JPH085820A - カラーフィルタ - Google Patents

カラーフィルタ

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JPH085820A
JPH085820A JP13887494A JP13887494A JPH085820A JP H085820 A JPH085820 A JP H085820A JP 13887494 A JP13887494 A JP 13887494A JP 13887494 A JP13887494 A JP 13887494A JP H085820 A JPH085820 A JP H085820A
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JP
Japan
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pigment
color filter
pixel
polyimide precursor
red
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Application number
JP13887494A
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English (en)
Inventor
Keijiro Inoue
敬二郎 井上
Fumio Tomita
文雄 冨田
Tetsuya Goto
哲哉 後藤
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ポリイミド樹脂中に有機顔料を分散せしめてな
る画素を有するカラーフィルタにおいて、該画素中にロ
ジン樹脂酸とアルカリ金属および/またはアルカリ土類
金属を含み、該有機顔料1gあたりの該ロジン樹脂酸の
モル当量Aが1.2×10-6<A<6.5×10-4、該
アルカリ金属および該アルカリ土類金属のモル当量B
が、B<A+5×10-4で、かつ比A/Bが、0.05
<A/B<50であることを特徴とするカラーフィル
タ。 【効果】本発明は、カラーフィルタにおいて、ポリイミ
ド前駆体溶液中に顔料を分散せしめた特定の着色ペース
トを用いることにより、ポリイミド前駆体溶液に微粉砕
した顔料を均一に分散させることが可能になる。この着
色ペーストを塗布することにより、コントラスト比、さ
らに塗布膜の平坦性に優れたカラーフィルタを提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子等に使用
されるカラーフィルタに関するものであり、さらに詳し
くは、画素中に含まれている顔料の分散性が良好で、コ
ントラスト比の高い特性を有するカラーフィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイや撮像素子などに用い
られるカラーフィルタとして、耐光性、耐熱性、対薬品
性に優れたポリイミドと顔料を用い形成されたカラーフ
ィルタが知られていた(例えば特開昭60−18420
2号公報、特開昭60−184203号公報、特開昭6
1−180203号公報)。
【0003】カラーフィルタを作成する場合、通常、印
刷法かフォトリソグラフィ法が用いられる。画素の寸法
精度の点でフォトリソグラフィ法が現在、主流となって
いる。ポリイミドと顔料を用いフォトリソグラフィ法で
カラーフィルタを作成するには、例えば特開昭60−2
47603号公報や特開昭61−77804号公報に示
されるごとく、ポジ型フォトレジストを用いるパタ−ン
加工技術が知られている。このパタ−ン加工技術は、ブ
ラックマトリックスを有する光透過性のガラス基板上
に、ポリイミド前駆体と顔料から構成されてなる着色ペ
ーストで例えば緑色の着色塗膜を形成し、この上にポジ
型フォトレジストを塗布し、フォトレジスト層を形成す
る。続いて露光装置を用い、該フォトレジスト層を露光
する。露光後、該ポジ型フォトレジストの現像液で、フ
ォトレジスト層の現像、ポリイミド前駆体の着色塗膜の
エッチングを同時に行う。エッチング後不要となった該
フォトレジスト層を剥離し、ポリイミド前駆体の着色塗
膜を熱処理し、緑色の着色塗膜のパタ−ン加工を終え、
緑色画素を形成せしめる。以上の工程を赤色、青色の画
素について繰り返すと、カラーフィルタが作成される。
【0004】印刷法、フォトリソグラフィ法とも、光透
過性ガラス基板上にポリイミド前駆体と顔料から構成さ
れてなる着色ペーストで着色塗膜を形成する。この場
合、ポリイミド前駆体溶液に微粉砕した顔料を均一に分
散させることが塗布膜の平坦性、画素のコントラスト比
