JP6877956B2 - 需要予測装置及び需要予測方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、需要予測装置及び需要予測方法に関する。
従来、浄水場の運転のために一日単位の水需要量の予測が実施されている。しかしながら、寒冷地では、融雪装置が稼働することにより水需要量の予測誤差が大きくなってしまう場合があった。このような問題は、融雪による水需要量に限らず、熱や電気等の需要量の予測においても生じうる問題である。
特開2007−315850号公報 特開2000−293203号公報 特開2014−203229号公報 特開2001−245432号公報
本発明が解決しようとする課題は、需要量の予測精度を高めることができる需要予測装置及び需要予測方法を提供することである。
実施形態の需要予測装置は、予測モデル作成部と、需要量予測部と、需要量補正部とを持つ。予測モデル作成部は、過去の需要量に関する実績需要量データに基づいて、需要量を予測するための予測モデルを作成する。需要量予測部は、前記予測モデルと、前記実績需要量データと、予測対象日に係る気象予測データとに基づいて、前記予測対象日の需要量を予測する。需要量補正部は、前記需要量を補正するための補正量を決定するための指標である補正量決定指標の値を、前記気象予測データの値と、前記予測対象日の過去一定期間分の気象に関する実績気象データの値とに基づいて算出する。前記需要量補正部は、前記補正量決定指標の値に基づいて得られる補正量を、前記需要量に加算することによって前記需要量を補正する。
第1の実施形態における需要予測装置1の機能構成を表す概略ブロック図。 需要予測装置1の処理の流れを示すフローチャート。 需要予測装置1の処理の流れを示すフローチャート。 補正量と補正量決定指標との関係を表す図。 第2の実施形態における需要予測装置1aの機能構成を表す概略ブロック図。 需要予測装置1aの処理の流れを示すフローチャート。 補正量算出用パラメータ値の一例を示す図。 第3の実施形態における需要予測装置1bの機能構成を表す概略ブロック図。 需要予測装置1bの処理の流れを示すフローチャート。 需要予測装置1bの処理の流れを示すフローチャート。 第4の実施形態における需要予測装置1cの機能構成を表す概略ブロック図。 需要予測装置1cの処理の流れを示すフローチャート。 第5の実施形態における需要予測装置1dの機能構成を表す概略ブロック図。 需要予測装置1dの処理の流れを示すフローチャート。 需要予測装置1がクラウド上に設けられる場合のシステム構成を表すシステム構成図。
以下、実施形態の需要予測装置及び需要予測方法を、図面を参照して説明する。
(概要)
実施形態における需要予測装置は、需要予測を行う装置である。需要予測装置は、例えば需要予測を行う対象となる地域又は施設等の監視及び制御を行う中央監視制御システム内に設置される。なお、以下の説明では、需要予測装置が、水需要の予測を行う装置として説明するが、需要予測装置が行う需要予測の対象は水需要に限定される必要はない。例えば、需要予測装置は、電力需要、熱需要等の需要予測を行う装置であってもよい。
以下、各実施形態(第1の実施形態〜第5の実施形態)における需要予測装置の具体的な構成について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態における需要予測装置1の機能構成を表す概略ブロック図である。
需要予測装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備え、需要予測プログラムを実行する。需要予測プログラムの実行によって、需要予測装置1は、実績データ記憶部10、予測モデル作成部11、予測モデル記憶部12、データ入力部13、未来データ記憶部14、需要量予測部15、需要量補正部16を備える装置として機能する。なお、需要予測装置1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、需要予測プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、需要予測プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
実績データ記憶部10は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。実績データ記憶部10は、各種実績データを記憶する。実績データ記憶部10が記憶する実績データの具体例として、例えば、過去一定期間(例えば、三か月)の気象に関するデータである実績気象データ、及び、過去一定期間(例えば、三か月)の需要量に関するデータである実績需要量データが挙げられる。実績気象データには、例えば最高気温、最低気温、午前(例えば、AM0:00:00〜11:59:59)の天気、午後(例えば、PM12:00:00〜23:59:59)の天気、降雪量及び積雪深等が含まれる。実績需要量データには、例えば配水量等が含まれる。
