JPH0916226A - デマンドコントロール及びデマンド監視を行なうシーケ ンサーのための演算方法 - Google Patents
デマンドコントロール及びデマンド監視を行なうシーケ ンサーのための演算方法Info
- Publication number
- JPH0916226A JPH0916226A JP7195668A JP19566895A JPH0916226A JP H0916226 A JPH0916226 A JP H0916226A JP 7195668 A JP7195668 A JP 7195668A JP 19566895 A JP19566895 A JP 19566895A JP H0916226 A JPH0916226 A JP H0916226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- demand
- value
- electric power
- power
- instantaneous
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Programmable Controllers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シーケンサーおよび電力トランデューサーを
用いてデマンドコントロール並びにデマンド監視を行な
うために必要なシーケンサー用プログラムの基本的考
え。 【構成】 電気変電設備において、ＰＴ（操作用変圧
器）、ＣＴ（変流器）からのアナログ値を電力トランデ
ューサーを介し、シーケンサーに伝達しデジタル値に変
換して電力値（ＫＷ）に換算する。そしてこの電力値
（ＫＷ）から電力量（ＫＷＨ）ならびに最大需要電力
（ＫＷ）（以下最大デマンド値と言う）を算出しデマン
ドコントロールならびにデマンド監視を行なうシーケン
サープログラムの基本的考えから構成されている。
用いてデマンドコントロール並びにデマンド監視を行な
うために必要なシーケンサー用プログラムの基本的考
え。 【構成】 電気変電設備において、ＰＴ（操作用変圧
器）、ＣＴ（変流器）からのアナログ値を電力トランデ
ューサーを介し、シーケンサーに伝達しデジタル値に変
換して電力値（ＫＷ）に換算する。そしてこの電力値
（ＫＷ）から電力量（ＫＷＨ）ならびに最大需要電力
（ＫＷ）（以下最大デマンド値と言う）を算出しデマン
ドコントロールならびにデマンド監視を行なうシーケン
サープログラムの基本的考えから構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】契約電力が１００ＫＷ以上の電気
需要家の支払う電気料金のうちの基本料金は最大需要電
力（最大デマンド値）により決定されるため、この値を
低く押えることが出来れば電気料金の低減につながる。
その目的のために開発されたものがデマンドコントロー
ラー（デマンドコントロール及びデマンド監視を行なう
機器）であるが、価格が高価で電気需要家のニーズにあ
ったコントロールプログラムに任意に変更することが不
可能であった。そこで比較的安価な電力トランデューサ
ーとシーケンサーの組み合わせによりデマンドコントロ
ールおよびデマンド監視が行なえる様になると、デマン
ドコントロールプログラムを需要家のニーズにあった任
意のプログラムに変更が出来き且安価なデマンドコント
ローラーの供給が出来る。
需要家の支払う電気料金のうちの基本料金は最大需要電
力（最大デマンド値）により決定されるため、この値を
低く押えることが出来れば電気料金の低減につながる。
その目的のために開発されたものがデマンドコントロー
ラー（デマンドコントロール及びデマンド監視を行なう
機器）であるが、価格が高価で電気需要家のニーズにあ
ったコントロールプログラムに任意に変更することが不
可能であった。そこで比較的安価な電力トランデューサ
ーとシーケンサーの組み合わせによりデマンドコントロ
ールおよびデマンド監視が行なえる様になると、デマン
ドコントロールプログラムを需要家のニーズにあった任
