JPH086394Y2 - 電源ジャック - Google Patents
電源ジャックInfo
- Publication number
- JPH086394Y2 JPH086394Y2 JP1991104707U JP10470791U JPH086394Y2 JP H086394 Y2 JPH086394 Y2 JP H086394Y2 JP 1991104707 U JP1991104707 U JP 1991104707U JP 10470791 U JP10470791 U JP 10470791U JP H086394 Y2 JPH086394 Y2 JP H086394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power
- jack
- contact
- plug
- power plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ジャックハウジング内
にジャックピンとブレークターミナルとアースコンタク
トとが組込まれている電源ジャックに関する。
にジャックピンとブレークターミナルとアースコンタク
トとが組込まれている電源ジャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電源ジャック1として、
図3又は図4に示す構造のものが提案されている。
図3又は図4に示す構造のものが提案されている。
【0003】図3に示す電源ジャック1は、絶縁材によ
りなるジャックハウジング2を有し、該ジャックハウジ
ング2の先端側にはプラグ挿入穴3が設けられている。
該プラグ挿入穴3の中心に先端部を突出させてジャック
ピン4がジャックハウジング2に組込まれている。ま
た、ジャックハウジング2内には、図示しない機器内蔵
電源のプラグ端子に接続されるブレークターミナル5
と、図5に示す同軸構造の電源プラグ6が挿入されてい
ないときに該ブレークターミナル5に接触される折り返
しバネ接触子7aを有するアースコンタクト7とが組込
まれている。
りなるジャックハウジング2を有し、該ジャックハウジ
ング2の先端側にはプラグ挿入穴3が設けられている。
該プラグ挿入穴3の中心に先端部を突出させてジャック
ピン4がジャックハウジング2に組込まれている。ま
た、ジャックハウジング2内には、図示しない機器内蔵
電源のプラグ端子に接続されるブレークターミナル5
と、図5に示す同軸構造の電源プラグ6が挿入されてい
ないときに該ブレークターミナル5に接触される折り返
しバネ接触子7aを有するアースコンタクト7とが組込
まれている。
【0004】電源プラグ6は、筒状の絶縁スリーブ8の
内周に中心コンタクトスリーブ9が組込まれ、該絶縁ス
リーブ8の外周にアース金具10が組付けられた同軸構
造になっている。
内周に中心コンタクトスリーブ9が組込まれ、該絶縁ス
リーブ8の外周にアース金具10が組付けられた同軸構
造になっている。
【0005】上記の如き電源ジャック1は、プラグ挿入
穴3に電源プラグ6が挿入されていないときには、実線
表示で示すように折り返しバネ接触子7aがブレークタ
ーミナル5に接触して機器内蔵電源から給電が行われ
る。
穴3に電源プラグ6が挿入されていないときには、実線
表示で示すように折り返しバネ接触子7aがブレークタ
ーミナル5に接触して機器内蔵電源から給電が行われ
る。
【0006】プラグ挿入穴3には電源プラグ6が破線で
示すように挿入されると、折り返しバネ接触子7aが該
電源プラグ6で径方向に外向きに押されてブレークター
ミナル5から離れ、機器内蔵電源からの給電が絶たれ
る。その代りに、折り返しバネ接触子7aは破線で示す
ように電源プラグ6のアース金具10が接触され、ま
た、中心コンタクトスリーブ9がジャックピン4に接触
され、電源プラグ6から機器に給電が行われる。
示すように挿入されると、折り返しバネ接触子7aが該
電源プラグ6で径方向に外向きに押されてブレークター
ミナル5から離れ、機器内蔵電源からの給電が絶たれ
る。その代りに、折り返しバネ接触子7aは破線で示す
ように電源プラグ6のアース金具10が接触され、ま
た、中心コンタクトスリーブ9がジャックピン4に接触
され、電源プラグ6から機器に給電が行われる。
【0007】図4に示す電源ジャック1は、アースコン
タクト7が切り起しバネ接触子7bを有する点で、図3
に示すものと相違している。
タクト7が切り起しバネ接触子7bを有する点で、図3
