JPH0863475A - ポジション・センシティブ・データをフォーマットするシステム及び方法 - Google Patents

ポジション・センシティブ・データをフォーマットするシステム及び方法

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JPH0863475A
JPH0863475A JP7116135A JP11613595A JPH0863475A JP H0863475 A JPH0863475 A JP H0863475A JP 7116135 A JP7116135 A JP 7116135A JP 11613595 A JP11613595 A JP 11613595A JP H0863475 A JPH0863475 A JP H0863475A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データの複数の繰返し変形又はフォーマット
を有する文書の文書処理を改善する。 【構成】文字ストリングなどのポジション・センシティ
ブ・データのエントリ及び編集が、2フェーズ・システ
ムを介して達成される。第1の"定義"フェーズでは、単
語又は句に相当する或いはこれらを含みうるポジション
・センシティブ・データが識別される。更にデータ(各
単語又は句に対応するテキストなど)をフォーマット又
は代用する位置規則が定義されるか、或いは既存のリス
トから選択される。第2の"編集/更新"フェーズでは、
単語又は句を含みうるこうしたポジションセンシティブ
・データを突きとめるために、編集又は更新される文書
が走査される。特定のグループ内のそれぞれの単語又は
句或いは他のデータの間の位置関係が、文書の変更に際
して適用すべき規則を決定するために使用され、新たな
文字ストリングなどの新たなデータを自動的に再フォー
マット又は代用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコンピュータ化データ処
理システムに関し、特に自動化フォーマットにおいて使
用されるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最新のコンピュータにおいて使用される
ワード・プロセッサは、文書作成に関する著しく向上さ
れた効率を有する。しかしながら、今日のワード・プロ
セッサは、ポジション・センシティブ・データ(位置に
敏感なデータ)を十分に扱うことができない。多くのタ
イプのこうしたデータが存在し、1例として、特に独特
な構文要求を有する法的草稿における引用がある。
【0003】裁判事例が最初に適切に文書に引用される
場合、引用情報を含むブック/ページ数を含む完全な引
用が含まれる。法的起草の一般に容認されている規則に
従い、引用が適切に再度参照される場合、参照は完全な
引用ではなく省略形式をとる。第2の引用が文書内にお
いて、他の引用を媒介することなく生成される場合、ブ
ック/ページ数の代わりに"Id"が使用される。一方、第
2の引用が文書内において媒介する引用の後に生成され
る場合、ブック/ページ数の代わりに"Supra"が使用さ
れる。
【0004】最新のワード・プロセッサは、データをあ
る文書から別の文書にカットしてペーストする機能(カ
ット・アンド・ペースト機能)を有する。これは論文や
書面などを作成する者に、彼らが後に類似の書面を作成
する場合、或いは別の文書の作成時にある文書から情報
を借りたい場合に、多大な生産性の向上を提供する。し
かしながら、既知のカット・アンド・ペースト機能は、
こうしたカット/ペースト・データに含まれうるポジシ
ョン・センシティブ・データを考慮することなしに、カ
ット・アンド・ペーストされるデータを単に直接的にコ
ピーすると言う点で、かなり"非知能的"である。更に人
が文書を編集しているときに、同一文書内でカット・ア
ンド・ペーストを決断したとき、ポジション・センシテ
ィブ・データに対する考慮はされない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、デー
タの複数の繰返し変形又はフォーマット(formative)
を有する文書の文書処理を改善することである。
【0006】本発明の別の目的は、文書処理システムに
おいて、改善されたカット・アンド・ペースト・オペレ
ーションを提供することである。
【0007】更に本発明の別の目的は、文書処理システ
ムにおいて、データの自動フォーマット化を容易にする
ことである。
【0008】更に本発明の別の目的は、ポジション・セ
ンシティブ・データの編集及び更新を自動的に検出及び
処理するシステムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】文字ストリングなどのポ
ジション・センシティブ・データのエントリ及び編集
が、2フェーズ・システムを介して達成される。第1
の"定義"フェーズでは、単語又は句に相当する或いはこ
れらを含みうるポジション・センシティブ・データが識
別される。更にデータ(各単語又は句に対応するテキス
トなど)をフォーマット又は代用する位置規則が定義さ
れるか、又は既存のリストから選択される。第2の"編
集/更新"フェーズでは、単語又は句を含みうるこうし
たポジション・センシティブ・データを突きとめるため
に、編集又は更新される文書が走査される。特定のグル
ープ内のそれぞれの単語又は句或いは他のデータの間の
位置関係が、文書の変更に際して適用すべき規則を決定
するために使用され、新たな文字ストリングなどの新た
なデータを自動的に再フォーマット又は代用する。
【0010】好適な実施例では、ユーザが文書内の位置
に依存して異なるフォーマットを有するテキスト・スト
リングなどのデータを入力するとき、文書処理システム
にこのデータがポジション・センシティブ・フォーマッ
ト・データ(PSFD:position-sensitive format da
ta)であることを伝えるために、特殊な制御シーケンス
を活動化する。すなわちデータ表現が、(1)PSFD
の最初の出現、(2)文書内での最初の出現の直後に続
くPSFDの出現(すなわちPSFDを介在させな
い)、(3)こうしたPSFDがPSFDの最初の出現
の直後ではなく、後に出現する場合のそれぞれ対応し
て、入力される。例えば法的引用事例の場合、前記
(1)ではRoe V.Wade、567 U.S.100(1987)と記さ
れ、(2)ではRoeV.Wade、Id.、(3)ではRoe V.W
ade、supraと、それぞれ記述される。
【0011】本発明によれば、システムがこうしたPS
FDをデータの大域/グループ標識と一緒にテーブルに
記憶する。文書内にPSFDを含むことが望まれる場合
には、対応する大域/グループ標識が、特殊なキー・ス
トローク、メニュー・プロンプトなどの従来手段により
選択される。大域/グループ標識はテキスト内の所望の
ロケーションに埋込まれる。次に文書の印刷、表示又は
描画が所望される場合には、システムはこうした大域/
グループ標識に対応する文書を走査し、こうしたPSF
Dの他のPSFDとの相対位置関係にもとづき、それら
の場所に適切なPSFDを挿入する。
【0012】従って、文書内のポジション・センシティ
ブ・フィールドのデータを変更するシステム及び方法が
提供される。このシステム及び方法は、ポジション・セ
ンシティブ・フィールドを検出するために文書を走査す
るステップ、ポジション・センシティブ・フィールド・
ロケーションのテーブルを保持するステップ、任意のポ
ジション・センシティブ・フィールドの別のこうしたフ
ィールドに対するロケーションの変更を検出するステッ
プ、及び少なくとも1つの位置感知ロケーションをテー
ブル内で変更するステップを含む。
【0013】
【実施例】図1は、本発明のオペレーションを実行する
図7及び図8で表されるプログラムと関連して動作する
コンピュータ化データ処理システムの好適な実施例を示
す。システムはCPU10、読出し専用メモリ(RO
M)16、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)1
4、入出力アダプタ18、ユーザ・インタフェース・ア
ダプタ22、通信アダプタ34、及び表示アダプタ36
を含み、これらは全て共通のアドレス、データ及び制御
パス又はバス12を介して相互接続される。各前記コン
ポーネントは、当業者には既知の従来の技術により共通
バスをアクセスし、例えばCPUがバスマスタとなっ
て、特定のアドレス範囲をシステム内の各コンポーネン
トに専用に割当てる方法などが取られる。図1のシステ
ムにおいて使用されうる当業者には既知の他の技術に
は、データを高速にDASD20又は図示のネットワー
クなどの外部装置から、データ処理システムのRAM1
4に転送するための直接メモリ・アクセス(DMA)が
含まれる。
【0014】図1に示されるように、DASD20など
のこれらの外部装置は、入出力アダプタ18などのそれ
ぞれのアダプタを介して、共通バス12とインタフェー
スする。表示装置38などの他の外部装置も同様に、表
示アダプタ36などのそれぞれのアダプタを使用して、
バス12と表示装置38又は他の装置との間のデータ転
送を提供する。様々なユーザ・インタフェース手段が、
ユーザ・インタフェース・アダプタ22と相互接続され
て提供され、それらにはジョイスティック32、マウス
26、キーボード24、及びスピーカ28などのユーザ
入力装置が含まれる。これらの各ユニットは既知である
ので、ここでは説明を省略する。
