JPH085908A - 広角レンズ - Google Patents

広角レンズ

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JPH085908A
JPH085908A JP6142844A JP14284494A JPH085908A JP H085908 A JPH085908 A JP H085908A JP 6142844 A JP6142844 A JP 6142844A JP 14284494 A JP14284494 A JP 14284494A JP H085908 A JPH085908 A JP H085908A
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lens
wide
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angle
aberration
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JP6142844A
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Masahiko Tanitsu
雅彦 谷津
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】物体側より順に、凹レンズと、大きな空気空間
をおいて凸レンズと凸レンズと凹レンズを備えたレンズ
系において、第1レンズ1と第2レンズ2をプラスチッ
クレンズとし、第3レンズ3と第4レンズ4を貼り合わ
せガラスレンズとすることによって、色収差及び諸収差
を良好に補正した広角レンズ。 【効果】本発明によれば、レンズ枚数4枚で収差性能及
び色収差性能が良好な広角レンズを実現でき、レンズ系
の簡素化・小形化及び高解像度化を達成できる。また、
レンズ玉2枚をプラスチックレンズ玉にでき、低コスト
化も達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は広角レンズに関する。こ
の広角レンズは、CCDカメラに搭載することができ、
セキュリティ分野での監視カメラ、自動車の後部監視用
カメラ、鉄道・航空機・船舶等の乗り物類の内外監視用
カメラ、屋内・屋外での観察用カメラ、防犯カメラ等に
広く利用できる。更に、小形の広角レンズを搭載したボ
ードカメラは、テレビ電話機やデレビ会議システム、テ
レビドアホンといった画像転送が主目的のツールはもと
より、パソコン・ワークステーションへの内蔵といった
分野に広く利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来より比較的広画角の撮影レンズには
負の屈折力の前群と正の屈折力の後群の2つのレンズ群
を配置したいわゆるレトロフォーカス型を採用したもの
が多い。レトロフォーカス型の撮影レンズはバックフォ
ーカスを長く採れる長所があり前群で発散させた光束を
後群で収束させるレンズ構成を採っている為に球面収差
や非点収差、歪曲収差等の軸外収差の発生量が多い。一
般にこれらの諸収差を良好に補正するのはレンズ構成が
非対称である為、対称に近いガウス型の撮影レンズに比
べると大変難しい。
【0003】特にFナンバーを小さくし大口径比化を図
ろうとすると高次の球面収差が多く発生し又像面湾曲が
大きくなり画面全体の像面の平坦性が崩れ更に歪曲収差
が負の方向へ著しく増大している。
【0004】明るさ及び撮影画角を一定に保ちつつ良好
なる光学性能を得るには例えばレンズ枚数を増加させる
か、あるいは前群と後群の双方の屈折力を弱める方法が
ある。しかしながら、これらの方法はいずれもレンズ全
長が長くなりレンズ系全体が大型化してくる。又バック
フォーカスを十分長く採る為には前群と後群との距離を
増大させれば良いが、あまり増大させるとレンズ全長が
長くなり撮影レンズの小型化を図るのが困難になってく
る。
【0005】Fナンバー2.8、撮影画角37〜38度
でレンズ枚数が比較的少ない5枚で構成したレトロフォ
ーカス型の撮影レンズが例えば特開昭54−12723
号公報、特開昭57−163212号公報中に記載され
ている。
【0006】しかしながら、これらの公報で提案されて
いる撮影レンズは、レンズ枚数を少なくした為に画面中
間にかけて色のコマ収差や非点収差が残存しており、又
