JPH0863074A - 脱トナー・ロールの寿命を増加させる非一様なスクレーパ・ブレード負荷 - Google Patents

脱トナー・ロールの寿命を増加させる非一様なスクレーパ・ブレード負荷

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JPH0863074A
JPH0863074A JP7206870A JP20687095A JPH0863074A JP H0863074 A JPH0863074 A JP H0863074A JP 7206870 A JP7206870 A JP 7206870A JP 20687095 A JP20687095 A JP 20687095A JP H0863074 A JPH0863074 A JP H0863074A
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roll
toner
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terminal parts
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JP7206870A
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G Gerbasi Dennis
ジー ガーバシ デニス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクレーパ・ブレードの寿命を増加させ、清
掃性能を減少させることなく脱トナー・ロールの不所望
な磨耗を減少させる。 【解決手段】 脱トナー・ロール上で非一様な負荷を達
成し、脱トナー・ロール端部の磨耗を防止することによ
って脱トナー・ロールの寿命を延ばす。スクレーパ・ブ
レード上の非一様な負荷が、不均一なトナー分散によっ
て中間部より先に端部を磨耗させてしまうことを防止す
る。これは脱トナー・ロールの端部における摩擦力が中
央部より大きいことから生じる。端部の磨耗を防ぐた
め、スクレーパ・ブレード又はスクレーパ・ブレード・
ホルダーのいづれかの端部が脱トナー・ロールから角度
を付けて切断され、トナーの収集が一般に最小であるブ
レード端部においては過負荷としないで、中央部におい
ては十分なトナーがブレード端部を滑らかにするような
所望の作業負荷が可能とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニング装
置、特に、脱トナー・ロール(detoning roll)における
ブレード負荷の調整に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の脱トナー・ロール・クリーナにお
けるスクレーパ・ブレードは、脱トナー・ロールの長さ
に沿って均一な負荷を与える。ブレードからの力は脱ト
ナー・ロールからトナーを掻き落とす。脱トナー・ロー
ルとスクレーパ・ブレード双方の磨耗は、スクレーパ・
ブレードによって付与される負荷に直接的に比例する
(つまり、負荷がより大きければ、脱トナー・ロールに
おける磨耗速度はより早くなる。)。ロールとスクレー
パ・ブレードの間に付与されるトナー量は磨耗速度に反
比例する。脱トナー・ロールに付与するトナーが増える
と、脱トナー・ロールとスクレーパ・ブレードの間の滑
らかさはより良好なものとなるため、磨耗速度はより遅
くなる。しかしながら、光受容体上のほとんどの画像は
端部より中間においてより高密度を有することから、脱
トナー・ロールの端部におけるトナー量は中央における
トナー量より少ない。この結果、脱トナー・ロールの端
部における摩擦力は中央におけるものより高くなる。故
に、脱トナー・ロールは端部においてより高速の磨耗速
度を有し、脱トナー・ロールの端部は中間部におけるも
のの前に磨耗により使用不能となる。陽極酸化コーティ
ングを有する脱トナー・ロールに関しては、脱トナー・
ロールは、ピン・ホールがロールの表面上で発生するに
十分なほど陽極酸化コーティングが薄くなるまで磨耗さ
れる。この結果、実効性およびローラの全寿命は減少す
る。
【0003】脱トナー・ロールの不均一な磨耗に対する
現在の解決策は、クリーナを減速して脱トナー・ロール
における全磨耗速度を減少させることによって、およ
び、スクレーパ・ブレードを短くして脱トナー・ロール
における端部の磨耗を減少させることによって、脱トナ
