JPH08598U - ガス開閉器 - Google Patents
ガス開閉器Info
- Publication number
- JPH08598U JPH08598U JP544791U JP544791U JPH08598U JP H08598 U JPH08598 U JP H08598U JP 544791 U JP544791 U JP 544791U JP 544791 U JP544791 U JP 544791U JP H08598 U JPH08598 U JP H08598U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact portion
- fixed
- main contact
- insulating mold
- bushing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 絶縁モールド4を円筒状に形成し、可動接触
部3の端子を絶縁モールド4の上端に固定し、固定接触
部2の端部を囲む絶縁モールド4の下方端にブッシング
部43を形成し、ブッシング部43を封入容器1に設け
た装着孔12にOリング13を介して挿入固定し、隣接
する主接触部の可動接触部の端子を帯状の接続導体7で
接続したものである。 【効果】 ガス開閉器の構造が簡単になり、組立作業が
容易となるとともに、主接触部と封入容器との間の絶縁
スペースが不要となるので開閉器内の回路数の増加に対
応できる。
部3の端子を絶縁モールド4の上端に固定し、固定接触
部2の端部を囲む絶縁モールド4の下方端にブッシング
部43を形成し、ブッシング部43を封入容器1に設け
た装着孔12にOリング13を介して挿入固定し、隣接
する主接触部の可動接触部の端子を帯状の接続導体7で
接続したものである。 【効果】 ガス開閉器の構造が簡単になり、組立作業が
容易となるとともに、主接触部と封入容器との間の絶縁
スペースが不要となるので開閉器内の回路数の増加に対
応できる。
Description
【0001】
本考案は、SF6 などのガスを封入した開閉器に関し、特に開閉器内に複数個 の主接触部を備えたものに関する。
【0002】
従来、図2に示すように、密閉し得る封入容器1の中に固定電極21、固定接 触子22、アークランナー23、ブローコイル24、コイル支え25からなる固 定接触部2と、可動電極31、可動接触子32からなる可動接触部3を対向して 配置し、絶縁モールド4に固定して一つの主接触部5を構成し、封入容器1の中 に設けられた支持枠11によって複数個の主接触部を支持していた。 また封入容器1には、装着孔12にブッシング6を貫通させて密閉し、ブッシ ング6と主接触部5との間および複数の主接触部相互の間に接続導体7を設けて 回路を構成していた。
【0003】
ところが、上記構成では、ガス開閉器の中に多数の回路を設ける時、主接触部 5とブッシング6との間の接続導体7が多数必要となり、この接続導体7の周囲 に絶縁距離を確保すると、ガス開閉器の中に絶縁スペースの割合が大きくなる。 したがってガス開閉器本体が大きくなり、回路数の増加に対応できないという欠 点があった。 また、主接触部5とブッシング6との間に入れる接続導体の形状と、主接触部 相互間に入れる接続導体の形状が異なり、接続導体を数種類準備する必要がある ため、回路構成がわかりにくく、導体接続時の締結作業に時間がかかるなどの問 題があった。 本考案は、接続導体を単純な形状にして導体接続時の締結作業の時間を短縮す るとともに、ガス開閉器内に装着する回路数を増加できるようにすることを目的 とするものである。
【0004】
本考案は、固定接触部と可動接触部とを絶縁モールド内に対向して配置した主 接触部を封入容器内に複数個設けたガス開閉器において、前記絶縁モールドを円 筒状に形成し、前記可動接触部の端子を前記絶縁モールドの上端に固定し、前記 固定接触部の端部を囲む絶縁モールドの下方端にブッシング部を形成し、前記ブ ッシング部を前記封入容器に設けた装着孔にOリングを介して挿入固定し、隣接 する主接触部の前記可動接触部の端子を帯状の接続導体で接続したものである。
【0005】
固定接触部と可動接触部を装着した絶縁モールドにブッシング部を一体に形成 して主接触部を構成し、複数の主接触部の間を同じ帯状の接続導体によって接続 するようにしてあるので、従来のような主接触部とブッシング部との間の接続導 体が不要となり、主接触部と封入容器の間の絶縁スペースも不要となるとともに 、接続導体の接続作業が簡単になる。
【0006】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、封入容器1の中に固定電極21、固 定接触子22、アークランナー23、ブローコイル24、コイル支え25からな る固定接触部2と、可動電極31、可動接触子32からなる可動接触部3を対向 して配置し、絶縁樹脂を円筒状に成形した絶縁モールド4の中に固定して一つの 主接触部5Aを構成してある。可動電極31に設けられた上部端子33Aは、絶 縁モールド4の上端面41に固定されている。固定電極21は絶縁モールド4の 下方端部にインサートにより固定されている。
【0007】 絶縁モールド4の下方外側面には固定電極21の端部を囲むように段付部41 と、段付部41に続くフランジ部42とを設けてブッシング部43を形成し、固 定電極21の端部を外部に出している。段付部41は封入容器1の壁面にバーリ ングによって設けた装着孔12にOリング13を介して挿入し、段付部41に続 くフランジ部42と封入容器1との間にゴムパッキン14を介して主接触部5A を固定してある。
【0008】 他の主接触部5Bは、前記主接触部5Aと同様に封入容器1に固定され、主接 触部5Aの上部端子33Aと主接触部5Bの上部端子33Bは帯状の接続導体7 によって結合している。 主接触部を3個以上の複数配列して多回路を構成する場合も同様に、それぞれ の上部端子どうしを同一形状の接続導体7によって結合し、共通母線を形成する 。
【0009】
以上述べたように、本考案によれば、固定接触部と可動接触部を装着した絶縁 モールドにブッシング部を一体に形成して主接触部を構成し、複数の主接触部の 間を同一形状の接続導体によって接続するようにしてあるので、従来のような主 接触部とブッシング部との間の接続導体が不要となり、主接触部と封入容器の間 の絶縁スペースも不要となるので、開閉器内の回路数の増加に対応することがで きる。 また、各主接触部間の接続を、形状が単純な帯状の接続導体によって形成する ので、回路構成が分かりやすく、主接触部の取り付け作業の時に倒れなどがない ように微調整することが容易となり、ガス開閉器の組立作業の作業時間が短縮さ れるなどの効果がある。
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】従来例を示す側断面図である。
1 封入容器 12 装着孔 2 固定接触部 3 可動接触部 4 絶縁モールド 41 段付部 42 フランジ部 43 ブッシング部 5 主接触部 7 接続導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿部 雅美 福岡県行橋市西宮市二丁目13番1号株式会 社安川電機製作所行橋工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 固定接触部と可動接触部とを絶縁モール
ド内に対向して配置した主接触部を封入容器内に複数個
設けたガス開閉器において、前記絶縁モールドを円筒状
に形成し、前記可動接触部の端子を前記絶縁モールドの
上端に固定し、前記固定接触部の端部を囲む前記絶縁モ
ールドの下方端にブッシング部を形成し、前記ブッシン
グ部を前記封入容器に設けた装着孔にOリングを介して
挿入固定し、隣接する主接触部の前記可動接触部の端子
を帯状の接続導体で接続したことを特徴とするガス開閉
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544791U JPH08598U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | ガス開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP544791U JPH08598U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | ガス開閉器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08598U true JPH08598U (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=11611469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP544791U Pending JPH08598U (ja) | 1991-01-18 | 1991-01-18 | ガス開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08598U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0193044U (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-19 |
-
1991
- 1991-01-18 JP JP544791U patent/JPH08598U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0193044U (ja) * | 1987-12-10 | 1989-06-19 | ||
JPH0344209Y2 (ja) * | 1987-12-10 | 1991-09-17 |
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