JPH086001Y2 - 揮散用具 - Google Patents
揮散用具Info
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- JPH086001Y2 JPH086001Y2 JP1990003098U JP309890U JPH086001Y2 JP H086001 Y2 JPH086001 Y2 JP H086001Y2 JP 1990003098 U JP1990003098 U JP 1990003098U JP 309890 U JP309890 U JP 309890U JP H086001 Y2 JPH086001 Y2 JP H086001Y2
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- piece
- opening
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
に関するものである。
に単なるかぎ状の吊下片を設け、使用の際、被吊下体に
単に吊り下げていた。
ひっかけるだけであったので、使用中容器本体が安定せ
ず左右にずれたり落下する危険もあった。そこで、この
考案は、上記従来の吊り下げ式の揮散用具が有する問題
点を解決すると共に起立使用も可能なるこをと目的とし
てなされたものである。
納容器を挾みこむ、基板であって、該基板の一部に開口
部及び係止用折曲片等を設けたことを特徴とする揮散用
具に係る。
折り返しにより挾み込まれる被挟持部(ツバ、突出片
等)を有していれば半円状、球状等任意である。
剤、消臭剤、忌避剤、植物生長調整剤、除草剤、衣類用
防虫剤、殺虫剤、殺鼠剤、防錆剤、化粧品、医薬品等を
挙げることができ、これらは単独もしくは2種以上組合
せたものでもよい。また、剤型も液体、ゾル体、ゲル体
等任意である。
はさみ込み得る形状であれば任意であり、開口部の大き
さ、折曲片、係止片の形状も任意である。
揮散用具を吊り下げた際、吊下片が被吊下体に係止さ
れ、揮散用具が安定する。そのため使用中、本体が左右
にずれたり、被吊下体より、はずれ落下するようなこと
もなく安全である。また、折曲片が傾いているので吊下
体にかけやすく、固定されやすい。しかも起立片を利用
して適宜貯水タンク等に起立使用することも可能であ
る。
図であり、紙又はプラスチック等の基板(1)は中央の
折返部(2)を境に環状の支持板(1a)(1b)よりな
り、該支持板(1a)の折返部(2)の他端側に係止部
(3a)(3a)を有する。該係止部(3a)(3a)には鉤形
の係止用折曲片(4)(4)及びテーパー部(4a)(4
a)を有し、支持板(1a)の中央に開口部(5)が設け
られている。該支持板(1b)の折返部(2)の他端側に
係止部(3b)(3b)を有する。該係止部(3b)(3b)に
は鉤形の係止用折曲片(6)(6)を有し、支持板(1
b)に開口部(7)が設けられている。
あり、該収納容器(8)に揮散性物質(9)が収納さ
れ、収納容器(8)の上面に揮散口(10)を有し、その
上面に密封シール(11)、更に上面に剥離紙(12)を有
しており、該密封シール(11)には揮散口(10)となる
位置に該密封シール(11)の肉厚より浅い深さの切目部
(13)が設けられている。
シール(11)の切目部(13)が同時にはがれ揮散口(1
0)を形成する。
を介して、折り畳んだ状態を示す平面図及び底面図であ
り、係止部(3a)(3b)が折り重なりあい係止用折曲片
(4)(4)と(6)(6)が折り返される。
基板(1)に揮散口を開口した収納容器(8)が挾みこ
まれた状態が示されている。使用に際し基板(1)の係
止部(3a)(3b)の係止用折曲片(4)(4)と(6)
(6)を折り曲げ吊下片を形成し、収納容器(8)を挾
み込みトイレの排水管(図示せず)等の被吊下体に吊り
下げる。
るため折り曲げ吊下片が内方向に傾くため吊り下げ体に
挿入しやすく固定されやすくなり、基板材の弾性作用に
より揮散用具が安定する。揮散性物質(9)は、揮散口
(10)及び、基板(1)の開口部(7)を通し揮散され
る。
であり、基板(1)の支持板(1b)の係止部(3b)及び
開口部(7)を省略しこれらに代えて該支持板(1b)の
端部に、のり付け部(14)を設けたこと以外は第1図の
ものと実質的に同一である。
の開口部(5)に挿入し、折返部(2)を返してのり付
部(14)により貼り合わせる。
開口部(5)が1カ所であるため、収納容器(8)は第
7図に示すごとく凸部側に揮散口(10)を有するものが
良い。またあらかじめ支持板(1b)に貼着部を設ける構
造としても良い。その場合、支持板(1a)が剥離機能を
有する基材としたり、のり付け部に剥離紙を設けること
が考えられる。
有する構造としたり、更には支持板(1a)と支持板(1
b)にマジックテープ又は突起部を設ける等して間隔を
設け、揮散口としても良い。
例を示す縦断面図であり、揮散口(10)を凸部側に設け
たこと以外は第2図に示すものと実質的に同一である。
目(15)(15)(15)(15)を介して係止用折曲片(1
6)(16)を形成している。この場合、むだがなく、よ
りコンパクトに形成される利点を有する。
止用折曲片を形成しても良い。
た第1〜8図までの引出線と同一のものについては説明
を省略する。
(6a)が形成されている。
る開口部(7a)を形成し、該開口部(7a)の外周にはそ
れよりも大なるミシン目等の開口切取部(7b)を設け、
これら開口部(7a)と開口切取部(7b)間にはミシン目
等で切取り可能に区画された開口調節片(7c)が設けら
れている。
調節片(7c)をミシン目状等に沿って内方に折曲げ又は
切除することで、開口部の大きさを自在に得しめられ
る。
片(17)が形成されている。
ための係止用折出片(18)が上下又は両側の如く複数個
設けられていると共に、前記した折返し用差込片(17)
を差込むための差込孔(19)を設けている。
の外端両側方に起立片(20)を延出形成させ、該起立片
の両端付近にはこれら起立片端片を係合させるための切
欠した係止部(21)(22)が形成されている。
返した基板(1)は、前記した起立片(20)によって第
11−A図のように起立させることができる。
込片(17a)を形成している。
用差込片(17a)を差込むための差込孔(19a)が形成さ
れていると共に、中央に折返部(2)付近の両側には起
立片(23)が形成されている。
くことで、第12−A図のように起立させることができ
る。
込片を差込むための差込孔(19b)を形成している。
b)に差込まれる折返し用差込片(17b)が形成され、且
つ中央の折返部(2)に沿った両側に起立片(23a)(2
3a)が形成されている。
方に開くことで、第13−A図のように起立させることが
できる。
折曲片を介し安定に係止され、横にずれたり落下するこ
とがない。
がすことにより、揮散口が簡単に形成される。また、基
板を組み立てる構成であるため使用前はフラット状であ