【0015】後述されるように、図7及び図8に関連し
て述べられる適切なプログラムの実行に際し、図1のシ
ステムは、本発明に従いポジション・センシティブ・デ
ータの自動フォーマット化を作用させるようにプログラ
ムを実行し、これらのデータは表示装置38、ディスケ
ット又はDASD20などの記憶装置、或いはユーザ・
インタフェース・アダプタ22に相互接続されるプリン
タなどに出力される。
【0016】後に容易に理解されるように、本発明はソ
フトウェアにより実現され、図1のシステムのようなシ
ステム上で実行される完全機能装備の文書処理パッケー
ジの1部を形成するものである。こうした文書処理シス
テムは従来通り、自動スペル・チェック、段落字下げな
どの追加機能をユーザに提供する。本発明の機能は、任
意の数のこうしたデータ及び文書処理パッケージに適用
可能であるので、現在使用可能なこうした従来のパッケ
ージの詳細については、ここでは触れないことにする。
いずれにしても、本発明は任意の特定のこうしたパッケ
ージに制限されるものではないことを述べておく。
【0017】図2を参照すると、ここで述べられるプロ
グラムに関連して、図1のシステムを使用するユーザに
より入力された文書を表すページが示される。オフセッ
ト・カラム40が示され、各オフセットは、すぐ右側に
示されるユーザ入力テキストなどを含む対応するフィー
ルドに関連付けられる。図2のフィールドを調査する
と、特定のフィールドはグループに分類可能な共通の特
徴を含むことがわかる。例えば、第1のグループはRoe
V.Wadeを参照するフィールドを含み、従って、この第
1のグループには、実際のオフセット数がそれぞれ50
0、900及び1300に相当するオフセット48、5
0及び52に対応する第1、第2及び第3のグループ要
素42、44及び46が含まれる。
【0018】同様に、テキストの別の共通の態様を参照
するフィールド、すなわちMarburyV.Madisonを参照す
るフィールドが、第1及び第2のグループ要素54、5
6を含む第2のグループを形成する。なぜなら、これら
は"Marbury V.Madison"を共通に参照するからである。
これらのグループ要素は、実際のオフセット数が110
0、1400に相当するそれぞれのオフセット58、6
0を有する。
【0019】上述のように、所与のフィールド又はグル
ープ要素が位置的にセンシティブである例が文書を用意
する際に生じる。例えばこうしたフィールドを文書内に
おいて、その位置の関数として、特定のフォーマット又
は変形で表示することが望ましく、こうした性質が本発
明の重要な態様を支持する。図2を更に詳細に参照する
と、グループ1のグループ要素1、2、3(参照番号4
2、44及び46)を比較すると、これらは"Roe V.Wa
de"を参照する共通性を有するが、各これらのフィール
ドは異なる追加の情報を有することがわかる。これらの
情報は、文書内におけるそのフィールドのグループ内の
他の要素との相対位置、及び例えばグループ2のグルー
プ要素(例えばMarbury V.Madison)などの他のグルー
プのグループ要素との相対位置により存在する。本発明
の特徴は後述されるように、あるフィールドの最初の発
生の繰返しのフォーマット化を、文書における他のグル
ープ要素との相対位置の関数により管理するように位置
規則を発展させた点である。
【0020】上述したように、参照番号44で示される
グループ1の第2のグループ要素を、参照番号42で示
されるグループ1の第1のグループ要素と比較すると、
グループ要素44は"Id."を追加に含むことがわかる。
同時にグループ要素44は、Roe V.Wade引用の最初の
発生、すなわち参照番号42で示されるグループ1の要
素1において現れた"567 U.S.100(1987)"の参照を
消去している。
【0021】この理由は、従来の法的記述に関する規則
の特異性に関係する。すなわち事例の最初の発生以降に
続くその引用が、それらの間、すなわち1度目と2度目
の引用の間に他の引用を介在することなく生じる場合、
続く引用では、事例名"Roe V.Wade"に"Id."を付加し
て示され、"567 U.S.100(1987)"などの事例引用は
消去される。事例引用は極めて長いためにこの短縮形"I
d."は実質的に参照により、先行する数値の引用を事例
自身に組込み、読者に対しては少なくとも"Roe V.Wad
e"の繰返しにより、再度引用される事例の名前を通知す
る。これにより文書内で以前に述べられた長い引用を繰
返し脚注に記述する必要が回避される一方、読者に少な
くとも以前に参照された事例を通知することができる。
【0022】図2を更に参照して、参照番号46で示さ
れる第1のグループの第3の要素と、第1及び第2の要
素42、44とを比較すると、"Roe V.Wade"の事例引
用における異なるフォーマット化が明らかとなる。第2
のグループ要素44の場合のように、事例名"Roe V.Wa
de"が繰返され、事例の数字引用(例えば"567 U.S.10
0(1987)")が省略されている。しかしながら、"Id."
の代わりに用語"Supra"が代用されている。この用語は
やはり、法的起草に関連する特異なフォーマット化規則
に関連する。
【0023】こうしたケースでは、従来から容認されて
いる法的起草スタイルに従う。すなわち、文書内におい
て以前に発生した事例の続く引用が要求されるとき、そ
の事例の数字引用の以前の発生が、用語"Spura"で示さ
れる参照により組込まれる。第2の要素44の場合のよ
うに、読者に参照事例の名前を思い出させるために、時
に長たらしい数字事例引用を記述することなしに、少な
くとも事例の名前が再度繰返される。
【0024】しかしながら、第1の"Roe V.Wade"グル
ープの第2及び第3のグループ要素44、46を比較す
ると、第3のグループ要素46において、第2のグルー
プ要素44の用語"Id."ではなく、用語"Supra"を使用
する理由が存在することが提示される。実際に容認され
た法的起草原則に従えば、用語"Supra"を使用する理由
又は"規則"は次のようである。すなわち、以前に発生し
た引用に続いて再度その引用が発生し、それらの間に別
のグループからの別の事例の引用が介在する場合、用
語"Id."ではなく、用語"Supra"が使用される。
【0025】"Roe V.Wade"引用の1度目の発生(例え
ば参照番号42で示される"Roe V.Wade"グループ1の
第1のグループ要素)と、参照番号46で示されるグル
ープ1の第3のグループ要素の発生の間に、第2のグル
ープを含む異なる事例からの引用の参照が存在すること
がわかる(例えば"Marbury V.Madison"が第2のグルー
プの第1の要素として参照番号54で示される)。
【0026】従って、異なる事例名及びグループ(例え
ば54における"Marbury V.Madison")の引用が介在す
るので、グループ1の第1のグループ要素42を参照す
るグループ1の第3のグループ要素46において、"Sup
ra"が発生する。用語"Id."は、"Roe V.Wade"グループ
1の第2のグループ要素44において使用される。なぜ
なら第1のグループ引用42と44との間に、別の異な
る事例名又はグループからの引用が介在しないからであ
る。
【0027】それに対して、第2グループ"Marbury V.
Madison"の引用の1度目の発生54と2度目の発生56
の間には、異なる事例すなわち第1グループ"Roe V.Wa
de"の引用46が介在する。結果的に、用語"Supra"がMa
rbury V.Madison引用の2度目の発生56において現
れ、これによりMarbury事例が以前に引用されており、
読者はMarbury V.Madison事例の適切な数字引用に達す
るために、他の事例をスキップしなければならないこと
が示される。
【0028】上述の説明から、"Roe V.Wade"などの所
与の事例名に関し、事例"567 U.S.100(1987)"の完
全な数字引用を続けるか、或いは同一の事例の先行引用
に関連する所望の引用の出現の関数として、"Id."又
は"Supra"を続けるかを決定するための様々な規則が編
み出されることが明らかとなる。
【0029】説明の都合上、本発明の実施例は、法的事
例の適切な引用に対応する規則に関連して述べられた。
しかしながら、本発明がこれに限られるものではなく、
実質的には、位置的にセンシティブな任意の形式のデー
タに適用可能であることが容易に理解されよう。換言す
ると、本発明は文書内においてその相対位置の関数とし
て出現するデータのフォーマットを定義する規則により
表現される他のデータにも適用可能である。従って総称
的には、ここで言う"データ"とは任意の形式であり、関
連する特定のアプリケーション及びデータにより定義さ
れる任意の所望の位置規則のセットに対応する。本発明
により編集した後、オフセット60の引用56などの引
用が、矢印62により示されるように、新たなオフセッ
ト・ロケーション65に再配置される。上述の規則が提
供されると、文書の編集処理の間のこうした再配置は、
その位置的に敏感な性質により、引用の変更を要求する
ことが容易に理解される。
【0030】更に図2を参照すると、ポジション・セン
シティブな所与の引用の1部が更に分離され、対応する
オフセットに記憶されることに注意されたい。例えばオ
フセット500のフィールド42に示される数字事例引
用"567 U.S.100(1987)"は、オフセット2000の
フィールド66に記憶される。フィールド50の"Id."
