JPH086223B2 - 硝子繊維コード - Google Patents
硝子繊維コードInfo
- Publication number
- JPH086223B2 JPH086223B2 JP31060187A JP31060187A JPH086223B2 JP H086223 B2 JPH086223 B2 JP H086223B2 JP 31060187 A JP31060187 A JP 31060187A JP 31060187 A JP31060187 A JP 31060187A JP H086223 B2 JPH086223 B2 JP H086223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass fiber
- weight
- coating layer
- cord
- fiber cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C25/00—Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
- C03C25/10—Coating
- C03C25/24—Coatings containing organic materials
- C03C25/26—Macromolecular compounds or prepolymers
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硝子繊維コードに関し、更に詳しくは、複
数本の硝子繊維からコード状に構成されたコード状硝子
繊維上に、種々のエラストマーに対して優れた接着性を
示す被覆層を備えている硝子繊維コードに関する。
数本の硝子繊維からコード状に構成されたコード状硝子
繊維上に、種々のエラストマーに対して優れた接着性を
示す被覆層を備えている硝子繊維コードに関する。
従来、天然ゴムあるいはブタジエン−スチレン共重合
体のようなエラストマーを繊維、特に硝子繊維で強化す
る際に、マトリックスとなるエラストマーと、強化材又
は補強材となる繊維との接着を確保するため、共重合エ
ラストマーの混和性物質と、この物質の低分子量成分と
反応しうる遅延剤とを含有する含浸剤の被膜を上記繊維
上に形成することが知られている(特公昭53−43985号
公報)。そして、同公報には、上記重合体エラストマー
混和性物質として、レゾルシン・アルデヒド樹脂と、塩
基性エラストマーラテックス又はターポリマーラテック
スとの組合せが記載され、またこれらが含有している低
分子量成分が記載されている。
体のようなエラストマーを繊維、特に硝子繊維で強化す
る際に、マトリックスとなるエラストマーと、強化材又
は補強材となる繊維との接着を確保するため、共重合エ
ラストマーの混和性物質と、この物質の低分子量成分と
反応しうる遅延剤とを含有する含浸剤の被膜を上記繊維
上に形成することが知られている(特公昭53−43985号
公報)。そして、同公報には、上記重合体エラストマー
混和性物質として、レゾルシン・アルデヒド樹脂と、塩
基性エラストマーラテックス又はターポリマーラテック
スとの組合せが記載され、またこれらが含有している低
分子量成分が記載されている。
上記のような重合体エラストマー混和性物質による被
膜を有する硝子繊維は、同公報に記載されているブタジ
エン−スチレン共重合体あるいはクロロプレンのような
エラストマーに対しては優れた接着性を示す。しかしな
がら、本発明者の研究によれば、耐熱性が要求される分
野で最近大きく受容が延びているクロロスルホン化ポリ
エチレン、水素化ニトリルゴムあるいはクロルヒドリン
ゴム等のエラストマーに対しては上記被膜はほとんど接
着しないかあるいは全く接着しないことが明らかとなっ
た。そこで、本発明者は、種々のエラストマー等に対し
て優れた接着性を示し、特にクロロスルホン化ポリエチ
レのように上記被膜では接着性の劣るエラストマーに対
しても優れた接着性を示す被覆層を備えた硝子繊維コー
ドを開発し、特願昭61−279568号(特開昭63−135564号
