JPH0857844A - タイルカッター - Google Patents
タイルカッターInfo
- Publication number
- JPH0857844A JPH0857844A JP22256794A JP22256794A JPH0857844A JP H0857844 A JPH0857844 A JP H0857844A JP 22256794 A JP22256794 A JP 22256794A JP 22256794 A JP22256794 A JP 22256794A JP H0857844 A JPH0857844 A JP H0857844A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- movable
- fixed table
- along
- moving
- Prior art date
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- Granted
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- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 L字状タイルにおいても、表面側から切断す
ることができ、仕上がりが美しく加工できるタイルカッ
ターを提供する。 【構成】 矩形の枠状の基台を設け、該基台の一辺付近
に帯状の固定テーブルを設け、該固定テーブルの内側付
近に該固定テーブルの長さ方向に沿ってスロットを設
け、該スロットに沿って往復移動自在に、上記固定テー
ブル上に移動電動カッターを設け、上記固定テーブルを
設ける一辺に隣り合う両平行辺に沿って平行な一対のレ
ールを設け、該一対のレールに沿って往復摺動可能な移
動テーブルを設け、該移動テーブルの上記固定テーブル
側の一辺に、該移動テーブルに従動し、該移動テーブル
から所定間隔離れ、押圧すると移動テーブルに平行移動
して密着可能な従動梁を設けたタイルカッター。
ることができ、仕上がりが美しく加工できるタイルカッ
ターを提供する。 【構成】 矩形の枠状の基台を設け、該基台の一辺付近
に帯状の固定テーブルを設け、該固定テーブルの内側付
近に該固定テーブルの長さ方向に沿ってスロットを設
け、該スロットに沿って往復移動自在に、上記固定テー
ブル上に移動電動カッターを設け、上記固定テーブルを
設ける一辺に隣り合う両平行辺に沿って平行な一対のレ
ールを設け、該一対のレールに沿って往復摺動可能な移
動テーブルを設け、該移動テーブルの上記固定テーブル
側の一辺に、該移動テーブルに従動し、該移動テーブル
から所定間隔離れ、押圧すると移動テーブルに平行移動
して密着可能な従動梁を設けたタイルカッター。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、L字状タイルを始め
とする各種タイル及び石材等の、寸法切り及び角度切り
を行うタイルカッターに関する。
とする各種タイル及び石材等の、寸法切り及び角度切り
を行うタイルカッターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タイルカッターは湿式タイプや乾
式タイプ等種々のものが知られている。その中でL字状
タイルを切断できるものも有った。
式タイプ等種々のものが知られている。その中でL字状
タイルを切断できるものも有った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
L字状タイルを切断できるタイルカッターは、平板上の
テーブルにL字状のタイルを載置して切断しようとする
と、L字状の曲がった部分が邪魔になることから、裏面
側からでないと切断できず、そのタイルの切断部の表面
側がギザギザ状等の不揃いな形状になり、商品価値が低
下することが多かった。
L字状タイルを切断できるタイルカッターは、平板上の
テーブルにL字状のタイルを載置して切断しようとする
と、L字状の曲がった部分が邪魔になることから、裏面
側からでないと切断できず、そのタイルの切断部の表面
側がギザギザ状等の不揃いな形状になり、商品価値が低
下することが多かった。
【0004】この発明は、上記の欠点を除去するためな
されたものであり、L字状タイルにおいても、表面側か
ら切断することができ、仕上がりが美しく加工できるタ
イルカッターを提供することを目的とする。
