JPH0863736A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH0863736A
JPH0863736A JP7165152A JP16515295A JPH0863736A JP H0863736 A JPH0863736 A JP H0863736A JP 7165152 A JP7165152 A JP 7165152A JP 16515295 A JP16515295 A JP 16515295A JP H0863736 A JPH0863736 A JP H0863736A
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acrylate
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JP7165152A
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August Lehner
アウグスト、レーナー
Ria Dr Kress
リア、クレス
Albert Kohl
アルベルト、コール
Michael Hitzfeld
ミヒャエル、ヒッツフェルト
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BASF Magnetics GmbH
Emtec Magnetics GmbH
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録媒体製造のため長期間にわたり貯蔵
しても極めて安定な分散液から形成され、同時に高温多
湿条件下においても改善された耐摩耗性を示し、従来よ
り狭いスィッチングフィ−ルド分布、欠陥をもたらさな
い層表面をもたらす磁気記録媒体を提供すること、およ
び、ことにディジタルデータの記録における改善された
磁気特性を達成すること。 【構成】 非磁性基板に施こされた磁化可能層を有する
磁気記録媒体において、磁性粉体が結合剤混合物中に分
散され、かつこの混合物が、(A)3から35%のポリ
ウレタン尿素(メタ)アクリラート、(B)5から97
%の、アニオン基含有ポリ尿素ウレタンおよび(C)1
5から60%の、イオン基を含まない一般的ポリマー結
合剤から構成されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、非磁性基板と、少なくとも1種
類のポリ尿素ウレタンおよび少なくとも1種類のポリウ
レタン尿素(メタ)アクリラートを含有する結合剤混合
物中に分散されている磁性粉体を主成分とし、かつ上記
基板上に強固に接着、形成された少なくとも1層の磁化
可能層とを有する磁気記録媒体に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】磁気記録媒体は、記録再生の質と
老化耐性に関して次第に増大する高度の要求に対応しな
ければならない。このような要求に対応するためには、
微細な磁性粉体を分散保持するポリマー結合剤がいよい
よ重要になりつつある。磁性層上の欠陥形成を回避する
ためには、磁性分散液の安定性を改善することが望まし
く、また磁気特性、ことに残留誘導を改善するために
は、磁性層中における磁性粉体の充填密度をさらに高く
することが望ましく、これは磁性層中における結合剤量
を低減させることにより実現され得る。また、極めて均
斉で明確な針状形態を有する、いよいよ微細になされた
磁性粉体粒子を使用することにより、改善されたシグナ
ル/ノイズ率と極めて狭いスィッチングフィールド分布
を達成しようとする試みもなされている。磁性粉体はま
た極めて頻繁に表面変性されて来ており、これにより貯
蔵寿命が長くなっている。
【0003】このような状態で、磁性粉体の良好な分散
と分散液の良好な安定性達との両者の実現が次第に困難
になりつつある。さらに、磁性層は極めて高い可加撓性
または弾性を持たねばならず、また大きい引張り強さを
示さねばならない。さらにまた、出力レベルの低下を回
避するために、磁性層の摩擦係数の低減と耐摩耗性、摩
耗強さの増大が、ますます厳しく要求されるようになっ
ている。これらの機械特性は、また高温多湿の気象条件
下においても保証されねばならない。
【0004】
【従来技術】これらの特性を充足するため、特別の配慮
が結合剤の選定に向けられている。ことに西独特願公告
1106959号、同公開2753694号、ヨーロッ
