JPH03207220A - 電力デマンド監視装置 - Google Patents

電力デマンド監視装置

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JPH03207220A
JPH03207220A JP2001382A JP138290A JPH03207220A JP H03207220 A JPH03207220 A JP H03207220A JP 2001382 A JP2001382 A JP 2001382A JP 138290 A JP138290 A JP 138290A JP H03207220 A JPH03207220 A JP H03207220A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は電力需給契約に基づいて使用電力量の監視を行
なう電力デマンド監視装置に係り、特に現在使用電力を
契約電力内に収めるために電力の需要予測を行ない、超
過が発生する前にオペレータへの警告または負荷軽減の
ための要求を行なうようにした電力デマンド監視装置に
関する。
(従来の技術) 近年、電力需給契約に基づいて使用電力量の監視を行な
うことを目的として、電力デマンド監視装置が用いられ
てきている。この電力デマンド監視装置は、電力需給契
約に基づいて、30分または60分単位の契約値を超え
ないように使用電力量を監視するものである。
従来の電力デマンド監視装置は、例えばデマンド監視周
明毎(あるいは現在使用電力演算周期毎=1分〜10秒
の時間)に現在使用電力量を求め、デマンド周期(通常
30分であるが、60分や15分の場合もある)到達時
の需要電力を予測演算し、この需要予測電力が契約電力
を超過している場合には、デマンド超過警報をオペレー
タに出力するようにしている。しかし、需要電力の予測
演算はサンプリング周期内にて入力した電力量を基に行
なっているために、デマンド周期スタート後にデマンド
超過警報が頻繁に出力される恐れがある。
そこで従来では、実際にデマンドが超過するのを防ぐの
はデマンド周期毎のチェックに基づくために、周期到達
直前(ただし、デマンド超過警報後オペレータまたは制
御が負荷軽減の操作が実施できる時間)より警報を出力
させるために、警報ロック時間を設けている。すなわち
、例えばデマンド周期スタートから到達時間の10分前
までは、設定されているガイドライン電力量と現在使用
電力量とを比較し、現在使用電力量がガイドライン電力
量を超過している条件と、需要電力予測が契約電力量を
超過した条件とにより、デマンド超過警報を出力し、そ
の後の10分間は後者のみの条件により、デマンド超過
警報をまた、警報出力には2段警報を設けることにより
、負荷軽減の判断情報としている。これは、契約電カ量
に対して上側に警報レベルを設け、需要電カ予測が契約
電力量を超過しかつ警報レベル以内に収まっている場合
は1段警報を出力し、警報レベル(実際は契約電力量士
警報レベルの量)を超過した場合は2段警報を出力する
ようにしている。
第4図は、この種の従来の電カデマンド監視装置の一例
を示すブロック図である。第4図において、使用電力量
に応じて得られるデマンド対象電力計1からの使用電力
量パルス(WHバルス)を、制御用計算機を用いた電力
デマンド監視装置2の入力部21へ入力し、現在使用電
カ演算部22で当該使用電力量パルスを一定周期でサン
プリングして現在使用電力量への変換処理を行なう。ま
た、需要電力予測演算部23で、当該使用電力量パルス
を一定周期でサンプリングして、デマンド周期到達時の
需要電力の千M』演算を行なう。さらに、ガイドライン
電力演算部24で、現在のデマンド監視周期より超過判
定のためのガイドライン電力量を演算する。そして、デ
マンド超過判定部25で、現在使用電力演算部22で算
出された現在使用電力量と、需要電力予測演算部23で
算出された需要電力予測値と、ガイドライン電力演算部
24で算出されたガイドライン電力量とに基づいて、操
作バネル3より設定された契約電力量と比較し、超遇ま
たは余裕の判定を行なう。
このデマンド超過判定部25での判定において、デマン
ド超過となった場合には、警報出力判定部26で操作バ
