JP2014201395A - エレベータのかご装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調機を有しておりながらも、シンプルな構成により空調機の熱を処理することができる、エレベータのかご装置の提供。【解決手段】エレベータのかご装置は、かご室1と、整風カバー4と、整風カバーの内側に配置された空調機9とを備えている。整風カバーには、ロープ穴(外気取り入れ口)5aと、吹出口7とが形成されている。空調機には、凝縮機17と、室外機ファン18とが設けられており、空調機の筐体には、室外機吸気口19と、室外機排気口20とが形成されており、室外機排気口と吹出口とは、ダクト21で接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、エレベータのかご装置に関するものである。
従来のエレベータのかご装置のなかには、かご室下部を覆っている下部外装内に、空調機を設置し、さらに、その外装内の温度上昇を抑制するために、当該外装内に、専用の換気扇を設け、外装内の空気を強制換気させるかご装置があった(例えば特許文献1)。
特開2004−359373号公報
上述した従来のエレベータのかご装置においては、空調機の室外機から排出される高温の空気が、外装内に排出されることから、外装内を換気するための専用の換気扇を設置しなければならない。このため、空調機設置に伴う構成が肥大化するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、空調機を有しておりながらも、シンプルな構成により空調機の熱を処理することができる、エレベータのかご装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のエレベータのかご装置は、かご室と、前記かご室に対して固定された整風カバーと、前記整風カバーの内側に配置された空調機とを備え、前記整風カバーには、外気取り入れ口と、吹出口とが形成されており、前記空調機の筐体内には、熱交換器と、ファンとが設けられており、前記空調機の筐体には、該筐体の外側であって且つ前記整風カバーの内側にある空気を該筐体内に取り入れる吸気口と、排気口とが形成されており、前記筐体の前記排気口と前記整風カバーの前記吹出口とは、ダクトで接続されている。
本発明のエレベータのかご装置によれば、空調機を有しておりながらも、シンプルな構成により空調機の熱を処理することができる。
本発明の実施の形態1によるエレベータのかご装置の斜視図である。 本実施の形態1によるエレベータのかご装置の平面図である。 本実施の形態1によるエレベータのかご装置の側面図である。 図1と同態様の図であり、整風カバーにおける負圧領域を示す図である。 空調機の内部構造を模式的に示した平面図である。 本発明の実施の形態2に関する筒状体を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態3に関する、図3と同態様の図である。 本発明の実施の形態4に関する、図3と同態様の図である。 本発明の実施の形態5に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態5に関する、図3と同態様の図である。 本実施の形態5に関する抵抗体の二つの例を示す図である。 本発明の実施の形態6に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態6に関する、図3と同態様の図である。 本発明の実施の形態7に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態7に関する、図3と同態様の図である。 本実施の形態7に関する電磁バルブの動作態様を示すグラフである。 本発明の実施の形態8に関する、図2と同態様の図である。 本実施の形態8に関する、図3と同態様の図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1、図2及び図3はそれぞれ、本発明の実施の形態1によるエレベータのかご装置の斜視図、平面図及び側面図である。図4は、図1と同態様の図であり、整風カバーにおける負圧領域を示す図である。
エレベータのかご装置におけるかご室1の周りには、鋼材からなる矩形の環状のかご枠2が配置されている。鋼材としては、その断面がC型形状やH型形状のもの等が用いられる。かご室1とかご枠2とは、防振ゴム(図示省略)を介して接続される。
かご枠2の上部には、ロープ3の端部が固定されている。かご室1は、公知の巻き上げ機に駆動されるロープ3の作用を受けて、昇降路内を昇降する。昇降速度が速いエレベータになると、昇降時の風切音が大きくなるために、かご室1の上下には、整風カバーが設置される。
かご室1の上部に設置された整風カバー4の上面の内側には、筒状体5が設けられている。また、整風カバー4の上面には、昇降中にロープ3が振れるため、ロープ3と整風カバー4とが干渉しないようにロープ穴5aが開口している。筒状体5の環状の上端が、ロープ穴5aに関する穴画定部に接続している。
