JPH0857111A - 芝生用マット - Google Patents

芝生用マット

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JPH0857111A
JPH0857111A JP22574294A JP22574294A JPH0857111A JP H0857111 A JPH0857111 A JP H0857111A JP 22574294 A JP22574294 A JP 22574294A JP 22574294 A JP22574294 A JP 22574294A JP H0857111 A JPH0857111 A JP H0857111A
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holes
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Kiyoshi Yoshimura
清 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフ場におけるプレーヤーの歩行コースな
どに敷設される芝生用マットであって、メンテナンスの
ために地面から剥がして新たな場所に移し替えやすい芝
生用マットを提供すること。 【構成】 第1のマット11と第2のマット21を構成
する。第1のマット11と第2のマット21は同形同寸
であって、第1のマット11上に第2のマット21を重
ね合わせる。第1のマット11の上面と第2のマット2
1の下面の交差部には互いに嵌合する凹部13、23を
形成する。第1のマット11の孔部12と第2のマット
21の孔部22は従来のマットの孔部よりも大幅に大き
くできる。したがって第1のマット11や第2のマット
21にからみ付く芝生の量は少なく、またその重量も軽
いので、難なく地面から剥がして他の場所へ移し替える
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場などの芝生上
に敷設される芝生用マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場には芝生が植生してあり、プレ
ーヤーは芝生上を歩行しながらプレーをする。ところが
プレーヤーの歩行頻度の高い場所では、芝生はくつ底で
踏みしだかれて痛みやすいことから、このような場所に
はマットが敷設されることが多い。
【0003】図5は従来の芝生用マットの部分平面図、
図6は同部分断面図である。このマット1は、ゴム、合
成樹脂などの軟質の素材により形成されている。このマ
ット1は多孔マットであって、この例では4角形の孔部
2が等ピッチで開口されており、マット1の平面形状は
格子状になっている。図6はこのマット1をゴルフ場の
芝生上に敷設した状態を示しており、図示するように芝
生aは孔部2の内部に繁茂している。
【0004】プレーヤーは、コース沿いに敷設されたこ
のマット1上を歩行する訳であるが、孔部2の開孔径D
2が大きいと、孔部2にくつ底が入り込んで歩行しにく
いだけでなく、孔部2の内部に生えた芝生aをくつ底で
踏みしだいて痛めやすいことから、開孔径D2はかなり
小さくしてある。因みに、従来の市販のマットでは、こ
の開孔径D2は3〜4cm程度のものが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでゴルフ場で
は、時折、コース変更が行われるが、コース変更が行わ
れると、プレーヤーの歩行コースも変わることから、マ
ット1の移し替えが行われる。この場合、マット1は地
面から剥がされ、次の場所へ移し替えられる。また長期
間同一場所にマット1を敷設していると、孔部2に砂が
多量に入り込み、孔部2の内部が砂で埋まって芝生を痛
めることから、マット1は時折地面から剥がされる。更
には活着時(新たな芝付けをする時)の芝生の保護のた
めにも、この種芝生用マットは敷設され、活着が済め
ば、芝生用マットは地面から剥がして除去される。
【0006】以上のように、マット1はゴルフ場の様々
なメンテナンスのために、時折、地面から剥がされる。
ところが、芝生はきわめて生命力が強く、地面に生えた
芝生はマット1の孔部2の縁部に強くからみついている
ため、マット1を地面から剥がしにくく、無理に強い力
でめくり上げて剥がすと、芝生は孔部2の縁部にからみ
ついているので、芝生は根こそぎ地面から引き抜かれて
しまいやすかった。
【0007】このように芝生が地面から根こそぎ引き抜
かれると、地面は荒れてしまい、新たな芝付けをしなけ
ればならず、新たな芝付けをしても、これが十分に成長
するまでには数カ月間以上も要してしまうものである。
また地面から剥がしたマットには、芝生がからみついて
