JPH0857780A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

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JPH0857780A
JPH0857780A JP6219576A JP21957694A JPH0857780A JP H0857780 A JPH0857780 A JP H0857780A JP 6219576 A JP6219576 A JP 6219576A JP 21957694 A JP21957694 A JP 21957694A JP H0857780 A JPH0857780 A JP H0857780A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一レール上にある移動可能にされた複数台
のロボットの制御装置において、個々のロボットに対し
て個別に位置決め位置を指示することなく、個々のロボ
ットの位置決め位置を算出する。 【構成】 複数台の移動可能にされたロボットの内の1
台をマスターロボットとし、マスターロボット以外のロ
ボットをスレーブロボットとし、マスターロボットの位
置決め位置を記憶するマスターロボット位置記憶手段
(25)と、マスターロボットと各スレーブロボットと
の位置関係を示す相対変位ベクトルを計算する相対変位
ベクトル計算手段(28)と、相対変位ベクトルを格納
する相対変位ベクトル格納手段(26)と、マスターロ
ボットの位置決め位置と相対変位ベクトルから各スレー
ブロボットの位置決め位置を計算するスレーブロボット
位置計算手段(27)と、を有するロボット制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複数台の産業用ロボットを制御す
る制御装置に関するものであり、特に同一レール上にあ
る複数台の移動可能にされたロボットを制御するロボッ
ト制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一つのワークに対して多くの加工を効率
よく行う場合、同一レール上に移動可能にされた異なる
機能を有する複数台のロボットを設置する構成がある。
この構成によるとサイクルタイムを短くするためにはロ
ボットの設置間隔を詰めて配置しなければならず、これ
による隣接するロボットの干渉が大きな問題となり、こ
れを解決するための方法が考えだされている。例えば、
特公平6−6279号公報は、同一レール上に設置され
ロボットを搭載可能にされた複数台の走行装置を制御す
るものであり、隣接する走行装置が所定の距離に接近し
たことを検出して両方の走行装置を停止させ、以て走行
装置の干渉を防止する方法が示されている。
【0003】また、板材であるワークに対して溶接ロボ
ット等により溶接を行う場合には、ワークを同一レール
上に移動可能にされた複数台のクランプ装置で把持し、
ワークの所定の溶接位置の近傍にクランプ装置を移動
し、この溶接位置に溶接ロボットが移動し溶接作業を行
わせる方法がある。特開平6−15585号公報は、同
一レール上に設置されワークを支持可能にされた複数台
のクランプ装置を制御するものであり、クランプ装置が
ワークの加工部の危険領域に侵入する場合における、ク
ランプ装置のワーク把持位置の変更方法が示されてい
る。
【0004】上述の公報に示されている複数台の走行装
置やクランプ装置の制御においては、隣接する装置の干
渉や共同作業を行う装置との同期性を考慮して、これら
装置の動作を実行させる動作プログラムを作成しなけれ
ばならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、個々の走行装
置やクランプ装置に対して個別に動作プログラムを作成
することは非効率的であり、ワークが変更になった場合
などの動作プログラムの変更における柔軟性がない。例
えば、クランプ装置の間隔を一定に保ちながら設定され
た複数個の位置へ順次クランプ装置を位置決めするよう
な作業の場合、各クランプ装置の位置決め位置をそれぞ
れのクランプ装置の制御装置に対して個別に指示してい
たのでは、クランプ装置の数が多い場合、動作プログラ
ムの変更作業は大変煩雑になる。
【0006】本発明の目的は、同一レール上にある移動
