JPH0863132A - 電力デマンド監視装置 - Google Patents

電力デマンド監視装置

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Publication number
JPH0863132A
JPH0863132A JP6195008A JP19500894A JPH0863132A JP H0863132 A JPH0863132 A JP H0863132A JP 6195008 A JP6195008 A JP 6195008A JP 19500894 A JP19500894 A JP 19500894A JP H0863132 A JPH0863132 A JP H0863132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
electric power
demand
power consumption
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP6195008A
Other languages
English (en)
Inventor
Yumi Sato
由美 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP6195008A priority Critical patent/JPH0863132A/ja
Publication of JPH0863132A publication Critical patent/JPH0863132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デマンド監視を容易に行うことができ、信頼
性を向上させた電力デマンド監視装置を得る。 【構成】 CPUで所定時限毎の電力使用量とそれ以降
の電力使用量を予測し、予測した電力使用量に基づき所
定時限の電力使用量が基準電力量を超過すると判断した
とき、表示手段における該時限近傍の表示部分を拡大表
示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力デマンド監視装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】大口の電力需要家は、電力会社との間に
おいて、所定時限、例えば30分時限毎の使用電力(以
下、デマンドという。)の契約値があり、その値を超過
すると違反になる。そこで、任意の計測時点における計
測時実量デマンド値及びそれ以前の計測値から求めた電
力変化量に基づいて該計測時以降のデマンド値を予測
し、契約電力を超過しないように負荷の投入・切離しに
よる制御を行っている。
【0003】このとき、表示部に表示される計測時の使
用電力量、予測電力量及び基準電力量を示した代表的な
デマンド監視曲線を図8に示す。同図において、時限終
了時(ここでは、30分とする。)の契約終了時の契約電
力と原点を結んだのが(1)の基準電力であり、(2)
は使用電力量を時系列に曲線に示したものである。ま
た、点線は現在時点の使用電力量から時限終了時の使用
電力量を予測した予測電力である。なお、予測電力は次
の式で求められる。
【0004】
【数1】予測電力=現在電力+ΔP/Δt×時限終了ま
での残り時間 Δt:現在時刻より前の瞬時的な時間 ΔP:現在時刻より前のΔtにおける平均電力
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電力デマンド監視装置では、表示画面が小さい又は
表示画面のドットが粗いなどの理由から、使用電力量が
一定時限内に使用する需要家の契約電力量を超過してし
まうか否か、はっきり把握できない。このため、契約電
力を超過してしまい、電力会社に対して罰金を支払うこ
ともあった。本発明の目的は、電力監視を容易に行うこ
とができ、信頼性を向上させた電力デマンド監視装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、所定時限毎の電力使用量を測定する演算手
段と、演算手段で測定した電力使用量に基づいて以降の
電力使用量を予測する予測手段と、予測手段で予測した
電力使用量と演算手段で測定した電力使用量に基づくデ
マンド曲線、及び基準電力量に基づく基準曲線を併せて
グラフイック表示する表示手段と、予測手段で予測した
電力使用量に基づき演算手段で測定する所定時限の電力
使用量が基準電力量を超過すると判断したとき表示手段
における該時限近傍の表示部分を拡大表示する制御手段
とを備えることを要旨とする。
【0007】
【作用】このような構成において、予測手段で予測した
電力使用量と演算手段で測定した電力使用量に基づくデ
マンド曲線と基準電力量に基づく基準曲線を利用し、予
測手段で予測した電力使用量に基づき演算手段で測定す
る所定時限の電力使用量が基準電力量を超過すると判断
されるとき、制御手段が該時限近傍の表示部分を拡大表
示するようにしたので、容易にデマンド監視を行うこと
ができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の電力デマンド監視装置の一実
施例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
一実施例を示す電力デマンド監視装置の構成図である。
同図において、電力使用量を計測する取引用電力量計5
から電力使用量に比例したパルスがパルス入力回路部1
に入力される。時計部2は時限までの残り時間を得、メ
モリ3は目標電力などを記憶する。
【0009】CPU4は、現在電力と時限終了までの残
り時間より予測電力を算出したり、デマンド警報の判定
を行い、拡大表示を行う。図2は本実施例における電力
デマンド監視装置の表示方式を説明するための図であ
る。デマンドオーバーの恐れが無いときは、図8に示す
ようなデマンド監視曲線を表示するが、デマンドオーバ
ーの恐れがあるときには、例えば表示しているデマンド
曲線画面の目標ラインの左上に現在時刻周辺を拡大表示
する。
【0010】図3は拡大画面の表示方法を示したもの
で、拡大画面では、監視者が把握しやすいように、現在
点(A点)が例えば拡大画面内の右半分の真中あたりに
常に位置するように、演算サイクルごとにCPU4にて
表示し直す。
【0011】次に、このシステムの動作を図4を参照し
て説明する。演算サイクル期間内の電力の増加傾向と現
在電力から時限終了時の予測電力値を計算し(101) 、予
測電力が目標電力以上の場合(102) に拡大画面を表示す
る(103) 。また、予測電力が目標電力より小さい場合(1
02) 、現在、拡大画面を表示しているかを判定し(104)
、表示していたら拡大表示画面を消去する(105) 。
【0012】以上のように、本実施例の監視画面表示方
法によれば、デマンドオーバーの恐れがでた場合に、現
在時刻の周辺を拡大表示することで、電力使用状況をよ
り容易かつ詳細に監視できるようになる。
【0013】図5は本発明の第2の実施例を示す電力デ
