04-04 华为数字能源技术有限公司 多输入电源电路及电子设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024066508A1 (zh) * 2022-09-28 2024-04-04 华为数字能源技术有限公司 多输入电源电路及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4883988A (en) Current mirror switching circuit
US4733110A (en) BICMOS logical circuits
JPH07118642B2 (ja) レベル変換回路
KR20040098566A (ko) 레벨시프트회로
US5406142A (en) Level shifting low to high supply voltage interface circuit
EP0590247A2 (en) BICMOS level converter circuit
US4806797A (en) bi-CMOS buffer cascaded to CMOS driver having PMOS pull-up transistor with threshold voltage greater than VBE of bi-CMOS bipolar pull-up transistor
US5057713A (en) Bipolar MOS logic circuit and semiconductor integrated circuit
EP0196616A2 (en) Logic circuit
JPH0864707A (ja) バイポーラcmos複合論理回路
US5066874A (en) Signal output circuit having bipolar transistor in output stage and arranged in cmos semiconductor integrated circuit
JP3052433B2 (ja) レベルシフト回路
US5229658A (en) Switching circuit
JP2755890B2 (ja) トランスミッション型論理回路
JPS6229316A (ja) 3ステ−ト回路
JP3008426B2 (ja) BiCMOSゲート回路
KR0147455B1 (ko) 반도체 논리회로
JP2550942B2 (ja) Cmos型論理集積回路
KR940007954B1 (ko) BiCMOS 구동회로
JPH09232931A (ja) 差動スイッチング回路
JP3073064B2 (ja) 多入力論理回路及び半導体メモリ
JP3273528B2 (ja) 出力選択制御回路
JP3171518B2 (ja) Bimos回路
KR100210843B1 (ko) 클럭 신호 입력 버퍼
JPH0322615A (ja) Cmos―ecl変換器