可能にされた複数台のロボットの制御装置において、個
々のロボットに対して個別に位置決め位置を指示するこ
となく、個々のロボットの位置決め位置を算出できる制
御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、複数
台の移動可能にされたロボットの内の1台をマスターロ
ボットとし、マスターロボット以外のロボットをスレー
ブロボットとし、これらのロボットの位置決め位置を制
御する制御装置において、マスターロボットの位置決め
位置を記憶するマスターロボット位置記憶手段と、マス
ターロボットと各スレーブロボットとの位置関係を示す
相対変位ベクトルを計算する相対変位ベクトル計算手段
と、相対変位ベクトルを格納する相対変位ベクトル格納
手段と、マスターロボット位置記憶手段に記憶されたマ
スターロボットの位置決め位置と相対変位ベクトル格納
手段に格納された相対変位ベクトルから各スレーブロボ
ットの位置決め位置を計算するスレーブロボット位置計
算手段と、を有することを特徴とするロボット制御装置
を提供することにより、上述の従来技術の課題を解決し
た。
【0008】また、上述のスレーブロボットの代わりに
複数台の移動可能にされたクランプ装置を同一レール上
に配置するようにしてもよい。
【0009】
【作用】マスターロボットと各スレーブロボットとの位
置関係を示す相対変位ベクトルと、指示されたマスター
ロボットの位置決め位置より、各スレーブロボットの位
置決め位置を算出するようにしたので、各スレーブロボ
ットの位置決め位置を個別に指示することなく、マスタ
ーロボットの位置決め位置を指示するだけで各スレーブ
ロボットの位置決め位置が決定される。
【0010】また、例えば、上述のマスターロボットを
スポット溶接ロボットとし、スレーブロボットの代わり
に被溶接物であるワークを支持する複数台のクランプ装
置を同一レール上に配置するようにすれば、ワークの複
数の溶接位置に対応してクランプ装置が移動するような
スポット溶接ロボットに適用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1はロボット1の手首先端にスポットガン2
を取り付けて板材であるワーク11に対してスポット溶
接を行うシステムの構成を示している。ワーク11を固
定するためのクランプ装置としてレール3上にワーク1
1を両側から把持する2台のクランプ台4,7が配置さ
れており、この内クランプ台4はワーク11の寸法によ
り把持位置が変えられるように移動可能にされており、
一方、クランプ台7は固定されている。また、クランプ
台4,7の間には溶接位置を把持する2台の移動可能に
されたクランプ台5,6が配置されており、このクラン
プ台5,6は溶接位置により把持位置が変えられるよう
に移動可能にされている。溶接時はクランプ台5,6が
溶接位置の両側に移動することによりワーク11の撓み
をなくし、高精度の溶接を行う。
【0012】ロボット1を制御するロボット制御装置8
はロボット1とケーブル9により接続されており、ま
た、クランプ台4,5,6を制御する位置決め制御装置
12はクランプ台4,5,6とケーブル10によりそれ
ぞれ接続されている。ロボット制御装置8はケーブル1
3により接続される位置決め制御装置12へバス通信や
シリアル通信などによりデータを送信することによっ
て、クランプ台4,5,6を同時に制御することができ
るようにされている。
【0013】図7はロボット制御装置8の詳細な構成を
示し、データ入力部22ではオペレータからワーク11
の寸法、クランプ台4,5,6,7の幅、クランプ台
4,5,6,7の内の隣接するクランプ台の間隔、及び
隣接するクランプ台の中心位置などの設定データを受け
付ける。ロボット動作プログラム24内の相対変位ベク
トル計算手段28では、データ入力部22で受け付けた
設定データを基に相対変位ベクトルを計算し、この相対
変位ベクトルは記憶装置21内の相対変位ベクトル格納
手段26により記憶装置21に記録される。同様に、デ
ータ入力部22により受け付けたロボット1の溶接位置
はマスターロボット位置記憶手段25により記憶装置2
1に記録される。
【0014】これら一連の制御はマイクロコンピュータ
23により制御され、マイクロコンピュータ23は記憶
装置21からロボット1の溶接位置を読みだし、この溶
接位置をロボット1アクチュエータ制御部29へ送信す