公報参照)として出願した。なお、上記ガラス繊維コー
ドは、複数本のガラス繊維を束ねたり撚ったり編んだり
するなどしてコード状に構成したもの(本文において、
「コード状ガラス繊維」と云う)の上に一次被覆層及び
二次被覆層を順次形成したものである。
膜を有する硝子繊維は、同公報に記載されているブタジ
エン−スチレン共重合体あるいはクロロプレンのような
エラストマーに対しては優れた接着性を示す。しかしな
がら、本発明者の研究によれば、耐熱性が要求される分
野で最近大きく受容が延びているクロロスルホン化ポリ
エチレン、水素化ニトリルゴムあるいはクロルヒドリン
ゴム等のエラストマーに対しては上記被膜はほとんど接
着しないかあるいは全く接着しないことが明らかとなっ
た。そこで、本発明者は、種々のエラストマー等に対し
て優れた接着性を示し、特にクロロスルホン化ポリエチ
レのように上記被膜では接着性の劣るエラストマーに対
しても優れた接着性を示す被覆層を備えた硝子繊維コー
ドを開発し、特願昭61−279568号(特開昭63−135564号
公報参照)として出願した。なお、上記ガラス繊維コー
ドは、複数本のガラス繊維を束ねたり撚ったり編んだり
するなどしてコード状に構成したもの(本文において、
「コード状ガラス繊維」と云う)の上に一次被覆層及び
二次被覆層を順次形成したものである。
また、本発明者は、この硝子繊維コードについて更に
研究を進めた結果、レゾルシン・アルデヒド−ラテック
ス組成物による被覆処理(一次被覆処理)のみの場合よ
りも接着性の改善は著しいが、二次被覆処理により形成
される二次被覆層と、マトリックスとなるエラストマー
との接着性が未だ不十分なことが判明した。すなわち、
上記硝子繊維コードにより強化されたエラストマーをタ
イミングベルト等の駆動ベルトとして使用した場合、ベ
ルトの駆動中に二次被覆層とエラストマーとの界面で剥
離を生じてベルトの切断等の不具合を招き、このため、
未だ改善の余地があることが判明した。
研究を進めた結果、レゾルシン・アルデヒド−ラテック
ス組成物による被覆処理(一次被覆処理)のみの場合よ
りも接着性の改善は著しいが、二次被覆処理により形成
される二次被覆層と、マトリックスとなるエラストマー
との接着性が未だ不十分なことが判明した。すなわち、
上記硝子繊維コードにより強化されたエラストマーをタ
イミングベルト等の駆動ベルトとして使用した場合、ベ
ルトの駆動中に二次被覆層とエラストマーとの界面で剥
離を生じてベルトの切断等の不具合を招き、このため、
未だ改善の余地があることが判明した。
従って、本発明の目的は、種々のエラストマーに対し
て優れた接着性を示すと共に、耐熱屈曲疲労性が優れた
硝子繊維コードを提供することにある。
て優れた接着性を示すと共に、耐熱屈曲疲労性が優れた
硝子繊維コードを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、複数本の硝子繊維からコード状に構成され
たコード状硝子繊維と、このコード状硝子繊維を被覆し
ている一次被覆層と、この一次被覆層をさらに被覆して
いる二次被覆層とから成る硝子繊維コードにおいて、上
記二次被覆層が有機ジイソシアネート、クロロスルホン
化ポリエチレンおよび芳香族ニトロソ化合物を含有する
混合物から構成されていることを特徴とするものであ
る。
たコード状硝子繊維と、このコード状硝子繊維を被覆し
ている一次被覆層と、この一次被覆層をさらに被覆して
いる二次被覆層とから成る硝子繊維コードにおいて、上
記二次被覆層が有機ジイソシアネート、クロロスルホン
化ポリエチレンおよび芳香族ニトロソ化合物を含有する
混合物から構成されていることを特徴とするものであ
る。
本発明の硝子繊維コードは上記のとおり一次被覆層と
二次被覆層を有しているが、この一次被覆層は、任意の
合成樹脂であってよく、例えば、レゾルシン・ホルムア
ルデヒド−ラテックス(例えばレゾルシン・ホルムアル
デヒド樹脂)と、スチレン・ブタジエン共重合体、ビニ
ルピリジン共重合体あるいはクロロスルホン化ポリエチ
レとの組合せからなるラテックス;ブタジエン・スチレ