画角が大きくなるにつれて倍率色収差が増大している。
【0007】これらの問題点を非球面を用いることによ
って解決した広角レンズが特開昭62−78520号公
報中に記載されている。しかしながら、この特開昭62
−78520号公報で提案されている非球面を有した広
角レンズは、Fナンバーがいぜんとして2.8と大き
く、大口径比化は達成されていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、前後群の焦
点距離の規定及び、非球面プラスチックレンズの導入に
よって、Fナンバー1.8を達成した広角レンズを特開
平2−208617号公報で提案している。この中で
は、凹レンズの前群と凸レンズ・凹レンズ・凸レンズの
後群で構成されたレンズ枚数4枚の実施例と、凹レンズ
の前群と凸レンズ(アッベ数70)・凸レンズの後群で
構成されたレンズ枚数3枚の実施例を載せている。
【0009】ところで、色収差補正の基本は各レンズ群
にアッベ数の異なる凹凸レンズを用いることであるが、
前群が1枚レンズである場合は、軸上色収差と倍率色収
差の補正を独立に行うことができない。例えば、特開平
2−208617号公報の第3実施例での軸上色収差
0.040mm、倍率色収差0.017mm(像高2.0m
m)である。一方、1/3インチCCDセンサでも高画
素用では画素数が40万個を超える現状では、低画素数
CCDセンサから高画素数CCDセンサまで撮影レンズ
が共通に使用できる為には、色収差を低減することが課
題となる。
【0010】また、高画素数CCDセンサ対応とする為
には、画面最周辺部の収差についても改善することが課
題となる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明は、前群レンズ構成を凹プラスチックレンズ
とし、後群レンズ構成を物側に凹面を向けたメニスカス
形状の凸プラスチックレンズと凸・凹ガラス貼り合わせ
ガラスレンズとしたことである。更に、数1式で定義し
たベンディング係数Bをもとに、第2レンズの形状を数
2式の条件を満足するように特定したことである。
【0012】
【数1】B=(Rb+Ra)/(Rb−Ra) 但し、Raはレンズ玉の物側の曲率半径、Rbは像側の
曲率半径である。
【0013】
【数2】−3<B2<−1 この他の本発明の特徴は作用において記載される。
【0014】
【作用】本発明の作用を図1をもとに説明する。
【0015】図1は、本発明を適用した広角レンズのレ
ンズ構成を表す図である。
【0016】同図においては、1はプラスチックレンズ
で負の焦点距離を有する第1レンズ、2はプラスチック
レンズで正の焦点距離を有する第2レンズ、3はガラレ
ンズで正の焦点距離を有する第3レンズ、4はガラレン
ズで負の焦点距離を有する第4レンズ、5は絞り、6は
フィルター・フェイスプレート等を1つにまとめた平行
平面板である。物体側より順に、像面側に凹面を向けた
メニスカスレンズ形状の第1レンズ1、大きな空気空間
をおいて、物面側に凹面を向けたメニスカスレンズ形状
の第2レンズ2、第3レンズ3、第4レンズ4のレンズ
構成4枚であり、第3レンズ3と第4レンズ4を貼り合
わせガラスレンズとしている。
【0017】本発明においては、前述のレンズ構成で広
角レンズを構成すると共に前述の条件を満足させること
によって、大口径比でしかもレンズ枚数4枚以下という
簡素化、更に、色収差性能・画面最周辺部の収差の改善
を図った広角レンズを達成している。
【0018】実施例で数値を示すが、焦点距離が4.7
〜6.3mmと小さい広角レンズの場合、バックフォーカ
スを確保するために撮影レンズをレトロフォーカス型と
する必要がある。レトロフォーカス型の撮影レンズでは
絞りより前方の遠く離れたところに配置した負の第1レ
ンズ群での軸上光線の光線高さが小さく、逆に、主光線
の光線高さが大きくなっている。そして後方で絞りのす
ぐ後ろに配置した第2レンズ群での軸上光線の光線高さ
が大きく、逆に、主光線の光線高さが小さくなってい
る。従って、軸上光線の光線高さが大きい第2レンズ群
で主に軸上色収差が発生し、主光線の光線高さが大きい
第1レンズ群で主に倍率色収差が発生する。すなわち、
軸上色収差と倍率色収差を同時に補正するためには、第
1レンズ群と第2レンズ群に凹レンズと凸レンズを組み
合わせて用いることが必要となる。しかしながら、レン