る。また、マイクロコンピュータ23は記憶装置21か
ら相対変位ベクトルを読みだし、この相対変位ベクトル
と先に読みだされたロボット1の溶接位置より、ロボッ
ト動作プログラム24内のスレーブロボット位置計算手
段27がクランプ台4,5,6の位置決め位置を計算
し、その結果をクランプ台4アクチュエータ制御部3
0、クランプ台5アクチュエータ制御部31、及びクラ
ンプ台6アクチュエータ制御部32へそれぞれ送信す
る。アクチュエータ制御部29,30,31,32は、
送信された溶接位置及び位置決め位置へロボット1及び
各クランプ台4,5,6が移動するように指令を出す。
【0015】なお、各ブロックはバス通信やシリアル通
信などで接続されており、また、ブロックの内、クラン
プ台を制御するアクチュエータ制御部30,31,32
は位置決め制御装置12に内蔵されており、これ以外の
ブロックはロボット制御装置8に内蔵されている。
【0016】次に、クランプ台4,5,6の位置決め位
置の算出方法について述べる。図8に示すようにロボッ
ト1の座標系即ちマスターロボット座標系(X,Y,
Z)と、クランプ台4,5,6の座標系即ちスレーブロ
ボット座標系(x,y,z)を設定する。図1に示すよ
うに、本実施例ではロボット1とレール3は共に床面に
設置され、各クランプ台はレール上を床面と平行に移動
するものとしているので、便宜上、マスターロボット座
標系(X,Y,Z)のXY平面とスレーブロボット座標
系(x,y,z)のxy平面は同一平面であるものと
し、マスターロボット座標系(X,Y,Z)のZ軸とス
レーブロボット座標系(x,y,z)のz軸は平行軸の
関係にあるものとする。
【0017】また、スレーブロボット座標系(x,y,
z)のx軸は各クランプ台の可動方向と同軸とし、スレ
ーブロボット座標系(x,y,z)の座標原点位置は固
定クランプ台7の位置とする。さらに、マスターロボッ
ト座標系(X,Y,Z)上のスレーブロボット座標系
(x,y,z)の座標原点位置を(Xc,Yc,Zc)
とし、マスターロボット座標系(X,Y,Z)でのレー
ルの傾き、即ちX軸とx軸のなす角をθとし、これらの
値をロボット制御装置8に予め設定しておく。
【0018】ロボット制御装置8に対して図2に示すワ
ーク11の寸法Lw、及び図5に示すクランプ台4,
5,6,7の幅Ld、図3に示すクランプ台5,6の間
隔Lpを予め設定しておく。また、マスターロボット座
標系(X,Y,Z)でのロボット1の溶接位置(Xn,
Yn,Zn)もロボット制御装置8に予め入力してお
く。この値はマスターロボット位置記憶手段25により
マスターロボット位置として記憶装置21に格納され
る。
【0019】位置決め制御装置12は送信されたワーク
11の寸法Lwよりワーク11の一端を把持するクラン
プ台4の位置決め位置を算出する。上述したようにクラ
ンプ台7のワーク端を原点(0)としたので、クランプ
台4の位置決め位置はワーク11の寸法Lwと等しくな
る。
【0020】次に、位置決め制御装置12はクランプ台
5,6の位置決め位置を算出する。これにはまず、予め
設定されたマスターロボット座標系(X,Y,Z)での
ロボット1の溶接位置(Xn,Yn,Zn)を、スレー
ブロボット座標系(x,y,z)での溶接位置(X
n′,Yn′,Zn′)に変換する必要がある。スレー
ブロボット座標系(x,y,z)のx軸は各クランプ台
の可動方向と同軸としたので、スレーブロボット座標系
(x,y,z)での溶接位置は(Xn′,0,0)とな
り、Xn′はクランプ台7のワーク端を始点とした溶接
位置までの距離となる。マスターロボット座標系(X,
Y,Z)のX軸とスレーブロボット座標系(x,y,
z)のx軸のなす角がθなので、マスターロボット座標
系(X,Y,Z)からスレーブロボット座標系(x,
y,z)に変換する変換行列は式(1)に示すようにな
る。
【0021】
【数1】
【0022】式(1)の変換行列を用いるとスレーブロ
ボット座標系(x,y,z)での溶接位置(Xn′,Y
n′,Zn′)は式(2)に示すようになる。
【0023】
【数2】
【0024】ところが、スレーブロボット座標系(x,
y,z)のx軸は各クランプ台の可動方向と同軸とした
ので、式(2)の内のx成分のみ、即ち式(3)に示す
Xn′についてのみ求めればよい。式(3)により、ス
レーブロボット座標系(x,y,z)での溶接位置が算