ネル3より設定された警報レベル,警報ロック時間と需
要電力予測値とを比較し、その結果警報ロソク以降で警
報レベル内であれば、デマンド超過警報部4に対して1
段警報を出力し、警報レベルを超過していれば2段警報
を出力する。
さらに、この警報出力時には、負荷軽減出力部5に対し
て負荷軽減のための要求出力を行ない、負荷を自動しゃ
断する(なお、負荷軽減制御として、デマンド制御を設
ける場合もある)。
ところで、このような電力デマンド監視装置においては
、デマンド超過が1段警報として発生した際に警報を出
力するが、警報出力後に負荷軽減操作を行なわずにその
ままにしておくと1段警報のままとなり、デマンド周期
到達時にデマンド超過となってしまう。すなわち、1段
警報を軽故障(デマンド警報)、2段警報を重故障(デ
マンド超過)として監視を行なった場合、警報ロックが
解除されて需要電力予測値が警報レベル内に入った時、
デマンド警報として出力(通常は、警報吹鳴、プリンタ
に記録)してオペレータに警告を行なうが、前段の警報
(1段警報)なのでそのままにする恐れがある。そして
この際、負荷の変動がなければそのまま推移していき(
警報は一度発生すると復帰するまで再度出力は行なわな
い)、デマンド周期到達時には最大警報レベルの値分だ
け超過してしまう。その結果、最大警報レベル分の契約
電力の超過によるペナルティ料金を支払うことになる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように、従来の電力デマンド監視装置では、1段
警報発生後に負荷軽減操作を行なわなかった場合には、
デマンド周期到達時にデマンド超過となり、また警報出
力が頻発性したり警報復帰が遅れるという問題があった
本発明の目的は、デマンド超過監視の警報出カが1段警
報のままデマンド周期が到達することによるデマンド超
遇の発生を防止でき、また警報出力の頻発性を抑制する
と共に警報復帰を早期に行なうことが可能な極めて信頼
性の高い電力デマンド監視装置を提供することにある。
[発明の構戊] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、電力需給契約に基づいて
使用電力量の監視を行なう電力デマンド監視装置におい
て、 第1の発明では、使用電力量に応じて得られる使用電力
量パルスを入力し、当該使用電力量パルスを一定周朋で
サンプリングして現在使用電力量を演算する現在使用電
力演算手段と、使用電力量パルスを一定周期でサンプリ
ングして、デマンド周期到達時の需要電力を予測演算す
る需要電力t測演算手段と、現在のデマンド監視周期よ
り超過判定のためのガイドライン電力量を演算するガイ
ドライン電力演算手段と、現在使用電力演算手段による
現在使用電力量と、需要電力予測濱算手段による需要電
力予測値と、ガイドライン電力演算によるガイドライン
電力量とを基に、あらかじめ設定された契約電力量と比
較して超過または余裕の判定を行なうデマンド超過判定
手段と、あらかじめ設定された警報レベルおよび警報ロ
ック時間に基づいて、当該警報ロソク時間経過時点から
デマンド周期到達時まで零に暫時収束させるように補正
した警報レベルを演算する警報レベル演算手段と、デマ
ンド超過判定手段での判定によりデマンド超過となった
場合、警報レベル演算手段からの補正した警報レベルお
よび警報ロック時間と需要電力予Wl値とを比較し、そ
の結果警報ロック以降で警報レベル内の時は1段警報出
力および負荷軽減要求出力を行ない、警報レベルを超過
している時は2段警報出力および負荷軽戚要求出力を行
なう警報出力判定手段とを備えて構或している。
また、第2の発明では、使用電力量に応じて得られる使
用電力量パルスを入力し、当該使用電力量パルスを一定
周期でサンプリングして現在使用電力量を廣算する現在
使用電力演算手段と、使用電力量パルスを入力し、当該
使用電力量パルスを移動平均値として演算し、当該演算
値がサンプリングした使用電力量パルスよりも大きい場
合は演算値を、また小さい場合はサンプリングした使用
電力量を電力パルスとして出力する電力パルス演算手段
と、電力パルス演算手段からの電力パルスを入力し、当