などカラーフィルタの性能上特に重要である。
【0005】ところが、従来の技術ではポリイミド前駆
体溶液に微粉砕した顔料を均一に分散できず、凝集構造
を生じ、画素のコントラスト比低下、塗布膜の平坦性不
良などカラーフィルタの性能上の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、かかる問
題点に鑑み、カラーフィルタの性能の向上を目的に鋭意
検討した結果、特定の添加剤および溶媒を用いることに
より、ポリイミド樹脂中に微粉砕した顔料を均一に分散
させることが可能であるということを見出し、本発明に
至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポリイミド樹
脂中に有機顔料を分散せしめてなる画素を有するカラー
フィルタにおいて、該画素中にロジン樹脂酸とアルカリ
金属および/またはアルカリ土類金属を含み、該有機顔
料1gあたりの該ロジン樹脂酸のモル当量Aが1.2×
10-6<A<6.5×10-4、該アルカリ金属および該
アルカリ土類金属のモル当量Bが、B<A+5×10-4
で、かつ比A/Bが、0.05<A/B<50であるこ
とを特徴とするカラーフィルタにより達成される。
【0008】本発明に用いられるポリイミド樹脂として
は、特に限定されないが、通常一般式(1)で表わされ
る構造単位を主成分とするポリイミド前駆体(n=1〜
2)を、加熱あるいは適当な触媒により、イミド環や、
その他の環状構造を有するポリマとなり得るものであ
り、ポリアミドイミドも含まれる。
【0009】
【化1】 上記一般式(1)中、R1 は少なくとも2個以上の炭素
原子を有する3価または4価の有機基である。耐熱性の
面から、R1 は環状炭化水素、芳香族環又は芳香族複素
環を含有し、かつ、炭素数6〜30の3価または4価の
基が好ましい。R1 の例として、フェニル基、ビフェニ
ル基、タ−フェニル基、ナフタレン基、ペリレン基、ジ
フェニルエ−テル基、ジフェニルスルホン基、ジフェニ
ルプロパン基、ベンゾフェノン基、ビフェニルトリフル
オロプロパン基、シクロブチル基、シクロペンチル基な
どが挙げられるが、これらに限定されない。
【0010】R2 は少なくとも2個以上の炭素原子を有
する2価の有機基であるが、耐熱性の面から、R2 は環
状炭化水素、芳香族環又は芳香族複素環を含有し、かつ
炭素数6〜30の2価の基が好ましい。R2 の例とし
て、フェニル基、ビフェニル基、タ−フェニル基、ナフ
タレン基、ペリレン基、ジフェニルエ−テル基、ジフェ
ニルスルホン基、ジフェニルプロパン基、ベンゾフェノ
ン基、ビフェニルトリフルオロプロパン基、ジフェニル
メタン基、ジシクロヘキシルメタン基などが挙げられる
が、これらに限定されない。
【0011】構造単位(1)を主成分とするポリマは、
1 、R2 がこれらのうち各々1種から構成されていて
も良いし、各々2種以上から構成される共重合体であつ
てもよい。さらに、基板との接着性を向上させるため
に、耐熱性を低下させない範囲でジアミン成分として、
シロキサン構造を有するビス(3−アミノプロピル)テ
トラメチルジシロキサンを共重合するのが好ましい。
【0012】構造単位(1)を主成分とするポリマの具
体的な例として、ピロメリット酸二無水物と4,4´−
ジアミノジフェニルエ−テル、3,3´,4,4´−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジ
アミノジフェニルエ−テル、3,3´,4,4´−ビフ
ェニルテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノ
ジフェニルエ−テル、3,3´,4,4´−ビフェニル
トリフルフォロプロパンテトラカルボン酸二無水物と
4,4´−ジアミノジフェニルエ−テル、3,3´,
4,4´−ビフェニルスルホンテトラカルボン酸二無水
物と4,4´−ジアミノジフェニルエ−テル、ピロメリ
ット酸二無水物と3,3´−(または4,4´)ジアミ
ノジフェニルスルホン、3,3´,4,4´−ベンゾフ
ェノンテトラカルボン酸二無水物と3,3´−(または
4,4´)ジアミノジフェニルスルホン、3,3´,
4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と3,
3´−(または4,4´)ジアミノジフェニルスルホ
ン、ピロメリット酸二無水物と4,4´−ジアミノジフ
ェニルスルフィド、3,3´,4,4´−ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフ
ェニルスルフィド、3,3´,4,4´−ビフェニルテ
トラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニ
ルスルフィド、3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテ
トラカルボン酸二無水物とパラフェニレンジアミン、
3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物とパラフェニレンジアミン、3,3´,4,4´−
ジフェニルエ−テルテトラカルボン酸二無水物とパラフ
ェニレンジアミン、3,3´,4,4´−ビフェニルト
リフルオロプロパンテトラカルボン酸二無水物とパラフ
ェニレンジアミン、2,3,5−トリカルボキシシクロ
ペンチル酢酸二無水物と4,4´−ジアミノジフェニル
エ−テル、3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカル
ボン酸二無水物および3,3´,4,4´−ベンゾフェ
ノンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン、ピロメリット酸二無水物および
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
二無水物と3,3´−(または4,4´)ジアミノジフ
ェニルエ−テル、ピロメリット酸二無水物および3,3
´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と
パラフェニレンジアミン、3,3´,4,4´−ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物と4,4´−ジアミ
ノジフェニルエ−テルおよびビス(3−アミノプロピ
ル)テトラメチルジシロキサン、3,3´,4,4´−
ビフェニルテトラカルボン酸二無水物と3,3´(また
は4,4´)−ジアミノジフェニルスルホン、4,4´
−ジアミノジフェニルメタン、ピロメリット酸二無水物
と4,4´−ジアミノジフェニルエ−テルおよびビス
(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、
3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物と4,4´−ジアミノジフェニルメタン、および
3,3´(または4,4´)−ジアミノジフェニルスル
ホンおよびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジ
シロキサン、などから合成されたポリイミド前駆体が挙
げられるが、これらに限定されない。これらのポリアミ
ド酸は公知の方法すなわち、テトラカルボン酸二無水物
とジアミンを選択的に組み合わせ、溶媒中で反応させる
ことにより合成される。
【0013】通常カラーフィルタの画素は、赤、緑、青
色の3色で、CRT蛍光体の色度特性、バックライトや
LCDの液晶特性に合うよう複数の顔料を組み合わせ、
調色されて使用される。このうち、赤色の画素には、通
常赤色顔料を主成分顔料とし、青色の画素は青色の顔料
を主成分顔料とし、緑色の画素は緑色の顔料を主成分顔
料とする。ここで主成分顔料とは、画素中の全顔料中に
占める割合が50重量%以上であることをいう。すなわ
ち、有機顔料としては、各画素において、赤色、青色、
もしくは緑色顔料のいずれか1つの顔料を主成分とする
のが好ましい。さらに、色調整のために、これら主成分
の顔料以外に、黄色顔料、オレンジ色顔料、紫色顔料等
を適宜添加することができる。
【0014】本発明に用いられる顔料としては、透明性
が高く、耐光性、耐熱性、耐薬品性に優れたものが好ま
しい。代表的な顔料の具体的な例をカラーインディクス
(CI)ナンバ−で示す。赤色顔料の例としてはピグメ
ントレッド48、144、166、177、216、2
24などが挙げられるがこれらに限定されない。青色顔
料の例としてはピグメントブル−15、15:3,1
5:4,15:6,60,などが挙げられるがこれらに
限定されない。これ以外にも、緑色顔料の例としてはピ
グメントグリ−ン7、36、などが挙げられるがこれら
に限定されない。黄色顔料の例としてはピグメントイエ
ロ−24、83、93、94、110、147などが挙
げられるがこれらに限定されない。オレンジ色顔料の例
としてはピグメントオレンジ13,36、43、61、
64、65、などが挙げられるがこれらに限定されな
い。紫色顔料の例としてはピグメントバイオレット1
9、23,32、37、などが挙げられるがこれらに限
定されない。黒色顔料の例としてはピグメントブラック
7、などが挙げられるがこれらに限定されない。
