JPH0859091A - コップのワインディングコーン上で糸端を探知するための装置 - Google Patents

コップのワインディングコーン上で糸端を探知するための装置

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JPH0859091A
JPH0859091A JP7202494A JP20249495A JPH0859091A JP H0859091 A JPH0859091 A JP H0859091A JP 7202494 A JP7202494 A JP 7202494A JP 20249495 A JP20249495 A JP 20249495A JP H0859091 A JPH0859091 A JP H0859091A
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JP
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sensor
winding cone
cup
end piece
lifting mechanism
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JP7202494A
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Rene Bucken
ブッケン レネ
Helmut Kohlen
コーレン ヘルムート
Guido Mirbach
ミルバッハ ギド
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Oerlikon Textile GmbH and Co KG
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W Schlafhorst AG and Co
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H67/00Replacing or removing cores, receptacles, or completed packages at paying-out, winding, or depositing stations
    • B65H67/08Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements
    • B65H67/081Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement
    • B65H67/083Automatic end-finding and material-interconnecting arrangements acting after interruption of the winding process, e.g. yarn breakage, yarn cut or package replacement handling the yarn-end of the new supply package
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
  • Winding Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コップのワインディングコーン上で糸端を探
知するための装置を改良して、ワインディングコーンの
位置を高い信頼性で検出できるようにする。 【解決手段】 センサにより制御された持上げ機構に対
して相対的に位置変化可能な、ワインディングコーンに
接触させられる部分が設けられている。センサはこの部
分とワインディングコーンとの接触により持上げ機構に
対して相対的に生じるこの部分の位置変化を検出するよ
うに配置される。センサは持上げ機構の駆動装置に制御
ユニットを介して接続されている。部分が有利には釣鐘
状の吸込口部により形成される簡単な構造ではコップの
縦軸線に対して同軸的に、持上げ機構により運動させら
れるエンドピース内で移動可能である。位置変化可能な
部分に、適当なセンサにより検出可能なマークを備える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコップのワインディ
ングコーン上で糸端を探知するための装置であって、糸
つかみエレメントが、コップごとに異なる高さを有する
ワインディングコーンに、センサにより制御される持上
げ機構によって所定間隔をおいてアクセス可能である形
式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】リング紡績機械でのコップの製造並びに
ワインダでのコップの引続く処理の際に、糸始端を探知
することが必要である。リング紡績機械では紡績プロセ
スの継続のために結糸が直ちに行われるのに対して、ワ
インダでは一般にいわゆる完全なコップ準備が行われ
る。この場合、探し出された糸端は後で巻取部において
簡単に再び取出せるようにコップ上に置かれる。
【0003】リング紡績機械では糸切れ後の糸端はコッ
プのワインディングコーン上に位置している。なんとな
れば、糸層の形成時に常にコップ先端へ向かって移動す
るワインディングコーンのところで直接ワインディング
の形成が行われるからである。これに応じて、糸切れご
とに、コップのワインディング状態に依存してワインデ
ィングコーンの高さが変化する。
【0004】ワインダにおいては、コップがじかに紡績