該電力パルスを一定周期でサンプリングして、デマンド
周期到達時の需要電力を予測演算する需要電力予測演算
手段と、現在のデマンド監視周期より超過判定のための
ガイドライン電力量を演算するガイドライン電力濱算手
段と、現在使用電力演算手段による現在使用電力量と、
需要電力予測演算手段による需要電力予測値と、ガイド
ライン電力演算手段によるガイドライン電力量とを基に
、あらかじめ設定された契約電力量と比較して超過また
は余裕の判定を行なうデマンド超過判定手段と、あらか
じめ設定された警報レベルおよび警報ロック時間に基づ
いて、当該警報ロソク時間経過時点からデマンド周期到
達時まで零に暫時収束させるように補正した警報レベル
を演算する警報レベル演算手段と、デマンド超過判定手
段での判定によりデマンド超過となった場合、警報レベ
ル,;*g手段からの補正した警報レベルおよび警報ロ
ック時間と需要電力予測値とを比較し、その結果警報ロ
ック以降で警報レベル内の時は1段警報出力および負荷
軽減要求出力を行ない、警報レベルを超過している時は
2段警報出力および負荷軽減要求出力を行なう警報出力
判定手段とを備えて構成している。
(作用) 従って、第1の発明の電力デマンド監視装置においては
、警報ロノク時間が経過した時点からデマンド周期に到
達するまでの間、デマンド周期到達時に零となるように
警報レベルを暫時収束(補正)させ、この警報レベルと
需要電力T−aI値とを比較して警報出力および負荷軽
減要求出力を行なうことにより、デマンド超過監視の警
報出力が1段警報のままデマンド周期が到達することに
よる、デマンド超過の発生を防止することができる。
さらに、第2の発明の電力デマンド監視装置においては
、上述の作用に加えて、使用電力量パルスを移動平均値
として演算し、当該演算値がサンプリングした使用電力
量パルスよりも大きい場合は演算値を、また小さい場合
はサンプリングした使用電力量を、需要電力の予測演算
に用いることにより、警報出力の頻発性を抑えると共に
、警報復帰を早期に行なうことができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
第1図は、本発明による電力デマンド監視装置の構成例
を示すブロック図である。すなわち、本実施例の電力デ
マンド監視装置6は、入力部61と、現在使用電力演算
部62と、電力パルス演算部63と、需要電力予測濱算
部64と、ガイドライン電力濱算部65と、デマンド超
過判定部66と、警報レベル演算部67と、警報出力判
定部68とから構成している。
ここで、入力部61は、使用電力量に応じて得られるデ
マンド対象電力量計7からの使用電力量パルスを入力す
るものである。また、現在使用電力演算部62は、入力
部61からの使用電力量パルスを入力し、当該使用電力
量パルスを一定周期(例えば、デマンド監視周期)でサ
ンプリングして現在使用電力量を演算するものである。
さらに、電力パルス演算部63は、入力部61からの使
用電力量パルスを入力し、当該使用電力員パルスを移動
平均値として演算し、当該演算値がサンプリングした使
用電力量パルスよりも大きい場合は演算値を、また小さ
い場合はサンプリングした使用電力量を、それぞれ電力
パルスとして出力するものである。
一方、需要電力予測演算部64は、電力パルス演算部6
3からの電力パルスを入力し、当該電力パルスを一定周
期(例えば、デマンド監視周明)でサンプリングして、
デマンド周期到達時の需要電力を予測演算するものであ
る。また、ガイドライン電力演算部65は、操作パネル
8によりあらかじめ設定された現在のデマンド監視周期
より、超過判定のためのガイドライン電力量を廣算する
ものである。さらに、デマンド超過判定部66は、現在
使用電力演算部72による現在使用電力量と、需要電力
予測漬算部74による需要電力予測値と、ガイドライン
電力演算部75によるガイドライン電力量とを基に、あ
らかじめ設定された契約電力量と比較して超過または余
裕の判定を行なうものである。
一方、警報レベル演算部67は、操作バネル8によりあ
らかじめ設定された警報レベルおよび警報ロック時間に
基づいて、当該警報ロック時間経過時点からデマンド周
期到達時まで零に暫時収束させるように補正した警報レ
