JPH086337Y2 - 布線治具 - Google Patents

布線治具

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JPH086337Y2
JPH086337Y2 JP7524690U JP7524690U JPH086337Y2 JP H086337 Y2 JPH086337 Y2 JP H086337Y2 JP 7524690 U JP7524690 U JP 7524690U JP 7524690 U JP7524690 U JP 7524690U JP H086337 Y2 JPH086337 Y2 JP H086337Y2
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electric wire
wire
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tube
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伸也 森
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案はワイヤハーネス製造用の布線板上に固定し
てワイヤハーネスの製造に供する布線治具に関する。
(従来の技術) 第8図は従来のワイヤハーネスの製造治具を示す斜視
図である(特開平2−65008)。布線板1の所定位置に
第9図で示す布線治具3を固定している。布線治具3は
第9図のようにベース部5とフォーク部7とからなって
いる。ベース部5は布線板1の所定箇所に第8図のよう
にボルト9によって固定される。フォーク部7はベース
部5の先端側に突出する複数本、例えば2本のピン状の
電線掛部11を有している。そしてフォーク部7に配索し
た電線13,15を掛け止め、ワイヤハーネスを所望形状に
形成することができる。
(考案が解決しようとする課題) ところでエンジンルーム等に使用するワイヤハーネス
では熱影響を避けるため、或るいは防水等のために第10
図のようにチューブ17を被覆させることがある。しかし
ながら、従来の布線治具3ではチューブ17を被覆させた
電線を固定する手段が何もない為、他の電線の配索中に
第10図矢印A方向にチューブ17がずれてしまうことがあ
った。また、他の電線の配索中にチューブ17がずれなか
ったとしても、電線が真直ぐな状態でチューブ17を被覆
させ、これを第10図のように折り曲げると、この折曲げ
によってチューブ17が矢印A方向にずれることがある。
そしてこのずれによって第11図(a)のようにチューブ
17先端とコネクタ19との間の距離lが同図(b)のよう
にLまで拡大し、電線13,15が飛びだしてしまうものと
なっていた。このため、正規の状態でコンマ何ミリ単位
で調整している寸法lが意味をなさなくなり、巻き込み
処理等のテープ巻きをするときにチューブ17のずれを修
正しなければならず、二度手間となっていた。
そこでこの考案は、作業中のチューブのずれを抑制す
ることのできる布線治具の提供を目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するためにこの考案は、ワイヤハーネ
ス製造用の布線板上に固定するベース部と、このベース
部の先端側に突出する複数本の電線掛部を有するフォー
ク部とよりなり、このフォーク部に電線を掛け止める布
線治具において、前記フォーク部に電線を固定するスト
ッパを設ける構成とした。
(作用) フォーク部に電線を掛け止めた場合、ストッパによっ
て電線をフォーク部に固定することができる。
(実施例) 以下、この考案の実施例を説明する。
第1図は第10図と同様な斜視図である。布線治具21は
布線板1に固定され、基本的な構成は第9図、第10図の
ものと略同様であり、同一構成部分には同符号を付す
る。
一方、この考案の実施例ではフォーク部7に電線を固
定するストッパ23を設けている。
ストッパ23は第2図、第3図のようにキャップ状に構
成され、この実施例ではフォーク部7の一方の電線掛部
11に被せられている。前記ストッパ23のキャップ25は電
線掛部11に略対応した形状に形成され、内面27は電線掛
部11に第4図断面のように密に嵌合する程度に成形され
ている。キャップ25の内面には開口側から奥側へ向かっ
て突条29が形成され、電線掛部11の外側には先端から電
線掛部11に沿って凹溝31が形成されている。従ってキャ
ップ25を電線掛部11に嵌め込んだとき突条29は凹溝31に
嵌合する。