機械から到来した際に、糸端は一般にいわゆるオーバワ
インディング又はアンダワインディングとしてスリーブ
の足部領域内又はスリーブ先端領域内に置かれ、その箇
所で探知されてつかまれなければならない。しかし、糸
の巻返しの際にコップで糸切れが生じた場合又は現代の
紡績機械では部分的にそうであるように紡績時の糸切れ
の後に再度結糸が行われない場合には、いわゆる不良コ
ップが巻取部から放出される。この不良コップでは一般
に、コップの巻返し状態に応じて同様に種々異なる高さ
に位置しているワインディングコーン上に糸端が位置し
ている。さらに、ロット交換時に満管に巻上げられてい
ないコップがリング紡績機械から供給される可能性も存
在する。
【0005】以上述べたすべての場合に、糸剥しエレメ
ントもしくは糸つかみエレメントは、ワインディングコ
ーンに対するそれらの間隔が常に同じであり、かつ糸を
つかむ際の高い成功率が保証されるように配置されなけ
ればならない。このことのために、糸つかみエレメント
のための持上げ機構が設けられる。
【0006】この持上げ機構を適宜制御することができ
るように、ワインディングコーンの位置を検出するセン
サが設けられなければならない。このことのために、持
上げ装置によりコップの縦軸線に沿って糸つかみエレメ
ントと一緒に走行する写真光学的なセンサが公知であ
る。
【0007】この種のセンサは、スリーブ表面から反射
される光を測定するような反射の原理で作用する。ワイ
ンディングコーン領域内への光線の入射時に光が著しく
乱反射し、これが適当に配置されたセンサにより検出さ
れる(このことについては例えば特開昭45−1581
4号公報を参照されたい)。この場合の欠点とするとこ
ろは、スリーブ上で糸層が移動するために、ワインディ
ングコーンの開始点の明確な認識が不可能であることに
ある。その反面、スリーブから間隔を置いて位置する光
学装置がセンサとして機能する場合には、この光学装置
がじかにワインディングコーン自体により遮蔽されるの
で、ワインディングコーンの位置の検出は改善される。
この種の解決手段は例えばDE−2612660A1号
及びEP−0−322008B1号各特許明細書により
公知である。
【0008】写真光学的なセンサ装置は高価であると共
に、苛酷な繊維製造分野ではダストのために光学系の表
面が汚され、これによりワインディングコーンの検出誤
差を招くので永続的な信頼性を有しない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題はコップ
のワインディングコーン上で糸端を探知するための冒頭
に述べた装置を改良して、ワインディングコーンの位置
を比較的高い信頼性で検出できるようにすることにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の構成によれば、コップのワインディングコーン上で
糸端を探知するための装置であって、糸つかみエレメン
トが、コップごとに異なる高さを有するワインディング
コーンに、センサにより制御される持上げ機構によって
所定間隔をおいてアクセス可能である形式のものにおい
て、持上げ機構に対して相対的に位置を変化させてワイ
ンディングコーンに接触させられる部分が設けられてお
り、センサが、この部分とワインディングコーンとの接
触により持上げ機構に対して相対的に生じたこの部分の
位置変化を検出するように配置されており、かつセンサ
が、制御ユニットを介して持上げ機構の駆動装置を制御
している。
【0011】ワインディングコーンと接触させられる部
分の位置変化の検出は、ワインディングコーンの開始点
の直接的な検出のための光学的な方法に比して極めて簡
単であり、かつ確実に実施される。特に、ワインディン
グコーンの直接的な位置検出時には使用できなかったセ
ンサを使用する可能性が得られる。例えば、可動な部分
にマークを設け、これを適当なセンサにより検出するこ
とが可能である。
【0012】請求項2から9までに記載の特徴によれば
本発明の有利な構成が得られる。
【0013】ワインディングコーンと接触されられる部
分が、持上げ機構によりコップ軸線に対して同軸的に運
動可能なエンドピースの内部に移動可能に配置されてい
ると、特に簡単な構成が得られる。互いに滑り合う面を
適当に形成しておけば、エンドピース内での可動部分の
滑動により、妨げのない運動伝達が行われる。
【0014】この可動部分を釣鐘状に形成しておけば、
糸つかみエレメントとしての使用も可能である。このこ
とのためには、エンドピースが負圧源に接続される。
【0015】可動部分の運動範囲をわずかな費用でスト
ッパにより制限することができる。センサがエンドピー
ス内に固定的に配置されていれば、位置変化可能な部分
に設けたマークがこのセンサにより容易に検出される。
有利なペアリングとして、金属的なマークとホールセン
サとが考慮される。
【0016】位置変化可能な部分とワインディングコー
ンとの接触の後に、このエンドピースとの滑り接触によ
りこのエンドピースは実際に妨げなくコップ縦軸線の方
向にさらに運動させられる。この相対運動により、位置
変化可能な部分に設けたマークが、エンドピースに固定
したセンサに近接する。このセンサはワインディングコ
ーンへの到達を応答する。
【0017】信号へのリアクションの第1の可能性とし
て、持上げ機構の駆動装置を切換え制御し、エンドピー
スを所定の距離だけ戻し走行させることが考えられる。
この距離は、エンドピースがその下方のストッパによ
り、特に釣鐘状に形成された位置変化可能な部分をわず
かにワインディングコーンから再び持上げるように予め