ー・ロールの性能および寿命の双方を処理するようにさ
れている。Thayder に付与された米国特許第5,24
3,385号は、裏光受容体(backing photoreceptor)
支持ロールの中央部分をクリーニング・ブレードに向か
って外部方向に適応的に曲げるようにして、裏支持ロー
ルの撓みによるブレード・クリーナ下における非一様な
ベルト張力を補償するものを開示する。これにより、一
様なクリーニング・ブレード負荷を生じるとともに、高
価でなく、製造および実施が容易な、非一様なベルト張
力を有したコンプライアンス・ベルト光受容体の両端に
おける清掃性を強化する。Fromm 等に付与された米国特
許第5,209,997は、融着ロール、圧力ロール、
バックアップ・ロールを含む3つのロール融着器を開示
する。バックアップ・ロールはクラウン型とされてお
り、また、融着ロールと圧力係合で支持されて第1のニ
ップを形成し、一方、融着ロールはまた圧力ロールと接
触して支持されている。クラウン型ロール(crowned ro
ll) を融着ロールと圧力係合することは、幅広い融着器
において非一様なニップ負荷を取り去り、また、融着ロ
ーラ/圧力ロール・ニップを通じて一様な速度を提供す
る。
【0004】
【発明の実施の形態及び実施例】図1に、電子写真プリ
ンタのためのクリーニング装置の正面図が示されてい
る。この装置は、残留トナーや砕片をベルト10から除
去する二重の脱トナー・ロールを有したファイバ・ブラ
シ装置を含む。(ここに述べた実施例はブラシ上で脱ト
ナー・ロールを2つ使用するものであるが、本発明はブ
ラシ上で1つの脱トナー・ロールを用いても機能す
る)。ファイバ・クリーニング・ブラシ100は、クリ
ーニング・ハウジング106内部において、モータ10
4を通じて矢印102の方向に回転移動するよう支持さ
れていると共に、直流電源108によって負極にバイア
スされている(図1のクリーニング・ブラシはバイアス
されたものとして示されているが、本発明は機械用クリ
ーナ・ブラシに使用することもできる。)Fisher等に付
与された米国特許第3,572,923号に記述されて
いるように、ファイバ・ブラシは、導電性の円筒形部材
112上に支持された多数の導電性クリーニング・ファ
イバ110を有するのがよい。ハウジング106は、一
体的な押出しで経済的に製造されており、部材の必要に
従って形成された窪みを有する。残留トナーや汚染物、
即ち、紙繊維やカオリンのような砕片は、ベルト10と
衝突しているファイバ110によるブラッシング作用に
よって、または、直流電源108から繊維に与えられた
静電電荷によって、受光ベルト10の表面から除去され
る。ここに開示された型のゼログラフィー・システムで
は、ブラシ100はトナーと砕片の両方を光受容体から
除去する。前者は正の電荷を有し、後者は負の電荷を有
する。負に帯電された汚染物は、それらが付着する正に
帯電されたトナー粒子といっしょに除去される。
【0005】バイアスされた脱トナー・ロールがバイア
スされたブラシ100に近接して配置されており、脱ト
ナー・ロール114、120はブラシ・ファイバ110
からトナー粒子を静電的に除去することができる。図示
実施例の、ベルト10から除去されたトナーや砕片を含
む、矢印12の方向に回転する、ブラシ・ファイバ11
0は、先ず、モータ117によって矢印115の方向、
つまり、ブラシ100と同じ方向、に回転するよう支持
された第1の脱トナー・ロール114と接触する。電気
バイアスは第1の脱トナー・ロール114に直流電源1
16から供給される。脱トナー・ロール114は、ブラ
シ・ファイバ110が光受容体ベルト10の表面と接触
したままであるような位置に近接して離間された、ブラ
シ100と衝突するような回転位置で支持されている。
第2の脱トナー・ロール120は、ブラシ100の周囲
に沿って離間された位置で、ブラシから残留トナーの荷
重を更に除去するために設けられている。モータ122
は、脱トナー・ロール120を矢印124の方向に駆動
しており、その方向はファイバ・ブラシ100やロール
114の方向と同じである。電気バイアスが直流電源1
23から脱トナー・ロール120に付与される。クリー
ニング・ハウジング106の窪み130、132は、脱
トナー・ロール114、120を支持するためにそれぞ
れそこに設けられている。これらの窪みの内部には、ク
リーニング・ブラシ100から離されて、脱トナー・ロ
ール114、120のそれぞれに対して、スクレーパ・