44は、オフセット2100のフィールド70に記憶さ
れる。同様にフィールド52の"Supra"46は、オフセ
ット2200のフィールド74に記憶され、フィールド
58に示される"2 L.Ed 60(1803)"は、オフセット2
300のフィールド78に記憶される。
【0031】このようにする目的は、以降で述べる説明
から明らかとなろう。しかしながら、本目的上、上述の
位置規則の公式化が提供されると、本発明の特徴によ
り、本発明のシステムにおいて所与の規則が自動的に呼
出され、文書の所与の位置において、引用の異なるそれ
ぞれのポジション・センシティブ部分(前記68、72
及び76など)が、それぞれの規則に従い置換又は追加
されるべきことを、システムが判断することを知れば十
分である。従って、規則が呼出されると、ポインタがフ
ィールド66、70、74又は78などの対応するオフ
セットに自動的に呼出され、データのこの位置的にセン
シティブな部分が、文書内の適切な場所に挿入されて置
換され、それによりここで教示される自動ポジション・
センシティブ・フォーマット化が達成される。
【0032】図3を参照すると、編集前の図2の文書に
関連する様々なデータが、行と列を含むテーブル形式
(図1のシステムのメモリ内に記憶される)で示され
る。
【0033】最初に図3の列指定を説明すると、これら
は所与の行データに対応し、第1列の"グループ番号"
は、第2列で識別される所与の"グループ要素"が属する
グループを示す。番号付けされた"グループ要素"は、そ
のグループ内の他のグループ要素と共通の要素を有する
完全な所与の引用である。従って、グループ1からのグ
ループ要素1、2及び3(参照番号42、44、46で
示される)は、全て共通に事例名"Roe V.Wade"を有
し、この共通の事例名は、全てのグループ要素42、4
4、46がグループ1に属すると判断する全ての引用内
に現れる。
【0034】次の列"ファイル内オフセット"は、所与の
グループ要素に対応するデータが見い出される所与のフ
ァイル及びメモリ内のオフセット又はロケーションの範
囲(例えば図2のオフセット40など)をさす。例えば
図3のグループ要素1の例について見ると、このグルー
プ要素は"Roe V.Wade、567 U.S.100(1987)"に対応
する。このストリングのASCII値は、図2の文書に
対応するファイルのメモリ内のロケーション500乃至
513のメモリ・アドレス範囲に配置される(500は
共通事例名(すなわち固定部分)のオフセットで、51
3はPSFD(すなわち可変部分)のオフセットであ
る)。
【0035】図3の次の列"規則数"は、所与のグループ
要素に対応して、文書内の所与のロケーションにおける
その特定のフォーマットを決定するために適用される規
則の潜在的な数を示す。上述のように法的引用の場合に
は、引用のフォーマットを変更する3つの適用可能な規
則が存在する。すなわち、(1)引用の最初の発生に対
応する第1の規則、(2)"Id."を含む引用と、引用の
最初の発生との間に引用が介在しない場合、"Id."が使
用される第2の規則、そして(3)引用の1度目以降の
発生が所望されるが、"Spura"を有さない引用の最初の
発生と、"Spura"を含む続く引用との間に別の事例から
の引用が介在する場合に、"Spura"の使用を命じる第3
の規則である。所与のグループに対して適用可能な規則
の数は、特定のアプリケーションに従い変化しうるもの
であり、本発明はこうした3つの規則に限定されるもの
でないことは理解されよう。
【0036】図3を更に参照すると、次の列"現ストリ
ング・ポインタ"は、所与のグループ要素の引用の位置
的にセンシティブな部分が見い出されるオフセットをさ
し示す従来のソフトウェア・ポインタである。第1グル
ープ要素を例として取り上げると、グループ1からのこ
のグループ要素1の完全な引用は、上述のように、図2
のオフセット・ロケーション500に見い出される。し
かしながら、例えば図2の参照番号42で示される"567
U.S.100(1987)"などのポジション・センシティブ
部分は、図3の参照番号66で示される"現ストリング
・ポインタ"を使用することにより、オフセット・ロケ
ーション513に配置される。このポインタは図2のオ
フセット2000をさし示す。このオフセット2000
には、グループ1のグループ要素1に対応する引用の1
部であって、文書内における位置の関数として変化する
部分のストリング、例えば"567 U.S.100(1987)"が
配置される。ここでCRはポジション・センシティブ・
ストリングの終りを示す。
【0037】図3の説明を続けると、次の列の第1行目
は"規則1ポインタ"を示す。これは参照番号66のオフ
セットを含み、このオフセットは、引用の可変部分が規
則1に従う場合に、グループ1の要素1の引用の可変部
分の形式が、図2の文書内において出現するロケーショ
ンをさし示す。この場合、ポインタは、先行列の"現ス
トリング・ポインタ"のオフセット2000と同じオフ
セットをさし示す。この理由は、グループ1のこの第1
のグループ要素は、図2にその位置が示されるように引
用の最初の発生であるので、この規則1に従わなければ
ならないからである。
【0038】次の列"規則2ポインタ"は、あるグループ
の所与のグループ要素が、文書内において規則2に従う
ように要求される位置にあるとき、そのグループ要素に
対応する引用の適切な可変部分が、図2の文書内におい
て出現するオフセット・ロケーションをさし示す。従っ
て、グループ1のグループ要素1に対応する引用が、介
在する引用無しに、その引用の最初の発生の次に発生す
るように移動される場合には、前のグループ1のグルー
プ要素1の引用のこのポジション・センシティブな可変
部分は、規則2に従うように要求される。引用のこの可
変部分の特定の形式が、"規則2ポインタ"列の第1行目
に参照番号70として示されるオフセット"2100"か
ら開始するエントリを探索することにより見い出され
る。再度図2を参照すると、参照番号42で示されるグ
ループ1のグループ要素1が新たな位置を提供され、規
則2に従うように要求されるロケーションに移動される
場合(例えばその引用の最初の発生の直後に、他の引用
を介在することなく発生する場合)、このグループ1の
グループ要素1の引用は(新たに移動された後)、オフ
セット"2100"に現れるエントリ、すなわち"Id."を
さし示す規則2ポインタにより示される形式に従うよう
に要求される。後述されるようにして、これは図2のオ
フセット500に示される引用を、図2のオフセット9
00に示される引用に自動的に変形する。すなわちオフ
セット900に示されるように、可変部分"567 U.S.1
00(1987)"が消去され、オフセット2100に見い出
される"Id."が事例名の後に代用される。
【0039】文書内における位置の関数として変化する
引用の可変部分の形式をさし示すポインタに対応するこ
れらの列は、所与のグループのグループ要素が従わねば
ならない規則数に相当する列数だけ続く。従って、列は
総称的には図中参照番号80で示されるように、任意
の"N"個の規則及び対応するポインタに拡張される。
【0040】図3の行1に関する様々な列のデータ・エ
ントリの原理的説明が、所与の文書内の別のグループ要
素に対応する続く行に対しても当てはまる。例えば図3
の第2行について見ると、次のグループ要素"2"(図2
の参照番号44で示される)がグループ要素列のエント
リとなる。こうしたグループ要素は、この第2行のすぐ
上の行のグループ要素エントリを有する同一の事例名"R
oe V.Wade"の共有により、第1列に示されるグループ
1に対応する。この第2行の第3列、すなわちオフセッ
ト範囲900乃至913が参照番号50で示され、これ
はこのグループ要素に対応する引用が現れる図2のオフ
セット・ロケーションに対応する。前の行と同様に、9
00は共通事例名のオフセットであり、913はPSF
Dのオフセットである。グループ1のグループ要素1の
場合と同様、グループ1のこのグループ要素2は(この
グループ内の他の全ての要素についても同様)、上述さ
れた所定の3つの規則の1つに従うため、第2行内の"
規則数"に3が記述される。
【0041】図3の第2行の"現ストリング・ポインタ"
列には、何らかの編集又は変更以前に、このグループ1
のグループ要素2の引用が最初に現れるロケーションに
相当するオフセット"2100"が示される。グループ1
の他のグループ要素の場合同様、グループ1の引用の可
変部分のロケーションは、この可変部分が(その文書内
における位置により)規則1、規則2又は規則3のいず
れに従わねばならないかに依存する関数により表され、
図3の第2行の最後の3列に、それぞれのオフセット・
ロケーション2000、2100、2200(例えば参
照番号66、70及び74)として示される。例えば、
図3の第2行に示されるグループ1のグループ要素2
(図2及び図3の参照番号44)に関し、その可変部分