ン・ビニルピリジンのターポリマーのラテックス;ある
いはブタジエン・スチレン共重合体とビニルピリジン重
合体との組合せからなるラテックスのような一次被覆剤
によって、コード状硝子繊維コードを被覆することによ
り形成することができる。
二次被覆層を有しているが、この一次被覆層は、任意の
合成樹脂であってよく、例えば、レゾルシン・ホルムア
ルデヒド−ラテックス(例えばレゾルシン・ホルムアル
デヒド樹脂)と、スチレン・ブタジエン共重合体、ビニ
ルピリジン共重合体あるいはクロロスルホン化ポリエチ
レとの組合せからなるラテックス;ブタジエン・スチレ
ン・ビニルピリジンのターポリマーのラテックス;ある
いはブタジエン・スチレン共重合体とビニルピリジン重
合体との組合せからなるラテックスのような一次被覆剤
によって、コード状硝子繊維コードを被覆することによ
り形成することができる。
また、上記一次被覆剤は、例えば固形分含量10〜30重
量%の分散液として有利に使用することができる。さら
に具体的には、一次被覆剤は、通常、コード硝子繊維に
固形分含有15〜25重量%の分散液として塗布され、その
後、例えば200〜300℃の範囲の温度で0.1〜2.0分間乾燥
されて、コード状硝子繊維を被覆する一次被覆層とな
る。このような一次被覆層のみを有する硝子繊維コード
は、後述の比較例1として記載するとおり、クロロスル
ホン化ポリエチレンや水素化ニトリルゴム等に対し十分
な接着性を示さない。
量%の分散液として有利に使用することができる。さら
に具体的には、一次被覆剤は、通常、コード硝子繊維に
固形分含有15〜25重量%の分散液として塗布され、その
後、例えば200〜300℃の範囲の温度で0.1〜2.0分間乾燥
されて、コード状硝子繊維を被覆する一次被覆層とな
る。このような一次被覆層のみを有する硝子繊維コード
は、後述の比較例1として記載するとおり、クロロスル
ホン化ポリエチレンや水素化ニトリルゴム等に対し十分
な接着性を示さない。
本発明の硝子繊維コードは、上記のような一次被覆層
の上に、さらに二次被覆層を有してる。
の上に、さらに二次被覆層を有してる。
二次被覆層は、有機ジイソシアネートとクロロスルホ
ン化ポリエチレンと芳香族ニトロソ化合物とを含有する
混合物(二次被覆剤)から成っている。そして、この二
次被覆層は、例えば、有機ジイソシアネートとクロロス
ルホン化ポリエチレンと芳香族ニトロソ化合物とを有機
溶媒中に溶解した溶液を、上記のような一次被覆を備え
ている硝子繊維コードに塗布することにより形成するこ
とができる。
ン化ポリエチレンと芳香族ニトロソ化合物とを含有する
混合物(二次被覆剤)から成っている。そして、この二
次被覆層は、例えば、有機ジイソシアネートとクロロス
ルホン化ポリエチレンと芳香族ニトロソ化合物とを有機
溶媒中に溶解した溶液を、上記のような一次被覆を備え
ている硝子繊維コードに塗布することにより形成するこ
とができる。
有機ジイソシアネートとしては、例えば、ヘキサメチ
レジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メ
チレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)、ト
ルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート及びメチレンビス(フェニ
ルイソシアネート)等を好ましいものとして挙げること
ができる。これらは1種又は2種以上併用することがで
き、またトルエンジイソシアネートやメチレンビス(フ
ェニルイソシアネート)のように置換基についての異性
体が存在するものは、異性体の混合物であってもよい。
これらの有機ジイソシアネートはイソシアネート基をフ
ェノールやラクタムによって保護した形態で使用するこ
ともできる。そして、このように保護した形態にある有
機ジイソシアネートは、二次被覆剤を水性エマルジョン
のように水系媒体中の混合物とする場合に有利に使用さ
れる。
レジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メ
チレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)、ト
ルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート及びメチレンビス(フェニ
ルイソシアネート)等を好ましいものとして挙げること
ができる。これらは1種又は2種以上併用することがで
き、またトルエンジイソシアネートやメチレンビス(フ
ェニルイソシアネート)のように置換基についての異性
体が存在するものは、異性体の混合物であってもよい。
これらの有機ジイソシアネートはイソシアネート基をフ
ェノールやラクタムによって保護した形態で使用するこ
ともできる。そして、このように保護した形態にある有
機ジイソシアネートは、二次被覆剤を水性エマルジョン
のように水系媒体中の混合物とする場合に有利に使用さ
れる。
クロロスルホン化ポリエチレンとしては、例えば、塩
素含有量20〜45重量%そしてスルホニル硫黄含有量1〜
2.5重量%のものを通常用いることができる。特に、塩
素含有量25〜45重量%としてスルホニル硫黄含有量1.0
〜1.5重量%のものが有利に使用される。また、好まし
いクロロスルホン化ポリエチレは20〜50ML1+4(100
℃)のムーニー粘度を示す。クロロスルホン化ポリエチ
レンはベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素や、トリクロロエチレンのようなハロゲン化炭化
水素に非常に良く溶解する。
素含有量20〜45重量%そしてスルホニル硫黄含有量1〜
2.5重量%のものを通常用いることができる。特に、塩
素含有量25〜45重量%としてスルホニル硫黄含有量1.0
〜1.5重量%のものが有利に使用される。また、好まし
いクロロスルホン化ポリエチレは20〜50ML1+4(100
℃)のムーニー粘度を示す。クロロスルホン化ポリエチ
レンはベンゼン、トルエン、キシレンのような芳香族炭
化水素や、トリクロロエチレンのようなハロゲン化炭化
水素に非常に良く溶解する。
芳香族ニトロソ化合物としては、非隣接の環炭素原子
に直接結合した少なくとも2つのニトロソ基をもつベン
ゼン、ナフタレン、アントラセン及びビフェニルのよう
な任意の芳香族炭化水素を用いることができる。更に詳
しくは、このようなニトロソ化合物は、縮合した芳香族
核を含む1〜3個の芳香族核をもつと共に非隣接の核炭
素原子に直接結合した2〜6個のニトロソ基をもつポリ
−C−ニトロソ芳香族化合物として表わされる。好まし
いポリ−C−ニトロソ芳香族化合物は、ジニトロソ芳香
族化合物、特にメタ−又はパラ−ジニトロソベンゼンあ
るいはメタ−又はパラ−ジニトロソナフタレンのような
ジニトロソベンゼあるいはジニトロナフタレンである。
芳香族核の核水素原子は、アルキル、アルコキシ、シク
ロアルキル、アリール、アリールアルキル、アルキリー
ル、アリールアミン、アリールニトロソ、アミン、ハロ
ゲン等の基で置換することができる。芳香族核上にこの
ような置換基が存在することは、本発明におけるポリ−
C−ニトロソ芳香族化合物の活性効果に対してほとんど
影響を及ぼさない。現在知られている限りでは、置換基
が有機であろうと又は無機であろうと、置換基の性質に
関しては何等制限がない。すなわち、ポリ−C−ニトロ
ソ芳香族化合物、ポリ−C−ニトロソベンゼンあるいは
ポリ−C−ニトロソナフタレンについて言及する場合に
は、特に明記しない限り、それは置換されたニトロソ化
合物と置換されていないニトロソ化合物との両方を含ん
でいると理解されるべきである。
に直接結合した少なくとも2つのニトロソ基をもつベン
ゼン、ナフタレン、アントラセン及びビフェニルのよう
な任意の芳香族炭化水素を用いることができる。更に詳
しくは、このようなニトロソ化合物は、縮合した芳香族
核を含む1〜3個の芳香族核をもつと共に非隣接の核炭
素原子に直接結合した2〜6個のニトロソ基をもつポリ
−C−ニトロソ芳香族化合物として表わされる。好まし
いポリ−C−ニトロソ芳香族化合物は、ジニトロソ芳香
