JPH0861730A - 熱交換換気装置 - Google Patents

熱交換換気装置

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JPH0861730A
JPH0861730A JP20241294A JP20241294A JPH0861730A JP H0861730 A JPH0861730 A JP H0861730A JP 20241294 A JP20241294 A JP 20241294A JP 20241294 A JP20241294 A JP 20241294A JP H0861730 A JPH0861730 A JP H0861730A
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良 楠井
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稔 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換換気装置の小型化と低い圧力損失とを
両立する。 【構成】 ケーシング10内に略直線状の給気経路SP
を区画する。この給気経路SPに、熱交換エレメント2
0の室外空気流通路OPを沿わせる。これにより、熱交
換エレメント20は、室外空気流通路OPを区画する各
辺が垂直になり、室内空気流通路RPを区画する各辺が
水平になる。 【効果】 熱交換エレメント20の高さを低く抑えるこ
とができる。また、室外の空気を室内に供給するに当た
り、圧力損失を可及的に低減することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱交換換気装置に関し、
より詳細には、熱交換されるべき二種の空気を流通させ
るための熱交換エレメントを有する熱交換換気装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の熱交換換気装置として、
箱型のケーシングを設け、このケーシング内に、熱交換
エレメントと、給気用送風機と、排気用送風機とを収容
したものが広く知られている(例えば、特開平2−29
8746号、特開平2−298747号等参照)。
【0003】上記ケーシングには、室外の空気をケーシ
ング内に導入するための室外空気導入口と、導入された
室外の空気を室内に供給する供給口とを備えているとと
もに、室内の空気をケーシング内に導入するための室内
空気導入口と、導入された室内の空気を室外に排出する
排出口とを備えており、室外空気導入口から供給口に至
る給気経路と、室内空気導入口から排出口に至る排気経
路とを内部に区画している。
【0004】上記熱交換エレメントは、間隔を隔てて略
矩形の単位部材を多数積層することにより、その積層方
向と交差する方向に二種の空気を流通させる室外空気流
通路と室内空気流通路とを区画した略四角柱形状のもの
である。室外空気流通路は、上記単位部材の一辺に対し
て平行に区画されているとともに、室内空気流通路は、
上記一辺と直交する他辺に対して平行に区画されてい
る。そして、上記ケーシングの給気経路に室外空気流通
路を連通し、排気経路に上記室内空気流通路を連通する
ことにより、両空気の熱交換を行なっていた。
【0005】さらに、上記従来の構成では、単位部材の
積層方向が水平方向に沿うように当該熱交換エレメント
をレイアウトしているとともに、供給口と室内空気導入
口の静圧を均等化させるべく、供給口と室内空気導入口
との間に概ね45°の傾きをもって取り付けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した先行例のレイ
アウトを採用した場合には、ある程度、熱交換換気装置
全体の小型化を図ることが可能になるものの、送風能力
の向上と小型化とを充分に両立させることができなかっ
た。すなわち、上述した各先行例では、供給口と室内空
気導入口の各静圧を均等にするために、上記ケーシング
に形成された空気の経路が、何れも複雑に屈曲してお
り、大きな圧力損失が生じる構成となっていたのであ
る。
【0007】また、熱交換換気装置においては、熱交換
エレメントの各辺が垂直方向または水平方向に沿うよう
に配設されたものも知られているが(例えば実公昭61
−10109号、特開平4−263729号参照)、こ
れらにおいても、ケーシングの室外空気導入口から供給
口に至る給気経路が屈曲していたので、圧力損失を低減
することができなかった。