ブレード140、150が設けられている。スクレーパ
・ブレード140、150は、ブレード140、150
が図1に示されているドクター・モードにあるとき、彫
刻作業によって脱トナー・ロール114、120の表面
からトナーや砕片粒子を除去する。(スクレーパ・ブレ
ードは、ぬぐい作業によっても脱トナー・ロールからト
ナーや汚染粒子を除去することができる。)スクレーパ
・ブレードは、ステンレス鋼、アルミニウム、炭素鋼を
含む金属物質である。除去されたトナーや砕片粒子は、
オーガー装置に落ち込んで、蓄積領域や現像ステイショ
ンへ運搬される。脱トナー・ロール114、120に関
連する他の構造およびその動作についてはLange 等に付
与された米国特許第4,829,026号に開示されて
おり、その特許部分は本明細書に参考として組み入れら
れている。
【0006】本発明は、実効性を改善するとともに、脱
トナー・ロール114、120の端部に沿った磨耗速度
と中央における磨耗速度を同じにすることによって脱ト
ナー・ロールの寿命を延ばす。脱トナー・ロールの端部
に至るトナー量を変更し、その上の滑らかさを増加させ
ることによって磨耗速度を減少させることは容易に行う
ことができないが、ブレード・スクレーパの負荷を減少
させて脱トナー・ロールの寿命を延長することはでき
る。脱トナー・ロールの端部におけるスクレーパ負荷を
減少させることにより磨耗速度は減少し、ロールの寿命
は増加する。こうして脱トナー・ロール端における負荷
を減少させることは、清掃性能には影響を与えない。な
ぜなら、脱トナー・ロール端においてはより少ないトナ
ーしか存在しないからである。次に、図2は、本発明の
脱トナー・ロールを清掃するために使用されるスクレー
パ・ブレードのカンチレバー・ビーム・モデルを示して
いる。延長部の長さ(L)は、スクレーパ・ブレード・
ホルダーからスクレーパ・ブレードの自由端まで延長し
ているスクレーパ・ブレードの長さである。このモデル
の位置1において、延長部の長さ、L、の自由端は、脱
トナー・ロールと接触していない。このLの自由端上に
は、図示のように横負荷Wと、軸負荷Pが存在する。軸
負荷Pは、カンチレバー・ビームの軸に沿って付与され
る。スクレーパ・ブレード延長部の長さLは、摩擦によ
って脱トナー・ロールとその自由端を接触させており、
スクレーパ・ブレードがブレード・ホルダー中に摺動的
に挿入されたときに、スクレーパ・ブレードの延長部を
位置1から位置2に矢印30によって示されているよう
に移動させる。位置2は、その上に通常の力“N”と摩
擦力“μ”が存在するときの、スクレーパ・ブレード延
長部(L)の自由端を示す。歪んだ延長部(L)は、ス
クレーパ・ブレード延長部が脱トナー・ロールと接触し
て脱トナー・ロールの表面を清掃するとき、脱トナー・
ロールによって引き起こされる抵抗によって僅かに曲が
る(位置2で示されているように)。
【0007】次に図3、図4は、脱トナー・ロール端部
におけるブレード負荷を減少させるための本発明の好ま
しい実施例を示す。脱トナー・ロールの端部におけるブ
レードの自由延長部の長さ(L)を変更することがブレ
ード負荷を減少させるための1つの方法である。スクレ
ーパ・ブレード延長部の長さ(L)が増加すると、端部
でブレード延長部を歪ませるのに必要な力は減少する。
ブレードの自由延長部の長さは、図3に示されているよ
うな「クラウン型(crowned)」ブレード・ホルダー14
5(若しくは155、図1参照)を使用することによっ
て変更され得る。ブレード負荷は、図4に示されている
ような「クラウン型」ブレード140(若しくは15
0、図1参照)を用いてブレードを歪ませることによっ
ても減少させることができる。脱トナー・ロールの端部
における負荷を減少させることは脱トナー・ロールの全
寿命を増加させる。本発明は、中央で「クラウン型とさ
れた」脱トナー・ロール・スクレーパ・ブレード・ホル
ダー(図3)、若しくは、スクレーパ・ブレード(図
4)である(端部は、切り払われている)。「クラウン
型」中央を用いることにより、トナーの収集が一般に最
小であるブレード端部においては過負荷が存在せず、中
央部においては十分なトナーがブレード端部を円滑なも
のとするような、所望の作業負荷が達成され得る。本発
明はブレードの寿命を増加させ、清掃性能を減少させる
ことなく脱トナー・ロールの磨耗を減少させる。ブレー
ド若しくはブレード・ホルダーの「クラウン型」部分
は、脱トナー・ロールの位置から角度Θで、接線40か
らブレード切払表面51やブレード・ホルダー切払表面