族化合物、特にメタ−又はパラ−ジニトロソベンゼンあ
るいはメタ−又はパラ−ジニトロソナフタレンのような
ジニトロソベンゼあるいはジニトロナフタレンである。
芳香族核の核水素原子は、アルキル、アルコキシ、シク
ロアルキル、アリール、アリールアルキル、アルキリー
ル、アリールアミン、アリールニトロソ、アミン、ハロ
ゲン等の基で置換することができる。芳香族核上にこの
ような置換基が存在することは、本発明におけるポリ−
C−ニトロソ芳香族化合物の活性効果に対してほとんど
影響を及ぼさない。現在知られている限りでは、置換基
が有機であろうと又は無機であろうと、置換基の性質に
関しては何等制限がない。すなわち、ポリ−C−ニトロ
ソ芳香族化合物、ポリ−C−ニトロソベンゼンあるいは
ポリ−C−ニトロソナフタレンについて言及する場合に
は、特に明記しない限り、それは置換されたニトロソ化
合物と置換されていないニトロソ化合物との両方を含ん
でいると理解されるべきである。
特に好ましいポリ−C−ニトロソ化合物は、 一般式 (R3)P−Ar−(NO)2 (式中、Arはフェニレン又はナフタレンからなる群から
選ばれ;R3はアルキル、シクロアルキル、アリール、ア
リールアルキル、アルキリール、アリールアミン、炭素
数1〜20のアルコキシ基、アミノ及びハロゲンからなる
群から選ばれた一価の有機基、好ましくは炭素数1〜6
のアルキル基であり;またpは0、1、2、3又は4、
好ましくは0である)で表わされる化合物である。
選ばれ;R3はアルキル、シクロアルキル、アリール、ア
リールアルキル、アルキリール、アリールアミン、炭素
数1〜20のアルコキシ基、アミノ及びハロゲンからなる
群から選ばれた一価の有機基、好ましくは炭素数1〜6
のアルキル基であり;またpは0、1、2、3又は4、
好ましくは0である)で表わされる化合物である。
本発明を実施する際に用いるのに適した好ましいポリ
−C−ニトロソ化合物を部分的かつ非制限的に挙げる
と、m−ジニトロベンゼン、p−ジニトロソベンゼン、
m−ジニトロソナフタレン、p−ジニトロソナフタレ
ン、2,5−ジニトロソ−p−シメン、2−メチル−1,4−
ジニトロソベンゼン、2−メチル−5−クロロ−1,4−
ジニトロソベンゼン、2−フルオロ−1,4−ジニトロソ
ベンゼン、2−メトキシ−1,3−ジニトロソベンゼン、
5−クロロ−1,3−ジニトロソベンゼン、2−ベンジル
−1,4−ジニトロソベンゼン及び2−シクロヘキシル−
1,4−ジニトロソベンゼンがある 二次被覆剤は、上記有機イソシアネート、クロロスル
ホン化ポリエチレンおよび芳香族ニトロソ化合物を含有
するとともに、無機充填剤を含有することができ、また
含有した方が望ましい。無機充填剤としては、例えば、
カーボンブラック、酸化マグネシウム、シリカ、酸化鉛
あるいは炭酸マグネシウム等を挙げることができる。こ
れらのうち、カーボンブラックが特に好ましい。
−C−ニトロソ化合物を部分的かつ非制限的に挙げる
と、m−ジニトロベンゼン、p−ジニトロソベンゼン、
m−ジニトロソナフタレン、p−ジニトロソナフタレ
ン、2,5−ジニトロソ−p−シメン、2−メチル−1,4−
ジニトロソベンゼン、2−メチル−5−クロロ−1,4−
ジニトロソベンゼン、2−フルオロ−1,4−ジニトロソ
ベンゼン、2−メトキシ−1,3−ジニトロソベンゼン、
5−クロロ−1,3−ジニトロソベンゼン、2−ベンジル
−1,4−ジニトロソベンゼン及び2−シクロヘキシル−
1,4−ジニトロソベンゼンがある 二次被覆剤は、上記有機イソシアネート、クロロスル
ホン化ポリエチレンおよび芳香族ニトロソ化合物を含有
するとともに、無機充填剤を含有することができ、また
含有した方が望ましい。無機充填剤としては、例えば、
カーボンブラック、酸化マグネシウム、シリカ、酸化鉛
あるいは炭酸マグネシウム等を挙げることができる。こ
れらのうち、カーボンブラックが特に好ましい。
二次被覆剤は、固形分含量3〜25重量%、より好まし
くは5〜15重量%の溶液又は分散液として調製される。
有機ジイソシアネートは、好ましくは固形分含量の10〜