【0015】赤色画素は、赤色顔料を主成分とした顔料
を分散せしめたポリイミド前駆体溶液からなる着色ぺー
ストを塗布して形成することができ、青色画素は、青色
顔料を主成分とした顔料を分散せしめたポリイミド前駆
体溶液からなる着色ぺーストを塗布して形成でき、緑色
画素は、緑色顔料を主成分とした顔料を分散せしめたポ
リイミド前駆体溶液からなる着色ぺーストを塗布して形
成することができるが、これ以外にも、それぞれの着色
ペーストにロジン樹脂酸とアルカリ金属および/または
アルカリ土類金属を含ませておく。
【0016】ロジン樹脂酸とは、Palustricacid ,Abie
ticacid ,Dehydroabieticacid,Neoabieticacid,Pima
ricacid ,Sandaracopimaricacid,Isopimaricacid,El
liotionicacid ,Dyhydroagathicacidなどの樹脂酸の単
体もしくはこれらの混合物であり、1分子あたりカルボ
ン酸基が1つ含まれている。また、これらの水素添加物
も好ましく用いられる。画素中での顔料の分散安定性を
高くするため、画素中に含まれる有機顔料1gあたりの
ロジン樹脂酸のモル当量A(モル当量/g)は、画素中
に1.3×10-6<A<6.5×10-4含まれているこ
とが必要である。より好ましくは、6.5×10-6<A
<3.9×10-4(モル当量/g)、更に好ましくは
2.6×10-5<A<2.0×10-4(モル当量/g)
である。
【0017】画素中での顔料の分散安定性を高くするた
め、さらに画素中にアルカリ金属および/またはアルカ
リ土類金属を添加する。アルカリ金属としては、Li、
Na、K、Csなどがあり、アルカリ土類金属として
は、Be、Mg、Ca、Sr、Baなどであるが、この
中では、Ca、Baがより好ましい。画素中に含まれる
有機顔料1gあたりのアルカリ金属およびアルカリ土類
金属の合計量B(モル当量/g)は、各画素中の顔料1
gあたり、B<A+5×10-4である必要がある。好ま
しくは、B<A+3×10-4、更に好ましくはB<A+
1×10-4(モル当量/g)である。これ以上添加され
ると、顔料の分散安定性を悪くする他に、アルカリ金属
やアルカリ土類金属がポリイミドと反応し、着色した
り、画素の強度を低下したりするので好ましくない。こ
こでいうアルカリ金属のモル当量とアルカリ土類金属の
モル当量は、アルカリ金属とアルカリ土類金属の無機
塩、酸化物として含まれているものを除いたモル当量で
あり、例えばアルカリ金属無機塩としては、NaCl、
KCl、KBr、MgCO3 、CaCO3 、CaC
2 、CaSO4 、BaSO4 などがあり、酸化物とし
ては、MgO、CaOなどがある。これらは、体質顔料
等として添加されることがある。アルカリ金属および/
またはアルカリ土類金属は、画素中でロジン樹脂酸の塩
になっているものと考えられる。
【0018】さらに、画素中での顔料の分散安定性が高
くするためには、画素中に含まれるロジン樹脂酸のカル
ボン酸のモル当量Aとアルカリ金属およびアルカリ土類
金属のモル当量Bの比A/Bは、0.05<A/B<5
0である必要がある。特に、0.3<A/B<10がよ
り好ましく、さらに好ましくは1<A/B<5である。
この範囲をはずれると、顔料の分散安定性が悪くなり、
好ましくない。
【0019】また、アルカリ金属のモル当量(B1)と
アルカリ土類金属のモル当量(B2)の比B1/B2
は、0<B1/B2<1であることが好ましく、さらに
好ましくは、0<B1/B2<0.1である。
【0020】これらの顔料等をポリイミド前駆体溶液中
に分散することにより、着色ペーストを得ることができ
る。通常、溶媒としてN−メチル−2−ピロリドン、
N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホル
ムアミドなどのアミド系極性溶媒、ジメチルスルフォキ
シドなどが好適に使用される。本発明においては顔料の
分散効果を高めるため、少なくともラクトン類を含有せ
しめるのが好ましく、さらにラクトン類が主成分もしく
はラクトン類単独からなる溶媒を用いるのがより望まし
い。ここでラクトン類が主成分なる溶媒とは、ラクトン
類が50重量%以上含有されていることをいう。ラクト
ン類とは脂肪族環状エステルで炭素数3〜12の化合物
をいう。具体的な例として、β−プロピオラクトン、γ
−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、δ−バレロラ
クトン、γ−カプロラクトン、ε−カプロラクトンなど
が挙げられるがこれらに限定されない。特にポリアミド
酸の溶解性の点で、γ−ブチロラクトンが好ましい。