に示すものと相違している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】図3に示す電源ジャッ
ク1は、折り返しバネ接触子7aを用いているので、電
源プラグ6を保持する保持力が大きい利点がある反面、
該折り返しバネ接触子7aが折り返し構造ゆえ、該電源
ジャック1の寸法Laが大きくなり、大型化する問題点
がある。
ク1は、折り返しバネ接触子7aを用いているので、電
源プラグ6を保持する保持力が大きい利点がある反面、
該折り返しバネ接触子7aが折り返し構造ゆえ、該電源
ジャック1の寸法Laが大きくなり、大型化する問題点
がある。
【0009】一方、図4に示す電源ジャック1は、切り
起しバネ接触子7bを用いているので、該電源ジャック
1の寸法Lbが図3に示す電源ジャック1の寸法Laよ
り小さくなり、小型化できる利点がある反面、該切り起
しバネ接触子7bが切り起し構造ゆえ、電源プラグ6を
保持する保持力が小さい問題点がある。
起しバネ接触子7bを用いているので、該電源ジャック
1の寸法Lbが図3に示す電源ジャック1の寸法Laよ
り小さくなり、小型化できる利点がある反面、該切り起
しバネ接触子7bが切り起し構造ゆえ、電源プラグ6を
保持する保持力が小さい問題点がある。
【0010】本考案の目的は、小型化でき、しかも電源
プラグの保持力も高い電源ジャックを提供することにあ
る。
プラグの保持力も高い電源ジャックを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
考案の特徴は、ジャックハウジング内にジャックピンと
ブレークターミナルとアースコンタクトとが組込まれ、
同軸構造の電源プラグが該ジャックハウジングのプラグ
挿入穴に挿入されていない状態では前記ブレークターミ
ナルと前記アースコンタクトとが相互に接触され、前記
電源プラグが挿入された状態では前記ブレークターミナ
ルと前記アースコンタクトとの接触が該電源プラグによ
り解除される構造の電源ジャックにおいて、前記アース
コンタクトは前記ジャックピンに対して同軸配置となっ
ていて、挿入される電源プラグのアース金具外周面を挾
持する割り入りのスリーブ状バネ部を有し、前記ブレー
クターミナルは前記電源プラグが前記プラグ挿入穴に挿
入されていないときには、前記割り入りスリーブ状バネ
部に接触するバネ接触子を有することにある。
考案の特徴は、ジャックハウジング内にジャックピンと
ブレークターミナルとアースコンタクトとが組込まれ、
同軸構造の電源プラグが該ジャックハウジングのプラグ
挿入穴に挿入されていない状態では前記ブレークターミ
ナルと前記アースコンタクトとが相互に接触され、前記
電源プラグが挿入された状態では前記ブレークターミナ
ルと前記アースコンタクトとの接触が該電源プラグによ
り解除される構造の電源ジャックにおいて、前記アース
コンタクトは前記ジャックピンに対して同軸配置となっ
ていて、挿入される電源プラグのアース金具外周面を挾
持する割り入りのスリーブ状バネ部を有し、前記ブレー
クターミナルは前記電源プラグが前記プラグ挿入穴に挿
入されていないときには、前記割り入りスリーブ状バネ
部に接触するバネ接触子を有することにある。
【0012】
【作用】この電源ジャックはジャックハウジングのプラ
グ挿入穴に電源プラグが挿し込まれると、そのプラグの
外周のアース金具の外周面がスリーブ状バネ部にて挾持
され、アース金具とアースコンタクトの電気的接続がな
され、ブレークターミナルのバネ接触子が電源プラグに
押されてアースコンタクトのスリーブ状バネ部との接触
が解除される。
グ挿入穴に電源プラグが挿し込まれると、そのプラグの
外周のアース金具の外周面がスリーブ状バネ部にて挾持
され、アース金具とアースコンタクトの電気的接続がな
され、ブレークターミナルのバネ接触子が電源プラグに
押されてアースコンタクトのスリーブ状バネ部との接触
が解除される。
【0013】
【実施例】図1は、本考案に係る電源ジャックの一実施
例を示したものである。なお、前述した図3と対応する
部分には同一符号を付けて示している。
例を示したものである。なお、前述した図3と対応する
部分には同一符号を付けて示している。
【0014】本実施例の電源ジャック1におけるアース
コンタクト7は、ジャックピン4に対して同軸配置とな
っている割り入りスリーブ状バネ部7cを有し、該割り
入りスリーブ状バネ部7cには、その周方向の一箇所に
長手方向に沿って割り部7dが設けられ、該割り部7d
を中心とした両側の割り入りスリーブ状バネ部7cには
内側に突出させた突起7eが設けられ、かつ、該割り入