予測モデル作成部11は、実績データ記憶部10に記憶されている実績データに基づいて、需要量の予測モデルを作成する。予測モデル作成部11は、定期的、あるいは、不定期(例えば、手動による動作入力による)なタイミングで予測モデルを作成する。
予測モデル記憶部12は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。予測モデル記憶部12は、予測モデル作成部11が作成した予測モデルを記憶する。
データ入力部13は、外部から未来データの入力を受け付ける。未来データとは、現在の日時よりも先の日時(例えば、1日後、2日後等)におけるデータである。未来データの具体例として、現在の日時よりも先の日時における気象予測データ(以下「未来気象予測データ」という。)が挙げられる。本実施形態において、外部とは、例えばキーボードやマウス等の入力装置、及び、気象予報を提供する気象サーバ等の装置を表す。データ入力部13による未来データの入力は、ユーザがGUI(Graphical User Interface)等を介して手入力してもよいし、気象サーバ等と連携して自動的に入力されてもよい。
未来データ記憶部14は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。未来データ記憶部14は、データ入力部13を介して自装置に入力された未来データを記憶する。例えば、未来データ記憶部14は、未来気象予測データを記憶する。
需要量予測部15は、実績データと、予測モデルと、未来データとに基づいて、需要量を予測する。以下の説明では、需要量予測部15によって予測された需要量を予測需要量と記載する。
需要量補正部16は、実績データと、未来データと、予測需要量とに基づいて、予測需要量を補正するための補正量を取得し、取得した補正量を用いて予測需要量を補正する。
図2は、需要予測装置1の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図2では、予測モデル作成部11の処理の流れについて説明する。
予測モデル作成部11は、実績データ記憶部10に記憶されている過去一定期間分の実績データ(実績気象データ及び実績需要量データ)を取得する(ステップS101)。予測モデル作成部11は、取得した過去一定期間分の実績データを用いて予測モデルを作成する(ステップS102)。予測モデルの作成には、ニューラルネットワーク、回帰分析等の手法が用いられてもよい。予測モデル作成部11は、作成した予測モデルを予測モデル記憶部12に記憶させる(ステップS103)。
図3は、需要予測装置1の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図3では、予測モデルの作成後の処理の流れについて説明する。
需要量予測部15は、予測モデル記憶部12に記憶されている予測モデルを取得する(ステップS201)。需要量予測部15は、未来データ記憶部14に記憶されている未来データを取得する(ステップS202)。例えば、需要量予測部15は、予測対象日の最高気温、最低気温、午前天気及び午後天気の未来データを取得する。需要量予測部15は、実績データ記憶部10に記憶されている実績データを取得する(ステップS203)。例えば、需要量予測部15は、予測対象日の前日の午前天気、午後天気及び配水量の実績データを取得する。需要量予測部15は、取得した予測モデルに、取得した実績データ及び未来データを入力することによって予測需要量を取得する。需要量予測部15は、取得した予測需要量を需要量補正部16に出力する(ステップS204)。
需要量補正部16は、需要量予測部15から出力された予測需要量を取得する。需要量補正部16は、未来データ記憶部14に記憶されている未来データを取得する(ステップS205)。例えば、需要量補正部16は、予測対象日の降雪量の未来データを取得する。需要量補正部16は、実績データ記憶部10に記憶されている実績データを取得する(ステップS206)。例えば、需要量補正部16は、予測対象日の前々日の降雪量と最低気温、予測対象日前日の降雪量と最低気温と積雪深の実績データを取得する。需要量補正部16は、取得した未来データと、実績データとを用いて、補正量を決定するための指標(以下「補正量決定指標」)の値を取得する(ステップS207)。
ここで、補正量決定指標の値の計算方法について説明する。補正量決定指標の値をS、予測対象日i(iは1以上の整数)日前の降雪量をq、予測対象日i日前の重み係数をwとすると、補正量決定指標の値Sは以下の式1のように表される。ここでは、予測対象日の重み係数は1とする。
Figure 0006877956
需要量補正部16は、i日前の重み係数をそれぞれ、以下の式2のように予測対象日i日前の最低気温p(第1のデータ項目の値)に応じて決定する。
Figure 0006877956