が規則2に対応しなければならない場所に再配置されな
ければならない場合、規則2に従うときのこの可変部分
の形式が、図3のルックアップ・テーブルにより見い出
される。例えば規則2に従う引用の可変部分のフォーマ
ットは、2行目の"規則2ポインタ"で指定される列の参
照番号70で示されるオフセット2100のエントリを
取り出すことにより見い出される。
【0042】図3のテーブルを更に下方に見ていくと、
完全を期するため、グループ2に対応する2行が、それ
らに関連するデータ・エントリと共に示される。ここで
引用が異なる事例名、例えば"Marbury V.Madison"を参
照することにより、グループ2が指定されたことが思い
起こされる。再度図2を参照すると、"Marbury V.Madi
son"引用の最初の発生は、参照番号54で示されるよう
にオフセット1100に現れ、図3の4行目に示される
ように、グループ2のグループ要素1として指定され
る。同様にオフセット範囲1100乃至1121は、"M
arbury V.Madison"事例のこの完全な最初の引用(図2
の参照番号54)が現れるメモリ内のロケーションを反
映する。この場合にも1100は共通事例名のオフセッ
トであり、1121はPSFDのオフセットである。
【0043】ここではまだグループ2に関する法的記述
の規則を扱っているので、グループ2の引用はグループ
1の場合と同じ規則に従う。従って、図3のグループ2
の要素に対応する行の"規則数"列には"3"が現れ、これ
はグループ2の各グループ要素がグループ1の各要素の
場合と同様に、同じ3つの規則に従うことを示す。
【0044】次の"現ストリング・ポインタ"列には、グ
ループ2の第1行又は第1グループ要素として2300
が現れ、図2のオフセット1100の引用54のポジシ
ョン・センシティブ可変部分、例えば"2 L.Ed 60(180
3)"が記憶される図2のロケーションをさし示す。図2
の参照番号54で示されるこの最初の完全な引用が、文
書内において最初の引用として現れる限り、この引用の
可変部分は規則1に従わねばならない。従って、このグ
ループ要素1に対応するグループ2の最初の行の"規則
1ポインタ"列には、数"2300"が現れる。図2を参
照すると、オフセット2300(参照番号78)におけ
る引用のこの可変部分は、オフセット1100に参照番
号54で示される形式に一致する。これはもちろん、参
照番号54の引用が実際に、図2に示される文書内にお
けるこの引用の最初の発生であるからである。
【0045】同様に、図2におけるこのグループ2のグ
ループ要素1の引用54が、文書内の異なる位置に現れ
る場合には、その可変部分が規則2に従うように要求さ
れ、可変部分はグループ2のグループ要素1の行の"規
則2ポインタ"列に、オフセット・ロケーションに21
00として見い出される。同様に、グループ2のグルー
プ要素1のこの引用が、その可変部分が規則3に従うよ
うに要求されるロケーションに現れる場合には、引用の
この可変ポジション・センシティブ要素の正しい適切な
新たな部分が、図3のルックアップ・テーブルから、オ
フセット2200に対応する内容を調査することにより
見い出される(図3のテーブルには、"規則3ポインタ"
列とグループ2のグループ要素1の行との交差箇所に対
応する)。
【0046】この規則3は、あるグループの特定のグル
ープ要素が、その最初の発生後に、別の事例の引用を介
在して再度発生した場合に適用されたことが思い起こさ
れる。適切な続く引用では、事例名の後に"Supra"が続
く。オフセット1400にはこうした引用56が示さ
れ、これはオフセット1100に示される最初の引用の
発生の後に、オフセット1300に現れる"Roe V.Wad
e、Supra"を介在して発生するために引用56内に"Supr
a"が現れる。ここで図2のオフセット1400における
引用56のこのグループ2のグループ要素2の可変部
分、例えば"Supra"は、オフセット2200に現れ、こ
れが図3のテーブルに正しくさし示されている点に注意
されたい("規則3ポインタ"列とグループ2のグループ
要素2の行との交差箇所に対応する)。
【0047】図4を参照すると、編集後の図2の文書が
示される。この図では、ユーザは図1の表示装置38上
で図2の文書を眺めながら、図2のオフセット1400
に現れる引用56を矢印62で示されるように、オフセ
ット700に対応するロケーションに移動したい様子が
示される。図2のこの引用56は、"Marbury V.Madiso
n"引用の2度目の発生である(最初の発生はオフセット
1100である)。従って、参照番号56で示される"M
arbury V.Madison"引用の2度目のこうした発生は"Sup
ra"指定を含み、"Marbury V.Madison"引用の最初の発
生(参照番号54)と、図2におけるオフセット140
0の引用56(これは図4に示されるようにオフセット
700に移動されている)との間に、別の事例(Roe
V.Wade)の引用46が介在することを示す。
【0048】Marbury V.Madison引用の2度目の発生5
6は、移動後は図4に示されるように、オフセット70
0においてMarbury V.Madison引用の最初の発生となる
ので、引用56で現れた"Supra"はもはや適切ではな
く、全体の数字引用が規則1に従い、図4のオフセット
700に示されるように置換されなければならない。更
に、図2のオフセット1100におけるMarbury V.Mad
ison引用の元の最初の発生が、今度はこうした事例の引
用の2度目の発生になるので、図2の引用54に現れる
数字引用"2 L.Ed 60(1803)"がもはや適切ではなくな
る。なぜなら、引用の後者の可変部分が、規則2又は規
則3のいずれかに従うように変更されなければならない
からである。
【0049】規則2又は規則3のいずれを適用するかの
判断は、オフセット700のMarbury V.Madison引用の
最初の発生と、オフセット1100の続く発生との間
に、他の事例の引用が介在するかどうかに依存する(図
4参照)。実際には異なる事例の引用(例えばオフセッ
ト900の"Roe V.Wade")が介在するので、オフセッ
ト1100に現れるMarbury V.Madison引用の2度目の
発生には、規則3が適用される。図4のオフセット11
00の引用と、図2のオフセット1100とを比較する
と、可変部分"2 L.Ed 60(1803)"が消去され、新た
に"Supra"指定が発生していることがわかる(これは事
例が以前に引用されており、介在する引用(例えばオフ
セット900の引用)が存在することを示す)。
【0050】図5を参照すると、図3と類似ではある
が、上述のように引用56をオフセット1400からオ
フセット700に再配置した後の、図4の文書に対応す
る様々な行データ及び列データが示される。
【0051】図5と図3を注意して比較すると、図4の
更新文書内に反映された編集処理の結果生じた幾つかの
変更が示されており、こうした変更は図5において参照
番号92、94、96及び98で示される。最初に、最
も明らかで直観的に分かる変更は、グループ2のグルー
プ要素2に対応する引用がオフセット1400からオフ
セット1700に再配置されたために、参照番号98で
示される新たなオフセット値がオフセット700/72
1として図5に反映されていることである。第2に、編
集後、グループ2のグループ要素2がMarbury V.Madis
on引用の最初の発生となり、グループ2のグループ要素
1がこうした引用の2度目の発生となるので、グループ
2のグループ要素1及びグループ2のグループ要素2の
対応するエントリが、"現ストリング・ポインタ"列にお
いて入れ換わっており、引用が効果的に位置を変更した
ことが理解される。
【0052】特定のフォーマットのデータがポジション
・センシティブであることが本発明の特徴であるので、
グループ2のグループ要素2の引用に関するグループ2
のグループ要素1の引用後のロケーション(編集前)か
ら、グループ2のグループ要素1の引用に先行する位置
へのこうした移動により、図5に示される現ストリング
・ポインタ94、96が、図3に示されるそれらの対応
する以前のポインタ78、74から変化する。
【0053】より詳細には、グループ2のグループ要素
2の引用は最初に発生する引用となるので、こうした最
初の発生において現れる可変部分(すなわち"L.Ed 60
(1803)")は、オフセット2300をさし示す"現スト
リング・ポインタ"96により、さし示される。このグ
ループ2のグループ要素2の引用が最初の発生ではなか
った前ケースでは(編集前の)図3で示されるように、
このポインタ74はオフセット2200に示されるスト
リングの可変部分(例えば"Supra")をさし示し、これ
はすなわち、以前にはグループ2のグループ要素1の引
用形式において、Marbury V.Madison引用が最初に発生