【0008】本発明は上記不具合に鑑みてさなれたもの
であり、より一層の小型化と低い圧力損失を両立するこ
とのできる熱交換換気装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の構成は、間隔を隔てて矩形
の単位部材を多数積層することによって略四角柱状に形
成され、当該単位部材の一辺に対して平行に空気を流通
させる室外空気流通路および上記一辺と直交する当該単
位部材の他辺に対して平行に空気を流通させる室内空気
流通路を有する熱交換エレメントと、熱交換エレメント
を、その単位部材の積層方向を水平に沿わせた状態で内
部に収容するべく箱型に形成され、室外の空気を内部に
導入する室外空気導入口、導入した室外の空気を室内に
供給する供給口、室内の空気を内部に導入する室内空気
導入口、導入した室内の空気を室外に排出する排出口を
含み、室外空気導入口から供給口に至る給気経路と、室
内空気導入口から排出口に至る排気経路とをそれぞれ内
部に区画するケーシングと、上記積層方向に沿ってケー
シング内に連設され、給気経路に給気流を形成する給気
用送風機および排気経路に排気流を形成する排気用送風
機とを備えた熱交換換気装置において、上記ケーシング
内の給気経路を略直線状に区画するとともに、この給気
経路に上記熱交換エレメントの室外空気流通路を沿わせ
ていることを特徴とする熱交換換気装置である。
【0010】また、請求項2記載の構成は、請求項1記
載の熱交換換気装置において、給気用送風機は、上記給
気経路中の、熱交換エレメントよりも上流側に配設され
ているとともに、排気用送風機は、上記排気経路中の、
熱交換エレメントよりも下流側に配設されているもので
ある。
【0011】また、請求項3記載の構成は、請求項1ま
たは2記載の熱交換換気装置において、上記ケーシング
は、少なくとも供給口および室内空気導入口が室内に露
出した天井吊り下げ型のものであり、供給口および室内
空気導入口は、何れも熱交換エレメントの流通路の開口
部分に沿って開口しているものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の構成では、室外空気流通路を区
画する熱交換エレメントの各辺が垂直な姿勢に沿い、室
内空気流通路を区画する熱交換エレメントの各辺が水平
な姿勢に沿った状態でケーシング内に配設される。そし
て、室外空気導入口からケーシング内に導入された室外
の空気は、略直線状に熱交換エレメントを通り抜け、熱
交換エレメントから空気の流れ方向が屈曲することなく
ケーシングの外側に排出される。
【0013】また、請求項2記載の構成では、給気用送
風機が、熱交換エレメントの上流側に配設されていると
ともに、排気用送風機が、熱交換エレメントの下流側に
配設されているため、排気用送風機は、静圧で室内の空
気を吸い込むことになり、動圧による押込みよりも偏流
が生じにくくなる結果、排気流が均一に流れることにな
る。
【0014】また、請求項3記載の構成では、供給口が
室内に露出しているので、熱交換エレメントから排出さ
れた室外の空気が、何ら抵抗を受けることなく供給口か
ら排出されるとともに、室内空気導入口から導入される
室内の空気も熱交換エレメントに対して何ら抵抗なく導
入されることになる。
【0015】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ本発明の好まし
い実施例について詳述する。図1は、本発明の一実施例
における熱交換換気装置の概略構成を示す断面略図であ
り、図2は、図1の熱交換換気装置の外観斜視図であ
り、図3は、図1の熱交換換気装置の一部を破断して示
す底面図である。なお、以下の説明において、図1の左
側を仮に前方とする。
【0016】これらの図を参照して、本実施例の熱交換
換気装置は、いわゆる天井吊下げ型であり、室内に露出
された状態で吊り下げられるケーシング10を備えてい
る。ケーシング10は、前後に対向する端壁11、12
並びに平面視略矩形の底板13を備えた略箱型に形成さ
れている。ケーシング10は、室外の空気を内部に導入
するための室外空気導入口OAと導入した室外の空気を
室内に供給する供給口SAとを備えており、室外空気導
入口OAから供給口SAに至る給気経路SPを内部に区
画している。これとともに、ケーシング10は、室内の
空気を内部に導入する室内空気導入口RA、導入した室
内の空気を室外に排出する排出口EAを含んでおり、室
内空気導入口RAから排出口EAに至る排気経路EPと
をそれぞれ内部に区画している。