式2において、tlow及びthighは係数決定用の最低気温の閾値を表し、whigh、wmid及びwlowは予測対象日i日前用の重み係数を表し、dは前日の積雪深(第3のデータ項目の値)を表し、dは係数決定用の積雪深の閾値を表す。式2において、wは前日と、前々日の降雪量(第2のデータ項目の値)の一部が予測対象日にも残り、融雪の対象となることを想定したものである。基本的には、w≧wであり、前日の降雪の方が前々日の降雪よりも残りやすいと考えられる。ただし、需要量補正部16は、前日の積雪深dが閾値以下の場合、前日と前々日の降雪量は補正量決定指標の値Sの算出に利用しない。すなわち、予測対象日の前日までの雪の影響が予測対象日に残らないと考えて0とみなす。
需要量補正部16は、上記の式1において取得した補正量決定指標の値Sを、予め設定された補正量導出用関数に入力して補正量を取得する(ステップS208)。補正量導出用関数は、例えばステップ関数、比例関数及び2次関数のいずれの関数であってもよい。補正量導出用関数の一例として図4に示すステップ関数が用いられてもよい。図4は、補正量と補正量決定指標との関係を表す図である。図4に示す例では、横軸が補正量決定指標、縦軸が補正量である。例えば、需要量補正部16は、上記の式1において取得した補正量決定指標の値Sが“20”の場合、補正量として“1000”を取得する。その後、需要量補正部16は、取得した補正量を、需要量予測部15から取得した予測需要量に加算することによって予測需要量を補正する。需要量補正部16は、補正後の予測需要量(以下「補正後予測需要量」という。)を出力する(ステップS209)。
以上のように構成された需要予測装置1によれば、予測対象日以前の雪により生じうる水需要量を加味して、予測モデルにより予測された予測需要量を補正する。これにより、予測モデルで予測できない雪により生じうる水需要量を加味することができる。そのため、予測精度を高めることが可能になる。
また、需要予測装置1は、通常の予測モデルと、補正量の予測部分とを分離し、補正量を加算する仕組みにより、雪の日以外の予測精度に影響を与えることなく雪の日の予測精度を高めることができる。
また、需要予測装置1は、補正量決定指標の値を関連するデータから計算し、その値から補正量を決定する仕組みによって、補正量決定指標に対してどれくらいの補正量とすべきかをユーザが把握しやすくなる。
また、需要予測装置1は、雪の量に対する指標は統計的に算出され、そこから補正量を導出するため、補正量導出関数をユーザの経験値に基づいて決定すれば、統計的な指標にユーザの経験に基づく判断を加えて補正量を導出できる。
また、需要予測装置1は、補正量決定指標に対する補正量を、プラント操作員が経験をもとに決定することもできる。新たな融雪装置が導入された場合に、予測モデルは変更せずに、補正量のみを意識的に増加させることも可能である。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、補正量の算出に用いられるパラメータの値(以下「補正量算出用パラメータ値」という。)を、補正量の算出前に決定しておく。以下、第2の実施形態について詳細に説明する。
図5は、第2の実施形態における需要予測装置1aの機能構成を表す概略ブロック図である。
需要予測装置1aは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、需要予測プログラムを実行する。需要予測プログラムの実行によって、需要予測装置1aは、実績データ記憶部10、予測モデル作成部11、予測モデル記憶部12、データ入力部13、未来データ記憶部14、需要量予測部15、需要量補正部16a、パラメータ値決定部17、パラメータ値記憶部18を備える装置として機能する。なお、需要予測装置1aの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、需要予測プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、需要予測プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
需要予測装置1aは、需要量補正部16に代えて需要量補正部16aを備える点、パラメータ値決定部17及びパラメータ値記憶部18を新たに備える点で需要予測装置1と構成が異なる。需要予測装置1aは、他の構成については需要予測装置1と同様である。そのため、需要予測装置1a全体の説明は省略し、需要量補正部16a、パラメータ値決定部17及びパラメータ値記憶部18について説明する。
パラメータ値決定部17は、予測モデルと、実績データとに基づいて、補正量算出用パラメータ値を決定する。
パラメータ値記憶部18は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。パラメータ値記憶部18は、パラメータ値決定部17によって決定された補正量算出用パラメータ値を記憶する。
需要量補正部16aは、実績データと、未来データと、予測需要量と、補正量算出用パラメータ値とに基づいて補正量を取得し、取得した補正量を用いて予測需要量を補正する。