ベルを廣算するものである。また、警報出力判定部68
は、デマンド超過判定部66での判定によりデマンド超
過となった場合、警報レベル演算部67からの補正した
警報レベルおよび警報ロック時間と上記需要電力r測値
とを比較し、その結果警報ロック以降で警報レベル内の
時は、デマンド超過警報部9への1段警報出力および負
荷軽減出力部10への負荷軽減要求出力を行ない、警報
レベルを超過している時は、デマンド超過警報部9への
2段警報出力および負荷軽戚出力部10への負荷軽減要
求出力を行なうものである。
次に、以上のように構成した電力デマンド監視装置の作
用について、第2図および第3図に示すフロー図を用い
て説明する。
第1図において、使用電力量に応じて得られるデマンド
対象電力量計7からの使用電力量パルスは、電力デマン
ド監視装置6の入力部61に入力される。現在使用電力
演算部62では、入力部61から出力される使用電力量
パルスを一定周期でサンプリングし、現在使用電力量が
演算される。
また、ガイドライン電力演算部65では、操作バネル8
により設定された現在のデマンド監視周期より、超過判
定のためのガイドライン電力量が廣算される。
一方、電力パルス演算部63では、入力部61からの使
用電力量パルスを移動平均値として演算し、当該演算値
がサンプリングした使用電力量パルスよりも大きい場合
は演算値が、また小さい場合はザンブリングした使用電
力量が電力パルスとして出力される。
すなわち、第2図はこの電力パルス演算部63での処理
手順を示すフロー図である。第2図において、まず移動
平均データサンプル済かどうかが判定される(ステップ
Sl)。その結果、移動平均データサンプル済でない場
合、すなわちデマンド周期スタートより移動平均のサン
プル数に満たない場合には、サンプル回数による移動平
均演算が行なわれる(ステップS8)。一方、移動平均
データサンプル済の場合には、電力パルス移動平均演算
が行なわれ(ステップS2)、その演算値がサンプル値
よりも大きい場合(ステップS3)には当該演算値を電
力パルスとし(ステップS4)、演算値がサンプル値よ
りも小さい場合(ステップS3)には当該サンプル値を
電力パルスとする(ステップS5)。
次に、需要電力予測演算部64では、上述のようにして
演算された電力パルス演算部63からの電力パルスを一
定周期でサンプリングし、デマンド周期到達時の需要電
力が予測演算される。そして、デマンド超過判定部66
では、現在使用電力演算部72で演算された現在使用電
力量と、需要電力予測演算部74で演算された需要電力
予測値と、ガイドライン電力演算部75で演算されたガ
イドライン電力量とを用いて、操作パネル8により設定
された契約電力量と比較して超過または余裕の判定が行
なわれる。
一方、警報レベル演算部67では、操作パネル8により
設定された警報レベルおよび警報ロック晴間を基に、当
該警報ロック時間経過時点からデマンド周期到達時まで
零に暫時収束させるように捕正した警報レベルが演算さ
れる。そして、警報出力判定部68では、デマンド超過
判定部66での判定によりデマンド超過となった場合、
警報レベル演算部67からの補正した警報レベルおよび
警報ロック時間と上記需要電力予測値とが比較される。
その結果、警報ロック以降で警報レベル内の場合には、
デマンド超過警報部9に1段警報出力が行なわれると共
に、負荷軽減出力部1oに負荷軽減要求出力が行なわれ
る。また、警報レベルを超過している場合には、デマン
ド超過警報部9に2段警報出力が行なわれると共に、負
荷軽減出力部10に負荷軽減要求出力が行なわれる。
すなわち、第3図はこの警報レベル演算部67および警
報出力判定部68での処理手順を示すフロー図である。
第3図において、まず操作バネル8により設定された警
報ロック時間が経過している、すなわち警報ロックが解
除されているかどうかが判定される(ステップSl)。
その結果、警報ロックが解除されている場合には、警報
レベルの演算が行なわれる(ステップS2)。なお、本
来の制御としてはこの方法でよいが、警報ロック状態で
警報レベルの値等を制御情報として表示または印字する
場合には、警報出力の前段にてこの判定を行なうことで
実現可能となる。次に、操作バネル8により設定された