いるため、この芝生を手作業で取り除かねばならず、多
大な手間を要するという問題点があった。
【0008】また、現在市販されているマットのタテ、
ヨコ、厚さの寸法は、例えば100cm×200cm×
1.5cm程度であって、その重量は40kg程度であ
り、きわめて重い。したがって地面から剥がす作業や、
所定の場所へ運搬して敷設する作業は相当の重労働であ
るという問題点があった。
【0009】以上のような問題点を解決するためには、
孔部2の開孔径D2を大きくして、芝生のからみ付き量
を少なくするとともに、マット1を軽量化すればよいの
であるが、開孔径D2を大きくすると、上述したように
くつ底が孔部2に入り込んで歩行しにくいなどの問題点
を生じるので、開孔径D2を大きくするには限界があっ
た。
【0010】そこで本発明は上記従来のマットの問題点
を解消し、移し替えなどのメンテナンスの容易な芝生用
マットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、芝
生上に敷設される孔部12が開孔された第1のマット1
1と、この第1のマット11上に重ね合わされる孔部2
2が開孔された第2のマット21とから芝生用マットを
構成し、第1のマット11と第2のマット21の枠部の
交差部に、互いに嵌合する凹部13、23を形成したも
のである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、第1のマット11と第2の
マット21の孔部12、22の開孔径D1を、従来のマ
ットに比較してきわめて大きくすることが可能になり、
したがって1枚のマット当りの芝生のからみ付き量は激
減し、また開孔面積が大きくなることにより1枚のマッ
トの重量も大幅に軽減されるので、マットの移し替え作
業をきわめて容易に行える。しかも第1のマット11上
に第2のマット21を重ね合わせた状態では、孔部1
2、22は実質的に大幅に縮小されるので、くつ底が孔
部12、22に入り込むことはなく、プレーヤーは支障
なくその上を歩行できる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は第1のマットと第2のマットの分離状
態の斜視図、図2は第1のマットと第2のマットを重ね
合わせた状態の平面図、図3は同状態の断面図である。
図1において、本発明に係る芝生用マットは、第1のマ
ット11と第2のマット21から成っており、第1のマ
ット11上に第2のマット21を重ね合わせて使用され
る。第1のマット11は格子状であって、4角形の孔部
12が開孔されている。また格子状の枠部の4辺の中央
部の上面には凹部13が形成されている。
【0014】第2のマット21も格子状であって、4角
形の孔部22が開孔されており、格子状の枠部の4辺の
中央部の下面には凹部23が形成されている。第1のマ
ット12と第2のマット22は同形同寸であって、第2
のマット21は第1のマット12を表裏反転させたもの
である。なお、凹部13、23が形成されている点以外
は、本実施例の第1のマット11と第2のマット21は
図5に示す従来のマット1と同じである。図2におい
て、第1のマット11と第2のマット21の孔部12、
22の開孔径D1は、図5に示す従来のマット1の孔部
2の開孔径D2の2倍(厳密には、図2に示すように2
倍強)であり、したがってその開孔面積は4倍(厳密に
は4倍強)である。
【0015】図2および図3に示すように、第1のマッ
ト11はゴルフ場の芝生上に敷設され、第2のマット2
1は第1のマット11に重ね合わせて敷設される。この
場合、第1のマット11と第2のマット21の枠部の交
差部に位置する凹部13と凹部23を嵌合させて重ね合
わせる(図4も参照)。
【0016】図2において、第1のマット11と第2の
マット21を重ね合わせたことにより形成される新たな
孔部の開孔径はD2であって、この開孔径D2は図5に
示す従来のマット1の孔部2の開孔径D2に等しい。す
なわち、第1のマット11と第2のマット21を重ね合
わせることにより構成される本芝生用マットの孔部の開
孔径はD1からD2に実質的に大幅に縮小される。
【0017】プレーヤーはこの第1のマット11と第2
のマット21上を歩行するが、第1のマット11と第2
のマット21を重ね合わせた状態での孔部12、22の
開孔径は大幅に縮小されているので、くつ底が孔部1
2、22に入り込むことはなく、プレーヤーは図5の従
来のマット1と同様に歩行できる。また地面に繁茂する
芝生は孔部12、22の縁部にからみ付く。
【0018】さて、ゴルフ場のコース変更などにともな
うメンテナンス時には、第1のマット11と第2のマッ
ト21は地面から剥がされる。この場合、まず上側の第
2のマット21をめくり上げて剥がすが、その孔部22