したことを反映する。
【0054】同様に、グループ2のグループ要素1を参
照すると、グループ2のグループ要素2の引用の編集及
び移動後には、グループ要素1に対応する引用がもはや
最初の発生ではなく、2度目の発生となり、その引用が
後続の引用であると言う点で、その可変部分が規則2又
は規則3のいずれかに従うように示される。
【0055】再度述べるが、どの規則が適用されるかに
ついては、文書内におけるグループ2のグループ要素1
データの他のグループ要素に対する相対位置の関数によ
り決まる。より詳しくは図4を調査すると、オフセット
1100のこのグループ2のグループ要素1の引用は、
オフセット1100のMarbury V.Madison90と、オフ
セット700のMarbury V.Madison引用の最初の発生と
の間のオフセット900に、異なる事例(Roe V.Wad
e)を参照する引用50を介在して有することがわか
る。介在する引用は第3の規則の呼出しを生じ、このこ
とは"現ストリング・ポインタ"列と、グループ2のグル
ープ要素1の行との交差箇所におけるオフセット220
0をさし示すポインタ94により示される。
【0056】従って、図4に示されるように図2と比較
して、図2のオフセット1121の引用の可変部分"2
L.Ed 60(1803)"(ポインタ・オフセット2300)
が消去され、図4に示されるように、用語"Supra"に置
換されている(オフセット1100の参照番号90で示
される)。この用語は、図5においてロケーション22
00をさし示す現ストリング・ポインタ94によりさし
示される。
【0057】図5を更に参照すると、グループ1のグル
ープ要素2に対応する現ストリング・ポインタ92(こ
れは編集前は元々オフセット2100をさし示してい
た)が、図3のオフセット2100("現ストリング・
ポインタ"列とグループ1のグループ要素2の行との交
差箇所に対応する)をさし示すポインタであったことが
わかる。更新以前の図2の文書と更新後の図4の文書の
対応部分を比較すると、グループ1のグループ要素2に
対応するこの現ストリング・ポインタが変更した理由が
明らかになろう。
【0058】図2を再度参照すると、矢印62により示
される編集及び移動以前は、オフセット900に現れる
グループ1のグループ要素2の引用44は、その可変部
分"Id."を含んだ。この理由は、この引用44が"Roe
V.Wade"引用の2度目の発生に相当し、直前にオフセッ
ト500のRoe V.Wade引用48の最初の発生が先行し
たためであることが思い起こされる。従って、図3のテ
ーブルでは、現ストリング・ポインタ列とグループ1の
グループ要素2の行との交差箇所に示される現ストリン
グ・ポインタが、オフセット2100に現れる"Id."を
さし示した。このことはこの引用の可変部分に対して、
第2の規則が呼出されることを反映した。すなわち、続
いて発生する引用がオフセット500における最初のRo
e V.Wade引用と、オフセット900における続く引用
との間に引用を介在せずに発生することを意味した(図
2参照)。
【0059】しかしながら、編集後は、図4の矢印62
により示されるように、Marbury V.Madison引用のオフ
セット1400からオフセット700への移動の結果、
最初のRoe V.Wade引用500と、オフセット900に
示されるグループ1のグループ要素2に対応する続くRo
e V.Wade引用との間に引用の介在が発生する。従っ
て、図2及び図4のオフセット900におけるRoe V.W
ade引用の比較から、引用の可変部分が"Id."から"Supr
a"に変化したことがわかる。これはオフセット900の
引用44(図4)に関連して、第3の規則が呼出された
ことを意味する。なぜなら、この新たに介在するMarbur
y V.Madison引用がオフセット500と900のRoe
V.Wade引用の間に挟まれるからである。この事実が従
って、図5のテーブルに反映されている。
【0060】より詳しくは、図3のオフセット2100
をさし示す現ストリング・ポインタ("現ストリング・
ポインタ"列と、"Id."を呼出したグループ1のグルー
プ要素2の行との交差箇所に対応する)が、図5におい
てはポインタ92で示されるように、オフセット220
0すなわち図4のオフセット900に現れる"Supra"を
さし示すように変更される。
【0061】図6を参照すると、上述された規則数及び
対応する規則が表形式で示される。こうした規則は、図
1のシステム上において、図7及び図8の流れ図に従い
実行されるコンピュータ・プログラムの1部としての、
マクロ又はルックアップ・テーブルにより実現されるこ
とは容易に理解されよう。各規則に対応する条件が適合
すると、特定の規則の呼出しによりフォーマット要求が
指令される。例えば、規則1(データがあるグループ内
のグループ要素の最初の発生に相当する)は、事例の数
字引用を含む完全な引用の提供を指令する。こうした完
全な引用は、図2の参照番号42及び54で示される。
【0062】同様に、ここで述べられるプログラムを実
行する図1のシステムにより、所与のデータが位置的に
規則2の制限に従う(例えばデータが最初の発生ではな
く、最初の引用の次に他の引用を介在することなく発生
する)と判断されると、規則2の呼出しから生じる引用
の可変部分が、引用内において"Id."により置換され
る。同様に、規則3の呼出しでは(全てのグループ要素
のチェック後に、グループ内の引用の最初の発生でもな
く、且つその直後に発生する引用でもない、すなわち介
在する引用が存在することが判明した場合)、引用の可
変部分が"Supra"として現れる。
【0063】上述から、先行処理が図1のシステム上で
実行される適切なプログラムにより自動化されることが
理解される。第1のフェーズでは、テキスト・エントリ
の間に、ユーザがポジション・センシティブ・データ・
ポイントの入力を望むとき、好適な実施例では、ユーザ
は所定のファンクション・キー又は特定のキー・ストロ
ーク・シーケンスなどの従来の機能を使用して、メニュ
ー又は他の選択手法を呼出す。ユーザはこれによりフェ
ーズ1処理の呼出しを開始する。このフェーズでは、ユ
ーザはテキストのタイプ、及び例えば図3に示されるテ
ーブルに従う続くデータ変更の関連規則と同様に、特定
のポジション・センシティブ・データを定義する。それ
によりユーザは実質的にテーブルを生成する。この処理
は後に図7を参照して、より詳細に述べられる。
【0064】続いて、ユーザがデータの変更を望むとき
(これはもちろん例えば文書の編集に対応する)、すな
わちデータが文書内において変更又は再配置される(或
いは他のデータが追加又は消去される)場合、第2の編
集/更新フェーズ2が、図8の流れ図に従い実行される
プログラムに関連して動作する図1のシステムにより、
その後呼出される。このようにして、編集又は更新され
る文書がシステムの制御の下で自動的に走査され、第1
フェーズの実行の結果、印を付けられたポジション・セ
ンシティブな単語、句又は他のデータが突きとめられ
る。特定のグループ内のそれぞれの単語又は句の位置関
係が、その後、テキストを変更するときに適用する規則
を決定するために使用され、上述のように、新たな文字
ストリングが再フォーマット又は代用される。
【0065】図7を参照すると、前記第1フェーズの詳
細が示される。
【0066】最初に、ユーザが図1のシステムにおいて
文書を入力している際に、特定の入力データに関しポジ
ション・センシティブであった方が都合がよいと判断す
ると、ユーザは図7の参照番号100で示されるよう
に、図1のシステムのユーザ・インタフェースを用い
て、ストリング定義を呼出す。ユーザは参照番号102
で示されるように、次にユーザ・インタフェースによ
り、入力するストリングのタイプを定義するように指示
される。これは例えばストリングが、文書内における位
置及びカストマイズされた規則セットにより、そのフォ
ーマットが決定されるストリングのグループを含むかど
うかといった具合である。この判断はブロック104で
示される。ストリング・フォーマット化規則のカスタム
・セットが予想される場合、ユーザは次に、図7の参照
番号106で示されるように、図6に関連して示される
ような、適切なカスタム規則ファイルを構成するように
指示される。一方、予め決められた規則セット(例えば
以前の編集処理の間に生成されたり、或いはソフトウェ
ア・ハウスにより生成され、ワード・プロセッサと共に
提供される規則セット)が使用される場合には、ブロッ
ク104から"no(否定)"パスが取られる。
【0067】ユーザは次にブロック108で、特定の入
力ストリングを定義するが、その際、ユーザ・インタフ
ェースはステップ110で、編集文書に関連する様々な
ストリング・グループのリストを表示する。ユーザは次
に参照番号112で示されるように、ブロック108で
見い出される特定のストリングに対応して、適切なグル