出された。
【0025】
【数3】
【0026】したがって、図4に示すクランプ台5の位
置決め位置Xaとクランプ台6の位置決め位置Xbは、
式(3)及びクランプ台5とクランプ台6の間隔Lpよ
りそれぞれ式(4)、式(5)に示すようになる。ここ
で、クランプ台5とクランプ台6の間隔Lpはスポット
ガン2が溶接時にクランプ台5とクランプ台6に干渉し
ない値であればよい。
【0027】
【数4】
【0028】式(4)及び式(5)によりクランプ台5
の位置決め位置Xaとクランプ台6の位置決め位置Xb
が算出されるわけであるが、式(4)及び式(5)の中
の変数のうち、装置の設置位置により決定されるものを
抽出し、これを予め計算しておけば、位置決め位置の算
出がより簡単になる。即ち、式(4)及び式(5)の中
の変数のうち、マスターロボット座標系(X,Y,Z)
上のスレーブロボット座標系(x,y,z)の座標原点
位置(Xc,Yc,Zc)及びマスターロボット座標系
(X,Y,Z)でのレールの傾きθは、ロボット1とレ
ール3の設置位置により決定されるので、ロボット1と
レール3の配置位置を変えないかぎり不変である。ま
た、クランプ台5とクランプ台6の間隔Lpは、スポッ
トガン2がクランプ台5及びクランプ台6と干渉しない
値であればよいので、この値もスポットガン2を変えな
いかぎり不変である。これによりクランプ台5とクラン
プ台6のロボット1との相対変位を表す相対変位ベクト
ルは、クランプ台5とクランプ台6のそれぞれの相対変
位ベクトルをXa′とXb′とすると、式(6)、式
(7)に示すようになる。
【0029】
【数5】
【0030】この相対変位ベクトルXa′,Xb′を用
いて式(4)及び式(5)により求められたクランプ台
5の位置決め位置Xaとクランプ台6の位置決め位置X
bを表すと、それぞれ式(8)及び式(9)に示すよう
になる。
【0031】
【数6】
【0032】以上により、クランプ台4,5,6の位置
決め位置が算出されたので、ロボット制御装置8は位置
決め制御装置12へ算出されたクランプ台4,5,6の
位置決め位置を送信し、位置決め制御装置12はクラン
プ台4,5,6に対して算出された位置決め位置へ移動
するようにそれぞれのアクチュエータ制御部30,3
1,32へ指示する。クランプ台4,5,6はそれぞれ
のアクチュエータ制御部30,31,32から指示され
た位置決め位置へ移動され、移動完了の後ワーク11を
クランプするように動作され、クランプ完了後スポット
ガン2を加圧させることによりロボット1は溶接を行
う。
【0033】さらに、図5に示すように、各クランプ台
の幅Ldを予め設定しておくようにすれば、クランプ台
移動時にロボット制御装置8は図6に示すように各クラ
ンプ台の間隔La,Lb,及びLcを計算し、干渉する
ようであれば(La,Lb,及びLcの内いずれか一つ
でも零もしくは負の場合)エラーを表示しクランプ台の
移動を停止させることもできる。各クランプ台の間隔L
a,Lb,及びLcは式(10)乃至式(12)により
求めることができる。
【0034】
【数7】
【0035】本実施例によれば、ワーク11の一端を把
持するクランプ台4の位置決め位置はオペレータが直接
指示する必要がないので、ワーク11の寸法が変更にな
ったときはこの寸法だけ入力データを変更すればよい。
また、溶接位置を把持するクランプ台5,6の位置決め
位置もオペレータが直接指示する必要がないので、ロボ
ット1の溶接位置を指示するだけでクランプ台5,6の
位置決め位置が算出される。
【0036】本実施例ではスポット溶接の場合を示した
が、この用途に限定されず、組立や加工などのあらゆる
用途に適用可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、マスターロボットと各
スレーブロボットとの位置関係を示す相対変位ベクトル
と、指示されたマスターロボットの位置決め位置より、
各スレーブロボットの位置決め位置を算出するようにし
たので、各スレーブロボットの位置決め位置は個別に指
示されることなく、自動的に決定されるようになった。
【0038】また、マスターロボットをスポット溶接ロ
ボットとし、スレーブロボットの代わりに被溶接物であ
るワークを支持する複数台のクランプ装置を同一レール
上に配置するような場合は、ワーク寸法や溶接位置から