図6は、需要予測装置1aの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6では、予測モデルの作成後の処理の流れについて説明する。また、図3と同様の処理については、図6において図3と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS204までの処理が終了すると、パラメータ値決定部17は予測モデル記憶部12に記憶されている予測モデルを取得する(ステップS301)。パラメータ値決定部17は、実績データ記憶部10に記憶されている実績データを取得する(ステップS302)。例えば、パラメータ値決定部17は、過去一定期間分の最高気温、最低気温、午前天気、午後天気、配水量、降雪量及び積雪深の実績データを取得する。
パラメータ値決定部17は、取得した実績データと、予測モデルとを用いて、需要量予測と需要量補正のシミュレーションを実行し、予測精度が最も高くなる補正量算出用パラメータ値を統計的に決定する。パラメータ値決定部17は、需要量予測部15の動きに連動せずとも、定期的、あるいは、不定期なタイミングで処理を実行する。すなわち、パラメータ値決定部17の処理は、補正量決定指標の値の計算と補正量の計算の前に必ずしも実行される必要はなく、パラメータ値決定部17に設定されている定期的、あるいは、不定期なタイミングで実行されればよい。パラメータ値決定部17が決定した補正量算出用パラメータ値の一例を図7に示す。パラメータ値決定部17は、決定した補正量算出用パラメータ値をパラメータ値記憶部18に記憶する(ステップS303)。その後、ステップS205からステップS207までの処理が実行される。そして、需要量補正部16aは、上記の式1において取得した補正量決定指標の値Sを用いて補正量を取得する(ステップS304)。
ここで、本実施形態における補正量の取得方法について説明する。補正量をV、補正対象となる補正量決定指標の最低値をb、補正量決定指標の値のステップ幅をr、単位補正量をv、補正量決定指標の値のキャップ値をcとすると、補正量Vは以下の式3に基づいて得られる。
Figure 0006877956
例えば、各パラメータがb=5、r=10、v=500、c=28である場合、補正量Vは以下のようになる。
補正量決定指標の値が5未満の場合、補正量が0。
補正量決定指標の値が5以上15未満の場合、補正量が単位補正量500×1=500m
補正量決定指標の値が15以上25未満の場合、補正量が単位補正量500×2=1000m
補正量決定指標の値が25以上キャップ値28未満の場合、補正量が単位補正量500×3=1500m
キャップ値28以上の場合、一律で500×4=2000m
その後、ステップS209の処理が実行される。
以上のように構成された需要予測装置1aによれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、需要予測装置1aは、補正量の算出前に補正量算出用パラメータ値を決定する。これにより、以下の2つの効果を得ることができる。
(1)統計的にパラメータ値を求めることで、より良いパラメータ値に決定できる。
(2)例えば、一年に一回など定期的に統計しなおしたり、不定期の任意のタイミングで統計しなおすことで、最新の需要実績に応じたパラメータ設定が可能にある。
以下、需要予測装置1aの変形例について説明する。
本実施形態では、補正値算出用パラメータ値に、ステップ関数に関するパラメータ値が含まれているが、関数の種類自体を指定するような補正値算出用パラメータが存在してもよい。例えば、補正量導出関数として使用する関数の種類がステップ関数、比例関数、2次関数などのいずれであるかを補正値算出用パラメータ値にて指定することが考えられる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、補正後予測需要量と、同日の実績需要量とを比較し、予測の乖離が検知された場合に補正量算出用パラメータ値が新たに決定される。以下、第3の実施形態について詳細に説明する。
図8は、第3の実施形態における需要予測装置1bの機能構成を表す概略ブロック図である。
需要予測装置1bは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、需要予測プログラムを実行する。需要予測プログラムの実行によって、需要予測装置1bは、実績データ記憶部10、予測モデル作成部11、予測モデル記憶部12、データ入力部13、未来データ記憶部14、需要量予測部15、需要量補正部16b、パラメータ値決定部17b、パラメータ値記憶部18、補正後予測需要量記憶部19、乖離検知部20を備える装置として機能する。なお、需要予測装置1bの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、需要予測プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、需要予測プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