パ特願公開69955号各公報、米国特許289941
1号明細書に記載されているようなポリウレタンエラス
トマー、ことにポリエステルウレタンが、ことに適当で
あることが実証されている。また各種ポリマー結合剤の
配合、組合せも多くの文献、例えば独国特願公開414
1839号公報に記載されており、これには高分子ポリ
ウレタンまたはOH基含有ポリ尿素ウレタンと、ポリウ
レタン尿素(メタ)アクリラートとの組合せが開示され
ているが、この組合せでは大きな応力下において分散液
の安定性に関して不利益があることが見出されている。
さらにまた、ヨーロッパ特願公開142796号および
同142798号公報に記載されているように、3組成
分の結合剤組成物、すなわち低分子量OH基含有ポリ尿
素ウレタン、高分子量線形ポリウレタンおよび、ビニル
共重合体、フェノキシ樹脂、セルロース誘導体のうちの
いずれかの混合物も公知である。
【0005】しかしながら、上述した結合剤および結合
剤混合物は、前述した磁気記録媒体に対する諸要求には
対応し得ない。多くの場合、磁性粉体のいわゆる濡れお
よび分散性に対して、ことに極めて微細な磁性粒子粉体
の場合に、好ましくない影響があり、分散処理の間にお
いて、燒結材料の細分が充分に行われず、あるいは磁性
粉体粒子の再凝集が充分に阻止され得ず、従って記録媒
体の磁気特性は劣悪となる。この理由から、比較的少量
の低分子量分散助剤を分散液に添加して、分散処理を容
易ならしめようとするが、この分散助剤がまた不利益を
もたらす。例えば、低分子量分散助剤は、不利な気候条
件、例えば高温および/または多湿条件下において滲出
し易く、これが記録再生装置のすべてのテープ案内部
材、ことに磁気ヘッドに堆積し、そのために出力レベル
の低下が生ずる。さらに、摩擦が増大し、その結果、磁
気記録テープが装置内において走行する間にブロックさ
れる事態が生ずる。
【0006】また他方において、このような分散助剤が
使用される場合、いわゆる相容性の問題が生起する。分
散助剤は、極性基を有するので、磁性層の親水性が急激
に招来され、その結果として磁性層の澎潤、分散助剤お
よび滑剤の滲出、高温多湿条件下にその他の機械的変調
を生ずる。かつて、これら結合剤の分散特性を改善する
ためにポリウレタン結合剤に極性基を導入することが提
案された。例えば西独特願公開2833845号公報
は、極性基を有するポリエステルの使用を開示してい
る。また、日本国特願公開昭57−92421号、西独
特願公開3814536号、ヨーロッパ特願公開193
084号各公報には、極性基を附加的に有するジオール
の合併が記載されている。またポリウレタンOH末端基
におけるSN反応により極性基の事後合併が、日本国特
願公開昭57−92422号公報に記載されている。こ
のような分散樹脂は、磁性粉体の極めて良好な分散を保
証するが、他方において、ことに高BET値を有する磁
性粉体の場合、分散液に高度の流動制約、高粘度などの
極めて不利な流動特性を与え、磁性層を形成するための
この分散液の処理および塗布を著しく困難ならしめる。
さらにまた、分散樹脂において分散助剤作用を有するイ
オン基量が著しく制約される。さもないと悪い影響、例
えば橋絡による凝結、凝集が生ずるからである。一方に
おいて磁性粉体容積密度の増大、他方において磁性粉体
粒度の減少は、分散樹脂の必要量とはもはや相容れず、
対向的である。
【0007】磁気記録媒体の機械特性における本質的な
改善は、例えばヨーロッパ特願公開99533号公報に
記載されているように、OH基含有ポリウレタンにより
達成され得る。しかしながら、記録媒体の磁気特性およ
び機械特性に関して絶えず強くなりつつある要求に対し
て、このような対応では全く不充分である。
【0008】例えば独国特願公開4141839号公報
に開示されているように、分散特性の本質的改善は、結
合剤マトリックスにポリ尿素アクリラートを添加するこ
とにより達成され得た。しかしながら、これには、こと
に磁性分散液製造のための多工程法の場合に、さらに他
の組成分を導入する際、コーティングショックが生ずる
欠点がある。さらに製造された分散液が、長期間の貯蔵
において凝固ないし再凝集する傾向を示し、これは磁性
層における欠陥から明らかである。このような理由か
ら、前述したように磁気記録媒体の製造には、結合剤の
混合物、例えば弾性ポリウレタンと剛性結合剤、ことに
ポリ塩化ビニルとの混合物が、しばしば使用されて来
た。しかしながら、これら結合剤は、ポリウレタン尿素