ープを指定するように指示される。システムは次に判断
ブロック114で示されるように、ブロック112で指
定されたこのグループが新たなグループであるかどうか
を判断する。112で指示に応答して、定義されたグル
ープ入力が実際に新たなグループであると検出すると、
ブロック114からブロック116へ"yes(肯定)"パ
スが取られる。
【0068】ブロック116では、ユーザは文書に関連
するファイルに新たなグループ番号を生成し、記憶する
ように指示される。それに対して、ブロック112でユ
ーザにより入力されたグループが新たなグループでない
とシステムが判断すると、判断ブロック114から"no"
パスが取られる。どちらの場合にも(例えば指定された
グループが既存のグループであろうと、新たに生成され
たグループであろうと)、ブロック118が次に実行さ
れ、その際ユーザは選択グループのグループ要素(図2
及び図4の様々な行など)を生成するように指示され
る。生成後、ユーザはブロック120で各グループ要素
に対応して、特定のグループ要素に関連するストリング
・タイプに従い、図3及び図5に示されるような規則ポ
インタを追加するように指示される。
【0069】次に図8を参照すると、フェーズ2に関連
して上述された機能を提供するために、図1のシステム
上で実行される適切なプログラムの詳細な流れ図が示さ
れる。ルーチンは参照番号122で示されるポイントA
で入力し、ユーザは判断ブロック124で示されるよう
に適切なユーザ・インタフェースを介して、特定の文書
を単に通常のように編集したいのか、或いはポジション
・センシティブ・フォーマット化を実行する本発明の機
能に従い更新したいのかを問われる。
【0070】問合わせ124に応答して、通常の編集が
所望される場合には、処理はブロック128に移行し、
ワード・プロセッサなどに関連する通常の編集機能が実
行される。本発明による更新が所望される場合には、シ
ステム上で実行される処理により、判断ブロック126
に入力する。この時点で、更新されるように識別される
文字、ストリング又はブロックがプログラムにおいてソ
フトウェア・テーブルとの比較によりチェックされ(例
えば図7に関連して、また図3又は図5に対応して述べ
られたように実行される)、更新が所望される文字、ス
トリング又はブロックが構成されたテーブル内に現れる
オフセットに一致する対応するオフセットを有するかど
うかが判断される。こうしたオフセットが検出されない
場合、これはすなわち処理が本発明の自動フォーマット
化機能を提供できないことを示し、ブロック126か
ら"no"パスに沿って移行し、通常の編集がブロック12
8で再開される。
【0071】一方、(ブロック126の自動問合わせに
応答して、)選択された文字、ストリング又はブロック
のオフセットが、前記のテーブル内のオフセットに一致
する場合、その後、ブロック130が実行され、考慮中
の文字、ストリング又はブロックのオフセットに一致す
るオフセットを有するグループ番号から、グループ要素
を選択する。このようにブロック130で選択されたグ
ループ要素は、その後ブロック132で編集され、こう
した編集の後、ブロック134で特定のグループ番号の
選択グループ要素のオフセットが更新される。
【0072】このことは上述した例、例えば図3のグル
ープ2のグループ要素2エントリのオフセットが、"フ
ァイル内オフセット"に現れるオフセット1400/1
421から、図5に現れる新たなオフセット700/7
21に変化する例(図4に示される"Marbury V.Madiso
n"の矢印62による移動)に対応することが思い起こさ
れる。
【0073】図8を更に参照すると、ブロック134で
示されるように、適切なテーブルにおけるオフセットの
更新に際し、処理は編集132に応答して、ブロック1
36に示される機能を実行する。特に、以前に生成され
たテーブルがその後自動的に走査される。現ストリング
・ポインタ(例えば図5の"現ストリング・ポインタ"列
に示される)が、次に、図6の規則にもとづき更新され
る(そのオフセットはテーブル生成時に提供され、図5
のテーブルの様々な規則ポインタ列に示される)。この
処理は図9乃至図13に詳細に示される。
【0074】図9は、上述のようにテーブルの走査を実
行するプログラムの流れ図を表す。このルーチンは編集
ストリングを第1のパスで更新し、他の全てのテーブル
・エントリを第2のパスで更新する。機能呼出し"Scan_
Rule"が最初にブロック142で呼出され、グループの
要素を走査する。所与のグループ及びグループ要素に対
応するテーブル内の記録が最初にブロック144で読出
され、その際、サブルーチンがブロック146で、ファ
イルの終りに達したかどうかを問合わせる。ファイルの
終りに達した場合、このルーチンは終了し、ブロック1
48で主プログラムに復帰する。
【0075】一方、ファイルの終りに達しない場合に
は、ブロック150で、読出されたばかりのグループ及
び要素が、それぞれ更新グループ及び更新要素にセット
される。その後、処理は走査ルーチンの開始142にル
ープして戻る。ループは全てのグループ及び要素が走査
されるまで継続され、完了時にブロック148で復帰す
る。
【0076】図10を参照すると、この流れ図は、全て
の規則に対応してテーブルを走査する、図1のシステム
により実行されるサブプログラム又はサブルーチンを表
す。最初に、ループ・カウンタが従来通りにブロック1
52でN=0にセットされ、続いてブロック154で、
ループの度にN=N+1により増分される。ブロック1
56では、ループの度にNがあるグループに対応して走
査される規則数を越えたかどうかが判断される。越えな
い場合、ブロック158で規則Nが機能呼出しされ、そ
れぞれの規則に関連するコードが実行される(図11乃
至図13参照)。
【0077】図11乃至図13に示される各規則を実行
するコードの流れ図を参照すると、あるグループの全て
の記録が走査されると、特定の規則の機能が図11のブ
ロック174、図12のブロック184、及び図13の
ブロック196で示されるように、"戻りコード(0)"
を提供する。反対に所与のグループの全ての記録が走査
され、所与の規則により動作されるまでは、各規則の機
能は、図11のブロック170、図12のブロック18
6及び図13のブロック198で示される異なる戻りコ
ードすなわち"戻りコード(−1)"を提供する。
【0078】図10を再度参照して、ブロック160
で、所与の規則のコード(図11乃至図13)の実行に
際し、機能が"0"を返却するかどうかを判断する(所与
の規則が実行されるグループに対応して、もはや記録が
残っていないことを示す)。ブロック160の結果、図
11乃至図13の所与の規則コードの実行に応答し
て、"−1"が戻される場合、ブロック154にループし
て戻り、Nを増分して図10の処理を継続する。次のテ
スト(ブロック156)、すなわちNが走査規則数を越
えたかどうかの結果が否定の場合(例えばまだ全ての規
則が走査及び実行されていない)、再度処理はブロック
158に移行して、次の規則を呼出す(Nがブロック1
54で1増分されたので、次の規則がブロック158で
呼出されることが思い起こされよう)。
【0079】上述の処理はブロック160に移行し、規
則機能の戻りコードをテストし、各グループ及び各規則
に対する記録が残っている場合には、ループして戻る。
しかしながら、ブロック160で戻りコード0を検出す
ると、ブロック160からブロック162に移行し、こ
こで現ストリング・ポインタが所与の規則番号ポインタ
に、すなわち現ストリング・ポインタ=規則Nポインタ
にセットされる。処理は次にブロック164で制御を戻
す。ブロック156で、Nが所与のグループの規則数よ
りも大きいと判断されると、ブロック158、160及
び154に関連する処理はもはや実行されず、フロー
は"yes"パスを介して、ブロック164でこのルーチン
から抜け出す。
【0080】図11はN=1の条件において、例えば第
1の規則が実行されるときのシステムにより実行される
ステップを表す。最初にブロック166で、所与のグル
ープに対応して記録が読出される。次にステップ168
で、更新オフセットが読出しオフセットよりも大きいか
どうかがテストされる。肯定の場合、機能はブロック1
70で"−1"を返却し、上述した図10のループ処理を
継続する。一方、更新オフセットが読出しオフセットよ
りも大きくない場合には、図11の処理はブロック16
8からブロック172に移行し、特定のグループに対応
して、記録が残っているかどうかを判断する。記録が残
っている場合、処理はブロック166にループして戻
り、そのグループの次の記録を読出す。一方、ブロック
172のテストの結果、処理が所与のグループに対応し
て残りの記録が存在しないことを検出すると、処理はブ
ロック174に移行して、"0"を返却する。
【0081】図12を参照すると、規則2を実行するサ
ブルーチンが表される。最初に、処理はブロック176
