JPH0858116A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH0858116A
JPH0858116A JP20056794A JP20056794A JPH0858116A JP H0858116 A JPH0858116 A JP H0858116A JP 20056794 A JP20056794 A JP 20056794A JP 20056794 A JP20056794 A JP 20056794A JP H0858116 A JPH0858116 A JP H0858116A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
voltage change
voltage
receiving chamber
vol
Prior art date
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Pending
Application number
JP20056794A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyoshi Umemiya
茂良 梅宮
Michitoku Kuami
道徳 朽網
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0858116A publication Critical patent/JPH0858116A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】インク液を収容したインク収容室の容積を圧電
素子で変化させることによって、ノズル孔からインク滴
を吐出させるようにしたインクジェット記録装置に関
し、ドット抜け等の目だたない良い記録品質で階調記録
を行うことができるインクジェット記録装置を提供する
ことを目的とする。 【構成】ノズル孔11からインク滴を吐出させるために
圧電素子16に印加する電圧を、インク収容室14の容
積を増加させてインク供給路15からインク収容室14
内にインク液を吸引するための第1の電圧変化と、次に
インク収容室14の容積を待機状態の容積より小さい状
態まで縮小させてノズル孔11からインク滴を吐出させ
るための可変な第2の電圧変化と、最後にインク収容室
14の容積を待機状態に戻すための第3の電圧変化との
3段階に変化させて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インク液を収容した
インク収容室の容積を圧電素子で変化させることによっ
て、ノズル孔からインク滴を吐出させるようにしたイン
クジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年インクジェット記録装置の技術が逐
次進歩して、フルカラーの記録にまでインクジェット記
録装置の適用が望まれているが、フルカラーの記録を行
うためには、各色のインクによる記録濃度を変化させた
階調記録を行う必要がある。
【0003】そこで従来は、記録ドットを間引いて部分
的に記録濃度を下げることによって、階調記録を行うこ
とが考えられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ドットを間引
く方法で階調を行うと、記録物を近くから見たり、記録
濃度を薄くすればするほどドットの抜けが目立って、ま
だら模様に見えてしまうことがあり、良い記録品質が得
られない。
【0005】そこで本発明は、ドット抜け等の目だたな
い良い記録品質で階調記録を行うことができるインクジ
ェット記録装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明のインクジェット記録装置は、実施例を説明
するための図1に示されるように、インク供給路から供
給されるインク液を収容したインク収容室の容積を、印
加される電圧に応じて変形する圧電素子で変化させるこ
とによって、上記インク収容室に形成されたノズル孔か
らインク滴を吐出させるようにしたインクジェット記録
装置において、上記ノズル孔からインク滴を吐出させる
ために上記圧電素子に印加する電圧を、上記インク収容
室の容積を増加させて上記インク供給路から上記インク
収容室内にインク液を吸引するための第1の電圧変化
と、次に上記インク収容室の容積を待機状態の容積より
小さい状態まで縮小させて上記ノズル孔からインク滴を
吐出させるための可変な第2の電圧変化と、最後に上記
インク収容室の容積を待機状態に戻すための第3の電圧
変化との3段階に変化させたことを特徴とする。
【0007】なお、上記第2の電圧変化を直線的にし
て、その電圧変化量は電圧変化の時間を制御することに
よって制御されるようにしてもよく、上記第1の電圧変
化量及びその変化時間が一定であるとよい。
【0008】
【作用】まず、圧電素子に対する第1の電圧変化によっ
てインク収容室の容積が増加されると、インク供給路か
らインク収容室内にインク液が吸引される。続いて第2
の電圧変化によって、インク収容室の容積を待機状態の
容積より小さい状態まで縮小させることによって、ノズ
ル孔からインク滴が吐出される。そして、最後に第3の
電圧変化によってインク収容室の容積が待機状態に戻さ
れる。
【0009】この時、インク収容室の容積を縮小させる
第2の電圧変化量を変えることによってインク滴の吐出
量が変化するので、ドットごとにインク滴吐出量を変え
て、階調記録を行うことができる。
【0010】そして、第2の電圧変化を直線的にすれ
ば、電圧変化の時間を制御することによって電圧変化量
を制御することができ、第1の電圧変化量及びその変化
時間を一定にして第2の電圧変化量だけ変化させること
によって、インク滴の飛翔速度があまり変動しないよう
にすることができる。
【0011】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2はフ
ルカラー記録が可能なインクジェットプリンタを示して
おり、ステーシャフト1に沿って往復駆動されるキャリ
ッジ2にインクジェットヘッド3が搭載されている。
【0012】インクジェットヘッド3は、黄色インクの
インクジェットヘッド3Y、マゼンタインクのインクジ
ェットヘッド3M、シアンインクのインクジェットヘッ
ド3Cと黒インクのインクジェットヘッド3が併置され
て構成されている。
【0013】そして、各インクジェットヘッド3Y…は
各々が多数(例えば64個)のノズルを有していて、各
ノズルから吐出されるインク滴が、記録紙100面上で
各々一個のドットを形成する。
【0014】図3は、インクジェットヘッド3の中の一
個のインク滴を吐出するためのヘッド部の構成を示して
おり、ノズル孔11が穿設された前面のノズル板12と
その後方の振動板13との間にインク収容室14が形成
されいて、そのインク収容室14に対してインク供給路
15からインク液が供給される。
【0015】振動板13の裏面には圧電素子16が密着
して配置されていて、電圧印加によって圧電素子16を
変形させると、それによって振動板13が変位してイン
ク収容室14の容積が変化する。
【0016】そして、インク収容室14の容積を大きく
すればインク供給路15からインク収容室14内にイン
ク液が吸い込まれ、インク収容室14の容積を小さくす
ればノズル孔11からインク滴が吐出される。
