JP3694518B1 - 室外機及びその設置構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 場所をとらず、耐久性に優れる空気調和機の室外機を提供する。
【解決手段】 空気調和機10の室外機12は、室外機本体21が軒天井直上の天井裏に埋設されて、室外機本体21の下側に設けられた下面パネル部材22がその軒天井から露出するように構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和機の室外機及びその設置構造に関する。
空気調和機の室外機の設置構造として、建物の構造等との関係から種々のものがある。
例えば、特許文献1には、熱源側熱交換器が内蔵され、この熱交換器と屋外空気とを熱交換させる屋外ユニットと、利用側熱交換器が内蔵され、この熱交換器と室内空気とを熱交換させる屋内ユニットとから構成され、この両ユニットを天井空間内に収納するようにした天井埋込型空気調和機において、熱源側熱交換器で生成されるドレン水を利用側熱交換器に導くドレンパイプを室内外の両ユニット間に設けると共に、利用側熱交換器のドレンパンに貯留されるドレン水を室外へ排出させるドレンポンプを室内ユニットに設けたものが開示されている。そして、これによれば、室内外の両ユニットとして高さが低い汎用のユニットを用いることができると共にこの両ユニット間に跨って散水用のドレンパイプを追加するだけで室外ユニットで発生するドレン水を暖房運転時の加湿源として利用でき、しかも冷房運転時に室内ユニットで発生するドレン水と、暖房運転時に蒸発しきれなかったドレン水とを1個のドレンポンプで室外へ排出することができ、天井空間内を漏らさずに室内を加湿暖房及び冷房することができる、と記載されている。これは、室外機を天井に設けてダクトにより吸排気するようにしたものである。
特開昭62−186142号公報
ところが、図5(a)に示すような上記特許文献1に開示された天井埋込型のものでは、メンテナンス作業の際には天井裏に入らなければならない。また、ダクトを介して吸排気を行うので、高価な相当に大型のファンが必要である。さらに、室外機が天井裏に設けられているので、その音が室内に聞こえる虞がある。
次に、図5(b)に示すような天井吊り型のものでは、頭上の場所が占有されると共に窓が塞がれてしまうことがあり、外部から丸見えで見栄えが悪い。また、台風等があると落下する虞もある。さらに、鳥が巣を作って故障の原因となることがある。また、直射日光を受けて温度上昇することにより熱交換効率が低下することに加え、雨晒しとなるので故障しやすく、老朽化も激しい。
次に、図5(c)に示すような床置き型のものでは、とにかく場所をとり、足の踏み場もない場合があると共に、窓が塞がれてしまうことがあり、外部から丸見えで見栄えが悪い。また、積雪時には埋没する虞がある。さらに、鳥が巣を作って故障の原因となることがある。また、直射日光を受けて温度上昇することにより熱交換効率が低下することに加え、雨晒しとなるので故障しやすく、老朽化も激しい。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、場所をとらず、耐久性に優れる空気調和機の室外機及びその設置構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明は、空気調和機の室外機であって、
室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて、該室外機本体の下側に設けられた下面パネル部材がその軒天井から露出するように構成され、
上記下面パネル部材は、吸気方向と排気方向とが異なるように形成された、下方から吸気する吸気部及び建物の外側に向かって斜め下向きに排気する排気部を同一面に有し、且つ、上記室外機本体に対して開閉可能、又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて下面パネル部材のみが軒天井から露出している構成であるので、屋外でのメンテナンス作業が可能である。また、天井に埋設されている構成であるものの、屋外の軒天井であるので、騒音の問題が発生しない。
室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて下面パネル部材のみが軒天井から露出している構成であるので、外部から丸見えで見栄えが悪いということもない。
室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて保護された構成であるので、台風等によって落下したり、積雪時に埋没することがない。また、鳥が巣を作って故障の原因になることもない。さらに、直射日光を受けて温度上昇することにより熱交換効率が低下することもなく、加えて、雨晒しとなるので故障しやすく、老朽化が激しいということはなく、耐候性及び耐久性に優れる。