契約電力量と需要電力予測値との比較結果、需要電力予
測値が契約電力量よりも大きい場合には(ステップS3
)  その超過分と警報レベルとが比較され(ステップ
S4)、超過分が警報レベル以下である時には、現在1
段警報が出力中であるかどうかが判定される(ステップ
S5)。その結果、1段警報が出力中でない場合には1
段警報の出力要求が行なわれ(ステップS6)、2段警
報の出力要求のリセットが行なわれる。また、超過分が
警報レベル以上の超過となった時には、現在2段警報が
出力中であるかどうかが判定される(ステップS8)。
その結果、2段警報が出力中でない場合には2段警報の
出力要求が行なわれる(ステップS9)。なお、通常の
電力デマンド監視装置では、警報出力の場合該当するポ
イントが状態変化する条件にて警報出力を行なうことか
ら、1段警報、2段警報が出力中であるかどうかの判定
は不要となる場合もある。一方、上記において、需要電
力予測値が契約電力量よりも小さい場合には、1段警報
、2段警報の出力要求のリセットが行なわれる(ステッ
プS10)。
上述したように、本実施例の電力デマンド監視装置にお
いては、警報ロック時間が経過(警報ロックが解除)し
た時点からデマンド周期に到達するまでの間、デマンド
周期到達時に零となるように警報レベルを暫時収束(補
正)させ、この警報レベルと需要電力予測値とを比較し
て警報出力および負荷軽減要求出力を行なうようにして
いるので、1段警報発生後に負荷軽減操作を行なわなか
った場合に、デマンド超過監視の警報出力が1段警報の
ままデマンド周期が到達することによるデマンド超過の
発生を防止することが可能となる。
これにより、最大警報レベル分の契約電力の超過による
ペナルティ料金を支払うようなことがなくなる。さらに
、使用電力量パルスを移動平均値として演算し、この演
算値がサンプリングした使用電力量パルスよりも大きい
場合は演算値を、また小さい場合はサンプリングした使
用電力量を、需要電力の予測演算に用いるようにしてい
るので、警報出力の頻発性を抑えることができると共に
、警報復帰を早期に行なうことが可能となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、警報ロック時間が
経過した時点からデマンド周期に到達するまでの間、デ
マンド周期到達時に零となるように警報レベルを暫時収
束(補正)させ、この警報レベルと需要電力予測値とを
比較して警報出力および負荷軽減要求出力を行なうよう
にし、また使用電力量パルスを移動平均値として演算し
、この演算値がサンプリングした使用電力量パルスより
も大きい場合は演算値を、また小さい場合はサンプリン
グした使用電力量を、需要電力の予測演算に用いるよう
にしたので、デマンド超過監視の警報出力が1段警報の
ままデマンド周期が到達することによるデマンド超過の
発生を防止することができ、また警報出力の頻発性を抑
制すると共に警報複帰を早期に行なうことが可能な極め
て信頼性の高い電力デマンド監視装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明による電力デマンド監視装置の一実施例
を示すブロック構成図、第2図は同実施例における電力
パルス演算部の処理手順を説明するためのフロー図、第
3図は同実施例における警報レベル演算部および警報出
力判定部の処理手順を説明するためのフロー図、第4図
は従来の電力デマンド監視装置の一例を示すブロック構
成図である。 6・・・電力デマンド監視装置、61・・・入力部、6
2・・・現在使用電力演算部、63・・・電力パルス演
算部、64・・・需要電力予測演算部、65・・・ガイ
ドライン電力演算部、66・・・デマンド超過判定部、
67・・・警報レベル演算部、68・・・警報出力判定
部、7・・・デマンド対象電力量計、8・・操作パネル
、9・・・デマンド超過警報部、10・・・負荷軽減出
力部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力需給契約に基づいて使用電力量の監視を行な
    う電力デマンド監視装置において、使用電力量に応じて
    得られる使用電力量パルスを入力し、当該使用電力量パ