需要予測装置1bは、需要量補正部16a及びパラメータ値決定部17に代えて需要量補正部16b及びパラメータ値決定部17bを備える点、補正後予測需要量記憶部19及び乖離検知部20を新たに備える点で需要予測装置1aと構成が異なる。需要予測装置1bは、他の構成については需要予測装置1aと同様である。そのため、需要予測装置1b全体の説明は省略し、需要量補正部16b、パラメータ値決定部17b、補正後予測需要量記憶部19及び乖離検知部20について説明する。
補正後予測需要量記憶部19は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。補正後予測需要量記憶部19は、過去一定期間分の補正後予測需要量を記憶する。
乖離検知部20は、補正後予測需要量と、実績データとに基づいて、予測需要量の乖離を検知する。
需要量補正部16bは、実績データと、未来データと、予測需要量と、補正量算出用パラメータ値とに基づいて補正量を取得し、取得した補正量を用いて予測需要量を補正する。需要量補正部16bは、所定の条件が満たされた場合に、補正後予測需要量を補正後予測需要量記憶部19に記憶する。
パラメータ値決定部17bは、予測モデルと、実績データとに基づいて、補正量算出用パラメータ値を決定する。また、パラメータ値決定部17bは、乖離検知部20によって予測需要量の乖離が検知された場合に、新たに補正量算出用パラメータ値を決定する。
図9は、需要予測装置1bの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図9では、予測モデルの作成後の処理の流れについて説明する。また、図6と同様の処理については、図9において図6と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS209までの処理が終了すると、需要量補正部16bは、所定の条件下で補正量決定指標の値が0より大きいか否かを判定する(ステップS401)。ここで、所定の条件下とは、重み係数を全て1として、閾値カット実施しない場合である。所定の条件下で補正量決定指標の値が0より大きい場合(ステップS401−YES)、需要量補正部16bはステップS209の処理で取得した補正後予測需要量を補正後予測需要量記憶部19に記憶する(ステップS402)。所定の条件下で補正量決定指標の値が0より大きい場合には、実施形態において、予測対象日、前日及び前々日のいずれかの降雪量が0より大きいことを意味する。
一方、所定の条件下で補正量決定指標の値が0より大きくない場合(ステップS401−NO)、需要量補正部16bはステップS209の処理で取得した補正後予測需要量を補正後予測需要量記憶部19に記憶せずに処理を終了する。
図10は、需要予測装置1bの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10では、乖離検知部20の処理の流れについて説明する。なお、乖離検知部20の処理は、定期的、あるいは、不定期なタイミングで実行される。
乖離検知部20は、補正後予測需要量記憶部19に記憶されている過去一定期間分の補正後予測需要量と、実績データ記憶部10に記憶されている過去一定期間分の実績データとを取得する(ステップS501)。乖離検知部20は、取得した補正後予測需要量と、実績データとの差の平均値が閾値以上であるか否か判定する(ステップS502)。平均値が閾値以上である場合(ステップS502−YES)、乖離検知部20はパラメータ値決定部17bに対して補正量算出用パラメータ値を決定する処理の開始を指示する(ステップS503)。
一方、平均値が閾値未満である場合(ステップS502−NO)、乖離検知部20は処理を終了する。
以上のように構成された需要予測装置1bによれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、需要予測装置1bは、補正後予測需要量と、実績データとに基づいて得られる値の乖離が閾値以上である場合には、改めて補正量算出用パラメータ値を決定する。これにより、予測誤差が大きくなりすぎることを抑制することができる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、データ入力部を介して、補正量算出用パラメータ値が入力される。以下、第4の実施形態について詳細に説明する。
図11は、第4の実施形態における需要予測装置1cの機能構成を表す概略ブロック図である。
需要予測装置1cは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、需要予測プログラムを実行する。需要予測プログラムの実行によって、需要予測装置1cは、実績データ記憶部10、予測モデル作成部11、予測モデル記憶部12、データ入力部13c、未来データ記憶部14、需要量予測部15、需要量補正部16c、補正量算出用パラメータ値記憶部21を備える装置として機能する。なお、需要予測装置1cの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、需要予測プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、需要予測プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
