JP2644354B2 - 電力系統監視制御システム - Google Patents
電力系統監視制御システムInfo
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Description
とを支援する電力系統監視制御システムに関する。
に委ねられていたが、最近、自動的に電圧安定度を判定
し、必要な調整量を計算する方法が注目されるようにな
った。
あり、電力系統1の状態を計測しその計測値を伝送路3
を介して伝送する情報伝送装置2−1,2−2と電圧安定
度に関する処理をする電子計算機4と処理結果を表示す
るMMI装置5とにより構成される。
り受信した発電機の電圧と出力、負荷の有効電力と無効
電力、有効電力潮流、無効電力潮流、母線電圧、遮断機
と断路器の開閉状態、変圧器のタップ位置等の電力系統
の状態の計測データを電圧安定度に関して処理を行な
い、種々の電圧安定度に関するデータをMMI装置5表示
する。
理を行なう手段の例を示すフローチャートであり、系統
状態決定処理S10と将来系統状態予測処理S20と安定度限
界計算処理S30と安定度監視処理S40と効果量計算処理S5
0と調整量計算処理S60と出力処理S70よりなる。
より入力された電力系統の誤差を含む計測情報を用い
て、最も確からしい電力系統の状態値を重み付き最小2
乗推定法により求める。
在の系統状態をもとに、次の手順で将来系統状態を予測
する。
次のように求める。
ジュール及び経済負荷配分で求める。 ……(3) VGj(t+Δt):AVRの運用基準値パターンから求め
る。 ……(4) ここで、 PLi(t+Δt):負荷iの時刻t+Δtにおける有効
電力 QLi(t+Δt):負荷iの時刻t+Δtにおける無効
電力 PGj(t+Δt):発電機jの時刻t+Δtにおける有
効電力 VGj(t+Δt):発電機jの時刻t+Δtにおける電
圧 PFi(t):負荷iの時刻tにおける力率 SL(t):時刻tにおける総需要 このとき、負荷の力率と総需要は季節別,曜日別,時
間別などに分類して蓄積した過去のデータから統計的に
求めた値を使用する。
個別VQC等の独立制御装置の応動を模擬してコンデン
サ,リアクトル,変圧器タップなどの電圧調整機器の将
来時点における状態を決定し、再度潮流計算をを行なう
ことにより、将来時点の最終的な電力系統状態データを
得る。
来時点の電圧安定限界を求め、安定度監視処理S40は処
理S20と処理S30の結果を用いて将来時点の電力系統の安
定度を判定し、効果量計算処理S50は処理S20の結果を用
いて将来時点で電力系統の電圧調整機器が電圧安定度を
高める効果量を求め、調整量計算処理S60は処理S40と処
理S50の結果に求めて将来時点で系統電圧が不安定なと
きは安定にするために必要な電圧調整機器の調整量を求
め、出力処理S70は処理S10,S20,S30,S40,S50,S60の結果
である種々のデータをMMI装置5に表示する。
ら統計的に求めた総需要を用いて将来系統状態を予測し
ていたが、過去になかったほど急激に総需要が変化した
場合は、将来系統状態を適切に予測することができず、
状況によっては系統電圧を安定に維持できるかどうか不
確実な状態となる虞があった。
要が急激に変化している場合も、将来の総需要を精度よ
く予測することによって将来系統状態を適切に予測し、
これにより電力系統のより一層安定な運転ができるよう
に支援する電力系統監視制御システムを提供することを
目的としている。
と、本発明は情報伝送装置と電子計算機とマンマシンイ
ンタフェース装置により構成され、電力系統の状態を定
める系統状態決定手段(S10)と、現在の系統状態から
将来の系統状態を予測する将来系統状態予測手段(S2
0)と、将来の系統状態に対して電圧の安定度限界を決
定する安定度限界計算手段(S30)と、将来の電圧の安
定度限界により将来の系統電圧の安定度の程度を判定す
る安定度監視手段(S40)と、将来の電圧安定度を改善
する手段の電圧安定度を高める効果量を決定する効果量
計算手段(S50)と、従来の系統電圧が不安定なときは
安定にするために必要な調整量を計算する調整量計算手
段(S60)と、オペレータに対して諸データを提示し、
また系統電圧の安定度が不足しているか又は系統電圧が
不安定であるときはその旨を警報する出力手段(S70)
を有する電力系統監視制御装置において、前記系統状態
決定手段(S10)と将来系統状態予測手段(S20)との間
に総需要予測手段(S11)を介在させ、実際の総需要と
過去の蓄積データから統計的に求めた総需要との差分及
びこの差分の変化率を検出し、前記差分及び変化率とを
用いて統計的に求めた総需要を補正して従来の予測総需
要を計算すると共に、前記補正後の予測総需要を用いて
将来の系統状態を精度よく予測するよう構成した。
力系統の誤差を含む計測情報を用いて電力系統の状態を
決定し、総需要予測手段は過去の実績及び現在の総需要
から短時間先の将来の総需要を予測する。将来系統状態
予測手段は、系統状態が決定した現在の電力系統状態と
総需要予測手段が予測した短時間先将来の総需要をもと
に、短時間先の将来の電力系統の状態を予測し、安定度
限界計算手段は、将来系統状態予測手段の結果を初期値
として用いて系統電圧の安定度限界計算手段を求め、安
定度監視手段は、将来系統状態予測手段と安定度限界計
算手段の結果を用いて将来の電力系統の電圧安定度のレ
ベルを判定する。効果量計算手段は、将来系統状態予測
手段の結果を用いて電圧調整機器が電圧安定度を高める
効果量を求め、調査量計算手段は、安定度監視手段と効
果量計算手段の結果を用いて、将来の系統電圧が不安定
な状態を安定にするために必要な調整量を求め、出力手
段を用いて上記各手段の種々の結果をCRT等のマンマシ
ンインタフェース装置へ出力する。
電力系統監視制御システムの構成は第3図に示す従来構
成と同じであるため説明は省略する。
理を行なう本発明の実現手段のフローチャートであり、
系統状態決定処理S10と総需要予測処理S11と将来系統状
態予測処理S20と安定度限界計算処理S30と安定度監視処
理S40と効果量計算処理S50と調整量計算処理S60と出力
処理S70とで構成される。
S30,S40,S50,S60,S70は第4図の従来技術の同じ番号の
手段と同じであるため説明は省略する。
求めた総需要と実際の総需要を用いて、現在時刻tとΔ
t1前の総需要に対してΔt後の総需要を次のように求め
る。