    ルスを一定周期でサンプリングして現在使用電力量を演
    算する現在使用電力演算手段と、 前記使用電力量パルスを一定周期でサンプリングして、
    デマンド周期到達時の需要電力を予測演算する需要電力
    予測演算手段と、 現在のデマンド監視周期より超過判定のためのガイドラ
    イン電力量を演算するガイドライン電力演算手段と、 前記現在使用電力演算手段による現在使用電力量と、前
    記需要電力予測演算手段による需要電力予測値と、前記
    ガイドライン電力演算によるガイドライン電力量とを基
    に、あらかじめ設定された契約電力量と比較して超過ま
    たは余裕の判定を行なうデマンド超過判定手段と、 あらかじめ設定された警報レベルおよび警報ロック時間
    に基づいて、当該警報ロック時間経過時点からデマンド
    周期到達時まで零に暫時収束させるように補正した警報
    レベルを演算する警報レベル演算手段と、 前記デマンド超過判定手段での判定によりデマンド超過
    となった場合、前記警報レベル演算手段からの補正した
    警報レベルおよび警報ロック時間と前記需要電力予測値
    とを比較し、その結果警報ロック以降で警報レベル内の
    時は1段警報出力および負荷軽減要求出力を行ない、警
    報レベルを超過している時は2段警報出力および負荷軽
    減要求出力を行なう警報出力判定手段と、 を備えて成ることを特徴とする電力デマンド監視装置。
  2. (2)電力需給契約に基づいて使用電力量の監視を行な
    う電力デマンド監視装置において、使用電力量に応じて
    得られる使用電力量パルスを入力し、当該使用電力量パ
    ルスを一定周期でサンプリングして現在使用電力量を演
    算する現在使用電力演算手段と、 前記使用電力量パルスを入力し、当該使用電力量パルス
    を移動平均値として演算し、当該演算値がサンプリング
    した使用電力量パルスよりも大きい場合は前記演算値を
    、また小さい場合は前記サンプリングした使用電力量を
    電力パルスとして出力する電力パルス演算手段と、 前記電力パルス演算手段からの電力パルスを入力し、当
    該電力パルスを一定周期でサンプリングして、デマンド
    周期到達時の需要電力を予測演算する需要電力予測演算
    手段と、 現在のデマンド監視周期より超過判定のためのガイドラ
    イン電力量を演算するガイドライン電力演算手段と、 前記現在使用電力演算手段による現在使用電力量と、前
    記需要電力予測演算手段による需要電力予測値と、前記
    ガイドライン電力演算手段によるガイドライン電力量と
    を基に、あらかじめ設定された契約電力量と比較して超
    過または余裕の判定を行なうデマンド超過判定手段と、 あらかじめ設定された警報レベルおよび警報ロック時間
    に基づいて、当該警報ロック時間経過時点からデマンド
    周期到達時まで零に暫時収束させるように補正した警報
    レベルを演算する警報レベル演算手段と、 前記デマンド超過判定手段での判定によりデマンド超過
    となった場合、前記警報レベル演算手段からの補正した
    警報レベルおよび警報ロック時間と前記需要電力予測値
    とを比較し、その結果警報ロック以降で警報レベル内の
    時は1段警報出力および負荷軽減要求出力を行ない、警
    報レベルを超過している時は2段警報出力および負荷軽
    減要求出力を行なう警報出力判定手段と、 を備えて成ることを特徴とする電力デマンド監視装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2002037126A1 (ja) * 2000-11-01 2004-03-11 三菱電機株式会社 電子式電力量計
JP2012170260A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Panasonic Corp 電力管理装置及びそれを用いた電力管理システム

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