50重量%、より好ましくは25〜45重量%を占める。クロ
ロスルホン化ポリエチレンは、好ましくは固形分含量の
10〜60重量%、より好ましくは20〜50重量%を占める。
芳香族ニトロソ化合物は、好ましくは1〜20重量%、よ
り好ましくは2〜15重量%を占める。また無機充填剤
は、好ましくは固形分含量の30重量%以下、より好まし
くは5〜20重量%を占める。
くは5〜15重量%の溶液又は分散液として調製される。
有機ジイソシアネートは、好ましくは固形分含量の10〜
50重量%、より好ましくは25〜45重量%を占める。クロ
ロスルホン化ポリエチレンは、好ましくは固形分含量の
10〜60重量%、より好ましくは20〜50重量%を占める。
芳香族ニトロソ化合物は、好ましくは1〜20重量%、よ
り好ましくは2〜15重量%を占める。また無機充填剤
は、好ましくは固形分含量の30重量%以下、より好まし
くは5〜20重量%を占める。
二次被覆剤は、一次被覆層を備えている硝子繊維コー
ド上に、通常、固形分が1〜5重量%(好ましくは2〜
4重量%)である液として塗布され、その後80〜150℃
の温度で0.1〜1分間乾燥されて、硝子繊維コードの一
次被覆層上に二次被覆層を与える。
ド上に、通常、固形分が1〜5重量%(好ましくは2〜
4重量%)である液として塗布され、その後80〜150℃
の温度で0.1〜1分間乾燥されて、硝子繊維コードの一
次被覆層上に二次被覆層を与える。
本発明の硝子繊維コードは、一次被覆層と二次被覆層
との組合せによって、種々のゴムあるいはクロロスルホ
ン化ポリエチレのようなエラストマーに対しても優れた
接着性を示し、また耐熱屈曲疲労性が高いので、高温に
おいて屈曲を受けても優れた接着性を保持しうる利点を
有している。
との組合せによって、種々のゴムあるいはクロロスルホ
ン化ポリエチレのようなエラストマーに対しても優れた
接着性を示し、また耐熱屈曲疲労性が高いので、高温に
おいて屈曲を受けても優れた接着性を保持しうる利点を
有している。
そのため、本発明の硝子繊維コードは、例えばタイミ
ングベルト、自動車用タイヤ等の補強材として極めて有
用である。
ングベルト、自動車用タイヤ等の補強材として極めて有
用である。
以下、実施例により本発明を詳述する。
実施例 1 (1)直径9μmの無アルカリ硝子のフィラメントを紡
糸し、集束剤を付着させて束ねることにより33.7テック
スの硝子繊維ストランドを得、これを3本撚って直径約
0.3mmのコード状硝子繊維とした。また、ビニルピリジ
ンラテックス(固形分40%)180重量部、スチレン・ブ
タジエン共重合体ラテックス(固形分45%)93重量部、
レゾルシン・ホルマリン縮合物(レゾルシン対ホルマリ
ンのモル比1対1.3、固形分6.0%)145重量部および水7
5重量部からなるレゾルシン・ホルマリン−ラテックス
組成物(RFL組成物)からなる厚み約100μmの一次被覆
層を、上記コード状硝子繊維上にそれ自体は公知の方法
により形成した。さらに、この一次被覆層を形成したコ
ード状硝子繊維を13本集めて合撚することにより硝子繊
維コードを得た。
糸し、集束剤を付着させて束ねることにより33.7テック
スの硝子繊維ストランドを得、これを3本撚って直径約
0.3mmのコード状硝子繊維とした。また、ビニルピリジ
ンラテックス(固形分40%)180重量部、スチレン・ブ
タジエン共重合体ラテックス(固形分45%)93重量部、
レゾルシン・ホルマリン縮合物(レゾルシン対ホルマリ
ンのモル比1対1.3、固形分6.0%)145重量部および水7
5重量部からなるレゾルシン・ホルマリン−ラテックス
組成物(RFL組成物)からなる厚み約100μmの一次被覆
層を、上記コード状硝子繊維上にそれ自体は公知の方法
により形成した。さらに、この一次被覆層を形成したコ
ード状硝子繊維を13本集めて合撚することにより硝子繊
維コードを得た。
一方、メチレンビス(4−フェニルイソシアネート)
4.5重量部、クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達
(株)製、商品名TS−340、塩素含有量43重量%、イオ