りスリーブ状バネ部7cの一端部には端子部7fが設け
られた構造になっている。
コンタクト7は、ジャックピン4に対して同軸配置とな
っている割り入りスリーブ状バネ部7cを有し、該割り
入りスリーブ状バネ部7cには、その周方向の一箇所に
長手方向に沿って割り部7dが設けられ、該割り部7d
を中心とした両側の割り入りスリーブ状バネ部7cには
内側に突出させた突起7eが設けられ、かつ、該割り入
りスリーブ状バネ部7cの一端部には端子部7fが設け
られた構造になっている。
【0015】一方、ブレークターミナル5はバネ接触子
5aを有する。該バネ接触子5aは、電源プラグ6がプ
ラグ挿入穴3に挿入されていないときは、図示のように
割り入りスリーブ状バネ部7cに接触されている。
5aを有する。該バネ接触子5aは、電源プラグ6がプ
ラグ挿入穴3に挿入されていないときは、図示のように
割り入りスリーブ状バネ部7cに接触されている。
【0016】このような電源ジャック1のプラグ挿入穴
3に電源プラグ6が挿入されていないときには、機器内
蔵電源の正極がブレークターミナル5に接続され、負極
がアースコンタクト7に接続され、これらブレークター
ミナル5のバネ接触子5aがアースコンタクト7の割り
入りスリーブ状バネ部7cに接触されているので、機器
内蔵電源から給電が行われる。
3に電源プラグ6が挿入されていないときには、機器内
蔵電源の正極がブレークターミナル5に接続され、負極
がアースコンタクト7に接続され、これらブレークター
ミナル5のバネ接触子5aがアースコンタクト7の割り
入りスリーブ状バネ部7cに接触されているので、機器
内蔵電源から給電が行われる。
【0017】次にプラグ挿入穴3に電源プラグ6が挿入
されると、電源プラグ6は割り入りスリーブ状バネ部7
cで把持される。割り入りスリーブ状バネ部7cによれ
ば、高い保持力で電源プラグ6を把持できる。電源プラ
グ6が挿入されると、バネ接触子5aが割り入りスリー
ブ状バネ部7cから離れ、機器内蔵電源からの給電が絶
たれ、代りに電源プラグ6からの給電になる。
されると、電源プラグ6は割り入りスリーブ状バネ部7
cで把持される。割り入りスリーブ状バネ部7cによれ
ば、高い保持力で電源プラグ6を把持できる。電源プラ
グ6が挿入されると、バネ接触子5aが割り入りスリー
ブ状バネ部7cから離れ、機器内蔵電源からの給電が絶
たれ、代りに電源プラグ6からの給電になる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る電源ジ
ャックにおいては、アースコンタクトに割り入りスリー
ブ状バネ部を設け、該割り入りスリーブ状バネ部で電源
プラグを把持するので、電源プラグの保持力を向上させ
ることができる。またブレークターミナルのバネ接触子
を割り入りスリーブ状バネ部に接触させるようにしてい
るので、このバネ接触子は弾力の小さいものでよくな
り、ジャックハウジングの小型化を図ることができる。
従って本考案によれば、小型で、しかも電源プラグの保
持力も高い電源ジャックを提供することができる。
ャックにおいては、アースコンタクトに割り入りスリー
ブ状バネ部を設け、該割り入りスリーブ状バネ部で電源
プラグを把持するので、電源プラグの保持力を向上させ
ることができる。またブレークターミナルのバネ接触子
を割り入りスリーブ状バネ部に接触させるようにしてい
るので、このバネ接触子は弾力の小さいものでよくな
り、ジャックハウジングの小型化を図ることができる。
従って本考案によれば、小型で、しかも電源プラグの保
持力も高い電源ジャックを提供することができる。
【図1】本考案に係る電源ジャックの一実施例の縦断面
図である。
図である。
【図2】本実施例で用いているアースコンタクトの斜視
図である。
図である。
【図3】従来の電源ジャックの一例の縦断面図である。
【図4】従来の電源ジャックの他の例の縦断面図であ
る。
る。
【図5】従来の電源プラグの縦断面図である。
1 電源ジャック 2 ジャックハウジング 3 プラグ挿入穴 4 ジャックピン 5 ブレークターミナル 5a バネ接触子 6 電源プラグ 7 アースコンタクト 7c 割り入りスリーブ状バネ部 7d 割り部 7e 突起 7f 端子部
Claims (1)
- 【請求項1】 ジャックハウジング内にジャックピンと
ブレークターミナルとアースコンタクトとが組込まれ、
同軸構造の電源プラグが該ジャックハウジングのプラグ
挿入穴に挿入されていない状態では前記ブレークターミ
ナルと前記アースコンタクトとが相互に接触され、前記
