JPH11277744A - インクジェット式記録ヘッドの駆動方法、及びインクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録ヘッドの駆動方法、及びインクジェット式記録装置

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JPH11277744A
JPH11277744A JP10214798A JP10214798A JPH11277744A JP H11277744 A JPH11277744 A JP H11277744A JP 10214798 A JP10214798 A JP 10214798A JP 10214798 A JP10214798 A JP 10214798A JP H11277744 A JPH11277744 A JP H11277744A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いダイナミックレンジの圧電振動子や高い
レベルの駆動信号を必要とすることなく、4階調以上の
面積階調でドットを形成すること。 【解決手段】 1印刷周期Tを複数のタイミングに分割
し、小ドットを形成する小ドット形成用駆動信号
(b)、中ドットを形成する中ドット形成用駆動信号
(c)のいずれかだけを1印刷周期内で印加して、小ド
ット、また中ドットを形成するモードと、小ドット形成
用駆動信号(b)と中ドット形成用駆動信号(c)とを
1印刷周期T内で印加して大ドットを形成するモードと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は、ノズル開口及び
リザーバに連通する圧力発生室を圧電振動子により膨
張、収縮させてノズル開口からインク量の異なるインク
滴を吐出させる駆動技術に関する。
【0002】
【従来の技術】高い密度でドットの形成が必要なグラフ
ィック印刷等においてはインク滴のインク量を調整して
ドット自身の径により階調を表現する方法が提案され、
このようなインク滴の吐出には圧力発生室に設けられて
いる圧電振動子や加熱手段に供給する駆動信号の電圧等
を調整することにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、圧力発生手
段には大きなダイナミックレンジのものが必要となりコ
ストが上昇するばかりでなく、圧力発生手段に過大なエ
ネルギが供給されて寿命を短縮するという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところはダイナミックレンジの大き
な圧力発生手段を必要とすることなく、しかも圧力発生
手段の寿命に影響を与えること無く、面積階調で印刷す
ることができるインクジェット式記録ヘッドの駆動方法
を提案することである。また、本発明の他の目的は、同
上駆動方法を実現することができるインクジェット式記
録装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、リザーバとノズル開口に連
通する圧力発生室を圧電振動子により膨張、収縮させる
インクジェット式記録ヘッドに、1印刷周期を複数のタ
イミングに分割し、小ドットを形成する小ドット形成用
駆動信号、中ドットを形成する中ドット形成用駆動信号
のいずれかだけを1印刷周期内で印加して、小ドット、
また中ドットを形成するモードと、前記小ドット形成用
駆動信号と中ドット形成用駆動信号とを1印刷周期内で
印加して、大ドットを形成するモードとを備えるように
した。
【0005】
【作用】小ドット形成後のメニスカスの運動エネルギを
利用して中ドットを形成して、小ドット単独のインク量
と中ドット単独のインク量との和よりも多いインク量か
らなる第3のインク滴を吐出させる。
【0006】
【発明の実施の形態】そこで以下に本発明の詳細を図示
した実施例に基づいて説明する。図1は本発明の一実施
例を示すものであって、図中符号1は、キャリッジで、
タイミングベルト2によりモータ3に接続されていて、
ガイド部材4に案内されてプラテン5に平行に移動する
ように構成されている。キャリッジ1の記録用紙6と対
向する面には、印刷領域側(図中、左側)に黒インクを
吐出する記録ヘッド7が、また非印刷領域側に着脱可能
に構成されたカラー印刷用の記録ヘッド8が搭載され、
各記録ヘッド7、8は、それぞれ黒インクカートリッジ
9、カラーインクカートリッジ10からインクの供給を
受けて記録用紙6にインク滴を吐出して印刷するように
なっている。