アクリラートに対して極めて制約された相容性を示す。
すなわち、相容性が極めて悪い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この技術分野
における課題ないし発明の目的は、磁気記録媒体製造の
ため長期間にわたり貯蔵しても極めて安定な分散液から
形成され、同時に高温多湿条件下においても改善された
耐摩耗性を示し、従来より狭いスィッチングフィ−ルド
分布、欠陥をもたらさない層表面をもたらす磁気記録媒
体を提供すること、および、ことにディジタルデータの
記録における改善された磁気特性を達成することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】しかるに上述の課題ない
し目的は、非磁性基板と、少なくとも1種類のポリ尿素
ウレタンおよび少なくとも1種類のポリウレタン尿素
(メタ)アクリラートを含有する結合剤混合物中に分散
されている磁性粉体を主成分とし、かつ上記基板上に強
固に接着、形成された少なくとも1層の磁化可能層とを
有する磁気記録媒体であって、上記結合剤混合物が、
(A)3から35%のポリウレタン尿素(メタ)アクリ
ラートおよび(B)5から97%のアニオン基を有する
ポリ尿素ウレタンから成ることを特徴とする記録媒体に
より達成されることが見出された。ことに好ましい実施
態様として、上記結合剤混合物が、(A)5から25%
のポリウレタン尿素(メタ)アクリラート、(B)15
から60%のアニオン基を有するポリ尿素ウレタンおよ
び(C)15から60%の、ポリウレタン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリビニルホルマール、フェノキシ樹脂、ニトロ
セルロース、セルロースエステルおよびこれらの混合物
のうちから選ばれる、イオン基を持たないポリマー結合
剤から成ることを特徴とする記録媒体により、上述の課
題ないし目的が解決ないし達成されることが見出され
た。
【0011】本発明の本質的特徴は、その目的とする分
散液の安定性が、両結合剤(A)と(B)の組合せによ
り達成され得ること、またこの組合せが、第3の結合剤
(C)、すなわち剛性組成分であるポリウレタンとの良
好な相容性をもたらし、その結果として高応力に耐える
ことができる、耐摩耗性磁気記録媒体をもたらすことに
在る。
【0012】結合剤組成物の組成分(A)、すなわちポ
リウレタン尿素(メタ)アクリラートは、前述の独国特
願公開4141839号公報ならびに独国出願引用例4
400594.6および4400595.4に記載され
ている。これらには、上記化合物の製造方法も記載され
ている。また上記引用例43333292号に記載され
ているような、アミノ基含有ポリウレタン尿素(メタ)
アクリラートは、本発明による新規結合剤マトリックス
の製造にことに有利である。
【0013】組成分(B)は、例えば西独特願公告28
33845号、独国特願公開4039749号、同42
141506号各公報に記載されているようなポリウレ
タンエラストマーである。これはポリマー106 gに対
して10−1000当量、ことに20−300当量のス
ルホナート、スルファート、ホスホナートまたはホスフ
ァート基をポリマー連鎖中に有する。このようなアニオ
ン基が可撓性組成分中に、例えばスルホナート基含有ポ
リエステルを介して結合されているポリウレタンが、分
散挙動および分散液安定性のためにことに有利である。
しかしながら、従来から公知の、カルボキシル基その他
のアニオン基を有するポリウレタンも適当である。
【0014】本発明の好ましい実施態様において附加的
に使用され、物理的乾燥結合剤である第3の組成分
(C)自体も従来から公知である。これは、ことにビニ
ルエステルポリマーの加水分解、次いでビニルアルコー
ルポリマーとホルムアルデヒドとの反応により製造され
たポリビニルホルマール結合剤である。このポリビニル
ホルマールは、少なくとも65重量%、ことに少なくと
も80重量%のビニルホルマール基を含有しているのが
好ましい。適当なポリビニルホルマールは、5から13
重量%のビニルアルコール基と、80から88重量%の
ビニルホルマール基を含有し、約1.2の比重、100
ミリリットルの1:1フェノール/トルエン混合溶媒に
5gのポリビニルホルマールを溶解させた溶液を使用
し、20℃で測定して50から120mPa.sの粘度
を示す。
【0015】上述したポリビニルホルマールのほかにビ