電源プラグが挿入された状態では前記ブレークターミナ
ルと前記アースコンタクトとの接触が該電源プラグによ
り解除される構造の電源ジャックにおいて、前記アース
コンタクトは前記ジャックピンに対して同軸配置となっ
ていて、挿入される電源プラグのアース金具外周面を挾
持するスリーブ状バネ部を有し、前記ブレークターミナ
ルは前記電源プラグが前記プラグ挿入穴に挿入されてい
ないときには、前記スリーブ状バネ部に接触するバネ接
触子を有することを特徴とする電源ジャック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104707U JPH086394Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電源ジャック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104707U JPH086394Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電源ジャック |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545958U JPH0545958U (ja) | 1993-06-18 |
JPH086394Y2 true JPH086394Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=14387959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991104707U Expired - Lifetime JPH086394Y2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 電源ジャック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086394Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP1991104707U patent/JPH086394Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545958U (ja) | 1993-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4666231A (en) | Switching coaxial connector | |
EP1115177A3 (en) | Electrical plug connectors | |
JP2924551B2 (ja) | コネクタ用端子 | |
JP3253054B2 (ja) | 接続端子およびコネクタ | |
US6139349A (en) | Electrical connector with tactile feedback | |
US20030077930A1 (en) | Power plug with safety feature | |
JPH086394Y2 (ja) | 電源ジャック | |
US5741159A (en) | Connector and connector kit | |
JP3261448B2 (ja) | 多極コネクター | |
JP2000215948A5 (ja) | ||
KR970077778A (ko) | 전지용 단자 케이스 | |
JPH0545963U (ja) | 電源プラグジヤツク装置 | |
US3453578A (en) | Electrical plug connector | |
US6174183B1 (en) | Coaxial cable connector with normally closed switch | |
JP3279129B2 (ja) | スイッチ付コネクタソケット | |
JPS61184285U (ja) | ||
JP3783399B2 (ja) | 同軸コネクタ | |
JPH0733388Y2 (ja) | 線材の終端部材 | |
JPS6029191Y2 (ja) | ソケツト | |
JPH0329897Y2 (ja) | ||
JPH0113335Y2 (ja) | ||
JPH0226142Y2 (ja) | ||
JPH0720605Y2 (ja) | モジュラー型プローブの嵌合部 | |
JPS61194278U (ja) | ||
JPH025501Y2 (ja) |