の開孔径D1は大きいので、からみついてる芝生の量は
図5に示す従来のマット1よりも少なく、しかも孔部2
2は大きいので第2のマット21の重量は図5に示す従
来のマット1よりもはるかに軽く、したがって第2のマ
ット22は難なく地面からめくり上げて剥がすことがで
きる。
【0019】次に下側の第1のマット11を地面からめ
くり上げて剥がすが、この場合も第2のマット21の場
合と同様の理由により、難なく地面からめくり上げて剥
がすことができる。このようにして地面から剥がされた
第1のマット11と第2のマット21は、所望の場所へ
運搬されて再度敷設される。
【0020】本発明は上記実施例に限定されないのであ
って、例えば上記実施例では、孔部の形状は4角形であ
るが、平行四辺形などの他の形状でもよいものである。
またマットの材料としては、ゴムや合成樹脂以外にも、
バーク(木屑)を固化したものでもよい。また本発明に
係る芝生用マットは、ゴルフ場以外にも、例えば家庭に
おける芝生用マットとしても使用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、芝生上に
敷設される孔部12が開孔された第1のマット11と、
この第1のマット11上に重ね合わされる孔部22が開
孔された第2のマット21とから芝生用マットを構成
し、第1のマット11の上面と第2のマット21の下面
の交差部に、互いに嵌合する凹部13、23を形成して
いるので、第1のマット11と第2のマット21の孔部
12、22の開孔径D1を従来のマット1の孔部2の開
孔径D2よりも大きくして開孔面積を大幅に広くでき、
したがって第1のマット11や第2のマット22を難な
く地面から剥がして移し替えることができる。また孔部
12、22の開孔面積が大きくなることにより、第1の
マット11と第2のマット21の1枚当りの重量も大幅
に軽減されるので、剥離作業や運搬も極めて容易とな
り、ゴルフ場などにおけるメンテナンスにとってきわめ
て有利である。しかも第1のマット11上に第2のマッ
ト21を重ね合わせた状態では、孔部12、22は実質
的に大幅に縮小されるので、くつ底が孔部12、22に
入り込むことはなく、プレーヤーは支障なくその上を歩
行できる。さらには、第1のマットと第2のマットを同
形同寸に形成することが可能であるので、製造コストも
安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の第1のマットと第2のマッ
トの分離状態の斜視図
【図2】本発明の一実施例の第1のマットと第2のマッ
トの重ね合わせた状態の平面図
【図3】本発明の一実施例の第1のマットと第2のマッ
トの重ね合わせた状態の断面図
【図4】本発明の一実施例の第1のマットと第2のマッ
トの部分斜視図
【図5】従来の芝生用マットの部分平面図
【図6】従来の芝生用マットの部分断面図
【符号の説明】
11 第1のマット 12 孔部 13 凹部 21 第2のマット 22 孔部 23 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝生上に敷設される孔部12が開孔され
    た第1のマット11と、この第1のマット11上に重ね
    合わされる孔部22が開孔された第2のマット21とか
    ら成り、前記第1のマット11の上面と前記第2のマッ
    ト21の下面の交差部に、互いに嵌合する凹部13、2
    3を形成したことを特徴とする芝生用マット。
JP22574294A 1994-08-25 1994-08-25 芝生用マット Expired - Lifetime JP2620757B2 (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008023964A1 (en) * 2006-08-25 2008-02-28 Chang-Sub Son Grass protection mat
JP2009131233A (ja) * 2007-11-07 2009-06-18 Hayashi Bussan Hatsumei Kenkyusho:Kk 植物保護資材
KR101959823B1 (ko) * 2018-10-08 2019-03-20 (주)하이탑 웨이브 구조를 형성하여 충격흡수 및 완충기능을 제공하는 잔디보호매트
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KR101980084B1 (ko) * 2018-10-08 2019-05-20 (주)하이탑 내부와 외부로 구분되어 서로 다른 탄성을 갖도록 제조된 조립식 잔디보호매트

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