【0007】11は、キャッピング装置で、黒インク用
記録ヘッド7を封止するキャップ12と、カラーインク
用記録ヘッド8を封止するキャップ13を同一のスライ
ダに搭載され、ポンプユニット16にチューブを介して
接続されていて、記録ヘッド7、8のノズル開口面を封
止できるサイズを備えている。非印字時には記録ヘッド
7、8のノズル開口を封止し、またクリーニング処理や
インク充填操作時にはポンプユニット16の負圧を受け
て記録ヘッド7、8からインクを強制的に排出させるこ
とができるように構成されている。
【0008】また、キャッピング装置11の近傍には、
記録ヘッド7、8のノズル開口面を擦過するワイピング
ブレード等からなるクリーニングユニット18が配置さ
れている。
【0009】図2は、同上記録装置に使用するインクジ
ェット式記録ヘッドの一実施例を示すものであって、こ
の実施例においては圧電材料20と異なる極の複数の内
部電極21、22とを積層して構成された縦振動モード
の圧電振動子23として構成されている。
【0010】圧力発生室24、インク供給口25、リザ
ーバ26を備えた流路形成基板27と、流路形成基板2
7の一方の面を封止する弾性板28と、圧力発生室24
に連通するノズル開口29を備えたノズルプレート30
とを積層して流路ユニット31が構成されている。
【0011】圧電振動子23は、その先端を弾性板28
のアイランド部32に当接するように固定されていて、
駆動信号により圧電振動子23を収縮、伸長させて圧力
発生室24を膨張、収縮させ、圧力発生室24のインク
をノズル開口29からインク滴として吐出させる。
【0012】図3は、同上記録装置に使用可能な他のイ
ンクジェット式記録ヘッドの一実施例を示すものであっ
て、この実施例においては圧電材料の薄板、または薄膜
40の上下両面に電極41、42が形成されたわみ振動
モードの圧電振動子43として構成されている。
【0013】圧力発生室44を形成するスペーサ45
と、これの一方の面を封止する第1の蓋板46と、他方
の面を封止する第2の蓋体47とを積層して圧力発生ユ
ニット48が構成され、第1の蓋体46の表面の、圧力
発生室44に対向する位置にたわみ振動モードの圧電振
動子43が設けられている。
【0014】外部からインクの供給を受けるリザーバ4
9と、ノズル連通孔50とを備えたリザーバ形成基板5
1と、一方の面をノズル開口52を備えたノズルプレー
ト53により封止し、また他方の面を圧力発生ユニット
48の固定基板を兼ね、かつリザーバ49のインクを圧
力発生室44に供給するインク供給口54を備えたイン
ク供給口形成基板55により封止して流路ユニット56
が構成されている。
【0015】圧電振動子43は、駆動信号によりたわみ
変位して第1の蓋板46を弾性変形させて圧力発生室4
4を膨張、収縮させてさせ、圧力発生室24のインクを
ノズル開口52からインク滴として吐出させる。
【0016】図4は、同上装置の制御装置を示すもので
あって、印字制御手段60は、ホストからの印刷信号
(図5(I))に同期して1印刷周期T0を3分割したタ
イミング信号(図5(II))を生成して後述する駆動信
号発生回路61に出力するとともに、印刷データに対応
して微小振動駆動信号、小ドット形成用信号、及び中ド
ット形成用駆動信号の少なくとも何れか1つを定められ
た順序で出力するように構成されている。
【0017】駆動信号発生回路61は、メニスカスに微
小振動を誘起する微小振動用駆動信号(図5のIIIの符
号a)、例えば3ng程度のインク量でドットを形成す
る小ドット形成信号(図5のIIIの符号b)、及び8n
g程度のインク量でドットを形成する中ドット形成用駆
動信号(図5のIIIの符号c)の3種類の信号を発生す
る。
【0018】微小振動用駆動信号aは、ノズル開口のメ
ニスカスをインク滴が吐出しない程度に移動させ、また
インク滴吐出後のメニスカスの大きな振幅での振動を制
振させることができる程度に調整されている。
【0019】小ドット形成用駆動信号bは、図6(イ)
に示したように圧力発生室を膨張させる第1の信号の
継続時間Pc1が、 Ta≦Pc1<Tc (ただし、Tcはヘルムホルツ共振振動の周期)に設定
されていて、圧力発生室の膨張時にヘルムホルツ共振を
積極的に発生させるようなっている。
【0020】第2の信号の継続時間Ph1と第3の信
号の継続時間Pd1との和(Ph1+Pd1)が Tc≦Ph1+Pd1 となるように設定されていて、圧力発生室24の収縮時
にヘルムホルツ共振振動の発生を抑制するようになって