意のプログラムに変更が出来き且安価なデマンドコント
ローラーの供給が出来る。
【０００２】
【従来の技術】従来のデマンドコントローラーは、電力
会社取引用最大需要電力計が発するパルス信号をもとに
発信パルス回数より最大デマンド値を算出していた。従
って、パルス信号を拾えない場合は使用不能であった。
また電力値（ＫＷ）はＰＴ及びＣＴからのデータにより
測定可能であるが、この電力値（ＫＷ）から電力量（Ｋ
ＷＨ）ならびに最大デマンド値を換算することは不可能
であった。更に、ＰＴ及びＣＴのアナログ値を電力トラ
ンデューサーを介しシーケンサーにおいてデジタル値に
変換し電力値（ＫＷ）を読み取ろうとする場合、シーケ
ンサー１スキャン（シーケンサーが１回演算する瞬時）
ごとの電力値（ＫＷ）（以下 瞬時電力値と呼ぶ）しか
認識できず電力量（ＫＷＨ）及び最大デマンド値の算出
が出来なかった。つまり電力量（ＫＷＨ）ならびに最大
デマンド値はパルス信号等、積算可能な連続信号でしか
認識出来なかった。
会社取引用最大需要電力計が発するパルス信号をもとに
発信パルス回数より最大デマンド値を算出していた。従
って、パルス信号を拾えない場合は使用不能であった。
また電力値（ＫＷ）はＰＴ及びＣＴからのデータにより
測定可能であるが、この電力値（ＫＷ）から電力量（Ｋ
ＷＨ）ならびに最大デマンド値を換算することは不可能
であった。更に、ＰＴ及びＣＴのアナログ値を電力トラ
ンデューサーを介しシーケンサーにおいてデジタル値に
変換し電力値（ＫＷ）を読み取ろうとする場合、シーケ
ンサー１スキャン（シーケンサーが１回演算する瞬時）
ごとの電力値（ＫＷ）（以下 瞬時電力値と呼ぶ）しか
認識できず電力量（ＫＷＨ）及び最大デマンド値の算出
が出来なかった。つまり電力量（ＫＷＨ）ならびに最大
デマンド値はパルス信号等、積算可能な連続信号でしか
認識出来なかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本案は電力トランデュ
ーサーとそれに接続されたシーケンサーにより計測され
た瞬時電力値（ＫＷ）から、電力量（ＫＷＨ）及び最大
デマンド値を算出し、デマンド警報を出すことが可能と
なる様な演算方法並びにフローチャートを持ったシーケ
ンサープログラムを開発しようとするものである。
ーサーとそれに接続されたシーケンサーにより計測され
た瞬時電力値（ＫＷ）から、電力量（ＫＷＨ）及び最大
デマンド値を算出し、デマンド警報を出すことが可能と
なる様な演算方法並びにフローチャートを持ったシーケ
ンサープログラムを開発しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】ＰＴ（操作用変圧器）、
ＣＴ（変流器）よりアナロク信号を電力トランデューサ
ーに取り込みシーケンサーに伝達してデジタル信号に変
換する。このデジタル信号は、シーケンサー１スキャン
ごとの瞬時電力値（ＫＷ）を表わし電力量（ＫＷＨ）で
はない。そこで Δｔ（秒）：瞬時電力値（ＫＷ）を測定する一定間隔時
間（例としてこのプログラムでは０．５もしくは１．０
秒） ΔＴ（秒）：電力量（ＫＷＨ）を測定したい一定時間
（例としてこのプログラムでは３００もしくは６００
秒） Ｎ（回）：ΔＴ間にΔｔ秒ごと測定する瞬時電力値（Ｋ
Ｗ）の測定回数（ΔＴ／Δｔ） Ｗｎ（ＫＷ）：測定開始後Δｔごとに測定したｎ回目の
瞬時電力値 ＷＨ（ＫＷＨ）：ΔＴ間の電力量 ＤＭＴ（ＫＷ）：ΔＴ間の瞬時電力平均値 ＤＭ０（ＫＷ）：デマンドコントロールを考慮した場
合、超過しないよう設定するデマンド値 ＤＭＭ（ＫＷ）：ＤＭＴ値のうちの最大値（最大デマン
ド値） とすると ＷＨ＝（Ｗ１＋Ｗ２＋Ｗ３・・・＋ＷＮ）×ΔＴ／３６
００Ｎ ＤＭＴ＝（Ｗ１＋Ｗ２＋Ｗ３・・・＋ＷＮ）／Ｎ となり瞬時電力値（Ｗｎ）をＮ回測定すること及びΔ
ｔ、ΔＴを設定すること並びにΔＴ間の瞬時電力平均値
（ＤＭＴ）のうち最大値のものを最大デマンド値（ＤＭ
Ｍ）と置き換えることにより、瞬時電力値から電力量
（ＫＷＨ）及び最大デマンド値（ＤＭＭ）が算出でき
る。またΔＴ間の瞬時電力平均値（ＤＭＴ）はΔＴ間毎
に算出されるのでその度ごとＤＭＴとＤＭ０を比較し、