【0017】図3によく示すように、上記室外空気導入
口OA並びに排出口EAが、ケーシング10の一の端壁
11に形成されているとともに、上記供給口SAが、上
記端壁11に対向する他の端壁12に形成されている。
これにより、上記給気経路SPは、図1に示す断面図で
みて略直線状に区画されることになる。本実施例におい
て、上記給気経路SPは、上記供給口SAを区画してい
る部分が僅かに下向きに絞られている。
【0018】さらに、上記室内空気導入口RAは、ケー
シング10の底板13に形成されている。この室内空気
導入口RAは、底板13の前方部分に区画されており、
図示のように、上記供給口SAに近接している。本実施
例において、底板13の、室内空気導入口RAを区画し
ている部位は、前方部分が僅かに上方へ傾斜している。
【0019】上記ケーシング10内には、熱交換エレメ
ント20、並びに給気用送風機30および排気用送風機
40が収容されている。上記熱交換エレメント20は、
間隔を隔てて多数の単位部材21を積層することにより
構成されたものである。単位部材21は、周知の仕切板
とリブとを一体に有する略正方形の部材であり、これを
90°ずつずらして積層することにより、当該単位部材
21の一辺に対して平行に空気を流通させる室外空気流
通路OPと、上記一辺と直交する当該単位部材21の他
辺に対して平行に空気を流通させる室内空気流通路RP
とを区画する略四角柱状に形成されている。各流通路O
P、RPは、それぞれ入口OP1、RP1と出口OP
2、RP2を備えている。
【0020】本実施例において、この熱交換エレメント
20は、その単位部材21の積層方向Lが水平に沿うよ
うに、上記ケーシング10内に収容されている。この
際、熱交換エレメント20の室外空気流通路OPは、上
記給気経路SPに沿っており、室外空気流通路OPの出
口OP2は、供給口SAに近接して臨んでいる。従っ
て、図1に示すように、熱交換エレメント20は、その
単位部材21の各辺が水平または垂直に沿う姿勢になっ
ている。他方、熱交換エレメント20の室内空気流通路
RPの入口RP1は、上記室内空気導入口RAに近接し
て臨んでいる。これにより、本実施例では、図2に示す
ように、供給口SAに取り付けられた化粧パネル14を
開放することにより、室内から熱交換エレメント20を
臨ませることができる結果、掃除機Cによって、熱交換
エレメント20に付着した塵埃を除去する等のメンテナ
ンス作業を行なうことが可能になる。
【0021】図2および図3から明らかなように、供給
口SAは、熱交換エレメント20の室外空気流通路OP
の出口OP2に沿う矩形に形成されているとともに、室
内空気導入口RAは、熱交換エレメント20の室内空気
流通路RPの入口RP1に沿う矩形に形成されている。
これにより、本実施例においては、出口OP2から排出
された室外の空気が何ら抵抗を受けることなく供給口S
Aから排出されるとともに、室内空気導入口RAから導
入される室内の空気も熱交換エレメント20に対して何
ら抵抗なく導入されるので、より顕著に圧力損失を抑制
可能な構成となっている。
【0022】次に、上記給気用送風機30は、給気経路
SPに給気流を形成するものであり、排気用送風機40
は、排気経路EPに排気流を形成するためのものであ
る。各送風機30、40は、それぞれ駆動源としてのモ
ータ31、41と、モータ31、41の回転軸31A、
41Aに固定されるファン羽根車32、42と、ファン
羽根車32、42の周囲を覆って所定の空気経路を形成
するファンケーシング33、43とを備えたユニット体
に構成されている。
【0023】図1および図3を参照して、各送風機3
0、40は、何れもモータ31、41の回転軸31A、
41Aがケーシング10内にて垂直に配置されていると
ともに、モータ31、41が、ファン羽根車32、42
およびファンケーシング33、43の上側に向けられた
状態で、上記ケーシング10の積層方向Lに沿い、ケー
シング10内に連設されている。
【0024】本実施例においては、上記レイアウトを採
用することにより、給気用送風機30は、上記給気経路
SP中の、熱交換エレメント20よりも上流側に配設さ
れることになる。他方、排気用送風機40は、上記排気
経路EP中の、熱交換エレメント20よりも下流側に配
設されることになる。
【0025】上記構成によれば、各送風機30、40の
ファン羽根車32、42が回転することにより、室外空
気導入口OAから導入された室外の空気は、給気用送風
機30のファン羽根車32によって、熱交換エレメント
20室外空気流通路OPに押し込まれ、供給口SAから