キャップ25の外面には支持ブラケット33とバネ受けブ
ラケット35とが突設されている。支持ブラケット33には
ピン37を介して狭持アーム39が回転自在に支持されてい
る。この狭持アーム39のキャップ25対向側には粗面41が
形成されている。狭持アーム39の上端には操作用の爪43
が設けられている。又、狭持アーム39の上端と前記バネ
受けブラケット35との間にはバネ45が取付けられてい
て、このバネ45によって狭持アーム39はキャップ25外面
への当接方向へ付勢されている。
次に作用を述べる。
ストッパ23の装着に際してはキャップ25の内面27の突
条29を電線掛部11の凹溝31上端に対向させ、そのままキ
ャップ25を電線掛部11に押し込める。ストッパ23は第1
図のように装着され、突条29が凹溝31に第4図のように
嵌合する。従ってストッパ23の狭持アーム39側は両電線
掛部11の対向側に位置するようにして位置決められる。
電線の配索に際しては、爪43をバネ45の付勢力に抗し
て押し下げる。狭持アーム39がピン37の回りに回動し、
第2図鎖線図示のようにキャップ25との間隔が広がる。
このようにしてチューブ17を被覆させた電線13等を狭持
アーム39とキャップ25外面との間に介在させ、爪43を解
放する。狭持アーム39はバネ49の付勢力によってキャッ
プ25側へ回動し電線13等を狭持固定する。その後、電線
13等を折曲げ、所定形状とする。この場合、電線13等が
狭持アーム39とキャップ25との間に狭持固定されている
ため、チューブ17のずれは抑制される。また、その後、
他の電線を配索するときにも同様にしてチューブ17のず
れは抑制される。従って、巻き込み処理等のテープ巻き
をするときにチューブ17のずれを修正する必要がなくな
り、作業性が著しく向上する。
なお、第1図の説明ではストッパ23を一方の電線掛部
11に装着した状態で説明したが、双方に装着して作業を
することもできる。またストッパ23が必要ないときは電
線掛部11から取り外しておけば布線治具21は従来と同様
なものとなり、その汎用性が著しく向上する。
第7図は他の実施例に係るストッパ53を示す。このス
トッパ53はキャップ55に対して狭持アーム57を一体に設
けた。他の構成は上記実施例と同一であるため同符号を
付して説明を省略する。
従ってこの実施例では上記実施例と略同様な作用効果
を奏する他、構造が著しく簡単なものとなる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば狭持アームを布線治具の電線掛部に直接設け
るようにすることもできる。
[考案の効果] 以上より明らかなようにこの考案の構成によれば、ス
トッパによってフォーク部に電線を固定することができ
るため、熱影響を避けるためなどのチューブを被覆した
電線を折曲げたり、この電線を配索した後に他の電線を
配索する場合においてもチューブのずれは抑制され、作
業が著しく容易となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る斜視図、第2図は同
ストッパの側面図、第3図は同正面図、第4図はキャッ
プと電線掛部との嵌合を示す断面図、第5図は布線治具
の斜視図、第6図は布線治具の一部破断正面図、第7図
は他の実施例に係るストッパの斜視図、第8図は従来例
に係るワイヤハーネスの製造治具を示す斜視図、第9図
は布線治具の斜視図、第10図は電線の配索状態を示す斜
視図、第11図はコネクタとチューブとの間隔の変化を示
す説明図である。 1……布線板 5……ベース部 7……フォーク部 11……電線掛部 21……布線治具 23,53……ストッパ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネス製造用の布線板上に固定す
    るベース部と、このベース部の先端側に突出する複数本
    の電線掛部を有したフォーク部とよりなり、このフォー
    ク部に電線を掛け止める布線治具において、前記フォー
    ク部に電線を固定するストッパを設けたことを特徴とす
    る布線治具。
JP7524690U 1990-07-17 1990-07-17 布線治具 Expired - Fee Related JPH086337Y2 (ja)

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JPH0433213U JPH0433213U (ja) 1992-03-18
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