ニルクロリドとジオールモノメタクリラートとの溶液共
重合または懸濁共重合により慣用の態様で得られるビニ
ルクロリド/ジオールモノ−もしくはジ−(メタ)アク
リラート共重合体も適当である。この共重合反応に使用
されるジオールモノ−もしくはジ−アクリラートまたは
モノ−もしくはジ−メタクリラートは、アクリル酸もし
くはメタクリル酸と、対応するモル量の炭素原子数2か
ら4の脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、
1,4−ブタンジオール、好ましくは1,3−プロパン
ジオールおよび0から50重量%の1,2−プロパンジ
オールから成るプロパンジオールとのエステル化反応生
成物である。このようにして得られる共重合体は、50
から95重量%のビニルクロリドと、5から50重量%
のジオールアクリラートもしくはメタクリラートとを重
合含有するのが好ましい。ことに適当な共重合体は、7
0から90重量%のビニルクロヒドと、10から30重
量%のジオールモノアクリラートもしくはジオールモノ
メタクリラートから構成されるのが好ましい。ビニルク
ロリド/プロパンジオールモノアクリラート共重合体の
ような極めて適当な共重合体を、テトラヒドロフランと
ジオキサンの等容量混合溶媒に溶解させた15%濃度溶
液は、25℃において約20−80mPa.sの粘度を
有する。この極めて適当な共重合体のH.フィケンチャ
ー法によるK値(セルロース、ヘミー13(1932)
58頁以降参照)は、30−50、ことに約40であ
る。
【0016】以下の繰返し単位構造式(式中のnは約1
00)を有するフェノキシ樹脂も有利に使用され得る。
このポリマーは、シェルケミカル社の商標Epikot
e(登録商標)、またはユニオンカーバイド社のエポキ
シレジンPKHHR で知られている合成樹脂である。
【0017】
【化1】 また上述した結合剤組成物の組成分として、セルロース
エステル結合剤も適当である。これは硝酸または炭素原
子数1から4のカルボン酸で、セルロースをエステル化
した生成物であって、例えばセルロースアセタート、セ
ルローストリアセタート、セルロースアセトプロピオナ
ート、セルロースアセトブチラートなどである。
【0018】本発明第1実施態様による新規結合剤マト
リックスは、5から25%の組成分(A)と、15−6
0%の組成分(B)とから構成されるのが好ましい。
【0019】本発明による新規磁気記録媒体の、従来技
術による熱可塑性ポリウレタンエラストマーを使用して
得られる公知の磁気記録媒体と対比した場合の有利な特
性は、基板に分散液を施こす前にポリイソシアナートを
添加した場合においてすら明白である。この場合、こと
に有利であるのは、同じくOH基を持っており、かつO
H基含有ポリビニールホルマールもしくはポリビニルク
ロリドを含有する好ましい形態のポリウレタンエラスト
マーと組合わせた新規結合剤組成物である。多数のジ
−、トリ−またはポリイソシアナートあるいは1000
までの、ことに500から3000の分子量を有するイ
ソシアナートプレポリマーが、この場合の架橋に使用さ
れ得る。1分子当たり2個以上のNCO基を有するポリ
イソシアナートもしくはイソシアナートプレポリマーが
好ましい。トルイレンジイソシアナート、ヘキサメチレ
ンジイソシアナートまたはイソホロンジイソシアナート
を基礎とし、ジオールもしくはトリオールとの重付加反
応により、またはビウレットおよびイソシアヌラート形
成により得られるポリイソシアナートが、ことに適当で
あることが実証されている。トルエンジイソシアナート
と、トリメチロールプロパンおよびジエチレングリコー
ルとの重付加物が、極めて好ましい。磁気記録媒体に対
する要求に対応して、ポリイソシアナート組成分は、架
橋されるべき結合剤のOH基数に対して、70%程度、
好ましくは50%程度で、理論量より少なく、あるいは
200%まで、好ましくは80%までで、理論量より過
剰量で使用される。
【0020】本発明による新規の磁気記録媒体を製造す
るための、結合剤混合物と、磁性粉体およびその他の添
加剤とその後の処理は、それ自体公知の態様で行なわれ
る。
【0021】使用される異方性磁性粉体は、製造される
べき磁性層の特性に本質的な影響を与えるが、従来から
慣用のもの、例えばガンマ鉄(III)酸化物、微細粉
マグネタイト、ドーピング処理もしくは非処理の強磁性
二酸化クロム、コバルト変性ガンマ鉄(III)酸化
物、バリウムフェライトまたは強磁性金属粉末である。