調整される。これにより、釣鐘状の部分の内壁とワイン
ディングコーンとの間に規定されたわずかな隙間が生じ
る。次いで吸込空気が接続されると、この隙間内に比較
的強い空気流が生じ、これによって、ワインディングコ
ーンからの糸端の剥離の高い確率が保証される。
【0018】第2の可能性としては、吸込空気の接続に
より、エンドピースに設けたストッパに、位置変化可能
な部分を吸着させることが考えられる。そのことのため
には、センサ信号に応じて持上げ装置の駆動装置を停止
させるだけで充分である。
【0019】この点に関して具体的な実施態様を考慮す
ることなしに一言すれば、本発明に基づく位置変化可能
な部分はセンサを励起する機能だけを有することがで
き、又はセンサが機械的なスイッチの形態で形成され
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明を図示の実施例につい
て詳しく説明する。
【0021】本発明の説明はワインダ内のコップ準備装
置について行われる。この場合、説明は糸剥しもしくは
糸つかみにのみ限定される。後で巻取部内で露出させる
ためにコップに糸を載着する別のステップは例えば図示
しない次のステーションで行われる。このことのため
に、つかまれた糸端はこの場合には同様に図示されない
糸端を切り詰めるための装置により効果的な長さに短縮
される。切り詰められた糸端が同じステーション内でコ
ップスリーブ内へ吸込まれ又は吹入れられることについ
ても本発明は除外しない。さらに、糸剥し過程の促進の
ための別の構成部材、例えば吹込ノズル又は機械的にコ
ップ表面へ作用する構成部材が考えられる。しかし、本
発明はワインディングコーンの位置の正確な検出に関し
ているため、実施例の説明はこの点のみに制限される。
【0022】コップ1はキャデイ3の差込心棒3′′に
差込まれる。キャデイ3はその基板3′によりコンベヤ
ベルト5上に起立している。このキャデイ3はこのコン
ベヤベルト5により摩擦係合により搬送され、その基板
3′により案内通路4に沿って案内される。この案内通
路4にはホルダ16上にセンサ15が配置されており、
このセンサは信号導線15′を介して制御ユニット17
に接続されている。このセンサ15は、コップ1の到来
を検出すると、この情報を信号導線15′を介して制御
ユニット17に供給し、この制御ユニットを介してコッ
プ1若しくはコップを載せているキャデイ3を停止させ
る。このことのために、スタンド14に固定されている
流体シリンダ13が操作される。流体シリンダ13のピ
ストン13′にはリンク12が取付けられており、この
リンク12は旋回板10に結合されている。旋回板10
は機械フレーム6に固定されたピン11を中心として旋
回可能であり、かつリンク12とは逆の側の端部に単数
又は複数の圧着ローラ9を備えている。これらの圧着ロ
ーラ9は案内通路4に設けた開口4′′を貫通して直接
的に、到来するキャデイ3の基板3′に作用する。案内
通路4の反対側には開口4′が設けられており、この開
口4′を摩擦車8が貫通しており、この摩擦車はモータ
7により駆動される。
【0023】摩擦車8及び圧着ローラ9はキャディ3と
この上に差込まれたコップを位置決めすると共に、コッ
プをその縦軸線を中心に回転せしめる。この種の駆動装
置は例えばDE−4025003A1号特許明細書によ
り公知である。
【0024】図示されたように位置決めされたコップ1
の上方には糸つかみ装置が配置されており、この糸つか
み装置は持上げ機構を介してコップ縦軸線に沿って移動
可能である。管状のエンドピース18がベローズ22に
結合されており、ベローズ22はその他端で吸込空気接
続部23に接続されている。エンドピース18はホルダ
26に固定されており、このホルダ26は案内ロッド2
7に沿って移動可能であり、持上げ機構の極めて簡単な
実施例を成している。ホルダ26は孔26′を備えてお
り、この孔を案内ロッド27が貫通している。さらにホ
ルダ26には流体シリンダ28のピストン28′が固定
されており、この流体シリンダ28が持上げ機構のため
の駆動装置を形成している。
【0025】エンドピース18内には上向きにも開いた
吸込口部を成す可動の部分19(以下、吸込口部19と
いう)が設けられており、この吸込口部19は2つの環
状のストッパ20,21の間でコップ縦軸線に沿って移
動可能である。エンドピース18にはホールセンサ25
が取付けられており、このホールセンサ25は信号導線
25′を介して制御ユニット17に接続されている。吸
込口部19は金属製のマーク19′′′を備えており、
このマークが鉛直方向でセンサ25と合致するように位
置している。
【0026】吸込空気接続部23は弁24に接続されて
おり、この弁24は制御導線24′を介して制御ユニッ
ト17により制御される。この弁24は開放状態で吸込
空気発生器に接続される。吸込空気接続部23は機械フ
レーム6に固定されている。図1の図示ではエンドピー
ス並びにそれに付属する部分が出発位置に位置してい
る。この出発位置ではコップ1が、そのスリーブ2の先
端でエンドピース18に衝突することなく案内通路4に
沿って搬送される。
【0027】コップ1を備えたキャディ3がエンドピー
ス18の下方の位置に到達して停止すると、すでに述べ
たように、制御ユニット17が流体シリンダ28を制御
し、これによりピストン28′が伸長し、ホルダ26及
びこれに固定されたエンドピース18が案内ロッド27
に沿って移動させられる。
【0028】この移動運動は、図2から分かるように、
吸込口部19の内面19′がワインディングコーン1′
に接触するまで行われる。エンドピース18の引続く移