ズ枚数が増えると、レンズ全体が大きく、長くなってし
まう。通常は、第1レンズ群を凹レンズ1枚で構成し、
この上で軸上色収差と倍率色収差のバランスを取ってい
る。例えば、凹レンズの第1レンズ群と、凸レンズ・凹
レンズ・凸レンズの第2レンズ群で構成された特開平2
−208617号公報の第3実施例では、軸上色収差
0.040mm、倍率色収差0.017mm(像高2.0m
m)である。
【0019】従って、高画素数センサと組み合わせて用
いる場合は、色収差性能の改善が必要となる。しかし、
凸レンズ・凹レンズ・凸レンズという第2レンズ群構成
で色収差補正を行うと、第2レンズ群の各レンズ玉の屈
折力が強くなり過ぎ、単色の収差自体が劣化してしま
う。また、仮に軸上色収差が低減できても、主光線高さ
が小さい第2レンズ群では倍率色収差がなかなか低減で
きない。そこで、第2レンズ群の中でも少しでも主光線
の光線高さが大きい、絞りから離れたレンズを凹レンズ
とする為に、第2レンズ群のレンズ構成を凸レンズ・凸
レンズ・凹レンズとすることが必要となる。このとき逆
に、この凹レンズでの軸上光線の光線高さが小さくなる
ので、軸上色収差の補正効果は小さくなる。従って、色
収差補正の為に第2レンズ群内の各レンズ玉の屈折力を
大きくすることが必要となる。このとき、凸レンズと凹
レンズをガラスの貼り合わせレンズとすることによっ
て、この凸レンズでの光線の全反射を防止することが必
要となる。例えば、実施例1に以下示すレンズデータで
凸レンズ(第3レンズ)と凹レンズ(第4レンズ)の間
に間隔0の空気層を挿入すると、F1.8の軸上光線が
凸レンズの像側のレンズ面で全反射を起こしてしまう。
また、実施例4に示したF2/8のレンズデータで同様
に凸レンズ(第3レンズ)と凹レンズ(第4レンズ)の
間に間隔0の空気層を挿入すると、今度は周辺に向かう
光束で凸レンズの像側のレンズ面で全反射を起こす光線
が生じた。
【0020】また、小形の広角レンズではレンズ玉径が
小さくなるので、ガラスレンズ玉の研磨加工が困難とな
りコストが上昇する。当初の目的は、このレンズ径の小
さなガラスレンズ玉をプラスチック化し、低コスト化及
びプラスチックレンズ面上の非球面効果によってレンズ
枚数自体も少なくすることであった。特に曲率半径が小
さい第1レンズ1のプラスチック化が最大の目的であっ
た。
【0021】しかし、プラスチックレンズを使用する場
合は、凹と凸のプラスチックレンズを組み合わせて用い
る温度補償が必要となるので、残りの第2レンズ2がプ
ラスチックレンズと定まる。
【0022】以上が本発明の基本レンズ構成についての
説明である。次に、プラスチックレンズである第2レン
ズ2の形状についての説明を行う。
【0023】温度補償を第1レンズ1と第2レンズ2で
行う為には、軸上光線の光線高さが小さい第1レンズ1
の屈折力を大きくし、軸上光線の光線高さが大きい第2
レンズ2の屈折力を小さくする必要がある。しかしなが
ら、第1レンズ1の屈折力を大きくすると必然的に第2
レンズ2での軸上光線の光線高さが大きくなるので、逆
に、温度補償の為には第1レンズ1の屈折力を小さくす
ることが望ましい。一方、一定量のバックフォーカスを
確保する為に、第1レンズ1の屈折力はあまり小さく出
来ない。そこで、第2レンズ2の屈折力を小さくし温度
補償を行う必要がある。
【0024】また、第2レンズ群は見かけ上、凸レンズ
2枚の基本構成となるので、収差補正の点で第2レンズ
群の屈折力を約2等分することが望ましい。また、特開
平2−208617号公報の第3実施例を例に取ると、
第2レンズ群の横倍率が0.8倍なので、第2レンズ2
の形状は物側に凹面を向けたメニスカス形状の凸レンズ
とすることが必要となる。具体的には、数2式の条件を
満足するように第2レンズ2のベンディング係数B2
規定することによって、良好な収差補正が可能となる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例として、F1.8で画
角56°〜82°の広角レンズの数値実施例と、画角7
6°で歪曲収差を良好に補正したF2.8の広角レンズ
の数値実施例を示す。数値実施例においてriは物体側
より順に第i番目のレンズ面Siの曲率半径、diはレン
ズ面Siからレンズ面Si+1の間の光軸上の距離、Nj
νjはそれぞれ物体側より順に第j番目のレンズの屈折