されたものであり、L字状タイルにおいても、表面側か
ら切断することができ、仕上がりが美しく加工できるタ
イルカッターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のタイルカッタ
ーは、矩形の枠状の基台を設け、該基台の一辺付近に帯
状の固定テーブルを設け、該固定テーブルの内側付近に
該固定テーブルの長さ方向に沿ってスロットを設け、該
スロットに沿って往復移動自在に、上記固定テーブル上
に移動電動カッターを設け、上記固定テーブルを設ける
一辺に隣り合う両平行辺に沿って平行な一対のレールを
設け、該一対のレールに沿って往復摺動可能な移動テー
ブルを設け、該移動テーブルの上記固定テーブル側の一
辺に、該移動テーブルに従動し、該移動テーブルから所
定間隔離れ、押圧すると移動テーブルに平行移動して密
着可能な従動梁を設けたタイルカッターである。
ーは、矩形の枠状の基台を設け、該基台の一辺付近に帯
状の固定テーブルを設け、該固定テーブルの内側付近に
該固定テーブルの長さ方向に沿ってスロットを設け、該
スロットに沿って往復移動自在に、上記固定テーブル上
に移動電動カッターを設け、上記固定テーブルを設ける
一辺に隣り合う両平行辺に沿って平行な一対のレールを
設け、該一対のレールに沿って往復摺動可能な移動テー
ブルを設け、該移動テーブルの上記固定テーブル側の一
辺に、該移動テーブルに従動し、該移動テーブルから所
定間隔離れ、押圧すると移動テーブルに平行移動して密
着可能な従動梁を設けたタイルカッターである。
【0006】また、上記固定テーブルを設ける一辺に隣
り合う両平行辺のうち、一辺の上部内側に、上記移動電
動カッターが該辺に交差する位置から上記固定テーブル
及び上記移動テーブルの上に載る被切断物の端部までの
距離を計測できるスケールを設けたタイルカッターであ
る。
り合う両平行辺のうち、一辺の上部内側に、上記移動電
動カッターが該辺に交差する位置から上記固定テーブル
及び上記移動テーブルの上に載る被切断物の端部までの
距離を計測できるスケールを設けたタイルカッターであ
る。
【0007】また、上記固定テーブルを設ける一辺に隣
り合う両平行辺のうち、一辺の外側に、長さ方向に沿っ
て別の第2レールを設け、対向する他辺の外側に、長さ
方向に沿って溝を設け、上記固定テーブル及び上記移動
テーブルの上に載る被切断物を上方から押さえて固定す
る保持治具を、上記第2レールと上記溝に両端付近を係
合して着脱自在に装架したタイルカッターである。
り合う両平行辺のうち、一辺の外側に、長さ方向に沿っ
て別の第2レールを設け、対向する他辺の外側に、長さ
方向に沿って溝を設け、上記固定テーブル及び上記移動
テーブルの上に載る被切断物を上方から押さえて固定す
る保持治具を、上記第2レールと上記溝に両端付近を係
合して着脱自在に装架したタイルカッターである。
【0008】また、上記第2レールに沿って上記移動テ
ーブル上を摺動する該第2レールに直角な移動ガイド棒
を設けたタイルカッターである。
ーブル上を摺動する該第2レールに直角な移動ガイド棒
を設けたタイルカッターである。
【0009】また、上記移動ガイド棒の上面に、長さ方
向にガイド溝を設けるとともに、該ガイド溝に沿って、
上記移動テーブル上を摺動可能かつ回動自在で、互いに
直角な2本の棒からなる直角ガイドを該溝に着脱自在に
設けたタイルカッターである。
向にガイド溝を設けるとともに、該ガイド溝に沿って、
上記移動テーブル上を摺動可能かつ回動自在で、互いに
直角な2本の棒からなる直角ガイドを該溝に着脱自在に
設けたタイルカッターである。
【0010】
【作用】上記構成のタイルカッターにおいては、L字状
のタイルを切断する場合、移動テーブルと従動梁の間の
空間に、L字状タイルの曲がった部分を嵌め込み、移動
テーブルをタイルに密着させて、移動テーブルの端部と
スケールで寸法を計測し、所定の寸法の位置に移動テー
ブルを移動させ、保持治具を装架して、タイルを押さえ
て固定した上で、移動電動カッターで切断する。このと
き、移動テーブルに沿って多数の同一寸法のL字状タイ
ルを載置できるので、一度に多数の同一寸法のL字状の
タイルを切断できる。
のタイルを切断する場合、移動テーブルと従動梁の間の
空間に、L字状タイルの曲がった部分を嵌め込み、移動
テーブルをタイルに密着させて、移動テーブルの端部と
スケールで寸法を計測し、所定の寸法の位置に移動テー