動時に、始めは下方のストッパ20に当接していた吸込
口部19が上方のストッパ21へ向かって滑動する。そ
の際、金属製のマーク19′′′がホールセンサ25を
通過する。このホールセンサ25はエンドピース18の
内部のこの位置への吸込口部19の到来を信号化して信
号導線25′を介して制御ユニット17へ供給する。こ
の信号はワインディングコーン1′の位置についての明
確な情報を与える。次いで、エンドピース18の持上げ
運動が直ちに停止される。この状態で吸込口部19のホ
ッパ状の上方の付加部19′′は上方のストッパ21に
対して所定の間隔を有している。エンドピース18の停
止後、制御導線24′を介して弁24が開放される。こ
れにより、吸込空気発生器への接続が生じる。これによ
り、ワインディングコーン1′上に載着されている吸込
口部19が持上げられて、そのホッパ状の付加部1
9′′で上方のストッパ21に当接する。その際、吸込
口部19の円錐状の内面19′とワインディングコーン
1′との間に所定の隙間が生じる。このことにより再
び、吸込空気がワインディングコーン1′の全周とほぼ
全長に作用すると共に、比較的速く流れる。このように
して、ワインディングコーン1′上に位置する糸端
1′′が難無くつかまれてベローズ22内へ吸込まれ
る。この場合、それと同時に付加的にコップ1を回転さ
せることにより、つかみ作用が助成される。
【0029】吸込口部19の一貫した開口、本実施例で
は円錐状の内面19′を形成している部分とホッパ状の
付加部19′′との間の開口は、スリーブ2の挿入を可
能ならしめると共に、吸込空気流の引続く誘引のために
スリーブ表面に対する充分な間隔を生じるように形成さ
れていなければならない。要するに、開口の直径はスリ
ーブの直径より大きくなければならない。しかし、この
開口の大きさは、この開口がワインディングコーン1′
と円錐状の内面19′との間の隙間を制限することによ
り制約される。その場合に考慮されるべき点は、可能な
限りワインディングコーン1′の全長にわたり隙間幅が
変化しないようにすることである。
【0030】図5及び図6に示された実施例では、エン
ドピース18の降下に基づき、すでにコップ1がそのワ
インディングコーン1′により吸込口部19を持上げ、
これにより吸込口部19のマーク19′′′がホールセ
ンサ25を通過し、その結果、ワインディングコーン
1′の位置が検出されている状態から説明が開始される
(図5)。
【0031】この第2実施例では、第1実施例とは異な
る位置にコップのワインディングコーンが位置してい
る。この場合、このコップ1は例えば不良品であり、そ
れに対して第1実施例で示されているコップは、紡績さ
れたばかりの新鮮なコップのための第1の準備装置内で
準備されることができないコップである。準備されない
理由は、正規のものと異なって糸端が先端ワインディン
グ又は足部ワインディングとして存在せず、直接にワイ
ンディングコーン上に配置されていることによる。紡績
されたばかりのコップのための準備装置は所期の通りス
リーブ足部、スリーブ先端並びにコップの外周面のとこ
ろで糸端を探知するので、糸端がワインディングコーン
上に位置する場合には、この種の準備装置によれば糸端
の探知は失敗する。
【0032】次いで、図6から分かるように、エンドピ
ース18が再び持上げられる。この持上げは、エンドピ
ース18に設けたストッパ20により吸込口部19がわ
ずかに持上げられるようにわずかな距離だけ行われる。
予め行われるワインディングコーンの位置の正確な検出
と、再び上向きに行われるエンドピース18の移動距離
の所定値とにより、この場合も、吸込口部19とワイン
ディングコーン1′との間の規定された隙間が形成され
る。この場合には、エンドピース18が図6に示された
位置に達した際に吸込空気が接続される。
【0033】この第2実施例では吸込口部19とワイン
ディングコーン1′との間の規定された隙間を形成させ
るべく、吸込圧により吸込口部19を持上げる必要はな
い。持上げ機構の簡単な図示のために流体シリンダ28
が選択されているが、この流体シリンダの代わりに、正
確な位置決めのために他の駆動手段を設けることもでき
るのはいうまでもない。この種の駆動手段は例えばDE
−4025003.2号特許明細書に記載されている。
さらに、冒頭に記載した公知技術で使用されている駆動
手段が考慮されてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればコ
ップのワインディングコーン上での糸端の検知が高い信
頼性で可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンベヤベルト上に載着されたコップのワイン
ディングコーン上で糸端を探知するための本発明装置の
部分断面側面図である。
【図2】図1に続く動作を示す図1の部分図である。
【図3】図2に続く動作を示す図である。
【図4】図3に続く動作を示す図である。
【図5】第2実施例の運動状態を示す図である。
【図6】図5に続く運動状態を示す図である。
【符号の説明】
1 コップ、 1′ ワインディングコーン、 2 ス
リーブ、 3 キャディ、 3′ 基板、 3″ 差込
心棒、 4 案内通路、 4′,4′′ 開口、 5
コンベヤベルト、 6 機械フレーム、 7 モータ、
8 摩擦車、9 圧着ローラ、 10 旋回板、 1
1 ピン、 12 リンク、 13流体シリンダ、 1
3′ ピストン、 14 スタンド、 15 センサ、
15′ 信号導線、 16 ホルダ、 17 制御ユ
ニット、 18 エンドピース、 19 部分(吸込口
部)、 19′ 内面、 19′′ 付加部、 1