で、次の処理ステップにおいて読出されないレコードを
突きとめるために、所与のグループに対応する最小オフ
セット値を突きとめる。ブロック178で、全てのグル
ープに対応して次の記録が読出され、図11の規則1の
場合同様にテストが行われ、例えば更新オフセットが読
出しオフセットよりも大きいかどうかが判断される。更
に図11の場合同様、結果が肯定の場合、機能はブロッ
ク186で"−1"を返却する。一方、更新オフセットが
読出しオフセットよりも大きくない場合には、処理はブ
ロック180からブロック182に移行し、再度特定の
グループに対応して、残りの記録が存在するかどうかを
判断する。否定の場合、機能はブロック184で"0"を
返却する。一方、所与のグループに対して、読出すべき
記録が残っている場合には、処理はブロック182から
ブロック178に移行し、次の記録を読出す。
【0082】最後に図13を参照すると、規則3を実行
するサブルーチンが表される。最初に、ブロック188
で規則1を実行する機能が呼出される。ブロック190
で規則1機能の実行から戻りコード"0"を受取ると、処
理はブロック190から"yes"パスを取る。これはグル
ープの全てのグループ要素が規則1に関してテストされ
たことを意味する。図13の機能は、従ってブロック1
98に示されるように、"−1"を返却する。戻りコー
ド"0"に対するテストがブロック190で失敗すると、
処理は"no"パスを取りブロック192に移行し、ここで
図12に関連して上述された規則2を実行するサブルー
チンを呼出す機能呼出しが発行される。再度、図13の
ブロック194で、図2の規則2のこの機能からの戻り
コード"0"がテストされる。戻りコードが"0"の場合、
処理は"yes"パスを取り、ブロック198で戻りコード"
−1"を提供する。一方、ブロック194における戻り
コードのテストに応答して、図12の規則2の処理が"
0"を返却しない場合(すなわち"−1"を返却する)、
処理は"no"パスを取り、ブロック196で戻りコード"
0"を発行する。
【0083】処理は次にブロック138に移行し、テー
ブルに示されるオフセット及び現ストリング・ポインタ
を使用し、ポジション・センシティブ・フィールドを表
現する。この表現は、所与の例の場合における引用の適
切なポジション・センシティブ可変部分を変更するステ
ップと、記憶装置、プリンタ又は図1の表示装置用38
のテキスト・ファイル形式など、所望の形式に自動的に
フォーマットされた文書出力を提供するステップを含
む。処理は次にポイント122で終了し、図8のエント
リ・ポイントにループして戻り、再度別の編集又は更新
の処理を継続する。
【0084】本発明は特定の実施例に関連して述べられ
てきたが、当業者には理解されるように、本発明の精神
及び範囲から逸脱することなしに、その形態及び詳細に
関する様々な変更が可能である。
【0085】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0086】(1)文書のポジション・センシティブ・
フィールドのデータを変更するコンピュータによる方法
であって、ポジション・センシティブ・フィールドを検
出するために文書を走査するステップと、前記ポジショ
ン・センシティブ・フィールドに関連するデータのテー
ブルを保持するステップと、前記文書内における前記フ
ィールドの相対位置の変化を検出するステップと、前記
検出に応答して、前記テーブルを変更するステップと、
を含む、方法。 (2)前記データが法的引用文字ストリングを表す、前
記(1)記載の方法。 (3)前記テーブルが少なくとも2つのグループのデー
タを含む、前記(1)記載の方法。 (4)前記の各データ・グループが、該グループ内のデ
ータのポジション・センシティブ・フォーマットを定義
する異なるそれぞれの規則セットを有する、前記(3)
の方法。 (5)前記テーブル保持ステップが、各々が前記テーブ
ル内の前記ポジション・センシティブ・フィールドの1
つに対応する記録を入力するステップを含み、前記の各
記録が前記テーブル内において、グループと、グループ
要素と、オフセットと、前記テーブル内のそれぞれのグ
ループ内の前記記録が従わねばならないポジション・セ
ンシティブ規則の総数に対応する数と、現ストリング・
ポインタと、各々が前記規則の異なる1つに対応する複
数のポインタと、に対応付けられる、前記(1)記載の
方法。 (6)ポジション・センシティブ・データを処理するコ
ンピュータによる方法であって、ポジション・センシテ
ィブ・データを含むファイルを編集するステップと、前
記編集に応答して、前記データの少なくとも1部を自動
的に変更するステップと、を含む方法。 (7)前記データが第1及び第2の記録を含み、前記編
集ステップが、前記第2の記録に関連して前記第1の記
録の位置を変更するステップを含み、前記変更ステップ
が、前記第1の記録の前記位置変更に応答して、前記第
2の記録の少なくとも1部を変更するステップを含む、
前記(6)記載の方法。 (8)前記変更ステップが、前記第1の記録の前記位置
変更に応答して、該第1の記録の少なくとも1部を変更
するステップを含む、前記(7)記載の方法。 (9)前記第1及び前記第2の記録がポジション・イン
センシティブ要素を有する、前記(7)記載の方法。 (10)前記ポジション・インセンシティブ要素が前記
第1及び前記第2の記録に共通である、前記(9)記載
の方法。 (11)前記第1及び前記第2の記録が共通のポジショ
ン・インセンシティブ要素を有し、該共通ポジション・
インセンシティブ要素が前記第2の記録の少なくとも1
部の前記変更後に不変である、前記(7)記載の方法。 (12)L文書のポジション・センシティブ・フィール
ドのデータを変更する装置であって、ポジション・セン
シティブ・フィールドを検出するために文書を走査する
手段と、前記ポジション・センシティブ・フィールドに
関連するデータのテーブルを保持する手段と、前記文書
内における前記フィールドの相対位置の変化を検出する
手段と、前記検出に応答して、前記テーブルを変更する
手段と、を含む、装置。 (13)前記データが法的引用文字ストリングを表す、
前記(12)記載の装置。 (14)前記テーブルが少なくとも2つのグループのデ
ータを含む、前記(12)記載の装置。 (15)前記の各データ・グループが、該グループ内の
データのポジション・センシティブ・フォーマットを定
義する異なるそれぞれの規則セットを有する、前記(1
4)記載の装置。 (16)前記テーブル保持手段が、各々が前記テーブル
内の前記ポジション・センシティブ・フィールドの1つ
に対応する記録を入力する手段を含み、前記の各記録が
前記テーブル内において、グループと、グループ要素
と、オフセットと、前記テーブル内のそれぞれのグルー
プ内の前記記録が従わねばならないポジション・センシ
ティブ規則の総数に対応する数と、現ストリング・ポイ
ンタと、各々が前記規則の異なる1つに対応する複数の
ポインタと、に対応付けられる、前記(12)記載の装
置。 (17)ポジション・センシティブ・データを処理する
装置であって、ポジション・センシティブ・データを含
むファイルを編集する手段と、前記編集に応答して、前
記データの少なくとも1部を自動的に変更する手段と、
を含む、装置。 (18)前記データが第1及び第2の記録を含み、前記
編集手段が、前記第2の記録に関連して前記第1の記録
の位置を変更する手段を含み、前記変更手段が、前記第
1の記録の前記位置変更に応答して、前記第2の記録の
少なくとも1部を変更する手段を含む、前記(17)記
載の装置。 (19)前記変更手段が、前記第1の記録の前記位置変
更に応答して、該第1の記録の少なくとも1部を変更す
る手段を含む、前記(18)記載の装置。 (20)前記第1及び前記第2の記録がポジション・イ
ンセンシティブ要素を有する、前記(18)記載の装
置。 (21)前記ポジション・インセンシティブ要素が前記
第1及び前記第2の記録に共通である、前記(20)記
載の装置。 (22)前記第1及び前記第2の記録が共通のポジショ
ン・インセンシティブ要素を有し、該共通ポジション・
インセンシティブ要素が前記第2の記録の少なくとも1
部の前記変更後に不変である、前記(18)記載の装
置。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの複数の繰返し変形又はフォーマットを有する文
書の文書処理を改善することができる。
【0088】更に本発明によれば、文書処理システムに
おいて、改善されたカット・アンド・ペースト・オペレ
ーションを提供することができる。
【0089】更に本発明によれば、文書処理システムに
おいて、データの自動フォーマット化を容易にすること
ができる。
【0090】更に本発明によれば、ポジション・センシ
ティブ・データの編集及び更新を自動的に検出及び処理
するシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ化データ処理システムを表す図で