【0017】図4は、圧電素子16に対する印加電圧の
制御回路を略示しており、CPU21による制御処理に
よって電圧波形のデータがRAM22から出力され、そ
の波形の可変部分を制御するための信号が印字コントロ
ーラ23から与えられる。
【0018】そして、確定された電圧波形がデジタル/
アナログコンバータ24でアナログ信号化された後、オ
ペアンプ25で増幅されて駆動電圧として圧電素子16
に印加される。
【0019】図1は、圧電素子16に与えられる駆動電
圧の波形を示しており、一定の傾きで直線的に立ち上が
る第1の電圧変化(電圧変化時間Tr)と、次に逆極性
の電圧まで一定の傾きで直線的に立ち下がる第2の電圧
変化(電圧変化時間Tf)と、最後に一定の傾きで直線
的に待機状態の電圧(零ボルト)まで戻る第3の電圧変
化(電圧変化時間To)とがある。
【0020】このうち第1の電圧変化時間Trは常に同
じ100マイクロ秒であり、したがって第1の電圧変化
量は常に同じである。そして、第2の電圧変化時間Tf
が印字コントローラ23によって制御されることによっ
て、第2の電圧変化量が制御される。第3の電圧変化時
間Toは、第2の電圧変化時間Tfに対応して変わるだ
けである。
【0021】図5は、上述のように、第1の電圧変化時
間Trを一定にして第2の電圧変化時間Tfを変化させ
て、ノズル孔11からのインク滴の吐出量と飛翔速度と
を測定した結果を示している。その結果、インク滴の吐
出量は第2の電圧変化時間Tfの変化に対応して変化
し、飛翔速度はあまり変動しない。
【0022】図6は、Tf/Trを変化させずに、第2
の電圧変化時間Tfを変化させた場合の結果を示してお
り、インク滴の吐出量が変化しているが、それに伴って
飛翔速度も大きく変動している。したがって、インクジ
ェットプリンタにおいては、ドット毎に位置ずれが発生
して、印字品質が低下する。
【0023】なお本発明は、上記実施例のみに限定され
るものではなく、圧電素子16に与える駆動電圧の波形
は、上述のようなN字形ではなく、例えば最大電圧部分
等に一定電圧を維持する期間があってもよく、或いはサ
インカーブ状の曲線などであってもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、インク滴の飛翔速度を
あまり変動させることなくインク滴の吐出量をドット毎
に任意に変えることができるので、ドットを間引くこと
なく階調記録を行うことができる。その結果、インクジ
ェット方式で複数色のインク滴を用いることによって、
色再現範囲が広くてしかも鮮明な高品質なフルカラー画
像を得ることができる。
【0025】そして、電圧変化量が可変な第2の電圧変
化を直線的にして、その電圧変化時間を制御することに
よって電圧変化量を制御するようにすれば、インク滴吐
出量の制御が簡単であり、第1の電圧変化量及びその変
化時間を一定にしておけば、飛翔速度の変動が少なく、
ドット毎の位置ずれのない良好な記録品質を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の圧電素子駆動電圧波形を示す線図であ
る。
【図2】実施例のインクジェットプリンタの斜視図であ
る。
【図3】実施例のインクジェットヘッドの断面図であ
る。
【図4】実施例の圧電素子印加電圧制御回路のブロック
図である。
【図5】実施例の測定結果を示す図表である。
【図6】参考例の測定結果を示す図表である。
【符号の説明】
11 ノズル孔 14 インク収容室 15 インク供給路 16 圧電素子 23 印字コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク供給路から供給されるインク液を収
    容したインク収容室の容積を、印加される電圧に応じて
    変形する圧電素子で変化させることによって、上記イン
    ク収容室に形成されたノズル孔からインク滴を吐出させ
    るようにしたインクジェット記録装置において、 上記ノズル孔からインク滴を吐出させるために上記圧電
    素子に印加する電圧を、上記インク収容室の容積を増加
    させて上記インク供給路から上記インク収容室内にイン
    ク液を吸引するための第1の電圧変化と、次に上記イン
    ク収容室の容積を待機状態の容積より小さい状態まで縮
    小させて上記ノズル孔からインク滴を吐出させるための
    可変な第2の電圧変化と、最後に上記インク収容室の容
    積を待機状態に戻すための第3の電圧変化との3段階に
    変化させたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】上記第2の電圧変化が直線的であり、上記
    第2の電圧変化量は電圧変化の時間を制御することによ
    って制御される請求項1記載のインクジェット記録装
    置。
  3. 【請求項3】上記第1の電圧変化量及びその変化時間が
    一定である請求項1又は2記載のインクジェット記録装
    置。
JP20056794A 1994-08-25 1994-08-25 インクジェット記録装置 Pending JPH0858116A (ja)

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JP20056794A JPH0858116A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 インクジェット記録装置

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JP20056794A JPH0858116A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 インクジェット記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0858116A true JPH0858116A (ja) 1996-03-05

Family

ID=16426476

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20056794A Pending JPH0858116A (ja) 1994-08-25 1994-08-25 インクジェット記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0812689A1 (en) * 1996-06-11 1997-12-17 Fujitsu Limited Method of driving piezoelectric type ink jet head

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0812689A1 (en) * 1996-06-11 1997-12-17 Fujitsu Limited Method of driving piezoelectric type ink jet head
US6217141B1 (en) 1996-06-11 2001-04-17 Fujitsu Limited Method of driving piezo-electric type ink jet head

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010703