類して蓄積した過去のデータから統計的に求めた時刻t
における総需要 ΔSL′(t+Δt):時刻(t+Δt)における総需要
予測値 α,β:係数 以上のようにして求めた予測総需要について第2図で
説明する。過去データから統計的に求めた総需要▲
▼に対して、時刻t−Δt1からtの間の実際の総需要が
増加しているとすると、Δt後も同じように増加してい
ると仮定してもよい。そこで上記(5),(6),
(7)式によりΔtだけ将来の総需要を適切に予測する
ことができる。
た現在の系統状態と処理S11とから予測した総需要をも
とに、次の手順で将来系統状態を予測する。
次のように求める。
転するスケジュール及び経済負荷配分で求める。
る。 ……(11) ここで、 PLi(t+Δt):負荷i時刻t+Δtにおける有効電
力 QLi(t+Δt):負荷i時刻t+Δtにおける無効電
力 PGj(t+Δt):発電機jの時刻t+Δtにおける有
効電力 VGj(t+Δt):発電機jの時刻t+Δtにおける電
圧 PFi(t):負荷iの時刻tにおける力率 SL(t):時刻tにおける実際の総需要 ΔSL′(t+Δt):処理S11の結果 このとき、負荷の力率は季節別,曜日別。時間別に分
類して蓄積した過去のデータから統計的に求めた値を使
用する。
通りである。
デンサ,リアクトル,変圧器タップなどの電圧調整機器
の将来時点における状態を決定し、再度潮流計算を行な
うことにより将来時点の最終的な電力系統状態データを
得る。
とができ、電圧安定度に関する適切な諸データをオペレ
ータに提供できる。
過去の蓄積データから統計的に求めた総需要との差分及
びこの差分の変化量を検出し、前記差分及び変化率とを
用いて統計的に求めた総需要を補正して将来の総需要を
予測するようにしたので、総需要が急激に変化している
場合も将来の総需要を精度よく予測できるばかりか、将
来の系統状態を適切に予測でき、調整が必要な場合は必
要な調整量を提供でき、その結果より一層安定に電力統
を運用することが可能となる。
内容を示すフローチャート、第2図は総需要と時間との
関係図、第3図は電力系統監視制御システムの構成図、
第4図は従来の処理内容を示すフローチャートである。 S10……系統状態決定処理 S11……総需要予測処理 S12……将来系統状態予測処理 S30……安定度限界計算処理 S40……安定度監視処理、S50……効果量計算処理 S60……調整量計算処理、S70……出力処理
Claims (1)
- 【請求項1】情報伝送装置と電子計算機とマンマシンイ
ンタフェース装置より構成され、電力系統の状態を定め
る系統状態決定手段と、現在の系統状態をもとにして将
来の系統状態を予測する将来系統状態予測手段と、前記
将来の系統状態に対して電圧の安定度限界を計算する安
定度限界計算手段と、前記将来の電圧の安定度限界をも
とに将来の系統電圧の安定度の程度を判定する安定度監
視手段と、前記将来の電圧安定度を改善する手段の電圧
安定度を高める効果量を計算する効果量計算手段と、前
記将来の系統電圧が不安定なときにこれを安定にするた
めに必要な調整量を計算する調整量計算手段と、オペレ
ータに対して諸データを提示し、また系統電圧の安定度
が不足しているか又は系統電圧が不安定であるときはそ
の旨を警報する出力手段を有する電力系統監視制御装置
において、前記系統状態決定手段と将来系統状態予測手
段との間に総需要予測手段を介在させて、実際の総需要
と過去の蓄積データから統計的に求めた総需要との差分
及び差分の変化率を検出し、前記差分及び変化率を用い
て統計的に求めた総需要を補正して将来の予測総需要を
計算すると共に、前記補正後の予測総需要を用いて将来
の系統状態を予測することを特徴とする電力系統監視制
御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009956A JP2644354B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電力系統監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009956A JP2644354B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電力系統監視制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03215126A JPH03215126A (ja) | 1991-09-20 |
JP2644354B2 true JP2644354B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=11734401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009956A Expired - Lifetime JP2644354B2 (ja) | 1990-01-19 | 1990-01-19 | 電力系統監視制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2644354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6258762B2 (ja) * | 2014-04-14 | 2018-01-10 | 京セラ株式会社 | デマンド値予測装置、デマンド値予測方法およびデマンド値予測システム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55144732A (en) * | 1979-04-27 | 1980-11-11 | Hitachi Ltd | Power system monotoring system |
JPS5986430A (ja) * | 1982-11-06 | 1984-05-18 | 株式会社日立製作所 | 発電機の経済負荷配分方法 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP2009956A patent/JP2644354B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03215126A (ja) | 1991-09-20 |
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