ウ含有量1.1重量%、ムーニー粘度30−ML1+4(100
℃))5.25重量部、p−ジニトロベンゼン2.25重量部お
よびカーボンブラック3.0重量部の配合物を、キシレン
とトリクロルエチレンとの混合溶媒(キシレン対トリク
ロルエチレンの混合比=1.5対1.0)85.0重量部に溶解、
分散せしめて、二次被覆用の処理液を準備した。この準
備した処理液を、上記のように合撚されかつ一次被覆層
を備えた硝子繊維コードに不揮発分の付着量が3重量%
となる割合で塗布し、有機溶剤を蒸発除去して、上記一
次被覆層とともに厚み約20μmの二次被覆層を備えた硝
子繊維コードを得た。
4.5重量部、クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達
(株)製、商品名TS−340、塩素含有量43重量%、イオ
ウ含有量1.1重量%、ムーニー粘度30−ML1+4(100
℃))5.25重量部、p−ジニトロベンゼン2.25重量部お
よびカーボンブラック3.0重量部の配合物を、キシレン
とトリクロルエチレンとの混合溶媒(キシレン対トリク
ロルエチレンの混合比=1.5対1.0)85.0重量部に溶解、
分散せしめて、二次被覆用の処理液を準備した。この準
備した処理液を、上記のように合撚されかつ一次被覆層
を備えた硝子繊維コードに不揮発分の付着量が3重量%
となる割合で塗布し、有機溶剤を蒸発除去して、上記一
次被覆層とともに厚み約20μmの二次被覆層を備えた硝
子繊維コードを得た。
(2)この硝子繊維コードを40mm長に切断し、その18本
を未加硫のクロロプレンゴムシート(30mm×40mm×1m
m)の上に全巾25mmとなるように平行に引き揃え、次い
で、表裏両面から150℃で30分間、100kg/cm2の圧力でプ
レス加硫した。
を未加硫のクロロプレンゴムシート(30mm×40mm×1m
m)の上に全巾25mmとなるように平行に引き揃え、次い
で、表裏両面から150℃で30分間、100kg/cm2の圧力でプ
レス加硫した。
また、同様の操作を、上記クロロプレンゴムシートを
クロロスルホン化ポリエチレン、水素化ニトリルゴムお
よびエピクロルヒドリンゴムのシートに代えて行った。
クロロスルホン化ポリエチレン、水素化ニトリルゴムお
よびエピクロルヒドリンゴムのシートに代えて行った。
上記それぞれのプレス加硫シートについて、硝子繊維
コードとゴムシートとその端部においてクリップで別個
に把持し、上下方向に引張ってコードをシートから引き
剥して接着性をしらべた。
コードとゴムシートとその端部においてクリップで別個
に把持し、上下方向に引張ってコードをシートから引き
剥して接着性をしらべた。
クロロプレンシートの場合には、その際、ゴムシート
が完全に破壊し、他のいずれのゴムシートの場合にも70
%の面積部分でゴムシートが破壊した。
が完全に破壊し、他のいずれのゴムシートの場合にも70
%の面積部分でゴムシートが破壊した。
実施例2 (1)実施例1の二次被覆用処理液に代えて、この実施
例2では下記組成の二次被覆用処理液を用いた。
例2では下記組成の二次被覆用処理液を用いた。
メチレンビス(4−フェニルイソシアネート) 5.7重量
部 クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達(株)製品、
商品名TS−220、塩素含有量29重量%、イオウ含有量1.
重量%及びムーニー粘度28−ML1+4(100℃)) 6.3重
量部 p−ジニトロソナフタレン 0.6重量部 カーボンブラック 2.4重量部 キシレンとトリクロルエチレンとの混合溶媒(キシレン
対トリクロルエチレンの混合比=1.5/1.0) 85.0重量部 (2)得られた硝子繊維コードを、実施例1の(2)項
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
部 クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達(株)製品、
商品名TS−220、塩素含有量29重量%、イオウ含有量1.