いる。一方、中ドット形成用駆動信号は、図6(ロ)に
示したように圧力発生室24を膨張させる第1の信号
の継続時間Pc2が Tc≦Pc2 に、また圧力発生室24を収縮させる第3の信号の継
続時間Pd2が、 Ta≦Pd2 (ただし、Taは、圧力発生室24を膨張、収縮させる
圧電振動子23の固有振動周期を示す)となるように設
定されていて、圧力発生室24を固有振動周期で発振さ
せないようなっている。
【0021】この実施例において、ホストから印刷デー
タが入力すると、印字制御手段60は、当該印刷周期T
で印刷すべきデータの種類を判定し、小ドットを形成し
ない場合には、第1のタイミング(図7におけるT11)
で駆動信号発生手段61から微小振動用駆動信号(a)
を出力させ、ノズル開口29のメニスカスをインク滴を
吐出させない程度に移動させる。これにより、ノズル開
口29近傍の増粘しているインクが、粘度が比較的低い
圧力発生室24内のインクと置換され、印刷に適した粘
度となる。
【0022】小ドットの印刷が指令されている場合に
は、印字制御手段60は、第2のタイミング(図8にお
けるT12)で駆動信号発生手段61から小ドット形成用
駆動信号(b)を出力させる。
【0023】小ドット形成用駆動信号は、その第1の信
号によりノズル開口のメニスカスを急激に引き込んで
ヘルムホルツ共振振動を生じさせ、メニスカスの先端だ
けを飛翔させてノズル開口29の径で決まるインク量よ
りも少ない量のインク滴を吐出させる。
【0024】次の印刷周期が到来して印刷データにより
中ドットの印刷が指令されると、印字制御手段60は、
第1のタイミング(図9におけるT21)で駆動信号発生
手段61から微小振動用駆動信号(a)を中ドット形成
用駆動信号(b)を出力させた後、所定時間(図9にお
けるT22)の経過を待ち、第3のタイミング(図9にお
けるT23)で中ドット形成用駆動信号(b)を出力させ
る。
【0025】これにより、圧電振動子23が小ドットの
印刷時よりも大きく縮小してメニスカスをノズル開口2
9から引き込み、ついで所定時間(Ph2)保持した
後、圧電振動子23を変位させて圧力発生室24を縮小
させ、ノズル開口29から比較的インク量の多いインク
滴D2を吐出させて記録用紙に中ドットを形成する。
【0026】中ドットD2の形成が終了して第3の印刷
周期T3が到来し、大ドットの印刷を指令する印字デー
タが入力すると、印字制御手段60は、直近の印刷周期
で中ドットが形成されてインク滴吐出後のメニスカスの
残留振動が大きいため、所定の時間(図10におけるT
31)の間、駆動信号発生手段61から駆動信号を出力す
ること無くメニスカスを制振させる。
【0027】第2のタイミング(図10におけるT32)
で駆動信号発生手段61から小ドット形成用駆動信号
(b)を記録ヘッド8に出力させて、小ドットの形成に
適したインク滴D1を吐出させ、さらに第3のタイミン
グ(図10におけるT33)が到来した時点で中ドット形
成用駆動信号(c)を出力させる。
【0028】このように小ドット形成用駆動信号(b)
と中ドット形成用駆動信号(c)とを同一印刷周期T3
内で出力すると、小ドット形成用駆動信号の第2の信号
の継続時間Ph1と、第3の信号の継続時間Pd1との
和が、ヘルムホルツ共振振動Tcに一致しているメニス
カスの振動周期よりも長くなるため、メニスカスが安定
的に正圧となった状態、つまりメニスカスがインク滴の
吐出方向に凸となっている状態となる。
【0029】この状態で中ドット形成用駆動信号が印加
されると、メニスカスが圧力発生室側に引き込みまれ
る。いうまでもなく、メニスカスが正圧を維持している
状態は、これに連通する圧力発生室24も加圧された状
態であるから、この状態で駆動信号が印加されるとメニ
スカスの運動エネルギと圧力発生室24の圧力とが相乗
的に作用する。したがって、小ドットと中ドットとを形
成するインク滴D1とインク滴D2とのインク量の和
(3ng+8ng)よりも多い量、この実施例では20
ng程度のインク量からなるインク滴D3が吐出し、大
ドットを形成する。
【0030】図11は、本発明により実際のインクジェ
ット式記録ヘッドを駆動した場合のインク滴のインク量
(重量)と明度(L*)との関係を示す線図で、3ng
インクからなる小ドット、8ngのインクからなる中ド
ット、20ngのインクからなる大ドットが形成でき、
各インク滴による明度に十分な格差が存在するため、こ
れに無印字の状態を入れると、本発明においては4階調
での印刷ができることが明らかとなった。
【0031】なお、上述の実施例においては、微小振動