【0021】これら以外に、副溶媒のとしては、メチル
セロソルブ、エチルセロソルブ、メチルカルビト−ル、
エチルカルビト−ルなどセロソルブ類、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール等のエーテルアセテート
類、プロピレンカ−ボネ−ト、アセチルアセトン、エチ
ルラクテートなど、蒸発速度のより速いものを、全溶媒
中1〜25重量%混合させるのが好ましい。この中で
も、表面張力が26〜33ダイン/cmのものが特に好
ましく、具体的にはプロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテート、3−メチル−3−メトキシブチルアセテ
ート、エチレングリコールエチルエーテルアセテート、
3−メトキシブチルアセテートなどがある。
【0022】顔料等はポリイミド前駆体溶液中で分散し
ても良く、あるいは顔料をあらかじめ溶媒で前分散後、
ポリイミド前駆体溶液と混合しても良く、さらにこの
後、追加で分散しても良い。これらの顔料の添加量はポ
リイミド前駆体100重量部に対して、1〜300重量
部の範囲が好ましい。ただし、この範囲に限定されたも
のではなく、膜厚や用途により、適時選択される。ま
た、顔料の分散効果を高めるため、顔料をあらかじめラ
クトン類が主成分もしくはラクトン類単独からなる溶媒
もしくはポリイミド前駆体溶液中で分散させるのが望ま
しい。また、これらの溶媒に、上記副溶媒を添加して分
散させる方が、分散時の発熱が小さくなるためゲル化が
生じにくくなったり、さらには分散性が向上したりし
て、より好ましい。
【0023】着色ペーストのレオロジー特性としては、
Cassonの流動方程式による降伏値が0.1Pa以
下であることが好ましく、より好ましくは0.01Pa
以下、さらに好ましくは0.001Pa以下である。S
=ずり応力、D=ずり速度、τ0 =降伏値、μ0 =Ca
sson粘度とすると、流動方程式は式1で表わされ、
降伏値はD1/2 に対するS1/2 のグラフにおけるS1/2
軸の切片の2乗で求められる。
【0024】
【数1】 降伏値がこれより大きくなると分散安定性が悪くなり、
顔料の凝集等が起こるため、好ましくない。
【0025】また、ずり速度を変えて着色ペーストの粘
度を測定し、その粘度比(低ずり速度での粘度/高ずり
速度での粘度)が1に近いほど分散安定性が良く、好ま
しい。高ずり速度を低ずり速度の5倍のずり速度に設定
しした場合、ずり速度が0.5〜100(s-1)の範囲
において、粘度比は0.8〜1.5が好ましく、より好
ましくは0.9〜1.2である。
【0026】粘度は、塗布方式にあわせて適宜調製され
るが、5〜1000cPが好ましく、より好ましくは8
〜150cP、さらに好ましくは10〜100cPであ
る。
【0027】さらに、着色ペースト中に、ポリイミド前
駆体のモノマー1モルあたりに0.1〜20モルの水を
添加すると、顔料の分散を高める効果がさらに高くな
り、好ましい。さらに好ましくは0.5〜10モル、よ
り好ましくは1〜5モル添加するのが好ましい。この範
囲を超えて水の添加量を多くすると、ハジキ、失透など
塗布膜に欠陥が生じ、この範囲より少なく添加しても効
果が小さい。
【0028】次に本発明のカラーフィルタの製造使用方
法の一例について説明する。まず最初に、光透過性基板
上にブラックマトリックスを形成する。光透過性基板と
しては通常、ソ−ダガラス、無アルカリガラス、ホウケ
イ酸ガラス、石英ガラス、プラスチックフィルムやシー
トなどが用いられるが、これらに限定されない。
【0029】次に、例えばポリイミド前駆体と赤顔料を
主顔料とする赤色ペーストで、赤色の着色塗膜を形成す
る。塗布はスピンナー、スプレー塗布、浸漬、ロールコ
ーティングなどの方法が用いられる。乾燥は、オーブ
ン、ホットプレート、赤外線を使用し、50〜180℃
の範囲で1分〜1時間程度行なうのが好ましい。この上
にポジ型フォトレジストを塗布し、フォトレジスト層を
形成する。続いて露光装置を用い、該フォトレジスト層
被膜上にマスクを置き、化学線を照射し、露光する。化
学線としては紫外線、可視光線、電子線、X線が例とし
てあげられるが、紫外線、可視光線が好ましい。露光
後、該ポジ型フォトレジストの現像液で、フォトレジス
ト層の現像、ポリイミド前駆体の着色塗膜のエッチング
を同時に行う。エッチング後不要となった該フォトレジ
スト層を剥離する。通常、剥離はアセトン、メチルセル
ソルブアセテート、プロピレングリコールモノメチルエ
ーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテルアセテートなどの溶剤が使用される。ポリイミド
