JPH0861711A - 分離型空気調和機及びその設置方法 - Google Patents

分離型空気調和機及びその設置方法

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Publication number
JPH0861711A
JPH0861711A JP19994094A JP19994094A JPH0861711A JP H0861711 A JPH0861711 A JP H0861711A JP 19994094 A JP19994094 A JP 19994094A JP 19994094 A JP19994094 A JP 19994094A JP H0861711 A JPH0861711 A JP H0861711A
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JP
Japan
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floor
outdoor
heat exchanger
house
outdoor unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP19994094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Kato
昇三 加藤
Shinji Kaneko
真司 兼子
Akira Okonogi
章 小此木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0861711A publication Critical patent/JPH0861711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/40Geothermal heat-pumps

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転効率がよく、耐久性に優れ、且つ騒音の
減少を図ることができる分離型の空気調和機及びその設
置方法を提供する。 【構成】 本発明は、室内機3と室外機5とに分離され
た空気調和機1において、室外機5を家屋の床下26に
配置するものであるから、屋外に室外機設置のためのス
ペースを取らない。また、床下空気は地熱の影響によ
り、家屋外の外気に比べて夏は涼しく冬は暖かいので、
室外熱交換器の熱交換が十分にでき、運転効率がよい。
しかも、実質的に家屋内に配置されるものであるから、
風雨や直射日光にさらされることがないため、耐久性に
優れる。また、室外機を床下に配置するものであるか
ら、その騒音を家屋により遮蔽することができるので、
近隣に対する騒音が減少される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室外機と室内機とによ
り構成される冷媒回路に冷媒を循環する分離型空気調和
機及びその設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の分離型空気調和機は、冷媒回路
に冷媒を循環させて外気の熱を汲み上げたり室内熱を外
気へ放出したりするいわゆるヒートポンプ式の空気調和
機であり、室外機には、室外熱交換器、圧縮機及び送風
機が設けられており、室外熱交換器の冷媒を室外空気と
熱交換させている。そして、室外空気により熱交換され
た冷媒は、室内機の室内熱交換器において、室内空気と
熱交換されるようになっている。
【0003】このようなヒートポンプ式の熱交換器にあ
っては、夏の冷房時には室外機において冷媒から熱を奪
うため外気温度は低いほうが運転の効率がよく、冬の暖
房時には室外機において冷媒に熱を付与するために外気
温度が高いほうが効率がよい。
【0004】また、従来の分離型空気調和機において、
その室外機は、例えば、屋根の上、軒下、ベランダ等
の、家屋の外に配置されており、外気にさらされた状態
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、屋外の外気
は、夏には暑く、冬には冷たいため、ヒートポンプ式の
熱交換器にあっては、夏の冷房時には外気温度が高く、
冬の暖房時には外気温度が低いため、冷房及び暖房運転
の効率が十分得られなかった。
【0006】また、室外機は屋外に設置されるため、所
定の設置用スペースを必要とすることから邪魔になると
ともに、風雨や直射日光にさらされるために耐久性に劣
るという問題点があった。
【0007】更に、室外機の音がそのまま屋外に伝達さ
れるため、近隣の家に音が漏れて、騒音の原因になるこ
ともあった。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、運転効率がよく、耐久性に優れ、且つ騒
音の減少を図ることができる分離型空気調和機及びその
設置方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、室外熱交
換器、圧縮機及び送風機を有し室外に配置される室外機
と、室内熱交換器を有し室内に配置される室内機とを備
える分離型空気調和機において、前記室外機を家屋の床
下に配置し、且つ室外熱交換器を通過した空気を屋外に
排出させたものである。
【0010】第2の発明は、室外熱交換器、圧縮機及び
送風機を有し室外に配置される室外機と、室内熱交換器