50までが約10度若しくはそれ以下で、角度を付けて
切断されている。ブレードやブレード・ホルダーの角度
付けは、各端部において、端部からほぼ40mmであ
る。ブレード幅は全体で、「長エッジ・フィード」に関
しては約380mm、「短エッジ・フィード」に関して
は240mmである。(「短エッジ・フィード」は、8
1/2 インチ(約21.6センチ)×14インチ(約3
5.6センチ)の紙がその8 1/2インチ(21.6セン
チ)のエッジによって複写機に給紙される場合に、エッ
ジの影響を防止するため一般には処理幅が9インチ(2
2.3センチ)であるような場所である。「長エッジ・
フィード」は、紙がその14インチ(35.6センチ)
エッジによって給紙される場所である。)ブレード・エ
ッジ・ホルダーは、長エッジ・フィードに関してはほぼ
390mmであり、短エッジ・フィードに関しては25
0mmである。
【0008】上に示し且つ記述した実施例は、スクレー
パ・ブレードと脱トナー・ロールを示す。しかしなが
ら、本発明は、クリーニング・ブレードや光受容体表面
に対しても使用して光受容ドラムやベルトの端部の磨耗
を減少させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真印刷装置のクリーニング装置の正面
図。
【図2】脱トナー・ロールと接触しているブレードのた
めのカンチレバー・ビーム・モデルを示す。
【図3】「クラウン型」ブレード・ホルダーを持つ本発
明の一実施例を示す。
【図4】「クラウン型」ブレードを持つ本発明の他の実
施例を示す。
【符号の説明】
10 ベルト 100 ファイバクリーニングブラシ 106 クリーニングハウジング 104 モータ 108 直流電源 110 ファイバ 114 脱トナー・ロール 120 脱トナー・ロール 140 スクレーパ・ブレード 145 「クラウン型」ブレード・ホルダー 150 スクレーパ・ブレード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面から粒子を除去する装置において、
    表面と接触する自由端を有したブレードを備え、該ブレ
    ードは、非一様な通常の力を表面に与えて表面の両端に
    わたって非一様な摩擦係数を補償することにより、表面
    上で実質的に一様な摩擦力を生成し表面に沿った非一様
    な磨耗を防止するようにしたことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 表面から粒子を除去する方法において、 表面と接触しているブラシを用いて表面から粒子を取り
    除く段階と、 脱トナー・ロールによって前記ブラシから粒子を除去し
    て前記ブラシをトナー除去する段階と、 前記脱トナー・ロールと接触している自由端を有したス
    クレーパ・ブレードを用いて前記脱トナー・ロールから
    粒子を除去する段階と、 前記スクレーパ・ブレードをスクレーパ・ブレード・ホ
    ルダーに支持する段階と、 前記脱トナー・ロールに非一様な通常の力を付与し、前
    記脱トナー・ロールの両端に渡って非一様な摩擦係数を
    補償することにより、前記脱トナー・ロール上で実質的
    に一様な摩擦力を生み出して前記脱トナー・ロールに沿
    った非一様な磨耗を防止する段階と、を備えることを特
    徴とする方法。
JP7206870A 1994-08-22 1995-08-14 脱トナー・ロールの寿命を増加させる非一様なスクレーパ・ブレード負荷 Withdrawn JPH0863074A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/293971 1994-08-22
US08/293,971 US5512995A (en) 1994-08-22 1994-08-22 Non-uniform scraper blade load to increase detoning roll life

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0863074A true JPH0863074A (ja) 1996-03-08

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ID=23131336

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