筒状体5の側面には、少なくとも一つの開口がある。本実施の形態1では、筒状体5の両側面に一対の開口があり、これら開口は、換気口6として機能する。また、整風カバー4の背面の下部には、吹出口7が形成されている。整風カバー4における吹出口7の位置は、エレベータが昇降した際に整風カバー4の外面のうち負圧となる部分に形成する。負圧となる部分とは、整風カバー4の背面および側面のうちの、かご室1に近い領域(図4の斜線領域)である。この領域の外面は、上昇時でも下降時でも負圧となる。
一例であるが、整風カバー4は、正面4aと、背面4bと、左右一対の側面4cとで構成されている。正面4aは、前縁4dからまっすぐ下方に延びており、すなわち、上下方向(昇降方向)に沿う平面である。背面4bは、前縁4dから後方且つ下方に向かって湾曲しながら延びる面である。正面4aと背面4bとの間隔(前後奥行き寸法)は、前縁4dが最小であり、そこから下方にいくにつれて増加し、天井8近傍で最大となる。
かご室1における天井8の上には、乗客の快適性を向上させるべくかご室に対して空気調和を行う空調機9が配置される。図5は、空調機の内部構造を模式的に示した平面図である。図5には、代表的な構成部材のみを示し、配管などは省略している。なお、後述する室内機ファン13および室外機ファン18は、図示では軸流ファンとして説明するが、それに代えて、シロッコファンなどの遠心ファンを用いてもよい。
空調機9は、その筐体9a内が、仕切壁9bによって、室内機10として機能する構成を収納する部屋と、室外機11として機能する構成を収納する部屋とに分離されている。
室内機10内には、蒸発器12と、空気を循環する室内機ファン13とが収容されている。室内機ファン13の作用により、かご室1内と連通する室内機吸気口14から、かご室1内の空気が、室内機10内に吸い込まれ、蒸発器12を通過して冷却された空気は、かご室1内と連通する室内機排気口15を介してかご室1に排気される。
室外機11内には、圧縮機16と、凝縮機17と、室外機ファン18とが収納されている。室外機ファン18の作用により、整風カバー4のロープ穴5a及び換気口6から整風カバー4内に空気(外気)が流入し、さらに、その空気は、室外機吸気口19から室外機11内に吸い込まれる。流入した空気は、凝縮機17を通過することで暖められ、室外機排気口20からダクト21へと排気される。
室外機排気口20から排出される暖かい空気が整風カバー4内に充満すると、整風カバー内の温度上昇を招くため、本実施の形態1では、室外機排気口20と整風カバー4の吹出口7とをダクト21で接続し、室外機11内の暖かい空気を、直接、整風カバー4の吹出口7に導き、昇降路内(整風カバー4外)に排気する。
一例であるが、本実施の形態1では、室外機ファン18は、かご室冷房運転時における凝縮機17の下流側にあり、また、凝縮機17と室外機排気口20との間に配置されている。さらに、一例であるが、本実施の形態1では、室外機吸気口19、凝縮機17、室外機ファン18及び室外機排気口20が直線的に並んでいる。そして、室外機ファン18は、凝縮機17よりも室外機排気口20に近い位置に置かれている。
以上のように構成された本実施の形態1に係るエレベータのかご装置によれば、空調機9の室外機排気口20から排気された高温の空気は、整風カバー4内(空調機9の外側であって整風カバー4の内側)に流出するのではなく、ダクト21を介して昇降路内(整風カバー4外)に排出される。そのため、整風カバー4内の温度上昇が抑えられ、整風カバー内にある機器が温度上昇によって機能低下したり故障したりする問題が解決できる。
加えて、本実施の形態1では、凝縮機17に熱交換用の外気を送るための室外機ファン18の力を利用して、整風カバー4内の排熱を行うため、整風カバー内の空気を換気するための専用の機器は不要となり、シンプルな構成により空調機の熱を処理することができる。また、機器構成が安価になると共に、空調関連機器の軽量化(ひいてはエレベータのかご装置の軽量化)を図ることができ、さらに、レイアウトの省スペース化(ひいてはエレベータのかご装置の小型化)までも図ることができる。
さらに加えて、整風カバー4の吹出口7は、昇降時に負圧となる部分に配置されていることから、室外機排気口20の圧力より吹出口7の圧力の方が小さくなるため、昇降時には、室外機ファン18の送風作用に加えて、室外機排気口20及び吹出口7の圧力差による吸出し作用も得られ、極めて高効率で喚起がなされる。また、かかる室外機排気口20及び吹出口7の圧力差による吸出し作用は、少なからず、凝縮機17を通過する流体流動作用にも好影響を与え、凝縮機17における熱交換効率の向上も大いに期待できる。特に、負圧を利用したこれら複数の利点は、例えば高層構造物等に採用されている高速エレベータにおいては、とりわけ顕著に得られることとなる。
また、整風カバー4には、ロープ穴5a(換気口6)と吹出口7という高さの異なる二つの穴があるので、停電時等、ファン駆動が期待できない場面においても、自然換気することができ、常に整風カバー内の温度を低温に保つことができる。
実施の形態2.