需要予測装置1cは、データ入力部13及び需要量補正部16に代えてデータ入力部13c及び需要量補正部16cを備える点、補正量算出用パラメータ値記憶部21を新たに備える点で需要予測装置1と構成が異なる。需要予測装置1cは、他の構成については需要予測装置1と同様である。そのため、需要予測装置1c全体の説明は省略し、データ入力部13c、需要量補正部16c及び補正量算出用パラメータ値記憶部21について説明する。
データ入力部13cは、外部から未来データの入力を受け付ける。また、データ入力部13cは、補正量算出用パラメータ値の入力を受け付ける。
補正量算出用パラメータ値記憶部21は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。補正量算出用パラメータ値記憶部21は、データ入力部13cを介して、入力された補正量算出用パラメータ値を記憶する。
需要量補正部16cは、実績データと、未来データと、予測需要量と、補正量算出用パラメータ値とに基づいて、予測需要量を補正するための補正量を取得し、取得した補正量を用いて予測需要量を補正する。
図12は、需要予測装置1cの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図12では、データ入力部13cの処理の流れについて説明する。図12の処理は、定期的、あるいは、不定期なタイミングで実行される。
データ入力部13cは、ユーザの操作に応じて補正量算出用パラメータ値入力用GUIを起動する(ステップS501)。補正量算出用パラメータ値入力用GUIは、例えば、数値を入力してもらう方法、関数グラフをグラフィカルに指定してもらう方法等が考えられる。データ入力部13cは、入力された補正量算出用パラメータ値を補正量算出用パラメータ値記憶部21に記憶する(ステップS502)。
以上のように構成された需要予測装置1cによれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、需要予測装置1cは、熟練者が決定した補正量算出用パラメータ値を、データ入力部13cを介して入力することによって熟練者の経験を反映して予測需要量を補正することができる。
(第5の実施形態)
図13は、第5の実施形態における需要予測装置1dの機能構成を表す概略ブロック図である。
第5の実施形態では、区域情報を用いて、対象地域を複数の区域に分割して、区域毎に異なる補正量算出用パラメータ値を用いて補正量を取得し、区域毎の補正量を全て足し合わせた値を予測需要量に加算して補正後予測需要量を取得する。例えば需要量を予測すべき地域が山手と平地で分けられるときに、山手の区域と平地の区域で補正量の計算方法に差をつける。以下、第5の実施形態について詳細に説明する。
需要予測装置1dは、バスで接続されたCPUやメモリや補助記憶装置などを備え、需要予測プログラムを実行する。需要予測プログラムの実行によって、需要予測装置1dは、実績データ記憶部10、予測モデル作成部11、予測モデル記憶部12、データ入力部13、未来データ記憶部14、需要量予測部15、需要量補正部16d、パラメータ値決定部17d、パラメータ値記憶部18d、区域情報記憶部22を備える装置として機能する。なお、需要予測装置1dの各機能の全て又は一部は、ASICやPLDやFPGA等のハードウェアを用いて実現されてもよい。また、需要予測プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。また、需要予測プログラムは、電気通信回線を介して送受信されてもよい。
需要予測装置1dは、需要量補正部16、パラメータ値決定部17及びパラメータ値記憶部18に代えて需要量補正部16d、パラメータ値決定部17d及びパラメータ値記憶部18dを備える点、区域情報記憶部22を新たに備える点で需要予測装置1aと構成が異なる。需要予測装置1dは、他の構成については需要予測装置1aと同様である。そのため、需要予測装置1d全体の説明は省略し、需要量補正部16d、パラメータ値決定部17d、パラメータ値記憶部18d及び区域情報記憶部22について説明する。
区域情報記憶部22は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。区域情報記憶部22は、予測対象領域における所定の各領域が山手の区域であるか平地の区域であるかを示す区域情報を記憶する。
需要量補正部16dは、実績データと、未来データと、予測需要量と、補正量算出用パラメータ値と、区域情報とに基づいて補正量を取得し、取得した補正量を用いて予測需要量を補正する。
パラメータ値決定部17dは、予測モデルと、実績データと、区域情報とに基づいて、補正量算出用パラメータ値を区域毎に決定する。