ＤＭＴ≧ＤＭ０となった場合デマンド警報を出すことが
可能となる。
ＣＴ（変流器）よりアナロク信号を電力トランデューサ
ーに取り込みシーケンサーに伝達してデジタル信号に変
換する。このデジタル信号は、シーケンサー１スキャン
ごとの瞬時電力値（ＫＷ）を表わし電力量（ＫＷＨ）で
はない。そこで Δｔ（秒）：瞬時電力値（ＫＷ）を測定する一定間隔時
間（例としてこのプログラムでは０．５もしくは１．０
秒） ΔＴ（秒）：電力量（ＫＷＨ）を測定したい一定時間
（例としてこのプログラムでは３００もしくは６００
秒） Ｎ（回）：ΔＴ間にΔｔ秒ごと測定する瞬時電力値（Ｋ
Ｗ）の測定回数（ΔＴ／Δｔ） Ｗｎ（ＫＷ）：測定開始後Δｔごとに測定したｎ回目の
瞬時電力値 ＷＨ（ＫＷＨ）：ΔＴ間の電力量 ＤＭＴ（ＫＷ）：ΔＴ間の瞬時電力平均値 ＤＭ０（ＫＷ）：デマンドコントロールを考慮した場
合、超過しないよう設定するデマンド値 ＤＭＭ（ＫＷ）：ＤＭＴ値のうちの最大値（最大デマン
ド値） とすると ＷＨ＝（Ｗ１＋Ｗ２＋Ｗ３・・・＋ＷＮ）×ΔＴ／３６
００Ｎ ＤＭＴ＝（Ｗ１＋Ｗ２＋Ｗ３・・・＋ＷＮ）／Ｎ となり瞬時電力値（Ｗｎ）をＮ回測定すること及びΔ
ｔ、ΔＴを設定すること並びにΔＴ間の瞬時電力平均値
（ＤＭＴ）のうち最大値のものを最大デマンド値（ＤＭ
Ｍ）と置き換えることにより、瞬時電力値から電力量
（ＫＷＨ）及び最大デマンド値（ＤＭＭ）が算出でき
る。またΔＴ間の瞬時電力平均値（ＤＭＴ）はΔＴ間毎
に算出されるのでその度ごとＤＭＴとＤＭ０を比較し、
ＤＭＴ≧ＤＭ０となった場合デマンド警報を出すことが
可能となる。
【０００５】
【作用】電力会社の実量制契約もしくはデマンド契約に
おいて述べられている３０分最大デマンド値とは、決め
られた時限の３０分間の電力量（ＫＷＨ）を（６０分／
３０分）倍した値を言う。従ってデマンドコントロール
を行なう場合、電力会社取引用最大需要電力計の時限と
合わせて電力量を計量すべきである。しかし、ここで考
案された方法によると任意のΔＴ間の瞬時電力平均値
（ＤＭＴ）をΔＴ間ごとに算出し、その都度ＤＭＴとＤ
Ｍ０を比較しＤＭＴがＤＭ０を超過すると即座にデマン
ド警報の発令や、所定の電気負荷を遮断する信号の発信
が可能となる訳で、多少精度は落ちるが時限を合わせる
必要はない。
おいて述べられている３０分最大デマンド値とは、決め
られた時限の３０分間の電力量（ＫＷＨ）を（６０分／
３０分）倍した値を言う。従ってデマンドコントロール
を行なう場合、電力会社取引用最大需要電力計の時限と
合わせて電力量を計量すべきである。しかし、ここで考
案された方法によると任意のΔＴ間の瞬時電力平均値
（ＤＭＴ）をΔＴ間ごとに算出し、その都度ＤＭＴとＤ
Ｍ０を比較しＤＭＴがＤＭ０を超過すると即座にデマン
ド警報の発令や、所定の電気負荷を遮断する信号の発信
が可能となる訳で、多少精度は落ちるが時限を合わせる
必要はない。
【０００６】
【実施例】電気変電設備において、ＰＴ（操作用変圧
器）、ＣＴ（変流器）からのアナログ値を電力トランデ
ューサーを介しシーケンサーに伝達しデジタル値に変換
して瞬時電力値（ＫＷ）に換算する。そしてこの瞬時電
力値（ＫＷ）から電力量（ＫＷＨ）並びに最大デマンド
値（ＫＷ）を算出し、デマンドコントロール並びにデマ
ンド監視を行なうことができる。また、デマンド監視に
より警報が発令されると同時に所定の電気負荷を遮断す
る信号を発信することも可能である。
器）、ＣＴ（変流器）からのアナログ値を電力トランデ
ューサーを介しシーケンサーに伝達しデジタル値に変換
して瞬時電力値（ＫＷ）に換算する。そしてこの瞬時電
力値（ＫＷ）から電力量（ＫＷＨ）並びに最大デマンド
値（ＫＷ）を算出し、デマンドコントロール並びにデマ
ンド監視を行なうことができる。また、デマンド監視に
より警報が発令されると同時に所定の電気負荷を遮断す
る信号を発信することも可能である。
【０００７】
【発明の効果】瞬時電力値から電力量及び最大デマンド
値が算出でき、任意のΔＴ間の瞬時電力平均値（Ｄ
ＭＴ）をΔＴ間ごとに算出しその都度ＤＭＴとＤＭ０を