ブルを移動させ、保持治具を装架して、タイルを押さえ
て固定した上で、移動電動カッターで切断する。このと
き、移動テーブルに沿って多数の同一寸法のL字状タイ
ルを載置できるので、一度に多数の同一寸法のL字状の
タイルを切断できる。
【0011】また、平板タイルやモザイクタイルを寸法
切りする場合、移動テーブルを固定テーブル側へいっぱ
いに寄せ、固定テーブル、従動梁、移動テーブルが密着
して連続したテーブルを形成するようにし、その上にタ
イルを一枚または複数枚並べて載せ、移動ガイド棒で整
列させ、スケールと移動ガイド棒とで寸法を計測し、セ
ットして、保持治具を装架して、タイルを押さえて固定
した上で、移動電動カッターで切断する。
切りする場合、移動テーブルを固定テーブル側へいっぱ
いに寄せ、固定テーブル、従動梁、移動テーブルが密着
して連続したテーブルを形成するようにし、その上にタ
イルを一枚または複数枚並べて載せ、移動ガイド棒で整
列させ、スケールと移動ガイド棒とで寸法を計測し、セ
ットして、保持治具を装架して、タイルを押さえて固定
した上で、移動電動カッターで切断する。
【0012】さらに、平板タイルやモザイクタイルを角
度切りする場合、移動テーブルを固定テーブル側にいっ
ぱいに寄せ、固定テーブル、従動梁、移動テーブルが密
着して連続したテーブルを形成するようにし、その上に
タイルを一枚あるいは複数枚並べて載せ、直角ガイドに
タイルの直角部を合わせて整列させ、直角ガイドを回動
させて角度を任意に決めてセットし、保持治具を装架し
て、タイルを押さえて固定した上で、移動電動カッター
で切断する。
度切りする場合、移動テーブルを固定テーブル側にいっ
ぱいに寄せ、固定テーブル、従動梁、移動テーブルが密
着して連続したテーブルを形成するようにし、その上に
タイルを一枚あるいは複数枚並べて載せ、直角ガイドに
タイルの直角部を合わせて整列させ、直角ガイドを回動
させて角度を任意に決めてセットし、保持治具を装架し
て、タイルを押さえて固定した上で、移動電動カッター
で切断する。
【0013】
【実施例】この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。図1は、この発明の一実施例の全体斜視図である。
る。図1は、この発明の一実施例の全体斜視図である。
【0014】矩形の枠状の基台(1)を設け、基台
(1)の一辺付近に帯状の固定テーブル(2)を設け、
固定テーブル(2)の内側付近に長さ方向に沿ってスロ
ット(3)を設ける。このスロット(3)に沿って往復
移動自在に、固定テーブル(2)上に移動電動カッター
(4)を設ける。固定テーブル(2)に隣り合う平行辺
(5)、(6)に沿って、図2に示す如く平行な一対の
レール(7)、(7)を設け、この一対のレール
(7)、(7)に沿って往復摺動可能な移動テーブル
(8)を設ける。
(1)の一辺付近に帯状の固定テーブル(2)を設け、
固定テーブル(2)の内側付近に長さ方向に沿ってスロ
ット(3)を設ける。このスロット(3)に沿って往復
移動自在に、固定テーブル(2)上に移動電動カッター
(4)を設ける。固定テーブル(2)に隣り合う平行辺
(5)、(6)に沿って、図2に示す如く平行な一対の
レール(7)、(7)を設け、この一対のレール
(7)、(7)に沿って往復摺動可能な移動テーブル
(8)を設ける。
【0015】図1、図3に示す如く、移動テーブル
(8)の固定テーブル(2)側の一辺に、従動梁(9)
を設ける。この従動梁(9)は、移動テーブル(8)に
従動し、移動テーブル(8)と所定の間隔を保って平行
に位置し、押圧すると移動テーブル(8)に平行移動し
て密着可能である。
(8)の固定テーブル(2)側の一辺に、従動梁(9)
を設ける。この従動梁(9)は、移動テーブル(8)に
従動し、移動テーブル(8)と所定の間隔を保って平行
に位置し、押圧すると移動テーブル(8)に平行移動し
て密着可能である。
【0016】平行辺(5)の上部内側にスケール(1
0)を設ける。このスケール(10)は、移動電動カッ
ター(4)が平行辺(5)に交差する位置からの距離を
計測できる。スケール(10)より外側に、別の第2レ
ール(11)を設け、図1に示す如く、第2レール(1
1)に沿って移動テーブル(8)上を摺動する第2レー
ル(11)に直角な移動ガイド棒(12)を設ける。こ
の移動ガイド棒(12)の上面には、長さ方向にガイド
溝(13)を設ける。
0)を設ける。このスケール(10)は、移動電動カッ