針状のコバルト変性もしくは非変性ガンマ鉄(III)
酸化物、強磁性二酸化クロム、金属もしくは合金粉体が
好ましい。粘度は一般的に0.1から2μm、ことに
0.2から0.8μmである。二酸化クロムならびにこ
れと60重量%までのコバルトによりドーピング処理さ
れた鉄酸化物との混合物が極めて好ましい。
【0022】磁性層は、さらに慣用の添加剤、例えば滑
剤、従来技術におけるよりも少量の分散助剤、ならびに
充填剤、ことに砂粒などを含有することができ、これら
は磁性粉体の分散処理の間に、または磁性層形成の間に
添加される。
【0023】本発明による新規結合剤組成物に対する磁
性粉体の量割合は、1から15、ことに3から10であ
る。特定の結合剤混合物の秀れた磁性粉体結合能力に基
因する特別の利点は、機械的−弾性特性を劣化させ、挙
動特性に顕著な障害をもたらすことなく、磁性層中にお
いて磁性粉体の高濃度をもたらし得ることである。
【0024】非磁性の、従って磁化され得ない基板ない
しシートは、慣用の剛性もしくは可撓性の基板、ことに
厚さ0.5から200μm、ことに1から36μmの、
一般的に入手し得る、線形ポリエステル、ことにポリエ
チレンテレフタラート製フィルムである。最近、エレク
トロニクス計算会計機用の、紙シート上磁性層の使用が
重要になっているが、本発明による結合体混合物はこの
用途に対しても有利に使用され得る。
【0025】本発明による新規の磁気記録媒体は、公知
の態様で作製され得る。磁性粉体分散液は、分散装置、
ことに筒状ボールミル、撹拌ボールミルを使用して、磁
性粉体と結合剤の有機溶媒溶液から、滑剤および少量の
分散助剤を添加して形成され、ポリイソシアナート架橋
剤の添加後、濾過され、上述した基板上に、慣用の塗布
装置、例えばナイフコータ、押出機により施こされる。
この塗布は基板の一面または両面に行なわれる。
【0026】比較的短時間で良好な磁気特性をもたらす
ために、組成分(A)をまず分散させ、分散処理後、組
成分(B)中において撹拌するのが有利である。この方
法は前述したような組成分(B)が組成分(A)と容易
に相容性を持たせるのに適当である。しかしながら、用
途に応じて、または磁性粉体に応じて、これら各組成分
のマトリックス形成の順序および使用量は、分散処理の
間に適合せしめられる。分散処理の間において、組成分
(B)および(C)または組成分(B)のみの全部また
は一部が存在するのが有利である。原則として、磁気的
配向は、分散液が基板上において乾燥する前に行なわれ
る。乾燥は50から90℃の温度で、10から200秒
間行なうのが好ましい。磁性層は慣用装置において、必
要に応じて加圧し、25から100℃、ことに60から
90℃において、加熱、研磨ローラ対間を走過させてカ
レンダー処理、圧縮処理に附される。架橋結合剤の場合
には、架橋が完結する前にカレンダー処理するのが好ま
しい。未架橋状態においてOHポリマーは、粘着性では
なく、極めて熱可塑性状態に在るからである。磁性層の
厚さは、一般的に0.5から20μm、ことに1から1
0μmであるのが好ましい。磁気テープ製造の場合、こ
の磁気層を形成したフィルムは、長手方向に切断され、
国際的にインチで表わされる慣用の幅になされる。
【0027】従来技術の磁気記録媒体にくらべて、本発
明による磁気記録媒体は、磁性層表面が平滑であり、耐
摩耗性が、ことに高温多湿条件下において大きく、また
磁気特性において秀れている。これらの点における改善
のために、HF出力、ビデオ技術における彩度出力なら
びにハイファイ出力が本質的に増大せしめられる。これ
らの改善された特性の結果として、ノイズレベル、こと
に変調ノイズレベルの低下による、シグナル/ノイズ率
が高められ、従って磁性粉体のさらに微細な粒度の必要
性が低減される。しかしながら、比較的大きい針状磁性
粉体は、複雑な配向処理を必要とすることなく、容易に
配向可能であり、従って極めて微細な磁性粉体にくらべ
て比較的大きい残留誘導および出力レベルをもたらす。
そこで、従来技術にくらべて、分散処理、磁性層の塗
布、配向処理の複雑性を、高い記録密度の利点を犠牲と
することなく、低減し得る。
【0028】分散処理の複雑性および分散処理時間の低
減、ならびに分散液中固体含有分の増大および分散液の
さらに長期の安定性の結果として、本発明による磁気記
録媒体は簡単かつ経済的に生産され得る。
【0029】以下の実施例および対比例により、本発明
をさらに具体的に説明し、かつ本発明の利点を対比的に