用駆動信号、小ドット形成用駆動信号、及び中ドット形
成用駆動信号の波形がそれぞれほぼアナロジーを保つよ
うにしているが、中ドット形成用駆動信号については図
12において符号c’に示すように一定のバイアス電圧
を付与して中間電位Vmから変化させてもよい。
【0032】この実施例によれば、中間電位Vmを温度
等に対応させて制御することにより、温度によるインク
粘度の変化に起因するドットサイズの変動を防止するこ
とができる。すなわち、比較的サイズが大きな中ドット
は、人の目でサイズの相違等が簡単に視認できるため、
そのサイズの変動は印字品質を左右することになる。し
たがって中間電位Vmを調節することによりドットサイ
ズを一定に維持すると、高い印字品質を維持することが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
リザーバとノズル開口に連通する圧力発生室を圧電振動
子により膨張、収縮させるインクジェット式記録ヘッド
に、1印刷周期を複数のタイミングに分割し、小ドット
を形成する小ドット形成用駆動信号、中ドットを形成す
る中ドット形成用駆動信号のいずれかだけを1印刷周期
内で印加して、小ドット、また中ドットを形成するモー
ドと、小ドット形成用駆動信号と中ドット形成用駆動信
号とを1印刷周期内で印加して大ドットを形成するモー
ドとを備えたので、小ドット形成後のメニスカスの運動
エネルギを利用して中ドットを形成して、小ドットと中
ドットのインク量よりも多い第3のインク滴を吐出さ
せ、もって圧力発生手段に無用に高いダイナミックレン
ジや、高い電圧の駆動信号を必要とすることなく、4階
調のドットを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインクジェット式記録装置の一実施例
を示す斜視図である。
【図2】同上記録装置に使用するインクジェット式記録
ヘッドの一実施例を示す断面図である。
【図3】同上記録装置に使用するインクジェット式記録
ヘッドの一実施例を示す断面図である。
【図4】同上記録装置の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】図(I)乃至(III)は、それぞれ印字周期、タ
イミング信号、及び駆動信号の一実施例を示す波形図で
ある。
【図6】図(イ)、(ロ)は、それぞれ小ドット、及び
中ドット形成用駆動信号のパラメータを示す図である。
【図7】図(I)乃至(IV)は、それぞれ同上装置によ
り微小振動をメニスカスに与える場合の動作を示す線図
である。
【図8】図(I)乃至(IV)は、ぞれぞれ同上装置によ
り小ドットを形成する場合の動作を示す線図である。
【図9】図(I)乃至(IV)は、ぞれぞれ同上装置によ
り中ドットを形成する場合の動作を示す線図である。
【図10】図(I)乃至(IV)は、ぞれぞれ同上装置に
より大ドットを形成する場合の動作を示す線図である。
【図11】本発明の記録ヘッドが吐出可能な1つのイン
ク滴のインク量と線密度との関係を示す線図である。
【図12】図(I)乃至(III)は、それぞれ本発明の他
の実施例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 キャリッジ 7、8 インクジェット式記録ヘッド 9、10 インクカートリッジ 23、43 圧電振動子 24、44 圧力発生室 26、49 リザーバ 29、52 ノズル開口 25、54 インク供給口

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リザーバとノズル開口に連通する圧力発
    生室を圧電振動子により膨張、収縮させるインクジェッ
    ト式記録ヘッドに、1印刷周期を複数のタイミングに分
    割し、小ドットを形成する小ドット形成用駆動信号、中
    ドットを形成する中ドット形成用駆動信号のいずれかだ
    けを1印刷周期内で印加して、小ドット、また中ドット
    を形成するモードと、前記小ドット形成用駆動信号と中
    ドット形成用駆動信号とを1印刷周期内で印加して、大
    ドットを形成するモードとを備えたインクジェット式記
    録ヘッドの駆動方法。
  2. 【請求項2】 前記大ドットのインク量が前記小ドット
    と前記中ドットとの和よりも多くなるように設定されて
    いる請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッドの駆
    動方法。
  3. 【請求項3】 前記印刷周期が少なくとも3つのタイミ
