JP2530291B2 - ホ―ル用空気調和機 - Google Patents
ホ―ル用空気調和機Info
- Publication number
- JP2530291B2 JP2530291B2 JP6190636A JP19063694A JP2530291B2 JP 2530291 B2 JP2530291 B2 JP 2530291B2 JP 6190636 A JP6190636 A JP 6190636A JP 19063694 A JP19063694 A JP 19063694A JP 2530291 B2 JP2530291 B2 JP 2530291B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- blower
- air conditioner
- hall
- machine body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Central Air Conditioning (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、劇場、音楽ホール等
多目的用ホールの如く多風量を必要とする室内に非常に
静粛にて理想的な空調展開が容易に求め得られると共に
全体形状をきわめてコンパクト化に形成せしめた超低騒
音形のホール用空気調和機に関する。
多目的用ホールの如く多風量を必要とする室内に非常に
静粛にて理想的な空調展開が容易に求め得られると共に
全体形状をきわめてコンパクト化に形成せしめた超低騒
音形のホール用空気調和機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記の如く劇場、音楽ホール等室
内面積が比較的汎大な場所には当然、多量の風量を必要
とすることは勿論であるが、通常かかる室内への送風手
段としては機体の一方に還気口を、他方に送風口を各開
口設け、該還気口と送風口を連通する略直線状の送風通
路を機内に形成すると共に該送風通路内に上記室内面積
に見合う風量の送風機を数台、横方向に並列に配置して
なる構造を有している。
内面積が比較的汎大な場所には当然、多量の風量を必要
とすることは勿論であるが、通常かかる室内への送風手
段としては機体の一方に還気口を、他方に送風口を各開
口設け、該還気口と送風口を連通する略直線状の送風通
路を機内に形成すると共に該送風通路内に上記室内面積
に見合う風量の送風機を数台、横方向に並列に配置して
なる構造を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記の如く、
直線形の送風通路内に複数台の送風機を横列に並列に配
置行わしめることは機巾が当然、広くなり従って設置ス
ペースは勿論のこと、機巾を狭くすれば充分な風量が確
実に求め得られないという欠点があった。この発明は上
記、問題点に鑑みて全体形状をきわめてコンパクトに形
成出来得ると共に室内へ流出する騒振音を未然に消音
し、非常に静粛な超低騒音形ホール用空気調和機を広く
提供しようとするものである。
直線形の送風通路内に複数台の送風機を横列に並列に配
置行わしめることは機巾が当然、広くなり従って設置ス
ペースは勿論のこと、機巾を狭くすれば充分な風量が確
実に求め得られないという欠点があった。この発明は上
記、問題点に鑑みて全体形状をきわめてコンパクトに形
成出来得ると共に室内へ流出する騒振音を未然に消音
し、非常に静粛な超低騒音形ホール用空気調和機を広く
提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成する手段として、機体１の前部に還気口２及び送風口
３を各開口設け、且つ該機体１の内部を隔壁ａにて上下
に分断し上記還気口２と送風口３を連通すべく上下にク
ロス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を形成設けると共
に該送風通路内に熱交換コイル６及びフィルタ７を各配
置し、更に上記上下送風室Ａ，Ｂ内に送風機４，５を上
下二段に配置せしめたことを特徴とするホール用空気調
和機である。更に上記、機体１前部に還気口２及び送風
口３を並列に開口設けてなる消音チャンバー８を一体的
に連結せしめることによって送風口３より冷暖気と共に
流出する空気内の騒振音をも該送風と同時に完全に消去
行わしめることも出来得る。
成する手段として、機体１の前部に還気口２及び送風口
３を各開口設け、且つ該機体１の内部を隔壁ａにて上下
に分断し上記還気口２と送風口３を連通すべく上下にク
ロス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を形成設けると共
に該送風通路内に熱交換コイル６及びフィルタ７を各配
置し、更に上記上下送風室Ａ，Ｂ内に送風機４，５を上
下二段に配置せしめたことを特徴とするホール用空気調