ター(4)が平行辺(5)に交差する位置からの距離を
計測できる。スケール(10)より外側に、別の第2レ
ール(11)を設け、図1に示す如く、第2レール(1
1)に沿って移動テーブル(8)上を摺動する第2レー
ル(11)に直角な移動ガイド棒(12)を設ける。こ
の移動ガイド棒(12)の上面には、長さ方向にガイド
溝(13)を設ける。
【0017】移動ガイド棒(12)のガイド溝(13)
に直角ガイド(14)を着脱自在に設ける。この直角ガ
イド(14)は、互いに直角な2本の棒からなり、回動
自在である。
に直角ガイド(14)を着脱自在に設ける。この直角ガ
イド(14)は、互いに直角な2本の棒からなり、回動
自在である。
【0018】図1、図2、図3には仮想線でL字状タイ
ル(T)を載置している状態を示し、図2、図3には移
動ガイド棒(12)と直角ガイド(14)を除いて示し
てある。図1に示す如く、載置されたL字状タイル
(T)を上方から押さえて固定する保持治具(15)を
以下のように平行辺(5)、(6)の間に着脱自在に装
架する。すなわち、一端を第2レール(11)に係合
し、他端を平行辺(6)の外側に設けた溝(16)に係
合する。このとき、この保持治具(15)の溝(16)
側の端部は、上部を支点として外側に開くように形成さ
れ、溝(16)に食い込むようにバネによって付勢され
ている。この仕組みにより、保持治具(15)は、ワン
タッチで装架できる。尚、保持治具(15)は図2、図
3には仮想線で示されている。
ル(T)を載置している状態を示し、図2、図3には移
動ガイド棒(12)と直角ガイド(14)を除いて示し
てある。図1に示す如く、載置されたL字状タイル
(T)を上方から押さえて固定する保持治具(15)を
以下のように平行辺(5)、(6)の間に着脱自在に装
架する。すなわち、一端を第2レール(11)に係合
し、他端を平行辺(6)の外側に設けた溝(16)に係
合する。このとき、この保持治具(15)の溝(16)
側の端部は、上部を支点として外側に開くように形成さ
れ、溝(16)に食い込むようにバネによって付勢され
ている。この仕組みにより、保持治具(15)は、ワン
タッチで装架できる。尚、保持治具(15)は図2、図
3には仮想線で示されている。
【0019】保持治具(15)は、タイルに接する部分
(17)が帯状に形成され、調整ネジでこのタイルに接
する部分(17)を上下方向に微動させることができ、
複数のタイルに対して同じ圧力で押さえることができ
る。
(17)が帯状に形成され、調整ネジでこのタイルに接
する部分(17)を上下方向に微動させることができ、
複数のタイルに対して同じ圧力で押さえることができ
る。
【0020】L字状タイル(T)を寸法切りする場合、
図1、図3に示す如く、タイルの曲がった部分を従動梁
(9)と移動テーブル(8)の間の空間に嵌め込んで載
置する。次に、移動テーブル(8)を移動させて、所定
の寸法を移動テーブル(8)の端部とスケール(10)
とで計測し、移動テーブル(8)の端部にL字状タイル
(T)の端部を密着させた状態で、保持治具(15)を
ワンタッチで装架し、上から調整ネジを使って押さえつ
けてL字状タイル(T)を固定し、移動電動カッター
(4)で切断する。尚、L字状タイルが1枚の場合でも
同様の手順で切断できる。
図1、図3に示す如く、タイルの曲がった部分を従動梁
(9)と移動テーブル(8)の間の空間に嵌め込んで載
置する。次に、移動テーブル(8)を移動させて、所定
の寸法を移動テーブル(8)の端部とスケール(10)
とで計測し、移動テーブル(8)の端部にL字状タイル
(T)の端部を密着させた状態で、保持治具(15)を
ワンタッチで装架し、上から調整ネジを使って押さえつ
けてL字状タイル(T)を固定し、移動電動カッター
(4)で切断する。尚、L字状タイルが1枚の場合でも
同様の手順で切断できる。
【0021】モザイクタイルや平板タイルを寸法切りす
る場合は、図4に示す如く、移動テーブル(8)を固定
テーブル(2)側へ突き当たるまで寄せ、固定テーブル
(2)、従動梁(9)、移動テーブル(8)を密着させ
て連続させる。その上に、例えば接着紙で整然と並べた
複数枚のタイルを固定したタイル列(T′)を載せ、移
動ガイド棒(12)でガイドし、スケール(10)に対
する移動ガイド棒(12)の位置で寸法を計測し、セッ
トした後、保持治具(15)を装架し、タイル列
(T′)を押さえて固定した上で、移動電動カッター
(4)で切断する。尚、タイル列(T′)の代わりに1