次に、図6を用いて、本発明の実施の形態2に係るエレベータのかご装置について説明する。図6は、本実施の形態2に関する筒状体を示す斜視図である。なお、本実施の形態2は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1と同様に構成されているものとする。
本実施の形態2における、筒状体105は、その内面の全面に、吸音材122が貼り付けられている。
かかる実施の形態2によれば、上記実施の形態1の利点に加え、騒音を低減できる利点がある。すなわち、上昇時の昇降速度がある速度を超えると、ロープ穴の近傍では発生する騒音が大きくなり、かご室内に騒音の影響が及ぶ場合がある。これに対し、本実施の形態2では、上昇時にロープ穴5aを通過する風音が吸音材122によって吸収されるため、整風カバー内の騒音が低減する。これにより、かご室内騒音も小さくなり、乗客の快適性が向上する。
実施の形態3.
次に、図7及び図8を用いて、本発明の実施の形態3に係るエレベータのかご装置について説明する。図7及び図8はそれぞれ、本実施の形態3に関する、図2及び図3と同態様の図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1又は2と同様に構成されているものとする。
本実施の形態3における、ダクト221は、その内面の全面に、断熱材223が貼り付けられている。断熱材223としては、例えば、断熱性能の優れた吸音材を用いることができ、具体的には、グラスウール、ロックウール、ウレタン等の繊維部材を挙げることができる。
かかる実施の形態3によれば、ダクト221内の結露を防止することができ、かつ、ダクト221の表面温度の上昇を抑えることができる。よって、かかる作用によっても、整風カバー4内の温度上昇を抑制すると共に、室外機排気口20から排出される空気の風音を低減することができる。なお、吸音作用のある断熱材223の採用により、ダクト221の構成素材は、特に、遮音性に優れた材料でなくても、十分な騒音低減効果が得られる。
実施の形態4.
次に、図9を用いて、本発明の実施の形態4に係るエレベータのかご装置について説明する。図9は、本実施の形態4に関する、図3と同態様の図である。なお、本実施の形態4は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1〜3の何れかと同様に構成されているものとする。図9は、その一例として、上記実施の形態1と組み合わせた場合を示す。
本実施の形態4における、整風カバー304は、正面304aと、背面4bと、左右一対の側面4cとで構成されている。そして、正面304aには、換気口324が設けられている。換気口324は、整風カバー304におけるロープ穴5a以外の場所(ロープ穴5aが設けられた背面4bとは異なる面である正面304a)に設けられた第2の外気取り入れ口であり、つまり、ロープ穴5a及び換気口6によるルートとは異なる第2の外気取り入れ口である。また、換気口324は、整風カバー304における吹出口7よりも圧力の高い場所に設けられている。換気口324は、吹出口7よりも高い位置にあり、また、天井8よりも前縁4dに近い位置にある。
かかる実施の形態4によれば、外気取り入れ面積が増えるため、自然換気の際の換気効率が良くなるという利点も得られる。
実施の形態5.