パラメータ値記憶部18dは、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。パラメータ値記憶部18dは、パラメータ値決定部17によって決定された区域毎の補正量算出用パラメータ値を記憶する。
図14は、需要予測装置1dの処理の流れを示すフローチャートである。なお、図14では、予測モデルの作成後の処理の流れについて説明する。また、図6と同様の処理については、図14において図6と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS302までの処理が終了すると、パラメータ値決定部17dは、区域情報記憶部22に記憶されている区域情報を取得する(ステップS701)。パラメータ値決定部17dは、取得した実績データと、予測モデルと、区域情報とを用いて、需要量予測と需要量補正のシミュレーションを実行し、予測精度が最も高くなる補正量算出用パラメータ値を統計的に決定する(ステップ702)。パラメータ値決定部17dは、決定した補正量算出用パラメータ値をパラメータ値記憶部18に記憶する。その後、ステップS206までの処理が実行される。需要量補正部16dは、区域情報記憶部22に記憶されている区域情報に基づいて、補正量を導出していないある区域の補正量算出用パラメータ値をパラメータ値記憶部18dから取得する(ステップS703)。需要量補正部16dは、上記の式1に基づいて、補正量決定指標の値Sを取得する(ステップS704)。需要量補正部16dは、上記の式1において取得した補正量決定指標の値Sを用いて区域別補正量を取得する(ステップS705)。
その後、需要量補正部16dは、全区域の区域別補正量を取得したか否か判定する(ステップS706)。全区域の区域別補正量を取得していない場合(ステップS706−NO)、需要量補正部16dはステップS703以降の処理を繰り返し実行する。
一方、全区域の区域別補正量を取得した場合(ステップS706−YES)、需要量補正部16dは区域別補正量を合算して補正量を取得する(ステップS707)。その後、ステップS209の処理が実行される。
以上のように構成された需要予測装置1dによれば、第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、需要予測装置1dは、平地の区域や山手の区域等、区域毎に異なる補正量算出用パラメータ値を用いて補正量を導出する。そのため、より精度よく需要量を予測することができる。
以下、需要予測装置1dの変形例について説明する。
区域情報は、平地の区域や山手の区域に限定されることなく、さらに細かい区域の情報が含まれていてもよい。
上記の各実施形態に共通する変形例について説明する。
補正値算出用パラメータ値は、一部又は全てがプログラム中にハードコーディングされていてもよいし、熟練者等が設定値として記述できるようにファイル等に記述する形式でもよいし、各種実績データをもとにパラメータ値決定部17が自動的に計算するのでもよい(第2の実施形態、第3の実施形態及び第4の実施形態)。
一般的な運用では、補正値算出用パラメータ値は、定期的、あるいは、不定期に自動又は手動で更新されることが想定されてもよい。
上記の各実施形態では、実績データ及び未来データに気象データを用いているが、その他のデータが実績データ及び未来データとして用いられてもよい。例えば、実績データ及び未来データとして、人口の情報等が用いられてもよい。
需要予測装置1(1a、1b、1c及び1dも含む)の一部又は全ての機能部が、クラウド上に設けられてもよい。需要予測装置1の全ての機能部が、クラウド上に設けられる場合の一例について説明する。図15は、需要予測装置1がクラウド上に設けられる場合のシステム構成を表すシステム構成図である。需要予測システム100は、需要予測装置1及び中央監視制御システム30を備える。需要予測装置1は、クラウド40に設けられる。中央監視制御システム30は、需要予測を行う対象となる地域又は施設等を監視及び制御を行う。視制御システム30は、サーバ31を備える。サーバ31は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて構成される。サーバ31は、補正後の予測需要量の予測結果を需要予測装置1に対して要求し、要求した補正後の予測需要量の予測結果を取得してサーバ31の画面上に表示する。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、過去の需要量の実績データに基づいて、需要量を予測するための予測モデルを作成する予測モデル作成部11と、予測モデルと、実績データと、未来の気象予測データとに基づいて、需要量を予測する需要量予測部15と、実績データと、未来の気象予測データと、予測された需要量とに基づいて得られる補正量を、前記需要量に加算することによって前記需要量を補正する需要量補正部16とを持つことにより、需要量の予測精度を高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1、1a、1b、1c、1d…需要予測装置,10…実績データ記憶部,11…予測モデル作成部,12…予測モデル記憶部,13…データ入力部,14…未来データ記憶部,15…需要量予測部,16、16a、16b、16c、16d…需要量補正部,17、17b、17d…パラメータ値決定部,18、18d…パラメータ値記憶部,19…補正後予測需要量記憶部,20…乖離検知部,21…補正量算出用パラメータ値記憶部,22…区域情報記憶部