枚のタイルでも同様の手順で切断できる。
る場合は、図4に示す如く、移動テーブル(8)を固定
テーブル(2)側へ突き当たるまで寄せ、固定テーブル
(2)、従動梁(9)、移動テーブル(8)を密着させ
て連続させる。その上に、例えば接着紙で整然と並べた
複数枚のタイルを固定したタイル列(T′)を載せ、移
動ガイド棒(12)でガイドし、スケール(10)に対
する移動ガイド棒(12)の位置で寸法を計測し、セッ
トした後、保持治具(15)を装架し、タイル列
(T′)を押さえて固定した上で、移動電動カッター
(4)で切断する。尚、タイル列(T′)の代わりに1
枚のタイルでも同様の手順で切断できる。
【0022】さらに、モザイクタイルや平板タイルを角
度切りする場合、図5に示す如く、移動テーブル
(8)、従動梁(9)、固定テーブル(2)を密着して
連続したテーブルを形成する。その上に、例えば接着紙
で整然と並べた複数枚のタイルを固定したタイル列
(T′)を載せ、直角ガイド(14)にタイル列
(T′)の直角部を合わせて整え、直角ガイド(14)
を回動させて角度を任意にセットし、スケール(10)
に対する移動ガイド棒(12)の位置で寸法を計測し、
セットした後、保持治具(15)を装架し、タイル列
(T′)を押さえて固定した上で、移動電動カッター
(4)で角度切りする。尚、タイル列(T′)の代わり
に1枚のタイルであっても同様の手順で角度切りでき
る。
度切りする場合、図5に示す如く、移動テーブル
(8)、従動梁(9)、固定テーブル(2)を密着して
連続したテーブルを形成する。その上に、例えば接着紙
で整然と並べた複数枚のタイルを固定したタイル列
(T′)を載せ、直角ガイド(14)にタイル列
(T′)の直角部を合わせて整え、直角ガイド(14)
を回動させて角度を任意にセットし、スケール(10)
に対する移動ガイド棒(12)の位置で寸法を計測し、
セットした後、保持治具(15)を装架し、タイル列
(T′)を押さえて固定した上で、移動電動カッター
(4)で角度切りする。尚、タイル列(T′)の代わり
に1枚のタイルであっても同様の手順で角度切りでき
る。
【0023】上記のタイル列(T′)は、後に、壁面等
に一度に貼り付けられるように、セメントペースト等が
入り込む目地の部分を形成して、整然と並べて接着紙で
止めたものであり、接着紙は、後できれいに外すことが
できる。
に一度に貼り付けられるように、セメントペースト等が
入り込む目地の部分を形成して、整然と並べて接着紙で
止めたものであり、接着紙は、後できれいに外すことが
できる。
【0024】
【発明の効果】この発明によると、スケールが取り付け
られ、移動テーブルと従動梁がスライドして寸法を計測
することができ、けがき線が無くともきれいに切断でき
る。移動テーブルと従動梁の間に空間があり、その空間
にL字状タイルの曲がった部分を嵌め込むことができ、
また従動梁でしっかりとタイルを支えることができ、タ
イルの落下を防止できるため、L字状タイルを表面側か
ら切断でき、仕上がりが美しく加工できる。保持治具が
着脱自在に装架でき、簡単かつ確実にタイルを固定でき
る。移動電動カッターを使用しているため、切断面がき
れいに仕上がるように加工できる等極めて有益な効果を
奏する。
られ、移動テーブルと従動梁がスライドして寸法を計測
することができ、けがき線が無くともきれいに切断でき
る。移動テーブルと従動梁の間に空間があり、その空間
にL字状タイルの曲がった部分を嵌め込むことができ、
また従動梁でしっかりとタイルを支えることができ、タ
イルの落下を防止できるため、L字状タイルを表面側か
ら切断でき、仕上がりが美しく加工できる。保持治具が
着脱自在に装架でき、簡単かつ確実にタイルを固定でき
る。移動電動カッターを使用しているため、切断面がき
れいに仕上がるように加工できる等極めて有益な効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す一部欠截斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】複数のタイルからなるタイル列を寸法切りする
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図5】同じくタイル列を角度切りする状態を示す斜視
図である。
図である。