マンド監視装置の表示方式を説明するための図である。
通常は図2のような表示でよいことが多い。しかし、予
測電力値が契約電力超過の恐れがある場合に、その危険
感があまり感じられないこともあり得るのを、拡大表示
した曲線の横に予測電力値も同時に拡大表示するように
している。
【0014】以上のように、予測電力値を拡大表示すれ
ば、契約電力超過の恐れを印象強く与えることになり、
信頼性をより向上できる。図6は本発明の第3の実施例
を示す電力デマンド監視装置の表示方式を説明するため
の図である。
【0015】同図において、デマンドの増加カーブを微
分した直線を現在時刻を起点として、画面の時間軸上の
未来の方向へ描画するとともに、過去の方法にも描画す
る。ここで、電力量をP、瞬時電力をpで表すと、
【0016】
【数2】P= p・dt … (1) p=dP/dt … (2) という関係になる。すなわち、電力量の変化を微分すれ
ば現在の電力が求められる。このdp/dtを表す直線を
点線表示した直線のように表示すれば、基準電力の直線
との対比で調整すべき負荷の量が把握できるという効果
を奏する。また、負荷調整の効果が、微分直線の傾きの
変化として視覚的にわかりやすく表示されることにな
る。
【0017】ところで、微分値を求める方法は、例えば
次のように行うことができる。電力量計からのパルスは
1パルスあたり、例えば10kwh という重みをもつ。つま
り、(2)式のdPを量子化したものであるといえる。
【0018】電力量計からのパルスが入るごとの電力量
の増加を拡大して表すと、図7のようになる。縦軸方向
の変化量は1パルスでの重みで決まる一定量である。一
方、dPの増加する間の時刻、つまりパルスの入力間隔
が(2)式のdtとなる。したがって、パルスの入力間隔
を計測すれば、(2)式が求まることになる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定時限
毎の電力使用量を測定する演算手段と、演算手段で測定
した電力使用量に基づいて以降の電力使用量を予測する
予測手段と、予測手段で予測した電力使用量と演算手段
で測定した電力使用量に基づくデマンド曲線、及び基準
電力量に基づく基準曲線を併せてグラフイック表示する
表示手段と、予測手段で予測した電力使用量に基づき演
算手段で測定する所定時限の電力使用量が基準電力量を
超過すると判断したとき表示手段における該時限近傍の
表示部分を拡大表示する制御手段とを備えたので、デマ
ンド監視における信頼性を向上させた電力デマンド監視
装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電力デマンド監視装置の構成図。
【図2】本発明の電力デマンド監視装置の第1の実施例
における表示方式を説明するための図。
【図3】[図2]の要部拡大図。
【図4】本発明の電力デマンド監視装置の第1の実施例
における動作を説明するための図。
【図5】本発明の電力デマンド監視装置の第2の実施例
における表示方式を説明するための図。
【図6】本発明の電力デマンド監視装置の第3の実施例
における表示方式を説明するための図。
【図7】[図6]の要部拡大図。
【図8】代表的な電力デマンド監視装置の表示方式を説
明するための図。
【符号の説明】
2…時計部、3…メモリ、4…CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時限毎の電力使用量を測定する演算
    手段と、この演算手段で測定した電力使用量に基づいて
    以降の電力使用量を予測する予測手段と、この予測手段
    で予測した電力使用量と前記演算手段で測定した電力使
    用量に基づくデマンド曲線、及び基準電力量に基づく基
    準曲線を併せてグラフイック表示する表示手段と、前記
    予測手段で予測した電力使用量に基づき前記演算手段で
    測定する所定時限の電力使用量が基準電力量を超過する
    と判断したとき前記表示手段における該時限近傍の表示
    部分を拡大表示する制御手段とを有する電力デマンド監
    視装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記予測手段における
    予測電力値も拡大表示することを特徴とする請求項1記
    載の電力デマンド監視装置。
  3. 【請求項3】 所定時限毎の電力使用量を測定する演算
    手段と、この演算手段で測定した電力使用量に基づいて
    以降の電力使用量を予測する予測手段と、この予測手段
    で予測した電力使用量と前記演算手段で測定した電力使
    用量に基づくデマンド曲線、及び基準電力量に基づく基
    準曲線を併せてグラフイック表示する表示手段と、前記
    デマンド曲線を微分して得られる直線をそのデマンド曲
    線の最終時点を起点に前記表示手段に表示させる制御手
    段とを有する電力デマンド監視装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記直線部分を表示手
    段に拡大表示させることを特徴とする請求項3記載の電
    力デマンド監視装置。
JP6195008A 1994-08-19 1994-08-19 電力デマンド監視装置 Pending JPH0863132A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001183399A (ja) * 1999-12-24 2001-07-06 Matsushita Electric Works Ltd 電力監視システム
EP1220412A1 (de) * 2000-12-22 2002-07-03 Dieter Dipl.-Ing. Steinigeweg Verfahren und Vorrichtung zur Steuerung und Überwachung des elektrischen Energieverbrauchs
KR100693997B1 (ko) * 2004-12-29 2007-03-12 삼성중공업 주식회사 과거와 현재의 전력 수치 비교 시스템 및 이의 비교방법
JP2012175849A (ja) * 2011-02-23 2012-09-10 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 電力デマンド管理システム
JP2013034297A (ja) * 2011-08-01 2013-02-14 Ohbayashi Corp 消費電力予測装置、及び、工事用機器の制御装置
WO2013038483A1 (ja) 2011-09-13 2013-03-21 東芝三菱電機産業システム株式会社 ピークカットシステム
JP2014050155A (ja) * 2012-08-29 2014-03-17 Kyocera Corp エネルギー管理装置、エネルギー管理方法及びエネルギー管理システム

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