室内に供給されるとともに、室内の空気が排気用送風機
40のファン羽根車42によって、室内空気導入口RA
から吸込まれ、さらに、熱交換エレメント20の室内空
気流通路RPを通過した後、排出口EAから室外に排出
される。これにより、熱交換エレメント20は、両空気
流通路OP、RP間を流通する空気の熱交換を行なう。
この際、室外空気導入口OAからケーシング10内に導
入された室外の空気は、略直線状に熱交換エレメント2
0を通り抜け、熱交換エレメント20から空気の流れ方
向が屈曲することなくケーシング10の外側に排出され
る。
【0026】さらに、本実施例の構成では、ケーシング
10が天井吊下げ型のものであることから、供給口SA
が室内に露出しているので、略直線状に熱交換エレメン
ト20を通り抜けた室外の空気をそのまま室内に供給す
ることができる。以上説明したように、本実施例の構成
では、室外空気流通路OPを区画する熱交換エレメント
20の各辺が垂直な姿勢に沿い、室内空気流通路RPを
区画する熱交換エレメント20の各辺が水平な姿勢に沿
った状態でケーシング10内に配設されるので、概ね4
5°の傾きをもって取り付けられた従来の熱交換エレメ
ントに比べ、熱交換エレメント20の高さを低く抑える
ことができる。従って、ケーシング10の高さH、すな
わち、熱交換換気装置全体の高さHを抑えて小型化を図
ることが可能になる。しかも、本実施例のレイアウトを
採用した場合には、同一の収容高さについて、45°の
傾斜を持たせた熱交換エレメントよりもより断面積の大
きな熱交換エレメント20を採用することが可能になる
という利点もある。
【0027】加えて、給気経路SP自身が略直線状に区
画されているとともに、熱交換エレメント20の室外空
気流通路OPがこの給気経路SPに沿って配設されてい
るので、室外の空気を室内に供給するに当たり、圧力損
失を可及的に低減することが可能になる。また、本実施
例の構成では、給気用送風機30が、熱交換エレメント
20の上流側に配設されているとともに、排気用送風機
40が、熱交換エレメント20の下流側に配設されてい
るため、排気用送風機40が静圧で室内の空気を吸い込
むことにより、動圧による押込みよりも偏流が生じにく
くなる。このため、排気流が均一に流れることになり、
排気経路EPが給気経路SPと異なって途中で屈曲して
いたとしても、給気用送風機30と同等能力の排気用送
風機40を用いて、給気風量と略同等の風量を得ること
ができるという利点がある。
【0028】さらに、ケーシング10の給気経路SP
が、直線状に室内と室外とを連通することができるの
で、より圧力損失低減の効果が顕著になるとともに、ケ
ーシング10の室内空気導入口RAから熱交換エレメン
ト20の室内空気流通路RPの出口RP2側に至る経路
も直線的になるので、圧力損失を一層抑制することがで
きる。
【0029】このように本実施例によれば、より一層の
小型化と低い圧力損失を両立することが可能になるとい
う顕著な効果を奏する。なお、上述した実施例は、本発
明の好ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明は
上記実施例に限定されない。例えば、図4に示すよう
に、上記構成を天井埋込形の熱交換換気装置に適用する
ことも可能である。この構成においても、ケーシング1
1の高さHを低く抑えることができるとともに、給気経
路SPにおける圧力損失を可及的に抑制することが可能
になる。
【0030】その他、本発明の要旨を変更しない範囲内
で種々の設計変更が可能であることは、云うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
記載の構成では、室外空気流通路を区画する熱交換エレ
メントの各辺が垂直な姿勢に沿い、室内空気流通路を区
画する熱交換エレメントの各辺が水平な姿勢に沿った状
態でケーシング内に配設されるので、熱交換エレメント
の高さを低く抑えることができ、ひいては、ケーシング
の高さ、すなわち、熱交換換気装置全体の高さを抑えて
小型化を図ることが可能になる。加えて、給気経路自身
が略直線状に区画されているとともに、熱交換エレメン
トの室外空気流通路がこの給気経路に沿って配設されて
いるので、室外の空気を室内に供給するに当たり、圧力
損失を可及的に低減することが可能になる。
【0032】また、請求項2記載の構成では、排気用送
風機が静圧で室内の空気を吸い込むことにより、動圧に
よる押込みよりも偏流が生じにくくなるので、排気流が