1 基台 2 固定テーブル 4 移動電動カッター 5 平行辺 6 平行辺 7 一対のレール 8 移動テーブル 9 従動梁 10 スケール 11 第2レール 12 移動ガイド棒 14 直角ガイド 15 保持治具 16 溝 T L字状タイル T′ タイル列
Claims (5)
- 【請求項1】 矩形の枠状の基台を設け、該基台の一辺
付近に帯状の固定テーブルを設け、該固定テーブルの内
側付近に該固定テーブルの長さ方向に沿ってスロットを
設け、該スロットに沿って往復移動自在に、上記固定テ
ーブル上に移動電動カッターを設け、上記固定テーブル
を設ける一辺に隣り合う両平行辺に沿って平行な一対の
レールを設け、該一対のレールに沿って往復摺動可能な
移動テーブルを設け、該移動テーブルの上記固定テーブ
ル側の一辺に、該移動テーブルに従動し、該移動テーブ
ルから所定間隔離れ、押圧すると移動テーブルに平行移
動して密着可能な従動梁を設けたことを特徴とするタイ
ルカッター。 - 【請求項2】 上記固定テーブルを設ける一辺に隣り合
う両平行辺のうち、一辺の上部内側に、上記移動電動カ
ッターが該辺に交差する位置から上記固定テーブル及び
上記移動テーブルの上に載る被切断物の端部までの距離
を計測できるスケールを設けた請求項1記載のタイルカ
ッター。 - 【請求項3】 上記固定テーブルを設ける一辺に隣り合
う両平行辺のうち、一辺の外側に、長さ方向に沿って別
の第2レールを設け、対向する他辺の外側に、長さ方向
に沿って溝を設け、上記固定テーブル及び上記移動テー
ブルの上に載る被切断物を上方から押さえて固定する保
持治具を、上記第2レールと上記溝に両端付近を係合し
て着脱自在に装架した請求項1又は請求項2記載のタイ
ルカッター。 - 【請求項4】 上記第2レールに沿って上記移動テーブ
ル上を摺動する該第2レールに直角な移動ガイド棒を設
けた請求項3記載のタイルカッター。 - 【請求項5】 上記移動ガイド棒の上面に、長さ方向に
ガイド溝を設けるとともに、該ガイド溝に沿って、上記
移動テーブル上を摺動可能かつ回動自在で、互いに直角
な2本の棒からなる直角ガイドを該溝に着脱自在に設け
た請求項4記載のタイルカッター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22256794A JP2572362B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | タイルカッター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22256794A JP2572362B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | タイルカッター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0857844A true JPH0857844A (ja) | 1996-03-05 |
JP2572362B2 JP2572362B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=16784489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22256794A Expired - Lifetime JP2572362B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | タイルカッター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572362B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100671470B1 (ko) * | 2006-08-08 | 2007-01-19 | 홍순철 | 핸드 그라인더 방식의 건축자재 절단기 |
KR100718971B1 (ko) * | 2006-08-08 | 2007-05-16 | 홍순철 | 타일 절단기 |
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- 1994-08-23 JP JP22256794A patent/JP2572362B2/ja not_active Expired - Lifetime
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