和機である。更に上記、機体１前部に還気口２及び送風
口３を並列に開口設けてなる消音チャンバー８を一体的
に連結せしめることによって送風口３より冷暖気と共に
流出する空気内の騒振音をも該送風と同時に完全に消去
行わしめることも出来得る。
【０００５】
【作用】この発明に係るホール用空気調和機を室内の一
部に設置し用いるものであって送風機４，５を駆動運転
行わしめることによって上部還気口２より室内よりの還
気が機内に形成せる上部送風室Ａ内に流れ、これがクロ
ス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を経て下部送風室Ｂ
内に流れ、熱交換コイル６にて所定の温度に熱交換し一
方の送風口３よりホール室内に最適な温度の冷、暖風を
送給行わしめることが出来得るのである。また場合によ
ってはダクト接続により外部の新鮮な外気を上記と同時
に室内に導入し、室内の汚染空気を室外に放出行わしめ
ることも出来得る。
部に設置し用いるものであって送風機４，５を駆動運転
行わしめることによって上部還気口２より室内よりの還
気が機内に形成せる上部送風室Ａ内に流れ、これがクロ
ス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を経て下部送風室Ｂ
内に流れ、熱交換コイル６にて所定の温度に熱交換し一
方の送風口３よりホール室内に最適な温度の冷、暖風を
送給行わしめることが出来得るのである。また場合によ
ってはダクト接続により外部の新鮮な外気を上記と同時
に室内に導入し、室内の汚染空気を室外に放出行わしめ
ることも出来得る。
【０００６】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
すると１は機体にて該機体１の前面上部に還気口２を、
また該下方に送風口３各並列に開口設け、且つ該機内を
隔壁ａにて上下に分断し上部送風室Ａ及び下部送風室Ｂ
を形成すると共に該上下両室Ａ，Ｂをクロス状に交又し
上記還気口２と送風口３を連結連通する略Ｕ型状の送風
通路を機内に形成する。また上記上部送風室Ａ内には送
風機４を、下部送風室Ｂ内には送風機５の送風機を上下
二段に夫々を設置する。なお上記上下送風機４，５は同
一風量の送風機が用いられているが他の実施例として互
いに異なる容量の送風機を、または夫々の送風機４，５
に風量調整装置を併設し、室内の状体に応じて強弱所定
の風量を求めることも出来得る。更に上記上部送風通路
内にメイン等適宜形状のフィルタ７を、下部送風通路内
には冷、温水コイル、即ち熱交換コイル６及び図示例に
おいては省略しているが加湿器等の必要とする各機構装
置が設置されている。
すると１は機体にて該機体１の前面上部に還気口２を、
また該下方に送風口３各並列に開口設け、且つ該機内を
隔壁ａにて上下に分断し上部送風室Ａ及び下部送風室Ｂ
を形成すると共に該上下両室Ａ，Ｂをクロス状に交又し
上記還気口２と送風口３を連結連通する略Ｕ型状の送風
通路を機内に形成する。また上記上部送風室Ａ内には送
風機４を、下部送風室Ｂ内には送風機５の送風機を上下
二段に夫々を設置する。なお上記上下送風機４，５は同
一風量の送風機が用いられているが他の実施例として互
いに異なる容量の送風機を、または夫々の送風機４，５
に風量調整装置を併設し、室内の状体に応じて強弱所定
の風量を求めることも出来得る。更に上記上部送風通路
内にメイン等適宜形状のフィルタ７を、下部送風通路内
には冷、温水コイル、即ち熱交換コイル６及び図示例に
おいては省略しているが加湿器等の必要とする各機構装
置が設置されている。
【０００７】またこの発明においては、上記機体１の前
部に還気口２及び送風口３を併列に開設し、且つ機内に
適宜の消音機構を設置してなる消音チャンバー８を一体
的に連結行わしめることによって送風口３より冷、暖送
風と共に流出する騒振音をも同時に完全確実に除去し非
常に低騒音の送風状体を求めることも出来得るのであ
る。
部に還気口２及び送風口３を併列に開設し、且つ機内に
適宜の消音機構を設置してなる消音チャンバー８を一体
的に連結行わしめることによって送風口３より冷、暖送
風と共に流出する騒振音をも同時に完全確実に除去し非
常に低騒音の送風状体を求めることも出来得るのであ
る。
【０００８】
【発明の効果】この発明は上記の如く、機体１の前部に
併列に開口設けてなる還気口２と送風口３を連通し上下
にクロス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を機内に形成
すると共に該上下送風室Ａ，Ｂ内に送風機４，５を上下
二段に配置してなるものであるから、送風全長距離が長
く構成し自然的な消音機能を呈するは勿論、風量をも毛
頭に低下させることもなく全体形状を頗こぶるコンパク
トに形成可能である等の益大な効果をを有している。
併列に開口設けてなる還気口２と送風口３を連通し上下
にクロス状に交又する略Ｕ型状の送風通路を機内に形成