次に、図10〜図12を用いて、本発明の実施の形態5に係るエレベータのかご装置について説明する。図10及び図11はそれぞれ、本実施の形態5に関する、図2及び図3と同態様の図である。図12は、本実施の形態5に関する抵抗体の二つの例を示す図である。なお、本実施の形態5は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1〜4の何れかと同様に構成されているものとする。図10及び図11は、その一例として、上記実施の形態1と組み合わせた場合を示す。
本実施の形態5における、ダクト21内には、抵抗体425が設けられている。一例であるが、抵抗体425は、ダクト21の下流端すなわち吹出口7に配置されている。抵抗体425の具体例としては、図12に示されるように、パンチングメタル状の穴を有する部材、スリット条の穴を有する部材、メッシュ部材等を挙げることができる。
かかる実施の形態5によれば、次のような利点が得られる。昇降時に吹出口7近傍の圧力が大きな負圧になると、負圧の力により室外機11から排出する風量が過多になり、その結果、室外機11のファン18の回転数が定格回転以上となる恐れがある。これに対し、本実施の形態5によれば、ダクト21内の圧力損失を適度に増加させることで、室外機11から排出される空気の風量を適当に抑制することができ、室外機11のファン18にかかる負荷も軽減できる。また、ダクト21内にプレート状の抵抗体425を追加するだけでよく、スペースを拡大せずに室外機11のファン18を保護することができる。
実施の形態6.
次に、図13及び図14を用いて、本発明の実施の形態6に係るエレベータのかご装置について説明する。図13及び図14はそれぞれ、本実施の形態6に関する、図2及び図3と同態様の図である。なお、本実施の形態6は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1〜5の何れかと同様に構成されているものとする。図13及び図14は、その一例として、上記実施の形態1と組み合わせた場合を示す。
本実施の形態6においては、ダクト521をラビリンス形状に構成する。すなわち、ダクト521は、室外機排気口20から吹出口7までを最短ルートでは結ばず、湾曲等による迂回ルートを含むように延びて結ぶ。
かかる実施の形態6によっても、上記実施の形態5と同様、ダクト521内での圧力損失を適度に増加させることで、室外機11から排出される空気の風量を適当に抑制することができ、室外機11のファン18にかかる負荷を軽減できる。
実施の形態7.
次に、図15〜図17を用いて、本発明の実施の形態7に係るエレベータのかご装置について説明する。図15及び図16はそれぞれ、本実施の形態7に関する、図2及び図3と同態様の図である。図17は、本実施の形態7に関する電磁バルブの動作態様を示すグラフである。なお、本実施の形態7は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1〜6の何れかと同様に構成されているものとする。図15及び図16は、その一例として、上記実施の形態1と組み合わせた場合を示す。
本実施の形態7には、ダクト21内の流路に関する流路面積調整手段(流量調整手段)の一例である電磁バルブ626が設けられている。電磁バルブ626は、ダクト21内に配置されてダクト21の流路面積を変更する弁体627と、その弁体627を動作させる電動ダンパ628とを有している。さらに、本実施の形態7には、電動ダンパ628の動作を制御して最終的に電磁バルブ626の状態を制御する電磁バルブ制御部629が設けられている。電磁バルブ制御部629は、エレベータの運転に関する制御を行う既存のエレベータ制御部(制御盤)50に接続されているか、または、既存のエレベータ制御部50に機能追加する態様で設けられている。図16の態様においては、電磁バルブ制御部629は、エレベータ制御部50からの信号を受けて、電動ダンパ628に指令を送る。
電磁バルブ626は、図17に示されるように、吹出口7近傍が負圧になるエレベータ昇降時は、弁体627を水平から回転させてダクト21の流路面積を小さくする。一方、エレベータ停止時は、差圧が殆ど無いため、弁体627を水平にし、ダクトの流路面積を大きくする。
かかる実施の形態7によれば、ダクト21から排出される風量がエレベータ停止時から昇降時にわたって最適になるため、整風カバー4内の換気性能向上と室外機11のファン18の負荷軽減との効果が得られる。
実施の形態8.