9′′′ マーク、 20,21 ストッパ、 22
ベローズ、 23 吸込空気接続部、 24 弁、 2
4′ 制御導線、 25 ホールセンサ、 26ホル
ダ、 26′ 孔、 27 案内ロツド、 28 流体
シリンダ、 28′ピストン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ギド ミルバッハ ドイツ連邦共和国 ケルケン アム ヴィ ーゼンングルント 4

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コップのワインディングコーン上で糸端
    を探知するための装置であって、糸つかみエレメント
    が、コップごとに異なる高さを有するワインディングコ
    ーンに、センサにより制御される持上げ機構(26)に
    よって所定間隔をおいてアクセス可能である形式のもの
    において、持上げ機構(26)に対して相対的に位置を
    変化させてワインディングコーン(1′)に接触させら
    れる部分(19)が設けられており、センサ(25)
    が、この部分(19)とワインディングコーン(1′)
    との接触により持上げ機構(26)に対して相対的に生
    じたこの部分(19)の位置変化を検出するように配置
    されており、かつセンサ(25)が、制御ユニット(1
    7)を介して持上げ機構(26)の駆動装置(28)を
    制御していることを特徴とするコップのワインディング
    コーン上で糸端を探知するための装置。
  2. 【請求項2】 部分(19)が、持上げ機構(26)に
    よりコップ軸線に対して同軸的に運動可能なエンドピー
    ス(18)の内部に移動可能に配置されている請求項1
    記載の装置。
  3. 【請求項3】 部分(19)が釣鐘状に形成されている
    請求項1又は2記載の装置。
  4. 【請求項4】 エンドピース(18)が管状に形成され
    ていて負圧源に接続可能である請求項2又は3記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 部分(19)の運動範囲がストッパ(2
    0,21)により制限されている請求項1から4までの
    いずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 センサ(25)がエンドピース(18)
    内に固定的に配置されている請求項2から5までのいず
    れか1項記載の装置。
  7. 【請求項7】 センサ(25)がホールセンサから成
    り、位置変化可能な部分(19)が、近接時にセンサ
    (25)により検知可能な金属マーク(19′′′)を
    備えている請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 センサ(25)と持上げ機構(26)の
    駆動装置との間に配置した制御ユニット(17)が、可
    動の部分(19)の位置変化によって生じたセンサ信号
    により駆動装置(28)の停止と、次いで所定距離にわ
    たって駆動方向の逆転とを生じるように形成されている
    請求項1から7までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 センサ(25)と持上げ機構(26)の
    駆動装置との間に配置した制御ユニット(17)が、可
    動の部分(19)の位置変化によって生じたセンサ信号
    により駆動装置(28)の停止と、エンドピース(1
    8)と負圧源との接続とを生じるように形成されている
    請求項5から7までのいずれか1項記載の装置。
JP7202494A 1994-08-10 1995-08-08 コップのワインディングコーン上で糸端を探知するための装置 Abandoned JPH0859091A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4428245A DE4428245B4 (de) 1994-08-10 1994-08-10 Vorrichtung zum Suchen des Fadenendes am Bewicklungskegel von Kopsen
DE4428245.1 1994-08-10

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0859091A true JPH0859091A (ja) 1996-03-05

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ID=6525308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7202494A Abandoned JPH0859091A (ja) 1994-08-10 1995-08-08 コップのワインディングコーン上で糸端を探知するための装置

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US (1) US5630559A (ja)
JP (1) JPH0859091A (ja)
CH (1) CH689834A5 (ja)
DE (1) DE4428245B4 (ja)
IT (1) IT1275589B1 (ja)

Cited By (1)

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