を有し室内に配置される室内機とを備える分離型空気調
和機において、前記室外機を家屋の床下に配置し、室外
熱交換器の熱交換後の空気をダクトにより屋外に排出さ
せたものである。
【0011】第3の発明は、室外熱交換器、圧縮機及び
送風機を有し室外に配置される室外機と、室内熱交換器
を有し室内に配置される室内機とを備え、前記室外機を
家屋の床下に配置した分離型空気調和機の設置方法であ
って、家屋の床には室外機を設置のために床を開く床扉
を備えており、この床扉を開いて、床下に室外機を設置
するものである。
【0012】
【作用】第1の発明によれば、室外機を家屋の床下に配
置するものであるから、屋外に室外機設置用のスペース
を取らない。また、床下空気は地熱の影響により、家屋
外の外気に比べて夏は涼しく冬は暖かいので、室外熱交
換器の熱交換が十分にでき、運転効率がよい。しかも、
実質的に家屋内に配置されるものであるから、風雨や直
射日光にさらされることがないため、耐久性に優れる。
また、室外機を床下に配置するものであるから、その騒
音を家屋により遮蔽することができるので、近隣に対す
る騒音が減少される。
【0013】第2の発明によれば、室外機の送風口にダ
クトを設け、床下の排気口に熱交換後の空気を屋外に確
実に導出するものであるから、熱交換後の空気が床下に
戻ることがなく、第1の発明に加えて、更に効率の良い
運転を図ることができる。
【0014】第3の発明によれば、床に設けられた床扉
を開いて床下に据え置く。従って、室外機の床下への設
置を家屋内において容易におこなうことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面を参照し
て詳細に説明する。
【0016】図1に示すように、本発明の分離型空気調
和機1は、図1に示すように、室内2に配置されて室内
の冷房及び暖房をおこなう室内機3と、室外に配置され
る室外機5とにより構成されており、これらの室内機3
と室外機5とにより、図3に示すように、冷媒回路が形
成されている。
【0017】室内機3には、冷媒の熱交換をおこなう室
内熱交換器7と送風機9とが設けられており、室内熱交
換器7により熱交換された空気を室内に送風するように
なっている。
【0018】室外機5には、圧縮機13、流量制御弁1
7、室外熱交換器19、流路切り換え弁としての四方弁
21が配置されている。室外熱交換器19には、送風機
23が設けられており、室外熱交換器19に室外空気を
送風して熱交換するようになっている。
【0019】図1及び図2に示すように、家屋の床25
には、床25を開いて室外機5を収納するための床扉2
7が設けられている。かかる床扉27は、一側が蝶番等
により固定され、または扉27の全体をそのまま取り外
す構成である。また、和室にあっては、畳の下の床に床
扉27が設けられる。
【0020】室外機5の設置場所は、家屋の土台に形成
された通気用の排気口29の近傍に設けられ、室外機5
の送風口が床下に設けられた排気口29に向けて配置さ
れている。従って、床下空気を取り込んで室外熱交換器
を通過させ、熱交換された空気をそのまま家屋外へ放出
するようになっている。
【0021】床下の室外機設置用の場所は、室外機の高
さを考慮して予じめ凹状に形成し、据付を確実におこな
うためにコンクリート等により処理することが好まし
い。
【0022】このように、室外機5を家屋の床下26に
配置するものであるから、屋外に設置スペースを取らず
邪魔にならない。また、風雨や直射日光にさらされるこ
とがないため、耐久性に優れる。更に、室外機5の騒音
を家屋により遮蔽することができるので、近隣に対する
騒音が減少される。
【0023】本実施例では、更に、室外機5の送風口と
床下に設けられた排気口29とをダクト31により接続
して、室外機4において熱交換された後の熱交換風を屋
外に確実に導いており、床下に戻らず、効率の良い運転
を図ることができる。
【0024】尚、室内機3と室外機5と結ぶ冷媒回路用
の冷媒配管33は、本実施例では、家屋の壁35に埋め
込まれており、室内または室外の外観を損なわないよう
にしている。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。
【0026】図3に示す冷媒回路においては、冷房運転
時には、図3の四方弁21が破線で示すように位置し、
圧縮機13、室外熱交換器19、流量制御弁17、室内
熱交換器7、四方弁21、アキュムレータ22の順序で
冷媒が循環される。この冷房運転時には、室外熱交換器
19は凝縮器として作用し、室内熱交換器15は蒸発器
として作用して、冷媒は室内熱交換器15で気化されて
室内2の空気から熱をくみ上げて、室外熱交換器19で
放熱する。
【0027】一方、図3の冷媒回路において、暖房運転
時には、図3の実線で示すように四方弁31が位置し、
圧縮機13、室内熱交換器7、流量制御弁17、室外熱
交換器19、四方弁21、アキュムレータ22の順序で
冷媒が循環される。この暖房運転時に、室外熱交換器1
9は蒸発器として作用し、室内熱交換器7は凝縮器とし
て作用して、冷媒は室外熱交換器19で気化されて、床
下26の空気から熱を汲み上げて、室内熱交換器7で放
熱される。
【0028】ところで、床下26の空気温度は、一般
に、地熱の影響により、家屋外の外気に比べて夏は涼し
く冬は暖かいので、室外熱交換器19の熱交換が効率よ
くできる。即ち、冷房運転時には、室外熱交換器19は
凝縮器として作用するから、室外熱交換器を冷却する外