室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設された構成であって、配管が屋外に露出することがないので、配管の化粧カバーが不要となるため安価となり、また、配管自体が短くて済むので、熱交換効率が良好となる。
吸気方向と排気方向とが異なるように吸気部及び排気部が形成されているので、ショートサーキットによって排気した空気がすぐに吸気されて低熱交換効率となるのが抑制される。しかも、吸気部が相対的に冷たい空気が滞留する下方から吸気するように形成されているので、熱交換器の冷却に好都合であり、冷房時の熱交換効率が良好であると共に、排気部が建物の外側に向かって斜め下向きに排気するように形成されているので、排気が建物に吹きつけられるのが防止される。
下面パネル部材が室外機本体に対して開閉可能、又は、着脱可能であるので、室外機のメンテナンスの作業性が良好となる。
本発明の室外機によるその設置構造は、室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて、該室外機本体の下側に設けられた下面パネル部材が該軒天井から露出しているものとなる。
本発明によれば、室外機の屋外でのメンテナンス作業が可能である。室外機の騒音の問題が発生しない。室外機が外部から丸見えで見栄えが悪いということもない。室外機が台風等によって落下したり、積雪時に埋没することがない。鳥が巣を作って室外機の故障の原因になることもない。室外機が直射日光を受けて温度上昇することにより熱交換効率が低下することもない。室外機が耐候性及び耐久性に優れる。室外機の配管の化粧カバーが不要となるため安価となり、配管自体が短くて済むので熱交換効率が良好となる。ショートサーキットによって排気した空気がすぐに吸気されて低熱交換効率となるのが抑制される。冷房時の熱交換効率が良好であると共に、排気が建物に吹きつけられるのが防止される。室外機のメンテナンスの作業性が良好となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る空気調和機(エアーコンディショナー)10の構成を示す。
この空気調和機10は、建物内に設けられる室内機11と、室内機11と別体に屋外に設置される室外機12とで構成されている。室内機11及び室外機12のそれぞれは、熱交換器13,14を有しており、それらが金属管等で構成された冷媒循環路15に介設された構成となっている。また、室内機11及び室外機12のそれぞれは、熱交換器13,14に送風するファン16,17を有している。さらに、室外機12は、冷媒循環路15に介設された圧縮機18を有している。なお、室内機11及び室外機12は、図示しない空気循環路にも介設されており、屋外の新気を室内に取り入れて室内の空気を屋外に排出する換気機能をも備えている。
この空気調和機10で室内を冷房する場合、まず、圧縮機18で高温高圧にされた冷媒が冷媒循環路15を通って室外機12の熱交換器13に送られてファン16によって冷却され、それによって放熱しながら液化する。
次いで、液化した冷媒が冷媒循環路15を通って図示しないキャピラリに送られて圧力が下げられ、それによって気化しやすい状態になる。
次いで、圧力が下げられた冷媒が冷媒循環路15を通って室内機11の熱交換器14に送られて蒸発し、それによって熱交換器14の周囲の熱を奪う。このとき、ファン17が熱交換器14に送風することにより、室内機11から冷気が送り出される。
そして、低温低圧になった冷媒が再び冷媒循環路15を通って室外機12の圧縮機18に送られ、同一の動作が繰り返される。
この空気調和機10で室内を暖房する場合、上記の冷房のサイクルの逆が実施される。
次に、空気調和機10の室内機11及び室外機12のそれぞれの設置構造について説明する。
図2は、室内機11の設置構造の例を示す。
室内機11の設置構造は、特に限定されるものではなく、図2(a)に示すように、室内機11が天井裏に設けられてダクト19を介して天井から送風するものであっても、図2(b)に示すように、室内機11が天井直上の天井裏に埋設されたものであっても、図2(c)に示すように、室内機11が壁や天井に固設されたものであっても、図2(d)に示すように、室内機11が床置きされたものであってもよい。
図3及び4は、室外機12の設置構造の一例を示す。この例は、室外機12の設置場所が高層マンション等の複数階の建物のベランダ20であるものである。
室外機12は、熱交換器13や圧縮機18が収納された直方体形状の室外機本体21と、その室外機本体21の下側に設けられその下面と同一外形に形成されたパネル状の通気口部材(下面パネル部材)22とを備えている。そして、室外機12の設置構造は、室外機本体21が軒天井直上の天井裏、つまり、上階のベランダの床下部分に埋設され、通気口部材22が軒天井から露出したものとなっている。
通気口部材22は、各々にグリルが形成された両側部分の一方が吸気部23及び他方が排気部24に構成されており、両側部分の間に略正方形板状の中間部分25が構成されている。