実証するが、ここで使用される%および部は、特に明確
にしない限りすべて重量に関するものである。
【0030】実施例1 1380gの有機溶媒、4930gのジオキサン、前述
した独国出願引用例4400595.4によるポリウレ
タン尿素(メタ)アクリラートを主体にする分散樹脂の
25%濃度溶液273g、前述した独国特願公開424
1506号公報によるホスホナート含有ポリ尿素ウレタ
ンの15%濃度溶液1002g、ポリビニルクロリド/
ポリビニルアセタート共重合体の20%濃度溶液290
g、約110のK値を有するニトロセルロースの5%濃
度溶液904g、コバルトドーピングした酸化鉄(HC
=58kA/m、BET=26m2 /g)1220g、
116gの微細粉化アルミナ(BET=10m2
g)、113gのカーボンブラック(BET=200m
2 /g、および58gの、滑剤としての脂肪酸エステル
を、内容積1.5リットル、1から1.5mmの直径を
有するセラミックビーズ2.7kgを装填した撹拌ボー
ルミルに装填し、14時間にわたり分散処理した。この
分散液を加圧下に濾過し、これに100部の分散液に対
して、3モルのトルイレンジイソシアナートと1モルの
トリメチロールプロパンから得られるトリイソシアナー
トの50%濃度溶液20部を撹拌しながら添加し、この
分散液を直ちに75μm厚さのポリエチレンテレフタラ
ートフィルム上に施こして、乾燥により厚さ0.8μm
となる層を形成した。両面に層形成したこのフィルムを
50から80℃で乾燥し、加圧(ニップ圧200kg/
cm)、加熱ローラ対間を走過させてカレンダー処理し
た。
【0031】対比例1 ポリウレタン尿素(メタ)アクリラートの代りに脂肪ア
ルコールアルコキシラートの酸性燐酸エステルを主体と
する市販の分散助剤を使用し、ホスホナート含有ポリ尿
素ウレタンを主体とする結合剤の代りにイオン性基を持
たない市販のポリウレタンを使用した以外は、実施例1
におけると同様の処理を、反覆した。
【0032】2メガバイトの記憶密度を有する記録媒体
用の可撓性3,5インチ径円ディスクを、上述した磁気
記録媒体から打抜き成形し、常法によるテストに附し
た。
【0033】このテスト結果を下表1に示す。
【0034】
【表1】 (光沢の測定)表面処理されていない層に対して60°
の反射角で測定した。
【0035】光沢1=分散処理終結直後の光沢 光沢2=カレンダー処理24時間後の光沢 光沢3=分散液14時間貯蔵後の光沢 (ウィンドウマージン)これはデータパルス検知能力の
相対的特性であって、この数値が大きい程、データ検知
能力、すなわちデータウィンドウに関するエラーに対し
許容度が高い。
【0036】(ピークシフト)これはそれぞれの場合の
最大限振幅における個々のデータパルスの理想位置と実
際位置との間の時間差である。
【0037】実施例2 1.0から1.5mmの直径を有するセラミックビーズ
1.08kgを撹拌ボールミルに装填し、さらに710
0gの有機溶媒、水酸基価40mgKOH/gを有する
ポリウレタンエラストマーの50%濃度テトラヒドロフ
ラン溶液1520g、ポリウレタン尿素(メタ)アクリ
ラートの25%濃度テトラヒドロフラン溶液445g、
西独特願公告2833845号公報、表4、Vによる金
属スルホナート基含有ポリウレタンの16.5%濃度有
機溶媒溶液1045g、50kA/mの保磁力を有する
コバルトドーピング強磁性酸化鉄2800g、57.4
gの導電性カーボンブラック、38gの球状アルミナ、
79gのオレイン酸金属塩、脂肪酸と脂肪酸エステルの
混合物56gをミルに装填し、18時間にわたり分散処
理した。得られた分散液を加圧下に濾過し、これに、分
散液1部に対して、3モルのトルイレンおよび1モルの
トリメチロールプロパンから得られるトリイソシアナー
トの有機溶媒中50%濃度溶液0.03部を撹拌しなが
ら添加した。その後直ちにこの分散液を15μm厚さの
ポリエチレンテレフタラートフィルム上に施こし、この
被覆フィルムを、磁場内に案内して走過させ、磁性粉体
を再生方向に配向させ、50から80℃において乾燥
し、加圧(ニップ圧150kp/cm)した加熱ロール
対間を通してカレンダー処理した。
【0038】対比例2 上記実施例における金属スルホナート基含有ポリウレタ
ンの代りに、前述した西独特願公告2833845号公
報、表4、VIIIによる金属スルホナート基を含まな
いポリウレタンを使用したほかは、上記実施例における
処理を反覆した。
【0039】実施例2による重合体を使用した場合には