力とアッベ数である。画角は実光線で表した。また、非
球面形状は、光軸方向のサグ量Zで表され、光軸からの
高さy、近軸の曲率半径r、円錐定数K、4次、6次、
8次、10次の非球面項の係数を用い、数3式で定義さ
れる。
【0026】
【数3】Z=(y2/r)/{1+√〔{1−(K+
1)y2/r2〕}+A44+A66+A88+A1010 (記号:√〔 〕は、〔 〕内の量に就き平方根を取る
ことを意味する) 〔数値実施例 1〕 f=4.70 FNo=1:1.93 2W=81.7° S r d N ν 1 19.393 0.980 1.49200 57.9 2 2.525 2.621 3 (絞り) 1.780 4 −17.360 2.230 1.49200 57.9 5 −4.203 0.900 6 10.525 2.205 1.71300 53.9 7 −4.389 0.500 1.84666 23.9 8 −13.966 3.000 9 ∞ 4.500 1.52307 58.5 10 ∞ 第1面は非球面であり、数3式の係数は以下の通りであ
る。
【0027】K=45.99 A4=−1.982×1
0~36=−2.677×10~48=6.021×10~510=−6.110×1
0~6 〔数値実施例 2〕 f=6.33 FNo=1:1.94 2W=56.2° S r d N ν 1 6.356 1.200 1.49200 57.9 2 2.695 1.900 3 (絞り) 1.780 4 −17.360 2.230 1.49200 57.9 5 −4.203 0.900 6 26.192 2.235 1.71300 53.9 7 −4.500 0.500 1.84666 23.9 8 −9.681 3.000 9 ∞ 4.500 1.52307 58.5 10 ∞ 第1面は非球面であり、数3式の係数は以下の通りであ
る。
【0028】K=2.973 A4=−4.801×1
0~36=1.178×10~3 A8=−2.772×10~410=2.021×10~5 〔数値実施例 3〕 f=6.32 FNo=1:1.93 2W=56.1° S r d N ν 1 4.868 0.980 1.49200 57.9 2 2.443 2.590 3 (絞り) 2.000 4 −9.177 2.250 1.49200 57.9 5 −4.070 1.500 6 10.449 2.305 1.71300 53.9 7 −4.900 0.500 1.84666 23.9 8 −18.778 5.000 9 ∞ 4.500 1.52307 58.5 10 ∞ 〔数値実施例 4〕 f=4.16 FNo=1:2.87 2W=75.6° S r d N ν 1 4.618 0.980 1.49200 57.9 2 1.763 2.550 3 (絞り) 1.850 4 −7.679 2.480 1.49200 57.9 5 −3.308 0.200 6 11.681 2.960 1.71300 53.9 7 −4.200 0.500 1.84666 23.9 8 −11.392 3.000 9 ∞ 4.500 1.52307 58.5 10 ∞ 第1面は非球面であり、数3式の係数は以下の通りであ
る。
【0029】K=0.6786 A4=3.807×1
0~36=−5.452×10~48=1.201×10~410=−5.916×10~
6 第5面も非球面であり、数3式の係数は以下の通りであ
る。
【0030】K=−0.1739 A4=−3.144
×10~56=3.164×10~48=−5.598×10~510=3.454×10~
6 また、数2式の条件に対する本発明の数値実施例との関
係は、以下の通りである。
【0031】 実施例No. B2 1 −1.64 2 −1.64 3 −2.59 4 −2.51 一方、第2レンズの焦点距離f2と第3・4貼り合わせ
レンズの焦点距離f34の各数値実施例での値は以下の
通りであるが、第2レンズ群の屈折力を約2等分してい
ることが分かる。
【0032】 実施例No. f2(mm) f3.4(mm) 1 10.7 10.6 2 10.7 12.1 3 13.0 11.9 4 10.0 10.2 また、本発明の改善点である色収差補正効果について
も、以下に示す。