比較してデマンドコントロールならびにデマンド監視が
行なえる。ＤＭＴがＤＭ０を超過すると即座にデマンド
警報を出すことが出来る。またデマンド警報の発令と同
時に所定の電気負荷を遮断する信号も発信出来るが、そ
の遮断継続時間もシーケンサープログラムにて任意に設
定や変更が可能である。
値が算出でき、任意のΔＴ間の瞬時電力平均値（Ｄ
ＭＴ）をΔＴ間ごとに算出しその都度ＤＭＴとＤＭ０を
比較してデマンドコントロールならびにデマンド監視が
行なえる。ＤＭＴがＤＭ０を超過すると即座にデマンド
警報を出すことが出来る。またデマンド警報の発令と同
時に所定の電気負荷を遮断する信号も発信出来るが、そ
の遮断継続時間もシーケンサープログラムにて任意に設
定や変更が可能である。
Claims (1)
- 【請求項１】電気変電設備において、ＰＴ（操作用変圧
器）、ＣＴ（変流器）からのアナログ値を電力トランデ
ューサーを介し、シーケンサーに伝達しデジタル値に変
換して電力値（ＫＷ）に換算する。そしてこの電力値
（ＫＷ）から電力量（ＫＷＨ）ならびに最大需要電力
（ＫＷ）（以下最大デマンド値と言う）を算出しデマン
ドコントロールならびにデマンド監視を行なうシーケン
サープログラムの基本的考え。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7195668A JPH0916226A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | デマンドコントロール及びデマンド監視を行なうシーケ ンサーのための演算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7195668A JPH0916226A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | デマンドコントロール及びデマンド監視を行なうシーケ ンサーのための演算方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0916226A true JPH0916226A (ja) | 1997-01-17 |
Family
ID=16345016
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7195668A Pending JPH0916226A (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | デマンドコントロール及びデマンド監視を行なうシーケ ンサーのための演算方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0916226A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104765332A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-07-08 | 国家电网公司 | 变电设备在线监测数据接入管理方法 |
| JP2016092930A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社セーフティネクスト | 電力節約システム |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP7195668A patent/JPH0916226A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016092930A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社セーフティネクスト | 電力節約システム |
| CN104765332A (zh) * | 2014-12-05 | 2015-07-08 | 国家电网公司 | 变电设备在线监测数据接入管理方法 |
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