ある。
【図2】エントリに対応するオフセットを含む更新前の
文書を表す図である。
【図3】図2の文書に対応するテーブルを表す図であ
る。
【図4】エントリに対応するオフセットを含み、図2の
エントリを文書内の別の位置に移動した様子を示す、更
新後の文書を示す図である。
【図5】図4の文書に対応するテーブルを表す図であ
る。
【図6】位置規則セットの代表例を表す図である。
【図7】本発明のフェーズ1を実行する図1のシステム
に関連して動作するプログラムの流れ図である。
【図8】本発明のフェーズ2を実行する図1のシステム
に関連して動作するプログラムの流れ図である。
【図9】図3及び図5のテーブルの走査を実行するプロ
グラムの流れ図である。
【図10】規則1乃至規則3の走査を実行するプログラ
ムの流れ図である。
【図11】規則1を実行するプログラムの流れ図であ
る。
【図12】規則2を実行するプログラムの流れ図であ
る。
【図13】規則3を実行するプログラムの流れ図であ
る。
【符号の説明】
10 CPU 12 バス 14 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 16 読出し専用メモリ(ROM) 18 入出力アダプタ 20 DASD 22 ユーザ・インタフェース・アダプタ 24 キーボード 26 マウス 28 スピーカ 32 ジョイスティック 34 通信アダプタ 36 表示アダプタ 38 表示装置 40 オフセット・カラム 42、44、46、54、56 グループ要素 48、50、52、58、60 オフセット 65、500、513 オフセット・ロケーション 74、78 ポインタ 90 Marbury V.Madison 92、94、96 現ストリング・ポインタ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書のポジション・センシティブ・フィー
    ルドのデータを変更するコンピュータによる方法であっ
    て、 ポジション・センシティブ・フィールドを検出するため
    に文書を走査するステップと、 前記ポジション・センシティブ・フィールドに関連する
    データのテーブルを保持するステップと、 前記文書内における前記フィールドの相対位置の変化を
    検出するステップと、 前記検出に応答して、前記テーブルを変更するステップ
    と、 を含む、方法。
  2. 【請求項2】前記データが法的引用文字ストリングを表
    す、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記テーブルが少なくとも2つのグループ
    のデータを含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記の各データ・グループが、該グループ
    内のデータのポジション・センシティブ・フォーマット
    を定義する異なるそれぞれの規則セットを有する、請求
    項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記テーブル保持ステップが、各々が前記
    テーブル内の前記ポジション・センシティブ・フィール
    ドの1つに対応する記録を入力するステップを含み、前
    記の各記録が前記テーブル内において、 グループと、 グループ要素と、 オフセットと、 前記テーブル内のそれぞれのグループ内の前記記録が従
    わねばならないポジション・センシティブ規則の総数に
    対応する数と、 現ストリング・ポインタと、 各々が前記規則の異なる1つに対応する複数のポインタ
    と、 に対応付けられる、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】ポジション・センシティブ・データを処理
    するコンピュータによる方法であって、 ポジション・センシティブ・データを含むファイルを編
    集するステップと、 前記編集に応答して、前記データの少なくとも1部を自
    動的に変更するステップと、 を含む方法。
  7. 【請求項7】前記データが第1及び第2の記録を含み、
    前記編集ステップが、前記第2の記録に関連して前記第
    1の記録の位置を変更するステップを含み、前記変更ス
    テップが、前記第1の記録の前記位置変更に応答して、
    前記第2の記録の少なくとも1部を変更するステップを
    含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】前記変更ステップが、前記第1の記録の前
    記位置変更に応答して、該第1の記録の少なくとも1部
    を変更するステップを含む、 請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記第1及び前記第2の記録がポジション
    ・インセンシティブ要素を有する、請求項7記載の方
    法。
  10. 【請求項10】前記ポジション・インセンシティブ要素
    が前記第1及び前記第2の記録に共通である、請求項9
    記載の方法。
  11. 【請求項11】前記第1及び前記第2の記録が共通のポ
    ジション・インセンシティブ要素を有し、該共通ポジシ
    ョン・インセンシティブ要素が前記第2の記録の少なく
    とも1部の前記変更後に不変である、 請求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】文書のポジション・センシティブ・フィ
    ールドのデータを変更する装置であって、 ポジション・センシティブ・フィールドを検出するため
    に文書を走査する手段と、 前記ポジション・センシティブ・フィールドに関連する
    データのテーブルを保持する手段と、 前記文書内における前記フィールドの相対位置の変化を
    検出する手段と、 前記検出に応答して、前記テーブルを変更する手段と、 を含む、装置。
  13. 【請求項13】前記データが法的引用文字ストリングを
    表す、請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】前記テーブルが少なくとも2つのグルー
    プのデータを含む、請求項12記載の装置。
  15. 【請求項15】前記の各データ・グループが、該グルー
    プ内のデータのポジション・センシティブ・フォーマッ
    トを定義する異なるそれぞれの規則セットを有する、請
    求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】前記テーブル保持手段が、各々が前記テ
    ーブル内の前記ポジション・センシティブ・フィールド
    の1つに対応する記録を入力する手段を含み、前記の各
    記録が前記テーブル内において、 グループと、 グループ要素と、 オフセットと、 前記テーブル内のそれぞれのグループ内の前記記録が従
    わねばならないポジション・センシティブ規則の総数に
    対応する数と、 現ストリング・ポインタと、 各々が前記規則の異なる1つに対応する複数のポインタ
    と、 に対応付けられる、請求項12記載の装置。
  17. 【請求項17】ポジション・センシティブ・データを処
    理する装置であって、 ポジション・センシティブ・データを含むファイルを編
    集する手段と、 前記編集に応答して、前記データの少なくとも1部を自
    動的に変更する手段と、 を含む、装置。
  18. 【請求項18】前記データが第1及び第2の記録を含
    み、前記編集手段が、前記第2の記録に関連して前記第
    1の記録の位置を変更する手段を含み、前記変更手段
    が、前記第1の記録の前記位置変更に応答して、前記第
    2の記録の少なくとも1部を変更する手段を含む、 請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】前記変更手段が、前記第1の記録の前記
    位置変更に応答して、該第1の記録の少なくとも1部を
    変更する手段を含む、 請求項18記載の装置。
  20. 【請求項20】前記第1及び前記第2の記録がポジショ
    ン・インセンシティブ要素を有する、請求項18記載の
    装置。
  21. 【請求項21】前記ポジション・インセンシティブ要素
    が前記第1及び前記第2の記録に共通である、請求項2
    0記載の装置。
  22. 【請求項22】前記第1及び前記第2の記録が共通のポ
    ジション・インセンシティブ要素を有し、該共通ポジシ
    ョン・インセンシティブ要素が前記第2の記録の少なく
    とも1部の前記変更後に不変である、 請求項18記載の装置。
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