Claims (11)

  1. 過去の需要量に関する実績需要量データに基づいて、需要量を予測するための予測モデルを作成する予測モデル作成部と、
    前記予測モデルと、前記実績需要量データと、予測対象日に係る気象予測データとに基づいて、前記予測対象日の需要量を予測する需要量予測部と、
    前記需要量を補正するための補正量を決定するための指標である補正量決定指標の値を、前記気象予測データの値と、前記予測対象日の過去一定期間分の気象に関する実績気象データの値とに基づいて算出し、前記補正量決定指標の値に基づいて得られる補正量を、予測された前記需要量に加算することによって、前記需要量を補正する需要量補正部と、
    を備える需要予測装置。
  2. 前記需要量補正部は、前記気象予測データにおける第1のデータ項目の値と、過去一定期間分の前記実績気象データにおける第1のデータ項目の値とを用いて重み係数を決定し、決定した前記重み係数を各データにおける第2のデータ項目の値に乗じて合算することによって前記補正量決定指標の値を取得する、請求項1に記載の需要予測装置。
  3. 前記需要量補正部は、前記実績気象データにおける第3のデータ項目の値が閾値以下の場合、前記補正量決定指標の値の取得過程において過去一定期間分の前記実績気象データにおける前記第2のデータ項目の値を合算対象から除く、請求項2に記載の需要予測装置。
  4. 前記予測モデルと、前記実績気象データ及び前記実績需要量データとに基づいて、前記補正量の算出に用いられるパラメータの値を表す補正量算出用パラメータ値を決定するパラメータ値決定部をさらに備え、
    前記需要量補正部は、前記実績気象データと、前記気象予測データと、予測された需要量と、前記補正量算出用パラメータ値とに基づいて前記需要量を補正する、請求項1から3のいずれか一項に記載の需要予測装置。
  5. 前記需要量補正部により得られた補正結果と、前記実績需要量データとの乖離を検知する乖離検知部をさらに備え、
    前記乖離検知部は、乖離を検知した場合、前記需要量補正部の補正に利用するパラメータを更新させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の需要予測装置。
  6. 前記需要量補正部は、対象地域を複数の区域に分割して、前記区域毎に設定されているパラメータ値を用いて区域別補正量を算出し、算出した前記区域別補正量を合算した値を補正量として前記需要量に加算することによって前記需要量を補正する、請求項1から5のいずれか一項に記載の需要予測装置。
  7. 前記第1のデータ項目の値が最低気温であり、前記第2のデータ項目の値が降雪量であり、
    前記需要量補正部は、過去一定期間分の最低気温を用いて過去一定期間分の前記重み係数を決定し、決定した過去一定期間分の前記重み係数を過去一定期間分の降雪量に乗じた値と、前記気象予測データにおける降雪量に所定の重み係数を乗じた値とを合算することによって前記補正量決定指標の値を取得する、請求項2に記載の需要予測装置。
  8. 前記需要量補正部は、前記重み係数を、前記第1のデータ項目の値である前記実績気象データの最低気温と、予め定められている最低気温の閾値とを比較することによって決定する、請求項2又は3に記載の需要予測装置。
  9. 前記第3のデータ項目の値は、積雪深である、請求項3に記載の需要予測装置。
  10. 前記需要量補正部は、補正量算出用パラメータ値に基づいたステップ関数によって得られる補正量決定指標の値に応じた補正量を取得する、請求項1から9のいずれか一項に記載の需要予測装置。
  11. コンピュータが、過去の需要量に関する実績需要量データに基づいて、需要量を予測するための予測モデルを作成する予測モデル作成ステップと、
    前記コンピュータが、前記予測モデルと、前記実績需要量データと、予測対象日に係る気象予測データとに基づいて、前記予測対象日の需要量を予測する需要量予測ステップと、
    前記コンピュータが、前記需要量を補正するための補正量を決定するための指標である補正量決定指標の値を、前記気象予測データの値と、前記予測対象日の過去一定期間分の気象に関する実績気象データの値とに基づいて算出する指標算出ステップと、
    前記コンピュータが、前記補正量決定指標の値に基づいて得られる補正量を、前記需要量に加算することによって前記需要量を補正する需要量補正ステップと、
    を有する需要予測方法。
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