吸気部23は、グリルが熱交換器13に送風するための空気及び室内に送る空気を下方から吸気するように形成されている。このため、相対的に冷たい空気が下方に滞留するので、それが熱交換器13の冷却に使用されることから、冷房時の熱交換効率が良好となる。
排気部24は、グリルが熱交換器13を通過した空気及び室内からの空気を建物の外側に向かって斜め下向きに排気するように形成されている。このため、排気が建物に吹きつけられるのが防止される。
そして、以上のように、吸気部23及び排気部24は、吸気方向と排気方向とが異なるように形成され、しかも、中間部分25により離間して配置されているので、ショートサーキットによって排気した空気がすぐに吸気されて低熱交換効率となるのが抑制される。
また、通気口部材22は、室外機本体21に対して開閉可能、又は、着脱可能に取り付けられている。このため、室外機本体21内の熱交換器13、圧縮機18、或いは、ファン16等の修繕等を行うときには、通気口部材22を室外機本体21に対して開く、又は、通気口部材22を室外機本体21から外せばよく、そのためメンテナンスの作業性が良好となる。
以上のように構成された空気調和機10の室外機12及びその設置構造によれば、室外機本体21が軒天井直上の天井裏に埋設されて通気口部材22のみが軒天井から露出している構成であるので、図5(a)に示す天井埋込型のようにメンテナンス作業のために天井裏に入る必要がなく、屋外でのメンテナンス作業が可能である。また、天井に埋設されている構成であるものの、屋外の軒天井であるので、天井埋込型のような騒音の問題が発生しない。さらに、通気口部材22のみが軒天井から露出している構成であるので、天井埋込型のようなダクトを介しての吸排気の必要がなく、ファン16も天井埋込型のものに比べて小さいものでよい。
室外機本体21が軒天井直上の天井裏に埋設されて通気口部材22のみが軒天井から露出している構成であるので、図5(b)に示す天井吊り型のように頭上の空間が占有されたり、図5(c)に示す床置き型のように人の活動場所が占有され、それによって避難経路が確保できないということがなく、これらの天井吊り型や床置き型の構成のように外部から丸見えで見栄えが悪いということもない。
室外機本体21が軒天井直上の天井裏に埋設されて保護された構成であるので、天井吊り型のように台風等によって落下したり、床置き型のように積雪時に埋没することがない。また、天井吊り型や床置き型の構成のように、鳥が巣を作って故障の原因になることもない。さらに、天井吊り型や床置き型のように、直射日光を受けて温度上昇することにより熱交換効率が低下することもなく、加えて、雨晒しとなるので故障しやすく、老朽化が激しいということはなく、それらに比べて耐候性及び耐久性に優れる。
室外機本体21が軒天井直上の天井裏に埋設された構成であって、配管が屋外に露出することがないので、配管の化粧カバーが不要となるため安価となり、また、配管自体が短くて済むので、熱交換効率が良好となる。
なお、上記実施形態では、室外機12を高層マンション等の複数階の建物のベランダ20に設けた例を示したが、特にこれに限定されるものではなく、一戸建て住宅等のその他の建物であってもよい。
空気調和機の室外機及びその設置構造について有用である。
本実施形態に係る空気調和機の構成を示す図である。 室内機の設置構造を示す図である。 室外機の設置構造を示す図である。 室外機が設けられた建物の外観図である。 従来の室外機の設置構造を示す図である。
符号の説明
10 空気調和機
11 室内機
12 室外機
13,14 熱交換器
15 冷媒循環路
16,17 ファン
18 圧縮機
19 ダクト
20 ベランダ
21 室外機本体
22 通気口部材(下面パネル部材)
23 吸気部
24 排気部
25 中間部分

Claims (2)

  1. 空気調和機の室外機であって、
    室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて、該室外機本体の下側に設けられた下面パネル部材がその軒天井から露出するように構成され、
    上記下面パネル部材は、吸気方向と排気方向とが異なるように形成された、下方から吸気する吸気部及び建物の外側に向かって斜め下向きに排気する排気部を同一面に有し、且つ、上記室外機本体に対して開閉可能、又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする室外機。
  2. 空気調和機の室外機の設置構造であって、
    室外機本体が軒天井直上の天井裏に埋設されて、該室外機本体の下側に設けられた下面パネル部材が該軒天井から露出しており、
    上記下面パネル部材は、吸気方向と排気方向とが異なるように形成された、下方から吸気する吸気部及び建物の外側に向かって斜め下向きに排気する排気部を同一面に有し、且つ、上記室外機本体に対して開閉可能、又は、着脱可能に取り付けられていることを特徴とする室外機の設置構造。
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