りコンパクトである。更に、折曲片が内方向に傾いてい
るので基板に差し入れやすく、固定されやすいと共に、
基板材の弾性作用により揮散用具が安定する。更にま
た、吊下げ使用できると共に、起立使用することもで
き、多様性に富んだ使用が可能となる。
図、第2図は揮散性物質収納容器(8)を示す縦断面
図、第3〜4図は第1図に示す基板(1)を折返部
(2)を介して折り畳んだ状態を示す平面図及び底面
図、第5図は本考案の使用状況の一例を示す斜面図、第
6図は本考案実施の他の一例を示す基板の展開平面図、
第7図は本考案の第2実施例を示す縦断面図、第8図は
本考案の第3実施例を示す一部平面図、第9図は本考案
の第4実施例を示す展開平面図、第10図は本考案の第5
実施例を示す展開平面図、第11図は本考案の第6実施例
を示す展開平面図、第11−A図はそれを組み立て起立さ
せた状態の斜視図、第12図は本考案の第7実施例を示す
展開平面図、第12−A図はそれを組み立て起立させた状
態の斜視図、第13図は本考案の第8実施例を示す展開平
面図、第13−A図はそれを組み立て起立させた状態の斜
視図である。 図中、(1)……基板、(2)折返部、(4)(6)…
…係止用折曲片、(5)(7)(7a)……開口部、
(8)……揮散性物質収納容器、(10)……揮散口、
(11)密封シール、(7b)……開口切取部、(7c)……
開口調節片、(17)(17a)(17b)……折返し用差込
片、(18)……係止用折出片、(19)(19a)(19b)…
…差込孔、(21)(22)……係止部、(20)(23)(23
a)……起立片。
Claims (10)
- 【請求項1】中央の折返部より折り返し、揮散性物質収
納容器を挾みこむ、基板より成る揮散用具。 - 【請求項2】基板の一部に開口部及び係止用折曲片を設
けて成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項3】揮散性物質収納容器の密封用剥離シールが
該容器に揮散口を形成させるためのプルオープン機構を
有して成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項4】基板の一部に小なる開口部を形成し、該開
口部の外周にそれよりも大なる開口切取部を設けると共
に、これら開口切取部と開口部間にミシン目で区画され
た開口調節片を設けて成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項5】基板の一端に折返し用差込片を設け、基板
の他端に揮散性物質収納容器を係止する係止片を形成す
ると共に前記した折返し用差込片を差込むための差込孔
を形成して成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項6】基板の一端に両側方に延出した起立片を形
成すると共にその両端付近に該起立片を係合させるため
の係止部を形成して成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項7】基板の一端に折返し用差込片を設け、基板
の他端に中央折返し部付近に起立片を設けると共に前記
の折返し用差込片を差込むための差込孔を形成して成る
請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項8】基板の一端に折返し用差込片を差込むため
の差込孔を形成すると共に、基板の他端に中央折返し部
に沿って起立片を形成すると共に折返し用差込片を設け
て成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項9】基板の一端又は他端両側に係止部を形成
し、これら係止部には鉤形の係止用折返片およびテーパ
ー部を設けて成る請求項1に記載の揮散用具。 - 【請求項10】基板の一端両側に係止部を形成し、これ
ら係止部には鉤形の係止用折曲片およびテーパー部を設
け、基板の他端両側に係止部を形成すると共にこれら係
止部には鉤形の係止用折曲片を設けて成る請求項1に記
載の揮散用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990003098U JPH086001Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1990-01-19 | 揮散用具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-101746 | 1989-09-01 | ||
JP10174689 | 1989-09-01 | ||
JP1990003098U JPH086001Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1990-01-19 | 揮散用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0392701U JPH0392701U (ja) | 1991-09-20 |
JPH086001Y2 true JPH086001Y2 (ja) | 1996-02-21 |
Family
ID=31889740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990003098U Expired - Lifetime JPH086001Y2 (ja) | 1989-09-01 | 1990-01-19 | 揮散用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086001Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE474605T1 (de) * | 2006-02-23 | 2010-08-15 | Zobele Espana Sa | Einwegvorrichtung zur diffusion flüchtiger substanzen |
ES2589637B1 (es) * | 2015-05-14 | 2017-09-08 | Zobele España, S.A. | Ambientador para vehículos |
JP2017012562A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 大日本印刷株式会社 | 香り見本 |
JP7171284B2 (ja) * | 2018-07-18 | 2022-11-15 | エステー株式会社 | 揮散装置 |
-
1990
- 1990-01-19 JP JP1990003098U patent/JPH086001Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0392701U (ja) | 1991-09-20 |
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