前駆体の着色塗膜を熱処理し、イミド化させ、赤色の着
色塗膜のパターン加工を終える。熱処理は温度を選び、
段階的に昇温するか、ある温度範囲を選び連続的に昇温
しながら1分〜1時間程度実施する。この熱処理の温度
は、180〜400℃、好ましくは、200〜350℃
で行うのがよい。例えば、130℃、200℃、300
℃で各々30分熱処理する。また、室温から300℃ま
で2時間かけて直線的に昇温してもよい。
【0030】次に、基板上にポリイミド前駆体と青顔料
を主顔料とする青色ペーストで青色の着色塗膜を形成
し、同様にして青色画素を形成する。さらに以上の工程
を緑色の画素についても繰り返すと、カラーフィルタが
作製される。
【0031】この後、必要に応じてトップコート層、I
TO透明電極およびパターニング等を必要に応じて公知
の方法により行なうことができる。
【0032】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明を具体的に説
明するが、本発明はこれらに限定されない。
【0033】[測定法] (1)コントラスト比 バックライト(明拓システム)上で色彩輝度計(トプコ
ンBM−5A)にて2度視野で試料の平行ニコルの輝度
(I1 )と直行ニコルの輝度(I2 )を測定し、平行ニ
コルの輝度と直行ニコルの輝度との比(I1 /I2 )を
コントラスト比とした。
【0034】(2)表面粗さ(Ra) 東京精密(株)製、サーフコム1500Aにて測定し、
平坦性を評価した。
【0035】(3)着色ペーストの粘度 着色ペーストの粘度は東機産業(株)製R−L型粘度計
を使用し、25℃で回転数を5倍変えて測定し、その比
を粘度比とした(例えば、回転数0.5rpm時の粘度
指示値/回転数2.5rpm時の粘度指示値)。さら
に、Cassonの流動方程式による降伏値を求めた。
【0036】実施例−1 3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物 147gをN−メチル−2−ピロリドン772 gと共に
仕込み、3,3´−ジアミノジフェニルスルホン 49.6
g,4,4´−ジアミノジフェニルメタン 54.5 g,お
よびビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキ
サン 6.20 gを添加し、60℃で3時間反応させ、粘度
120ポアズ(25℃)のポリイミド前駆体溶液を得
た。
【0037】ピグメンドブルー15:4顔料を5.7g、Abieti
cacid とDehydroabieticacidが1:1(重量比)からな
るロジン樹脂酸を0.63g 、Naイオンを1.4mg およびC
aイオンを20mg含んだ水を3g、γ−ブチロラクトン80.7
gをガラスビーズ90g とともにホモジナイザ−を用い、
7000rpm で30分間分散後、ガラスビーズを濾過し、除
去し、青色顔料分散液を得た。
【0038】青色顔料分散液30gにポリイミド前駆体
溶液25gをγ−ブチロラクトン25gで希釈した溶液
を添加混合し、青色ペーストを得た。青色ペーストの回
転数0.5rpm時の粘度指示値と2.5rpm時の粘
度指示値の粘度比は、1.02、粘度は40cp(2.
5rpm)、降伏値は7.0×10-4Paであった。ガ
ラス基板上に仕上がり膜厚1.2 μmになるようにスピン
ナ−で青色ペースト液を塗布、120℃で20分乾燥
し、この上にポジ型フォトレジスト(東京応化(株)製
OFPR-800)を塗布し、80℃で20分乾燥した。キャノ
ン(株)製紫外線露光機PLA−501Fを用い、クロ
ム製のフォトマスクを介して50mJ/cm2 (365nm
の紫外線強度)露光した。露光後、テトラメチルアンモ
ニウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液からなる現
像液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリイミド前駆
体の着色塗膜のエッチングを同時におこなった。エッチ
ング後不要となったフォトレジスト層をアセトンで剥離
した。さらにポリイミド前駆体の着色塗膜を300℃で
30分熱処理し、ポリイミドに転換した。青色画素中の
青顔料1gに対するロジン樹脂酸のカルボン酸のモル当
量A1は8×10-5mol当量/gであり、ICP発光
分析法によるとアルカリ金属としては、Naが1.8×
10-6mol当量/gおよびアルカリ土類金属として
は、Caが3.1×10-5mol当量/g含まれてお
り、アルカリ金属とアルカリ土類金属の合計モル当量B
1との比A1/B1は、2.4であった。また、アルカ