気の温度は低い方が運転の効率が良く、夏に外気温度よ
り低い温度の床下空気により熱交換する方が効率がよ
い。また、冬の暖房運転時にあっては、室外熱交換器1
9は蒸発器として作用するから、室外熱交換器19に熱
源を付与する外気温度は高い方が運転の効率が良く、冬
に外気温度より高い空気温度の床下空気を熱源として用
いる方が効率がよい。
【0029】一方、室外機の据付やメンテナンス時に
は、床に設けられた床扉を開いて、床下に収納されてい
る室外機を露出しておこなう。従って、雨や雪等の天候
に関係なく、容易に室外機の据付、メンテナンスがで
き、作業性が良い。
【0030】本発明は、上述した実施例に限定されず、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
【0031】室外機と室内機とを接続するための冷媒回
路の配管33は壁35に埋め込むことに限らず、室内ま
たは室外に設けるものであっても、同様な効果を得るこ
とができる。また、室外機5の送風口を排気口29に直
接臨ませてもよいし、室外熱交換器19の熱交換後の空
気を排出させるダクト31を、排気口29又は壁を通し
て屋外に導出してもよい。
【0032】また、床下に設けられた室外機5の設置ス
ペースの周囲には、隔離壁を設けてねずみ等や異物の侵
入等を防止するものであってもよい。
【0033】
【発明の効果】第1の発明によれば、室内機と室外機と
に分離された空気調和機において、室外機を家屋の床下
に配置するものであるから、屋外に室外機設置のための
スペースを取らない。また、床下空気は地熱の影響によ
り、家屋外の外気に比べて夏は涼しく冬は暖かいので、
室外熱交換器の熱交換が十分にでき、運転効率がよい。
しかも、実質的に家屋内に配置されるものであるから、
風雨や直射日光にさらされることがないため、耐久性に
優れる。また、室外機を床下に配置するものであるか
ら、その騒音を家屋により遮蔽することができるので、
近隣に対する騒音が減少される。
【0034】第2の発明によれば、室外機の送風口にダ
クトを設け、床下の排気口に熱交換後の空気を屋外に確
実に導出するものであるから、熱交換後の空気が床下に
戻ることがなく、第1の発明に加えて、更に効率の良い
運転を図ることができる。
【0035】第3の発明によれば、床に設けられた床扉
を開いて床下に据え置く。従って、室外機の床下への設
置を家屋内において容易におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分離型空気調和機の設置状態を概略的
に示す縦断面図である。
【図2】図1に示す分離型空気調和機の設置状態を示す
横断面図である。
【図3】図1に示す分離型空気調和機の冷媒回路図であ
る。
【符号の説明】
1 分離型空気調和機 3 室内機 5 室外機 13 圧縮機 15 室内熱交換器 19 室外熱交換器 23 送風機 26 床下

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室外熱交換器、圧縮機及び送風機を有し
    室外に配置される室外機と、室内熱交換器を有し室内に
    配置される室内機とを備える分離型空気調和機におい
    て、 前記室外機を家屋の床下に配置し、且つ室外熱交換器を
    通過した空気を屋外に排出させることを特徴とする分離
    型空気調和機。
  2. 【請求項2】 室外熱交換器、圧縮機及び送風機を有し
    室外に配置される室外機と、室内熱交換器を有し室内に
    配置される室内機とを備える分離型空気調和機におい
    て、 前記室外機を家屋の床下に配置し、室外熱交換器の熱交
    換後の空気をダクトにより屋外に排出させることを特徴
    とする分離型空気調和機。
  3. 【請求項3】 室外熱交換器、圧縮機及び送風機を有し
    室外に配置される室外機と、室内熱交換器を有し室内に
    配置される室内機とを備え、前記室外機を家屋の床下に
    配置した分離型空気調和機の設置方法であって、 家屋の床には室外機を設置のために床を開く床扉を備え
    ており、この床扉を開いて、床下に室外機を設置するこ
    とを特徴とする分離型空気調和機の設置方法。
JP19994094A 1994-08-24 1994-08-24 分離型空気調和機及びその設置方法 Pending JPH0861711A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301408A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Daiwa House Ind Co Ltd 断熱基礎建物におけるヒートポンプシステム及び床下恒温収納システム
JP2014201395A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 三菱電機株式会社 エレベータのかご装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301408A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Daiwa House Ind Co Ltd 断熱基礎建物におけるヒートポンプシステム及び床下恒温収納システム
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