クランプ装置の位置決め位置を自動的に算出するように
したので、ワーク寸法や溶接位置が異なるワークに対し
ても、同一の設備で、しかも段取り替えなどもせずに柔
軟に対処できるようになり、生産時間の短縮と設備の稼
動効率の向上が実現できた。
【0039】さらに、ティーチング時の操作性について
も、一台のロボットのティーチングを行うだけでよいの
で、僅かのパラメータを設定するだけでプログラミング
が容易にできるようになり、ティーチング時間を大幅に
短縮することが可能となった。
【0040】さらにまた、スレーブロボットのプログラ
ミングをなくしたことにより、オペレータのプログラミ
ングミスを大幅に低減することができ、プログラムのデ
バック時間も短縮された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるロボット1の手首先端
にスポットガン2を取り付けてワーク11に対してスポ
ット溶接を行うシステムの概略を示す図である。
【図2】クランプ台4,5,6,7に把持されたワーク
11の寸法を示す図である。
【図3】溶接位置を把持するクランプ台5,6の間隔L
pを示す図である。
【図4】算出された溶接位置Xn′と溶接位置を支持す
るクランプ台5,6の位置決め位置Xa,Xbを示す図
である。
【図5】クランプ台の幅Ldを示す図である。
【図6】算出されたクランプ台の間隔La、Lb及びL
cを示す図である。
【図7】ロボット制御装置8の詳細な構成を示す図であ
る。
【図8】ロボット1の座標系即ちマスターロボット座標
系(X,Y,Z)と、クランプ台4,5,6の座標系即
ちスレーブロボット座標系(x,y,z)を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ロボット 3 レール 4,5,6,7 クランプ装置(クランプ台) 8 マスターとなるロボットの制御装置(ロボット制御
装置) 12 スレーブとなるロボットの制御装置(位置決め制
御装置) 25 マスターロボット位置記憶手段 26 相対変位ベクトル格納手段 27 スレーブロボット位置計算手段 28 相対変位ベクトル計算手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数台の移動可能にされたロボットの内の
    1台をマスターロボットとし、該マスターロボット以外
    のロボットをスレーブロボットとし、これらのロボット
    の位置決め位置を制御するロボット制御装置において、
    前記マスターロボットの位置決め位置を記憶するマスタ
    ーロボット位置記憶手段と、前記マスターロボットと各
    スレーブロボットとの位置関係を示す相対変位ベクトル
    を計算する相対変位ベクトル計算手段と、前記相対変位
    ベクトルを格納する相対変位ベクトル格納手段と、前記
    マスターロボット位置記憶手段に記憶されたマスターロ
    ボットの位置決め位置と前記相対変位ベクトル格納手段
    に格納された相対変位ベクトルから各スレーブロボット
    の位置決め位置を計算するスレーブロボット位置計算手
    段と、を有することを特徴とするロボット制御装置。
  2. 【請求項2】前記スレーブロボットは同一レール上に配
    置された複数台の移動可能にされたクランプ装置である
    ことを特徴とする請求項1記載のロボット制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043798A (ja) * 2004-08-02 2006-02-16 Nissan Motor Co Ltd 加工機冶具設計支援装置、およびその方法
US9517556B2 (en) 2012-06-29 2016-12-13 Mitsubishi Electric Corporation Robot control apparatus and robot control method
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JP2019155522A (ja) * 2018-03-12 2019-09-19 オムロン株式会社 制御装置、制御方法、およびプログラム

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