リ金属とアルカリ土類金属の比は0.058であった。
【0039】この様にして得られた青色画素のコントラ
ストは822、表面粗さは0.002 μmであり、十分な平
坦性が得られた。また、画素中の青色顔料を顕微鏡下1
000倍で観察したところ、顔料の凝集は認められず、
一様に分散していた。
【0040】実施例−2 実施例−1で調製した青色顔料分散液30gに、ポリイ
ミド前駆体溶液25gをN−メチル−2−ピロリドン2
5gで希釈した溶液を添加混合し、青色ペーストを得
た。青色ペーストの回転数0.5rpm時の粘度指示値
と2.5rpm時の粘度指示値の粘度比は、1.04、
粘度は38cp(2.5rpm)、降伏値は1.2×1
-3Paであった。以下実施例−1と同様にして、青色
画素を設けた。青色画素中の青顔料1gに対するロジン
樹脂酸のカルボン酸のモル当量A2は8×10-5mol
当量/gであり、ICP発光分析法によるとアルカリ金
属としては、Naが1.7×10-6mol当量/gおよ
びアルカリ土類金属としては、Caが3.0×10-5
ol当量/g含まれており、アルカリ金属とアルカリ土
類金属の合計モル当量B2との比A2/B2は、2.5
であった。また、アルカリ金属とアルカリ土類金属との
比は0.057であった。
【0041】この様にして得られた青色画素のコントラ
ストは750、表面粗さは0.004 μmであり、十分な平
坦性が得られた。また、画素中の青色顔料を顕微鏡下1
000倍で観察したところ、顔料の凝集は認められず、
一様に分散していた。
【0042】実施例−3 3,3´,4,4´−ビフェニルテトラカルボン酸二無
水物 147gをγ−ブチロラクトン772 gと共に仕込み、
3,3´−ジアミノジフェニルスルホン 49.6g,4,
4´−ジアミノジフェニルメタン 54.5 g,およびビス
(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン 6.2
0 gを添加し、60℃で3時間反応させ、粘度150ポ
アズ(25℃)のポリイミド前駆体溶液を得た。
【0043】ピグメントレッド177顔料を5.7g、Abie
ticacid とDehydroabieticacidが1:1(重量比)から
なるロジン樹脂酸を0.63g 、Naイオンを4.6mg および
Caイオンを17mg含んだ水を3g、γ−ブチロラクトン8
0.7gをガラスビ−ズ90g とともにホモジナイザ−を用
い、7000rpm で30分間分散後、ガラスビ−ズを濾過
し、除去し、赤色顔料分散液を得た。
【0044】赤色顔料分散液60gにポリイミド前駆体
溶液25gをγ−ブチロラクトン20gで希釈した溶液
を添加混合し、赤色ペーストを得た。赤色ペーストの回
転数0.5rpm時の粘度指示値と2.5rpm時の粘
度指示値の粘度比は1.04、粘度は75cp(2.5
rpm)、降伏値は2.9×10-4Paであった。ガラ
ス基板上に仕上がり膜厚1.2 μmになるようにスピンナ
−で青色ペースト液を塗布、120℃で20分乾燥し、
この上にポジ型フォトレジスト(東京応化(株)製OFPR
-800)を塗布し、80℃で20分乾燥した。キャノン
(株)製紫外線露光機PLA−501Fを用い、クロム
製のフォトマスクを介して50mJ/cm2 (365nm の
紫外線強度)露光した。露光後、テトラメチルアンモニ
ウムハイドロオキサイドの2.38%の水溶液からなる現像
液に浸漬し、フォトレジストの現像、ポリイミド前駆体
の着色塗膜のエッチングを同時におこなった。エッチン
グ後不要となったフォトレジスト層をアセトンで剥離し
た。さらにポリイミド前駆体の着色塗膜を300℃で3
0分熱処理し、ポリイミドに転換した。
【0045】赤色画素中の赤顔料1gあたりのロジン樹
脂酸のカルボン酸のモル当量A3は1.3×10-4mo
l当量/gであり、ICP発光分析法によるとアルカリ
金属としては、Naが1.0×10-5mol当量/gお
よびアルカリ土類金属としては、Caが4.6×10-5
mol当量/g添加されており、アルカリ金属とアルカ
リ土類金属の合計モル当量B3との比A3/B3は、
2.3であった。また、アルカリ金属とアルカリ土類金
属との比は0.217であった。
【0046】この様にして得られた赤色画素のコントラ
ストは840、表面粗さは0.006 μmであり、十分な平
坦性が得られた。また画素中の赤色顔料を顕微鏡下10
00倍で観察したところ、顔料の凝集は認められず、一
様に分散していた。
【0047】比較例−1 ピグメントレッド177顔料を5.7g、Abieticacid とDe
hydroabieticacidが1:1(重量比)からなるロジン樹
脂酸を5.7g、Naイオンを1.7mg およびCaイオンを3.