均一に流れることになる結果、排気経路が給気経路と異
なって途中で屈曲していたとしても、給気用送風機と同
等能力の排気用送風機を用いて、給気風量と略同等の風
量を得ることができるという利点がある。
【0033】また、請求項3記載の構成では、ケーシン
グの給気経路が、直線状に室内と室外とを連通すること
により、熱交換エレメントから排出された室外の空気
が、何ら抵抗を受けることなく供給口から排出されると
ともに、室内空気導入口から導入される室内の空気も熱
交換エレメントに対して何ら抵抗なく導入されることに
なる結果、より顕著に圧力損失を一層抑制することがで
きる。
【0034】このように本発明によれば、より一層の小
型化と低い圧力損失を両立することが可能になるという
顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における熱交換換気装置の概
略構成を示す断面略図である。
【図2】図1の熱交換換気装置の外観斜視図である。
【図3】図1の熱交換換気装置の一部を破断して示す底
面図である。
【図4】本発明の別の実施例における熱交換換気装置の
概略構成を示す断面略図である。
【符号の説明】
10 ケーシング 20 熱交換エレメント 21 単位部材 30 給気用送風機 40 排気用送風機 OA 室外空気導入口 SA 供給口 RA 室内空気導入口 EA 排出口 SP 給気経路 EP 排気経路 OP 室外空気流通路 RP 室内空気流通路 L 積層方向
フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝則 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 伊藤 富夫 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隔を隔てて矩形の単位部材(21)を多数積
    層することによって略四角柱状に形成され、当該単位部
    材(21)の一辺に対して平行に空気を流通させる室外空気
    流通路(OP)および上記一辺と直交する当該単位部材(21)
    の他辺に対して平行に空気を流通させる室内空気流通路
    (RP)を有する熱交換エレメント(20)と、 熱交換エレメント(20)を、その単位部材(21)の積層方向
    (L) を水平に沿わせた状態で内部に収容するべく箱型に
    形成され、室外の空気を内部に導入する室外空気導入口
    (OA)、導入した室外の空気を室内に供給する供給口(S
    A)、室内の空気を内部に導入する室内空気導入口(RA)、
    導入した室内の空気を室外に排出する排出口(EA)を含
    み、室外空気導入口(OA)から供給口(SA)に至る給気経路
    (SP)と、室内空気導入口(RA)から排出口(EA)に至る排気
    経路(EP)とをそれぞれ内部に区画するケーシング(10)
    と、 上記積層方向(L) に沿ってケーシング(10)内に連設さ
    れ、給気経路(SP)に給気流を形成する給気用送風機(30)
    および排気経路(EP)に排気流を形成する排気用送風機(4
    0)とを備えた熱交換換気装置において、 上記ケーシング(10)内の給気経路(SP)を略直線状に区画
    するとともに、この給気経路(SP)に上記熱交換エレメン
    ト(20)の室外空気流通路(OP)を沿わせていることを特徴
    とする熱交換換気装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の熱交換換気装置において、 給気用送風機(30)は、上記給気経路(SP)中の、熱交換エ
    レメント(20)よりも上流側に配設されているとともに、
    排気用送風機(40)は、上記排気経路(EP)中の、熱交換エ
    レメント(20)よりも下流側に配設されているものであ
    る。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の熱交換換気装置に
    おいて、 上記ケーシング(10)は、少なくとも供給口(SA)および室
    内空気導入口(RA)が室内に露出した天井吊り下げ型のも
    のであり、 供給口(SA)および室内空気導入口(RA)は、何れも熱交換
    エレメント(20)の流通路の開口部分(OP2,RP1) に沿って
    開口しているものである。
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