    ングに分割され、第1のタイミングで前記ノズル開口の
    メニスカスからインク滴を吐出せない程度の微小振動用
    駆動信号を印加する請求項1に記載のインクジェット式
    記録ヘッドの駆動方法。
  4. 【請求項4】 直前の印刷周期で小ドット形成用駆動信
    号が印加されない場合に、前記微小振動用駆動信号を印
    加する請求項3に記載のインクジェット式記録ヘッドの
    駆動方法。
  5. 【請求項5】 前記微小振動用駆動信号、小ドット形成
    用駆動信号、及び中ドット形成用駆動信号は、時間的に
    変化する第1の信号と、一定電圧を維持する第2の信号
    と、時間的に変化する第3の信号からなる台形状信号と
    して形成され、 小ドット形成用駆動信号は、その第1の信号の継続時間
    Pc1が、 Ta≦Pc1<Tc (ただし、Tcはヘルムホルツ共振振動の周期)に設定
    され、 第2の信号の継続時間Ph1と第3の信号の継続時間P
    d1との和が Tc≦Ph1+Pd1 となるように設定され、 また、中ドット形成用駆動信号は、第1の信号の継続時
    間Pc2が Tc≦Pc2 第3の信号の継続時間Pd2が、 Ta≦Pd2 (ただし、Taは、圧力発生室を膨張、収縮させる圧電
    振動子の固有振動周期を示す)となるように設定されて
    いる請求項1に記載のインクジェット式記録ヘッドの駆
    動方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも中ドット形成用駆動信号は、
    中間電位から上昇する請求項1に記載のインクジェット
    式記録ヘッドの駆動方法。
  7. 【請求項7】リザーバとノズル開口に連通する圧力発生
    室を圧電振動子により膨張、収縮させるインクジェット
    式記録ヘッドと、 1印刷周期を複数のタイミングに分割し、小ドットを形
    成する小ドット形成用駆動信号、中ドットを形成する中
    ドット形成用駆動信号のいずれかだけを1印刷周期内で
    印加して、小ドット、また中ドットを形成するモード
    と、前記小ドット形成用駆動信号と中ドット形成用駆動
    信号とを1印刷周期内で印加して、大ドットを形成する
    モードとを選択する印字制御手段と、 小ドットを形成する小ドット形成用駆動信号、及び中ド
    ット形成用駆動信号を発生する駆動信号発生手段とから
    なるインクジェット式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記印字制御手段は、前記印刷周期が少
    なくとも3つのタイミングに分割し、第1のタイミング
    で前記ノズル開口のメニスカスからインク滴を吐出せな
    い程度の微小振動用駆動信号を前記駆動信号発生手段か
    ら出力させる請求項7に記載のインクジェット式記録装
    置。
  9. 【請求項9】 前記印字制御手段は、小ドット形成用駆
    動信号が印加されない場合に、前記微小振動用駆動信号
    を前記駆動信号発生手段から出力させる請求項8に記載
    のインクジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記微小振動用駆動信号、小ドット形
    成用駆動信号、及び中ドット形成用駆動信号は、時間的
    に変化する第1の信号と、一定電圧を維持する第2の信
    号と、時間的に変化する第3の信号からなる台形状信号
    として形成され、 小ドット形成用駆動信号は、その第1の信号の継続時間
    Pc1が、 Ta≦Pc1<Tc (ただし、Tcはヘルムホルツ共振振動の周期) に設定され、 第2の信号の継続時間Ph1と第3の信号の継続時間P
    d1との和が Tc≦Ph1+Pd1 となるように設定され、 また、中ドット形成用駆動信号は、第1の信号の継続時
    間Pc2が Tc≦Pc2 第3の信号の継続時間Pd2が、 Ta≦Pd2 (ただし、Taは、圧力発生室を膨張、収縮させる圧電
    振動子の固有振動周期)となるように設定されている請
    求項7に記載のインクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも中ドット形成用駆動信
    号は、中間電位から上昇する請求項7に記載のインクジ
    ェット式記録装置。
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