1mg 含んだ水を5g、γ−ブチロラクトン78.7gをガラス
ビ−ズ90g とともにホモジナイザ−を用い、7000rpm で
30分間分散後、ガラスビ−ズを濾過し、除去し、赤色
顔料分散液を得た。実施例−3と同様にして赤色ペース
トを調製し、赤色画素を形成した。赤色ペーストの粘度
比は、2.33、降伏値は3.0×10-1Paであっ
た。
【0048】赤色画素中の赤顔料1gあたりのロジン樹
脂酸のカルボン酸のモル当量A4は8.9×10-4mo
l当量/gであり、ICP発光分析法によるとアルカリ
金属としては、Naが3.7×10-6mol当量/gお
よびアルカリ土類金属としては、Caが8.5×10-6
mol当量/g添加されており、アルカリ金属とアルカ
リ土類金属モル当量B4との比A4/B4は、74であ
った。
【0049】この様にして得られた赤色画素のコントラ
ストは280、表面粗さは0.1 μmと粗れており、平坦
性が不十分であった。また、画素中の赤色顔料を顕微鏡
下1000倍で観察したところ、顔料の凝集が認められ
た。
【0050】比較例−2 ピグメントレッド177顔料を5.7g、Abieticacid とDe
hydroabieticacidが1:1(重量比)からなるロジン樹
脂酸を0.63g 、Naイオンを0.60g 含む水を5g、γ−ブ
チロラクトン78.7gをガラスビ−ズ90g とともにホモジ
ナイザ−を用い、7000rpm で30分間分散後、ガラスビ
−ズを濾過し、除去し、赤色顔料分散液を得た。実施例
−3と同様にして赤色ペーストを調製し、赤色画素を形
成した。赤色ペーストの粘度比は、2.38、降伏値は
1.8×10-1Paであった。
【0051】赤色画素中の赤顔料1gあたりのロジン樹
脂酸のカルボン酸のモル当量A5は1.3×10-4mo
l当量/gであり、ICP発光分析法によるとアルカリ
金属のモル当量B5は、Naが1.3×10-3mol当
量/g含まれており、比A5/B5は、0.1、B5>
A5+5×10-4(=6.3×10-4)であった。
【0052】この様にして得られた赤色画素のコントラ
ストは300、表面粗さは0.1 μmと粗れており、平坦
性が不十分であった。また、画素中の赤色顔料を顕微鏡
下1000倍で観察したところ、顔料の凝集が認められ
た。さらに画素が黄色味を帯び、膜の強度が低下してい
た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリイミド樹脂中に有機顔料を分散せしめ
    てなる画素を有するカラーフィルタにおいて、該画素中
    にロジン樹脂酸とアルカリ金属および/またはアルカリ
    土類金属を含み、該有機顔料1gあたりの該ロジン樹脂
    酸のモル当量Aが1.2×10-6<A<6.5×1
    -4、該アルカリ金属および該アルカリ土類金属のモル
    当量Bが、B<A+5×10-4で、かつ比A/Bが、
    0.05<A/B<50であることを特徴とするカラー
    フィルタ。
  2. 【請求項2】該画素が、有機顔料をポリイミド前駆体溶
    液中に分散させてなる着色ぺーストを塗布して形成せし
    めたものであり、かつ該着色ペーストの溶媒として少な
    くともラクトン類を含むことを特徴とする請求項1記載
    のカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】該着色ペースト中に、ポリイミド前駆体の
    モノマー1モルあたりに0.1〜20モルの水を含有す
    ることを特徴とする請求項2記載のカラーフィルタ。
  4. 【請求項4】該有機顔料が、赤色、青色、または緑色顔
    料のいずれか1つの顔料を主成分とすることを特徴とす
    る請求項1記載のカラーフィルタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6747172B1 (en) 1999-10-12 2004-06-08 Nippon Shokubai Co., Ltd. Method for preparing methacrylic acid
WO2005078524A1 (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Mitsubishi Chemical Corporation 硬化性樹脂組成物、カラーフィルタおよび液晶表示装置
JP2009098691A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Fujifilm Corp カラーフィルタ及びその製造方法

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KR101506229B1 (ko) * 2007-09-28 2015-03-26 후지필름 가부시키가이샤 컬러필터 및 그 제조방법

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