安定な分散液が得られた。またドクトル、ランゲの反射
メータを60°の反射角で測定した分散処理18時間後
の光沢度は、対比例2による分散液の光沢にほぼ対応す
るものであったが、表面の均斉平滑性については対比例
2の場合にくらべて秀れており、これが下表2の示す改
善されたビデオテープ試料に反映されている。実施例2
の試料についてはカレンダー処理後24時間後の安定性
テストでは全く光沢が失なわれず、また層表面における
隆起の形成が全く認められなかった。
【0040】上記実施例および対比例により磁性層形成
されたフィルムを12.5mm(2分の1インチ)幅に
切断してから、数台のVHSレコーダにより、電気音響
的データとビデオデータならびにテープの機械特性をテ
ストした。日本のビクター社製のVRT2テープ(Od
B)を、対比テープとして使用し、電気音響的データを
測定した。
【0041】測定値(下表2)は以下の意味を有する。
【0042】HF出力=高周波数出力 ビデオS/N=100%白色画像の輝度(明るさ)信号
のノイズレベルに対する割合 SCM=スプリアス色相変調
【0043】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アウグスト、レーナー ドイツ、67127、レデルスハイム−グロナ ウ、シュルトハイス−マテス−シュトラー セ、1 (72)発明者 リア、クレス ドイツ、67063、ルートヴィヒスハーフェ ン、ガルテンシュトラーセ、5 (72)発明者 アルベルト、コール ドイツ、67229、ラウメルスハイム、シュ ロスシュトラーセ、26 (72)発明者 ミヒャエル、ヒッツフェルト ドイツ、76185、カールスルーエ、ロター −シュトラーセ、15アー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性基板と、少なくとも1種類のポリ
    尿素ウレタンおよび少なくとも1種類のポリウレタン尿
    素(メタ)アクリラートを含有する結合剤混合物中に分
    散されている磁性粉体を主成分とし、かつ上記基板上に
    強固に接着、形成された少なくとも1層の磁化可能層と
    を有する磁気記録媒体であって、 上記結合剤混合物が、(A)3から35%のポリウレタ
    ン尿素(メタ)アクリラートおよび(B)5から97%
    のアニオン基を有するポリ尿素ウレタンから成ることを
    特徴とする記録媒体。
  2. 【請求項2】 非磁性基板と、少なくとも1種類のポリ
    尿素ウレタンおよび少なくとも1種類のポリウレタン尿
    素(メタ)アクリラートを含有する結合剤混合物中に分
    散されている磁性粉体を主成分とし、かつ上記基板上に
    強固に接着、形成された少なくとも1層の磁化可能層と
    を有する磁気記録媒体であって、 上記結合剤混合物が、(A)5から25%のポリウレタ
    ン尿素(メタ)アクリラート、(B)15から60%の
    アニオン基を有するポリ尿素ウレタンおよび(C)15
    から60%の、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリビ
    ニルホルマール、フェノキシ樹脂、ニトロセルロース、
    セルロースエステルおよびこれらの混合物のうちから選
    ばれる、イオン基を持たないポリマー結合剤から成るこ
    とを特徴とする記録媒体。
  3. 【請求項3】 アニオン基が、スルホナート、スルファ
    ート、ホスホナート、ホスファートまたはカルボキシル
    基であることを特徴とする、請求項1または2による記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 ポリ尿素ウレタンが、ポリマー連鎖中に
    ポリマー106 g当たり10−1000当量のアニオン
    基を有することを特徴とする、請求項3による磁気記録
    媒体。
JP7165152A 1994-07-09 1995-06-30 磁気記録媒体 Pending JPH0863736A (ja)

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EP0691644A1 (de) 1996-01-10
DE4424261A1 (de) 1996-01-11
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