すると共に該上下送風室Ａ，Ｂ内に送風機４，５を上下
二段に配置してなるものであるから、送風全長距離が長
く構成し自然的な消音機能を呈するは勿論、風量をも毛
頭に低下させることもなく全体形状を頗こぶるコンパク
トに形成可能である等の益大な効果をを有している。
【０００９】また請求項２項記載の如く上下二段に設置
せる送風機４，５の風量を所定の風量に変更調整自在に
配置せしめることによって常時最適な風量が容易に求め
得られ、以て消費電力を大巾に節減出来得る等の経済的
効果も併せ有している。
せる送風機４，５の風量を所定の風量に変更調整自在に
配置せしめることによって常時最適な風量が容易に求め
得られ、以て消費電力を大巾に節減出来得る等の経済的
効果も併せ有している。
【００１０】また請求項３項記載の如く、機体１の前部
に更に消音チャンバー６を一体的に連結行わしめること
によって送風口３より送風と共に洩出する騒振音を完全
確実に消去し、以て音楽ホールの如く特に静粛な環境を
必要とする室内において超低騒音形空気調和機としては
最適なる発明と謂えよう。
に更に消音チャンバー６を一体的に連結行わしめること
によって送風口３より送風と共に洩出する騒振音を完全
確実に消去し、以て音楽ホールの如く特に静粛な環境を
必要とする室内において超低騒音形空気調和機としては
最適なる発明と謂えよう。
【図１】 この発明に係るホール用空気調和機の内面
図、
図、
【図２】 同上、側面図である。
１ 機体 ２ 還気口 ３ 送風口 ４ 上部送風機 ５ 下部送風機 ６ 熱交換コイル ７ フィルタ ８ 消音チャンバー
Claims (3)
- 【請求項１】 機体１の前部一方に還気口２を、また他
方に送風口３を各併列に開口設け、且つ該機体１内部を
隔壁ａにて上下に分断し上記還気口２と送風口３を連通
し上下にクロス状に交又してなる略Ｕ型状の送風通路を
機内に形成すると共に該送風通路内に熱交換コイル６、
フィルタ７を各配置し、更に上記上下送風室Ａ，Ｂ内に
送風機４，５を上下二段に配置せしめたことを特徴とす
るホール用空気調和機。 - 【請求項２】 上記、機体１内を上下に分断し、上下に
形成せる送風室Ａ、Ｂ内に上下二段に設置してなる送風
機４，５に風量変更装置を風量変更調整自在に併設し、
該室内に最適な風量を送給行わしめるように構成せしめ
たことを特徴とする請求項１項記載のホール用空気調和
機。 - 【請求項３】 還気口２及び送風口３を並列に開口設
け、且つ内部に適宜形状の消音機構を設置してなる消音
チャンバー８を上記、機体１の前部に一体的に連結せし
めたことを特徴とする請求項１項記載のホール用空気調
和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190636A JP2530291B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | ホ―ル用空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6190636A JP2530291B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | ホ―ル用空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0854130A JPH0854130A (ja) | 1996-02-27 |
| JP2530291B2 true JP2530291B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=16261374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6190636A Expired - Lifetime JP2530291B2 (ja) | 1994-08-12 | 1994-08-12 | ホ―ル用空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530291B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6136204B2 (ja) * | 2012-11-09 | 2017-05-31 | 株式会社デンソー | 空調装置 |
| CN103411272B (zh) * | 2013-08-30 | 2016-01-06 | 苏守应 | 空调制冷分享系统 |
-
1994
- 1994-08-12 JP JP6190636A patent/JP2530291B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0854130A (ja) | 1996-02-27 |
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