【0033】 実施例No. 軸上色収差(mm) 倍率色収差(mm) 1 −0.017 0.013(像高2.2mm) 2 0.008 0.013(像高2.3mm) 3 −0.026 0.003(像高2.3mm) 4 0.019 0.014(像高2.3mm) 撮影距離2mでの各数値実施例に関する収差図を図2、
図4、図6に示す。左側の2列がコマ収差図であり、下
から順に相対像高0,0.3,0.6,0.9,1の各
5ポイントでのコマ収差を表す。残りは球面収差、正弦
条件、非点収差そして、歪曲収差をそれぞれ表してい
る。収差図座標の最大値は、コマ収差・球面収差・正弦
条件が±0.1mm、非点収差が±0.2mm、歪曲収差が
±10%である。これらの収差図から明らかなように、
各実施例のレンズは性能良好であることが分かる。
【0034】また、各数値実施例では、カラー用ビデオ
カメラ対応のレンズ構成図及び収差図を示したが、白黒
用ビデオカメラ対応でも良好な性能を実現できることは
当然である。例として、数値実施例1の平行平面板6を
フェースプレート7(BK77厚さ0.8mm)に置換し
た白黒用ビデオカメラ対応でのレンズ構成図及び収差図
を図9、図10に示す。
【0035】以上、プラスチックレンズを第1レンズ1
と第2レンズ2に使用した本発明について説明したが、
当然、プラスチックレンズをガラスレンズとしても、良
好な性能が得られることは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法によれば、Fナンバー1.
8〜2.8、画角56〜82°程度の良好に収差補正を
行った写真用やビデオカメラ等に好適な広角レンズを達
成することができる。特に、色収差性能も改善できるの
で高解像度用の高画素数センサに対応可能な広角レンズ
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の数値実施例1のレンズ構成図である。
【図2】本発明の数値実施例1のd線に対するコマ収
差、球面収差、正弦条件、非点収差、歪曲収差を表す収
差図である。
【図3】本発明の数値実施例2のレンズ構成図である。
【図4】本発明の数値実施例2のd線に対するコマ収
差、球面収差、正弦条件、非点収差、歪曲収差を表す収
差図である。
【図5】本発明の数値実施例3のレンズ構成図である。
【図6】本発明の数値実施例3のd線に対するコマ収
差、球面収差、正弦条件、非点収差、歪曲収差を表す収
差図である。
【図7】本発明の数値実施例4のレンズ構成図である。
【図8】本発明の数値実施例4のd線に対するコマ収
差、球面収差、正弦条件、非点収差、歪曲収差を表す収
差図である。
【図9】本発明の数値実施例1を白黒ビデオカメラ対応
としたレンズ構成図である。
【図10】本発明の数値実施例1を白黒ビデオカメラ対
応レンズと下場合のd線に対するコマ収差、球面収差、
正弦条件、非点収差、歪曲収差を表す収差図である。
【符号の説明】
1…第1レンズ、 2…第2レンズ、 3…第3レンズ、 4…第4レンズ、 5…絞り、 6…平行平面板、 7…フェースプレート。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に、負の焦点距離を有する第
    1レンズ(1)と、大きな空気空間をおいて、正の焦点
    距離を有する第2レンズ(2)と、正の焦点距離を有す
    る第3レンズ(3)と、負の焦点距離を有する第4レン
    ズ(4)を備えたレンズ系において、 上記第1レンズ(1)及び、第2レンズ(2)をプラス
    チックレンズとし、第3レンズ(2)と第4レンズ
    (4)を貼り合わせガラスレンズとしたことを特徴とす
    る広角レンズ。
  2. 【請求項2】前記第1レンズ(1)が像面側に凹面を向
    けたメニスカスレンズ形状の負の焦点距離を有するレン
    ズ、前記第2レンズ(2)が物面側に凹面を向けたメニ
    スカスレンズ形状の正の焦点距離を有するレンズである
    ことを特徴とする請求項1記載の広角レンズ。
  3. 【請求項3】前記第2レンズ(2)のベンディング係数
    をB2とするとき、以下の条件を満足することを特徴と
    する請求項1記載の広角レンズ。 −3<B2<−1 但し、ベンディング係数Bは、レンズ玉の物側の曲率半
    径Raと像側の曲率半径Rbを用いて、B=(Rb+R
    a)/(Rb−Ra)で定義する。
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