次に、図18及び図19を用いて、本発明の実施の形態8に係るエレベータのかご装置について説明する。図18及び図19はそれぞれ、本実施の形態8に関する、図2及び図3と同態様の図である。なお、本実施の形態8は、以下に説明する部分を除いては、上記実施の形態1〜7の何れかと同様に構成されているものとする。図18及び図19は、その一例として、上記実施の形態1と組み合わせた場合を示す。
本実施の形態8における、吹出口707は、ほぼ円形の吹出口7に対して水平方向に長く延び鉛直方向に潰れた形状を有している。換言すると、吹出口707は、水平方向寸法が鉛直方向寸法よりも大きく形成されている。また、かかる吹出口707の形状に対応して、ダクト721は、吹出口7近傍の部分が、水平方向の寸法に関しては図18に示されるように、吹出口7に向かうほど拡大し、鉛直方向の寸法に関しては図19に示されるように、吹出口7に向かうほど縮小する形状を有する。
かかる実施の形態8によれば、吹出口707の流路断面形状(開口形状)自体に起因した圧力分布の差が小さくなるため、室外機11の排気口20から排出される空気の逆流を抑制することができる利点がある。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
上述した実施の形態では何れも、空調機9は室内機10と室外機11とが一体のものとして示されてきたが、本発明は、室内機と室外機とが分離した形態を採用しても実施することができる。
また、上述した実施の形態では何れも、かご室の上部に空調機を配置しているが、かご室の下部に配置しても、かご室の下部に設けた整風カバーにおける、かご室に近い部位に吹出口を配置することで、同様の効果を得ることができる。
1 かご室、3 ロープ、4,304 整風カバー、5a ロープ穴(外気取り入れ口)、6 換気口(外気取り入れ口)、7,707 吹出口、9 空調機、17 凝縮機、18 室外機ファン、20 室外機排気口、21,221,521,721 ダクト、122 吸音材、223 断熱材、324 換気口、425 抵抗体、626 電磁バルブ、629 電磁バルブ制御部。

Claims (8)

  1. かご室と、
    前記かご室に対して固定された整風カバーと、
    前記整風カバーの内側に配置された空調機とを備え、
    前記整風カバーには、外気取り入れ口と、吹出口とが形成されており、
    前記空調機の筐体内には、熱交換器と、ファンとが設けられており、
    前記空調機の筐体には、該筐体の外側であって且つ前記整風カバーの内側にある空気を該筐体内に取り入れる吸気口と、排気口とが形成されており、
    前記筐体の前記排気口と前記整風カバーの前記吹出口とは、ダクトで接続されている、
    エレベータのかご装置。
  2. 前記整風カバーには、前記外気取り入れ口として機能すると共にロープが挿通されるロープ穴が設けられており、
    前記整風カバーにおける前記ロープ穴からは筒状体が延びており、
    前記筒状体の内面には、吸音材が貼り付けられている、
    請求項1のエレベータのかご装置。
  3. 前記ダクトの内面には、断熱材が貼り付けられている、
    請求項1又は2のエレベータのかご装置。
  4. 前記整風カバーには、前記外気取り入れ口として機能すると共にロープが挿通されるロープ穴が設けられており、さらに、該整風カバーには、前記ロープ穴とは異なる前記外気取り入れ口が設けられている、
    請求項1〜3の何れか一項のエレベータのかご装置。
  5. 前記ダクト内には、抵抗体が設けられている、
    請求項1〜4の何れか一項のエレベータのかご装置。
  6. 前記ダクトは、ラビリンス形状に構成されている、
    請求項1〜5の何れか一項のエレベータのかご装置。
  7. 前記ダクトの流路面積を調整する流路面積調整手段と、
    前記流路面積調整手段を制御し、エレベータ昇降時に前記ダクトの流路面積を小さくし、且つ、エレベータ停止時に前記ダクトの流路面積を大きくする制御部とを
    さらに備えた、
    請求項1〜6の何れか一項のエレベータのかご装置。
  8. 前記吹出口は、水平方向寸法が鉛直方向寸法よりも大きく形成されている、
    請求項1〜7の何れか一項のエレベータのかご装置。
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