重量%及びムーニー粘度28−ML1+4(100℃)) 6.3重
量部 p−ジニトロソナフタレン 0.6重量部 カーボンブラック 2.4重量部 キシレンとトリクロルエチレンとの混合溶媒(キシレン
対トリクロルエチレンの混合比=1.5/1.0) 85.0重量部 (2)得られた硝子繊維コードを、実施例1の(2)項
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
比較例1 (1)実施例1の場合と同様にして一次被覆層を形成し
ただけで、二次被覆層を形成しなかった。
ただけで、二次被覆層を形成しなかった。
(2)得られた硝子繊維コードを、実施例1の(2)項
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
比較例2 (1)実施例1の二次被覆用処理液に代えて、この比較
例(2)では下記組成の二次被覆用処理液を用いた。
例(2)では下記組成の二次被覆用処理液を用いた。
メチレンビス(4−フェニルイソシアネート) 6.5重量
部 クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達(株)製品、
商品名TS−220、塩素含有量29重量%、イオウ含有量1.1
重量%及びムーニー粘度28−ML1+4(100℃)) 3.8重
量部 カーボンブラック 2.0重量部 トリクロルエチレン 67.2重量部 キシレン 20.5重量部 (2)得られた硝子繊維コードを、実施例1の(2)項
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
部 クロロスルホン化ポリエチレン(東洋曹達(株)製品、
商品名TS−220、塩素含有量29重量%、イオウ含有量1.1
重量%及びムーニー粘度28−ML1+4(100℃)) 3.8重
量部 カーボンブラック 2.0重量部 トリクロルエチレン 67.2重量部 キシレン 20.5重量部 (2)得られた硝子繊維コードを、実施例1の(2)項
に記載したのと全く同様にして、剥離テストを行い、そ
の結果を表に示した。
Claims (5)
- 【請求項1】複数本の硝子繊維からコード状に構成され
たコード状硝子繊維と、このコード状硝子繊維を被覆し
ている一次被覆層と、この一次被覆層をさらに被覆して
いる二次被覆層とから成る硝子繊維コードにおいて、 上記二次被覆層が有機ジイソシアネート、クロロスルホ
ン化ポリエチレンおよび芳香族ニトロソ化合物を含有す
る混合物から構成されていることを特徴とする硝子繊維
コード。 - 【請求項2】上記有機ジイソシアネートがヘキサメチレ
ンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、メ
チレンビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)、ト
ルエンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート及びメチレンビス(フェニ
ルイソシアネート)からなる群から選ばれた少くとも一
種である特許請求の範囲第1項に記載の硝子繊維コー
ド。 - 【請求項3】上記クロロスルホン化ポリエチレンが塩素
含有量25〜45重量%、イオウ含有量1.0〜1.5重量%およ
びムーニー粘度20〜50−ML1+4(100℃)である特許請
求の範囲第1項に記載の硝子繊維コード。 - 【請求項4】上記二次被覆層が無機充填剤をさらに含有
している特許請求の範囲第1項に記載の硝子繊維コー
ド。 - 【請求項5】無機充填剤がカーボンブラックである特許
請求の範囲第4項に記載の硝子繊維コード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31060187A JPH086223B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 硝子繊維コード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31060187A JPH086223B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 硝子繊維コード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156535A JPH01156535A (ja) | 1989-06-20 |
JPH086223B2 true JPH086223B2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=18007216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31060187A Expired - Lifetime JPH086223B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 硝子繊維コード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086223B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1371618B1 (en) | 2002-06-14 | 2014-01-22 | OCV Intellectual Capital, LLC | Fiber for reinforcing rubber products and process for its production |
PL1795645T3 (pl) * | 2004-10-01 | 2018-08-31 | Central Glass Company, Limited | Ciecz powlekająca do pokrywania włókna szklanego oraz wykorzystujące ją włókno szklane wzmacniające gumę |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP31060187A patent/JPH086223B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01156535A (ja) | 1989-06-20 |
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